キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/08/26(水) 00:17:11 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【影の役者】鈴仙奮闘記30【天才の相棒】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1435582878/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。

全幻想郷代表選抜大会で活躍し、代表メンバーの一員となる事を夢見てきた鈴仙はある日、
自身が『プロジェクト・カウンターハクレイ』のキャプテン候補に選ばれている事を知る。
それは霊夢や紫達幻想郷に敵対し、以て幻想郷の価値観を覆すという壮大な計画。
更に鈴仙は、全幻想郷代表の下部組織、『リアル・幻想・セブン』の一員として、
乱心した八雲紫と幻想郷を救って欲しいと紫の式・八雲藍から懇願された。

結論を出せず思い悩む鈴仙の心の隙を突く悪しき者も居た。
幻想郷の人心を把握し暗躍する豊聡耳神子とその一派は、ありとあらゆる手段で鈴仙を苦しめる。
幸いにも鈴仙は仲間を信じる事で、彼女達による魔の手を乗り切り準決勝を突破したが、
紫の弱みに付け込み責任を逃れた神子達は未だ潜伏を続け、『ハイパーカンピオーネ』計画の成就を狙う。

そんな中、準決勝第二試合。紅魔スカーレットムーンズ対博麗連合2015の対戦が幕を開けた。
総合力と大技で押し切り、前半で2点のリードを奪った博麗連合は一見順風満帆。
しかしその影で、キャプテンの霊夢は大きな挫折と劣等感に苦しむ親友・霧雨魔理沙との距離感に悩んでいた。
一方、紅魔スカーレットムーンズは点差を前にしてもますます結束を強め、後半戦でも好プレーを見せる。
――が。体力の消耗を悟った風なパチュリーは、仲間のパスを突然カットして……?

861 :森崎名無しさん:2015/10/12(月) 11:53:03 ID:???
【その時】鈴仙奮闘記32【歴史が動いた】
【紫の苦悩】鈴仙奮闘記32【霊夢の困惑】
【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】

3点差になったがまだまだ安心できない、ディアスじゃないけど少なくとも5点差はいかないと。
キーパーが変わっただけで3点差から同点になった試合(第1次ハンブルグ戦)や、
現実世界でも黒い霊夢というべきエウゼピオが0-3から
1人で4点あげて逆転した(1966年W杯のポルトガルVS北朝鮮)ケースがあるんだから。

862 :森崎名無しさん:2015/10/12(月) 17:02:12 ID:???
乙です

レミリア「なにやってんのよ霊夢。このままじゃ私達まで弱く見られちゃうじゃない」
森崎「ストラットの代わりに鈴仙を敵視する」
紫「鈴仙は優勝チームのゲームキャプテンで得点王だけど、今までの実績を考慮して選抜からは外すわ」

実際三点差を逆転する可能性はありますからね。博麗の攻撃陣はガッツ余ってるでしょうし
こっちは鈴仙と姫様以外も、てゐと佳歩も結構疲れてますし(忘れてた)
めったにないことだから、逆転劇は記憶に残りやすいとも言えますけど

【一つの物語の終わりと】鈴仙奮闘記32【新たな始まり】
【それぞれの】鈴仙奮闘記32【行く道】
【月の賢者と】鈴仙奮闘記32【楽園の賢者】
【幻想郷選抜大会】鈴仙奮闘記32【フィナーレ!】

863 :森崎名無しさん:2015/10/12(月) 19:48:15 ID:???
さあ、アリスさんにイエロー渡して死体蹴りだ

864 :森崎名無しさん:2015/10/12(月) 20:19:17 ID:???
いやここはレッドカードでエターナルぼっちだ!そうすれば人気投票でも
ネタ枠で上位になって人気者になれるぞ!

……そんなアリスさんに対して、
励ましてくれる人: ロベルト(全裸)
友達になってくれる人: 佐野
もてあそびに来る人:


……御母堂も御姉様方、どうかその節は励ましてやってください。

865 :森崎名無しさん:2015/10/12(月) 20:21:14 ID:???
ロベルト(全裸)…ヒャッホー!

866 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/12(月) 22:59:15 ID:???
こんばんは、更新を再開します。
(このスレは埋めネタをせず、最後まで埋めようと思います。)
>>858
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
>>859
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
>>860
スレタイ提案ありがとうございます!
>>861
スレタイ提案ありがとうございます!
博麗連合も引きが良ければこれから逆転不可能という訳ではないので、もうちょっと続けたいですね。
霊夢がこれから4点取れるかは分かりませんがw
>>862
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
てゐは色々使いやすいですが、最大ガッツの低さがネックですね。
実は博麗チームも割と消耗していたりします。これで1点取れてれば必要経費だったのですが…(泣)
>>863
アリスさんの反則もそうですが、衣玖さんの負傷もあるので、博麗連合はかなりきついですね。
攻めたくても攻められない状況が続きそうです。
>>864-865
ここでロベルト(全裸)が出るあたり持ってますね。
持ちすぎてレッドカードにならないと良いのですが…W

867 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/12(月) 23:01:03 ID:???
★鈴仙→マインドスターマイン 60 ( クラブ7 )( 6 + 6 )=72★*フラグ回収!
★萃香→低いクリア 56 ( ダイヤ8 )( 2 + 1 )=59★
★超モリサキ→パンチング 61 ( ダイヤ3 )( 3 + 4 )+(バランス崩しペナ-2)+(鋭いパンチング+3)=69★
≧2→鈴仙の「マインドスターマイン」が博麗連合ゴールに炸裂する!

バシュウウウウウウウウウッ、クッ――スカッ!

萃香「ちいいっ、外したか!」

超モリサキ「何やってるんだ! この程度――それっ!」

バアアアアッ! ブウウンッ!!

鈴仙がダイレクトに放ったシュートは萃香の全身を僅かに越えた。
このこと自体は、元々鈴仙の方が速度と技術において優れていたために、さしたる驚きは無かった。
そして次に、超モリサキが体勢を崩しながらも鮮やかなセービングに向かえた事も、
準決勝までの彼の根性溢れるパフォーマンスを知るファンからしては、ごく当然の事だった。

鈴仙「(――な、なんでこんな無茶な体勢から、こんな綺麗なパンチングが出来るのよ……!)」

シュートを撃った直後の鈴仙も最初は、今回は超モリサキのセービングに舌を巻かざるを得ないと思っていた。
2−0のこの局面、相手としても死力を尽くして守って来るのは明らか。
ここは素直に、相手の実力を評価するしかないと、内心でどこか諦めのような気持ちが渦巻いていた。

鈴仙「(さっきの『マインドエクスプロージョン』が決まったのは本当にマグレ。
やっぱり、森崎を相手に真正面から攻めるのは、厳しかったかしら……?)」

そう思った鈴仙を尻目に、森崎がしたり顔で小ぶりな右腕を力強く振り下ろす。
――しかし。

868 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/12(月) 23:02:20 ID:???
鈴仙「(……いや、待って。真正面のセービングじゃなかったら?)」

万事休すと思った矢先に、鈴仙の脳裏に別の考えも浮かんでいた。
眼前に高い壁があるならば、別の視点から攻められないか。
そう発想した時点で、鈴仙は無意識に森崎に弾かれつつあったボールを脚でトラップし直していた。

タッ……ガシッ。

超モリサキ「……!!」

鈴仙「(森崎はセービングに比べ、一対一での動きがやや甘い!
そして、森崎の体型からして、本来のフィジカルはあまり強くない!
ここまで分かっていたら、この局面でもゴールを決められる手段が……あるじゃないの!)」

思えば、こうした窮地において諦めないという気持ちは、以前の鈴仙には無いものだった。
それが今、彼女の頭は最後の最後までゴールにしがみ付くという強い想いを抱いていた。

鈴仙「(私がこれまでのサッカーで学んだのは、友情だけじゃない!
いや、これはむしろ、これまでの私を支えてくれた原動力とも言える気持ち。
私も、中山さんやパスカル君のように、最後まで、諦めずに……やってみる!)」

超モリサキ「ダイレクトシュートと見せかけての一対一か?
言っておくが、一対一は俺の弱点じゃあ無い。超一流のドリブラーが相手ならともかく、
お前程度のドリブルで、そう簡単にゴールを揺らせはせんぞ!」

鈴仙「知ってる。だけど、それだけで諦めると思って!?」

ダッ! グワアアアアッ、バシュウウウウウウウウウウッ!

1メートル程度の距離でマインドエクスプロージョンを撃ち放つ。
踏み込みの距離、加速度、コントロール幅。ミドルで撃つよりもそれらは劣る。
しかし、それでも尚このシュートには超モリサキを倒せる可能性があると信じての事だった。

869 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/12(月) 23:05:34 ID:???
ギュン、ギュンギュンギュン……!

超モリサキ「この程度……!」

――バッ!

超モリサキは当然にシュートを両手でガッシリと包み込む。しかし、それ以降が続かなかった。

――ギュンッ、グググッ……バシイイッ!

シュートは森崎の腕から跳ねあがった。
通常真っ直ぐな軌道を描くマインドエクスプロージョンと違い、短距離でゴールを目指すそれは、
普段の数倍の浮力が働いていた為に、僅かにホップアップして超モリサキの身体を弾き飛ばした。
無論、それでもいつもの超モリサキならば子ども騙しも良い所と、改めて防ぐか、せめて弾く程度の事は出来た筈だった。
しかし、今回は超モリサキにとって状況は不利に働いた。

超モリサキ「ふざ、けるな……!!」

グッ……!

まず第一に、超モリサキは一連の攻撃により大きく消耗しつつあったこと。そして第二に。

ググ……! ――ズキィイイイイッ!!

超モリサキ「――!!(――こ、腰が……! 腰がまた、痛みやがった……!!)」

一連の動きに加えた、体勢を崩した状況からのセービング。
そしてそれを更に取り返す為の無茶なダイビングにより、
永遠亭での治療により一旦は鎮めていた腰の痛みが、再び呼び起こされた事が大きかった。

870 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/10/12(月) 23:25:45 ID:???
バシュッ。ズバアアアッ!   ――ピピィイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

しかし、如何に超モリサキが普段の実力を発揮し、
慢心は無かったと擁護するにしても、超モリサキは間違い無く、鈴仙に一度ならず二度も敗北した。
その事実だけは、如何なる言葉を用いたとしても、覆す事は不可能だ。
勢いよく揺れたゴールネットと、審判のホイッスルは、彼に対し残酷にもそう宣告していた。


永遠亭ルナティックス 2 − 0 博麗連合2015

大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ):
14ゴール 鈴仙
13ゴール レミリア
9ゴール  フランドール、射命丸、魔理沙
7ゴール  勇儀
6ゴール  来生、屠自古
5ゴール  星、諏訪子、霊夢
4ゴール  森崎、神子、反町
3ゴール  早苗、謎の向日葵仮面
2ゴール  神奈子、ピエール、メルラン、天子、赤蛮奇、空、佳歩、岬、永琳
1ゴール  妹紅、咲夜、美鈴、サニー、リリーB、ぬえ、響子、萃香
       影狼、藍、幽々子、幽香、針妙丸、パチュリー、小田、椛、パスカル

大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ):
6アシスト パチュリー、霊夢
5アシスト 小町
4アシスト てゐ、神子
3アシスト 早苗、ピエール、小悪魔、マミゾウ
2アシスト 森崎、反町、はたて、岬、空、お燐、ウサギB、レミリア、アリス
1アシスト 鈴仙、影狼、大妖精、橙、諏訪子、佳歩
       衣玖、針妙丸、リリーW、ルナサ、ぬえ、永琳、妹紅
(※新スレに続きます:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1444659859/

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