キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2015/10/12(月) 23:24:34 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで師匠を超えるために努力する物語です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【楽園の未来】鈴仙奮闘記31【映す試合】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1440515816/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠、八意永琳に並ぶ選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
永遠亭ルナティックスがついに迎えた、全幻想郷選抜大会決勝戦・博麗連合との大一番!
友人との距離に悩みつつも依然幻想郷一のプレーヤーたる博麗霊夢、
コンプレックスに自身の力で打ち克ち、夢と共に散る覚悟を決めた霧雨魔理沙、
そしてあらゆる逆境をも笑い飛ばし、自身こそが最強と信じて疑わぬ狂王・森崎有三…
彼らを中心に、技術でも精神面でも優れた博麗連合メンバーに対し、しかしルナティックスも負けておらず、
鈴仙や永琳やカグヤファンなどの力により優位に攻め切り、前半20分で3−0と圧倒的なリードを得た。
一方、そんな中でも新たな計画は着々と進んでいる。
霊夢を倒し、幻想郷の秩序の変革を狙う『プロジェクト・カウンターハクレイ』。
八雲紫が企む『リアル・幻想・セブン』計画に、それを利用した内部改革を意図する紫の式・八雲藍。
そして鈴仙の親友・妖夢をも利用し覇権を握るべく暗躍する、豊聡耳神子を中心とした『アナザーカンピオーネ』計画……。
鈴仙はいずれ、その何れかに与し、あるいは敵対しなくてはならないだろう。
果たして試合の行方は。鈴仙の選ぶ道は。そして幻想郷と外の世界の未来は。
もう昨日には戻れないにも拘わらず、彼女達は何の為に、何を夢見て戦うのだろうか。
895 :
鈴仙奮闘記@
◆85KeWZMVkQ
:2015/12/03(木) 00:13:36 ID:+TwaLqz+
★謎のログハウス仮面→ スペード7 ★
ダイヤ・ハート・スペード→レティ「あら、私を誘いに。……それなら、お言葉に甘えましょうかしら」
鈴仙「(ドアを開けたとたん、謎の向日葵仮面に顔面を掴まれて、
そのままボランチに必要な能力を吸収されたりとかしないかしら…………)」
そんな鈴仙の不安は運よく的中しなかった。
ギイ……。
レティ「あら、鈴仙じゃないの。ブロック技術でも教わりに来た?」
ドアを開けた人物は、まさしく鈴仙が会いたいと思っていた人物その人、
冬の妖怪、レティ・ホワイトロックだったからだ。彼女は温和な笑みで鈴仙を迎えてくれた。
鈴仙「(ホッ……)レティさん、ご無沙汰してます。
単刀直入なんですけど、これからコーヒーでもいかがですか?」
レティ「手短ね。……まあ、でも。他人からの誘いなんて珍しいから。
それなら、お言葉に甘えようかしら。――幽香、良いかしら?」
レティは鈴仙の提案を二つ返事でOKした後、
どうやら家の奥で手芸に勤しんでいるらしい幽香に向かって確認を取った。
家の奥から特に返事が帰ってこない事に鈴仙は戸惑ったが、
レティ曰く、沈黙はつまり了解を意味する為、別に問題無いという説明を受けた。
鈴仙「……えっと。それじゃ、今から飛んで人里まで向かいましょ」
レティ「ええ。了解したわ」
そんな訳で、二人ごくごく簡単に人里の喫茶店で落ち合う約束し、そして――。
896 :
鈴仙奮闘記@
◆85KeWZMVkQ
:2015/12/03(木) 00:15:08 ID:+TwaLqz+
〜人里・喫茶「ミラクルフルーツ」〜
店員「いらっしゃいませー!」
レティ「少し手狭だけど、可愛らしい内装ね。こういうのが、最近の若い女の子に受けているのかしら?」
鈴仙「私にもちょっと良く分からないですねぇ。流行の流行廃りとかは、正直着いていく気がしなくて」
太陽の畑での約束から半時も経たずに、鈴仙とレティは人里中心部の喫茶店へと戻っていた。
「ミラクルフルーツ」という看板が掲げられた、この近代的なコーヒーショップは話によると、
守矢神社が主体となって経営しているらしく、当神社の神々達が主張する、『現代感覚』をふんだんに取り入れているらしい。
店員「いらっしゃいませー、ご注文は何になさいますか?」
客「えっとぉー、ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップ
キャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノでぇ、あとぉ、
シングルベンティキャラメルアーモンドヘーゼルナッツモカホワイトモカツーパーセントチョコチップ
エキストラホイップキャラメルソースチョコソースジェリーバニラクリームフラペチーノで」
店員「はい、かしこまりましたー」
鈴仙「……あんぐり」
レティ「――今のは何かしら。呪文?」
そして彼女達守矢の神々が提唱する『現代感覚』とは、
往々にして鈴仙達旧時代の妖怪達にとっては非常識であり意味不明だった。
現代どころか中世ヨーロッパで魔女が唱えていたような呪文を詠唱する先客を前に、
鈴仙とレティは困惑顔で互いに顔を見やる。
897 :
鈴仙奮闘記@
◆85KeWZMVkQ
:2015/12/03(木) 00:17:03 ID:+TwaLqz+
鈴仙「あ、あの。私、券持ってるんですけど……」
店員「あーはい。クーポン券ですねー。でしたらオリジナルブレンドが二つとなりますが、よろしいでしょうか?」
鈴仙「(良かった。私達のは普通なのね……)はい、お願いします」
――今回幸運だったのは、鈴仙がクーポン券を持っており、
その券では色々考える間でも無く、一番シンプルなメニューを頼むしかなかった事だろうか。
鈴仙とレティは無事に真っ黒なコーヒーの入った熱いボトルを、空いている席に置き、
やがてポツポツと談笑を始める。最初は先の大会の話やサッカーの技術論的な話が主だったが、
次第に時間が経つと互いに打ち解けて来て、比較的込み入った話題でも話せそうな気分になる。
鈴仙「(レティさんは努力を重ねた結果、過去から現在まで幻想郷サッカーの古豪として
名を馳せ続けて来た。その結果、一部の人間や妖怪からも彼女を英雄として崇める者すら居るという。
私にとっても、仲良くしてくれたり、色々練習も見てくれた恩人でもある)」
レティ「……鈴仙、どうしたの? 何か話したい事があるなら、言ってみても良いわよ」
898 :
鈴仙奮闘記@
◆85KeWZMVkQ
:2015/12/03(木) 00:18:28 ID:+TwaLqz+
そんな折に、レティは鈴仙の心境を読み取ったかの如く、優しい視線を鈴仙に向けて来てくれた。
鈴仙はしどろもどろになりそうなのを堪えて、冷静にレティに対して何を聞くかを考える。
そして――。
A:レティの幻想郷に関する思いについて。
B:リグルや幽香の最近について。
C:鈴仙自身の今後について。
D:鈴仙の守備能力に関する課題について。
E:……やっぱりいいや。このまま雑談を続ける。
F:その他 自由選択枠
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
899 :
森崎名無しさん
:2015/12/03(木) 00:21:08 ID:uljSGSXU
C
900 :
森崎名無しさん
:2015/12/03(木) 00:22:40 ID:k/UvTNY2
C
901 :
森崎名無しさん
:2015/12/03(木) 00:23:21 ID:0FzMCTmQ
F SUMOUについて
902 :
森崎名無しさん
:2015/12/03(木) 00:23:43 ID:???
何か話したい事があるなら、言ってみてもいいって?
F 中西との横綱決戦について
903 :
鈴仙奮闘記@
◆85KeWZMVkQ
:2015/12/03(木) 00:24:23 ID:???
Cが選ばれた! ……と、いった所で容量が結構ギリギリなので、
若干中途半端ではありますが、今日の更新とこのスレでの更新はここまでにしようと思います。
次スレにつきましては明日立てますので、もしも追加でスレタイを提案したい方が居ましたら、
【】鈴仙奮闘記33【】
の形で考えて下さると幸いです。
それでは、皆さま、本日もお疲れ様でした。
904 :
森崎名無しさん
:2015/12/03(木) 21:35:49 ID:???
【レイセン】鈴仙奮闘記33【アレアレオー】
【バモ】鈴仙奮闘記33【レイセン】
905 :
鈴仙奮闘記@
◆85KeWZMVkQ
:2015/12/30(水) 01:14:11 ID:???
〜永遠亭・外〜
ガヤガヤ、ガヤガヤ……。
アナウンサー「――こちらが、近日忽然と現れた長野県・幻想郷地区の一角です!
竹林に囲まれた豪華な和風建築に出入りするのは、兎耳……の、コスプレをした
幼稚園から小学生程の少女たちが居ます! これはどういう文化でしょうか!?」
永遠亭を囲う迷いの竹林は、今や無数の人間達によって四方を包囲されていた。
彼らはカメラやマイク――幻想郷では河童か鴉天狗以外は身に付けないであろう機材を持っており、
奇異の目線で外で働く名も無き兎妖怪を見つめている。
輝夜「くぉらぁ! 一体どーいう騒ぎよこれは! お蔭で親フラと勘違いされたでしょうが!!」
アナウンサー「あ! 家主らしき女性が出てきました! すいませーん、ここは一体、どういう施設なのでしょうか!?」
輝夜「え? まぁー、病院みたいなトコよ!」
アナウンサー「え、病院!? こちらではどういった治療を行っているのですか?!
貴女がドクターなのですか!? 医療法上の届出はどうなってるんですか?」
輝夜「うーん。詳しい事はえーりんに聞いて貰わないと困るんだけど……まぁ、アレよ。
最近はやりの水素水とかアーユルヴェーダとか。そんな系な治療よ、多分!!」
アナウンサー「そ、それは医師免許を持った医師が行っているのでしょうか……」
輝夜「大丈夫大丈夫! えーりんは天才だからそんな免許とかに縛られる器の小さい女じゃないし、
それに私、こう見えても「ブラックジャック」全巻読んでるから!!
後自分が死んだ時も自分で縫合とかやってるから、多分大丈夫っしょ!?」
アナウンサー「え、えーと。多分違法だと思いますが。それはどういう宗教用語で……?」
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