キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【悪運悪待】私の巫女様11【悪撃悪手】

1 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2015/10/22(木) 23:20:14 ID:???
【!注意!】
作者のオリジナルキャラクターっぽいものを中心として進行するスレとなっており、
その上、作者のお気に入りのキャラクターや、作品が多数参加します。
また、リアルサッカーっぽいですがトンデモサッカー枠です。

また、AA(アスキーアート)を使う予定があります。
スレ主としては、2ch専用ブラウザの導入をオススメしております。

【前スレ】
【全国への】私の巫女様]【険しき道のり】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1431185982/

【ルール】
神様の声が聞こえる巫女さんになって、
本編とほぼ同じく、選択肢を見て適切……あるいは、面白そうな選択肢を選んで進行します。
最終的には、全国の舞台でNo.1になる事が目標……?

【リンク集】
キャプテン森崎まとめ@Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/

私の巫女様 専用Wiki
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/93.html

〜前回までの巫女さん〜
鎌瀬「いやぁ負けた負けた!」 ハハハ
早居「認めない!こんな結末!!」
原村「負けませんよ君代さん」
黒咲「言ってろピンク女」
宮永「コモンセンスだよ〜」
竹井「悪待ちっていいわよねー」
京太郎「ガチャ、付き人、金髪の後輩……うっ頭が」

638 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/15(月) 05:48:52 ID:???
現在

B 1票
F 2票(要3票)
G(命に加えて、明堂にも謝罪させる) 1票

……です。

639 :森崎名無しさん:2016/02/15(月) 06:55:05 ID:JLm9ddBQ
B

640 :森崎名無しさん:2016/02/15(月) 10:47:44 ID:???
こちらも吹き飛ばされて負傷している人間はいるし、清澄が怪我人にプレイさせ続けた結果
本人の反則で怪我が悪化したわけでここで明堂にまで謝らせるってのもあまりスッキリしない。
とはいえ反則の危険の大きいプレイスタイルを命が許容しているのは確かだからBくらいが適当か



641 :森崎名無しさん:2016/02/15(月) 12:09:23 ID:???
経験不足からくるものだからね。怪我をさせたくてさせた訳では無いからね。

642 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/15(月) 23:43:27 ID:???
バトスピのことしか考えてなかったので艦これ全然触ってません
E-1とか概要もわかってないです

純源氏は速攻に勝てない、ハッキリわかんだね
マークオブゾロまで積む勇気はなかった

>>633
ふーちゃん「何のことだかわからないですねぇ」
めーちゃん「ぜんぜん、わからんなぁ」

>>637
いいのよ

>>640 >>641
正回答です!
完璧な回答なので神力プレゼントです。

こんな感じで投票に理由がついていると、ワタシの気まぐれでボーナスつけます。

先着一名様で
★正解プレゼント→! dice★

643 :森崎名無しさん:2016/02/15(月) 23:44:42 ID:???
★正解プレゼント→ 6

644 :森崎名無しさん:2016/02/15(月) 23:53:38 ID:???
今度のバトスピが仮面ライダーWというのはマジなんでしょうか

645 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/15(月) 23:57:51 ID:???
>>644
マジです。
2体のスピリットをブレイヴ1つでくっつけますよ。
デュエルマスターズで言うとこのゴッドリンクっぽい感じです。

あと今度、ウルトラ怪獣が出ます(大マジ)

バトスピもし始めるならレクチャーとかやりますよ〜
いやホント対戦相手いないんでなんとかして下さい

646 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/16(火) 01:50:22 ID:???
B 反則、負傷について謝罪する。
――――――――――――――――――――――――――――――――
君代 命
「すいませんでした!」 ペコリ

竹井 久
「! ……」
(素直に謝ってきた? あの諏訪社が……?)

一瞬驚いたような表情を浮かべた後、
また先ほどと同じく、険しい表情に戻っていく竹井さん。
素直な謝罪は予想してなかったんでしょうか、呆気にとられたって感じの反応ですね。

竹井 久
「それは――どういう意味での謝罪かしら?
 あんまり変な事を言うようだったら。
 後輩を病院に送らなくちゃいけないのよ、私」 スッ

言葉少なに立ち去ろうとする竹井さん。

す、少しでも誤解を解かないと! 
このまま別れたんじゃ――なんだかスゴく不味い気がする!

君代 命
「め、明堂さんのアレは故意じゃないんです。
 サッカー歴が1年しか無くて、空手家だったものですから……」

慌てて話したものだから、会話が断片的になっちゃう……!
言い訳じみているとは私も思います、けど事実なわけで!

647 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/16(火) 02:03:44 ID:???
竹井 久
「サッカー歴1年の空手家……ねぇ」 ジロ

怪しいものを見る目でこちらを見る竹井さん。
……ただ、その眼光には怒りだけではなく思案も含まれていました。

竹井 久
(空手出身――ってのはなんとなくわからないでもないわ。
 武術をサッカーに応用するのは、スウェーデンの伝説的ストライカー――
 "ズラタン・イブラヒモヴィッチ" の "テコンドー" を応用したスタイルが代表的よね)

清澄中学校にも "ハンドボール" 出身であることを武器にする "須賀 京太郎" がいるし、
 "スキージャンプ" 出身のFW―― "宮永 咲" がいる。
他競技経験者が、サッカーでも優れた才能を示すことは何ら珍しくない。

竹井 久
(あの飛び蹴りは、空手出身特有の物だったのね。
 胴にこれ以上無く、完璧に蹴りが決まったのは過失だった――と)

ハッキリ言って、100%鵜呑みにするには出来過ぎたシナリオではあった。
――ただ、目の前で狼狽えながら話す "君代 命" が嘘を言っているようにも見えない。

竹井 久
(これでウソ吐いてんなら、俳優にでも転向した方がいいわね――) ジロジロ

君代 命
(も、もっとうまく説明しないと……完全に疑われてますよ私!)

竹井 久
「はぁ――……わかったわ、嘘言ってるようには見えないし。
 "故意じゃなかった" ってのは……私は信じる。 
 信じるけど、けど……気持ちいい試合じゃなかったわね」

648 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/16(火) 02:10:37 ID:???
君代 命
「うぐ……はい」

一瞬許してくれる……?
と思いましたが、やっぱり完全には許してくれないようですね。
中学最初で、最後の公式戦がこの試合では――後悔も残りますか。

竹井 久
「勝ち負けに関しては納得してるわ。
 ――多分、咲も和も須賀くんも優希も、まこも。

 ただ内容に納得してないのよ。
 怪我だってサッカーの一部だって分かってても、
 怪我を押して出続けた結果、重症を負ったのも理解はしてる――。
 
 ただ、そのきっかけが反則での負傷だったのがね。
 私達、特に須賀くんと咲なんかは "半年くらいしか" サッカーをしてないの。
 だから理解はしてても特に納得出来ないと思うわ」

君代 命
「は、半年……半年であのプレーですか!?」

竹井 久
「そうよ、私だってビックリしてるんだから。
 ――だから来年の清澄は負けない。 絶対にやってくれるわ」

君代 命
「来年……」

菱型先輩、剣立先輩、涼先輩を失う私達。
それで……清澄中学校に勝てるんでしょうか?

649 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/16(火) 02:14:25 ID:???
竹井 久
「じゃ、私は行くわ。
 後輩を救急車に乗せるまで付き添いたいの」 ヒラ

踵を返し、去っていく竹井さん。
……来年、ですか。

チャ・ザ神
(それよりか眼前の決勝戦でしょう、命)

それも……そうですか、そうですね。
来年のことより、明後日の決勝戦……ですよね。

他に……話す相手って居るでしょうか?

どうしますか?
――――――――――――――――――――――――――――――――
× 須賀さんを押さえ込んでいる竹井さんに話しかける。
B 宥めている染谷さんに話しかける。
C 同じく宥めている原村さんに話しかける。
D 怒りの須賀さんへ話しかける。
E びえびえ泣いている片岡さんに話しかける。
F なんだか面白い予感がするので、観客席へ走る。
G ……話しかけない。
H その他(内容もどうぞ)
――――――――――――――――――――――――――――――――
先に【2】票入った選択肢が採用されます。 
(IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。

650 :森崎名無しさん:2016/02/16(火) 12:39:27 ID:mf6iRDz6
F

651 :森崎名無しさん:2016/02/16(火) 16:49:32 ID:jLfRGm9s
C

652 :森崎名無しさん:2016/02/16(火) 19:22:13 ID:ryTTING+
C

653 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/18(木) 02:02:26 ID:???
帰宅が遅すぎてマトモに更新できないです。
申し訳ない。

「原村さんとどんな話をしたいですか?」

――――――――――――――――――――――――――――――――
A 今日の試合について。
B ケガについて。
C 今後どうするのか(長野代表に入るのか?)
D 須賀さんとの関係について(彼氏でしょ?)
E おもちの話(セクハラ)
F その他(内容もどうぞ)
――――――――――――――――――――――――――――――――
先に【2】票入った選択肢が採用されます。 
(IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。

654 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/18(木) 02:08:12 ID:???
*ふろく
 原村さんも先程の竹井さんと同じように怒っているように見えます。

655 :森崎名無しさん:2016/02/18(木) 03:59:27 ID:qRpIUfFE
B

656 :森崎名無しさん:2016/02/18(木) 08:59:00 ID:tIRDJogI
B

657 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/20(土) 12:30:31 ID:???
本日夜から更新再開します。

……清澄勢と関係が悪くなってるんで、
全国編キツそうっすね(アへ顔)
命、どうにかしろ。

658 :森崎名無しさん:2016/02/20(土) 12:40:26 ID:???
相手の意識に友好を植えつける奇跡があればなんとかなるんじゃない?(適当)
普通にやって意思疎通は・・・選択肢・・・カード・・・たぶんきっとおそらく無理、ドロドロしそう

659 :森崎名無しさん:2016/02/21(日) 02:24:29 ID:???
お見舞いとかしてある程度軽減させよう(入院するほどか分からないけど)
県内だったら多分大丈夫、かなあ
幸いこっちが向こうを嫌ってる事はないし、咲をどうにかすれば大丈夫
一番難易度高そうだけど
一応最終手段として姉を寝取る計画も考えておこう

660 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/22(月) 03:08:55 ID:???
>>658
そんな暗黒魔法みたいな奇跡は……
ないよね 多分無い きっとない

>>659
咲ちゃんは気難しい部類ですからね……特に姉関係だと。
ただ仲間になれればハードルは低くなります。
"長野代表" に参加する義務はありませんが。

白糸台のチャンピオン
「なんだか寒気がする」 モグモグ
白糸台のシャープシューター
「アイスを食う手を止めろ」

更新できませんでした……(小声)
近々更新します、打ち切りはないです。

追伸
某AAサッカースレがエターしてしまって、いっぱい悲しい。

661 :森崎名無しさん:2016/02/23(火) 23:44:52 ID:???
まずは二人の共通点から探してみよう
胸が小さい、細い、比較的慎重は低い、変な巨乳から好かれる、
特殊能力持ち、何かと不幸、幼なじみ男が比較的地味、
初めての試合のチームメイトが正式のサッカー部員じゃない、
仲間にさらに小さな女の子がいる…………
違う所といえば女性関係が爛れてるぐらいじゃないか!

662 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/23(火) 23:58:29 ID:???
>>661
こんなん草しか生えませんやん!

先着一名様で
★神力プレゼント→! dice★

663 :森崎名無しさん:2016/02/23(火) 23:59:40 ID:???
★神力プレゼント→ 2

664 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/24(水) 00:25:42 ID:???
仕事と体調不良のため更新は難しいです。
まだエターはないです。

665 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/27(土) 23:20:48 ID:???
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org302194.jpg
デター

666 :森崎名無しさん:2016/02/28(日) 01:41:29 ID:???
イベントできません! 一提督! 私! 寝ます!

667 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/02/28(日) 01:46:32 ID:???
E-3甲完遂!おわり!!
日曜日は用事のためお休みします。

>>666
いいのよ……
でもE-2はなんとかクリアするのよ……

668 :森崎名無しさん:2016/02/29(月) 22:53:03 ID:???
E-1すらクリアできなかった……! 丙提督でさえない俺は、一体何提督だっていうんだ!?

669 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/02(水) 01:11:41 ID:???
>>668
よそはよそ
うちはうち
私も3日不眠不休でイベントやったんで
余裕のない人はそんなもんかと

お知らせ
これからの展開が想定通りに行かないことが
ほぼ確定しどうしたもんか分からないのでおやすみします
ずい


めっきり現れなくなった深海棲艦
廃校の噂が持ち上がる艦娘たちの学校
蹴球道の全国大会で優勝すれば廃校は撤回

フリートサッカー、略してフリサカ 始まります!

670 :森崎名無しさん:2016/03/03(木) 17:22:12 ID:???
水上でサッカーするのか

671 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/05(土) 19:04:48 ID:???
>>670
水球かな?

更新イクゾー

672 :森崎名無しさん:2016/03/05(土) 19:21:55 ID:???
バッチコイ!

673 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/05(土) 19:42:09 ID:???
原村さんに話しかける
→ B ケガについて。
――――――――――――――――――――――――――――――――
君代 命
「原村さん!」

原村 和
「君代さんですか……」 ジロ

片岡 優希
「なんだじぇ! 負けたわたし達を笑いに来たのか!」 グスッグスッ

私が話しかけたのは "長野ベストイレブンDF" 原村 和さん。
半ばアイドル扱いされていると聞きましたが、それも納得ですね。

透き通るように輝く桃色の髪をツインテールにまとめて。
そこらのモデルなんて歯牙にもかけない、圧倒的なスタイル。
特にユニフォームの上からでもハッキリと主張してくる、砲弾バストは驚異の一言です。

チャ・ザ神
(胸囲だけに?)

君代 命
(肉まんでも詰めてるんじゃないですかね、アレ)

サッカー選手としては、パスの上手さとシュートコースを切る動きが特徴でしょうか。
あとは、後ろのGK――須賀さんに絶え間なく指示を出してましたね。
頭脳派、理論派、ソフトタイプなDFなんでしょう――いいストッパーが見つかれば輝けそうですが。

君代 命
(そこまで脚が速い感じもしなかったですし、1対1能力は低そうでしたね)

674 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/05(土) 20:04:26 ID:???
原村 和
「……色々とありましたが、負けましたよ」

君代 命
("色々と" ありましたよねぇ……) ゲソッ

原村 和
「DFとしての勝負も、私の負けだと思います。
 チームが3失点したのもそうですし、君代さんはFKで点まで決めている」

君代 命
「原村さんだって、攻撃の起点になっていたじゃないですか」

忘れもしない前半終了間際の失点。
ボランチの位置に上がった原村さんが、悠々と長いパスを出す瞬間。
巧みなボールキープで抜け出し、振り抜かれる右脚。

これで1年生だって言うから、イヤになりますね。

原村 和
「今の私ではあれより前にはいけなかったです。
 サイドの君代さん、中央の私と違いはありますが――。
 私と君代さんなら、ハッキリと君代さんの方が上でしょう。

 今の時点では、ですけれど」 キッ

君代 命
「は、はい」
(プレースタイルはソフトでも、性格はハードですね……)

チャ・ザ神
(単に負けず嫌いなだけでは?)

675 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/05(土) 23:18:13 ID:???
相手を賞賛しながら睨みつける、なかなか出来ることじゃないよ。
……DFとしてのライバル、になるんでしょうか? 原村さんは。

原村 和
「次は負け……痛っ」

脇腹のあたりを抑え、痛みに端正な顔を歪ませる。
剣立さんのシュートをブロックした際に痛めたのでしょう。

君代 命
「大丈夫……?」

原村 和
「これくらいでしたら大丈夫です。……私は、ですけどね」 ツイ

君代 命
「あ……」

原村さんが視線を向けた先には……。
担架に乗せられ、病院へと運ばれようとする"宮永 咲"がいた。
それを憎らしげ……いや、苦しそうに見送る原村さん。

原村 和
「……別にあなた方を恨んでるわけじゃないんです」

君代 命
「え?」

原村 和
「負傷した咲さんに、接触プレーをさせないと勝てない。
 そんな状態の私達が不甲斐ないんです」

676 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/05(土) 23:25:24 ID:???
負傷しても、いや重症を負っても戦い続けた宮永さん。
……思えば、ベンチに下げられても選手交代をしなかったのは。
もしクロスが上がった時、決められるのが宮永さんしか居なかったのでは?
重傷者であっても、それでも依存せざるを得なかった。
それが……。

原村 和
「いえ……咲さんを引っ込めてたら、一生恨まれてたかも知れませんね」

君代 命
「恨まれ……恨まれる? 一生?」

恨まれる。
ケガをしてベンチに下げるだけで、恨まれる……?

君代 命
「ケガをしてでも出なきゃいけない、そんな理由が宮永さんに?」

私の問いに、非常に答えづらそうに顔をしかめる原村さん。
言いたいが、言ってはいけない。 口を動かしてはいけない。
そんな思いが表情だけで読み取れる。

原村さんというのは、外見に反して大変な負けず嫌いで――
なおかつ、正直な、素直な人なのかもしれない。

しばらくモゴモゴと口を動かすだけだった原村さんが、ようやっと口を開く。

原村 和
「私の口からは言えないのですが……
 咲さんには、どうしても全国に行かなきゃいけない理由があったんです。
 ――サッカーで、です。 それも来年までにはって時間制限付きで」

677 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/05(土) 23:33:17 ID:???
君代 命
「……あんな素人くさいメンバーを抱えたまま、全国に行かなきゃいけない?」

確かに才能あふれる選手が揃っているのは分かりますが、それでもな目標。
いや――原村さんの表情から読むに "目的" ではなく "使命感" に感じる。
何を投げ打ってでもしなければならない、使命。

原村 和
「これを」

君代 命
「これは?」

スイと出されたメモ用紙。
そこには原村さんらしい几帳面な字で、住所と電話番号が書かれていました。

原村 和
「電話番号は私のものです、いつでも掛けてきて下さい。
 私の都合に合う限り、力になります。
 住所は――咲さんが入院する病院です。
 もし理由が知りたいのであれば、直接聞き出して下さい」

君代 命
「"原村さんの電話番号" と "宮永さんの入院先" ……」

原村 和
「今日のところは失礼します。
 ――咲さんの付き添いに行きたいので」 ペコ

そう言うと、足早に行ってしまう原村さん。
……宮永さんのお見舞い、絶対行こう。 行きましょうね。

678 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/05(土) 23:51:20 ID:???
君代 命
「……勝ったんですね」

橘 風華
「勝ちましたねぇ」

有栖 桃子
「勝てちゃった、わねぇ……」

気づけばグラウンドに、清澄の選手はいなくなっていて。
私達だって、ぞろぞろと戻ろうとしていた。

橘 風華
「これからどうされるんですか?
 明日は決勝戦前、最後の1日休日になりそうです。
 今日は……急いで向かえば "南諏訪浜中学校" の準決勝が見られるかもしれません」

君代 命
「急いでいけば、って事は……」

橘 風華
「間に合わない可能性もありますよ。
 ちょっとキックオフの時間はズレてるんですが、
 それでも長い時間、試合を見るのは無理だと思います」

君代 命
「……うーん」

急げば決勝の相手を見ることが出来るかもしれない。
けど、間に合わない場合は時間のムダ……かも知れない。
なら――。

679 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/05(土) 23:55:25 ID:???
どうする?
――――――――――――――――――――――――――――――――

A それでも、決勝戦を見に行く。
B みんな張り詰めてるはず、ここで解散して自由時間にしよう。
C 力が足りない、練習するため学校に戻る!
D 休ませるため、すぐに帰宅することを指示する。
E ……今からお見舞い行っちゃう?
F その他(内容も添えて下さい)
――――――――――――――――――――――――――――――――
先に【2】票入った選択肢が採用されます。 
(IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。

680 :森崎名無しさん:2016/03/06(日) 00:01:01 ID:ZiTXVeeQ
B

681 :森崎名無しさん:2016/03/06(日) 00:04:09 ID:mj8zfLMM
A

682 :森崎名無しさん:2016/03/06(日) 00:06:11 ID:9aqrLl5c
B

683 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/06(日) 00:55:02 ID:???
Bは観客席チャンス!
という訳で下記投票を置いて今日はここまで!

Q.誰と交流したいですか?

1 何故か来た 白糸台のシャープシューターさん
2 解説やってた 鎌瀬さん
3 あの金髪と黒髪の巨乳姉妹は……愛宕さん高雄さんだ!
4 賑やかな姉妹…… 金剛姉妹だ!
5 他にいる?

――――――――――――――――――――――――――――――――
先に【2】票入った選択肢が採用されます。 
(IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。

684 :森崎名無しさん:2016/03/06(日) 00:57:09 ID:zwEbnFrI
1

685 :森崎名無しさん:2016/03/06(日) 02:19:50 ID:sy9x7JRM
4 面白いこと起きそう

686 :森崎名無しさん:2016/03/06(日) 04:49:54 ID:LFLgB7l2
1

687 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/07(月) 01:44:25 ID:???
B みんな張り詰めてるはず、ここで解散して自由時間にしよう。
――――――――――――――――――――――――――――――――
橘 風華
「え、解散ですか?」

君代 命
「ええ……こうも繰り返し接戦を繰り返してたら、皆さん精神的に消耗してるでしょう。
 今日はもうサッカーのことは忘れて、各自自由にして下さい」

決勝を控えた中、突然の自由時間が与えられる。
この指示に対して、明らかに喜んだメンバーが居た。

崎詠 富留
「マジ?
 いやー助かったぁ……もう帰って寝たかったんだ。
 私の疲れを見ぬいたんですね、サンキュー!」 パァァ

菱型 咲夜
「そうね……正直な所、疲れたわ。
 これから試合の振り返りと言われても、多分碌なことは言えなかったわ」

守伊 優羽
「……ゆっくりやすむの」 クテ

有栖 涼
「ベンチに座ってるだけでも心が削れていくようであります……」

明確に喜んだのはこの4人だけでしたが、
他の皆さんも安堵の表情――大なり小なり心の疲労は溜まっていたようですね。
大事にならない内に見抜けて、本当に良かったです……。

*System 決勝戦時のペナルティが消えました。

688 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/07(月) 01:48:09 ID:???
君代 命
「ま、私は直帰しませんけど」

チャ・ザ神
(道草ですねぇ)

鎌瀬さんの詰めていた解説席などが設置された観客席。
途中の自販機で コーヒー を買い、そこに向かう私。

――気づいたのは、あちらが先。
________________________________
        ´:::::::::::::::::::::::::::` 、
    /::::;r─‐::::::::;r─:、:::::::\
   /::::::::/::::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::`、
   .'::::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::i:::::::::::::: 白糸台のシャープシューター
  :::::::::::i|::!::|::::|:::|i:::::::|l:::::|l::|::::::::::|::i 「ん……諏訪社のシャープシューター。
  i|:::::::::i|人|::::|::从::::儿;;八|::::::::::|::|  確か……"きみしろ みこと"と言ったか?
  i|:::::::::i| /モテ   モテハ::::::::::|::|
  i|:::::::::i|     ,     i|::::::::i|::|  どこかで見たような気がするが……気のせいか?」
  .八::::::八       u  リ ::::::リ::|
   ヽ/:::i:::...   r  ュ   ,.イ::::}/i:::|
    |:::::i::::::::>   <| l:::::i:::::i:::|
    |-=''"  ノ      人  `'=-|
  /、     ト=======/      \
 /⌒\   ハ       /     /⌒ヽ、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私に気づき、話しかけてきた人物。
170あってもおかしくない長身、腰辺りまで伸びる黒曜石の如く輝く髪。
10人中10人が"美人"と言うであろう女性。

加えて、私を "どこかで見たことがある" と言う――。

689 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/07(月) 01:59:22 ID:???
君代 命
「長身・長髪・ロングスカートのクールなお姉さま……」

落ち着いた、けれど一本筋の通った凛とした声。
見た目通り、クールな人物なのだと思わせられる。

白糸台のシャープシューター
「なぁ、私と何処かであったことは無いか?
 今日の試合見させてもらった、見事な"シャープシュート"――
 ロングパスだった、それに刃物のような鋭いタックル。

 率直に言って、君ほどの選手を何故忘れているのかわからないが覚えていない。
 もし逢ったことがあるなら、教えてくれないか?」

更に問いかけてくる女性に対して、私は――。
――――――――――――――――――――――――――――――――
どうする?

A 「同じ東京の選手同士じゃないですか、弘瀬さん」 同郷の選手つながり
B 「対戦したことあるじゃないですか、私達」 対戦した相手だった!
C 「……いや、覚えてませんね」 関わりはないぞ!
D 「同じ射手"シャープシューター"、それだけで十分じゃないですか?」 シンクロ!
E 「なんかすごい負けそうですね、完璧な敗北してそうです」 あおる
F その他(内容も添えて下さい)
――――――――――――――――――――――――――――――――
先に【2】票入った選択肢が採用されます。 
(IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。

690 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/07(月) 02:02:12 ID:???
そんな感じで今日はここまで!

691 :森崎名無しさん:2016/03/07(月) 02:11:51 ID:uS2E5+IY
F 「昔、男の人と勘違いされて、あなたに告白されて…その……」 菫さんに変な属性つけよう!

692 :森崎名無しさん:2016/03/07(月) 02:55:13 ID:l6381ryI
のった
>>691

693 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:02:28 ID:???
F 「昔、男の人と勘違いされて、あなたに告白されて…その……」 菫さんに変な属性つけよう!
――――――――――――――――――――――――――――――――
白糸台のシャープシューター
「なぁっ、あっ……思い出した! 思い出したぞ "君代 命"!」

君代 命
「……そうです、君代 命ですよ。 "弘世 菫(ひろせ すみれ)"さん」

頬は紅潮し、もじもじと身体を捩ることを我慢できません。
そう――私は昔、この "弘世 菫" さんに告白されたことがあるんです。

君代 命
「……もしも願いが叶うなら、吐息を白いバラに変えて。
 私を想いながら、部屋中に飾りたいでしたっけ?」

弘世 菫
「……///」 カァーッ

クールな風貌が真っ赤に染まり、顔を手で覆う姿は可愛らしいものです。
その後の言葉がなければ、私はこの人と付き合っていた――かも知れません。

弘世 菫
「だから……あれは間違いだったんだ。
 私は愚かにも、君をその……男だと思って告白してしまったんだから。
 だから、なんだ、あまりからかわないでくれ……」 カァァ

君代 命
「わかってますよ……。
 でもひどいじゃないですか、一度は告白した相手を忘れるなんて」 ムゥ

たとえ間違いでも――愛情を向けられた事は、忘れられないものなんですよ?

694 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:17:28 ID:???
弘世 菫
「本当に申し訳ない……」 ペコペコ

頬を桃色に染めたまま、ペコペコと謝る姿が可愛らしくて。
弘世さんは本当に私を男と勘違いして、真摯に告白してきたんでしょう。

君代 命
(そりゃあ、私はパッと見だと――少年のようにも見えますけど)

だからって、告白するくらい私を見て。その上で "男だと思った".
――なんて言われたら、告白を受けるわけには行きませんでしたよ。

弘世 菫
「改めて……私は【西武白糸台中学校】の2年生 "弘世 菫" だ。
 "白糸台のシャープシューター" と言う方が、通りが良いかな」

君代 命
「【西武白糸台】……ですか」

【南諏訪浜中学校】が練習試合を行い、ボコボコにされた――
そう "大矢監督" が愚痴っていたチームの二年生。
とすると……もし全国大会に出れた場合、当たる可能性が高いってことですか。

弘世 菫
「私達【西武白糸台中学校】はすでに全国大会への出場を決めているよ。
 ……だからこそ、私がこうして偵察に来ているんだ」

君代 命
「偵察ですか? わざわざ長野の、準決勝を見に?」

弘世 菫
「それが必要な事情があったんだよ」

695 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:28:49 ID:???
ふぅ、と小さくため息を付きながら答える弘世さん。
先程までの可愛く染まった頬はどこへやら、苦労人の相が見え隠れ。

弘世 菫
「まぁ、私の心配事が杞憂に終わった……と言えば終わったな。
 根本的に解決したワケじゃないが、今今でやるべき事はなくなった」

心配事が杞憂に終わった、と言うのはよく意味が分かりませんが。
とりあえず、眼前の弘世さんはある程度ヒマなようです。

弘世 菫
「明後日――決勝戦終了までは長野に居るつもりだよ。
 そこまで重要にも思っていなかったが、君が出る決勝戦なら興味深い」

君代 命
「見て行かれるんですか、私達の試合」

弘世 菫
「ああ―― "諏訪社のシャープシューター" 君代 命をもっと見たい」

今度は私が頬を染める番でした。
私の中で弘世さんの影は大きかったのか、無意識に――。
ロングパスに "シャープシューター" と名付けていた事を、
その当人に知られたんですから。

弘世 菫
「あの後、逢っていなかったが――私の事を嫌ってはいないようで安心したよ。
 私の異名を取り込んでいてくれるなんて――思ってもいなかった」

君代 命
「あの、それはその――ですねぇ」

696 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:36:28 ID:???
弘世 菫
「理由はどうあれ、私は嬉しい」

ス、と私を見据えながら口を開く弘世さん。

弘世 菫
「こうして私の事を忘れずに居てくれたんだと、実感できた」

どこか悪戯っぽく、なんでもないように言う弘世さん。
足元が綿菓子にでもなったようにフワフワして、落ち着かない感じ。
どんなつもりか分からないけど、そんなこと言われたら意識しちゃうじゃないですか!

弘世 菫
(――ふぅ。
 もう大丈夫だな、ちゃんと私は――"君代 命"と向き合える)

一度本気で惚れてしまい、告白した相手。
その性別を間違えていたことには本当に驚き、
素直にその事を口に出してしまった――断られて当然の事だ。

気まずくなってその後逢うことはなかったが、こうしてサッカーでまた会う事が出来た。
親友の―― "宮永 照" の為に長野まで来たが、私のためになるとはな。

弘世 菫
(神なんてそれほど信じていなかったが、信じたくなってしまうな)

目の前の少女――君代 命が、なにかの宗教に入れ込んでいることは知っている。
時たまそんな事を話していると、人づてに聞いていた。
オカルト関係の事にも興味が強く、雑誌を購入した姿を見たこともある。

弘世 菫
(サッカーの神様が引きあわせてくれた、なんて考えるのはロマンチックすぎるかな)

697 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:43:55 ID:???
今にして思えば、偶然ではなく必然だったのかもしれない。
"宮永 咲" の調査なんて、それこそ後輩やスタメン外の者にさせて良かった。
なにか引かれる物を感じて、自分が行くと立候補した長野偵察。
________________________________
       /::::´:::::::::::`ヽ:::::\::::::`ヽ
     . "/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
     /:::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.    /:::/::/ :/:::::::::|i:::::|:::::li:::::::::::}:::::::::::::::.  弘世 菫
   //イ::/⌒i:::|::|:::|i:::::l⌒|i:::::::::::}::::::::::::::::i  (私は、彼女に会いたかったに違いない。
  .'/:::∨ ,,__|i_|:」_八_/i::::リ:::::::::::}::::::::::::::::|   だって、私はあれから――)
.  〔//::::〔 ̄`   =ミ、/ :::::::::::}:::::::::::::::::
.  //|::::::|  ′  ""  /:::::::::::::リ::::::::::::::::′
  :/_:|:::从        /:::::::/:::/:::/:::::::::::/
  〔 |_:/ハ  t  ァ /___::/:_/:::::':::::::::::/   .*゚
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先着一名様で
★どうなる弘世様→! card★

JOKER → 出たら考えましょう、みんなで。
ダイヤ → (ずっと女同士、友達としてやり直したいと思ってたんだから) 友愛
ハート → (女でも構わない、愛していたいと思ったんだから) 愛情
スペード → (ずっと謝りたいと思っていたんだから) 罪悪感
クラブ → (女性を愛せることに気づけたんだから) 百合
クラブA → (私の親衛隊に加えたいと思っていたんだから) !!?

698 :森崎名無しさん:2016/03/09(水) 02:45:33 ID:???
★どうなる弘世様→ ダイヤJ
J・O・K・E・R! J・O・K・E・R!

699 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:46:41 ID:???
あっ注意書き置いておきますね

☆キャラブレイクについて
多数発生します。
突然カードゲーム始めたり、異世界に飛んでみたりするかもしれません。
違う次元の自分を大量に呼び出したり、中の人に目覚めたりします。
嫌だな、気に入らないな……と思ったらそっと閉じて下さい。

700 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:49:06 ID:???
友愛で今日はここまで。

菫さん → 命ちゃん
の友好度、愛情度が共に高い状態で始まります。
オラ、すっげぇワクワクしてきたぞ!

701 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/09(水) 02:53:05 ID:???
ハート
友好度:そこそこ 愛情度:とても高い

スペード
友好度:高い 愛情度:そこそこ+罪悪感

クラブ
友好度:普通 愛情度:高い+???

クラブA
友好度:とても高い 愛情度:とても高い+執着+愛欲
スキル:ヒモ瀬様

こんな感じでした。
いいよねキャラブレイク。

702 :691:2016/03/09(水) 03:11:15 ID:???
まさか遊び半分で書いたものがシュープシュートされるだなんて……
しかもきっちり綺麗に着地させてくれるだなんて……
森崎板は捨てたもんじゃないぜ! 後は菫さんに告白されたことを皆にバラすだけだな!!

乙でした

703 :森崎名無しさん:2016/03/09(水) 07:12:38 ID:???
読者の無茶振り安価に答えてくれる安価スレ作者の鏡、でも無理はしないでね!

704 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/13(日) 23:24:26 ID:???
★どうなる弘世様→ ダイヤJ ★
ダイヤ → (ずっと女同士、友達としてやり直したいと思ってたんだから) 友愛
――――――――――――――――――――――――――――――――
弘世 菫
「そうだ、私は――君にまた逢って話をしたかったんだ」

スイと出てくるスマートフォンには、ジャラジャラとした装飾品は一切なく。
保護を目的として付けられたであろう外装は、薄紫のスミレがあしらわれた瀟洒なもの。

弘世 菫
「良ければ、連絡先を交換して欲しい。
 恋人じゃなく――友人としてやり直したいんだ」

君代 命
「――喜んで!」

現代っ子らしい手際の良さを互いに見せ、連絡先を手早く交換。
彼女の真面目さはこんなところにも現れているようで、
すぐに連絡先が間違っていないかどうか、確認のメッセージが届く。

君代 命
「心配せずとも、届きますって」

弘世 菫
「わかってはいるが、心配なんだよ」

目を逸らし、隠すように彼女が何事か言ったように思えた。
けれど、私はそれを聴き取ることは出来なかったのですけど。

弘世 菫
(もう逢えないかもしれない君と、些細なミスで連絡が取れない――。
 なんてことは避けたかったからな) ボソ

705 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/13(日) 23:45:06 ID:???
………
……


私が東京を出て、長野に来てから何をしていたのか。
弘世さんが西武白糸台で、2年生と1年生をまとめつつ3年生を立てる苦労。
お互いのサッカーについて――空白の期間があった分、話すことはいくらでもありました。

私が自販機で買ったコーヒーを啜り、弘世さんが 豚骨スープ を買って来て飲み。
今までの事を話しているのは、すごく新鮮で――楽しい時間でした。

「なぁ……あの2人、どっちもレベル高いな」
「長身美麗のヅカ系美人に、活発そうな中性系の取り合わせか……」
「声かけてみようぜ」
「やめとけ、ありゃ付き合ってるように俺には見えるね」
「マジか……」

弘世 菫
「む……」

君代 命
「どうかしましたか?」

観衆の目を集めていることに気づきもしない、
その無自覚さを微笑ましく思いながら、彼女を護るように席を立つ。

弘世 菫
「なんでもないさ、なんでも。
 そろそろここを出ないか、ここは少し寒いよ」

君代 命
「それもそうですね」

706 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/13(日) 23:54:24 ID:???
少しだけ、ぶるりと震える彼女。
観客席から下りて外に出れば、それもいくらか和らいだ。
決勝戦を控えた彼女の体を冷やして、風邪なんて引かれたら悲しい。

弘世 菫
「そうだ――明々後日、決勝戦の日まで私を泊めてはくれないか?」

思い出したように、弘世さんが提案した。
泊めて欲しい――2泊3日、決勝戦の日まで。

弘世 菫
「どこかのホテルにでも泊まろうと思っていたが、君が泊めてくれるなら助かるんだ。
 ――流石にホテル代は、高く付くからな」

君代 命
「私達中学生ですもんね……
 寝る所ならありますけど、私の家は神社ですよ?」

私の家が神社である――と告げると、少し驚いたような表情を浮かべる。
けれども、すぐに何か納得したように頷いて口を開く。

弘世 菫
「構わないさ、君さえ良ければ是非泊めて欲しい。
 率直に言えば、私は君に助けて欲しいんだ」

君代 命
「あ、構わないですか。 そうですか……」 ムー

家が神社であると言うと、
興味を持たれるか引かれるか――そのどちらかでしたが。
弘世さんの反応は、そのどちらでもない感じで。

707 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/13(日) 23:58:30 ID:???
君代 命
(私が神社に住んでるって聞いて、弘世さんみたいな反応をするのは初めてですね)

ちょっと考え、私が出した答えは――。
――――――――――――――――――――――――――――――――
どうしますか?

A 「いいですよ、泊まっていって下さい」
 (決勝戦の日まで "弘世 菫" が常に同行します。
  もちろん利点も多いですが、欠点も存在します)

B 「申し訳ありません、決勝戦までは私の時間も欲しいので……」
 (宿泊を断り、一人での行動が可能となります。
 この場合でも"弘世 菫"は決勝戦まで長野に滞在します)

C その他(内容も添えて下さい)

――――――――――――――――――――――――――――――――
先に【2】票入った選択肢が採用されます。 
(IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。

708 :森崎名無しさん:2016/03/13(日) 23:59:50 ID:hRBdVDus
A

709 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/14(月) 00:01:35 ID:???
>>702
いいよね無茶振り
いいよね出来る範囲でのアレンジ

ふーちゃんがガチギレしそう(ワクワク

>>703
なぁに
ボスの家をサイクロンで吹き飛ばされるより
まだマシさ

ワタシ
すーみん書くの
楽しいデース!

でも別人って言われるとうn……ってなる
いいよねなんでも百合おじさん
よくない

710 :森崎名無しさん:2016/03/14(月) 00:03:00 ID:mqzfUtwo
A

711 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/14(月) 00:05:55 ID:???
即Aに決まった……
こわい……(ウォーズマン並みの感想)

712 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/14(月) 02:06:16 ID:???
A 「いいですよ、泊まっていって下さい」
――――――――――――――――――――――――――――――――
弘世 菫
「助かるよ。
 着替えとかは元々泊まるつもりだったから、無くても大丈夫だ。
 ――ああ、だが荷物を取りに行かなくてはならないか。
 悪いが、少し待っていてくれるか?」

君代 命
「それを言うなら私もですよ、帰り支度をしないといけません」

弘世 菫
「なら、ここで待ち合わせをしようか」

君代 命
「そうしましょう」

私はロッカールームへ帰り支度に。
弘世さんはコインロッカーへお泊り道具を取りに。
それぞれ違う理由で別れて、同じ場所に戻る。

私が戻って来たとほぼ同時、
弘世さんが重そうにスーツケースを引いてやって来ました。

弘世 菫
「待たせてしまったかな?」

君代 命
「いえいえ、今さっき来たところですよ。
 それじゃ、まずはその荷物を置きに行きましょうか――私の家に」

713 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/14(月) 02:11:46 ID:???
行きと同じくバス停へと歩を進める。
重そうにはしつつも、しっかりとした足取りで弘世さんも着いて来ました。

談笑しながらしばらく待てば、プォンとやって来たバス。
パシューと空気の抜けるような音と共に開いた扉に、
私と弘世さんは身を滑り込ませる。

乗客
「あ……君代 命だ」「決勝進出した諏訪社の……」
「カッコいいよな」「隣の人誰だろ?」「彼氏……じゃないな、友達?」

君代 命
「なんか、くすぐったいですね」

私のつぶやきに、意外そうな弘世さん。

弘世 菫
「決勝進出チームの主将なんだ、注目されるのは当たり前だろう。
 雑誌の取材だとか、受けたことはないのか?」

君代 命
「ないですね、長野に来てからはサッパリです」

東京時代は多少なりともあったものですけどね――と付け加える。
弘世さんも長野と東京じゃ、そうも違うものか……と納得したような様子。
それと同時に、私を気遣うように言いました。

弘世 菫
「それは……苦労しそうだな。
 私で良ければアドバイスするぞ、そういう対応は照で慣れてるんだ」

714 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/14(月) 02:20:52 ID:???
どんなに長く話したって、都合のいい部分を切り取って記事にするだとか。
だから短く最低限に、伝えたい事を結論から話すのが良いとか。
取材を受けるに当たっての心構えを聞かされる私。

役に立つかどうかは置いておいて、
弘世さんが私の事を心配しているのは伝わってきました。

名門校の2年生、それも話を聞く限りではまとめ役――。
そんな弘世さんと関係を持てたのは、良い事だと思えます。

弘世 菫
「マスコミってのは迷惑なんだが、敵に回すともっと厄介だからな。
 ……照のマスコミ対応は完璧なんだが、完璧すぎてこっちが驚くんだ」

照さん――西武白糸台の2年生エースの愚痴、いや。
仲の良さを表すような、笑い話を聞いていると不意に弘世さんが私に向き直る。

弘世 菫
「荷物を置いた後はどうする?
 いや――どうしたい? 私に出来る事なら手伝うよ」

真っ直ぐな目で私を見つめて、出来る限りの事をすると言ってくれる。
弘世さんのような美人にまっすぐ見つめられると、ドキドキしてふわふわする。
それをごまかすように私は天井を見上げ、バスの揺れに身を任せる。

君代 命
「ん〜そうですねぇ」

見ていなくても分かる、弘世さんの目線。
そこが熱を持つような感覚。

715 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/14(月) 02:23:15 ID:???
だから私は、弘世さんの申し出に――。
――――――――――――――――――――――――――――――――
どうする?

A 「買い物に行きましょうか、必要な物があるんです」
  ("弘世 菫" との友好度が上がります)

B 「軽くボール遊びでもしますか?」
  ("弘世 菫" の能力値がおおまかに分かります)

C 「私のプレーを見てもらえますか?」
  (ランダムで能力を小さく伸ばせる、かも知れません)

D 「試合の感想戦でもしますか」
  ("諏訪社中"と"清澄中"の試合を見ての感想を教えてもらえます)

E 「ごろごろしましょうよ」
  ("弘世 菫" との友好度、愛情度が上がるかもしれません)

F その他(内容も添えて下さい)
――――――――――――――――――――――――――――――――
先に【2】票入った選択肢が採用されます。 
(IDが確認出来るように投票してください、それ以外ではカウントされません。


716 :森崎名無しさん:2016/03/14(月) 02:30:37 ID:7J5Wn+DQ
G

717 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/14(月) 02:37:23 ID:???
今日はここまで。

718 :森崎名無しさん:2016/03/14(月) 06:44:13 ID:zWIdP0uw
D

719 :森崎名無しさん:2016/03/14(月) 06:54:27 ID:w/6LePfM
D

720 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/15(火) 00:48:01 ID:???
D 「試合の感想戦でもしますか」
  ("諏訪社中"と"清澄中"の試合を見ての感想を教えてもらえます)
――――――――――――――――――――――――――――――――
弘世 菫
「感想戦か……。
 私は試合全体じゃなく、個々人の動きを見ていたから自信がないな」

君代 命
「それでも試合の当事者だった私達よりは、客観的な目線がが欲しかったんですよ」

弘世 菫
「そう言われたら、答えない訳にはいかないか。
 わかった始めよう、試合を撮影したディスクを再生してくれ」

そうして始まる、諏訪社中学校vs清澄中学校。

清澄は守備においては、グーッと下がってGKからPA内でボールを奪い。
攻撃においては少しでも早く縦へ、縦へと進んでいく。
アクセントとして "竹井 久" が指示をするかボールを持った時だけは、
ボールを止めたりジグザグに――横の動きを加えたりするようだった。

対する諏訪社は――守備においては清澄よりやや前で仕掛ける。
ボランチとディフェンスラインの間、君代 命と仁科 美月の個人技に頼る守備。
実際、私と美月ちゃんで挟めば大抵のドリブラーは止まるでしょうね。

弘世 菫
「攻撃は前線のドリブラーまで一直線にパスを出した後に、
 そこからドリブラーが自由に攻め上がる――と言うのがパターンか」

君代 命
「皆さん揃って守備が苦手ですから、これが一番効率的になっちゃうんですよね」

721 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/15(火) 00:52:57 ID:???
しばらく映像を見ていた弘世さんが、続いて指摘したのは――。
――――――――――――――――――――――――――――――――
先着一名様で
★頑張れすーみん→! card★

JOKER → 好きなことを聞けます(回答も必ず正解になります)
ダイヤ → 須賀 京太郎の弱点を看破してみせた!
ハート → 有栖 桃子のプレーが気になるらしい。
スペード → 竹井 久について解説を始めた。
クラブ → 宮永 咲 について話し始めた。
クラブA → 君代 命 について話し始めた。


722 :森崎名無しさん:2016/03/15(火) 00:53:57 ID:???
★頑張れすーみん→ ハート10

723 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/15(火) 00:54:12 ID:???
今日はここまで

724 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/20(日) 20:47:03 ID:???
展開に迷ったので引きます
クラブ7

725 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/20(日) 23:18:31 ID:???
★頑張れすーみん→ ハート10 ★
ハート → 有栖 桃子のプレーが気になるらしい。
――――――――――――――――――――――――――――――――
弘世 菫
「……この "有栖 桃子" ってのが諏訪社の司令塔で良いのかな?」

君代 命
「司令塔……うーん」

有栖さんはやりたがる "司令塔" と言うポジション。
――けれど、実際に見るプレーは強引なドリブル突破ばかり。

守備をやる姿勢はなく、ひたすら自分の足元にボールを呼ぶ。
ボールを受ければすぐにでも前を向き、ゴールまで一直線にドリブルで走破する。
パスを出すことはめったに無い。

君代 命
(私とか南波ちゃんとは、ワンツーで抜けだしたりするんですけど)
「いや、有栖さんは司令塔と言うよりはドリブラーですね。
 なんで司令塔だと思ったんですか?」

弘世 菫
「いや……ボディシェイプが上手いと思ってな」

君代 命
「ボディシェイプ?」

弘世 菫
「えーとな……」

額に手を当て、少し考えこむ仕草を見せる弘世さん。
涼しげな美貌は、考えこむ仕草も様になるものだと納得させられる物で。

726 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/20(日) 23:54:57 ID:???
弘世 菫
「なんて言えば良いのかな……。
 "ボールを受ける上手さ" とでも言えば良いのかな。
 彼女――有栖さんがボールを持って前を向けない、みたいな事は少ないんじゃないか」

君代 命
「そう言えば……たし蟹」

有栖さんがボールを持てば "すぐにでも前を向く" 。
ゴールに背を向けたまま終わる、と言う事はほぼ皆無。

弘世 菫
「こうやってモニター越しでも守備のセンスがなさそうな事は伝わってくるが――
 "ここにボールが来そう" と嗅ぎつけるセンスはあるし、
 自分に都合のいい形でボールを受ける動きも上手い。

 私の想像だが、かなり小さい時からサッカーをしてたんじゃないか?
 そうでもなけりゃ、こんな考えたプレーは出来ないと思うぞ。
 もし出来たら――それは "天才" だろうな」

君代 命
「……天才」

有栖さんが何時も名乗る "天才"。
あれだけ主張する "天才" って響きには、どんな意味があるんでしょう。
"有栖 菜々子"先輩と言う巨大な才能のそばで育った有栖さんが、
自分を同じく "天才" と呼ぶ理由……いつか教えてくれるんでしょうか。

System
有栖 桃子のスキル
"天恵の幸運"の一部(ボールフォロー率向上)が判明しました。
また、スキル"巧みなポジショニング"(ボールフォロー率などが向上)が判明しました。

727 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/21(月) 00:01:11 ID:???
またしばらく映像を見ていた弘世さんが、続いて指摘したのは――。
――――――――――――――――――――――――――――――――
先着一名様で
★頑張れすーみん その2→! card★

JOKER → 好きなことを聞けます(回答も必ず正解になります)
ダイヤ → 須賀 京太郎の弱点を看破してみせた!
ハート → 私のプレーが気になるらしい。
スペード → 竹井 久について解説を始めた。
クラブ → 宮永 咲 について話し始めた。
クラブA → 君代 命 について話し始めた。


728 :森崎名無しさん:2016/03/21(月) 00:03:22 ID:???
★頑張れすーみん その2→ クラブK


729 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/21(月) 04:47:11 ID:???
★頑張れすーみん その2→ クラブK ★
クラブ → 宮永 咲 について話し始めた。
*Kなのでボーナス付き、すーみんは有能だなぁ!
――――――――――――――――――――――――――――――――
モニターに映るのは、誰よりも高く翔びボールを捌く姿。
"嶺上開花 宮永 咲" の姿。

関心したように、私が監督なら――と前置きをして弘世さんが言う。

弘世 菫
「恐らく "宮永 咲" は長野代表に選ばれるだろうな」

君代 命
「選ばれ……ますかね?」

弘世 菫
「君や私のような優れた "アーチャー"(射手) を抱えて
 宮永の縦の強さを取り入れないなら、監督は無能か――考え方が違うんだろうな」

君代 命
「なるほど、しかしこの跳躍力は一体……?」

諏訪社のエアバトラー、飛燕疾風脚の明堂さんでも捉えられない高さ。
どこまでも翔んで行くのでは――それこそマリアナの向こうにだって。
そう思わせるほど高く、長く翔ぶ "宮永 咲" さん。

弘世 菫
「彼女の前歴を調べたんだが "スキージャンプ" らしい」

君代 命
「スキー……ジャンプ?
 それって、あのジャンプ台から勢いよく飛び出して距離を競う――あのスポーツですか」

730 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/21(月) 05:01:16 ID:???
意外すぎる経歴。
球技繋がりでバスケットでもやっていたのかな?とは思ってましたが。
スキージャンプとは……サッカーと関係なさ過ぎませんか?

その上、驚愕するしかない事実を弘世さんが教えてくれました。

弘世 菫
「……小学生時代は世代別とはいえ、スキージャンプで日本代表になってる」

君代 命
「日本代表!?
 なんでそんな、トップクラスの選手が競技転向なんて……」

弘世 菫
「わからない。
 ……競技者時代には "風が見える" とか言っていたらしい。
 どちらにせよ、彼女に空中戦を仕掛けるのは自殺行為だろう。
 (照とは正反対に、な)」

君代 命
「あのジャンプ力は凄いとしか言えませんもんね……」

弘世 菫
「そうだな……。
 もしも彼女が私達と当たった場合、対処し切れなかっただろうな」

何故か遠い目をしながら呟く弘世さん。
……弘世さんって、どうしてこう哀愁を背負ってるんでしょう?
こう、負けちゃいけない所で負けそうというか……完全敗北しそうと言うか。

君代 命
「勝負弱そう……」 ボソ

731 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/21(月) 05:04:07 ID:???
弘世 菫
「いいDF、MFはいつでも待っているぞ」

一旦ここまで。
咲原作を知っている方ならわかると思いますが、
まぁお察しなチームです。
てるてる泣いちゃダメ。

732 :森崎名無しさん:2016/03/21(月) 13:30:37 ID:???
白糸台って南葛みたいなチームと予想
照が翼、淡が来生、菫が井沢、尭深が高杉、誠子が森崎って感じでね
まあ原作バランス的に淡は来生よりも強いかもしれんが

733 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/21(月) 15:43:41 ID:???
>>732
方向性は合ってます。
ただ照には翼ほどの万能性はありませんし、クセの強いスキル持ちです。
あわあわは来生より強いですね。
菫さんは強いんだけど……って選手です。
尭深さんは試合ごとに強さが乱高下します。
亦野さんは菫さんの胃を破壊しに来ます。

ちなみに【西武白糸台】は
NPBパ・リーグ所属のチーム【埼玉西武ライオンズ】と
咲を原作とするチーム【白糸台高校・チーム虎姫】との合体チームです。
なので女子校ではありません、あしからず。

734 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/21(月) 15:46:43 ID:???
おっと

先着一名様で
>>732ボーナス神力→! dice★

735 :森崎名無しさん:2016/03/21(月) 16:05:13 ID:???
>>732ボーナス神力→ 2

736 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/22(火) 00:40:00 ID:???
弘世 菫
「しかし、来年の長野県大会は荒れそうだな」

試合ビデオを見終わった弘世さんが、ぽそりと言う。
一瞬何を言っているか分かりませんでしたが、すぐにわかりました。

君代 命
「清澄の主力選手――その殆どが1年生な事ですね?」

弘世 菫
「ああ。
 1つ1つのプレーは全国クラスの選手も数多いが、
 やはり "状況把握" や "判断力" に難のある選手が多い」

君代 命
「……ですね」

宮永さんなら "高さ"
須賀さんなら "シュートストップ"
片岡さんなら "打開力"
原村さんなら "シュートブロック" ……。

どれも1流。
その分、他に弱点を抱えてもいましたが――。
得意分野に関して言えば、間違いなく全国クラスのプレイヤーでした。

弘世 菫
「ま、1年間みっちり中学サッカーをすれば身につくものだが。
 逆に経験ではどうにもならない部分を、1年生にして既に持ってる。
 ――強くなるだろうな、清澄中学校は」

737 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/22(火) 00:46:23 ID:???
私達が3年生、彼らが2年生になって戦う試合。
――どちらの成長がより大きいか、私たちは抜ける3年生の穴を埋められるのか。
2点において清澄に勝たなくてはなりませんね。

弘世 菫
「よし、ここまでにしよう。
 あまり1日サッカー漬けにすると、脳が疲れてしまうよ。
 もしサッカーをするなら、明日朝早く起きようじゃないか」

君代 命
「ですね……ご飯にしましょうか」

弘世 菫
「ああ。 一緒に作ろう」

弘世さんと一緒に夕ごはんを作り、身体を清めて。
私の隣に布団を敷き、2人枕を並べて眠る。

弘世さんは寝付きがよく、布団に入ると静かに寝息を立て始めました。
身じろぎ一つしない寝相の良さは、弘世さんらしいようなそうでもないような。

君代 命
「明日は何をしましょうか、弘世さん」

陶器のようにすべすべとした頬を、
軽く手で撫でながら明日に思いを馳せる。
無機物の美――そんな見た目に反し、ふにふにとした感触を返すのが面白い。

私が明日したいことは――。

738 :私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2016/03/22(火) 00:48:43 ID:???
どうしたいですか?

A 「決勝戦前だし、弘世さんと最終調整をする」
 ("君代 命" の能力値が向上する可能性があります。
  "弘世 菫" の能力値も判明する可能性があります)

B 「決勝戦前、仲間を鍛えましょう」
 (呼んだ仲間の能力を向上させられます。
 "弘世 菫" もいるので効率は高い、かも知れません。
  誰を呼ぶかも重要です、強い味方は伸びません)

C 「決勝戦前ですし、のんびりしますか」
 ("弘世 菫"とのんびりします。
  "弘世 菫" と仲良くしたい場合はこちらに)

D 「弘世さん、遊びに行きましょうよ」
 (2人で街に繰り出します。
 ランダムで様々なイベントが起きます、運に自信があるなら)

E 「宮永さんの病院に行きますか」
 (*このタイミングで行かないペナルティはありません。
  "咲-saki-"寄りのシナリオを望む場合選択して下さい)

F その他(内容もお願いします)

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