キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】
1 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/01/10(日) 01:19:57 ID:???
『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
色々あってサッカー部のない高校に入ってしまった滝一が世界平和の為に色々と頑張っているお話です。
基本的には本編と同じくカードを引いたり選択肢の中から皆さんに一つを選んでもらう事で進行していきます。
主人公が復活早々お悩み期間に入っていますがまあ特に気にせずいつも通りお付き合い下さいませ。
【これまでのあらすじ】
片桐にそそのかされ南葛高校への進学を止め独り立ちをした滝。だが入学した生田(仮)高校はサッカー部のない高校だった。
その後仲間を集めサッカー部を創部した滝は悪の組織と戦いながら練習を重ね、見事冬の高校サッカー選手権制覇を成し遂げる。
そして二年になった滝は県内のライバル達と合同合宿を行うが、それはギリアムの仕組んだ選抜試験を兼ねた物であった。
見事ギリアムの眼鏡にかなった滝はギリアムからこの世界に迫っている危機を伝えられ、彼の計画に協力を決意。
合宿に参加した者達からメンバーを選出し、新チームsingular Herosを結成するのだった。
が、インターハイ初戦と同時に攻めてきたショッカーの策略により滝は重傷を負い、生田(仮)も予選で敗れてしまう。
その生田(仮)を破り全国に駒を進めた鉄之城高校も準決勝で南葛高校に敗退、最後に栄冠を掴んだのは東邦学園であった。
といった感じで進んでいます。
さらに簡単なあらすじ
デューク「最後の最後でPKミスって負けたけど俺は悪くねえ!」
甲児「まあ実際お前の活躍大きかったけどその開き直りはどうなんだ」
ザ・サッカーカット「勝利を! 日向さんに!」
来生「あれ沢田じゃん」
反町「だよな」
日向「ククク、全国も制覇した。あとは怪人を量産して滝共をぶっ潰すだけだ」
滝「色々あり過ぎてちょっと自信なくしてきました」
【中の人のTwitterアカウント】(基本ニチアサの実況か特撮、アニメ、ゲームの話しかしてません)
https://twitter.com/ksahiopea5
199 :
森崎名無しさん
:2016/02/09(火) 22:56:45 ID:???
【ついでにバヤシさんの現状→
ダイヤ2
】
200 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/11(木) 23:05:53 ID:???
昨日はうっかり寝てしまったため更新できず申し訳ありませんでした
本日もあまり進められませんでしたが更新をしたいと思います
理由→ ダイヤK
→レヴィン「Jrユースで見せた君のテクニックを上層部が評価した結果だよ」
ついでにバヤシさんの現状→ ダイヤ2
→既にブンデスリーガ屈指のGKに
レヴィン「以前のJrユース大会で君が見せたテクニックを上層部の人達が評価した結果だと聞いている」
岬「テクニック、か……」
確かに岬を勧誘するのであればその理由が最もであろう。
しかし岬はここカメルーンにおいてフィジカルに重点を置いた練習を行ってきたのだ。
今でもテクニカルなプレイが不得手になったわけではないが、
今ブンデスリーガで通用するほどのテクニックを発揮できるかと聞かれればまず不可能。
それが分かっている岬はレヴィンの言葉に表情を僅かに曇らせる。
が、その反応を予想していたのかレヴィンはさして驚く風でもなく再び言葉を紡ぎ始めた。
レヴィン「ああ、安心してくれ。君がここでテクニックではなくフィジカルを鍛えていたというのは僕達も把握している。
そこも評価点の一つなんだ。アフリカ人に対抗できる程に鍛え上げられた肉体に欧州仕込みのテクニック。
この二つが合わされば君は世界でも屈指のプレイヤーになる。上の人達はそう判断したんだよ」
岬「ふむ、確かにその条件なら元来テクニックを重視してきた僕が眼鏡に叶った理由は分かるね。
しかし逆に聞きたいがフィジカルとテクニック、両方を高い水準で学べる環境がケルンにはあるのかい?
そうでなければこの話は机上の空論以前だよ」
201 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/11(木) 23:06:57 ID:???
パワーとテクニックを併せ持った選手。
口にするのは簡単だが実現させるのは生半可な事ではない。
現に岬はカメルーンでフィジカルを鍛える為にテクニックをある程度犠牲にしてしまっているのだ。
しかしこの問いにも、レヴィンは何の問題もないとばかりに微笑みながら回答を始める。
レヴィン「その点も安心してほしい。FCケルンでは僕の祖国スウェーデンのスポーツ科学班が協力をしているんだ。
彼らの理論を用いてメニュー通りの練習をすれば筋肉を鍛えながらテクニックを磨き上げる事も十分可能だよ。
勿論僕もその理論の元に練習を行っている」
岬(成程。美味しい話をしているが、その実レヴィンや僕を実験台にしてそのスポーツ科学の有用性を証明しようとしているのか。
だが……もし成功すれば僕の能力は飛躍的に向上するだろう。それに欧州の方がコネクションは築きやすい、悪くない話だ)
レヴィンの言葉から裏の目的を推察しつつ、岬はこの話が自分にとってもメリットのあるものであると即座に判断。
乗るか否かを岬パパに目くばせする。
それに対し、岬パパはアイコンタクトでこう応えた。
岬パパ(この話に乗らない手はないな。ドイツにに行くぞ。実はここでもそろそろ尻尾を掴まれそうなんだ)
岬「(またか……もういつ足を引っ張られてもおかしくないな。ドイツに着き次第作戦を決行しよう)
――分かった。君の申し出に乗ることにするよ」
レヴィン「そうか! ありがとう、君のようなプレイヤーと一緒に戦えるとは光栄だよ。
それじゃあ君のクラブチームの方に話を通したい。連れて行ってくれるかい?」
岬「ああ。付いてきてくれ――美子、君もね。また事故に遭うとも限らない」
美子「は、はい!(キャアー! 岬様が私の心配をしてくださってる! やっぱり岬様と私は運命の糸で結ばれているのね!)」
202 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/11(木) 23:08:07 ID:???
その後、岬とレヴィン(と美子)はクラブチームへと赴き、上層部に事情を説明。
最近活躍著しい岬を手放す事に最初は渋い顔をしていた上層部も、レヴィンの提示した移籍金の話を聞き最終的にこれを了承。
こうして、岬はケルンへと移籍することになるのだった。
岬「――ああ、そういえばブンデスリーガには若林君がいるんだった。彼は今どうしているんだい?」
レヴィン「ワカバヤシか。彼ならシュナイダークラスの選手でなければゴールを奪えない程の名キーパーとして名を馳せているよ。
いつかレヴィンシュートで彼の腕を粉々に破壊する事が目下の僕の目標なんだ」
岬「そ、そうかい……(しれっと恐ろしい計画を話したな……やっぱりどこかおかしいぞこの男)」
美子「岬様! お引越ししたら是非連絡先をお教え下さい! いつでも応援に駆け付けます☆」
岬「うん。ありがとう(今更だけど美子はなんで僕の事名字で、しかも様付けで呼んでるんだろうか?)」
この時、岬は気付いていなかった。
着実にワールドクラスの選手への道を歩みながら、自分の周りに変な人間が山のように押し寄せている事に。
▼岬がFCケルンに移籍し、パワーアップフラグを獲得しました
▼若林がレヴィンにターゲットロックされました
203 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/11(木) 23:10:45 ID:???
といった所で特に判定も選択肢もありませんが本日はここまでです
それではー
余談:冬イベの報酬が重巡のヅラ……じゃなくてザラだと聞いて頑張る事を固く決意しました
204 :
森崎名無しさん
:2016/02/14(日) 11:14:18 ID:???
あれ、ビクトリーノがブレーメンに入ったのって2002でしたっけ?
205 :
森崎名無しさん
:2016/02/14(日) 11:22:16 ID:???
ビクトリーノが入団したのは2002年
206 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/14(日) 22:14:47 ID:???
>>204-205
私キャプ翼はWY以降は飛び飛びでしか知らないのですがビクトリーノもブンデスリーガ入りしてたんですか
やっぱり2002以降も目を通しておいた方が良いかもしれませんね
更新の方は明日から再開します。ご容赦下さいませ
207 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/15(月) 22:08:16 ID:???
【2年目11月、特殊フェイズ】
合同練習も終り、秋から徐々に冬へと季節が移り替わり始めた11月の半ば。
生田(仮)は全国高校サッカー選手権予選の日を迎える。
滝「……」
しかしその日の朝、彼らの姿は試合会場ではなくフェニックスネストのディレクションルーム内にあった。
理由はただ一つ。生田(仮)のインハイ初戦に合わせ大侵攻をかけてきたように、
今回もまた生田(仮)が動き辛い今日という日にショッカーが動き出すのではないかとGUYSの上層部が判断した結果である。
その場合素早く対応する為に、滝達は試合開始ギリギリまでフェニックスネストで待機する事になったのだ。
ユウスケ「なあ、ショッカーの奴ら本当に仕掛けてくるかな?」
士「ま、十中八九来るだろうな。奴ら、散々世界征服の邪魔をしてきた俺達を相当目の敵にしているんだ。
夏と同じく嫌がらせをしないわけがない」
魁「くそっ、滝を怪我させた事といい本当に頭に来る奴らだな! 逆恨みも良い所じゃないか!」
相手に対して鬱憤が溜まっているのはこちらとて同じ。
周囲が剣呑な雰囲気に包まれる中、ディレクションルーム内に緊急警報が鳴り響いた。
208 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/15(月) 22:09:51 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【シナリオの都合で今回は絶対に全国には行けません→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→スペード、クラブ+コノミ「それと、神戸に巨大な宇宙人が現れました!」 滝「なにィ」
スペード、クラブ→コノミ「横浜港に前回目撃されたショッカーの潜水艦隊が出現しました!」
JOKER→???「ショッカーの艦隊は私が倒した」 ミライ「ゾフィー兄さん!」
209 :
森崎名無しさん
:2016/02/15(月) 22:12:50 ID:???
【シナリオの都合で今回は絶対に全国には行けません→
ハートA
】
210 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/15(月) 22:41:37 ID:???
シナリオの都合で今回は絶対に全国には行けません→ハートA
→コノミ「横浜港にショッカーの艦隊が、それと神戸に巨大な宇宙人が現れました!」
コノミ「GUYSオーシャンから緊急連絡! 横浜港近くに多数の潜水艦隊が確認されました!
以前出現したショッカーの潜水艦と同様の物と思われます!」
巧「おいでなすったか。とっととぶっ潰すぞ」
真司「ああ。この時間なら急いで叩けば試合に間に合うかも知れないもんな!」
ショッカー出現の報を受けた生田(仮)の面々は出撃しようとするが、それをオペレーターのコノミの声が遮った。
コノミ「あ……待ってください! GUYSスぺ―シーからも緊急連絡です!
宇宙から複数の異星人が地球に侵入! 神戸に向かって落下しているとの事です!」
滝「な、なにィ!?」
光太郎「くっ、よりによってこのタイミングで宇宙人が攻めてくるとは!」
あまりにも狙い澄ましたかのようなタイミングでの侵略者の襲来に、焦りの色を募らせるヒーロー達。
そんな中、CREW GUYS隊長のサコミズは滝に向かって言葉を投げかける。
サコミズ「……滝、ショッカーの戦力によっては前回のように試合に出るメンバーを残す事も出来ると思ったが、状況が状況だ。
すまないが今回は戦力を二つに分け、全員で対処に当たってもらいたい」
滝「……了解です。平和じゃなけりゃサッカーも出来ないですからね」
211 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/15(月) 22:43:01 ID:???
暗に試合は諦めろと告げるサコミズに、滝は苦い表情を浮かべながらもこれを了承する。
サコミズ「――よし、では戦力を二つに分ける!
巨大な敵への対抗手段を持つ者達は神戸に向かい異星人の侵略を阻止!
他の者達は総力を挙げてショッカーを撃滅しろ!」
一同『了解!』
サコミズの指示を受け、ヒーロー達はすぐさま指令室を飛び出し、各々の戦場へと駆けて行く。
そんな中滝は――
行動を選択してください
A:滝「ショッカー共め、この前の借りを一万倍にして返してやる!」 横浜へと向かった
B:ゲシュペンスト「滝、お前の為に巨大ロボを用意しておいた。神戸に向かってくれ」 神戸へと向かった
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼Aを選んだ場合、茂、アマゾンの合流が早くなる可能性、日向が全日本を離脱する可能性がそれぞれ高まります
▼Bを選んだ場合、ミライ、ゼロが強化されます。強化の割合は判定で分岐します
といった所で今日はここまで
こんな事が起きてたら試合中止になるんじゃねという意見は残念ですが受け付けません。ご都合主義ですが
それではー
212 :
森崎名無しさん
:2016/02/15(月) 22:53:16 ID:JLm9ddBQ
A
213 :
森崎名無しさん
:2016/02/15(月) 22:54:22 ID:KNvVuU6A
B
214 :
森崎名無しさん
:2016/02/16(火) 12:30:47 ID:TqZ9D7xQ
A
215 :
森崎名無しさん
:2016/02/16(火) 19:38:44 ID:???
遅れましたが、2002はハンブルクVSミュンヘンは是非読んでほしいです
後半半分くらい使ったエルクラシコはグダグダでしたが
216 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/18(木) 22:33:03 ID:???
>>215
では今度目を通してみたいと思います
艦これのイベントやらメガテン4Fに浮気して中々更新できず申し訳ありません
明日から更新再開します
217 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/19(金) 23:40:09 ID:???
A:滝「ショッカー共め、この前の借りを一万倍にして返してやる!」 横浜へと向かった
滝「ショッカー共め、こちとらお前らのせいで散々な目に遭ったんだ。この前の借りを一万倍にして返してやる!」
巨大な異星人に対抗する手段を持たない滝は、当然ショッカー討伐組に加わっていた。
前回怪人の自爆特攻によって大怪我を負わされた滝は怒り心頭といった様子で拳を握り締め、仲間達と共に横浜港へと向かう。
そして港に辿りついた滝達が見たのは、以前の大侵攻の時以上の規模の戦闘員と再生怪人の軍団であった。
真司「マジかよ……前より多いじゃねえか! こっちは魁たち神戸に行かせて人数少ないってのに!」
始「失敗した前回より戦力を増やすのは当然だろう。文句を言う前に数を減らす努力をするんだな」
光太郎「罪もない人々の幸せを踏みにじるショッカー、断じて許さん! この俺達がいる限り貴様たちの好きにはさせない!」
天道「無論だ。俺は世界の中心、俺の世界にあんな奴らに差す光は存在ない」
滝「おっしゃ、行くぞぉ!」
ヒーロー一同『変身!』
前回以上に厳しい戦いになると分かっていながらも滝達は臆することなく変身し、ショッカー軍団との戦闘に突入する。
ショッカー戦闘員『イーッ!!』
218 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/19(金) 23:41:55 ID:???
【分岐】
先着二名様で、
【ヒーロー連合軍→! card+! card+! card+! card+! card=】
【ショッカー軍団→! card+! card+! card+! card+! card+(数の暴力+5)=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧0→ヒーロー連合軍が勝利しました。更に分岐
0<→ヒーロー連合軍、苦戦。更に分岐
【捕捉・補正】
▼順番が違っていた場合、【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
▼勝敗が決まっていても最後までカードは引いて下さい
219 :
森崎名無しさん
:2016/02/19(金) 23:43:44 ID:???
【ヒーロー連合軍→
ダイヤQ
+
ダイヤ4
+
JOKER
+
ハート10
+
ハート6
=】
220 :
森崎名無しさん
:2016/02/19(金) 23:44:27 ID:???
【ヒーロー連合軍→
ハート2
+
スペードA
+
スペード3
+
ダイヤK
+
ハート10
=】
221 :
森崎名無しさん
:2016/02/19(金) 23:44:54 ID:???
【ショッカー軍団→
ハート5
+
ダイヤ4
+
ハート5
+
クラブQ
+
ダイヤ5
+(数の暴力+5)=】
222 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/20(土) 01:00:08 ID:???
ヒーロー連合軍→ダイヤQ+ダイヤ4+JOKER+ハート10+ハート6=47
ショッカー軍団→ハート5+ダイヤ4+ハート5+クラブQ+ダイヤ5+(数の暴力+5)=36
→ヒーロー連合軍が勝利しました。更に分岐
―ショッカー拠点潜水艦内―
日向「ククク、やはり戦力を分けてきたな。エイリアン共と口裏を合わせた甲斐があった。
取捨選択も碌に出来ん偽善者共め」
怪人軍団と戦うヒーロー達の数をモニターで確認しながら、ブリッジの日向は満足げな表情でコーラを煽る。
そう、ショッカーの侵攻と同時に神戸に異星人軍団が現れたのは偶然ではなかったのだ。
死神博士「フフフ。一度は死んだ我々を蘇らせ、異星人ともコンタクトを取れる我らが首領の偉大さが少しは分かってもらえたかな?」
日向「ああ。人知を超えた存在だってのはよーく分かったぜ。最も侵略者に人様の星を襲わせる口実を作ったのは少々気に入らんがな。
奴らを蹴散らす為の超巨大ライダーロボの量産が急務になった」
ブラック将軍「その点に関しては我々も把握している。超巨大ライダーロボの製造は積極的に支援するつもりだ」
日向「ならいい。じゃあ今は滝共がミンチになるのをゆっくりと見物させてもらうとするか」
クツクツと笑いながらグラスにコーラを注ぐ日向は最早完全に悪の組織の大幹部といった風体である。
こちらは前回を上回る物量。向こうは前回よりも少ない戦力。
結果は火を見るより明らかだと日向は確信していた。
だが数分後、彼は信じられない光景を目の当たりにする事になる。
223 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/20(土) 01:01:11 ID:???
ジロー「大車輪投げぇーっ!!」
M良太郎「へっ、今回の俺達は最高にクライマックスだぜ! 亀、熊、小僧、ついでに鳥野郎!
行くぜぇ! 俺達の必殺技、超クライマックスバージョン!」
士「生憎だが、どんなに数が多くても雑魚にやられるような俺じゃない」 ファイナルアタックライド・ディディディディケーイド!!
巧「そこは俺達、っていうべきだろ。俺が言えた事じゃないがな」 スタンディンバーイ
ショッカーに対して怒りを燃やしていたヒーロー達の大攻勢は以前の比ではなかった。
彼らは次々に必殺技を繰り出し、並み居るショッカーの怪人や戦闘員達をバッサバッサとなぎ倒していく。
戦いは数でも質でもなくノリの良い方が勝つのだと、ヒーロー達は圧倒的な勢いで戦力差を詰めて行き、
気付けばショッカー軍団はあっという間に壊滅状態に陥るのであった。
日向「馬……鹿な! 再生怪人共は以前よりスペックアップしているんだぞ! 何故ここまで押される!?」
もうコーラを煽っているような余裕などなく、この結果に日向は愕然としながらそう叫ぶ。
ブラック将軍「奴らの力を侮っていたか、あるいは追い込み過ぎて窮鼠猫を噛む状態になったか。
なんにしろ既にこちらの戦力は五割を切った。ここは撤退するしかあるまい」
死神博士「おのれ、仮面ライダーの名を継ぐ忌々しい者共め。どこまで我々の邪魔をするか……!」
日向と共にブリッジにいた大幹部二人も苦い表情を浮かべながら今回の敗戦を確信。
これ以上は無駄に戦力を消耗するだけだと味方へ撤退の指示を出した。
224 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/20(土) 01:02:24 ID:???
ユウスケ「あっ! あいつらの潜水艦が逃げてくぞ!」
ショッカーが撤退を開始した事は戦っていたヒーロー達もすぐに知る事になった。
飛行できる怪人たちが他の怪人を抱えながら潜水艦の方へと脱出を開始し始め、当の潜水艦もまた沖へ向けて動き出したからである。
滝「野郎、逃がすか! もう二度とこんな真似させらんよう徹底的に叩いてやる!」
ここで逃がしては前回と同じ。いずれまたショッカーは攻勢をかけてくるだろう。
そうはさせじとヒーロー達は一斉に潜水艦の追跡を始めた。
【分岐】
先着一名様で、
【その結果→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→光太郎「バイオ! ライダー!」 ゲル化した光太郎が潜水艦に潜入成功! 動力部を破壊したぞ!
ハート、スペード、クラブ→そこに超巨大ライダーロボが出現! 足止めを食ったヒーロー達は潜水艦を逃がしてしまう!
JOKER→出たら考えます
といった所で今日はここまで
それではー
どうでもいいですが仮面ライダー1号が非常に楽しみであります
225 :
森崎名無しさん
:2016/02/20(土) 01:03:43 ID:???
【その結果→
ハートQ
】
226 :
森崎名無しさん
:2016/02/20(土) 20:30:18 ID:???
乙です
うーむ、映画の1号はゴテゴテしすぎてて…
キャストオフとかしてくれんですかね?
227 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/21(日) 21:54:02 ID:???
>>226
乙感謝です
春1号に関しては今の藤岡さんが変身する事と、45年間戦い続けてきた事を考えると個人的には納得いく姿かなと思ってます
勿論どうもあれは……という方が出るのも理解出来ますが
その結果→ハートQ
→そこに超巨大ライダーロボが出現! 足止めを食ったヒーロー達は潜水艦を逃がしてしまう!
前回のように逃がしはしないと潜水艦へ迫るヒーロー軍団。
だがそんな彼らを阻むように、突然海面が勢いよく盛り上がった。
滝「な、なにィ!?」
超巨大ライダーロボ「……」
海中から姿を現したのは、前回も出現したショッカーの巨大戦力、超巨大ライダーロボ。
超巨大ライダーロボは出現と同時に両手を滝達へと向け、計10本の指から勢いよくミサイルを発射し始めた。
真司「おあーっ!? なんだよこれ!? 反則だろ!」
ユウスケ「くそ、これじゃ潜水艦を追えない!」
巧「っつーか、そもそもこんなデカいの俺達でどうやって相手すんだよ」
ミサイルによる絨毯爆撃で行く手を阻まれたヒーロー達は、ミサイルをかわす事で手一杯となり潜水艦を追う事が出来ずにいた。
M良太郎「心配すんな! 俺に任せろ!」
そんな中M良太郎はライダーパスでデンライナーを呼び出し、これに乗り込むと超巨大ライダーロボへと攻撃を開始する。
228 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/21(日) 21:55:06 ID:???
光太郎「よし、敵の攻撃が止んだ! 今の内に潜水艦を追うぞ!」
天道「無駄だ。奴らは既に海底に逃げ込んでる」
超巨大ライダーロボの攻撃がデンライナーに向けられている間に再び潜水艦を追おうとしたヒーロー達であったが、
この僅かな時間内にショッカーの潜水艦は海底に逃げ込んでしまっていた。
彼らはまたしてもショッカーを取り逃してしまったのである。
滝「ちぃっ! これじゃあいつらまた攻めてくるじゃないか!」
剣崎「気持ちは分かるけど落ち着け。今はそれよりも俺達もモモタロスの援護だ!」
滝「くっ……」
この結果に滝は悔しさを滲ませながら、気持ちを切り替え超巨大ライダーロボへの攻撃を開始した。
【分岐】
先着二名様で、
【ヒーロー連合軍→! card+! card】
【超巨大ライダーロボ→! card+! card+(デカい+5)=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧0→ヒーロー連合軍が勝利しました。更に分岐
0<→ヒーロー連合軍、苦戦。更に分岐
229 :
森崎名無しさん
:2016/02/21(日) 21:57:28 ID:???
【ヒーロー連合軍→
ハート2
+
ダイヤK
】
230 :
森崎名無しさん
:2016/02/21(日) 21:58:52 ID:???
【超巨大ライダーロボ→
ハート8
+
ダイヤ8
+(デカい+5)=】
231 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/21(日) 22:41:41 ID:???
ヒーロー連合軍→ハート2+ダイヤK=15
超巨大ライダーロボ→ハート8+ダイヤ8+(デカい+5)=21
→ヒーロー連合軍、苦戦。更に分岐
潜水艦を逃した怒りをぶつける形で超巨大ライダーロボに立ち向かうヒーロー達。
超巨大ライダーロボ「……」
ユウスケ「うわーっ!」
しかし、やはりサイズの差は如何ともしがたく、ヒーロー連合軍は苦戦を強いらせていた。
M良太郎「くそっ! このデカブツ、滅茶苦茶硬ぇな! こっちの攻撃が全然効いてねえぞ!」
特に苦戦を強いられていた理由は、超巨大ライダーロボが非常に堅牢な装甲を持っていた事であろう。
生身の異星人に比べどうしても動きが鈍重になってしまう超巨大ライダーロボは、
装甲に特殊合金を使う事で圧倒的な防御力を獲得していたのだ。
これによりデンライナーや仮面ライダー達の大型火器による攻撃も大したダメージを与える事は出来ず、
反撃として放たれる無数のミサイル爆撃によってヒーロー達は徐々に追い詰められていたのである。
滝「畜生め、ゼロかミライさえいればこんな仮面ライダーのバッタもんロボ瞬殺だってのに!」
士「いない奴の事を言っても仕方がないだろ。だが実際ちょっとヤバいな、こいつは」
有利だった状況から一転、気付けば大ピンチに陥っていたヒーロー達。
そんな中――
232 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/21(日) 22:42:48 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【こうして逆転しました→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→光太郎「俺が内部に潜入して奴を破壊する!」 もうRX一人でいいんじゃないかな
スペード、クラブ→ゲシュペンスト「すまない、遅くなった。こいつの相手は俺がしよう」 ゲシュペンスト(巨大ロボ)が現れた!
JOKER→出たら考えます
といった所で今日はここまで
それではー
233 :
森崎名無しさん
:2016/02/21(日) 22:45:45 ID:???
【こうして逆転しました→
ハート9
】
Jのカード使ってくださいよ士さん!
234 :
森崎名無しさん
:2016/02/22(月) 02:05:21 ID:???
仮面ライダー1号は年取っててもいいから藤岡さんがやる本郷猛が一番いいかな。
ライダー姿(スタントマン)だけで出さなかったことを本当に評価したい。
235 :
森崎名無しさん
:2016/02/22(月) 21:22:17 ID:???
いや変身後だけ普段のお祭り映画的扱いじゃない
名前引っ提げてくる以上そんな扱いはありえん
236 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/24(水) 21:26:31 ID:???
>>234-235
五年後がどうなっているか分かりませんし、節目の年に藤岡さんががっつり本郷猛をやってくれるというのは本当に楽しみです
ちょっとやりたい事が山積状態でして、今度の土曜日まで充電させて頂きます
土曜からはきっちり更新再開しますのでそれまでお待ちいただければ幸いです
237 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/27(土) 23:03:02 ID:???
更新を再開します
まだペースアップは難しそうですがなるべく休まないようにはしますのでまたよろしくお願いします<m(__)m>
>>233
Jで超巨大ライダーロボと戦うと歴史の闇に消されちゃうので駄目ですね
こうして逆転しました→ハート9
→光太郎「俺が内部に潜入して奴を破壊する!」 もうRX一人でいいんじゃないかな
超巨大ライダーロボに苦戦を強いられるヒーロー達。
そんな窮地の中、この男が一つの作戦を提案する。
光太郎「確かに奴の装甲は驚異だ。だが内部まで同じ素材を使っているとは考えにくい。
俺が内部に潜入して動力部を破壊する!」
滝「潜入するったってどうするんですか! あいつ中に入れそうな隙間なんてないですよ!」
光太郎「俺ならバイオライダーの能力で僅かな隙間からでも内部への侵入は出来る。
そこまで大きくなくて良い。皆、ほんの少しでいいから奴の装甲に穴を空けてくれ」
剣崎「分かりました。皆、一点集中攻撃で肩の関節を狙うぞ。関節なら多少は装甲が薄いはずだ」
始「分かった。行くぞ!」
238 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/27(土) 23:04:04 ID:???
光太郎の作戦に乗る事にした一同は一斉に最大火力を超巨大ライダーロボの左肩に集中。
総攻撃を受けた超巨大ライダーロボは大きくのけ反るが、それでも外見上はダメージを受けている様子は伺えなかった。
しかし、流石に無傷というわけには行かなかったらしい。
光太郎「……よし、ほんの少しだが奴の装甲にヒビが入った。これなら行ける! バイオ、ライダー!!」
超巨大ライダーロボの肩に少しだけヒビが入った事を確認した光太郎はすぐさま青い姿「バイオライダー」に変身。
バイオライダーとなった光太郎は体をゲル化させると、ヒビの空いた個所から超巨大ライダーロボの内部への潜入する。
光太郎「よし、後はエネルギーの流れを追えば動力部に着けるはずだ!」
ゲル化した光太郎は超巨大ライダーロボの内部を流れるエネルギーに乗って内部を進み、やがて動力部へと到着した。
光太郎「ここか! トゥア! リボルケイン!」
幸い動力部は人間が動けるだけの空間が存在しており、光太郎はゲル化を解除しながらRXへと姿を変える。
そして動力部へと飛びかかりながらベルトのバックルへと手を当て必殺のリボルケインを取り出すと、
躊躇うことなく動力部へとリボルケインを突き立てた。
光太郎「覚えておけショッカー! どれだけ強大な敵を作りだそうと、正義が悪に屈する事はないと!」
リボルケインを突き立てられた動力部が火花を散らす中、
光太郎はリボルケインを引き抜くと動力部を背にしながらリボルケインで「R」の字を描く。
それと同時に動力部は爆発四散。
光太郎は再びバイオライダーへと姿を変えると体をゲル化させ超巨大ライダーロボの内部から脱出するのだった。
239 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/27(土) 23:05:08 ID:???
こうして光太郎が動力部を破壊すると、超巨大ライダーロボ自体にもすぐに変化が起きた。
超巨大ライダーロボは突然動きを止めると体の各部から火花を噴射。
そのまま海面へと倒れ込み、最後には盛大に火柱を上げながら爆発するのであった。
橘「やったか!」
天道「そのようだな」
ユウスケ「いやなに落ち着いてるんだよ!? あの中には光太郎さんがいたんだぞ!」
士「あいつがこの程度でくたばるわけないだろ」
落ち着き払った士の言葉通り、爆発によって巻き上げられた水しぶきの中からゲル化したバイオライダーが飛びだす。
光太郎「皆、やったぞ! 俺達の勝利だ!」
光太郎はゲル化を解除しながら港に着地すると、滝達へ向け拳を握り締めて勝利を宣言するのだった。
真司「フゥ、何とかなったか。最後どうなるかと思ったぜ」
滝「全くだな。しかし、ショッカーの連中こんな超兵器をいつの間に量産しやがったんだろうな」
ようやく勝利を収めたヒーロー達は肩の力を抜きつつ、バラバラになった超巨大ライダーロボの残骸を見つめる。
と、滝の問いに対して光太郎が一つの部品を取り出した。
光太郎「その事なんだが、これを見てくれ。俺が奴の内部で発見したものだ」
そう言って光太郎が見せた物。それは――
240 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/27(土) 23:06:38 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【徐々に追い詰められていく猛虎さん→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→制御盤の一部だ。消そうとした跡があるが少しだけ製造社名が読めるぞ
スペード、クラブ→制御盤の一部だ。製造社名は消されているがどうやら地球製のものらしい
JOKER→制御盤の一部だ。思いっきり「HUGER」と書かれている 滝「脳細胞がトップギアになるまでもなく繋がったなこれ」
241 :
森崎名無しさん
:2016/02/27(土) 23:10:15 ID:???
【徐々に追い詰められていく猛虎さん→
ダイヤ7
】
242 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/28(日) 00:13:52 ID:???
徐々に追い詰められていく猛虎さん→ダイヤ7
→制御盤の一部だ。消そうとした跡があるが少しだけ製造社名が読めるぞ
光太郎が取りだしたのは動力部の基盤の一部であった。
そして、光太郎は基盤に取り付けられたマイクロチップを指さす。
光太郎「ここを見てくれ。消そうとしたようだが製造社名が書かれていた跡がある」
良太郎「少しだけ頭文字が読み取れますね。H……かな?」
光太郎「ああ。どうやら仕事に抜かりがあったみたいだな。
このチップを製造した所がそのまま直接ショッカーと関わっているとは断言できないが、何かしら接点を持っている可能性は高い。
至急これをGUYSに渡して解析してもらおう」
滝「これで茂や本郷さん達の動きがサポート出来れば良いですね」
その後GUYSによって解析に回された結果、このマイクロチップが正真正銘地球製である事が判明。
これを製造する事が可能、かつ頭文字にHが付く会社が怪しいという情報はすぐに海外の本郷たちへと送られた。
無論その中にはヒューガーも含まれていた事は言うまでもない。
243 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/28(日) 00:15:52 ID:???
一方逃亡に成功したショッカーの潜水艦内では、死神博士たちがモニター越しに地獄大使と通信を交わしていた。
地獄大使「何!? この私が首領から託された宇宙合金ペダニウムを全て注ぎ込んで建造した特別製超巨大ライダーロボが敗れただと!
あれは例のウルトラマンとやらの攻撃をも防ぎきる事が可能なほどの合金なのだぞ。
なぜ巨大戦力も持っていない状態の連中が破壊できるのだ!」
死神博士「どうやら内部への侵入を許したようだ。あれを失ったのは痛手だったな」
日向「フン、そんな事はどうでも良い。問題はあのデカブツの残骸だ。
あれは貴様がウチの工場を使用して建造したものだったはずだ。足が付くような真似はしていないだろうな?」
地獄大使「小僧が何を偉そうに……当然だ。万一の際には重要部分を焼却できるよう内部には自爆装置を取り付けてある。
そして部品のメーカー印は全て消させた。奴らが何を回収しようと貴様の会社を特定する事は出来ん」
日向「ならいいが、今後は今回のような無様は晒すなよ。
こちらもバックアップは惜しまんが、全てはあの偽善者共を抹殺する為だ。
それが出来んのならお前達に協力する義理はないという事を忘れるな」
ブラック将軍「無論。我らにとってもあのヒーロー達は不倶戴天の敵。次こそは全力を持って奴らを倒す事を約束しよう」
日向「俺もそう気の長い方じゃねえ。その言葉に偽りがない事を祈っておくぜ」
そう告げると、日向は苛ただし気にコーラを煽るのであった。
彼がショッカーとヒューガーの関連を疑われ始めた事に気付くのは、もう少し後の話である。
▼本郷たちがヒューガーに一歩近づきました
といった所で今日はここまで
それではー
244 :
森崎名無しさん
:2016/02/28(日) 00:22:15 ID:???
まあ、日向もヒーローたちもピンチになってからが本番な所あるから
245 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/28(日) 22:13:43 ID:???
>>244
ヒーローの不屈の精神と隠れMを一緒にされるのは誠に遺憾
おのれ日向
こうしてショッカー軍団を相手に勝利を収め、神戸に向かった別動隊もまた異星人達の撃退に成功した滝一行。
しかしその代償として、彼らは高校サッカー選手権を棄権する事となってしまうのだった。
それから数週間の後。彼らは選手権神奈川予選決勝大会の会場へと試合の観戦にやってきていた。
光太郎「いよいよ決勝戦か。どちらが全国に行くにしても悔いのない試合になると良いな」
滝「ええ……すみません。光太郎さん達の最後の大会をフイにしてしまって」
橘「何度も言っているが、その事についてお前が謝る必要はない」
闘破「そうそう。悪いのはショッカーとかあの宇宙人なんだし、俺達も自分で承知の上で戦ったんだから。
滝が気にする事はないって」
夏と違い完全に棄権してしまった上、先輩たちの最後の大会を駄目にしてしまった事は滝にとって大きな心残りとなっていたらしい。
心底申し訳なさそうに頭を下げる滝であったが、光太郎を始めとした先輩組は穏やかな様子でそれを宥める。
と、そこで士が口を開いた。
士「所で今日はどことどこの試合なんだ」
魁「は? お前それ本気で聞いてんのかよ?」
士「ああ。どうにも他の連中の試合は興味がなくてな。特に調べてもいなかった」
剣崎「ハァ、お前って奴は本当にゴーイングマイウェイだな。今日の試合の対戦カードはだな――」
246 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/28(日) 22:15:34 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【片方は確定。結果の方も確定です→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→剣崎「頑駄無と本条だよ」
スペード→剣崎「鉄之城と本条だよ」
クラブ→剣崎「須派炉歩と本条だよ」
JOKER→剣崎「雷門と本条だよ」
短くてすいませんが本日の更新はこれだけとなります
それではー
沖波が嵐の二の舞になりそうです。参ったぜ
247 :
森崎名無しさん
:2016/02/28(日) 22:17:13 ID:???
【片方は確定。結果の方も確定です→
ダイヤ4
】
248 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/29(月) 23:40:08 ID:???
色々と犠牲にして進めてた艦これのイベントが終了しました。参加されていた方はお疲れ様でした
結局沖波は出ませんでしたがグラーフ、プリンツ、秋津洲、天城、秋月×2、まるゆ×4とかドロップしましたね
秋と合わせてイベント限定艦も結構揃ったと思います。でも狙ってた初風来なかったよ! クリスマスといい何故来ないのか
で、艦これのイベントは終わったもののちょっと書きにくいパートに入ってしまった為もうしばらくは低速更新になりそうです
ご容赦下さいませ
片方は確定。結果の方も確定です→ダイヤ4
→剣崎「頑駄無と本条だよ」
剣崎「頑駄無と本条だよ」
士「本条? 聞いた事ないチームだな。強いのか?」
魁「あのなぁ、そりゃ強いから決勝まで上がってきたに決まってんじゃん。
って言っても知らないのも無理ないか。この予選が始まるまではそこまで注目されてた高校でもなかったし」
光太郎「元々騎場拓馬という全国レベルのFWを抱えてはいたけど、それ以外の選手の質は並程度。
総合力は県の中でも中の上といった所だったんだ。
こう言っちゃ悪いけど夏の時点じゃ予選突破候補とは言えなかったな」
士「……成程な、大体わかった。そんな連中が今回いきなり決勝まで駒を進められた理由、新戦力でも加わったって所か」
その士の言葉を肯定するように、近くにいた真司が首を縦に振る。
249 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/02/29(月) 23:41:48 ID:???
真司「おう、正解。騎場の他に全国クラスの選手が加入してさ、あれよあれよという間に決勝まで勝ち上がってきたんだよ。
その加入した選手って言うのが――」
【分岐】
先着一名様で、
【ちょこっとifルート混ざってます→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート、スペード→真司「高杉って奴と末次ってGKだ」
クラブ→真司「高杉って奴。ポジションはちょこちょこ変わってるな」
JOKER→真司「高杉って奴と末次ってGK、それと坂本っていうFWだ」
本日はこれだけ
復習の為に俺フィーとかファンタジスタ読み返しております。時間ががが
それではー
250 :
森崎名無しさん
:2016/02/29(月) 23:46:41 ID:???
【ちょこっとifルート混ざってます→
ダイヤ5
】
251 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/01(火) 21:22:37 ID:???
出来れば休まないようにしたいと言って早々大変申し訳ありませんが、ちょっと眠気が酷いので今日は休ませていただきます
252 :
森崎名無しさん
:2016/03/01(火) 22:25:48 ID:???
乙でした。
253 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/02(水) 22:45:19 ID:???
どれだけ寝ても眠気が襲ってくるでござるの巻。歳か
>>252
乙ありがとうございます
ちょこっとifルート混ざってます→ ダイヤ5
→真司「高杉って奴と末次ってGKだ」
真司「高杉って奴と末次っていうGKだ。
高杉は技術はそんなにないんだけどとにかく運動量が落ちなくて常に全力で動くタイプの選手だな。
ポジションはDFかFWのどっちかで出場するのが基本だ」
士「ほう。で、末次ってのはどんなキーパーなんだ?」
滝「末次は小柄だけど嗅覚の鋭いタイプのGKだな。シュートコースを上手く読んでセービングをしてくる。
あれで背丈があればかなりの実力者になってただろうな。ほら、あれだよ」
滝が指差した先には、丁度グラウンド上に出てきた本条の選手達の姿があった。
その中にあって、確かにキーパーユニフォームを纏った男、末次は他の面々と比べて小柄である。
士「成程な、大体わかった。じゃ、お手並み拝見と行こうか」
ユウスケ「お前が戦うわけでもないのに相変わらず偉そうだなぁ」
254 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/02(水) 22:47:24 ID:???
こうして試合開始が近づく中、何気なくといった様子で神が口を開く。
神「ねえ、滝はどっちが勝つと思う?」
滝「ん? そうだな――」
行動を選択してください
A:滝「頑駄無だろ。アムロさんやシン、キラ達がそう簡単に負けるかよ」 頑駄無が勝つと予想
B:滝「今の本条には勢いがある。頑駄無でも呑まれるかもしれないな」 本条が勝つと予想
C:滝「勝つのは頑駄無でも本条でもない。俺だ。ヒャッホー!!」 滝、何を血迷ったのかグラウンドに乱入!
D:滝(そんな事よりセクハラだ!) 揉む
E:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼数度の場面判定はありますが、この試合の結果は最初から決まっています
▼選択肢によってこの後の判定に少々変化が発生します
本日の更新はこれだけです
どうも眠気で頭ボーっとしてるのが基本になってきてしまっている気がする今日この頃です
色々アカンですね
それではー
255 :
森崎名無しさん
:2016/03/02(水) 22:56:08 ID:SDvIVf2Q
E A+真司「あくまでも噂だが、頑駄無は決勝戦まで秘密兵器を温存しているとか。そいつは扱いにくいが、実力は本物らしい」
256 :
森崎名無しさん
:2016/03/02(水) 23:16:07 ID:YQikdDlo
A
257 :
森崎名無しさん
:2016/03/02(水) 23:22:02 ID:bNZJ3gkI
A
258 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/04(金) 23:16:24 ID:???
>>255
扱いにくいけど実力は本物っていうと今だとミカとかでしょうかね。ああでもミカは指示に忠実で扱いやすそうですね
やっぱりミカは凄ぇよ(これが言いたかっただけ)
なんだかずっと眠いのと全力で書きあぐねているのダブルパンチで全然続きが進んでおりません
そこまで長い描写を書いているわけではないので明日は更新できると思いますが、それまでもう少しだけ待っていただけると幸いです
それでは
259 :
森崎名無しさん
:2016/03/04(金) 23:31:01 ID:???
乙です
無理をしないで自分のペースで書いてくだせえ、こちらはゆったりと待ってるので
260 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/06(日) 00:36:15 ID:???
>>259
乙&諸々ありがとうございます
今後とも無理はせずに進めて行こうと思います
A:滝「頑駄無だろ。アムロさんやシン、キラ達がそう簡単に負けるかよ」 頑駄無が勝つと予想
滝「まあ頑駄無だろうな。
本条が全国クラスの選手を三人抱えているっていっても、アムロさんやシン、キラ達がそう簡単に負けるかよ」
???「それはどうかな?」
当然といった様子で頑駄無の勝利を予想した滝であったが、背後からそれに疑問を呈する声が聞こえてくる。
滝が背後を振り向くと、そこには見知ったサングラスの男の姿があった。
片桐「久しぶりだな。怪我の方はもうよう良くなったようで安心したよ」
滝「片桐さんじゃないですか。なんだってこんな所に」
片桐「それは当然この試合を楽しみにしていたからさ。最も、俺の目当てはお前とは逆だがな」
片桐はフッと笑みをこぼすと、滝の隣に腰を下ろす。
滝「俺の逆って事は本条を見に来たって事ですか。さっきの発言といい随分本条を買っているんですね」
片桐「ああ。以前騎場と色々あってな。それ以来本条にはずっと目を向けていた。
それでさっきの事だが、お前は少々本条に対する見積もりが甘い」
片桐は滝に向けて指を三本向け、本条の強さについて語り始めた。
261 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/06(日) 00:37:49 ID:???
片桐「まず第一に、騎場、高杉、末次は全国クラスではなく、全国トップクラスの選手だ。
特にテクニックの乏しい高杉やキーパーとしては背丈のない末次とは違い、
騎場の実力はスピード型のFWとしては全国で五本の指に入るのは間違いない。
他の二人についても前述の弱点はあれどそれを補って余りあるセンスとフィジカルの持ち主だ。
頑駄無とはいえそう簡単には止められんだろうな。
第二に、他の選手に関しても騎場のしごきと高杉たちの加入の影響が現れている。
流石にチーム全体が全国クラスになる程ではなかったが、それでも全国で案山子になる程の足手纏いはいなくなった。
騎場頼みで県内中の上という以前の評価は全く当てはまらなくなったと言って良いだろう」
滝「……他には?」
片桐「最後に三つ目。これが最も重要なポイントだが、本条には全国に行く……いや、全国制覇を目指す明確な理由がある。
勝負を左右するのは気持ちの強さだけではないが、何としてでも勝とうとする意志という物は何物にも代えがたい力になる。
この試合、本条は死に物狂いで勝ちに来るだろう。それを跳ね除けるだけの力が頑駄無にあるかどうか。
勝負の分かれ目はそこになるだろうな」
そう口にしながら、グラウンド上に視線を向ける片桐。
そこではコイントスの為に両チームの選手達がセンターラインに整列を始めていた。
といった所で判定も分岐もありませんが本日の更新は以上となります
それではー
262 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/07(月) 23:01:41 ID:???
滝達がどちらが勝つかについて言葉を交わす中。
グラウンド上ではコイントスを行うべく頑駄無のキャプテンであるアムロと本条のエース騎場が握手を交わしていた。
騎場「直接顔を合わせるのは初めてやな。イチイチ名乗る必要もないやろが、俺が騎場や。
あんたより一つ年下やが、ウチの部長が今はベンチにおってな。試合中は俺がキャプテンをやらせてもらっとる」
アムロ「君の噂は聞いているよ。全国でも上位に入るだろうドリブラーだとね」
騎場「へぇ、あのアムロさんに名前を覚えとってもらえてたとは光栄ですわ。
……ついでにこの試合であんたらを打ち負かした男の名前として覚えといてもらえると尚嬉しいんですがね」
シン「なんだと……!?」
騎場の挑発的な物言いに怒りを露わにするシン。
そんなシンをアムロは手で制し、苦笑を浮かべながら口を開いた。
アムロ「成程、伊達に決勝まで上がってきたわけじゃないという事か。自分達の実力に確固たる自信を持っているようだ。
全国を賭けて戦うんだ、君達のような相手の方が俺達もやりがいがある。
その強気な姿勢がプレッシャーを隠す為の虚勢でない事を期待しているよ」
騎場「……ま、楽しみにしといて下さいや。
(ちっ、まるで動じずに挑発仕返してきおった。
流石は神奈川でも名の知れたプレイヤー、口先で簡単に揺さぶれる男やなかったか。
まあええ、それなら普通に真っ向勝負で勝つだけや)」
263 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/07(月) 23:03:04 ID:???
カードの魔物の力でズケズケと物を言うようになったアムロに騎場の挑発はまるで効果がなく、
アムロは逆に騎場に対し不敵な態度を返すまでになっていた。
そんなアムロの姿に騎場は内心で舌打ちをしつつ、これ以上の舌戦は無意味だと大人しく引き下がる。
こうして両チームが剣呑な雰囲気になる中、審判の手によってコイントスが行われた。
【分岐】
先着二名様で、
【コイントス→ ! dice】
【高杉のポジション→! card】
!とdice、cardの間のスペースを消してカードを引いてください。ダイスの数字およびカードの絵柄で以下のように分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
【ダイス】
奇数→頑駄無ボール。最初のダイジェスト判定が頑駄無有利に
偶数→本条ボール。最初のダイジェスト判定が本条有利に
【カード】
ダイヤ、ハート→FW
スペード、クラブ→DF
JOKER→ボランチ
本日の更新はこれだけとなります
次からはダイジェストですが試合が始まるのでもう少しくらいはペースを上げたいですね
それではー
264 :
森崎名無しさん
:2016/03/07(月) 23:05:13 ID:???
【コイントス→
6
】
265 :
森崎名無しさん
:2016/03/07(月) 23:07:35 ID:???
【高杉のポジション→
ハート6
】
266 :
森崎名無しさん
:2016/03/08(火) 19:20:21 ID:???
俺フィー勢本格登場してきたか
連載当時を思い出すと本当に胸が熱くなる
マジで劇的すぎるタイミングの連載だった
今となっては出て当たり前なWCだけど越えられない壁があった時代の作品だからなー
267 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/09(水) 22:39:28 ID:???
>>266
フランス予選の頃だからこそどんな事をしてでもW杯本選に出ないといけないという描写が活きていましたし、
狙ったかのようにアルゼンチンと当たったりしていたみたいですからね
当時読んでいたら更に面白かったんだろうなと思うと少し残念です
コイントス→6
→本条ボール。最初のダイジェスト判定が本条有利に
高杉のポジション→ハート6
→FW
騎場「お、裏か。ほんじゃボールは貰うで」
コイントスの結果、最初にボールを得たのは本条であった。
幸先が良いと騎場が笑みを浮かべる中、両チームの選手達は各々のポジションへと散っていく。
と、そんな中騎場に近づく者がいた。
彼の名は高杉和也。
とある事情から小学生の頃に一度サッカーを離れていたが、この予選から復帰した男である。
騎場「おう、和也か。今日の相手はマジモンの強敵や。FWとしてガンガン点取るつもりで頼むで」
和也「ああ、そりゃ勿論そのつもりだけど、本当に俺がFWに行って良いのか?
頑駄無って県内屈指の攻撃力を持ってるって話だし俺はDFに回った方が――」
騎場「阿呆、逆や。あいつらの攻撃力は確かに本物。つまり、そうそうお前の付け焼刃の守備が通用する相手やないってこっちゃ」
268 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/09(水) 22:40:31 ID:???
前述の通り高杉はサッカーに復帰したばかりでブランクの大きい選手である。
日常的に体を鍛えていた事と元々の才能により今まではそれなりの守備は出来ていたが、
頑駄無という全国でも上位に入る実力を持つチームにまで守備が通用するかと言えば、答えは微妙と言わざるを得なかった。
???「そういう事だ。それに、アンタが止められる程度のシュートなら俺は余裕で防げる。
別に守ってもらう必要はないな」
和也「なにィ」
そして騎場に続き、今度はキーパーユニフォームを着た小柄な男が高杉の守備は不要だと語る。
彼の名は末次浩一郎。
一年、かつ小柄でありながら既に県内でも指折りの実力を持つと言われているGKである。
末次「良いか、俺はアンタの素人臭い守備を全く信用しちゃいない。
が、アンタの馬鹿みたいなスタミナとシュートセンスに関しちゃほんの少しだが信用していいと思ってもいる。
この試合、いくら俺でも無失点で切り抜けるのは難しいだろう。ある程度の殴り合いになるのは間違いない。
点の取れる選手は前線に一人でも多い方が良い。だからアンタはFWで好きに暴れてろ。
そっちの方が結果的に俺の助けになる」
騎場「そういうこっちゃ。俺の見立てではお前のシュートならあの刹那やドモンを相手にしても正気は十分にある。
この試合をより確実に物にする為にはお前はFWにいた方が絶対にええんや。分かったか?」
和也「ああ、まあ……守備の方ボロクソに言われたのはちょっとショックだけど」
騎場「フ、ならこの試合が終わった後で学校に戻って練習やな。付き合うたる。
――行くで、和也、それと末次。頑駄無の連中をぶっ潰して、俺達が国立の切符を取る。ええな!」
和也「おう!」
末次「フン、言われるまでもない」
269 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/09(水) 22:42:43 ID:???
頑駄無を倒して全国、国立競技場へ行くと決意を固めると、高杉たちも各々の戦場へと向かっていった。
そして――
ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!!
冬の高校サッカー選手権大会、神奈川県代表を決める為の決戦の火蓋が切って落とされた。
【分岐】
先着一名様で、
【ダイジェストその1→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→騎場「まずは俺が相手や!」 騎場、中盤を突破。そのままドリブルゴールを目指す!
スペード→騎場「行け、和也ぁ!」 和也「おう!」 騎場、中盤を突破。そして高杉にパスを出す!
クラブ→アムロ「感情に呑まれ過ぎだ。それじゃあ死にに来たような物だぞ」 騎場「なにィ」 騎場、あっさりボールを奪われる!
JOKER→スペードの結果+α
今日の更新はこれだけです
全日本の方の高杉との差別化の為、以降俺フィーの方の高杉は「和也」表記で進行します
本当に高杉は迷惑な奴だぜ!(理不尽)
それではー
270 :
森崎名無しさん
:2016/03/09(水) 22:46:57 ID:???
【ダイジェストその1→
ダイヤ7
】
271 :
森崎名無しさん
:2016/03/09(水) 22:47:20 ID:???
【ダイジェストその1→
クラブ10
】
272 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/11(金) 23:21:53 ID:???
ダイジェストその1→ダイヤ7
→騎場「まずは俺が相手や!」 騎場、中盤を突破。そのままドリブルゴールを目指す!
騎場「さて、まずは俺が相手や!」
試合開始直後、本条はFW騎場のドリブルによる速攻で頑駄無への攻撃を開始した。
アムロ「来たか。お前の実力が本物かどうか、試させてもらうぞ!」
これに対し、頑駄無はトップ下のアムロがボールを奪うべく騎場の前に立ち塞がる。
騎場「おう、試してみろや! けどな、後から油断してたと後悔しても遅いで!」
眼前のアムロに向け騎場は不敵に微笑むと、迷うことなくドリブルを続行。
そして――
アムロ(右か? いや左……小刻みにフェイントを入れてくる。これを読み切るのは骨が折れるな)
騎場「ボーっとしとる暇があるとは余裕やな。けど悪いな、まずは俺の勝ちや!」
アムロ「っ!? ちぃっ!」
騎場は小刻みなフェイントを繰り返してアムロを翻弄。
どう動くべきか判断に悩みほんの少し反応の遅れた隙を突き、一気に脇を通り過ぎ突破に成功するのだった。
273 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/11(金) 23:22:56 ID:???
滝「む。実際にプレイを見たのは初めてだが、あの騎場って奴の実力は本物だな」
片桐「だから全国でも上位に入ると言っただろう。俺の目に狂いはなかった」
滝(うぜぇ)
この結果にドヤ顔を浮かべる片桐を他所に、騎場はそのままドリブルを続行し頑駄無陣地奥まで切り込んでいた。
シン「アムロさんをああも簡単に突破するのか。
この試合はアイツの突破に要注意って事で後ろ目にいたのは正解だったな」
刹那「ああ。俺達二人で奴を止める。これ以上先へは進ませない」
シン「行くぞぉ!!」
そんな騎場をPA手前で待ち受けていたのは、ボランチのシンとCB刹那のタッグであった。
二人は揃って騎場へ向けて突撃し、強烈なタックルを仕掛ける。
騎場「シン・アスカに刹那・F・セイエイ。相手に取って不足なしや。
お前らを蹴散らして、俺らが全国に相応しいって事を証明したる!」
274 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/11(金) 23:24:32 ID:???
【分岐】
先着三名様で、
【騎場→! card+ドリブル81=】
【シン→! card+タックル78+(人数補正+1)=】
【刹那→! card+タックル77+(人数補正+1)=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧2→騎場、突破に成功。そのままドモンとの一対一に!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(高杉がフォロー、ランダム、ヒイロがフォロー)
≦−2→頑駄無、ボール奪取。ダイジェスト1終了
【捕捉・補正】
▼騎馬のカードがダイヤ、ハートだった場合「テクニカルドリブル(+3)」が発動します
▼騎馬のカードがスペードだった場合「強引なドリブル(+2)」が発動します
「強引なドリブル」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼シンのカードがダイヤ、ハートだった場合「パルマフィオキーナ(+5)」が発動します
「パルマフィオキーナ」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼シンのカードがスペードだった場合「高速タックル(+4)」が発動します
▼刹那のカードがダイヤだった場合「強引なタックル(+3)」が発動します
「強引なタックル」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼この試合では負傷は発生しません
▼接触プレイ時に攻撃側と守備側双方がクラブだった場合、守備側の反則になります
▼順番が違っていた場合、【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
▼勝敗が決まっていても最後までカードは引いて下さい
275 :
森崎名無しさん
:2016/03/11(金) 23:25:21 ID:???
【騎場→
ハートJ
+ドリブル81=】
276 :
森崎名無しさん
:2016/03/11(金) 23:26:24 ID:???
【シン→
ハートA
+タックル78+(人数補正+1)=】
277 :
森崎名無しさん
:2016/03/11(金) 23:27:25 ID:???
【刹那→
ダイヤ10
+タックル77+(人数補正+1)=】
278 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/11(金) 23:47:10 ID:???
騎場→ハートJ+ドリブル81+(テクニカルドリブル+3)=95
シン→ハートA+タックル78+(人数補正+1)+(パルマフィオキーナ+5)=85
刹那→ダイヤ10+タックル77+(人数補正+1)+(強引なタックル+3)=91
→騎場、突破に成功。そのままドモンとの一対一に!
騎場「ハッ! そんな動きじゃ俺は止められんで!」
シン「このっ! ちょこまかと!」
刹那(くっ、まるで隙が見えなかった……やはり今の俺では強力なドリブラーを迎え撃つのは難しいか)
騎場は細かなステップを駆使し、向かってくる二人の間を縫うようにしてタックルをかわす。
最早騎場の前に立ち塞がるのは残るはGKのドモンただ一人。
こうして試合開始から僅か数分にして、本条は早くも先制のビッグチャンスを獲得した。
騎場「(よし、ええ調子や)この調子で一気に先制したる! 覚悟しろや!」
ドモン「そうはさせん! この俺がいる限り、簡単にゴールを割れると思うなよ!」
279 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/11(金) 23:49:56 ID:???
【分岐】
先着二名様で、
【騎場の判断→! card(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュート。JOKERでドリブル+強制読み外し)
騎場→! card+ドリブル81/シュート79=】
【ドモンの判断→! card(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュートに備える。JOKERで強制読み当て)
ドモン→! card+備える77=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧2→騎場「なんや、この程度か」
=1〜−1→ボールはこぼれ球に ▼更に分岐
≦−2→キング・オブ・ハートの名に懸けて!
【捕捉・補正】
▼騎馬のカードがダイヤ、ハートだった場合「テクニカルドリブル(+3)」が発動します
▼騎馬のカードがスペードだった場合「強引なドリブル(+2)」が発動します
「強引なドリブル」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼ドモンのカードがダイヤ、ハートだった場合「超級覇王電影弾(+4) ガッツ消費100」が発動します
「超級覇王電影弾」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼ドモンのカードがハートKだった場合、スキル「キング・オブ・ハート」によってドモンは強制勝利します
▼読みが当たった場合キーパーには「的中補正(+2)」が発生します
▼読みが外れた場合、キーパーには「読み違いペナ(−2)」が発生します
▼接触プレイ時に攻撃側と守備側双方がクラブだった場合、守備側の反則になります
▼順番が違っていた場合、【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
▼勝敗が決まっていても最後までカードは引いて下さい
といった所で今日はここまで
それではー
280 :
森崎名無しさん
:2016/03/11(金) 23:56:00 ID:???
【騎場の判断→! card(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュート。JOKERでドリブル+強制読み外し)
騎場→
ダイヤ4
+ドリブル81/シュート79=】
281 :
森崎名無しさん
:2016/03/11(金) 23:58:59 ID:???
【ドモンの判断→
ダイヤ5
(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュートに備える。JOKERで強制読み当て)
ドモン→
ダイヤA
+備える77=】
282 :
森崎名無しさん
:2016/03/12(土) 00:03:23 ID:???
【騎場の判断→
ハートJ
(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュート。JOKERでドリブル+強制読み外し)
騎場→→
スペード9
+ドリブル81/シュート79=】
引きなおしですよね?
283 :
森崎名無しさん
:2016/03/12(土) 01:22:16 ID:???
【ドモンの判断→
スペード7
(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュートに備える。JOKERで強制読み当て)
ドモン→
ハート9
+備える77=】
284 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/12(土) 22:46:01 ID:???
>>282
はい。今回の場合は引き直しとなります
>>282
さんの判定ですが、騎場の部分が→→となっていてコピペが正確ではありませんでした
大変申し訳ありませんがもう一度最初から引き直しをお願いします
細かい事を言ってしまい恐縮ですが、正確でないコピペは無効というルールなので理解していただけると幸いです
285 :
森崎名無しさん
:2016/03/12(土) 22:51:44 ID:???
【騎場の判断→
クラブ10
(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュート。JOKERでドリブル+強制読み外し)
騎場→
ダイヤK
+ドリブル81/シュート79=】
286 :
森崎名無しさん
:2016/03/12(土) 22:52:08 ID:???
【騎場の判断→
スペード5
(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュート。JOKERでドリブル+強制読み外し)
騎場→
スペード2
+ドリブル81/シュート79=】
287 :
森崎名無しさん
:2016/03/12(土) 22:57:51 ID:???
【ドモンの判断→
ダイヤ5
(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュートに備える。JOKERで強制読み当て)
ドモン→
ハート10
+備える77=】
288 :
森崎名無しさん
:2016/03/12(土) 22:58:21 ID:???
【ドモンの判断→
ダイヤ2
(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュートに備える。JOKERで強制読み当て)
ドモン→
クラブQ
+備える77=】
289 :
森崎名無しさん
:2016/03/12(土) 23:09:36 ID:???
【騎場の判断→
ハート9
(ダイヤ、ハートでドリブル。スペード、クラブでシュート。JOKERでドリブル+強制読み外し)
騎場→
ハート5
+ドリブル81/シュート79=】
290 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/12(土) 23:45:12 ID:???
皆様引き直しありがとうございました
騎場の判断→クラブ10=シュート
騎場→ダイヤK+シュート79=92
ドモンの判断→ダイヤ5=ドリブルに備える
ドモン→ハート10+備える77+(読み違いペナ−2)+(超級覇王電影弾+4)=89
→騎場「なんや、この程度か」
▼騎場がKで勝利したので全能力成長フラグ、シュート技フラグを獲得しました
ドモン「(騎場はドリブルに自負を持った男。ここも俺の突破を狙ってくるはず!)
行くぞぉ! 超級! 覇王! 電・影・だぁぁぁぁぁん!!」
騎場がドリブルでの突破を狙ってくると予想したドモンは、対一対一用の必殺技「超級覇王電影弾」を繰り出す。
駒の様に体を高速回転させながら騎場に向かって突撃するドモン。しかし――
騎場「ハッ、俺が馬鹿の一つ覚えでドリブルを使うと思ったか! 阿呆が!」
騎場はドリブルの動きからノーモーションでボールをドモンの頭上を超えるように蹴り上げる。
そう、騎場はドモンがドリブルを警戒してくる事を予想し最初からシュートによる得点を狙っていたのだ。
ドモン「しまった! 届けぇ!」
咄嗟に手を伸ばしボールを掴もうとするドモンだったが、騎場のシュートは狙い澄ましていただけに非常に鋭かった。
いかに高い身体能力を持つドモンとはいえこれを読み違えた状態で止める事は難しく、
無情にもボールは彼の腕の上を通り抜けて行く。
ピィィィィィッ!!
そしてそれは、本条が頑駄無から先制点を奪った事を意味していた。
291 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/12(土) 23:46:18 ID:???
頑駄無 0-1 本条
魁「マジか。出合い頭とはいえアムロさんやドモン達がなす術もなく失点したぞ」
光太郎「派手さはないが堅実な動きだ。騎場拓馬、噂に違わない実力者みたいだな」
片桐「ドヤァ」
滝「(この人多分翼の時もこうやってドヤ顔浮かべてたんだろうな。ウゼェ)
けどまあまだ試合も始まったばかりだ。このままで終わるシン達じゃないさ」
この先制劇により、生田(仮)の面々も本条の実力が本物である事を理解する。
が、だからといって頑駄無がこのままみすみすと敗れて行くはずがない。
本当の戦いはここからだと、彼らはより真剣な様子でグラウンドを見つめるのだった。
そんな中、頑駄無ボールで試合が再開される。
292 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/12(土) 23:49:00 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【ダイジェストその2→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→前半終了間際、頑駄無が得点チャンスを獲得しガロードがシュートを打つ!
スペード→その後、試合は膠着状態に陥り0-0で前半終了!
クラブ→本条が前半終了間際に追加点のチャンスを得る! ▼更に分岐します
JOKER→本気になった頑駄無は強かった! すぐさま同点に追いつくと、前半終了間際に更に追加点のチャンスを得る!
本日の更新はこれだけとなります
以前のずっとデュークのターンの反省と結果自体は既に決まっている事を踏まえ、
今回の試合描写はかなりの勢いで端折っていく予定です
それではー
293 :
森崎名無しさん
:2016/03/12(土) 23:51:04 ID:???
【ダイジェストその2→
ダイヤQ
】
乙でした
294 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/14(月) 23:05:51 ID:???
>>293
乙ありがとうございます
更新の目途は立ちましたがちょっと時間がなさそうなので今日も更新は休ませて頂きます
最近睡眠時間を削ると翌日にダイレクトに響くようになってきて学生時代の無茶のツケを払わされている気分です(自業自得)
余程の事がない限り明日は更新出来そうなのでもう少々お待ちくださいませ
295 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/15(火) 22:53:38 ID:???
ダイジェストその2→ダイヤQ
→前半終了間際、頑駄無が得点チャンスを獲得しガロードがシュートを打つ!
アムロ「皆焦るなよ。ビハインドを背負ったとはいえ向こうがこちらより圧倒的に格上という事はない。
落ち着いてチャンスを窺えば勝機は来る!」
頑駄無一同『おう!』
先程の滝の言葉通り、出合い頭の一発で崩壊するほど頑駄無というチームは脆くはなかった。
アムロの檄で試合再開前に平静を取り戻した彼らは、キックオフと共に攻め急ぐ事なくパス回しを開始。
本条をじっくりと崩す作戦に出るのであった。
騎場「(最初に点を取れたのは上々の出来やったが、勢いに乗り過ぎて熱くなるのはアカン。ここはじっくり腰を据えるべきやな)
お前ら、無理して奪いに行くなや! こっちをイラつかせるんが向こうの作戦や、乗るこたない!」
一方、本条もまた先制の勢いに乗って前掛かりになる事を避けていた。
彼らは騎場の指示の元、陣形を崩さない程度に頑駄無へプレスを仕掛ける動きに終始し始める。
この結果怒涛の展開となった最初のワンプレイとは打って変わり、
試合は中盤でのボール回しが延々と繰り返される単調な物へと変化するのだった。
296 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/15(火) 22:55:00 ID:???
士「やれやれ、随分と退屈な展開だぜ。真面目に見てるのが馬鹿らしくなってきた。俺は寝るぞ」
良太郎「……ごめん、僕もちょっとウトウトしてきた……」
滝「いや寝るなよお前ら! 中盤でのパス回しによる膠着状態とか最高じゃないか! ちゃんと見ろ!」
パス回し中心の中盤戦。
グラウンド上の選手達にとっては一瞬でも気を抜けばそこを突かれる熾烈な展開であったが、
観客席の面々からしてみればこれ程退屈な物はなかった。
最初は真剣に試合を眺めていた滝一行も徐々に集中力を途切れさせ、気付けば舟を漕ぎ出す者まで現れる始末。
そんな試合が動いたのは、前半も終了間際のアディショナルタイムの時であった。
本条のSH(審判が時計を見始めたしもう前半も終わりか。そろそろ休めるぞ)
アムロ「(あのサイドハーフ、審判の方に意識が移っている! 狙うならここしかない!)
カミーユ! 行け!」
カミーユ「了解です! うおおおおおっ!」
本条のSH「あ、しまった!」
間もなく前半終了という状況で、遂に本条の選手達が集中力を途切れさせ始めたのをアムロは見逃さなかった。
彼はすかさずSHのカミーユへと指示を出し、それを受けたカミーユは猛然とドリブルを開始。
審判の様子に気を取られていた本条のSHがこれを止められるはずもなく、カミーユは難なく敵中盤を突破する事に成功するのだった。
297 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/15(火) 22:56:06 ID:???
騎場「クソッタレ! ここぞって時に油断しおって! センタリングが上がるで! 死ぬ気で止めろ!」
カミーユ「そう簡単に止められると思うな! 行け、ジュドー!」
ジュドー「OK、任せてよカミーユさん! そらっ!」
本条のCB「だ、駄目だ! 止められねえ!」
前半終了間際というタイミングでの失点だけは絶対に許すなと声を張り上げる騎場であったが、
本条のDF達は頑駄無の猛攻を止め切る事は出来なかった。
結局、ジュドーのポストプレイによってボールはガロードの元へと送られるのだった。
ガロード「へへ、やっぱジュドーはドンピシャの所に落としてくれるぜ。さぁて、そんじゃいっちょやりますか!」
ボールをトラップしたガロードは勢いよく足を振りかぶる。
この絶体絶命の状況の中、しかし本条最後の砦GK末次は全く諦めてはいなかった。
末次「野郎、もうゴールを割った気でいやがるな。舐めやがって……
全国へ行くため、恥も見栄も捨ててこのチームに入ったんだ。そう簡単にゴールを決められて堪るかよ!」
末次は拳を握りしめ、ガロードのシュートに備え身構える。
そして――
ガロード「行っけえぇぇぇぇぇっ!!」
末次「させるかっつってんだろうが!」
ガロードの必殺シュート、ツインサテライトキャノンが勢いよく放たれた。
298 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/15(火) 22:57:16 ID:???
【分岐】
先着二名様で、
【ガロード→! card+ツインサテライトキャノン90=】
【末次→! card+パンチング87=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧2→ガロードのツインサテライトキャノンが本条ゴールに突き刺さる! 同点で前半終了!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に ▼更に分岐
≦−2→止めたぞ! 本条リードで前半終了!
【補足・補正】
▼「ツインサテライトキャノン」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した場合、相手が吹っ飛びます
▼末次のカードがダイヤ、ハート、スペードだった場合「鋭いパンチング(+2)」が発動します
▼順番が違っていた場合、【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
▼勝敗が決まっていても最後までカードは引いて下さい
299 :
森崎名無しさん
:2016/03/15(火) 23:00:00 ID:???
【ガロード→
ハート9
+ツインサテライトキャノン90=】
300 :
森崎名無しさん
:2016/03/15(火) 23:00:56 ID:???
【末次→
スペード7
+パンチング87=】
301 :
森崎名無しさん
:2016/03/15(火) 23:06:54 ID:???
愛は偉大
302 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/15(火) 23:09:00 ID:???
末次、あっさり吹っ飛んだ!
といった所で本日の更新も短いですがこれだけとなります
今の末次は原作初期程の問題児じゃないですが終盤程達観もしてない微妙な感じの性格ですね
それではー
303 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/17(木) 22:10:31 ID:???
>>301
リア充は強いの法則は中々崩れませんね
ガロード→ハート9+ツインサテライトキャノン90=99
末次→スペード7+パンチング87+(鋭いパンチング+2)=96
→ガロードのツインサテライトキャノンが本条ゴールに突き刺さる! 同点で前半終了!
末次「見切ったぞ!」
猛スピードでゴールへと迫るツインサテライトキャノンの軌道を、末次は完全に見切っていた。
彼は勢いよくシュートコースへ向けて飛び右拳を突き出す。ここまでは完全に末次優勢の状況であるといえた。
ただ一つ末次にとって不幸だったのは、ツインサテライトキャノンがスピード以上にパワーを重視したシュートであった事であろう。
末次「ぐっ……おあぁっ!!?」
拳がボールに触れた瞬間シュートの威力に圧倒された末次は、それでも何とかボールを弾こうと懸命に力を込める。
しかしパワーの差は如何ともしがたく、数瞬の後に末次はあえなく吹っ飛ばされてしまう。
そして末次を吹き飛ばしたボールはそのまま突き進み、ネットを破らんばかりの勢いでゴールに突き刺さるのであった。
ピィィィィィッ!!
頑駄無 1-1 本条
304 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/17(木) 22:11:35 ID:???
片桐「ふむ、末次を真正面から崩したか。ガロード・ランだったか?
神奈川では5本の指に入るストライカーだと聞いていたが事実だったようだな」
滝「単純な火力って点ならあいつに勝てる奴はそうそういませんよ。
頑駄無は良い時間帯に追いつけましたね」
片桐「うむ。恐らく次のキックオフと同時に前半終了だ。最後の最後で失点を許してしまった本条と土壇場で追いついた頑駄無。
勢いの差は明確だ。俄然面白くなってきたぞ」
心底楽しそうな表情でそう口にする片桐の様子を、滝は驚いたように見つめる。
滝「……意外ですね。てっきり本条が不利になって焦るかと思ってました」
片桐「そりゃ本条には買ってもらいたいさ。
だが今の俺にとってお前達の世代が高いレベルでしのぎを削り合う姿はとても眩しいのさ。
勿論、黄金世代も含めての話だ。
お前達が競い合い、それを見た下の世代たちがそれに憧れ、新たな芽となる。
そうやって日本サッカー全体が成長していってくれればと。心底そう思っているよ」
神「へー、おじさん悪い大人って感じの風貌なのにそんなロマンチックな事考えてるんだ」
片桐「そうでなけりゃサッカー協会の役員なんぞやってないさ。
……あと面と向かって悪い大人とかおじさんとか口に出すのは止めてくれ。事実だとしても地味に傷つく」
ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!!
片桐がハハハと渇いた笑みを浮かべる中、グラウンド上では本条ボールで試合が再開され、
予想通りすぐさま前半終了を告げるホイッスルが鳴り響いていた。
305 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/17(木) 22:12:57 ID:???
真司「前半終了かぁ。もう少し点の奪い合いが起きる試合だと思ったんだけど中盤での奪い合いが長かったな」
士「おかげでこっちは退屈だ。おい、ハーフタイムなら寝ても構わんだろ」
滝「ん? まあな(さて、俺はどうしようかな)」
ハーフタイムに入り観客席の面々が自由行動を取り始める中、滝が取った行動は――
行動を選択してください
A:頑駄無のベンチに応援に向かう
B:本条のベンチへスパイ活動に赴く
C:適当に観客席を回ってみる
D:ここぞとばかりに煙草を吸おうとする片桐を折檻する
E:折角だし神に膝枕してもらう
F:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
306 :
森崎名無しさん
:2016/03/17(木) 22:13:56 ID:fhzfUODI
C
307 :
森崎名無しさん
:2016/03/17(木) 22:14:31 ID:kTue19tA
C
308 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/17(木) 22:32:48 ID:???
C:適当に観客席を回ってみる
滝「誰か見知った顔がいるかもしれん。ちょっと観客席を回ってくるわ」
始「ああ。後半開始までには戻って来い」
滝「おうよ」
暇を持て余した結果、滝は適当に観客席をぶらつく事に決めるのだった。
仲間に見送られた滝は、風の向くまま気の向くままに観客席を移動し始める。
そして――
【分岐】
先着一名様で、
【出っ歯も歩けば誰かに当たる→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→次藤「お、滝じゃなかと。久しぶりタイね」 佐野「そうですね」 滝「なんでお前が返事してんだ佐野」
ハート→滝「お、岩見じゃないか。久しぶりだな」 岩見「ん? 滝か」
スペード→誰かに当たると言ったな。あれは嘘だ
クラブ→デューク「HAHAHA、待たせたね。この外伝真の主人公のエントリーだよ!」
JOKER→滝「ん? あれって二三じゃないか……なんだあの男は」
といった所で今日はここまで
それではー
309 :
森崎名無しさん
:2016/03/17(木) 22:36:36 ID:???
【出っ歯も歩けば誰かに当たる→
スペード3
】
310 :
森崎名無しさん
:2016/03/17(木) 22:51:44 ID:???
あの出しゃばりのデュークが自重とかするとは思わなかった
311 :
森崎名無しさん
:2016/03/18(金) 00:22:27 ID:???
多分どこかで何かやらかしてるんだよ。
312 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/19(土) 21:10:51 ID:???
>>310
ぶっちゃけ私もクラブが出ると仮定してましたw
>>311
デューク「ヘイ! それじゃまるで僕が普段から問題ばっかり起こしてるみたいじゃないか!」
滝「実際その通りだろ」
昨日も休んでおいて申し訳ないですが今日明日もちょっと更新難しそうです
月曜からはきちんと再開する予定なのでご容赦下さい
313 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/21(月) 23:36:35 ID:???
出っ歯も歩けば誰かに当たる→スペード3
→誰かに当たると言ったな。あれは嘘だ
滝「うーむ、誰かしらいると思ったんだが見知った顔はいないな……」
昨年から大躍進を遂げている神奈川県勢の予選決勝という事もあり、スタジアムにはそれなりの数の観客が押し寄せていた。
無論県外のライバル達も偵察に来ており、顔見知りの一人くらいはいる者だと滝は予想していたのだが結果はご覧の通りである。
滝「まあいないからどうということでもない。さっさと戻るか」
観客席を歩き回る事10分。終ぞ誰にも会わなかった滝はさっさと仲間達の元へと戻るのであった。
▼特に何も起こりませんでした
314 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/21(月) 23:37:56 ID:???
神「おかえり。誰か知ってる人いた?」
滝「近くにはいなかったな。もう少し範囲を広げれば誰かいたかもしれんが、そこまでして探す必要もなかったし戻ってきた」
片桐「昨年から神奈川は夏冬と常に全国ベスト4以上に食い込む強豪中の強豪となっている。
誰も偵察に来ていないという事はないはずだ。お前の言う通り単純に場所の関係だろうな。
さて、そろそろ後半戦の開始時間だが……お、出てきたな」
片桐の言葉通り、後半開始を前に両チームのベンチから選手達が再び姿を現し始めた。
光太郎「どうやら本条の方は特にメンバーの変更をしてないみたいだ」
片桐「お世辞にも選手層の厚いチームではない。そこは予想通りだ。さて、頑駄無の方はどうだ?」
姿を現した本条メンバーが前半と変わっていない事を確認した滝一行は、次に頑駄無の方へと視線を向ける。
そこにいたメンバーは――
【分岐】
先着一名様で、
【基本的には何も起こりません→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート、スペード、クラブ→特に変更はなかったようだ
クラブA→何故かGKがドモンからカツに代わっていた! 滝「あ、頑駄無負けたわ」
JOKER→謎の宇宙仮面「HAHAHA! やあ皆、この僕が助っ人に現れたからにはもう安心だよ!」 滝「 」
315 :
森崎名無しさん
:2016/03/21(月) 23:40:31 ID:???
【基本的には何も起こりません→
スペード9
】
316 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/22(火) 00:48:22 ID:???
基本的には何も起こりません→スペード9
→特に変更はなかったようだ
士「どうやら頑駄無の連中もメンバーを弄っちゃいないようだな」
魁「頑駄無もスタメン以上の働きが出来るスーパーサブはいないし、変更がないのは当然かな」
片桐「いかに今が高校サッカー史上最大の戦国時代とはいえ、ベンチ要員まで全国上位に食い込むチームなどそうはいない。
精々が南葛、そしてお前達位の物だろう。東邦はスタメン以外日向の玩具にされて殆ど壊されてしまっているしな」
そこで、片桐はふとした様子で滝に向けて疑問を口にする。
片桐「そういえばお前達は今回初戦で不戦敗だったという話だったが、一体何があったんだ?」
滝「え? いやまあ……色々ありまして」
無関係の片桐に悪の組織や巨大宇宙人と戦ってましたなどとおいそれと口にするわけには行かない。
かといって良い言い訳も思いつかず、滝は言葉を濁す事しか出来なかった。
片桐「色々、か……」
言葉を濁す滝の姿を横目に片桐は少し考え込む素振りを見せると、やがてゆっくりと口を開いた。
317 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/22(火) 00:50:42 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【今の所順調に進んでいるヒューガーイベント→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→片桐「俺の勘違いならそれで良いが、それはショッカーとかいうカルト集団に関係しているんじゃないか?」
ハート、スペード→片桐「お前達の事は信用している。何かしらの事情がある事も分かった」
クラブ→片桐「何をしているかは分からんが、あまりサッカーを疎かにするんじゃないぞ」
JOKER→ダイヤの結果+ボーナスイベント発生!
といった所で今日はここまで
現状ショッカーイベント優先したり引きがそれなりに良かったりで日向君知らぬ間に結構追い詰められております
それではー
318 :
森崎名無しさん
:2016/03/22(火) 00:53:08 ID:???
【今の所順調に進んでいるヒューガーイベント→
クラブQ
】
319 :
森崎名無しさん
:2016/03/22(火) 00:59:04 ID:???
そっか。クラブはこれから先出番のあるデュークじゃなくて、片桐さんの為に待ってたのか。
320 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/22(火) 23:13:33 ID:???
>>318
なんと悪辣な。おのれクラブ……
今の所順調に進んでいるヒューガーイベント→クラブQ
→片桐「何をしているかは分からんが、あまりサッカーを疎かにするんじゃないぞ」
片桐「何をしているのかは知らんしそこまで詮索するつもりもないが、あまりサッカーを疎かにするんじゃないぞ」
滝「……肝に銘じておきます」
そこまで表情には現れていなかったが片桐の言葉からは滝達に対する不満が滲み出ていた。
日本サッカーの未来を考える身として、打倒全日本の先鋒たる滝達が良く分からない行動をしているのが喜ばしいはずがない。
それが分かる滝はただただ恐縮することしかできないのだった。
▼片桐からの信頼がやや下がりました
321 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/22(火) 23:15:17 ID:???
こうして観客席がやや微妙な空気になる中、いよいよ後半戦の幕が上がる。
騎場(前半最後に追いつかれた以上、後半すぐに出鼻を挫かな勢いを持ってかれる。開始直後が勝負や)
アムロ(前半で追いつけたのは大きかったが、その分恐らく向こうは開始直後から動いてくるだろう。
こちらボールでキックオフなのが幸いだが、油断は禁物だな)
ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!!
【分岐】
先着一名様で、
【後半分岐→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→キックオフと同時に騎場と高杉がキラにタックルを仕掛ける!
スペード、クラブ→頑駄無、まずはパス回しで様子を見始める ▼更に分岐します
JOKER→出たら考えます
短いですが今日の更新はこれだけです
それではー
322 :
森崎名無しさん
:2016/03/22(火) 23:42:59 ID:???
【後半分岐→
ダイヤA
】
323 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/26(土) 23:01:52 ID:???
後半分岐→ダイヤA
→キックオフと同時に騎場と高杉がキラにタックルを仕掛ける!
時間は少し遡り、ハーフタイム、本条ベンチ。
騎場は体を休めるよりも先に、後半に向けての指示を出していた。
騎場「前半を折り返してスコアは1-1。数字の上では五分五分やが、言うまでもなく試合の内容ではこっちが押されとった。
こっちの1点は出合い頭の奇襲で得た物。頑駄無はパス回しで中盤を制し、最後の最後にこっちの隙を突いて奪った1点。
同じ1点でも連中は完全に試合を自分達の物にした上での物や。奪ったタイミングも前半の終了間際っちゅう絶妙のタイミング。
試合作りも勢いも、現時点で俺らは頑駄無に対して完全に後れをとっとる。これは紛れもない事実や」
末次「幸いなのは個人の実力自体はそこまでの差がないって所だな。
向こうの方が試合巧者なのは間違いないが、勢いさえ物に出来れば勝機は十分にある」
騎場「ああ。俺も同意見や。とはいえ後半は向こうボールでのキックオフ。そう簡単に流れは変えられへん。
そこでやが……後半が始まったら即行で博打を打つで。
俺と和也の二人でキックオフ直後のキラからボールを奪って奴らの出鼻を挫く」
騎場のこの発言に、すぐさま高杉からは疑問の声が上がる。
和也「ちょっと待てよ。キラっていえば向こうでもトップクラスのドリブラーだろ。
試合開始直後とはいえそいつからボールを奪おうってのはかなり危険な賭けじゃないか?」
騎場「その通り。だから博打と言ったんや。失敗すれば向こうを勢いづかせて追加点を奪われる危険も高まる。
せやけどそのままにしておいても前半と同じくパス回しに翻弄されて隙を突かれるのがオチや。
それなら試合開始直後のタイミングを狙うのが一番勝率が高い。
何より、国立を目指すんなら受け身にならんと連中をねじ伏せるだけの力が必要や。キラには俺らの試金石になってもらう。
全国にはキラ以上のドリブラーかて山ほどおるんやかんらな。
そこまで考えた上での速攻プレスや。悪いが反対意見は受け付けんで」
324 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/26(土) 23:02:55 ID:???
そう言うと、騎場は次に末次達守備陣の方へと視線を向ける。
騎場「っちゅーわけで俺と和也は試合開始直後に仕掛ける。何としてでもボールは奪いとるつもりや。
せやけど和也の言う通りキラも名うてのドリブラー、100%勝てると断言は出来ん。
お前らには迷惑をかけるが、万が一の時は頼んだで」
末次「言われるまでもないし1点目の時のような失態はするつもりもない。
精々俺達に尻拭いをさせないようボールを奪うんだな」
騎場「フッ、それは勿論そのつもりや」
勝利を確信しているのか、自分を鼓舞しているのか、騎場は最後に口角を釣り上げ悪どい笑みを浮かべるのであった。
そして、時間は試合開始直後に戻る。
ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!!
騎場「行くで、和也ぁ!」
和也「おう!」
試合開始のホイッスルが鳴り止むかそこらのタイミングで騎場、高杉両名はボールを受け取ったキラに向かって突撃を開始した。
キラ「っ! いきなり仕掛けてきた!?」
この奇襲にキラは戸惑いながらもボールキープに動き出す。
325 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/26(土) 23:04:01 ID:???
【分岐】
先着三名様で、
【キラ→! card+ドリブル77+(SEED+1)=】
【騎場→! card+タックル79+(人数補正+1)=】
【高杉→! card+タックル81+(経験不足−5)+(人数補正+1)=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧2→キラッ☆
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。ランダム判定
≦−2→本条、ボール奪取
【捕捉・補正】
▼キラのカードがダイヤだった場合「フルバーストモード(+4)」が発動します
「フルバーストモード」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼キラのカードがハート、スペードだった場合「ハイマットモード(+3)」が発動します
▼騎場のカードがダイヤだった場合「強引なタックル(+3)」が発動します
「強引なタックル」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼接触プレイ時に攻撃側と守備側双方がクラブだった場合、守備側の反則になります
▼順番が違っていた場合、【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
▼勝敗が決まっていても最後までカードは引いて下さい
326 :
森崎名無しさん
:2016/03/26(土) 23:05:29 ID:???
【キラ→
ハート2
+ドリブル77+(SEED+1)=】
327 :
森崎名無しさん
:2016/03/26(土) 23:05:38 ID:???
【キラ→
スペード8
+ドリブル77+(SEED+1)=】
328 :
森崎名無しさん
:2016/03/26(土) 23:13:08 ID:???
【騎場→
クラブ4
+タックル79+(人数補正+1)=】
329 :
森崎名無しさん
:2016/03/26(土) 23:14:11 ID:???
【高杉→
ハート3
+タックル81+(経験不足−5)+(人数補正+1)=】
330 :
森崎名無しさん
:2016/03/26(土) 23:21:00 ID:???
キラさん人数補正無効スキル持ってませんでしたっけ?
331 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/26(土) 23:26:12 ID:???
>>330
完全に失念しておりました。結果の方で修正します
ご指摘ありがとうございました
キラ→ハート2+ドリブル77+(SEED+1)+(ハイマットモード+3)=83 ▼スキル「マルチロックオン」の効果で人数補正無効化
騎場→クラブ4+タックル79=83
高杉→ハート3+タックル81+(経験不足−5)=79
→ボールはこぼれ球に。ランダム判定
キラ(何とか最初の一撃を回避しないと……)
騎場「遅いで!」
戸惑いながらも初撃を回避しようとするキラだったが、それよりも速く騎場がスライディングタックルでキラに接触。
キラはあえなくボールを弾かれてしまうのだった。
キラ「くっ!」
騎場「(奪いきれんかったか!)誰でもええ、フォロー急げ!」
332 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/26(土) 23:29:02 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【こぼれ球→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→高杉がフォロー
スペード、クラブ→アムロがフォロー
JOKER→高杉がフォロー。そして……
本日の更新は以上となります
最近今までにない程に筆が進まず、中々更新できず大変申し訳ありません
エタるつもりはありませんが、ペースが上がってくるまで今まで以上の低速更新になってしまいそうです
ご容赦下さいませ
それでは
333 :
森崎名無しさん
:2016/03/26(土) 23:40:20 ID:???
【こぼれ球→
ハート6
】
334 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/29(火) 23:16:47 ID:???
明日から更新を再開します
335 :
森崎名無しさん
:2016/03/30(水) 02:53:59 ID:???
乙です
新作映画、おそらく大半の人が本郷猛というか藤岡弘かっこいいなと思ってる中
何故かショッカー扱いで小物な強豪ガニコウモルの扱いに泣きました
メフィラス2代目とか見てる気分
336 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/30(水) 22:57:26 ID:???
>>335
乙ありがとうございます
確かにガニコウモルは出番はともかくそこまで見せ場はなかった感じがしますね。逆に毒トカゲ男は大きく株を上げた印象です
こぼれ球→ハート6
→高杉がフォロー
和也「よし、抑えたぞ!」
こぼれ球をフォローしたのは、騎場に続いてキラにタックルを仕掛けていた高杉であった。
高杉はここで無理をせずにボールを後方へと下げ、試合開始早々本条はボールの主導権は握る事に成功した。
アムロ(ちぃ、してやられたな。出来れば勢いに乗って追加点を奪いたかったんだが……)
騎場(ボールは奪えた。が、そのまま攻める事も出来ずか。微妙な結果やな。ま、抜かれるよりはマシか)
前半終了間際に追いついた勢いを後半早々に挫かれた頑駄無。
ボールを奪えこそしたものの、初心者に等しくまだドリブル技術のおぼつかない高杉に攻めさせる事の出来なかった本条。
両チーム共にこの結果は望んでいた物ではなかった。
こうして双方ともに流れを失った試合は、前半と同じく中盤での小競り合いに突入する。
滝「うーむ、初手で両方とも躓いたか。こりゃどう転ぶか分からなくなった」
魁「ボールをフォローした高杉がそのまま攻め込めれば良かったんだけどな。
サッカー始めてまだ1ヶ月も経ってないんだっけ?」
片桐「いや、小学生の頃はずっとサッカーをやっていた。だが当時実業団の選手だった彼の父親が事故で亡くなってな。
それが原因なのか最近までサッカーとは無縁の生活を送っていたらしい。
それでも全国で通用するレベルなのは体を鍛える事自体は止めていなかった事と過去の遺産のおかげだろう」
337 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/30(水) 22:59:01 ID:???
グラウンド上の高杉を見れば、相手の動きを読み切れずに攻守を失敗する事が目立っていたが、
後半になってもまるで運動量を落とさずにグラウンド上を走りまわっているのが見て取れた。
片桐「俺の見る限り高杉和也のセンスは本物だ。この先経験が身に付けば恐ろしい選手になるだろうな」
滝「確かに。拙いながらもプレイにセンスの良さが見えますね。
ブランク明けの一ヵ月であれだけ動けるんなら大したもんですよ」
士「やれやれ、次から次へと上手い奴がタケノコみたいに生えてきやがる。
これで中学時代の選手しか世界に出す気がないってんだから世も末って奴だな」
片桐の言葉に一同の視線が高杉に集中する中、グラウンド上では試合が動き始めていた。
【分岐】
先着一名様で、
【時間は大体後半10分頃です→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→隙を突いて騎場が中盤を突破! 再びシンと刹那を抜きにかかる!
スペード、クラブ→ジュドー「行けぇ、ハイメガキャノン!」
JOKER→出たら考えます
338 :
森崎名無しさん
:2016/03/30(水) 23:00:58 ID:???
【時間は大体後半10分頃です→
クラブK
】
339 :
森崎名無しさん
:2016/03/30(水) 23:02:23 ID:???
【時間は大体後半10分頃です→
ダイヤ4
】
ちきゅう(げんかい)
340 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/03/30(水) 23:57:52 ID:???
>>339
がんばれがんばれ
ちょっと次の判定まで書き上げる時間がなさそうなので本日の更新はここまでにします
それではー
341 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/03(日) 22:08:32 ID:???
時間は大体後半10分頃です→クラブK
→ジュドー「行けぇ、ハイメガキャノン!」
アムロ(高杉和也、か)
この時、高杉に注目していたのは観客席の滝達だけではなかった。
グラウンド上で戦況を分析していたアムロもまた、高杉という男の存在を気にしていたのである。
最も、その理由は滝達とはまた別の物であったが。
アムロ(ブライト(頑駄無の監督)の情報が確かなら彼はブランク明け一ヵ月の選手。
センスと身体能力はあるが圧倒的に経験値が足りていない。狙うのなら彼だ)
中盤でパス回しが繰り広げられている現状において、
試合中の動きに関しての経験が足りていない高杉はアムロにとって格好の獲物だったのだ。
アムロは高杉に狙いを定めると、中盤の選手達に高杉からのパスコースを狭めるようサインを送る。
そして――
高杉「(クソッ、パス出せそうな人達には殆どマークがついてる。出せそうなコース……!)騎場!」
騎場「っ! よせ、和也! 罠や!」
アムロ「気付いたか。だが遅い!」
ボールを持った高杉は他の選手達への警戒が強い事に焦りを抱き、唯一マーカーのいなかった騎場に向かってパスを出してしまった。
冷静に考えれば本来一番マークがきついであろうはずの騎場ががら空きになるはずはないのだが、
それを考えるほどの余裕がまだ高杉にはなかったのである。
罠に気付いた騎場がパスを止めるよう声を出すも時既に遅し。
既に高杉の足元からボールは蹴りだされており、同時にインターセプトを狙っていたアムロがパスコースへと侵入。
あっさりとボールを奪い取ってしまうのであった。
342 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/03(日) 22:09:55 ID:???
騎場「クソッタレ! 誰でもいい、アイツを止めろ!」
アムロ「生憎だが、俺も白い悪魔なんて二つ名を貰っている。そう簡単にこのチャンスでしくじるつもりはないさ」
何とかアムロを止めるよう声を張り上げる騎場であったが、この好機を待ち構えていたアムロの動きは抜群に研ぎ澄まされていた。
アムロはボールを奪いにやってくる本条の選手達を尽くかわし、あっという間にバイタルエリアへと侵入。
アムロ「俺のお膳立てはここまでだ。後は任せるぞ、ジュドー!」
そして、ジュドーに後を託しPA内へとボールを打ち上げるのだった。
ジュドー「OK、アムロさん! 俺頑張っちゃうよ!」
前半はポストプレイでアシストを決めたジュドーであったが、どうやら今回は自分でゴールを奪う腹積もりらしい。
彼は不敵な笑みを浮かべながら飛び上り、必殺のハイメガキャノンを放つべくボールに狙いを定める。
これに対し、末次もまた強気の態度を崩さずにゴール前で身構えていた。
末次「野郎、直接狙うつもりか。上等だ、ポストプレイヤー如きのシュートでそう簡単に失点する俺じゃないって事を思い知らせてやる」
ジュドー「へー、言ってくれるじゃないの。ならそのポストプレイヤー如きの底力、思い知ってもらうぜ!
行けぇぇぇぇぇっ! ハイメガキャノン!!」
343 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/03(日) 22:11:29 ID:???
【分岐】
先着二名様で、
【ジュドー→! card+フルパワーハイメガキャノン83=】
【末次→! card+パンチング87=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧2→ジュドーのフルパワーハイメガキャノンが本条ゴールに突き刺さる! ▼これ以降判定なしで試合が進行します
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。左から(ガロードがねじ込みに、キラがねじ込みに、ランダム)
≦−2→ふん、雑魚が
【捕捉・補正】
▼「フルパワーハイメガキャノン」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼ジュドーのカードがダイヤだった場合スキル「ニュータイプ(+3)」が発動します
▼末次のカードがダイヤ、ハート、スペードだった場合「鋭いパンチング(+2)」が発動します
▼順番が違っていた場合、【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
▼勝敗が決まっていても最後までカードは引いて下さい
344 :
森崎名無しさん
:2016/04/03(日) 22:12:13 ID:???
【ジュドー→
ハート10
+フルパワーハイメガキャノン83=】
345 :
森崎名無しさん
:2016/04/03(日) 22:14:39 ID:???
【末次→
ダイヤ8
+パンチング87=】
346 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/03(日) 22:35:40 ID:???
ジュドー→ハート10+フルパワーハイメガキャノン83=93
末次→ダイヤ8+パンチング87+(鋭いパンチング+2)=97
→ふん、雑魚が
末次「ふん、この程度か。やはり俺を抜くには力不足だったとしか言いようがないな!」
ジュドー「なにィ」
ジュドーの放ったハイメガキャノンは、本人としても会心に近い一発であった。
しかし悲しいかな末次は全国から見ても指折りのGKであり、ジュドーのシュート力が通用するほど甘い相手ではなかった。
末次はボールに飛び込むと素早く拳を突き出し、あっさりとハイメガキャノンを弾き返してしまう。
騎場「よし、よくやったで末次! 俺や! 俺に持ってこい!」
本条のDF「了解!」
末次の弾いたボールを確保したDFに向け、騎場はすぐさま自分へとパスを出すように指示。
本条のDFも迷わずこれに従ってパスを出し、ボールは前線の騎場の元へと渡った。
そして騎場はボールをトラップすると、先程のパスミスの影響か動きが散漫になっていた高杉に向かって声を張り上げる。
騎場「和也ぁ! ブランクのあるお前を起用した時点でこういう事態は想定済みや!
それでもお前を使っとるんは現時点でもお前の得点力とブロック能力は全国クラスやと確信しとるからやぞ!
責任感じる暇があるんならゴール前に走れ! 俺がそこまでボールを運んだるわ!」
和也「騎場……おう! 待ってるぜ!」
騎場の言葉に奮起した高杉は勢いよく頑駄無ゴール前へと走り出し、その姿を眺めながら騎場は小さく笑みを浮かべた。
347 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/03(日) 22:37:14 ID:???
騎場「やれやれ、いつまで経っても単純な奴やで。なあ、お前もそう思うやろ?」
シン「確かに単純明快な奴って感じだな。嫌いじゃないタイプだ。
でも悪いけど、アンタにボールを運ぶって約束を果たさせるつもりはないよ」
騎場「ハッ、上等や。またサクッと抜いてやるさかい、泣き言言うんやないで!」
そう言うと、騎場は正面のシンを突破するべくドリブルを開始した。
348 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/03(日) 22:38:31 ID:???
【分岐】
先着二名様で、
【騎場→! card+ドリブル81=】
【シン→! card+タックル78+(SEED+1)=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧2→騎場、突破に成功!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。ランダム
≦−2→何度も抜かせると思うな!
【捕捉・補正】
▼騎場のカードがダイヤ、ハートだった場合「テクニカルドリブル(+3)」が発動します
▼騎場のカードがスペードだった場合「強引なドリブル(+2)」が発動します
「強引なドリブル」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼シンのカードがダイヤ、ハートだった場合「パルマフィオキーナ(+5)」が発動します
「パルマフィオキーナ」には2の吹っ飛び係数が付いています。数値の差2以上で勝利した時相手は吹っ飛びます
▼シンのカードがスペードだった場合「高速タックル(+4)」が発動します
▼接触プレイ時に攻撃側と守備側双方がクラブだった場合、守備側の反則になります
▼順番が違っていた場合、【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
▼勝敗が決まっていても最後までカードは引いて下さい
といった所で今日はここまで
それではー
349 :
森崎名無しさん
:2016/04/03(日) 22:39:24 ID:???
【騎場→
スペード9
+ドリブル81=】
350 :
森崎名無しさん
:2016/04/03(日) 22:39:42 ID:???
【騎場→
ハート2
+ドリブル81=】
351 :
森崎名無しさん
:2016/04/03(日) 22:40:10 ID:???
【シン→
クラブ10
+タックル78+(SEED+1)=】
352 :
森崎名無しさん
:2016/04/03(日) 22:40:21 ID:???
【シン→
ダイヤ4
+タックル78+(SEED+1)=】
353 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/05(火) 23:01:56 ID:???
騎場→スペード9+ドリブル81+(強引なドリブル+2)=92
シン→クラブ10+タックル78+(SEED+1)=89
→騎場、突破に成功!
騎場「悪いが俺は約束は守るタイプや。押し通らせてもらうで!」
シン「強引に来た!? うわあっ!」
これまでの動きから騎場がテクニック重視の選手だと疑いもしていなかったシンは、
ここに来て直線的なドリブルで強引な突破を図ってきた騎場の動きに対応する事が出来なかった。
結果、シンは騎場のドリブルを防ぐ事が出来ず、あえなく吹き飛ばされてしまう。
片桐「これは……来るな」
そしてこの勝負を眺めていた片桐は、騎場がシンを突破した瞬間にそう呟いた。
滝「来る? 何が来るっていうんですか?」
片桐「高杉がシュートを打つという事さ。
よく見ておくと良い。試合経験の薄い高杉がそれでもスタメンとして起用されている理由がすぐに分かるはずだ」
神「へー、フラグにならないと良いね」
片桐「やめて。一応真面目に話してるから」
どうにも緊張感に欠ける観客席であった。
354 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/05(火) 23:03:15 ID:???
騎場「ここから先はお前の仕事や。死んでも決めて来い、和也ぁっ!!」
そんな観客席を他所にグラウンド上では騎場がバイタルエリアへ侵入。
PA内の高杉に向けて勢いよくハイボールを打ち上げた。
和也「ああ、絶対に決める。行くぞ!!」
ボールの弾道を確認した高杉はその場で一度大きく屈むと、足のばねをフル動員して勢いよく飛び上る。
その姿はまるで蛙のようにも見えた。
ドモン「速い……そして高い!」
刹那「だが決めさせるわけには行かない。刹那・F・セイエイ、未来を切り開く!」
ドモン「ああ、俺もこれ以上の失点を許すつもりはない。流派東方不敗の名に懸けて、必ず防ぎきって見せる!」
空高く飛び上った高杉の姿に、ここが勝負の分かれ目と確信した頑駄無守備陣もまた全力でシュートをブロックする体勢に入る。
高杉はそんな守備陣を見据えながら足を振り上げオーバーヘッドキックの体勢に入った。
和也「これを決めて俺達は絶対に国立に行く!」
355 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/05(火) 23:04:19 ID:???
【分岐】
先着三名様で、
【高杉→! card+かえる飛びオーバーヘッド91=】
【刹那→! card+ブロック77=】
【ドモン→! card+爆熱ゴッドフィンガー84+(明鏡止水+2)=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します
MAX【攻撃側】−MAX【守備側(GK以外)】が、
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた! GKとの勝負へ
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。ランダム
≦−2→ミッション完了
MAX【攻撃側】−MAX【守備側(GK)】が、
≧2→和也のかえる飛びオーバーヘッドが頑駄無ゴールに突き刺さる!
=1〜−1→ボールはこぼれ球に。ランダム
≦−2→ヒィィィトォ、エンドッ!!
【捕捉・補正】
▼刹那のカードがダイヤだった場合「ライザーソード(+10。成功時敵シュート力+10で撃ち返す) ガッツ消費300」が発動します
▼刹那のカードがハートだった場合「GNフィールド(+6) ガッツ消費150」が発動します
▼刹那のカードがスペードだった場合「反転ブロック(+4) ガッツ消費100」が発動します
▼ドモンのカードがダイヤ、ハートだった場合「左腕のゴッドフィンガー(+3)」が発動します
▼ドモンのカードがハートKだった場合、スキル「キング・オブ・ハート」によってドモンは強制勝利します
▼順番が違っていた場合、【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
▼勝敗が決まっていても最後までカードは引いて下さい
356 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/05(火) 23:05:30 ID:???
といった所で短いですが今日はこれだけです
それではー
357 :
森崎名無しさん
:2016/04/05(火) 23:08:49 ID:???
【高杉→
スペード4
+かえる飛びオーバーヘッド91=】
358 :
森崎名無しさん
:2016/04/05(火) 23:15:00 ID:???
【刹那→
クラブ5
+ブロック77=】
359 :
森崎名無しさん
:2016/04/05(火) 23:16:46 ID:???
【ドモン→
スペード3
+爆熱ゴッドフィンガー84+(明鏡止水+2)=】
360 :
森崎名無しさん
:2016/04/05(火) 23:18:19 ID:???
茂かバヤシさんの呪いか
361 :
森崎名無しさん
:2016/04/05(火) 23:32:42 ID:???
サイコロコロコロ
362 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/07(木) 23:00:12 ID:???
>>360
やだバヤシさんこわい
>>361
カードで判定しているはずなんですけどねぇw
という事でヘロヘロながらも高杉がゴールを決めました。この試合はこのまま判定を終了し、2-1で本条の勝利という結果となります。
が、描写の前にここで以前の分岐(
>>260
)で頑駄無の勝利を予想した分の追加判定を行いたいと思います。
【分岐】
先着一名様で、
【片桐「因みに本条予想だと私の好感度が上がっていたぞ」→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→シンとキラがコンビネーション技を習得
ハート→刹那がパワーアップフラグを獲得
スペード、クラブ→何も起きないよ!
JOKER→ダイヤ+ハートの結果に
本日の更新はこれだけ。続きはなるべく早く投下出来るよう頑張ります。
それではー
363 :
森崎名無しさん
:2016/04/07(木) 23:01:11 ID:???
【片桐「因みに本条予想だと私の好感度が上がっていたぞ」→
ハートK
】
364 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/10(日) 23:12:02 ID:???
現在全力で書きあぐねている為次の更新にはまだ時間がかかりそうです
もう少しお待ちしていただければ幸いです
365 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/12(火) 22:58:01 ID:???
高杉→スペード4+かえる飛びオーバーヘッド91=95
刹那→クラブ5+ブロック77=82
→シュートは邪魔される事無く放たれた! GKとの勝負へ
ドモン→スペード3+爆熱ゴッドフィンガー84+(明鏡止水+2)=89
→和也のかえる飛びオーバーヘッドが頑駄無ゴールに突き刺さる!
片桐「因みに本条予想だと私の好感度が上がっていたぞ」→ハートK
→刹那がパワーアップフラグを獲得
和也(っ、しまった!)
高杉和也という男は基本的に非常に勝負強い男である。
しかし先程自分のミスであわや失点という状況を招いた負い目は根深かったらしく、彼はここでシュートを打ち損じてしまった。
オーバーヘッドを放った瞬間、高杉は表情を歪めるが最早手遅れ。
シュートは本来の威力よりもはるかに弱弱しい勢いで、ゴールではなくほぼ垂直に真下へと落下していくのだった。
だがこれが結果として思わぬ事態を招く遠因となる。
刹那(ミスキックか……)
ドモン(どうやらプレッシャーに負けたようだな)
垂直に落下するボールを見た刹那とドモンは高杉がシュートを打ち損なったと確信し、緊張を緩めていた。
その結果、彼らは気付く事が出来なかった。高杉の放ったシュートに強烈なドライブ回転がかかっていた事に。
ドライブ回転がかかったボールが地面に触れればどうなるか。その答えをドモン達はこの直後に思い知る事となる。
366 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/12(火) 22:59:20 ID:???
刹那「……っ!? ボールが!」
ドモン「なにィ!? い、いかん!」
地面に落下したボールは強烈なスピンによって方向を変え、Vの字を描くようにしてゴールへ向けて勢いよくバウンド。
この瞬間刹那とドモンはようやく目の前の危機に気づくが、時既に遅かった。
ボールは刹那の真上を飛び越え、咄嗟に手を伸ばしたドモンの手の少し先を掻い潜る。
そして、ボールはそのまま頑駄無のゴールネット上部に突き刺さるのだった。
ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!!
頑駄無 1-2 本条
といった所で判定も選択肢もありませんが今回の更新はこれだけとなります
この先の刹那パートが思いの外長くなりそうだったので先にここまでだけ投下する事にしました
筆が進まず更新が遅れに遅れてしまっていますがご容赦下さいませ
367 :
森崎名無しさん
:2016/04/14(木) 14:58:03 ID:???
乙でした
やっぱ高杉の必殺シュートと言えば蛙飛びオーバーだよな
最後の最後でこれが出たときは燃えたね
368 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/16(土) 21:58:27 ID:???
>>367
乙ありがとうござます
必殺技みたいなものがあまり出てこない作品なだけにやっぱりかえる飛びオーバーは印象的ですよね
個人的にはアルゼンチン編でリカルド相手に使った急降下ドライブシュートも好きだったりします
ここ最近碌すっぽ更新できず大変申し訳ありません
明日から更新を再開します
369 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/17(日) 22:55:45 ID:???
和也「き、決まったのか……?」
打ち損なった時点で防がれる事を確信してた高杉は、まさかのゴールに着地と共に呆然とそう呟く。
と、そこで高杉は背後から騎場に勢いよく頭を叩かれた。
和也「痛ってえ!?」
騎場「おいコラ和也ぁ! お前なんちゅうヘロ球打っとんねん!
あの場面でミスキックかますとか決めてなかったらぶっ殺す所やぞ!」
和也「……悪かったよ。あんなミスはもうしないって」
叩かれた頭を摩りながら謝罪する高杉に、騎場はやれやれと言った様子でジト目を向ける。
騎場「当たり前やド阿呆。ま、今回は結果オーライやし大目に見たるわ。どんな形でも1点は1点やからな。
けど、言うまでもない事やが気を抜いたらあかんで。ここからは向こうも死に物狂いで攻めてくる」
和也「ああ、分かってる。絶対に勝つぞ」
騎場「言われるまでもないわ。守備陣! 最悪ガロードにだけはボール渡したらアカンで!
他は末次なら何とか出来る! ええな、和也の言う通り絶対に勝つで! ぶっ倒れるまで動き回るんや!」
本条一同『おう!』
騎場の檄に本条の選手達は力強く応え、各々のポジションへと戻って行くのだった。
370 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/17(日) 22:56:56 ID:???
一方、再びリードを許した頑駄無サイドは重苦しい空気に包まれていた。
アムロ(騎場のあの物言い、恐らくこちらを挑発してキラやジュドーに打たせる腹積もりもあるのだろう。
悔しいが末次を相手にあの二人がゴールを奪うのは実際難しい。
ガロードを徹底マークされるとなると厳しい勝負になりそうだ)
シン「クソ、中盤を抑える事は出来ても一度攻められると止め切れない……」
ドモン「打ち損なったと油断した結果がこれか……不覚……っ!」
刹那(俺は……何をやっている……)
ここまでの戦いを経て、頑駄無の選手達は生半可なプレイでこの先スコアを巻き返す事が難しいのだと理解していたのだ。
中でも特に刹那の落胆は大きかった。それは、彼が頑駄無の選手の中でも特殊な経歴の持ち主であったからである。
刹那・F・セイエイ、彼は元々日本人ではない。中東のクルジスという国で生まれ育っていた。
そこで刹那は少年時代にテロ組織によって少年兵に仕立てられており、幼少から凄惨な戦いの中を生きていたのだ。
テロ組織に神の名の元に戦う事を刷り込まれていた刹那であったが、彼は過酷な戦いの中この世界に神がいない事を知る。
そして数年前、テロ組織から切り捨てられた刹那は「紛争根絶」を掲げる武装組織にスカウトされ、
この世に存在しない神に代わり自らが平和とは程遠いこの世界の「歪み」を破壊する者となったのであった。
そんな刹那が頑駄無やってきた理由はただ一つ。
世界に紛争を巻き起こすショッカーを始めとした秘密結社がこぞって重要視している日本を監視する為である。
その為に学生に扮し怪しまれぬようクラブ活動にも参加していた刹那であるが、頑駄無での生活は非常に大きな影響を与えていた。
平和という物を体感した事のなかった刹那は、仲間達と過ごす中己が目指す平和な世界の具体的ヴィジョンを見出せるようになったのだ。
滝やギリアムから世界滅亡の危機と日本サッカー協会の腐敗の話を聞かされたのは正にそんな時の事だった。
世界の滅亡というオカルト極まる話はともかく、
自らが平和の象徴と見たサッカーを私利私欲で弄ぶサッカー協会に対し刹那がどんな感情を抱いたか、説明するまでもないだろう。
故に刹那はsingular Herosの一員として世界の歪みと戦う事に強い使命感を持っていたのだが、
だからこそこの試合でまるで攻撃を防げない自分に対し強い絶望感を抱いてしまったのである。
371 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/17(日) 22:58:19 ID:???
刹那(世界の歪みの一つを見つけたというのに、トップクラスとはいえ国内レベルの相手を前に俺はまるで歯が立たない……
俺が戦い以外で世界の歪みを断ち切るなど、夢物語だったのか……?)
絶望し、顔を伏せる刹那。
???『ったく。随分としけた面をしてるじゃないか』
刹那「っ!?」
刹那の耳に何者かの声が聞こえてきたのはそんな時であった。
その声に聞き覚えの有った刹那は驚愕した様子で顔を上げる。
顔を上げた刹那の目に真っ先に飛び込んできたのは一面何もない真っ黒な世界。
しかしその事に刹那が驚く事はなかった。それ以上に彼にとって驚くべき人物が眼前に存在していたからだ。
刹那は呆然とした様子で、眼前に立つ一人の男に向かって言葉を投げかける。
刹那「まさか……ロックオン・ストラトス……なのか」
ロックオン『久しぶりだな、刹那』
372 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/17(日) 23:00:23 ID:???
といった所で中途半端ではありますが今日はこれだけです
刹那のパワーアップイベントならニール出したいよなあと色々考えていたらエラく時間がかかってしまいました
今まで味方の掘り下げ全然やってなかったツケが回ってきた感じですね
それではー
373 :
森崎名無しさん
:2016/04/17(日) 23:04:51 ID:???
乙でしたー
374 :
森崎名無しさん
:2016/04/17(日) 23:08:28 ID:???
乙でした
森崎板でロックオンっていうと某スレのカペロマンが真っ先に出てくる
375 :
森崎名無しさん
:2016/04/17(日) 23:12:35 ID:???
狙い撃つひとイイよね
376 :
森崎名無しさん
:2016/04/20(水) 05:18:52 ID:???
必殺シュートって基本的に読者側がそもそもサッカーの知識に疎い時代にどうやったら衝撃を与えられるかってことで作られたものだからな
「俺たちのフィールド」や「シュート!」とかは読者側のサッカー知識がある人と無い人が入り交じった世代なのよね
で、そこから「ファンタジスタ」や「ホイッスル」とかのリアル志向になってくる
サッカー漫画って本当にその時代のサッカー事情が透けて見えてくるんだよね。最近だと「アオアシ」とかおすすめ
377 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/20(水) 21:31:39 ID:???
>>373
乙感謝ですー
>>374
乙ありがとうございます
狙い撃ったりトランザムしたりする方ですね
他には某禁則事項なスレでもちょこちょこ活躍している印象があります
>>375
個人的には乱れ打つ方の人も好きであります
>>376
なんだか物凄く納得しました
今見かける漫画がシステムや戦術に重きを置いた物の方が多いのはそういう事なんですね
お勧めされた作品の方は機会があれば見てみようかと思います
更新再開します(キリッ)とかやっておいて大変申し訳ないのですが、
今週リアルの方が中々しんどい為平日の間は更新出来なさそうです
可能ならば土曜から更新を再開します。ご容赦下さいませ
378 :
森崎名無しさん
:2016/04/24(日) 13:05:37 ID:???
サッカー漫画…ジャイアントキリング(小声)
379 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/24(日) 23:41:35 ID:???
>>378
ジャイキリならジーノと花森が好きですね
一時期椿出そうかと考えてましたが収拾つかなくなりそうだったので断念しました
ロックオン・ストラトス。
刹那が所属している私設武装組織のメンバーであり、優秀な能力とリーダー気質の性格から組織内でも頼りにされていた男である。
しかし彼は数年前の任務中に戦死していた。
そんな男が目の前に現れたのだ。刹那が驚愕するのも無理からぬ事だろう。
刹那の様子に気づいたロックオンは、苦笑を浮かべながら口を開いた。
ロックオン『やれやれ、まるで鳩が豆鉄砲食らったような顔だな。ま、無理もないか』
刹那「何故、お前がここに……」
ロックオン『化けて出てきたか妄想の産物か。お前の納得行く理由で構わないぜ。
俺はただ、お前に聞きたい事があって来ただけだ』
刹那「聞きたい事?」
ロックオン『ああ。大事な事なんでな』
ロックオンはそれまで浮かべていた笑みを消すと、正面から刹那を見据える。
ロックオン「刹那、お前は世界に不満を持っていたからこそ俺達の仲間になったはずだ。
だが今のお前はこの世界をそう悪い物だとは感じていない。違うか?」
刹那「……ああ、そうだな。その通りだ」
ロックオンの問いに、刹那は首を縦に振って答える。
380 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/24(日) 23:42:41 ID:???
刹那「この世界は歪んでいる。人種、宗教、価値観の違いによる紛争。悪意と暴力で世界を支配しようとする秘密結社。
昔も今も、そして恐らくこの先も、この世界から紛争はなくならない。
俺達がどれだけ紛争を根絶しようとしてもそれが果たされる事はないだろう。
だが、こんな世界でも笑い、夢や希望を持って生きている人間がいる。
ここに来て俺はそれを知る事が出来た。
たとえ紛争を根絶する事が出来なくても、俺はせめて彼らの未来は守りたい。
だが……」
ロックオン『「だが、俺の力じゃあいつらを守れない」か?』
刹那「ああ……この世界を歪め、彼らの未来を絶とうとする者がいる。
だがそれに立ち向かうには、俺はあまりに無力だ。所詮俺は破壊しか出来ない存在なんだ」
ロックオン『……確かに。今のお前はそうなんだろう。だが、お前はまだ変われる。俺と違ってな』
ロックオンの言葉に、それまで俯き気味だった刹那はハッとした様子で顔を上げる。
ロックオン『嫌いじゃなくなったんだろ、この世界を。守りたいんだろ、ここで知り合った連中を。
ならお前がやるべきなのは下を向く事じゃないはずだ』
刹那「ロックオン……」
ロックオン『正直、お前が羨ましいよ。結局俺は最期の最後までこの世界を肯定する事が出来なかった。
だけどお前は違う。変われ、刹那。変われなかった俺の代わりに。
そして見せてくれ。お前が守ろうとした世界って奴を。
……俺が言いたかったのはそれだけだ。期待してるぜ、刹那』
最後にそう言って微笑むと、ロックオンは静かにその場から消え去るのだった。
381 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/24(日) 23:43:55 ID:???
シン「――な……刹那!」
刹那「っ!?」
ロックオンの姿が消えた直後、刹那は自分を呼ぶ仲間達の声を聞きハッと周囲を見渡す。
そこは先程までの一面暗闇ではなく元のグラウンド上に戻っており、周囲には心配そうに自分を覗き込む仲間達の姿があった。
ヒイロ「どうやら気が付いたようだな」
刹那「俺は……一体……」
ドモン「おい、大丈夫なのか? さっきの失点の後、ずっと立ち尽くしていたんだぜ」
刹那「そうか……」
キラ「本当に大丈夫? 調子が悪いんなら代わりにカツを人柱にするけど」
刹那「……ああ、問題ない。心配をかけてすまなかった」
アムロ「無理をしてないって言うんなら構わないさ。この後も頼んだぞ」
刹那の様子から彼の体調に問題はないと判断した頑駄無の一同は、ホッとした様子で試合再開の為に各々のポジションへと散っていく。
その姿を眺めながら、刹那は先程までの会話を思いだしていた。
刹那(ロックオン……あれは夢だったのか? ……いや、なんであろうと関係ないか)
先程までとは違い、刹那は決意を込めた様子で正面を見据える。
刹那(俺は変わる。今はまだ力及ばずとも、一歩ずつでも変わって行ってみせる。
見ていてくれ、ロックオン……)
382 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/24(日) 23:45:00 ID:???
▼刹那が全能力の必殺技習得フラグを獲得しました
刹那がスキル「イノベーター」の習得フラグを獲得しました
といった所で今日はこれだけです
今週はそこまで忙しくないはずなのでそんなに休まないようにしたいですね
それではー
383 :
森崎名無しさん
:2016/04/24(日) 23:49:43 ID:???
乙でしたー
384 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/26(火) 22:42:18 ID:???
>>383
乙感謝ですー
その後再開された試合は、終始本条のペースで進んだ。
追加点を挙げた事で勢いに乗った本条の攻撃は苛烈を極め、頑駄無は反撃に転じる暇もない程防戦一方に持ち込まれたのだ。
またボールを奪った後も、騎場の指示によって徹底マークされる事となったガロードにボールを渡す事は困難を極めた。
キラ「なら僕が決めるまでだ。行けーっ!」
しかしガロードにマークが集中する以上、当然他のFWはドフリーになる。
絶好のチャンスを得たキラやジュドーは本条のゴールを割るべくチャンスあらば得点を狙っていった。
末次「フン、雑魚が。こんなもんで俺が失点とでも思ったのか!」
キラ「なにィ」
しかし全国でも指折りの実力を持つGK末次の前に、彼らは余りにも無力だった。
末次のセービングによって頑駄無のシュートは尽く防がれ、スコアは2-1から動かないまま時間だけが刻一刻と過ぎて行く。
そして後半もアディショナルタイムに突入し試合の決着もほぼ着いた中、本条は最後の攻撃に出る。
騎場(後半もほぼ終わり、でもってボールはこっち。もう俺らの勝ちは決定的や。
せやけど最後まで攻撃の手は緩めん。それが俺なりの礼儀や。もう一点、取ったる!)
シン「クッソォッ!! 最後の最後まで止められないのかよ!」
試合の締めに追加点を奪いに来た騎場の前に、為す術なく突破を許してしまうシン。
誰もがこのまま騎場がゴールまで駆け抜けると確信するが――
385 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/26(火) 22:43:45 ID:???
刹那「俺は変わる。そしてこの世界と向き合う! 刹那・F・セイエイ、未来を切り開く!」
騎場「っ!? なんやと!」
ここで今までとは見違えるほどの動きを見せた刹那が騎場の行く手を阻んだ。
躊躇なく騎場の懐へと飛び込んだ刹那はキレのあるスライディングタックルを見せ、騎場から見事ボールを奪い取ったのだ。
ピッ、ピッ、ピィィィィィィィィィィィィィィィッ!!
しかし、頑駄無の意地もここまで。
刹那がボールを奪い取った直後に審判の笛が高らかと鳴り響き、勝負は決するのであった。
試合終了!
頑駄無 1-2 本条
本日はこれだけ
明らかに筆の進みが遅くなっていてますね。すこしずつリハビリしてペースを上げて行きたい所です
それではー
386 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/30(土) 23:30:58 ID:???
次のイベントで神風来るのが確定したようで羽黒とケッコンしてる身として大変喜ばしい限りです
報酬艦だと良いんですがはてさて
アーケードはしばらく見送る事にしました。利根ねーさんとか妙高姉さんとか霞軍曹とか比叡とか欲しいですけど色々あったので
そんなこんなで少しですが更新します
和也「やった……やったぞ! 全国だ!」
末次「フン、俺がゴールを守ってるんだ。当然だな(だが、相手が相手とはいえ予選で失点か。もっと力をつけなければ)」
全国大会出場を決めた本条の選手達はこぞって喜びを露わにする。
騎場(勝つには勝ったが……ヤバかったな)
そんな中、一人騎場だけは神妙な面持ちで額の汗を拭っていた。
騎場(ラストの1プレイ、俺は完全にあの刹那の奴に負けた。
時間切れでそこまでやったが、もしあと少し時間があれば一気呵成に攻め込まれて追いつかれた可能性もあった。
和也だけやない。俺かてまだまだや。全国に向けてもっとレベルアップせな……!)
そう決意すると、騎場は一転不敵な笑みを浮かべながら刹那の元へと歩み寄る。
騎場「よう、最後のプレイはやられたで。けど次は負けへんから覚悟しとけや」
刹那「騎場拓馬……それはこちらの台詞だ。次に戦う時は俺が勝ち越す。それまで全国で無様な姿は晒さないで欲しいな」
騎場「ハッ! クールぶった男やと思ったら意外と言うやんけ。
言われんでもそのつもりや。次に白黒着けるまで俺は簡単には負けへんし、優勝旗もまた神奈川に持って帰ってきたるわ」
刹那「そうなる事を期待している。俺も次に戦う時までにもって腕を磨いておこう」
吹っ切れた刹那と騎場は、お互いを認め再戦を誓い合うのであった。
387 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/30(土) 23:32:12 ID:???
一方この結果を見守っていた観客席はといえば。
片桐「五分五分の戦いだったが、本条が勝ったか」
滝「そりゃシン達が相手ですからね。これで圧勝でもされたら俺達だって立つ瀬がないですよ」
片桐「だろうな。しかし、数年前の日本サッカーの実力であれば騎場達が圧勝していてもなんら不思議ではなかった。
それが予選決勝とはいえ拮抗した戦いが繰り広げられている。
やはり今の高校サッカー界のレベルは世界の同世代と比べても決して見劣りはしないだろう。喜ばしい限りだ」
そう言うと、片桐はサングラスを光らせながら立ち上がる。
片桐「だからこそ、Jrユースメンバーを絶対視する今の協会の方針は変えなければならない。
日本サッカーの未来はお前達、そして俺が作ろうとしているもう一つのチームにかかっていると言っても過言ではないだろう」
滝「もう一つのチーム……ギリアムさんから聞いてましたけど本当に作っているんですね」
片桐「ああ。リザーブドッグス、日の目を見ない猛者達を集めたアンチ全日本チームだ。
既にメンバーの選定も八割方終了している。お前達と比較しても決して見劣りはしないはずだ。楽しみにしておくと良い」
自らが見出したリザーブドッグスに絶対の自信を持っているのか、片桐は笑みを浮かべながらその場を去ろうとする。
そんな片桐に対して滝は――
388 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/04/30(土) 23:33:59 ID:???
行動を選択してください
A:滝「所で、さっき言ってた騎場達が国立に拘る理由って何なんですか?」
B:滝「勿体ぶらずに少し位メンバー教えて下さいよケチ」
C:滝「どうでもいいですけどスーツ煙草臭かったですよ。ちゃんと禁煙してくださいね」
D:滝「そういえば海外の森崎達の情報とかってないんですか?」
E:黙って見送る
F:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
今日はこれだけ。明日はもう少ししっかり更新したいと思っております
それではー
389 :
森崎名無しさん
:2016/04/30(土) 23:35:40 ID:uKxEOHAY
D
390 :
森崎名無しさん
:2016/04/30(土) 23:46:05 ID:xwqbZZfA
A
391 :
森崎名無しさん
:2016/05/01(日) 00:01:35 ID:4pQZFoG2
艦これアーケードタノシイヨ……オイデ……
A
392 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/01(日) 21:49:44 ID:???
>>391
実は某スレに撤退報告書いたの私でございます
最寄りでも結構遠いんで落ち着いてからでないとちょっと手を出せないかなと
やるにしても春イベント大体片付いてからにしようかと思います
A:滝「所で、さっき言ってた騎場達が国立に拘る理由って何なんですか?」
滝「片桐さん。最後に聞きたいんですが、試合開始直前に言ってた騎場達が国立に拘る理由って何だったんですか?」
その場から立ち去ろうとする片桐に向け、滝は聞きそびれていた高杉たちの事情について問いかける。
片桐「……ふむ、その事か」
滝の問いを背中で受けた片桐は立ち止まると顎に手を添えて少々考え込む素振りを見せると、やがて口を開いた。
【分岐】
先着一名様で、
【片桐アンサー→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→片桐「その件なら今度本人に直接聞くと言い。俺が合同練習をセッティングしてやる」
スペード、クラブ→片桐「さっき高杉の父親の話をしただろう。それ絡みの話だ」
JOKER→出たら考えます
393 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/01(日) 22:10:24 ID:???
今日はここまで
判定の方よろしければお願いします
それでは
394 :
森崎名無しさん
:2016/05/01(日) 22:18:32 ID:???
【片桐アンサー→
クラブ4
】
395 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/08(日) 22:28:47 ID:???
一週間ほど音信不通になってしまい申し訳ありませんでした。理由についてはお察しください
とりあえず最大の目標は達成できたので明日からは少しずつですが更新できそうです
396 :
森崎名無しさん
:2016/05/08(日) 23:18:55 ID:???
艦これアーケードかな?(邪推)
397 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/09(月) 22:44:18 ID:???
>>396
時間もないしお金もないのです(真顔)
勝利の女神荒潮さんも最近ちょっと龍田テイスト入ってきた所含めて好きです
八駆と霰、霞は誰が改二来ても良いように全員50以上まで育てたので大分お気に入りになりました
ウチの駆逐の平均レベル考えると平均50オーバーなら十分強いんですハイ。朝雲と山雲も余裕があれば育てたいですね
閑話休題
片桐アンサー→クラブ4
→片桐「さっき高杉の父親の話をしただろう。それ絡みの話だ」
片桐「さっき高杉の話をしただろう。それ絡みの話だ」
滝「……実業団のエースだったけど事故で亡くなったんでしたっけ?」
片桐「ああ。その父親、高杉貫一というのだが、事故の前日に高杉と騎場を国立に連れて行っていてな。
そこで彼ら三人は一緒に国立でサッカーをやろうと約束したんだそうだ。
『三人で』という約束が叶う事はなくなってしまったが、
騎場と高杉にとって国立でサッカーをするという事は高杉貫一氏との約束を果たすという意味を持っているんだよ」
滝「成程……それが騎場達が国立に拘る理由ですか」
片桐「他ならぬ騎場本人から聞いた話だ。間違いない」
最も――と付け加えながら、片桐は懐から煙草を取り出し火をつける。
398 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/09(月) 22:46:21 ID:???
片桐「単純にサッカーが好きだから勝ち進みたい、という気持ちも強いようだがな。
名声を得る為ではなく、ただただサッカーが好きだから勝ちたい。そんな連中さ。
だからこそあいつらは強いし、全国でも簡単には負けないだろう。
とはいえ、お前も知っての通り他の出場チームも一筋縄じゃ行かない奴らばかりだ。正に群雄割拠の戦国乱世だな。
最後に誰が優勝旗を掲げるのか、全国大会が本当に楽しみだよ」
その言葉に偽りはなく、片桐は心底楽しそうな様子で笑みを浮かべると今度こそ滝達の前から立ち去るのだった。
▼十一月が終了しました
といった所で短いですが今日はこれだけ
明日は練習フェイズなのでもう少ししっかり更新できると思います
それでは
399 :
森崎名無しさん
:2016/05/09(月) 23:27:29 ID:???
乙でしたー
400 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/10(火) 22:18:09 ID:???
現在E-1で早霜とルート固定まr……あきつ丸探してるんですが全く出なくて参ってます
今回報酬以外だと時津風とユーしか新規ドロップしてないので中々辛いとですハイ
>>399
乙ありがとうございます<m(__)m>
【2年目12月、練習フェイズ】
滝「片桐さんは高杉たちをサッカーが好きでたまらない連中だって言ってたけど、サッカーを好きって気持ちなら俺達だって負けちゃいない。
今年は散々だったけど、来年はまた全国に出たいなぁ」
ミライ「その為にも、今はとにかく練習あるのみですね!」
滝「ああ、そうだな。さて……」
行動を選択してください
A:今月もオリュンポスショットの練習をする
B:今月は他の技の練習をする
C:仲間の練習の指導をする
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
401 :
森崎名無しさん
:2016/05/10(火) 22:25:58 ID:csrmKiq+
A
402 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/10(火) 23:19:44 ID:???
投票途中ですが今日はここまでです
それではー
403 :
森崎名無しさん
:2016/05/10(火) 23:42:38 ID:k0sfsNh6
A
404 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/11(水) 22:49:09 ID:???
A:今月もオリュンポスショットの練習をする
滝「なんにしても今はオリュンポスショットの練習だ。
完成まであと一歩。ギリアムさん、今日もお願いします!」
ギリアム「任せてくれ。俺も可能な限りサポートしよう」
【分岐】
先着一名様で、
【目指せSGGK伝説粉砕その6→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで出た数値だけ経験値が溜まります
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
【補足・補正】
▼現在のオリュンポスショットの経験値(26/32)
405 :
森崎名無しさん
:2016/05/11(水) 22:50:33 ID:???
【目指せSGGK伝説粉砕その6→
ハート7
】
406 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/11(水) 22:57:12 ID:???
目指せSGGK伝説粉砕その6→ハート7
=経験値+7
▼オリュンポスショットの経験値が(33/32)になり、滝が「オリュンポスショット」を習得しました!
描写は後で一括で行うので先に他のメンバーの練習を行います
練習を行わせたい選手を以下の中から一名選択してください
神、士、魁、剣崎、始、真司、キラ、ゼロ、マーベラス、天道、良太郎、巧
デューク、シン、ミライ、アラタ、甲児、刹那、ミスト、ドモン
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
407 :
森崎名無しさん
:2016/05/11(水) 23:07:53 ID:/VWBMEbA
剣崎
408 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/11(水) 23:17:30 ID:???
今日の更新はここまで
投票の方よろしくお願いします
それではー
409 :
森崎名無しさん
:2016/05/12(木) 00:09:36 ID:j+8JIeKI
剣崎
乙でしたー
410 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/15(日) 21:54:51 ID:???
>>409
乙ありがとうございました
剣崎
【覚えられる技と必要経験値。()内は現在の経験値/習得に必要な経験値量】
剣崎
ドリブル:サンダースペイダーの発動率上昇(0/16)
パス:ライトニングパスの発動率上昇(0/32)
シュート:なし
タックル:当たらないタックル発動率低下(6/24)○
パスカット:なし
ブロック:オリハルコンエレメント発動率上昇(24/48)
せりあい:なし
【補足・補正】
▼経験値が習得に必要な量の半分を越えると技フラグを獲得出来ます
▼()の後ろに○の付いている技は習得後発展、もしくは新技を習得できる技です
▼滝以外の選手は練習時カードの結果が×2されます
411 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/15(日) 21:55:54 ID:???
練習する技能を以下の中から一つ選択してください
ドリブル、パス、タックル、ブロック
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
412 :
森崎名無しさん
:2016/05/15(日) 21:58:37 ID:NRnlL7KY
ドリブル
413 :
森崎名無しさん
:2016/05/15(日) 22:15:07 ID:8X+eo0DM
ドリブル
414 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/15(日) 22:29:13 ID:???
ドリブル
【分岐】
先着一名様で、
【ライダーといえばバイクです→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで出た数値×2だけ経験値が溜まります
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
415 :
森崎名無しさん
:2016/05/15(日) 22:31:24 ID:???
【ライダーといえばバイクです→
ダイヤ6
】
416 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/15(日) 22:42:46 ID:???
ライダーといえばバイクです→ダイヤ6
→経験値6×2=12
▼剣崎がドリブル技フラグを獲得しました
【ランダムダム7→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで出た数値に該当するキャラクターを強化できます
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
【分岐表】(左側が赤スート、右側が黒スートとなります)
K、Q、J、10→投票で決定
9→魁/キラ
8→真司/始
7→マーベラス
6→天道/巧
5→ゼロ/ミライ
4→良太郎/神
3→甲児/デューク
2→ドモン/刹那
A→ミスト
JOKER→ボーナス付きで投票
417 :
森崎名無しさん
:2016/05/15(日) 22:49:34 ID:???
【ランダムダム7→
ダイヤ6
】
418 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/15(日) 23:02:39 ID:???
ランダムダム7→ダイヤ6
→天道
【覚えられる技と必要経験値。()内は現在の経験値/習得に必要な経験値量】
天道
ドリブル:なし
パス:なし
シュート:ドライブオーバーヘッド(0/48)
タックル:カウンタータックルの発動率上昇(0/48)
パスカット:なし
ブロック:プットオンの発動率上昇(0/40)
せりあい:クロックアップの発動率上昇(0/32)
特殊:ファンタジスタ(0/72)
【補足・補正】
▼経験値が習得に必要な量の半分を越えると技フラグを獲得出来ます
▼()の後ろに○の付いている技は習得後発展、もしくは新技を習得できる技です
▼滝以外の選手は練習時カードの結果が×2されます
419 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/15(日) 23:04:06 ID:???
練習する技能を以下の中から一つ選択してください
シュート、タックル、ブロック、せりあい、特殊
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
420 :
森崎名無しさん
:2016/05/15(日) 23:07:59 ID:1jaV1XY+
シュート
421 :
森崎名無しさん
:2016/05/15(日) 23:09:45 ID:8X+eo0DM
シュート
422 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/15(日) 23:15:14 ID:???
シュート
【分岐】
先着一名様で、
【天道よ、これ以上強くなってどうする気だ→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで出た数値×2だけ経験値が溜まります
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
といった所で今日はここまで
それではー
423 :
森崎名無しさん
:2016/05/15(日) 23:19:59 ID:???
【天道よ、これ以上強くなってどうする気だ→
クラブ6
】
乙でした
424 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/19(木) 00:19:54 ID:???
>>423
乙ありがとうございます
リアルが忙しいのと諸々の都合で今週も土曜か日曜まで更新は難しそうです
最悪でも日曜には必ず更新するのでご容赦下さいませ
425 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/22(日) 22:43:43 ID:???
天道よ、これ以上強くなってどうする気だ→クラブ6
→経験値6×2=+12
先日の予選決勝を見た影響か、選手達は皆普段よりも一段と気合いの入った様子で練習に取り組んでいた。
剣崎「(シュートだけじゃ駄目だ。FWとしてもっと突破力を身に着けないと)ウェーーーーイ!!」
天道「……ハッ!」
中でも剣崎と天道は特に熱が入っており、剣崎はパワフルなドリブルを、
天道はオーバーヘッドにドライブ回転をかける練習において一定の成果を上げるのだった。
だが、今回の練習で最も大きな成果を上げたのはこの男だろう。
滝(……どうも夏以降、俺は使命感だの自信だの色々と考え込み過ぎてたみたいだ。大事な事を忘れてたぜ。
確かに世界の滅亡を防ぐとか全日本協会の体制を正すのは大事だけど、何よりも俺はサッカーが好きだからここにいるんだって事を。
余計な事は考えない。俺はサッカーをやるのが楽しくて、その上でここにいる皆と勝ちたい。
その為にも、今日こそ完成させる! オリュンポスショット!!)
先日片桐から騎場や高杉が純粋にサッカーを楽しんでいる故に強いという話を聞き、滝は初心を取り戻していた。
サッカーをする事が楽しい、試合をする事自体が楽しいのだと。
その上で全力で試合に臨む為にも新しい必殺シュートを完成させたい。
他の事は一切考えず、ただひたすらにシュートの完成を目指してコーナーからシュートを打ち続ける滝。
そして、遂にその時は訪れた。
滝「うおおおおっ! 行けえーっ!!」
雄叫びと共に蹴り抜かれたボールは高速で上空まで浮かび上がると、高速でカーブを開始。
まるでくの字のようなな軌道を描きながら、ボールは急降下してゴールネットに突き刺さるのだった。
426 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/22(日) 22:44:46 ID:???
滝「っ! 今のは!」
ギリアム「ああ。斜めに曲がるドライブシュート。急降下超高速カーブ。
正しく俺の最大の必殺シュート、オリュンポスショットに違いない。滝、もう一度やれるか?」
滝「や、やってみます!」
初めて完全な形でオリュンポスショットを決められた滝は、興奮を抑えらない様子でもう一度コーナーからシュートを放つ。
先程と同じような感覚で放たれたシュートは、やはり高速でカーブをしながらゴールネットに突き刺さった。
滝「やった……やったぞ! まぐれじゃない、打てるんだ!」
ギリアム「とうとうやったか……滝、良く頑張ったな」
滝「はい! ありがとうございます!」
この合同練習を始めて半年。
滝はその期間の全てを費やし、心を折られかけながらも遂に新たな必殺シュートを完成させるのであった。
オリュンポスショット。神々の山の名を冠したそのシュートがどんな伝説を作るのか。それはまだ誰も知らない。
▼滝が「オリュンポスショット(シュート力+9) ガッツ消費250 ▼コーナーキックで直接使用可能。ミドルレンジでの距離補正無効」
を習得しました
▼滝のメンタルが完全に回復しました
427 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/22(日) 22:45:53 ID:???
こうして滝が歓喜の表情を浮かべる中、ギリアムは滝に一つの疑問を投げかけた。
ギリアム「所で滝、オリュンポスショットに専念してもらう為に今まで話さずにいたが、
お前はこのシュートの完成の為にドライブ回転の練習とカーブ回転の練習を行って来ていた。
つまり、お前は通常のカーブシュート、そしてドライブシュートも打てるようになっている可能性がある」
滝「……そういえばそうですよね。オリュンポスショットがドライブとカーブの複合技である以上、
それぞれ単独で打ててもおかしくはない」
ギリアム「試してみるか?」
滝「勿論です。武器は多いに越した事ありませんからね」
ギリアムの問いに頷くと、滝は早速ドライブシュートとカーブシュートの試し打ちに挑戦する。
【分岐】
先着一名様で、
【これで滝のシュート適正が完全に決定します→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→滝、「ドライブシュート」と「カーブシュート」を習得!
ハート→滝、「カーブシュート」を習得!
スペード→滝「ドライブシュート」を取得!
クラブ→滝「カーブシュート」のフラグを獲得!
JOKER→出たら考えます
428 :
森崎名無しさん
:2016/05/22(日) 22:50:49 ID:???
【これで滝のシュート適正が完全に決定します→
クラブQ
】
429 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/22(日) 23:12:53 ID:???
これで滝のシュート適正が完全に決定します→クラブQ
→滝「カーブシュート」のフラグを獲得!
滝「うーん、駄目ですね。
オリュンポスショットはドライブとカーブの複合技ですけど、言い方を変えるとどっちも中途半端なわけですから」
ドライブシュートとカーブシュートの試し打ちを行った滝だったが、残念ながら結果は芳しくなかった。
ギリアム「流石に虫の良すぎる話だったか」
滝「でも、ドライブシュートはともかくカーブの方は物に出来そうな感じはありましたね。
以前はサイドワインダーも使えてましたし、どうも俺はカーブ系シュートが性に合ってる感じがします」
それでも、今回の結果を通して滝は自分のシュート適正を正確に掴む事に成功するのであった。
▼滝が「カーブシュート」のフラグを獲得しました。またこれ以降、滝のシュートはカーブ系列に固定されます
430 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/22(日) 23:14:49 ID:???
【2年目12月、交流フェイズ】
滝「いやー、オリュンポスショットも完成したし久々に晴れやかな気分だ。
さて、練習も終わったし例によって誰かと交流を図るとしよう」
メタメタしい台詞を吐きながら、滝は早速仲間達との親睦を深めるべく行動を開始した。
交流したい選手を以下の中から一名選択してください
神、士、魁、剣崎、始、真司、キラ、ゼロ、マーベラス、天道、良太郎、巧
デューク、シン、ミライ、アラタ、甲児、刹那、ミスト、ドモン
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
431 :
森崎名無しさん
:2016/05/22(日) 23:26:25 ID:ifthBtzE
シン
432 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/22(日) 23:35:36 ID:???
投票途中ですが今日はここまでです
それではー
433 :
森崎名無しさん
:2016/05/23(月) 03:09:14 ID:NAgvGnJA
シン
434 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/25(水) 19:07:45 ID:???
シン
滝「お疲れ。決勝は惜しかったな」
シン「全力でぶつかった結果だ。もっと上手くならないととは思ったけど後悔はないよ。
あとはあいつらが全国で上に、出来れば優勝とかしてくれる事を祈るだけさ」
今回滝が交流相手に選んだのはシンであった。
先日の予選決勝について労いの言葉をかけると、シンは苦笑しながら心境を述べる。
その様子から、どうやら悔いがないというのは本当らしい。
シン「で、どうかしたのか? それを言いに来たってだけじゃないんだろ?」
滝「まあな(シンと話をしようと思ったのは――)」
行動を選択してください
A:上手くなりたいって言ってたけど、具体的なパワーアッププランはあるのか?
B:本条の連中、戦ってみてどうだった?
C:久々に一対一の勝負をしないか? 何で勝負するかはお前が決めて良いぜ
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
本日の更新はこれだけです
今週方再来週まで夜勤が入った為更新頻度についてはお察しいただけると幸いです
それでは
435 :
森崎名無しさん
:2016/05/25(水) 19:12:19 ID:EMh3ZmoM
B
436 :
森崎名無しさん
:2016/05/25(水) 19:57:00 ID:KYfAxyNc
B
437 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/05/27(金) 19:41:21 ID:???
B:本条の連中、戦ってみてどうだった?
滝「本条の連中と戦った感想を聞こうと思ってさ。試合は見てたけど直接ぶつからないと分からない事もあるし」
シン「うーん、自分達が負けたからってわけじゃないけどかなり強かったな。全国でも上を狙えるレベルだったと思う。
言うまでもないけど筆頭は騎場と高杉だな。あとはキラの話だけどGKの末次もか。
あの三人についてだけど――」
【分岐】
先着一名様で、
【シンの所感→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→シン「ちょっと気になる所があったな」
スペード、クラブ→シン「まだまだ伸びしろがありそうだった。もっと強くなるぜ」
JOKER→シン「キラと一緒にパラメータのデータを作っておいた」 滝「なにィ」
今日の更新はこれだけです
それでは
438 :
森崎名無しさん
:2016/05/27(金) 19:47:28 ID:???
【シンの所感→
クラブ9
】
439 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/02(木) 19:40:20 ID:???
春イベントお疲れ様でした
私はオール丙で突破、攻略中に春風も来ましたが親潮は駄目でした
まあ堀りの方で嵐、照月、U、雲龍と揃ったので成果としては上々だったと思います。それにしても初風来ねぇ
閑話休題
そんなこんなで手付かずになってしまっていましたが、明日から更新を再開します
440 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/03(金) 19:48:32 ID:???
シンの所感→クラブ9
→シン「まだまだ伸びしろがありそうだった。もっと強くなるぜ」
シン「なんというか直接当たってみて底の知れない物を感じたな。
まだまだ伸び代がある。そんな感じだった」
滝「ふむ、それは高杉和也に限った話じゃないんだな?」
シン「ああ。騎場もまだまだポテンシャルを秘めてそうだったし、キラの話じゃGK末次ももっと強くなりそうだって話だった。
負けらちゃいられないと思ったよ」
直接フィールド上で相見えたからこそ分かる感覚というものもある。
シン達頑駄無の選手達は一戦交えた事で騎場達の持つ潜在能力の高さを肌で感じたのだろう。
滝「成程。高杉和也はともかく現状でも手強そうだった騎場と末次もまだまだ成長するってか。恐ろしい話だぜ」
シン「あくまでも直感だけどな。悪い、こんな話しか出来なくて」
滝「いや、十分だ。そういうのは観客席からじゃ分からないしな。
しかし、あの三人がリザーブドッグスの選抜候補だっていうんならお前の言う通り負けちゃいられない。
月並みな台詞だけどお互い頑張ろうぜ」
シン「ああ。このまま借りを作りっぱなしにはしないさ」
singular Herosが全日本ユースを打ち負かしWユース制覇を目標とする以上、リザーブドッグスもまた大きなライバルの一つ。
そこに選ばれる可能性が高いというのであれば、どれだけの潜在能力を秘めた相手であろうと負けるわけには行かない。
滝とシンは決意を新たにするのであった。
441 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/03(金) 19:49:45 ID:???
こうして滝が新たなライバルを前に新必殺技を覚えたりと着実にステップアップする中、他の場所では――
【分岐】
先着一名様で、
【12月のピックアップ→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→本郷「ここか。ショッカーが裏で絡んでいる施設というのは……」
ハート→ロベルト「今日からウチに入る事になったストラットだ。という事でジウ、お前ベンチな」
スペード→若林「レヴィンシュートだと? そんなもので俺の守るゴールは割れんぞ!」
クラブ→カルロ「お前がナカヤマか。また大怪我しないよう精々気をつけるんだな」 中山(この男……)
JOKER→クライフォート「監督、(サブカルの聖地)日本で開催される大会に出場することになったというのは本当ですか!?」
今日はこれだけです
それではー
442 :
森崎名無しさん
:2016/06/03(金) 19:51:44 ID:???
【12月のピックアップ→
ダイヤ6
】
443 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/05(日) 23:31:32 ID:???
12月のピックアップ→ダイヤ6
→本郷「ここか。ショッカーが裏で絡んでいる施設というのは……」
12月。欧州某国、深夜。
街から外れた郊外に佇む一つの工場。
それを離れた木陰から双眼鏡で眺める三人の男の姿があった。
一人は活発化の一途を辿るショッカーを叩く為海外へと旅立った本郷猛。
そして残りの二人は国際秘密防衛機構「イーグル」に所属する特殊チーム「ゴレンジャー」のメンバー、海城剛と新命明であった。
彼らもショッカーを撃滅するべく、本郷たちに全面的に協力していたのである。
本郷「あれか。ショッカーが裏で絡んでいる施設というのは」
海城「以前君達が回収したマイクロチップを元にGUYSやイーグルの諜報部員が情報を集めた結果突き止めた施設だ。
十中八九当たりだろう」
新命「HUGARの欧州工場。表向きは民間療法を応用した医療機器を製造してるって話だったな」
本郷「HUGAR、か……」
HUGAR、全日本ユースの絶対的ストライカーである日向小次郎が社長を務めている会社。
もしあの施設が本当に裏でショッカーと通じているのだとすれば、滝が命を狙われた理由も大よそ推測がつく。
無論末端の工場がショッカーと関係があるからといって即それが社長である日向と結び付くわけではない。
が、本郷は今までのショッカーの行動が徐々に一本の線で繋がろうとしていると薄々感じ始めていた。
本郷「今日のこの時間帯、工場は操業していない。潜入するのなら絶好の機会だな」
海城「ああ。既に諜報部から工場の見取り図は入手している。早速行動に移るぞ。
新命、お前は大ちゃん達と後方で待機だ。こちらからの連絡があるか、潜入から二時間連絡がなければ強行突入してくれ」
新命「OK。二人とも、頼んだぜ」
444 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/05(日) 23:33:46 ID:???
海城の指示に新命はニヒルな笑みを浮かべ、後方へと下がろうとする。
と、そこで彼は本郷がまじまじと自分の事を眺めている事に気が付いた。
新命「? どうしたんだ本郷さん。俺の顔に何かついてますかね?」
本郷「ああいや、不躾ですまない。何度見ても君の顔が俺の後輩に瓜二つなのが気になってしまうんだ」
新命「それって俺と会って最初に名前を出した例の風見って男の事かい?」
本郷「ああ。本当に風見の事は知らないのか?」
新命「全く。しかし、そんなに似てるってんなら一度会ってみたいもんだ」
本郷「この一連の騒動が片付いたら是非とも。きっと君も驚く」
新命「じゃ、その為にもまずはこの作戦を成功を祈っときますかね」
最後にそう言うと、今度こそ新命は足早にその場から立ち去って行った。
そして残された二人、本郷と海城はHUGARの工場への侵入を開始する。
海城「見取り図を見る限り地上に特に不審な個所はない。何かあるとすれば恐らく地下だろう」
本郷「俺も同意見です。わざわざ交通の便が良くない郊外に工場を構えたのはそれが理由でしょうからね」
海城「よし、まずは地下に何かあると仮定してそこへ行くための経路を探すとしよう」
445 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/05(日) 23:35:17 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【潜入調査その1→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→本郷と海城、地下へと続く道を発見!
ハート、スペード、クラブ→何も見つからない。30分経過
JOKER→出たら考えます
【補足・補正】
▼残り時間:二時間
446 :
森崎名無しさん
:2016/06/05(日) 23:36:02 ID:???
【潜入調査その1→
クラブ7
】
447 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/05(日) 23:52:01 ID:???
潜入調査その1→クラブ7
→何も見つからない。30分経過
本郷「――地下に続くルートとなるとある程度はポイントを絞れるが、それでも完全に特定するのは難しいか」
海城「操業をしていないとはいえ監視員もいれば防犯カメラもある。
カメラはこちらの装備で誤魔化せるが、それでも自由に動き回れるわけじゃない。
一つのポイントにかけられる時間はそう長くはないぞ。手早く捜索に当たろう」
本郷たちは誰にも感づかれる事なく工場内への侵入に成功。
探索ポイントを絞り少しずつ内部を調べ回っていたが、地下へと続くルートもそれ以外の怪しい物も発見できずにいた。
そして、あっという間に時間は30分を経過する。
【分岐】
先着一名様で、
【潜入調査その2→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→本郷と海城、地下へと続く道を発見!
ハート、スペード、クラブ→何も見つからない。30分経過
JOKER→出たら考えます
【補足・補正】
▼残り時間:一時間半
448 :
森崎名無しさん
:2016/06/05(日) 23:52:47 ID:???
【潜入調査その2→
クラブ6
】
449 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/06(月) 00:00:20 ID:???
潜入調査その2→クラブ6
→何も見つからない。30分経過
本郷「ここにも何もないか……」
海城「元より地下へとルートも、ショッカーとの繋がりを示す何かしらの証拠もすぐに見つかるとは思っちゃいないさ。
残りあと1時間、回っていない箇所も多い。まだ焦る程じゃない」
探索開始からおよそ1時間が経過するも、本郷たちはショッカーに繋がるような物を発見できずにいた。
そして、探索は後半戦に突入する。
【分岐】
先着一名様で、
【潜入調査その3→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→本郷と海城、地下へと続く道を発見!
ハート→戦闘員「イーッ!」 ショッカー戦闘員が現れた! これはこれで証拠になるぞ!
スペード、クラブ→何も見つからない。30分経過
JOKER→出たら考えます
【補足・補正】
▼残り時間:一時間
450 :
森崎名無しさん
:2016/06/06(月) 00:03:02 ID:???
【潜入調査その3→
クラブ10
】
451 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/06(月) 00:47:06 ID:???
潜入調査その3→クラブ10
→何も見つからない。30分経過
海城「ここも何もなしか。流石にガードが堅いな(あるいは本当に無関係か? 諜報部の情報が外れだったとは考えにくいが……)」
本郷「あと30分、それまでに奴らの尻尾を掴めそうな物を見つけなければ……!」
工場に侵入してから既に一時間半が経過。ここまで来て何も成果を得られていない事にいよいよ本郷たちは危機感を募らせ始めていた。
よもやこの工場はショッカーと無関係だったのではないか? そんな考えが脳裡をよぎる中、彼らは残り時間ギリギリまで探索を続ける。
【分岐】
先着一名様で、
【潜入調査その4→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→本郷と海城、地下へと続く道を発見!
ハート、スペード→戦闘員「イーッ!」 ショッカー戦闘員が現れた! これはこれで証拠になるぞ!
クラブ→何も見つからないまま二時間が経過。止む無く撤収
JOKER→出たら考えます
【補足・補正】
▼残り時間:30分
といった所で今日はここまで
それではー
452 :
森崎名無しさん
:2016/06/06(月) 00:48:05 ID:???
【潜入調査その4→
ハートJ
】
453 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/13(月) 22:43:52 ID:???
先週は色々と忙しく全く更新できず申し訳ありませんでした
明日、もしくは明後日から更新を再開します
つきましては次の更新を円滑に進める為に以下の判定をお願いします
【分岐】
先着一名様で、
【ここにいる幹部→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→地獄大使
ハート→ブラック将軍
スペード→ゾル大佐
クラブ→死神博士
JOKER→首領
それではー
454 :
森崎名無しさん
:2016/06/13(月) 22:47:09 ID:???
【ここにいる幹部→
スペード10
】
455 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/15(水) 23:33:42 ID:???
潜入調査その4→ハートJ
→戦闘員「イーッ!」 ショッカー戦闘員が現れた! これはこれで証拠になるぞ!
ここにいる幹部→スペード10
→ゾル大佐
事前の調査で限りなく黒に近いとはいえ、100%黒とは言えない工場の調査。
公的機関であるGUYSやイーグルといえども強引に調べる事は出来ない案件である。
加えて事前に通達をすればHUGARとショッカーの繋がりを示す証拠や怪人プラントなど確実に消されてしまうだろう。
それ故に本郷とゴレンジャーの面々は隠密で工場内の調査を行っていたのだが、
かれこれ二時間近く工場内の捜索を行っているにも関わらずなんの手がかりも得られない事に本郷たちは焦りを募らせ始めていた。
海城「どうだ本郷? そっちに何かあるか?」
本郷「いや、プラントへの隠し通路もショッカーの存在を匂わせるものも何も存在していない。
この工場は白なのかも知れないな……」
海城「イーグルやGUYSの諜報機関が当たりをつけた以上白の可能性は低いはずだが……何にしても時間を食いすぎたな。
これ以上は潜入がばれる危険がある。今日は一度引き下がった方が良さそうだ」
何の成果も得られなかった事は残念だが、今はまだ慎重に動くべきである。
本郷と海城は調査を中断して工場からの撤退を図る事にした。
――その時である。
警備員「お前たち、そこで何をしている!?」
海城(っ……しまった、警戒心が緩んだか!)
長時間の潜入による疲労と焦りから注意力が散漫になっていた二人は、見回りをしていた警備員に見つかってしまったのだ。
警備員の持つ懐中電灯に照らされた海城達が己の失態を悔やむ中、不意に警備員の様子が変わる。
それは丁度警備員が懐中電灯の明りを本郷に向けた時であった。
456 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/15(水) 23:34:47 ID:???
警備員「お、お前は本郷猛! どうやって嗅ぎ付けた!?」
本郷「(俺の事を知っている? それにこの反応……もしや)貴様、ショッカーの戦闘員か!」
警備員「何を白々しい事を言っている! 全て承知の上で来たんだろう!
だがここで会ったが百年目、今日こそショッカーの宿敵であるお前の最期を看取ってやる! イーッ!!」
本郷の予想通り、警備員はお約束の掛け声を上げながら体を回転させる。
と、彼の姿は一瞬の内に全身黒ずくめのショッカー戦闘員へと変貌した。
それと時を同じくして工場内に警報が鳴り響き、どこからか無数のショッカー戦闘員が姿を現し始めた。
戦闘員ズ『イーーーーーッ!!』
海城「この数……これでこの工場がショッカーのプラントである事ははっきりしたな」
本郷「ああ。だが良くない事態だ。この騒ぎにこの戦闘員の数。明らかに俺達を足止めしようとしている。
時間を稼いでいる間にプラントの設備やショッカーに関わる証拠品を処理するつもりだろう。
くそ、折角奴らのプラントを潰し尻尾を掴むチャンスだったというのに……このままではただの無駄骨だ」
本郷の指摘通り、戦闘員達は明らかに本郷たちの進路を阻む事を目的に動いていた。
このまま思惑通り時間をかけてしまえば折角の潜入工作が全て無駄になってしまうだろう。
襲ってくる戦闘員をなぎ倒しながら歯噛みする本郷に、同じように戦闘員を叩きのめしながら海城が一つの提案をする。
海城「外にいる新命達なら地底にも潜れる万能戦車『バリタンク』で地下施設に奇襲をかけられる。
設備を移送される前に破壊する事が可能なはずだ。
ただし、バリタンクのパワーじゃ証拠品まで纏めて破壊してしまうだろうだろうがな。
どうする、新命達に救援を要請するか?」
本郷「……」
457 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/15(水) 23:36:36 ID:???
行動を選択してください
A:新命に救援を要請する(HUGARを追い詰める事は出来ませんが、以降のショッカーの戦力が低下します)
B:救援要請はせず戦いながら地下への通路を探す(引き次第で日向を追い詰められますが、何の成果も得られない可能性もあります)
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
今日はこれだけです
それではー
458 :
森崎名無しさん
:2016/06/15(水) 23:57:19 ID:G9WYrKgM
A
459 :
森崎名無しさん
:2016/06/16(木) 00:16:23 ID:PeFrvFn2
A
460 :
森崎名無しさん
:2016/06/22(水) 20:11:49 ID:???
ひょっとして、まだ未定?
461 :
森崎名無しさん
:2016/06/22(水) 21:00:21 ID:4QyvgD2c
A
462 :
森崎名無しさん
:2016/06/22(水) 21:03:43 ID:tV8Y4oVo
A
463 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/23(木) 18:33:38 ID:???
このスレは日を跨いでも投票は有効なので
>>458-459
さんの投票で決定していました。
わざわざ再投票していただきすいません。
逆転裁判6やら夜勤やら久々に特撮視聴熱が高まってデンジマン見てしまったりで更新の時間が取れませんでした。
半分以上自業自得の結果で大変申し訳ありません。
夜勤の週はどうしても時間が取りにくいので、更新再開は今週末の土曜or日曜までお待ちいただけると幸いです。
九月辺りまでまだしばらく職場が忙しいのと来週もOGMDが出たりで中々時間が取れない期間が続きそうですが、
来週以降は長くとも1週間以上は休まないよう善処するつもりです。
それでは
464 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/26(日) 23:59:09 ID:???
A:新命に救援を要請する(HUGARを追い詰める事は出来ませんが、以降のショッカーの戦力が低下します)
HUGAR工場から数キロ離れた森の中。
そこにはイーグルの誇る鳥の姿を模した大型戦闘機「バリドリーン」が姿を隠し着陸してた。
そのコクピット内で待機していた新命に、通信機から連絡が入る。
新命「海城か。どうした……何? よし分かった。すぐにバリタンクで地下に攻撃をかける。
そっちへの援護は――OK、気をつけろよ」
手短に連絡を交わすと、新命は通信機を切り背後にいた仲間達の方を向く。
そこにいたのは海城、新命と同じくゴレンジャーのメンバーである「大岩大太」「ペギー松山」「明日香健二」の三人である。
明日香「新命さん、向こうで動きがあったんですね?」
新命「ああ。海城達が戦闘員に発見されたそうだ。
連中の繋がりを示す証拠は見つかっていないようだがこのまま逃げられたら今回の作戦は完全に無駄骨になる。
だから海城達が地上で奴らの気を引いてる間にバリタンクで地下の施設を強襲する事になった。
皆、すぐにバリタンクに乗ってくれ」
大岩「はいな!」
時間が経てばそれだけショッカーが地下から設備を運びだしてしまう可能性が高い。
新命達は手早くコクピットからバリドリーンに格納されている万能戦車バリタンクの内部へと移動した。
バリタンクの操縦席に座った新命が計器を操作すると、バリドリーンの機首が左右に割れ、中央からスロープが出現。
新命「よぉし……バリタンク、発進! GOッ!!」
発進準備が整った事を確認すると新命はアクセルを勢いよく踏み込み、
バリドリーンの中央部分からバリタンクがエンジンを唸らせながら発進した。
465 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/27(月) 00:00:13 ID:???
【バリドリーンの歌】
ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm10972100
バリドリーンから発進したバリタンクはそのまま直進して森を抜け更地に出る。
と同時に、新命は地中に潜るべくバリタンク内部の機械を操作し始めた。
新命「ハンドジャイロ起動!」
新命の操作によって、バリタンクの上部に装備されている二本のアーム『ハンドジャイロ』が起動。
展開されたハンドジャイロの先端部は高速で回転を始め、凄まじい勢いで地面に穴をあけ始める。
バリタンクはそのまま地面を掘りながら地中に潜航し、HUGAR工場の地下へ向け突撃を開始するのだった。
中々思ったような文章が書けなかった為、今日はこれだけとなります
やっぱり間を開けると色々と鈍ってしまうと痛感いたしました。ちょっとずつでも書かないといけないですね
それではまた明日
466 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/27(月) 23:14:00 ID:???
一方時を同じくしてHUGAR欧州工場の地下。
???「急げ! 地上の戦闘員の時間稼ぎもそう長くはもたん! 重要度の高い設備を最優先で持ちだせ!
書類などは焼却して構わん!」
戦闘員「イーッ!!」
そこではいかにも軍隊然とした格好をした男が周囲の戦闘員達に指示を飛ばしていた。
男の名はゾル大佐。死神博士、地獄大使と並ぶショッカー大幹部の一人である。
彼は戦闘員達に指示を出しながら内心で歯噛みをしていた。
ゾル大佐(秘密裏に潜入していたという事は、まだこの工場がショッカーの怪人製造工場という確証を本郷は持っていなかったはず。
地上にはショッカーに関わる資料は存在しておらんし、地下への通路は巧妙に隠していた。やり過ごす事も出来たはずだ。
それを本郷猛を発見した途端に馬脚を現すとは……! あの戦闘員のせいで全てが水の泡だ!
首領から任された再生怪人製造計画もようやく軌道に乗ってきたというのに……!)
かくなる上は自分が地上に赴き本郷猛を抹殺するべきか?
そんな事を考え始めていたゾル大佐に、戦闘員の一人が声をかける。
戦闘員「ゾル大佐、本郷と一緒に潜入していた男の素性が分かりました。
海城剛。国際秘密防衛機構イーグルの特殊部隊、ゴレンジャーの隊長のようです」
ゾル大佐「イーグルにゴレンジャー? 我々がいない間にそのような部隊が結成されていたのか。
仮面ライダーだけでもぞろぞろと増えているというのに忌々しい」
戦闘員「我々と同盟を結んでいる黒十字軍も随分と煮え湯を飲まされているようです。
生半可な相手ではないでしょう」
ゾル大佐「となれば、ますます地上の時間稼ぎに余裕はないな。設備の移送を限界まで急がせろ! 地上には俺も向かう!」
467 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/06/27(月) 23:16:20 ID:???
いよいよ戦闘員だけでの時間稼ぎは不可能と判断したゾル大佐は、指令室から地上へと向かおうとする。
――しかし、残念ながらそれがかなう事はなかった。
ゾル大佐「っ!? な、何事だ!」
ゾル大佐が地上に赴こうとした直前、地下施設全体が何かに激突されたような振動に襲われたのだ。
突然の事態に驚くゾル大佐の元に、戦闘員が慌てた様子で一つの連絡を寄越す。
戦闘員「ゾル大佐! 大変です! 地下から装甲車が一台、この施設に突入してきました!」
ゾル大佐「な、なんだと!?」
ゴレンジャー、ましてやバリタンクの存在など全く知らなかったゾル大佐は、戦闘員からの報告に目を丸くする。
この後、設備の移送にかまけて人員の脱出を怠ったゾル大佐は手痛いしっぺ返しを受ける事となる。
短いですが今日の更新は以上です
因みにゴレンジャー本編におけるバリタンクは苦戦の多いバリドリーンに比べるとほぼ無敵でした
これでもかって位活躍するので是非その雄姿をご覧いただけると嬉しいです
それではー
468 :
森崎名無しさん
:2016/07/05(火) 16:02:21 ID:???
グレートとパワードのブルーレイ発売とかテンションあがっちゃうよ!
ここでは海外組のウルトラマンって出てきたことありましたっけ?
469 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/05(火) 21:37:25 ID:???
>>468
まだ海外ウルトラマンは出した事ないですね
アメリカはともかくオーストラリアはちょっと難しいですし
タイムリー世代としてGとパワードのBlu−rayは大変楽しみです
新命「ヒュウ、ドンピシャだな。俺はこのままバリタンクで再生怪人の製造装置を破壊する。戦闘員は任せたぜ」
大岩「はいな!」
目論見通りにショッカーの地下施設への突入に成功した新命は、まずはバリタンクから仲間達を下ろすと再びバリタンクを起動。
バリタンクはそのまま正面の障害物を薙ぎ払いながら直進を続け、やがて大量の培養槽の保管された部屋に侵入する。
新命「ここが再生怪人の生産場だな。よぉし、バリタンク、ひと暴れと行こうか! ハンドジャイロ、スイッチ、ォン!!」
新命は迷う事無くバリタンクの計器を操作し、ハンドジャイロを高速回転させながら培養槽を片っ端から破壊し始めた。
当然この映像は指令室にも届けられており、それを眺めていたゾル大佐は血管が千切れんばかりの勢いで怒りを露わにする。
ゾル大佐「なんだ……なんなのだアレは! 再生怪人培養装置を好き放題に破壊しおって!
戦闘員達は何をしている! 早く重火器を使ってあの戦車を破壊しろ!」
戦闘員「それが、何者かの妨害に遭っているようであの戦車に近づく事が出来ないようです」
ゾル大佐「なにィ」
報告を受けたゾル大佐がモニターを操作すると、確かにバリタンクに戦闘員を近づけまいと施設内で戦う三人の戦士の姿が映っていた。
470 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/05(火) 21:38:26 ID:???
キレンジャー「キーステッカー、ドレミ打ち! ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドォッ!! どんなもんじゃい!」
戦闘員「イーッ!?」
黄色いスーツを纏った男、キレンジャーは先端に握り拳の付いた棍棒を振るい、戦闘員達の頭部をドレミのリズムで打ち据える。
冗談のような攻撃だがその破壊力は凄まじく、戦闘員達はドレミのリズムに合わせ続々と打ち倒されていった。
ミドレンジャー「トイヤッ! ミドメラーン!!」
戦闘員「イーッ!」
緑色のスーツを纏った男、ミドレンジャーは軽快な動きで戦闘員を翻弄しながら必殺のブーメラン「ミドメラン」を投げつけた。
戦闘員達をなぎ倒しながら帰ってきたミドメランを手に取ると、ミドレンジャーは今度はそのままミドメランで戦闘員達を切りつけていく。
ミミレンジャー「良いわね? 行くわよ!」
戦闘員『イーーーッ!!?』
桃色のスーツを纏った紅一点、モモレンジャーはハートを象ったイヤリングを取り外すと戦闘員に投げつける。
瞬間、イヤリングは凄まじい勢いで爆発。戦闘員達は爆発に巻き込まれ盛大に吹き飛ばされるのだった。
彼らは一人一人が戦闘員を遥かに上回る力を持っており、戦闘員達はバリタンクに近づくどころかなす術もなく撃破され地面に倒れて行く。
これこそが国際秘密防衛機構イーグルが誇る精鋭部隊「ゴレンジャー」の実力であった。
471 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/05(火) 21:39:31 ID:???
といった所で短いですが今日はこれだけです
かつてない程に仕事が忙しいのとスパロボやってるのとで中々時間が取れず申し訳ありません
次の更新もちょっと間が空いてしまうかもしれませんがご容赦下さいませ
472 :
森崎名無しさん
:2016/07/05(火) 23:54:04 ID:???
乙です
キャプテン翼のオーストラリア代表…でかいだけかぁ、ジャック絡ませるのは難しそうですね
いっそジャック繋がりでアメリカに絡んだほうがまだマシかも
473 :
森崎名無しさん
:2016/07/06(水) 00:20:54 ID:???
ミスアメリカでも呼んでくる?
474 :
森崎名無しさん
:2016/07/06(水) 00:22:56 ID:???
滝さんバトルフィーバーJも守備範囲なのか…
475 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/12(火) 20:26:23 ID:???
>>472
乙ありがとうございます
UMAの隊員全員出してもオーストラリア代表には全然足りないですし難しそうですね
この世界のアメリカとかその気になると出鱈目に強くなりそうなんでジャックだけアメリカというのもちょっと厳しそうです
>>473
アメリア代表で出すならマリアよりもダイアンの方になるのかな?
ダイアンそんなに活躍してる印象ないのが悩みどころですが
>>474
守備範囲というか多分特撮ヒーローの中では専門分野ですね
私ゴレンジャー〜ジュウオウジャー+アキバレンジャーの40作+非公認を全作視聴済みなのが数少ない自慢なのであります
先日ムーンデュエラーズクリアしました
撃墜数ベスト12は上から
アイビス、カルヴィナ、トーヤ(統夜)、アクセル、ラウル、フィオナ、ジョッシュ、デスピニス、ラミア、アル=ヴァン、リム、ギリアム
でした。アイビスの出るスパロボは確実にアイビスがトップエースになるんですが、それ以外は携帯機フィーバーで趣味全開となりました
フォルテギガス使ったせいでラキの撃墜数を稼げなかったのが心残りですね。ジョッシュとの掛け合いでニヤニヤ出来たのは収穫でしたが
そんな感じでゲームの方はひと段落したのですが仕事の方が未だにかつてないレベルで忙しくまだまだ時間の余裕はあまりなさそうです
明日から更新再開しますが、下手すると秋〜今年一杯は超低速更新になる可能性も出てきました。ご容赦いただけると幸いです
それでは
476 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/13(水) 20:27:30 ID:???
モニター越しにゴレンジャーによって施設を蹂躙される様を目の当たりにしたゾル大佐。
彼は状況の打破が難しいと判断すると、すぐさま戦闘員達に指示を飛ばす。
ゾル大佐「くっ……最早設備の持ち出しも難しいか。止むを得ん。現時点を持ってこの施設を放棄する。
自爆装置を作動させろ! せめて本郷や奴らを巻き添えにするのだ!」
戦闘員「イーッ!」
指示を受けた戦闘員は手早く指令室の計器を操作し、それを確認したゾル大佐は足早に指令室から立ち去る。
それと時を同じくして、地上で戦闘員達を相手にしていた本郷と海城もまた脱出の算段を立てていた。
本郷「先程の地下からの振動、どうやら新命達が地下への攻撃を始めたようだな」
海城「ああ。これで地下のプラントの方は確実に潰せるだろう。問題は……」
戦闘員達をなぎ倒しながら会話をしていた二人であったが、地下からの爆発音と大きな揺れによってそれは遮られる。
海城「……やはり基地を放棄して爆破に移ったか。ここを俺達の墓場にするつもりらしい」
本郷「折角だが俺には過ぎた墓場だな。遠慮させてもらおう。急いで脱出するぞ」
危機的な状況ではあるが、この事態を予想していた二人は落ち着いた様子で出口に向かって駆け始めた。
勿論戦闘員達は二人の脱出を阻もうと行く手を遮るが、彼らにとっては物の数ではない。踏んできた場数が違うのだ。
それから数分後、HUGAR欧州工場は地下のショッカー怪人プラント共々大爆発を起こすのであった。
477 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/13(水) 20:28:52 ID:???
非常に短いですが今日はここまで
もうしばらくリハビリしながらちまちま書いていく予定です
それではー
478 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/18(月) 00:49:13 ID:???
ゾル大佐「これだけの爆発だ。確実に本郷猛、そしてあのゴレンジャーとかいう連中も始末できただろう」
生き残った怪人や戦闘員を引き連れプラントから脱出したゾル大佐は、工場から離れた荒地から爆発を眺め本郷達の死を確信する。
勿論ここまで好き放題やられたゾル大佐に笑みはなかったが、それでも勝利を確信した彼の顔には多少の安堵の色が浮かんでいた。
だがその直後、ゾル大佐の表情は凍りつく事になる。
本郷「生憎だが、お前達をこの地上から一掃するまで俺は死ぬつもりはない」
ゾル大佐「なにィ」
不意にそんな言葉を投げかけられたゾル大佐が声のした方を向くと、そこには愛車に跨る本郷、海城の姿があった。
本郷「その姿、一文字から話は聞いている。ショッカーの大幹部の一人、ゾル大佐だな」
ゾル大佐「……その通りだ。初めましてだな本郷猛。そして海城剛と言ったか?
運良くお前達は生き残ったようだが、地下にいた仲間達は助かるまい」
最初こそ驚きの表情を浮かべていたゾル大佐であったが、彼はすぐに余裕を取り戻すと勝ち誇った様子でそう告げる。
が、海城は動揺する様子もなく不敵な笑みを返した。
海城「どうかな? あいつらは俺と同じくらいタフだぜ。ほら、そこを見てろ」
海城が荒野の一点を指差すと、地響きと共に地中からバリタンクが出現。
側面のハッチが開くと新命達四人が揃って降りてきた。
479 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/18(月) 00:50:43 ID:???
大岩「いやぁ、死ぬかと思ったとね」
明日香「大ちゃんはバリタンクに乗り込むのギリギリだったものな」
ペギー「海城さん、こっちは全員無事よ!」
新命「ショッカーさんが勝手に爆破してくれたお蔭でプラントを壊す手間が省けたぜ。
後は、そこにいる連中を片付けるだけだな」
被っていたテンガロンハットを指で押し上げニヒルに笑う新命。
一方、プラントを爆破したにも関わらず誰一人として始末する事の出来なかったゾル大佐はいよいよ焦りと怒気を表情に浮かべ始めた。
ゾル大佐「おのれ……この俺をここまでコケにするとは断じて許さんぞ!
本郷! ゴレンジャー! 貴様たちはこの場で俺自ら処刑してやる! アォォーーーン!!」
ゾル大佐は唸り声と共に改造された姿である黄金狼男へと変身を遂げ、本郷たちへと牙を向ける。
本郷「決着をつけようというのなら望む所だ。最後の勝負だな! ライダァァァァ、変身!!」
海城「俺達も行くぞ! ゴーッ!!」
ゾル大佐に負けじと、本郷もまた仮面ライダーへと変身し、海城達もその場で回転しゴレンジャースーツを身に纏う。
480 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/18(月) 00:52:25 ID:???
海城「アカレンジャー!」
新命「アオレンジャー!」
大岩「キレンジャー!」
ペギー「モモレンジャー!」
明日香「ミドレンジャー!」
アカレンジャー「五人揃って――」
ゴレンジャー『ゴレンジャー!!』
仮面ライダー1号「ゾル大佐、一文字に代わって今度は俺が貴様を倒す! 行くぞぉっ!」
黄金狼男「来い、仮面ライダーにゴレンジャーめ! 総員、かかれーっ!!」
こうして双方共にここを決戦の地と定めた本郷とゾル大佐の掛け声により、
仮面ライダー&ゴレンジャーVS再生怪人軍団の戦いの火蓋は切って落とされるのだった。
481 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/18(月) 00:54:34 ID:???
【分岐】
先着二名様で、
【ヒーロー連合軍→! card+! card+! card+! card+! card+! card=】
【ショッカー軍団→! card+! card+! card+! card+! card+(数の暴力+3)=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧0→ヒーロー連合軍が勝利しました
0<→ヒーロー連合軍、苦戦。更に分岐
【捕捉・補正】
▼順番が違っていた場合、【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
▼勝敗が決まっていても最後までカードは引いて下さい
今日はこれだけです
書きたい物が全然書けませぬ
482 :
森崎名無しさん
:2016/07/18(月) 01:18:49 ID:???
【ヒーロー連合軍→
ハート4
+
ダイヤ3
+
ダイヤK
+
ダイヤ4
+
ハートQ
+
ダイヤ10
=】
長すぎー、と出たので勝手に改行します。
483 :
森崎名無しさん
:2016/07/18(月) 02:20:48 ID:???
【ショッカー軍団→
スペードJ
+
ダイヤ8
+
ハート8
+
ダイヤQ
+
クラブA
+(数の暴力+3)=】
484 :
森崎名無しさん
:2016/07/21(木) 20:02:14 ID:???
ゴレンジャーのサントラ今度でるらしいですな
未収録音源いろいろ発掘して
485 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/07/26(火) 17:37:56 ID:???
>>482
対応ありがとうございます
>>484
多分五月に出た奴の話ですね
SE付きOPやらバリドリーンのインストが入っていたりと大変満足度が高かったです
書くのに手間取っておりまして更新までもう少しかかりそうです
ご容赦下さいませ
486 :
森崎名無しさん
:2016/07/29(金) 15:06:38 ID:???
更新待ってまーす
全然関係ないけど初代仮面ライダーの第6回録音の音源はいつになったら発掘されるんだよ(血涙)
487 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/08/02(火) 23:06:18 ID:???
>>486
お待たせして申し訳ありません
音源見つかると良いですね
今週ようやくリアルの方に余裕が出来たので明日or明後日には更新をしたいと思います。もう少しだけお待ちいただけると幸いです
488 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/08/04(木) 23:18:12 ID:???
ヒーロー連合軍→ハート4+ダイヤ3+ダイヤK+ダイヤ4+ハートQ+ダイヤ10=46
ショッカー軍団→スペードJ+ダイヤ8+ハート8+ダイヤQ+クラブA+(数の暴力+3)=43
→ヒーロー連合軍が勝利しました
黄金狼男「食らえッ!!」
仮面ライダー1号「ぬうっ!?」
ゾル大佐が変身した怪人黄金狼男は、1号へ目掛け両手の指から機関砲を発射。
ライダーはこれを素早く回避し続けるも、黄金狼男の懐へ近づけずにいた。
仮面ライダー1号「(よし、段々と奴の銃撃の間隔が掴めてきたぞ……3、2、1……今だ!)
とおっ! ライダァァァパァァァンチッ!!」
しかしそこは今まで激闘を潜り抜けてきた1号である。
彼は黄金狼男の銃撃が一定の間隔でほんの一瞬だが止む事に気づき、
その隙を突いて一気に懐へと飛び込むと必殺のライダーパンチを叩き込もうとした。
だが――
黄金狼男「アォォーーーン!!」
仮面ライダー1号「おうっ!?」
黄金狼男もまた1号の行動を予測していた。
彼はライダーパンチに負けじと拳を突き出し、二人のパンチは激突。
その衝撃で1号も黄金狼男もその場から勢いよく吹き飛ばされてしまう。
489 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/08/04(木) 23:19:33 ID:???
吹き飛ばされた二人はすぐに体勢を立て直し、ファイティングポーズを取りながら向かい合う。
仮面ライダー1号「……流石はショッカー大幹部の一人、ゾル大佐。やるな」
黄金狼男「フン、当然だ。首領のお力で復活した後、俺の体は再改造手術でより強力になっている。
加えて貴様たちを倒す為に血の滲むような特訓を重ねてきたのだからな。
貴様こそ噂通りの実力だ。伊達に一文字と共に我々の邪魔をし続けてきたわけではないようだ」
仮面ライダー1号「地獄の特訓を潜り抜けてきたのは俺も同じという事だ。
だが、これ以上ショッカーの悪事を許すわけには行かん。俺の全てをかけてお前を倒して見せる!」
黄金狼男「それこそ俺の望む所だ! ショッカーの敵、憎き仮面ライダー!
今日こそ貴様の首級を上げ、首領に献上してくれる!」
互いの実力を認め合いながらも、決して譲れぬ信念の下、二人は再び戦いを始めるのであった。
490 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/08/04(木) 23:21:12 ID:???
すいませんが凄まじく眠いのと筆が進まないのとで本日の更新はこれだけとなります
次回はもう少し早く(明日〜日曜までの間には)更新を再開したいと思います
それではー
491 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/08/08(月) 18:43:42 ID:???
どうにも筆が進まず昨日までに更新再開できず申し訳ありませんでした
木曜から連休なので可能な限りそこを目安に更新をしたいと思います
492 :
森崎名無しさん
:2016/08/12(金) 02:13:20 ID:???
がんばれー
493 :
森崎名無しさん
:2016/08/12(金) 04:49:51 ID:???
むしろ頑張らずに連休中に休んだほうがいいのでは…?
休んでる間に筆を執りたくてたまらなくなってから再開とかでもいい気はします
494 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/08/17(水) 23:17:07 ID:???
>>492
お待たせしてしまって大変申し訳ありません
>>493
ありがとうございます
色々と考えたのですがそうさせて頂こうかと思います。ちょっと長めになってしまいそうですが
思った以上にモチベも上がらず書きたい事も書けない状態が続いておりまして、
大変申し訳ありませんが八月一杯更新を休んで充電させていただきたいと思います
あまり書かなさすぎても良くないとは思うのですが、九月一日からは必ず更新を再開するのでご容赦頂けると幸いです
495 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/01(木) 22:49:34 ID:???
お久しぶりです。帰って参りました。
艦これの夏イベントやったりVCで久々にFE聖戦やったり充電したおかげである程度までモチベーションは回復したと思います。
もうしばらく判定なしの低速更新になるとは思いますがまたよろしくお付き合い頂ければ幸いです。
496 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/01(木) 22:50:42 ID:???
仮面ライダー1号と黄金狼男が戦いを繰り広げる傍ら、ゴレンジャー達と戦闘員、そして再生怪人軍団もまた激闘を続けていた。
エイキング「走れ稲妻!」
アオレンジャー「むっ、落雷攻撃か! だがこれ以上はやらせん! ウルトラブルーチェリ!!」
エイキング「うぎゃーっ!」
エイキングの電撃を回避したアオレンジャーは中央に盾の付いた必殺の弓「ウルトラブルーチェリ」を取り出しエイキングへ向け矢を発射。
打ち出された矢は直後に十数本に分裂し、エイキングは蜂の巣状態となってその場に倒れた。
キレンジャー「おどば阿蘇山タイ! 怒ればでっかい噴火山ターイ!」
ピラザウルス「ふん、パワーはあるようだがそんな動きじゃ俺は捕まらんぜ。ウルトラパンチ!!」
キレンジャー「あいたーっ!」
一方、得意のパワー勝負で怪人に戦いを挑むキレンジャー。
しかし、彼はピラニアとプロレスラーを融合させた改造人間「ピラザウルス」の必殺のパンチを食らいあえなく吹き飛ばされてしまった。
ピラザウルスはそのままキレンジャーに止めを刺そうと襲い掛かるが――
アカレンジャー「レッドハンター!」
ピラザウルス「ぬあっ!」
間一髪の所でアカレンジャーが先端にアームの付いた鞭「レッドハンター」でピラザウルスを捕える事に成功する。
アカレンジャーはそのまま勢いよくピラザウルスを投げ飛ばすと、キレンジャーの元へと駆け寄って行った。
497 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/01(木) 22:52:52 ID:???
アカレンジャー「キー、大丈夫か?」
キレンジャー「あたた……思い切り頭を殴られたとですが平気ですタイ。しっかし、怪人の数ば多いのは厄介ですのう」
アカレンジャー「ああ。再生怪人とはいえ連中も強化改造を受けている。
それでも個々の戦力はこっちの方が上だが、今のままじゃ数に押し切られかねないな」
ゾル大佐と共にプラントから脱出した再生怪人は数にして20前後。
大多数が地下プラントの爆発に巻き込まれたとはいえ未だにその数はゴレンジャーの人数を圧倒的に上回っていた。
ここまでの戦闘から再生怪人の戦闘力が侮れるレベルでない事は間違いなく、現状がこちらが不利。
そう判断したアカレンジャーは状況を打破すべく仲間達に素早く指示を飛ばした。
アカレンジャー「まずは奴らの数を減らす。モモ! ゴレンジャーハリケーンだ!」
モモレンジャー「OK!」
『ゴレンジャーがやってくる』ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm10972820
指示を受けたモモレンジャーは体を回転させラグビーボールのような形をした兵器『エンドボール』を取り出し、
それと同時にアカレンジャーが声を張り上げる。
アカレンジャー「ゴレンジャーハリケーン、『キック』!!」
モモレンジャー「良いわね、行くわよ! キー!」
モモレンジャーはエンドボールを地面に置くと、キレンジャー目掛け勢いよく蹴り出した。
キレンジャー「任せんしゃい、ミド!」
ミドレンジャー「オーライ、アオ!」
498 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/01(木) 22:53:55 ID:???
エンドボールはそのままキレンジャーを経由してミドレンジャー、アオレンジャーへと流れるようにパスされて行き、
空中でボールをキャッチしたアオレンジャーはエンドボールを地面に押さえるとアカレンジャーへと視線を向ける。
アオレンジャー「アカ! クラウディングトライだ!」
アカレンジャー「OK! トィヤ!」
アカレンジャーはその場からジャンプでアオレンジャーの元へと飛び――
アカレンジャー「エンドボーッ!!」
着地と同時にアオレンジャーの押さえていたエンドボールを怪人軍団目掛けてシュートした。
すると、アカレンジャーの蹴ったエンドボールは空中で瞬時に仮面ライダーのブーツの姿に変化。
猛スピードで怪人軍団の中央にいたサボテンの改造人間、サボテグロンの元へと飛んでいく。
ゴレンジャーの最終兵器ゴレンジャーハリケーン、それは五人が触れる事で起爆装置が解除される強烈無比な爆弾であり、
瞬時に相手に対し最も効果的な姿へと変化する恐るべき必殺兵器だったのである。
サボテグロン「あ、あれはライダーキック! や、やめろーーーっ!!」
以前自分を葬った技を彷彿とさせる爆弾が飛んできた事に恐慌状態に陥るサボテグロン。
そんな彼に猛烈な勢いで飛んでくる爆弾を避ける事は不可能であった。
エンドボールは見事サボテグロンに命中し、サボテグロンは断末魔の叫びを上げながら爆発四散してしまう。
再生怪人軍団『ぬあーっ!!』
更に近くにいた再生怪人たちは続々とハリケーンの余波に巻き込まれ、
哀れショッカー怪人達は一度にその多くが爆風の中へと消えるのであった。
499 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/01(木) 22:55:05 ID:???
といった所で短いですが今日はここまで
この話が片付いたら普通に滝サイドの話を進めるか地獄兄弟の話でもやろうかどうしようか考え中であります
それではー
500 :
森崎名無しさん
:2016/09/01(木) 23:15:18 ID:???
復帰乙でしたー
これでまた毎晩の楽しみが増える
501 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/04(日) 23:03:17 ID:???
>>500
乙ありがとうございます
中々毎晩とはいかないですが、可能な限り更新出来るよう善処します
ミドレンジャー「今ので大体半分くらいは倒せたか」
アオレンジャー「ああ。まだ油断出来る数じゃあないが、それでも戦況はこっちに傾いただろう。
このまま一気に押し切るぞ」
再生アリガバリ「おのれ……有象無象の再生怪人共が何人倒れても問題はない! この俺様がお前達を纏めて倒してやる!」
キレンジャー「おんしも同じ再生怪人ば言うのに偉そうじゃのう」
ゴレンジャーハリケーンの一撃によって戦況が大きく動く中、再び激突するゴレンジャーと再生怪人達。
そんな喧騒などどこ吹く風と言った様子で、1号と黄金狼男は一進一退の攻防を続けていた。
既に指の機関砲を打ち尽くした黄金狼男は積極的に格闘戦を仕掛け、1号もそれに応える。
共に格闘戦こそが本分の二人である。
片方の拳が入ればすかさずもう片方がカウンターの一撃を加え、片方が攻撃をいなせばもう一方も反撃を凌ぐ。
決定打こそない物の確実にダメージを蓄積させる戦いを繰り広げる中、二人は一旦距離を置く。
仮面ライダー1号「かつて戦ったイカデビルやガラガランダ以上の強さだ……流石はショッカーの大幹部の一人、といった所だな」
黄金狼「フン、貴様こそ強化改造されたこの俺とここまで張り合うとはな。本郷猛、一文字隼人と並び称されるだけの事はある。
……だが、死地から蘇らせて頂いた首領への恩義に報いる為にも俺は負けるわけにはいかんのだ!」
仮面ライダー1号「それは俺も同じ! お前達ショッカーが人々の自由を奪おうというのなら、私はこの命の全てを賭け貴様達を倒す!
たとえ何度蘇ろうとだ!」
互いに負るわけには行かないと決意を新たにし、二人は再び接近し拳をぶつけ合う。
そんな双方共に気迫の籠った戦いを左右したのは、ほんの僅かな差であった。
502 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/04(日) 23:04:47 ID:???
仮面ライダー1号「とおぉっ!!」
黄金狼男「ガフッ!?」
戦いの最中、1号はほんの僅かな隙を突いて黄金狼男の腹に強烈なストレートをお見舞いする事に成功したのだ。
拳がクリーンヒットした黄金狼男がよろける中、ここぞとばかりに1号はパンチの連打を浴びせ掛ける。
そして1号はとどめとばかりに両手で黄金狼男を掴むと、そのまま勢いよくジャンプした。
仮面ライダー1号「とどめだ! ライダー! きりもみシュート!!」
黄金狼男「アオォォォンッ!!?」
ジャンプした1号は空中で黄金狼男を錐揉み回転させながら投げ飛ばし、黄金狼男は受け身を取る事も出来ず地面に激突。
致命傷を負った黄金狼男はゾル大佐の姿に戻ると、最後の力を振り絞ってよろよろと立ち上がる。
ゾル大佐「ぐぅぅ……見事だ、本郷猛。だが俺を何度倒した所で、大所領ある限りショッカーは滅びん。
貴様達のしている事は所詮無駄な足掻きなのだ……フ、フフフ……ハハハハハハッ!!」
最後に高笑いを上げ力尽きたゾル大佐は、再び地面に倒れると爆発四散するのであった。
といった所で今日の更新は以上です。凄まじく時間のかかったこの話も次で終わりそうですね
それではー
503 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/06(火) 23:25:34 ID:???
アカレンジャー「とどめだ! ヤリビュート!」
再生ヒトデンジャー「うぎゃあーっ!!」
1号がゾル大佐を倒したのとほぼ時を同じくして、アカレンジャーの投擲した槍が再生怪人最後の一体の腹部に命中。
再生ヒトデンジャーはあえなく爆発四散し、戦いは仮面ライダー1号とゴレンジャー達の勝利で集結するのだった。
彼らは周りに敵がいない事を確認すると、変身を解除して集結する。
海城「終わったか」
ペギー「大幹部の一人を倒せたのは収穫だったけど、結局ショッカーとヒューガーの繋がりを決定づける証拠は見つからなかったわね」
本郷「ああ。あの工場がショッカーの隠れ蓑だったからと言ってそれで即ヒューガーとショッカーが裏で通じている証拠にはならない」
新命「恐らくヒューガーは十中八、九黒だろうが、あの工場の独断だと白を切られればそれまでだ。
ここで尻尾を掴めなかったのは痛かった」
大幹部が居座るような施設を破壊した以上、ショッカーはより巧妙に施設の存在を隠蔽するようになるだろう。
そうなればヒューガーとショッカーの繋がりを示すような証拠を掴む事が更に難しくなる事も用意に想像できた。
大岩「まあ駄目だった事をクヨクヨ言ってても仕方ないですタイ。また地道に調査しましょ」
明日香「ショッカーだって完全無欠の組織じゃないんだ。必ず尻尾は掴めますよ!」
本郷「そうだな。今回の件でヒューガーへの嫌疑を強める事も出来た。
幹部が一人減った以上、ショッカーもしばらくはこれまでのような大規模活動は控えるだろう。
こうして少しずつでも前に進んで行けば、必ずショッカーにも打ち勝てる……決して無駄足などではなかった」
ゾル大佐の最期の言葉を否定するように力強くそう口にすると、本郷は海城達と共にその場から去って行くのだった。
504 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/06(火) 23:26:55 ID:???
といった所で非常に短いですが今日はこれだけ
次からは先日言った通り本編ではなく地獄兄弟の話を少し進めようかと思っています
滝の出番がまた遠のきますが、今の構想だとスレ末だけでは分量が足りない上こっちの方が早めに試合が出来そうなので(ぶっちゃけ)
とりあえずメンバー集めと一試合位はやる予定です
それではー
505 :
森崎名無しさん
:2016/09/06(火) 23:34:30 ID:???
乙でした
新たな地獄候補生……特に思い付かないけど誰になるんだろ?
506 :
森崎名無しさん
:2016/09/07(水) 10:47:20 ID:???
山森が入ってもおかしくない
507 :
森崎名無しさん
:2016/09/07(水) 11:15:34 ID:???
岩見スレの天道
あまりの引きの酷さに住人驚愕
女の子相手に反則するわ、個人プレーに固執してチームに迷惑を掛けまくるわ
きれいな矢車兄貴に見限られるという、ここのスレでは信じられない末路を遂げた
あまりのひどさに、スレタイトルが【地獄の道を往く男】になってしまった
ちなみに、岩見スレの影山は引きが異常に良く、住人から影山神と呼ばれている
508 :
森崎名無しさん
:2016/09/07(水) 11:26:39 ID:???
霊夢スレのレミリアは当確でしょ
509 :
森崎名無しさん
:2016/09/07(水) 21:34:58 ID:???
ネタ枠でいいなら某スレの金剛さんとか弘世菫さんとか?
510 :
森崎名無しさん
:2016/09/07(水) 21:42:06 ID:???
>>509
GMが某スレの金剛さんの設定の許可をもらいに行っているのでネタ枠じゃないよ
511 :
森崎名無しさん
:2016/09/07(水) 22:01:58 ID:???
新たな地獄候補生……応援団でもイケるんじゃないか?
512 :
森崎名無しさん
:2016/09/07(水) 23:14:50 ID:???
なるほど、とどのつまりお花を見ながら足をペチペチしてる兄貴が見れるんだな?
あのシーン一番好き
513 :
森崎名無しさん
:2016/09/08(木) 20:47:15 ID:???
DOGスレの牡丹はなかなかの逸材だと思う
514 :
森崎名無しさん
:2016/09/09(金) 09:16:13 ID:???
DFといえば白恋の吹雪とかもいたな
515 :
森崎名無しさん
:2016/09/09(金) 14:32:54 ID:???
巫女スレのクラブ芸人はどうだろ
516 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/09(金) 23:24:23 ID:???
皆様色々とご意見ありがとうございます<m(__)m>
更新は明日から再開します
全てのご意見に応えるのは難しいですが、善処はするつもりですので今後ともよろしくお願いします
517 :
森崎名無しさん
:2016/09/09(金) 23:50:56 ID:???
地獄軍団はこのスレの名物の一つですからね、期待する声も多いですけど無理はなさらずに〜
中の人が楽しむのが第一ですし
518 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/10(土) 23:23:42 ID:???
>>517
どもです。仰る通りある程度は自分がやりたいようにやらせていただきますです
―番外編:地獄兄弟奮闘記―
これまでのあらすじ
高校サッカー選手権が終わった後、松山や矢車達ふらの高校サッカー部の一同は白夜の世界を目指し客船に密航。日本から旅立って行った。
(なおその際慈円手入が離脱しました)
だが何の因果か彼らがたどり着いたのは白夜の世界ベルギーではなく、ユグドラル大陸という異世界であった。
そこはグランベル王国と呼ばれる国による圧政と子供狩りが行われており、矢車一行は王国兵にレジスタンスの一派と勘違いされ襲撃される。
矢車や剣、そして元々手強いシミュレーション世界の住人だった阿部瑠の活躍もあり兵士たちを一蹴した矢車達は直後本物の解放軍と接触。
解放軍の盟主であるセリス、そしてこの世界から地獄の臭いを感じ取った矢車は元の世界に戻る為に彼らに協力をする事になった。
――が、中の人が聖戦の設定を色々忘れてしまった為その辺りの戦いはショートカット。
カメハメJrという尊い犠牲を払いながらも矢車達は解放軍と共にグランベル王国の本拠地へと殴り込み、戦争を終結へと導いた。
その直後、矢車達地獄兄弟は謎の光に包まれまたしても別の世界へと飛ばされてしまう。
そこはどうやら元の世界のベルギーらしかったが、何とショッカーなる悪の組織が作り上げた地下都市の中であった。
矢車達はそこで地獄大使と名乗る男と出会い意気投合しショッカーの一員となるよう勧誘される。
だが組織という物が嫌いな矢車はこれを拒否。怒った地獄大使は地獄兄弟に怪人を仕向けるも矢車がこれを一蹴。
ショッカーを退けた一行はそのまま地下都市内の物色を始め、小田がピエールの写真集を発見する。
これをきっかけにピエールに興味♂を持った阿部瑠をきっかけに一行はフランス行きを決意。
そんな彼らの前に黒井響一郎と名乗る男が現れ、一行をフランスまで連れて行ってくれると持ちかけてきた。
しかしあからさまに胡散臭かったので矢車達がこれを断ると、黒井は突然様子を変えるのであった
とかそんな感じで進んでいます。
519 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/10(土) 23:24:56 ID:???
正直B選ばれると思ってませんでした→クラブ8
→黒井「あまりこの中を壊すなと言われていたが、仕方ないな……変身」 おや、黒井の様子が……
黒井「やれやれ、あまりこの中を壊すなと言われていたから外に出してから始末しようと思ってたんだが、仕方ないな。
――変身」
矢車達からの拒絶の言葉を受けた黒井はそれまでの笑みを止めると、腰に手をかざす。
すると、彼の腹部に内蔵されていたベルトが黒井の意思に応えて出現。
黒井は変身と短く呟きながらポーズを取り、その瞬間、彼の体は突風に包まれる。
そして風が収まると、そこには仮面ライダー1号、2号によく似た姿をした改造人間が立っていた。
仮面ライダー3号「俺は仮面ライダー、3号。ショッカー最強の戦士。
組織に刃向う愚か者はここで始末させてもらおう」
それまでの飄々とした雰囲気から一変し、機械的な様子で矢車一行にそう告げる3号。
彼の体からは隠しようもない殺気が漂っており、矢車達を始末するという言葉に偽りがない事は間違いなかった。
矢車「ハァ、次から次へと……俺達みたいなのにそこまで付きまとうとは、ショッカーって連中は相当暇みたいだな。
……変身」
いつものようにダウナー気味に喋りながらも、3号の放つプレッシャーを前にした矢車も一切の油断を排除。
すぐさまホッパーゼクターを手に取りキックホッパーに変身した。
仮面ライダー3号「フ……どんなに小さくても汚点を残す事は許されない。組織ってのはそういうもんさ。
しかし、一人で俺と戦うつもりか? さっきも言ったが俺はショッカー最強の戦士。
命が惜しいんならお前達全員一度にかかってきても良いんだぞ。俺もそっちの方が手間が省ける」
仮面ライダーキックホッパー「……」
520 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/10(土) 23:27:28 ID:???
挑発なのかそれとも自分の実力にそこまで自信があるのか、3号は地獄兄弟全員を一度に相手にしても構わないと口にする。
それに対し矢車は――
行動を選択してください
A:キックホッパー「……俺達は全員で一つの生き物……言われるまでもない。後から後悔しても遅いぞ」
B:キックホッパー「ハァ……お前に俺の弟達を笑わせるつもりはない。俺が一人で相手をしてやる」
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
521 :
森崎名無しさん
:2016/09/10(土) 23:28:46 ID:o7MZWjXc
A
522 :
森崎名無しさん
:2016/09/10(土) 23:31:11 ID:bRAV4UOE
A
523 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/10(土) 23:56:35 ID:???
A:キックホッパー「……俺達は全員で一つの生き物……言われるまでもない。後から後悔しても遅いぞ」
仮面ライダーキックホッパー「ハァ……十把一絡げ扱いか……どうせ俺達なんか……
……と、言いたい所だが……俺達は全員で一つの生き物……一纏め扱いも悪くはない……
後から後悔しても遅いぞ」
影山「こんな生意気な奴さっさとやっちまおうぜ兄貴! 変身!」
剣「フ、この俺だけでなく兄さんたちまで一緒に相手にするとは馬鹿な奴だ。変身!」
阿部瑠「あんたも中々イイ男だが、この世界じゃトンボ取りは通用しないって事を教えてヤるぜ」
松山「フフフ……セリスから譲り受けたこの星100銀の剣がお前の血を吸いたいって言ってるよ……」
小田「ドタマカチワッテヤル」
仲間と共に戦うという事に関して、この一行に躊躇という感情は全く存在していなかった。
影山、剣もそれぞれライダーへと変身し、阿部瑠はせい槍○ラディウスを構える。
そして、松山たちもまたユグドラル大陸での戦利品である微妙に赤黒い銀の剣や勇者の斧(小田装備)を構え、臨戦態勢に入っていた。
手強いシミュレーション世界でガチ戦争を体験してきた彼らにとって、最早戦いなど忌諱する物でもなんでもなくなっていたのである。
仮面ライダー3号「威勢の良い奴らだ……行くぞ」
そして、3号と地獄兄弟の戦いの火蓋は切って落とされた。
524 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/10(土) 23:58:15 ID:???
【分岐】
先着二名様で、
【地獄の兄弟→! card+! card+! card+(数の暴力+9)=】
【仮面ライダー3号→! card+! card+! card+(最強の戦士+3)=】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧0→地獄兄弟が勝利しました
0<→地獄兄弟、敗北。皆纏めてリアル地獄へGO ※続きます
525 :
森崎名無しさん
:2016/09/11(日) 00:01:21 ID:???
【地獄の兄弟→
ハート2
+
ダイヤQ
+
クラブ9
+(数の暴力+9)=】
地獄にレイドラプターズあったかな・・・
526 :
森崎名無しさん
:2016/09/11(日) 00:03:21 ID:???
【仮面ライダー3号→
スペード4
+
ハート3
+
ハートK
+(最強の戦士+3)=】
527 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/11(日) 00:29:20 ID:???
戦いは数だよ兄貴!
といった所で今日はここまで
それではー
>>525
負けた場合は色々あって轟沈した山城(不幸)とか栽培マンに爆死させられた某ロンリーウルフとかが仲間に出来る可能性がありました
528 :
森崎名無しさん
:2016/09/11(日) 14:03:21 ID:???
なんやかんやで小田もノリノリなんだなw
529 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/11(日) 22:41:06 ID:???
>>528
付き合いも長くなってきましたしある程度は順応してきたんでしょうね
地獄の兄弟→ハート2+ダイヤQ+クラブ9+(数の暴力+9)=32
仮面ライダー3号→スペード4+ハート3+ハートK+(最強の戦士+3)=23
→地獄兄弟が勝利しました
仮面ライダー3号「ライダーパンチ!」
阿部瑠「アッー!!」
全員を相手にすると自信満々に語っていただけあって、3号の実力は本物であった。
一斉に襲い掛かる地獄兄弟の攻撃を全てかわし、カウンターのライダーパンチで阿部瑠を易々と吹き飛ばす。
マッケンジー「阿部瑠!」
仮面ライダーサソード「おのれ、アベールの仇は俺が取る!」
阿部瑠「……オイオイ、人を果てちまった見たいに言うなよ。この程度の突きでイッちまう程俺はやわな男じゃないぜ」
しかしそこはかつてア○ティアのせい騎士と謳われた阿部瑠。
ダメージを受けこそした物の彼はすぐに立ち上がると、自慢の硬くて太い槍を握りしめ再び3号に攻撃を仕掛ける。
仮面ライダー3号「ほう、普通の人間にしてはしぶといな」
○池「ハァ……これでも魔法使いとかペガサスナイトと戦ってきたってのに変身しないってだけで雑魚扱いか……
どぉせ俺達なんか……」
小田「ドタマカチワッテヤル」
530 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/11(日) 22:42:08 ID:???
3号の物言いに思う所があったのか阿部瑠に続き○池、小田もまた3号に向けて苛烈な攻撃を仕掛ける。
そんな中、阿部瑠が二人に向けて指示を飛ばした。
阿部瑠「○池! 小田! 俺の自慢の一物とお前達の立派なヤツの力を合わせるぞ! あの大陸で習得した連携攻撃だ!」
○池「ハァ……連携攻撃じゃないと輝けない……どぉせ俺なんか……」
小田「ヴェノア」
言葉だけならまるで息の合っていない三人であったが、彼らは高速でアイコンタクトを交わすとすぐさま行動を開始。
阿部瑠達はそれぞれが正三角形を形作るように3号を取り囲むと、寸分違わぬタイミングで3号へと武器を繰り出した。
阿部瑠「行くぞ! 俺の○ラディウスと!」
○池「ハァ……俺のミステルトィン(ただの鋼の剣)と……」
小田「アッー!」(勇者の斧を振りかぶる)
阿部瑠「三つの力が合わさった一撃! 食らえ、三角木馬攻撃(トライホースアターーーック)!!」
仮面ライダー3号「む……!?」
531 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/11(日) 22:43:17 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【倒せなかった時は普通に矢車が決めます→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→三角木馬攻撃がクリーンヒット! 3号を倒す! ※三人が三角木馬攻撃を習得します
ハート→三角木馬攻撃がヒット! 3号に大ダメージ! ※三人が三角木馬攻撃(未完成)を習得します
スペード、クラブ→残念、三角木馬攻撃は失敗に終わった! ※三人が三角木馬攻撃のフラグを獲得します
JOKER→必殺の一撃! 3号に完全勝利! ※三人が三角木馬攻撃を習得します。更に――
532 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/11(日) 22:44:33 ID:???
抜けてしまっていましたが本日の更新は以上です
それではー
533 :
森崎名無しさん
:2016/09/11(日) 22:59:05 ID:???
【倒せなかった時は普通に矢車が決めます→
ハート7
】
乙でしたー
534 :
森崎名無しさん
:2016/09/11(日) 23:10:28 ID:???
さ、最低の必殺技だ……だが俺好みだ。
乙でした。
535 :
森崎名無しさん
:2016/09/14(水) 09:23:19 ID:???
読み返してて気付いたのですが
>>382
で刹那が「イノベーター」の習得フラグを立ててますけど、
>>139
で「イノベーター」の経験値は半分を越えてるのですがこの時点でフラグは立たないのですか?
重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが回答お願いします
536 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/14(水) 21:52:26 ID:???
>>533
乙ありですー
>>534
乙ありがとうございます
三角木馬攻撃はモリブレムさんの所から拝借させていただきました
あの人のビラクを見ていると自分はまだまだだなって痛感します
>>535
確認しましたが確かに
>>139
の時点で習得フラグを獲得していますね。こちらの確認ミスでした
ご指摘ありがとうございます
明日から更新を再開します
阿部瑠は書くの凄く楽しいけど勝手に動き回るから困りますw
537 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/15(木) 23:39:35 ID:???
倒せなかった時は普通に矢車が決めます→ハート7
→三角木馬攻撃がヒット! 3号に大ダメージ! ※三人が三角木馬攻撃(未完成)を習得します
トライホースアタック、それは三方からの同時攻撃で相手に回避も完全防御も許さない必殺のフォーメーションであった。
例え両腕を使ったとしても防げるのは二発まで。必ず一撃は攻撃がヒットする。それがこの技の最大の売りなのだ。
仮面ライダー3号(油断したな。回避は間に合わなさそうだ。となれば……)
○池がぼやいた通り、はっきり言って3号はこの三人を含む普通の人間組を甘く見ていた。
それだけに予想以上に素早い動きで攻撃を仕掛けてきた彼らの姿に多少驚きつつ、すぐさま最もダメージを減らす方法を模索。
阿部瑠「む、この俺の突きを平然と受け止めるとは……ヤるな」
小田「ヴァー」
その結果、3号は最も危険と判断した阿部瑠、そして見るからに強力な武器を振りかぶる小田の攻撃を防ぐという判断を取った。
両手を使い槍と斧をしっかりと受け止める3号。
○池「ハァ……こんな無防備に体を晒しても平気と思われるなんて……どぉせ俺なんか……」
そんなガードが空いた腹部に、○池の放ったミステルトィンの一撃が炸裂した。
仮面ライダー3号「っ……成程、中々いい攻撃だ。だが俺を倒すには足りなかったな」
ミステルトィンの一撃を受けた3号は僅かによろめくが、それでも決定打にはならなかった。
そのまま3号は両手を振るって阿部瑠と小田を投げ飛ばし、オマケとばかりに○池を蹴り飛ばす。
538 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/15(木) 23:40:38 ID:???
阿部瑠「んあっー!」
小田「ヒャメロー」
○池「……」
改造人間のパワーに叶うはずもなく軽々と吹き飛ばされる三人。
しかしそんな中、○池だけはただ一人笑みを浮かべていた。
○池「ハァ……こうも予定通りに行くなんてそんなに舐められていたか……どぉせ俺達なんか……だがそれがお前の命取りだ……」
仮面ライダーキックホッパー「言ったはずだ、俺達は全員で一つの生き物だとな……阿部瑠、○池、小田……やっぱりお前らは最高だ……」
仮面ライダー3号「っ!? しまっ……」
その瞬間、ようやく3号は全てを悟る。
ここまでの攻撃自体が囮だった事。ついつい○池達に気を取られて周囲への警戒が疎かになっていた事。
そして――
仮面ライダーキックホッパー「ライダー……キック」
既に自分の背後にエネルギーを蓄えたキックホッパーの飛び蹴りが迫っていた事に。
仮面ライダー3号「ぐあぁっ!!」
急ぎ振り返りガードの体勢に入る3号だったが、そんな咄嗟の動きで防げるほどキックホッパーの一撃は甘くはなかった。
ライダーキックを食らった3号はその場から勢いよく吹き飛ばされ、近くにあったビルに激突。
3号の体はそのまま瓦礫と砂埃の中へと消えるのだった。
539 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/15(木) 23:41:50 ID:???
仮面ライダーパンチホッパー「やったぜ! 流石は兄貴だ!」
松山「フフフ……俺の出番全然なかったね……」
3号に必殺の一撃を浴びせ掛けたキックホッパーの元に歓声と共に駆け寄る兄弟達。
だが、その歓声もすぐに止む事となる。
仮面ライダー3号「……流石にちょっと気を抜き過ぎたか……随分と痛い授業料になったな」
仮面ライダーパンチホッパー「なにィ」
大して間も置かず、粉塵の中から3号が再び姿を現したからだ。
かなりのダメージを受けた様子であったが、致命傷には至らなかったらしい。
仮面ライダーサソード「まだ生きていたか! ならば俺が止めを刺してやろう!」
無論地獄兄弟達はすぐに攻撃を仕掛けようとするが、3号はそれを手で制した。
仮面ライダー3号「悪いが待ってくれ。これ以上は流石に死にかねない」
マッケンジー「今更命乞いか?」
仮面ライダー3号「まあそんな所だ。俺も腕試しで死にたくはないんでね」
仮面ライダーキックホッパー「……つまり、お前は最初から俺達を始末する気はなかったと?」
仮面ライダー3号「ああ。俺は確かにショッカー最強の戦士だったが、それはもう過去の話だ。今の俺は正真正銘世界を渡るただの風来坊さ」
???「そう、今回の件は私から彼に頼んだのだ」
540 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/15(木) 23:43:02 ID:???
やれやれと言った様子で事情を説明する3号の傍らに、突然オーロラのカーテンのような物が現れる。
そしてその中から現れたのは、外套を纏ったご存じこの男であった。
鳴滝「初めまして、この世界の地獄兄弟達。私の名は鳴滝、この世界を救う為に動いている者だ」
といった所で短いですが今日はここまで
それではー
541 :
森崎名無しさん
:2016/09/16(金) 00:13:37 ID:???
プリキュアおじさんお久しぶりです
乙でした
542 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/20(火) 21:16:25 ID:???
>>541
乙感謝ですー
鳴滝「プリキュアはいいぞ」
矢車「……この世界を救う為に動いている……なんの冗談か知らないが、仮に本気だとしてそんな男が何故俺達に接触しようとする?」
鳴滝「それは今から説明しよう。これは私がディケイドを倒す方法がないものかと色々この世界を調べていた時に気づいたのだが――」
突然現れた鳴滝に驚きながらも、ひとまず変身を解いた地獄兄弟達は鳴滝の話に耳を傾ける。
そこで鳴滝が話した内容は、かつて滝がギリアムから聞いた話とほぼ同一のものだった。
即ち、
「どんな願いも叶える不思議な力で全日本ユースがWユースでの優勝を確約されているが、願いが叶えばその代償としてこの世界が滅びる」
というものである。
鳴滝「――とまあこんな所だ。
私はディケイドを倒す為にこの世界にやって来たが、滅亡の危機に瀕していると知っては黙って見過ごす事も出来ん。
そこで全日本ユースを倒せる者達を探していたのだが……」
マッケンジー「そこで白羽の矢が立ったのが俺達、というわけか。
しかし解せんな。相手は世界の運命を書き換えるほどの力を持つ存在なんだろう?
とても俺達が抗える相手ではないと思うんだが、何故俺達なんだ」
鳴滝「理由は簡単だ。君達が異世界人と関わりの深い人間だからだよ。
異世界の人間はこの世界の運命に縛られる事はない。その異世界人と共にいる者もな。
故に阿部瑠君や○池君といったこの世界の者ではない人間と共にいる君達を選んだのだ」
影山「ふぅん……ってちょっと待て。阿部瑠の奴が異世界人なのは分かるが○池もそうなのか!?」
543 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/20(火) 21:17:31 ID:???
明らかにこの世界の常識の範疇外にいる阿部瑠はまだしも、
ごくごく一般的な人間に見える○池までもが異世界人だという鳴滝の言葉に、影山を筆頭とする兄弟の一部は驚きの声を上げる。
○池「ハァ……ついにバレたか……」
が、当の○池はいつもの調子であっさりと鳴滝の言葉を肯定した。
○池「実は俺は一年前、こことは違う世界で北海道に武者修行の旅に来ていたんだ。
だが特に目的もなく旅をしていたらうっかり大雪山に迷い込んでしまってな……
飢えと寒さでもう駄目だと思って意識を手放したら……なんかこの世界にやってきていた」
松山「……最後に話がかっ飛んだね。一応確認するけど元いた世界がこことは違うって証拠は?」
○池「……この世界には俺の母校が存在していない。友人も誰もいなかったし自宅の電話番号も現在使用されていなかった……
俺は文字通り天涯孤独……そんな俺を拾ってくれたのが兄貴だったんだ……兄貴ィ、やっぱり兄貴は最高だよ……」
聞けば割と悲惨な状況であったが、○池はあっさりとダウナー状態を抜け出し矢車に熱い視線を送り始める。
なんだかんだタフな男であった。
鳴滝「さて、とりあえず私の話は理解してくれただろうか」
矢車「……ある程度はな」
鳴滝「では、私と共にこの世界の危機に立ち向かってくれないだろうか?」
矢車「……」
鳴滝の言葉に対し、矢車は少し考えた末に口を開く。
544 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/20(火) 21:20:21 ID:???
行動を選択してください
A:矢車「世界の危機など知った事じゃないが、神に愛されている全日本ユースは気に入らない。地獄を見せてやる……」 鳴滝に協力
B:矢車「世界の危機など知った事じゃない……」 だが断る ▼これのみ1票決
C:矢車「サッカーで勝ち負けを決める必要はないだろう。今から大空翼を(物理的に)地獄に落としに行くぞ」 鳴滝「はわわ」
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
545 :
森崎名無しさん
:2016/09/20(火) 21:21:15 ID:jhGCgxV6
A
546 :
森崎名無しさん
:2016/09/20(火) 21:27:01 ID:XRwAE0uo
C 皆大好き頼れる兄貴。麻婆豆腐が得意。
547 :
森崎名無しさん
:2016/09/20(火) 21:45:13 ID:QDspuCmY
A
548 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/20(火) 22:03:10 ID:???
>>546
矢車さんの人気は凄いっすね
無難にAに決まった所で続きを書くのに時間がかかりそうなので今日はここまでです
因みにBの場合は鳴滝「そんな、ひどい……」のループ
Cの場合は皆大好きロベルト本郷との熱い戦い(超高確率でGAMEOVER)が繰り広げられてました
それではー
549 :
森崎名無しさん
:2016/09/21(水) 02:39:44 ID:???
出たらガメオベラ確定のロベルトから勝機がああるだけでも充分だ
RXをつまようじで倒すぐらいならなんとかなる
550 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/27(火) 22:58:52 ID:???
>>549
カード一枚VSpower判定勝負でしたが勝機があるだけマシというのは確かにそうですね
先週から色々あって時間がかかってしまいましたが更新の目途が立ちました
明日から更新を再開します
551 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/28(水) 22:24:36 ID:???
A:矢車「世界の危機など知った事じゃないが、神に愛されている全日本ユースは気に入らない。地獄を見せてやる……」 鳴滝に協力
矢車「鳴滝とか言ったな。俺達は地獄の住人……世界の危機など知った事じゃない」
鳴滝「……」
むしろ世界中の人間が地獄に落ちるのであればそれはそれで構わないといった態度の矢車。
しかし、彼の言葉にはまだ続きがあった。
矢車「だが、神に愛されている全日本ユースは気に入らない。そんな連中のせいで更なる地獄を見るのも御免だ。
……お前に協力しよう。自分が神に愛された者だと思っている奴らに地獄を見せてやる……」
影山「俺達は地獄の住人だけど、気に入らない奴のせいで地獄に落ちるのは真っ平御免だからな!」
たとえ地獄に落ちるとしても、そこまでの過程を他人に委ねる程地獄兄弟は温い集団ではない。
むしろ反骨精神の塊である彼らにとって、世界に愛された全日本ユースは不倶戴天の敵であるといっても過言ではなかったのだ。
故に彼らは鳴滝の提案を呑むのであった。
鳴滝「君達ならそう言ってくれると信じていた。ありがとう。共にこの世界の危機に立ち向かおうではないか!」
地獄兄弟の言葉に、満面の笑みを浮かべ喜びを露わにする鳴滝。
なんだかんだ世界の危機をどうにかしたいという気持ちは本物らしい。
こうして、地獄兄弟と謎のオッサン達による異色のタッグチームがここに誕生した。
▼地獄兄弟と鳴滝が徒党を組みました
▼小田、○池、阿部瑠が必殺合体シュート「三角木馬攻撃(未完成)」を習得しました
552 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/28(水) 22:25:39 ID:???
こうして全日本ユースを地獄に送る為に誕生した新チームは、早速今後の行動方針についての会議を始める。
マッケンジー「Wユースで全日本ユースを倒すという目的については理解したが、
それを達成する上で俺達がやらなければならない課題は現状二つ。
まず一つ目、先程鳴滝から聞いたクラブチームが潜り込めるWユース最終予選への参加資格を得る事。
そして二つ目、メンバーの補充だ」
既に鳴滝からWユース本選にクラブチームが参戦する方法がある事を聞いていた地獄兄弟達は、
まずは最終予選に出る方法についてを模索する事にした。
剣「条件はFIFA公認の大会で準優勝以上の結果を残す事と大量の参加資金だったな。金の方はじいやに頼むしかないか?」
鳴滝「残念だがそれでは足りんな。とても一個人でどうにかできる金額ではない」
強力な後ろ盾がある滝達とは違い、素寒貧の地獄兄弟にとって金の問題は非常に重かった。
しかし、ここで意外な人物が金策について名乗りを上げる。
黒井「金の方は俺に任せてもらおう。これからしばらく各国のカーレースを制覇し続ければある程度の金額は稼げる。
それでも足りなければショッカーの施設でも潰して金を確保してやるさ」
それまで沈黙を続けていた黒井が率先して資金繰りに名乗を上げたのだ。
矢車「……どういう風の吹き回しだ?」
黒井「別に。単純に世界を滅ぼされたら困るってだけだ。それに、こんな俺でも世界の為に働けるのならそれも悪くないと思ってな。
お前らが嫌と言っても協力はさせてもらう」
矢車「……いや、お前も地獄を見た目をしている。俺達の仲間と言っても過言じゃない。ありがたく協力を受けよう」
黒井の心境は分からないが、彼から地獄の気配を感じた矢車は素直に協力を受けいれる事にした。
553 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/28(水) 22:26:43 ID:???
松山「フフフ、じゃあ次の問題は公認大会の方だね……」
阿部瑠「そうだな松山。俺達みたいなのが気楽にツッコめる公認大会なんてのはそうそうないだろう。
当てはあるのか、鳴滝?」
鳴滝「フフフ、任せておけ。その件についても既に下調べは出来ている」
阿部瑠の問いに、鳴滝が悪どい笑みを浮かべながら応える。
彼が挙げたのは――
【分岐】
先着一名様で、
【どれが出ても戦うのは一戦だけです→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→鳴滝「フランスのユース大会だ。第三者の強豪を募集しているから簡単に潜り込める」
スペード、クラブ→鳴滝「イタリアのユース大会だ。あそこのサッカー協会には顔が聞くのでな」
JOKER→鳴滝「ブンデスリーガのチームを一つ乗っ取ってある。そこに潜り込むのだ」
今日はこれだけです
明日からはいよいよ新メンバー加入イベントを開始したいですね
それではー
554 :
森崎名無しさん
:2016/09/28(水) 22:32:31 ID:???
【どれが出ても戦うのは一戦だけです→
ハート10
】
555 :
森崎名無しさん
:2016/09/28(水) 23:25:40 ID:???
フランス、地獄・・・あっ
魔法使える金髪の子が出てきそう
556 :
森崎名無しさん
:2016/09/29(木) 03:19:12 ID:???
だってバーバラよりミレーユの方使っちゃうし……
それにナポレオンはいろいろとアレだから多分魔法使い候補だし……
557 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/29(木) 22:46:41 ID:???
>>555
あの子大概のスレで酷い目に遭ってますからね。素質ある気はします
>>556
個人的好みで6は大体バーバラ優先する系人間です
どれが出ても戦うのは一戦だけです→ハート10
→鳴滝「フランスのユース大会だ。第三者の強豪を募集しているから簡単に潜り込める」
鳴滝「一通り調べた結果、我々のような集団でも参加できるFIFA公認大会が一つだけ存在していた。フランスのユース大会だ」
阿部瑠「ウホッ、フランス……」
鳴滝の言葉に真っ先に喜色満面となる阿部瑠。
先程手に入れた写真集でピエールに興味を持っていた彼に取ってこの話は正に天恵であったからだ。
マッケンジー「元々フランスには行く予定だったから好都合ではあるが、何故フランスのユース大会には出場のチャンスがあるんだ?」
鳴滝「どうやらフランスユースは慢性的な人材不足に悩まされているらしい。
それに伴ってユース大会も他国に比べて大幅にレベルが低いらしいのだ。
そこで選手達に経験を積ませられるような手強い相手を経歴問わず募集しているようだな」
○池「ハァ……なんというかフランスも大概悲惨だな……俺達程じゃないが……」
影山「そのおかげで俺達にもWユース出場のチャンスが巡ってくるんだし向こうだって手強い相手と戦えるんだから良いだろ。
ありがたくボコボコにしてやろうぜ」
影山の言う通り、Wユースへの参加を狙う以上このチャンスを逃す手はない。
彼らは多少の憐憫の情を抱きながらも、フランスユース大会を盛大に凌○する決意を固めるのであった。
▼フランスユース大会に地獄兄弟がカチコミをかける事になりました。
558 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/29(木) 22:47:45 ID:???
こうしてWユースへ参加する為の道筋がはっきりと定まった地獄兄弟。
そうなれば火急に解決すべき課題はただ一つ。
黒井「さて、あとはお前らの足りないメンバーの穴埋めをどうするかだな」
である。
現状の地獄兄弟は矢車、影山、剣、松山、小田、阿部瑠、○池、マッケンジー、地獄マスク二の九人。
いずれ超人墓場から復活するカメハメJrを含めても十人しかいない。
更に言うならば流石に地獄マスク二はワールドクラスの相手にスタメンを張るのは心許なく、
十一人きっかりでも不慮の事故で欠員が出た場合などに対処が出来ない。
本気でWユース優勝を狙うのであれば早急に二、三人の人員補給が必要であった。
しかし、彼らにとっての人員補給はただ人数を集めれば良いという物でない。
矢車「……言っておくが、サッカーが出来るというだけの理由で相棒を増やすつもりはない。
俺達は地獄の住人であり全員で一つの生き物。迎え入れるのは同じ地獄を見た者だけだ……」
彼らはサッカーチームではない、地獄の兄弟である。その鉄則を崩すつもりは矢車達には微塵もなかった。
それは当然鳴滝も承知の上である。
鳴滝「分かっているとも。メンバーに関して私の方から何かを口出すつもりは毛頭ない。
移動手段だけ提供させてもらうつもりだ」
鳴滝はそう言うと指を軽く鳴らした。
すると先程彼がここに現れた時と同じように目の前の空間が歪み、オーロラのような壁が出現する。
鳴滝「これを使えば空間や次元を好きに移動できる。すぐさま他の土地に行ったり異世界に行ったり、死者の世界へも行く事が可能だ」
剣「死者の世界だと!? それならばカメ・ハーメを迎えに行くことも出来るんだな!」
鳴滝「ああ。だが死者を連れて帰るとなるとそれなりの障害も待ち構えているだろう。行くにしても準備が整ってからをお勧めするぞ」
559 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/09/29(木) 22:55:28 ID:???
やけに説明臭い台詞を放った後、鳴滝は矢車の方へと視線を向ける。
鳴滝「さて、それではどうするかね。行きたい場所を好きに言うといい」
矢車「……」
行動を選択してください
A:松山「フフフ……義兄さん、日本にいる山森なんかどうかな……?」 ▼山森を勧誘に行きます
B:矢車「……ブラジルだ。あそこから地獄の臭いがする」 ▼ブラジルに向かい、GKサルサノに出会います
C:矢車「適当な異世界に繋いでくれ。後は好きに動く」 ▼某艦隊をこれくしょんするゲームの世界に行き金剛さんに出会います
D:小田「デュエル……デュエル……」 ▼デュエルの世界に行き、某エルフの○士さんに出会います
E:阿部瑠「俺が昔所属していた緑の騎士団の仲間達がいる世界にイこうぜ!」 ▼ランダムで某手強いシミュレーションの世界に行きます
F:矢車「……カメハメJrを迎えに行くぞ」 ▼超人墓場へ行きます ※試合が発生します。現在選択非推奨
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼最大勧誘可能人数:残り【3人(カメハメJrは含まず)】
▼A〜Dを選択した場合、まずは本命の勧誘を行います。
勧誘に成功した場合は上記の選択肢に戻り、失敗した場合はカード判定で一度だけ別のキャラクターをランダムで勧誘する事が出来ます
例:山森の勧誘に失敗した場合、ランダムで骨皮や一条などと接触できます
といった所で今日はこれだけです。色々と考えたのですが殆どご要望に応えられず申し訳ありません
なお、他のGKが加わった場合、影山はフィールダーに転向します
何か質問等あれば書き込んでいただけると幸いです
それではー
560 :
森崎名無しさん
:2016/09/29(木) 22:59:51 ID:6csZ3+2Q
D
流石ライ滝さん我々の好みのツボを正確に把握しとるわい、選びたいのだらけじゃ。
取り合えずチャモロとのイベントを期待しつつまずはコイツで
561 :
森崎名無しさん
:2016/09/29(木) 23:06:23 ID:OZjCWM3I
D
562 :
森崎名無しさん
:2016/09/29(木) 23:11:51 ID:e79ZtR3o
D 原作も割とぞんざいな扱いだったような気もする。
563 :
森崎名無しさん
:2016/09/30(金) 00:24:49 ID:???
そういえばカメハメ選択時の試合の相手ってやっぱり完璧無量大数軍or始祖たちなのかな?
以前はライ滝さんまだ現行シリーズは読んでないって言ってたけど
564 :
森崎名無しさん
:2016/09/30(金) 00:49:36 ID:???
>>563
カナダの英雄「(ニッコリ)」
565 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/04(火) 22:26:18 ID:???
今週の平日が朝早いの+アモロスレを復習しているので更新は少々お待ちいただけると幸いです
土曜か日曜には再開します。レス返しもその時にします
566 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/10(月) 19:42:25 ID:???
土日に更新すると言っておいて全然出来ず申し訳ありません
まだ時間がかかってしまいそうですが出来るだけ早く更新を再開出来るよう善処します
567 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/19(水) 21:54:00 ID:???
随分と時間がかかってしまいましたが本日から更新を再開します
>>560
この男を出す以上チャモロとのイベントは必須ですよね
>>562
基本やられ役でしたからね
>>563
実はまだ現行シリーズは読んでおりません。なので別の相手が出てくる予定です
>>564
カナディは他のスレで暴れてくださいまし
568 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/19(水) 21:55:02 ID:???
D:小田「デュエル……デュエル……」 ▼デュエルの世界に行き、某エルフの○士さんに出会います
矢車「……一つ聞きたいが、今これはどこに繋がっているんだ?」
鳴滝「実は適当に出したのでどこに繋がっているのか私にも分からないのだ」
鳴滝の呼びだしたオーロラのような歪みについて矢車達がとりとめのない話をしていると、ここで彼らを予想外の事態が襲った。
小田「デュエル……デュエル……デュエル!!」
マッケンジー「なにィ」
普段は全く存在感のない小田が突然意味不明な事を叫び始めると、猛然と歪みの中に突っ込んで行ったのである。
阿部瑠「小田! 一体ナニがあったんだ小田!」
松山「遂にイカれたか」
○池「ハァ……何が何だか分からないけどアイツを一人にするわけにも行かないか……」
あまり扱いがよろしくないとはいえ小田も兄弟の一員。放っておくわけにもいかず矢車達もまた次元の壁をすり抜けて行くのだった。
569 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/19(水) 21:56:06 ID:???
こうしてショッカーの地下都市から移動した地獄兄弟(+鳴滝と黒井)達。
彼らがたどり着いた世界は、一見のどかな雰囲気の漂うどこかの田舎のような場所だった。
ただ一点、おかしな所を挙げるとするならば――
影山「な、なんじゃありゃあ!?」
マッケンジー「竜が空を飛んでいる……他にも良く分からない生き物もいるな」
そう、この世界では竜や幻獣、妖精のような生物たちが当然のように周囲をうろついていたのだ。
予想以上にファンタジックな光景に一行が戸惑う中、ただ一人小田だけは一人興奮した様子で拳を握りしめる。
小田「……やっぱりそうだ。ここはデュエルの世界!」
剣「デュエルの世界? オ・ダ、なんだそれは」
松山「久々に人間の言葉を喋ったと思ったら訳の分からない事を……適当な事言ってると首をねじ切るぞ」
小田「ヒャメロー」
辛辣な松山の様子に怯えながらも、久方ぶりにまともになった小田はこの世界について説明を始めた。
曰くここは「デュエルの世界」と呼ばれる異世界であり、
「遊戯王デュエルモンスターズ」と呼ばれるトレーディングカードゲームの精霊たちが暮らす世界である、という事らしい。
570 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/19(水) 21:57:09 ID:???
小田「時空の歪みの向こうから何となくデュエルの気配を察知したからもしかしたらと思ったんだけど、
さっき空を飛んでたモンスターを見て確信したんだ。ここは間違いなくデュエルの世界だよ」
○池「ハァ……小田、まさかお前にそんな能力があったとは……」
阿部瑠「そこまで詳しいって事は、小田もやっぱりそのデュエ○ストって奴なのか?」
小田「まあね。そこまで強くはないけど俺もデュエリストの端くれだよ。
そうだ、ちょっとモンスターを召喚してみようか。この世界について詳しい説明もしてくれるだろうし」
そう言うと、小田は左腕に「デュエルディスク」と呼ばれるカードを置く為の機械を装着。
懐から一枚のカードを取り出すとデュエルディスクにセットした。
――その時、彼らは気付いていなかった。小田の元に灰の様な物が近づいている事に。
571 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/19(水) 22:00:54 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【ここの分岐で某キャラクターの能力が決定します→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→『エルフの聖剣士』
ハート→『翻弄するエルフの剣士』
スペード→『エルフの剣士』
クラブ→『エルフの槌士』
JOKER、クラブA→『石仮面の吸血鬼ELF』
本日の更新は以上です。それではー
572 :
森崎名無しさん
:2016/10/19(水) 22:02:10 ID:???
【ここの分岐で某キャラクターの能力が決定します→
スペードQ
】
573 :
森崎名無しさん
:2016/10/19(水) 22:23:05 ID:???
乙でしたー、エル士さん新規カード出てたんだ
574 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/20(木) 20:55:36 ID:???
>>573
乙感謝です
やっぱり遊戯の手持ちっていうのは知名度で大分有利なんだなーと痛感いたしました
ここの分岐で某キャラクターの能力が決定します→スペードQ
→『エルフの剣士』
小田(ま、いきなり強力なの呼びだして制御不能とかになっても困るし、これで良いか)
小田が召喚する事にしたのは「エルフの剣士」と呼ばれるモンスターカードであった。
このカード、ぶっちゃけ弱いのだがその分いう事を素直に聞いてくれるだろうと判断しての選択である。
そしてカードをデュエルディスクにセットするとカードが淡い光を放ち――
???『遂に……遂に私を召喚してくれる者が現れた! この時を待っていたぞ!』
小田「ナニィ」
と、ここで突然小田のカードに空から突然大量の灰が降りかかった。
するとカードから放たれていた光はどす黒く変色。直後、地獄兄弟一行の前に一人の男が出現した。
阿部瑠「ウホッ、いい男……」
精悍な顔つきをした長耳の男は、恭しく小田に向けて一礼をする。
エルフの剣士「お初にお目にかかります。私はエルフの剣士、貴方のおかげでこうして復活する事が出来ました」
本人が名乗った通り、どうやら男は小田の召喚したエルフの剣士に間違いないようであった。
575 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/20(木) 20:56:43 ID:???
マッケンジー「復活? どういう事だ?」
エルフの剣士「実は私は以前憎むべき魔王によって体を消滅させられ灰となっていたのです。
辛うじて完全消滅だけは免れたのですが力が足りず、体を再生させる事も出来なかったのですが、
そこの方が私のカードを召喚しようとしてくれたおかげで無事蘇る事が出来たのです」
○池「ハァ……魔王ときたか。どうやらこの世界も俺達の世界と同じく地獄に満ちているみたいだな……」
エルフの剣士「嘆かわしい事です。幸い魔王はもうこの世界には存在していないのですが、あの男によって様々な厄災がもたらされました」
どうやら余程遺恨があるらしく、魔王について話すエルフの剣士は拳を握りしめ怒りを噛み締めている様子であった。
矢車「……」
行動を選択してください
A:矢車「魔王か……興味があるな。どんな奴なんだ」
B:矢車「お前の身の上はどうでも良い。この世界を案内しろ」
C:矢車「……所で俺もカードゲームを嗜んでいてな……少し俺のモンスターの相手をしろ」 ▼更に分岐します
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
576 :
森崎名無しさん
:2016/10/20(木) 20:59:13 ID:c2QwUHGk
C
577 :
森崎名無しさん
:2016/10/20(木) 21:07:02 ID:+bupzLME
C
578 :
森崎名無しさん
:2016/10/20(木) 21:07:33 ID:+VX+/kiw
C
579 :
森崎名無しさん
:2016/10/20(木) 21:23:40 ID:???
矢車義兄さんは何でもできるんだ!
580 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/20(木) 21:35:15 ID:???
C:矢車「……所で俺もカードゲームを嗜んでいてな……少し俺のモンスターの相手をしろ」 ▼更に分岐します
矢車「……お前の身の上は分かった……所で話は変わるが、実は俺もカードゲームを嗜んでいるんだが……」
剣「なにィ、じゃあ兄さんもオ・ダのようにモンスターを召喚できるんだな!」
矢車「……まあそういう事になるな」
普段通りの鉄面皮を装いながらも、矢車はどこかそわそわした様子で剣の言葉に頷く。
どうやらエルフの剣士が出現したのを見て自分もやってみたいという童心が現れたらしい。
矢車「……という事で、だ。お前、少し俺のモンスターの相手をしろ」
エルフの剣士「え? はあ、別に構いませんが……」
小田(大丈夫か? エルフの剣士ってめっちゃ弱いんだけど。これなら切り札のインフェルニティ・デス・ ドラゴン呼んどきゃ良かった)
突然の決闘(デュエル)開始にエルフの剣士と小田が戸惑う中、矢車は心なしか楽しそうに懐から一枚のカードを取り出した。
行動を選択してください
A:矢車は空気を読んだ。ゴキボールだ!
B:矢車は空気を読まない! レッド・デーモンズ・ドラゴンを召喚!
C:持ち主が死にかける事に定評のある光龍騎神サジット・アポロドラゴンだ! 小田「それバトスピ!」
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼強い相手の方が勝負に勝った時のエルフの剣士へのボーナスが高くなります
581 :
森崎名無しさん
:2016/10/20(木) 21:41:29 ID:c2QwUHGk
D ウルトラマン べリアル
黒き王の祝福だ!灰すら残らないと思え!
582 :
森崎名無しさん
:2016/10/20(木) 21:41:49 ID:m11p6g4A
A
583 :
森崎名無しさん
:2016/10/20(木) 21:46:22 ID:bFpo+TWs
A
584 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/20(木) 22:13:53 ID:???
>>579
どんどん多芸になっていきますねw
>>581
オーブ見ている方がいて大変嬉しいとです
矢車さんは空気読める人!
といった所で今日はここまで
それではー
585 :
森崎名無しさん
:2016/10/20(木) 22:27:31 ID:???
乙です
黒い悪魔さん、懐かしいなぁ
586 :
森崎名無しさん
:2016/10/20(木) 22:53:06 ID:???
アルティメット・サジットアポロドラゴン「俺たちも」
アルティメット・セイバー「仲間に」
アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ「入れてくれよ」
587 :
森崎名無しさん
:2016/10/21(金) 03:09:41 ID:???
(今となっては)レアなカードのゴキボールさん!
これ持ってるカード次第ではチーム太陽みたいな感じになりそう。地獄兄弟なのに。
多分このエルさんならゲイルにも勝てるはずや(無茶ぶり)
588 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/23(日) 22:23:07 ID:???
>>585
乙感謝です
読み返しててルイーズ君とか炎の剣士さんとか本当に懐かしかったです
>>586
テレ東が映らないので私のバトスピ知識は大体そこら辺で止まっております
>>587
小田が空気を読まずにレアカード所持してそうなので残念ながら……
A:矢車は空気を読んだ。ゴキボールだ!
矢車「俺が召喚するのはこいつだ。行け、ゴキボール」
ゴキボール「カカカッ」
矢車が召喚したモンスターは、エルフの剣士と同じ低レベルモンスターゴキボールであった。
もっと強力なモンスターも所持している矢車であったが、そこは空気を読んだという事だろう。
小田(ホッ、これならまともな勝負になりそうだ)
エルフの剣士「ゴキボールか……縁があるな。相手にとって不足はない、行くぞ!」
ゴキボール「カカッ(来い!)」
この二人、かつて短い期間ではあるがとあるチームで仲間だった関係でもあり知らない仲ではなかった。
またカードとしての実力もほぼ互角であり、彼らは互いに闘志を漲らせながら激突する。
エルフの剣士&ゴキボール「カカッ「決闘(デュエル!)」」
589 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/23(日) 22:25:55 ID:???
【分岐】
先着二名様で、
【エルフの剣士→攻撃力1400×! dice】
【ゴキボール→攻撃力1200×! dice】
!とdiceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧0→エルフの剣士、勝利。ほんのちょっとだけ能力値にボーナス
0<→エルフの剣士、敗北。ほんのちょっとだけ能力値にペナルティ
今日はこれだけです
それではー
青葉改二万歳(まだ決まったわけじゃない)
590 :
森崎名無しさん
:2016/10/23(日) 22:35:49 ID:???
【エルフの剣士→攻撃力1400×
5
】
591 :
森崎名無しさん
:2016/10/23(日) 22:44:21 ID:???
【ゴキボール→攻撃力1200×
4
】
592 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/26(水) 23:05:30 ID:???
エルフの剣士→攻撃力1400×5=7000
ゴキボール→攻撃力1200×4=4800
→エルフの剣士、勝利。ほんのちょっとだけ能力値にボーナス
エルフの剣士とゴキボール。
互いに拮抗した実力を持つ両者であったが、彼らの勝負は一瞬にして決着した。
エルフの剣士「はっ!」
ゴキボール「カ……」
居合一閃。エルフの剣士が一刀の元にゴキボールを切り伏せたのである。
ゴキボールは胴体から上下に両断されると、断末魔の声を上げる間もなく消滅。元のカードに戻るのであった。
影山「へえ、やるじゃん」
阿部瑠「ああ。俺の元いた世界の仲間、サムトー位の実力はあると見たぜ」
この勝負を眺めていた地獄兄弟達が称賛の声を上げる中、エルフの剣士は剣を鞘に納めると力なく首を横に振る。
エルフの剣士「いえ、まだまだです。確かに私はあの邪悪な魔王への復讐の念によって以前よりも格段に強くなる事が出来ました。
しかしこの程度ではまだあの下劣なる魔王を完全消滅させる事は不可能でしょう。勝てるかどうかも分かりません。
もっともっと強く、そして非情にならなければ……」
矢車「……」
魔王に対する恨みから声を震わせるエルフの剣士に対し、矢車は――
593 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/26(水) 23:06:46 ID:???
行動を選択してください
A:矢車「お前のその瞳、地獄を知った者の眼だ……エル士、俺の弟になれ……」
B:矢車「その魔王とやらについて、もう少し詳しく話を聞かせろ……」
C:矢車「……お前、ゴキボールを笑ったな? 俺も笑ってもらおうか……変身」
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
▼ゴキボールに勝利したエルフの剣士のシュート力が+1されました
594 :
森崎名無しさん
:2016/10/26(水) 23:14:05 ID:rQh4zH+k
C
595 :
森崎名無しさん
:2016/10/26(水) 23:16:37 ID:pKLIDLQY
A
596 :
森崎名無しさん
:2016/10/26(水) 23:27:58 ID:WuPlSYfg
A
597 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/26(水) 23:30:33 ID:???
レッツ勧誘!
といった所で短いですが今日はここまで
それではー
598 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/27(木) 22:28:49 ID:???
A:矢車「お前のその瞳、地獄を知った者の眼だ……エル士、俺の弟になれ……」
矢車「……」
魔王に対する憎しみを滾らせるエルフの剣士の姿をじっと見つめる矢車。
やがて、彼はゆっくりと口を開いた。
矢車「お前のその瞳、地獄を知った者の眼だ……エル士、俺の弟になれ……」
そう、矢車はエルフの剣士が自分達と同じ地獄の住人であると睨んだのだ。
戦力を必要としていた所で目の前に地獄の住人候補が現れた。
となれば、勧誘するのは当然の事である。
エルフの剣士「え?」
突然のスカウトに当然エルフの剣士は戸惑いの表情を浮かべるが……
【分岐】
先着一名様で、
【速攻勧誘なので一発成功率は低め→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→エルフの剣士「な、なんだ……? 私は今猛烈に貴方を兄貴と呼びたい……」 魂が共鳴した。エル士が仲間になる!
ハート、スペード→エルフの剣士「なんだかよく分かりませんが私には今やらなければならない事があるので……」 やんわり拒否!
クラブ→エルフの剣士「宗教の勧誘なら遠慮させてもらう」 怪しい男と勘違いされた! 冷徹な拒否!
JOKER→エルフの剣士「俺の兄になりたいのなら実力を示して見せろ!」 エル士が襲いかかってきた!
599 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/27(木) 22:34:45 ID:???
短いですが今日はこれだけです
今度の土日は旅行に行くので更新できませんが、それ以外の日は短くても可能な限り更新出来るよう善処します
それではー
600 :
森崎名無しさん
:2016/10/27(木) 22:47:48 ID:???
【速攻勧誘なので一発成功率は低め→
クラブ2
】
601 :
森崎名無しさん
:2016/10/27(木) 23:13:40 ID:???
さすが兄貴、地獄的な運のなさだ
乙でした
602 :
森崎名無しさん
:2016/10/27(木) 23:25:50 ID:???
むしろこの運のなさはエル士の方な気もする。
地獄兄弟になれた方がいろいろとおいしいし。
603 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/29(土) 01:28:59 ID:???
>>601
ここで一発成功するような男ならそもそも地獄の住人にはなっていないというのは良く分かりますw
乙ありがとうございました
>>602
エル士さん基本的にツキに見放されてますよね
速攻勧誘なので一発成功率は低め→クラブ2
→エルフの剣士「宗教の勧誘なら遠慮させてもらう」 怪しい男と勘違いされた! 冷徹な拒否!
エルフの剣士「……」
弟になれという矢車の誘いを聞いたエルフの剣士は、戸惑いの後にすぐ不信感を表情に出す。
矢車は知る由もないが、異世界からやってきた魔王に散々な目に遭わされたエルフの剣士はすっかり異世界人不信になっていたのだ。
そんな彼からしてみれば矢車の突然の誘いは自分を騙す方便にしか聞こえず、勿論首を縦に振るはずもない。
エルフの剣士「お前の弟? 突然何を意味の分からない事を……宗教の勧誘なら遠慮させてもらう」
矢車「……成程、それがお前の答えか。ハァ……所詮俺は地獄の住人。同族からも嫌悪される……」
影山「おいこの長耳剣士! 折角の兄貴の優しさを踏みにじりやがって!」
松山「所詮は小田の持ち物か。義兄さんを侮辱する以上消すしかないね。フフフ……」
きっぱりと拒絶された矢車は自らの地獄の住人としての立場を思い出しやさぐれ、弟達は次々にエルフの剣士へと罵声を浴びせ掛ける。
が、エルフの剣士はそんな一行を気にする素振りも見せず、小田の前に立つと深々とお辞儀をした。
604 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/29(土) 01:30:09 ID:???
エルフの剣士「マスター。私の体を蘇らせていただいた事、感謝の言葉もありません。本来ならば身命を賭してお使えしたい所。
しかし、申し訳ありませんが私には魔王討伐という使命があります。
いずれ御恩はお返ししますが、魔王を討つまでの間単独で動く事をお許し願いたい」
小田(自分の目的最優先とか結構図々しいなこいつ。所詮ノーマルカードだし別にいなくなってもいいんだけど……)
魔王討伐を果たす為自分の元を去りたいと申し出たエルフの剣士に、さてどう返答したものかと思考を巡らせる小田。
やがて小田は視線を矢車に向け、問題を丸投げする事にした。
矢車「ハァ……」
行動を選択してください
A:矢車「いなくなる前に魔王とやらについてもう少し詳しく話を聞かせろ……」
B:矢車「弟になる気がないなら興味はない。どこへなりとも消えろ」
C:矢車「もう一度聞く。エルフの剣士……俺の弟になれ」
D:矢車「……小田、カードを破れ」
E:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
といった所で今日はこれだけです
昨日も言いましたが土日は旅行に行くため更新が出来ません。ご容赦下さい
それではー
605 :
森崎名無しさん
:2016/10/29(土) 03:02:46 ID:rJdaE/FA
A
606 :
森崎名無しさん
:2016/10/29(土) 08:03:10 ID:jibo73xo
A
607 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/10/31(月) 22:17:18 ID:???
A:矢車「いなくなる前に魔王とやらについてもう少し詳しく話を聞かせろ……」
矢車「ハァ……所詮日陰者の俺の誘いを蹴るのは良いが、いなくなる前に魔王とやらについてもう少し詳しく話を聞かせろ……
そこまで名前を出されると気になる」
去る者は追わない主義の矢車はエルフの剣士を無理に勧誘する事はなかったが、彼の語る「魔王」については興味があった。
ので魔王についての詳しい話だけでも聞こうとするが――
エル士「……」
【分岐】
先着一名様で、
【魔王……いったい何者なんだ……→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート、スペード→エル士「……まあ、良いだろう。奴の名は……」 エル士、魔王について語りだす
クラブ→エル士「マスター、お返事を」 矢車を完全無視! 命知らず!
JOKER→エル士「黙れ! いちいちしゃしゃり出てくるな!」 エル士、なんと逆上して矢車に襲い掛かる!
今日はこれだけ。そろそろ少しペース上げたいですね
それではー
608 :
森崎名無しさん
:2016/10/31(月) 22:23:04 ID:???
【魔王……いったい何者なんだ……→
ハート6
】
609 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/02(水) 21:02:50 ID:???
申し訳ありませんがちょっと更新を休ませていただきます
理由は一言で言うと秋刀魚です。分かる人だけ分かって下さい
時間ができ次第更新を再開します
610 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/14(月) 19:37:28 ID:???
長い事更新を休んでしまってすみません。明日から更新を再開します
611 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/15(火) 16:48:24 ID:???
魔王……いったい何者なんだ……→ハート6
→エル士「……まあ、良いだろう。奴の名は……」 エル士、魔王について語りだす
エルフの剣士「……まあ、それくらいなら良いだろう。話してやる」
矢車一行に対する評価が地に堕ちているとはいえ、話くらいなら構わないだろうとエルフの剣士は魔王について語り始めた。
エルフの剣士「奴の名はアモロ。口に出すのもおぞましい汚らわしい生き物だ」
曰く、アモロは突如異世界から現れこの世界を我が物顔で滅茶苦茶にしたらしい。
彼の行った悪事は枚挙に暇がなく、窃盗や暴行は日常茶飯事。
エル士と同族のエルフの女性を奴隷にする等数多の女性を辱める。
業を煮やしたエル士の決闘の申し出を受けず罠に嵌めて仲間達から孤立させる。
挙句勇敢に戦いを挑んだエルフの剣士を灰になるほど痛めつける。
等々の悪行を行ったらしい。
なおこれはエルフの剣士の主観の話であり多少の脚色は入っているがまあ気にする事でもないだろう。
エルフの剣士「――以上がアモロの行った所業の代表的な物だ。無論他にも色々と悪事を働いている」
○池「ハァ……随分と好き勝手に生きてた男だったんだな……それに比べて俺なんか……」
マッケンジー「お前の言っている事が事実だとすれば確かに復讐に執念を燃やすのも分からなくはない。
しかし、アモロか……どこかで聞いた事があるような……」
鳴滝「……」
松山「……」
阿部瑠「……」
612 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/15(火) 16:50:33 ID:???
顎に手を当てて考え込むマッケンジーと同じく、兄弟の中の数名と鳴滝は「アモロ」という名前に引っかかる物を感じていた。
矢車「……」
それに気づいた矢車はその中の一人に声をかける。
行動を選択してください
A:矢車「覚えがあるのか、マッケンジー……」
B:矢車「どうした、松山……」
C:矢車「……阿部瑠、何が気になっている?」
D:矢車「鳴滝……」
E:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼大外れが一人、大当たりが一人います。ここの選択肢で次にエルフの剣士を勧誘する際の難易度が決定します
613 :
森崎名無しさん
:2016/11/15(火) 16:52:20 ID:wyV6rMMU
B
614 :
森崎名無しさん
:2016/11/15(火) 17:08:34 ID:wlLpm5W6
B
615 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/15(火) 17:17:46 ID:???
B:矢車「どうした、松山……」
矢車「どうした、松山……」
松山「いや、なんだかアモロって聞いた事ある名前だと思って……どこだったかな……」
普通の会話のノリなので以前の調子に戻りながら、アモロという名前の心当たりを探る松山。
やがて、彼は一つの結論にたどり着く。
【分岐】
先着一名様で、
【松山ってどうでも良い人間の名前は三秒で忘れそうなイメージ→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→松山「あ! 思いだした! Jrユースの時戦ったフランスのGKがそんな名前だった!」
ハート、スペード→松山「あ、そうだ。早田の所に潜り込んでたフランスのスパイがチャモロって名前で似てるなって思ったんだ」
クラブ→松山「……駄目だ、思いだせない」
JOKER→ダイヤ+ボーナス発生でエル士一発勧誘に成功
616 :
森崎名無しさん
:2016/11/15(火) 17:26:14 ID:???
【松山ってどうでも良い人間の名前は三秒で忘れそうなイメージ→
クラブK
】
617 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/15(火) 17:32:07 ID:???
ここでまでクラブ来るとか流石過ぎるぞエル士さん
といった所で短いですが今週夜勤なので今日はここまでです
ちなみ大当たりは阿部瑠(アジトで手に入れたピエールの写真集にアモロも名前付きで映ってた)、大外れは鳴滝(おのディケ)でした
ノーヒントなのはちょっと意地が悪かったですがご容赦下さいませ
それではー
618 :
森崎名無しさん
:2016/11/15(火) 22:49:15 ID:???
鳴滝さんはぶれないなぁw
乙でした
619 :
森崎名無しさん
:2016/11/15(火) 23:25:15 ID:???
間違いねえ、この引きは間違いなくエル士だ! 俺達の知ってるエル士だ!!
復讐できる可能性を上げるチャンスを(本人にとって)分からないうちに分からないまま終わる、俺達のエル士だ!
いやあ、でもこれからもビックリするような悲惨な引きをするんだろうな……だって地獄住民だもの
620 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/16(水) 17:59:46 ID:???
>>618
どんな時でもおのディケしてこその鳴滝さんですからね
乙ありがとうございます
>>619
このどんどん不利な方向に流れてくのが実にエル士らしいというのは私も思いましたねw
これが地獄兄弟のデフォだと思うと今後が不安でなりませんw
松山ってどうでも良い人間の名前は三秒で忘れそうなイメージ→クラブK
→松山「……駄目だ、思いだせない」
松山「……駄目だ、思いだせない」
必死に思いだそうとする松山であったが、残念ながら彼はどうでも良い名前はすぐに忘れてしまうタイプだった(逆は凄く粘着する)。
そんな彼がアモロなどという心からどうでもいい存在の名前を覚えているはずもなく、松山の思考は無駄に終わってしまう。
周りを見てみれば、どうやら阿部瑠やマッケンジーも同様らしい。
鳴滝はなんかおのれディケイドって叫んでおり、結局地獄兄弟はアモロと繋がる可能性がある事をエル士に伝える事が出来なかった。
エルフの剣士「もう良いだろう。用がないのなら私はもう行くぞ。アモロに復讐する為にも私に無駄な時間はないんだ」
小田(あ、遂に俺の許可を取らなくなった)
こうなってしまえば最早エルフの剣士を引き留める事は出来ず、彼はさっさとこの場から立ち去ろうとする。
矢車(ハァ……奴を迎え入れるとすれば恐らく次が最後のチャンスだな。さて……)
621 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/16(水) 18:00:56 ID:???
行動を選択してください
A:矢車「そのアモロって奴は異世界人なんだろ? どうやってそいつのいる世界に行く気だ?」
B:矢車「弟になる気がないなら興味はない。どこへなりとも消えろ」
C:矢車「もう一度聞く。エルフの剣士……俺の弟になれ」
D:矢車「……小田、カードを破れ」
E:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼二連続クラブの影響でどの選択肢でも勧誘成功率は低下しています
622 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/16(水) 19:02:53 ID:???
投票途中ですが今日はここまで
それではー
623 :
森崎名無しさん
:2016/11/16(水) 19:51:23 ID:Z4UXjUi6
C
624 :
森崎名無しさん
:2016/11/16(水) 19:52:41 ID:Z4UXjUi6
C
625 :
森崎名無しさん
:2016/11/16(水) 19:54:25 ID:TlwSS81o
C
626 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/17(木) 17:45:56 ID:???
C:矢車「もう一度聞く。エルフの剣士……俺の弟になれ」
矢車(ハァ……面倒な事になった。こんな奴に引き合わせるとはやっぱり神って奴は俺達の事を見放してるらしい。
だが……放っておくわけにも行かないか)
エルフの剣士を眺めていた矢車は一つの確信を得ていた。
この男、恐らく無自覚の内に地獄の道を突き進む稀代の地獄戦士なのだと。
エルフの剣士は目を離すときっとこのまま地獄の底までマラソンしてしまう。
基本的に去る者は追わない主義の矢車だが、このまま彼を放っておくのは余りにも不憫だともう一度だけ勧誘をしてみる事にした。
矢車「……去る前にもう一度聞く。エルフの剣士……俺の弟になれ」
エルフの剣士「は?」
【分岐】
先着一名様で、
【正直ここから味方に引き込むのは結構厳しい→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→エルフの剣士「……分からん。何故そこまで私に構う」 エル士、ちょっとだけ心が揺らぐ
ハート、スペード→エルフの剣士「ペッ」 唾を吐き捨てながらエルフの剣士は去って行った
クラブ→エルフの剣士「黙れ! そんなに地獄が好きなら今すぐ私が送ってやる!」 エルフの剣士が襲い掛かってきた!
JOKER→エルフの剣士「な、なんだ……? 私は今猛烈に貴方を兄貴と呼びたい……」 今更魂が共鳴した。エル士が仲間になる!
627 :
森崎名無しさん
:2016/11/17(木) 18:27:37 ID:???
【正直ここから味方に引き込むのは結構厳しい→
ハート9
】
628 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/17(木) 19:16:56 ID:???
さようならエル士
といった所で今日はここまで。次は代替キャラの判定ですね
明日からポケモンサンムーンやら艦これの秋イベントなんかが始まるのでまた更新が滞るかも知れませんがご容赦下さいませ
それでは
629 :
森崎名無しさん
:2016/11/17(木) 19:44:07 ID:???
やっぱりエル士はエル士だったか……せめてもの追悼として【エル士のハンドレスコンボ】デッキでも作るよ。
(正直ガジェットの方が早いし強いなと思ったけど、気にしない)
630 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/11/27(日) 21:06:00 ID:???
上記のあれこれに加え仕事が忙しかった事もあり長らく更新を休んでおります。申し訳ありません
12月1日から更新を再開します
631 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/01(木) 21:53:21 ID:???
こんばんは。ご無沙汰してしまい大変もうしわけありませんでした。本日より更新を再開します
おかげさまで艦これのイベントは甲乙丙丙乙で突破。新規二人と親潮も確保と無事完走致しました
これでウチにいない艦娘もあとは大和武蔵401矢矧ローマと片手で数えられるようになったので冬にローマ来るとええですね
一方ポケモンの方はかなりスタートダッシュに遅れてしまったのでとりあえずレートシーズン2には潜れるように頑張ろうと思います
こんな感じで相も変わらず廃人みたいな感じですが12月はもう少し気合い入れて更新の方もちゃんとやりたい所存です
またよろしくお付き合い頂ければ幸いです
>>629
今でもエル士軸にしたデッキって作れるんですね。自分リアルTCGの方はさっぱりなので驚きました
632 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/01(木) 21:54:56 ID:???
正直ここから味方に引き込むのは結構厳しい→ハート9
→エルフの剣士「ペッ」 唾を吐き捨てながらエルフの剣士は去って行った
矢車の再度の勧誘に対し、エル士の取った態度は単純明快であった。
エル士「ペッ」
最早語る言葉はないとばかりにエル士は地面に唾を吐きかけ、彼は地獄兄弟達の方を一瞥もせず去って行ったのだ。
完全なる拒絶。もうエル士を引き込む事は天地がひっくり返っても無理であろう事は誰の目にも明らかであろう。
こうして、地獄兄弟達の戦力補強第一弾は失敗に終わるのだった。
なお、その後彼がどこで何を為したか、それを知る者は誰もいなかったという。
▼勧誘に失敗し、エルフの剣士がログアウトしました
矢車「……世の中には知らず地獄の道を突き進む奴もいる……そんな奴には俺の声も届かない……どうせ俺なんか……」
間違いなく地獄の住人であったエル士を救えなかった(?)事にいつにも増してダウナーモードに入る矢車。
影山「気にしちゃ駄目だ兄貴。あんなクズの事なんてさっさと忘れようぜ」
マッケンジー「世界は広い。俺達と志を共にする仲間はきっと沢山いるはずだ」
鳴滝「そうだ! 世界の崩壊を防ぐためにも、君にはここで立ち止まってもらうわけにはいかんのだ!」
矢車「ハァ……」
そんな矢車だったが兄弟達のフォローやら尻を叩きを受け、ため息をつきつつも復活する。
633 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/01(木) 21:56:05 ID:???
矢車「やれやれ、人数が増えるとおちおちやさぐれてる暇も与えてくれん。これが地獄か……
まあいい、お前らの言う通り新しい仲間を探すぞ……」
松山「フフフ、任せてよ義兄さん」
こうして早々にエル士の事を忘れた一行は、新たな地獄戦士を求めデュエルの世界を散策し始めた。
【分岐】
先着一名様で、
【代替キャラエンカウント→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→かいば○YOU山「貴様達! ダメ人間を探しているのなら究極の人材がいるぞ!」
スペード、クラブ→小田「ヴェノア」 阿部瑠「『ゴキボールを実体化して仲間にすれば良いんじゃないか』って小田がイッてるぜ!」
JOKER→なんやかんやでエル士リターン(雑)
634 :
森崎名無しさん
:2016/12/01(木) 21:57:26 ID:???
【代替キャラエンカウント→
ハートA
】
635 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/01(木) 22:14:27 ID:???
久々にかいば○登場。紹介してくれるのは勿論あの男です
といった所で短いですが本日の更新は以上となります
それではー
636 :
森崎名無しさん
:2016/12/01(木) 22:18:07 ID:???
乙でーす
美MEか……悪くない人材だけどますますサルサノくんを勧誘しづらくなってしまったな
637 :
森崎名無しさん
:2016/12/02(金) 01:23:44 ID:???
>>631
作れなくもないんですけど、正直趣味の範囲というか……本当に遊びの範囲ですね。
それでも、遊べる範囲で使えるのは救いです。(いざとなったら素材にすればいい)
あ、ちなみにタッグフォース6です。だから聖剣士もないです。私もリアル環境はあまり。
638 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/04(日) 22:32:39 ID:???
>>636
乙ありがとうございます
美ME君で大正解ですがこのスレオリジナル設定でフィールダーとしても使用可能なのでそこら辺はご安心ください
>>637
私はやった事ないですがタッグフォースは評判良いですよね
遊戯王のゲームとか15、6年前にやったきりです
やはりというかなんというか次の話を少々書きあぐねており、更新が遅れてしまっております
明日か明後日には投下するつもりです
639 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/06(火) 21:21:55 ID:???
代替キャラエンカウント→ハートA
→かいば○YOU山「貴様達! ダメ人間を探しているのなら究極の人材がいるぞ!」
鳴滝「では新たな戦士を探すべく早速次の世界へと向かうとしよう」
???「待てぃ!」
エル士の勧誘に失敗した今最早この世界に用はない。
早速別の世界へと移動しようとする地獄兄弟だったが、そこで彼らを引き留める謎の声が響き渡った。
剣「何者だ!」
かいば○「私はかいば○YOU山! 強靭! 無敵! 至高の決闘者にして美食家よ!」
小田「ナニィ」
矢車「……かいば○YOU山……噂は聞いた事がある……何故貴様がこの世界にいるんだ?」
かいば○「知れた事! 私が経営する決闘者倶楽部の技術の粋を結集して開発した次元移動装置の力よ!
このデュエルの世界へ来ることは決闘者にとって至高の夢だからNA!」
という事らしい。
○池「ハァ……どうやら相当に非常識な奴みたいだな。それで何故俺達なんかを引き留めたんだ……?」
かいば○「何、簡単な話だ。実は先程のお前達のやり取りをたまたま目にしていてな。
聞けば地獄の住人とやらを探しているというではないか。
ダメ人間を探しているのなら究極の人材に心当たりがある。折角だから紹介してやろうと思ったまでよ!
さあ、この私の前に姿を現すがいい! 至高の人材よ!!」
640 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/06(火) 21:23:06 ID:???
勢いよく右手を天に向け、威勢よく指を鳴らすかいば○。するとその場に突如眩い光球が出現。
光球はしばらくの間輝きを放った後、小さくなって消えていく。
そして光球のあった場に残されたのは――
美ME「……一体何が起こったっていうんだ?」
見るからにくたびれたサラリーマン風の男であった。
影山「こ、こいつが……?」
かいば○「そう! 人に見せるのも恥ずかしい我が愚息、美MEよ!」
マッケンジー「美ME……聞いた事がある。確か数年前全日本サッカー選手権で優勝したチームの正GKだった男だ。
その後に国際ユース大会にもサブGKとして選出されていたんだったな」
美ME「へえ、詳しいじゃないか。その通り、俺がその世界レベルのGK美MEだ」
得意満面といった様子でドヤ顔を浮かべる美ME。しかし、マッケンジーはそんな美MEに対し妙な物を見るような視線を向ける。
マッケンジー「いや……貴方確か国際大会の方は出場回数0じゃありませんでしたか?
それに選手権に優勝したのもフィールダーのおかげでGKは途方にくれるだけだけの存在だのと言われてたような……
あと選手権を共に戦ったチームキャプテンに恩義を感じてユースに参加したはいいが、
世界とのレベル差を埋める為に敢えて鬼になったキャプテンの方針に着いて行けなくなり、
最終的には碌に交流もなくなったとかなんとか」
美ME「く、詳しいじゃないか……」
マッケンジーの言葉にしどろもどろになる美ME。どうやら彼の言った事は事実らしい。
641 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/06(火) 21:24:10 ID:???
かいば○「経緯はそこのサングラス男(マッケンジー)の語った通りだ。
そして実力に見合わない経歴を手に入れてしまった結果、こやつは自尊心が肥大化した残念な男となってしまったのだ!
今は大手新聞社で窓際にも関わらずドヤ顔で他人の料理にケチをつけるわ、社会人サッカーで大きな顔をするはやりたい放題。
全くもって恥ずかしい愚息YO」
美ME「黙れかいば○YOU山! 勝手に妙な所に呼びだされたかと思えば人の事を好き放題馬鹿にしやがって……!
一体何が目的だ!」
かいば○「知れた事! 貴様をこやつらの仲間にし、鼻っ柱を叩き折らせその歪んだ性格を正す事! それが私の目的DA!」
美ME「勝手な事を! 俺の人生を貴様の好きに出来ると思うな!」
互いに敵意を剥き出しにしながら、かいば○と美MEは盛大に口喧嘩を始める。
どうやら親子仲は最悪らしい。
矢車「ハァ……面倒な連中に絡まれたな……やはり俺達の人生は苦難の連続らしい……」
松山「で、どうするんだい義兄さん? この美MEっての仲間にするの?」
矢車「……」
642 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/06(火) 21:25:32 ID:???
行動を選択してください
A:こいつからは地獄の気配がする。弟になれ ▼更に分岐します
B:いらん ▼
>>559
の分岐に戻ります
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
643 :
森崎名無しさん
:2016/12/06(火) 21:29:53 ID:Rmbyoki+
A
644 :
森崎名無しさん
:2016/12/06(火) 21:31:14 ID:DHpm7h1A
A
度は道連れ世は情け
645 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/06(火) 22:14:26 ID:???
A:こいつからは地獄の気配がする。弟になれ ▼更に分岐します
矢車「この男……正確はダメダメだが確かに地獄の気配がする……美MEとか言ったな……良いだろう、俺の弟になれ……」
矢車から見て、美MEは十分に地獄の住人に相応しい素質を持っていたようだ。
彼は美MEの眼前へと近づくと、弟になれと手を差し伸べる。
美ME「……何を言っているんだお前。弟だかなんだか知らんが俺は究極の料理作りに社会人サッカーと多忙なんだ。
お前達のような社会の出来損ないと遊んでいるような余裕はないよ」
○池「ハァ……どう見ても社会不適合者にしか見えない男に出来損ない呼ばわりされた……どぉせ俺達なんか……」
影山「ねえ兄貴、こいつぶっ飛ばして良い?」
矢車「……良いんじゃないか?」
エル士からこっちろくでもない奴の相手ばかりしてきた結果、フラストレーションがいい加減ピークに達しつつあった地獄兄弟達。
よってストレス発散とついでに自分達の力を見せて勧誘をしやすくしようと、彼らはちょっと美MEをぶっ飛ばす事にした。
阿部瑠「ウホッ、それでどうやってあのオトコを昇天させるんだアニキ」
矢車「そうだな……」
646 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/06(火) 22:15:31 ID:???
行動を選択してください
A:物理的にぶっ飛ばす
B:料理対決でぶっ飛ばす
C:デュエルの世界だし決闘でぶっ飛ばす
D:普通にサッカー(シュートVSセービング)で勝負する ▼更に分岐します
E:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
といった所で今日はここまで
それではー
647 :
森崎名無しさん
:2016/12/06(火) 23:45:39 ID:???
B 俺、兄貴の麻婆豆腐を食べたい
648 :
森崎名無しさん
:2016/12/06(火) 23:49:47 ID:afbN03GY
B age忘れてた
649 :
森崎名無しさん
:2016/12/07(水) 11:20:35 ID:0Thx7QyI
B
650 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/08(木) 21:32:27 ID:???
B:料理対決でぶっ飛ばす
矢車「お前……美食家らしいな? 俺も光の世界にいた頃は多少料理を嗜んでいた。
丁度いい、俺の料理でお前の鼻っ柱をへし折ってやる」
美MEをぶっ飛ばすのならば彼が一番得意とする物でねじ伏せるのが一番だろう。
そう結論を出した矢車は美MEに対して料理対決を持ちかける事にした。
美ME「ほぉ……究極のグルメライターである俺に対して料理で勝負を挑むとは。
面白い、その勝負乗ってやろうじゃないか。もし俺が負けたら弟でもなんでもなってやるよ」
ジャンルがジャンルだけに美MEもこれを快諾。
こうして、矢車VS美MEによる料理対決が執り行われる事となった。
かいば○「料理で決闘か。ならば食材や器具の用意、そして審査員は私が受け持とう!
決闘者達よ、存分にその腕を振るいこのかいば○YOU山の舌を唸らせるがいい!」
美ME「あんたを喜ばせるのは癪だが、料理に関してなら不正は行わないな。好きにしろ」
矢車「ハァ……なら早速食材を調達してもらおうか……」
ついでにこの勝負に食いついたかいば○のバックアップの元、二人は早速料理を開始する。
651 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/08(木) 21:33:33 ID:???
【分岐】
先着二名様で、
【矢車の麻婆豆腐→美食力! power】
【美MEの
おから
→美食力! power】
!とdiceの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧0→矢車勝利。美MEが弟になる!
0<→この麻婆豆腐は出来損ないだ。食べられたもんじゃないよ
652 :
森崎名無しさん
:2016/12/08(木) 21:34:09 ID:???
【矢車の麻婆豆腐→美食力
500
】
653 :
森崎名無しさん
:2016/12/08(木) 21:39:25 ID:???
【美MEの おから →美食力
1018
】
マジであいつはおから出しそう
654 :
653
:2016/12/08(木) 21:48:09 ID:???
やっぱり俺達も地獄兄弟なのか
655 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/08(木) 22:38:11 ID:???
>>653
私も同意見です
>>654
正直この先仲間揃うのかちょっと不安になってきましたw
おからと麻婆豆腐なら確かにかいば○はおから選びそう
といった所で短いですが今日はここまで
明日は職場の忘年会なので更新はお休みします
それではー
早く厳選してレート潜りたいのにポケモン本編がそもそも進んでなくて辛い
656 :
森崎名無しさん
:2016/12/08(木) 23:56:02 ID:???
ヘーイ
デース
バーニンラーヴ
657 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/12(月) 23:05:15 ID:???
>>656
僕は金剛型なら比叡の方が好きです(真顔)
矢車の麻婆豆腐→美食力500
美MEのおから→美食力1018
→この麻婆豆腐は出来損ないだ。食べられたもんじゃないよ
かいば○「さあ、各地から至高の食材を用意したぞ! 好きに調理するがいい!」
矢車「……久々に本気を出させてもらおうか」
かいば○「ほぅ」
美ME「中々の腕じゃないか……ん? あの材料、まさか……」
矢車はかいば○が用意した食材の山から材料を選び出すと、慣れた手つきで調理を始める。
プロ顔負けのその手つきに感心するかいば○達。
しかし、かいば○達は矢車の行動から彼が作ろうとしている料理を察すると即座に表情に嫌悪感を浮かべ始めた。
矢車「さあ、出来たぞ。俺の渾身の地獄麻婆豆腐だ。食え」
そして矢車が得意料理の麻婆豆腐を完成させかいば○の所へと持ってきた所で――
かいば○&美ME「「豚の餌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」」
彼らの怒りは爆発した。
658 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/12(月) 23:06:23 ID:???
かいば○「麻婆豆腐? こんな物に名前をつける事自体おこがましいWA!
こんな物、日本の誇る豆腐を刺激物の泥に漬けこんだ余りにも愚かな物体!
貴様、このかいば○YOU山の舌を破壊し尽くすつもりKA!」
美ME「豆腐本来の風味や味を完全に無視したこんな物は人間の食う物じゃないよ。
料理をする必要もない。このおからを食べて大豆のありがたみを知れ。
そしてさっさと養豚場の給仕場に戻るんだな。二度と俺に近づくんじゃないぞ」
二人はありったけの罵詈雑言を麻婆豆腐に叩きつけると、揃ってその場から去って行く。
残ったのは分けも分からず呆然とする地獄兄弟達と麻婆豆腐、そしておからだけであった。
▼美MEの勧誘に失敗しました
659 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/12(月) 23:08:10 ID:???
マッケンジー「……いったい何だったんだあいつらは?」
松山「さあ? それにしても流石小田が選んだ世界だ。会う奴らが皆ゴミみたいなのばっかりだったね」
小田「ヒャメロー」
影山「なんだこのおから、味が全然ないじゃないか。これなら兄貴の麻婆豆腐の方が六万倍は美味いぜ」
かいば○達が去って行った後、思い思いの事を喋り始める兄弟達。
矢車「ハァ……豚の餌か……もう地獄の底には堕ちきったと思ったが、まだまだ底は続くらしい……
どうせ俺なんか養豚場で豚の餌を作るのがお似合いなんだよ……」
そして矢車は、自慢の麻婆豆腐をボロクソにけなされた結果いつもの様にやさぐれていた。
黒井「やれやれ。こうも立て続けに妙なのに会っては嫌われるとは、地獄の住人ってのはあながち間違いでもないみたいだな。
だがいつまでも落ち込んでもらってちゃ困る。さっさと仲間を集めを再開してくれないか」
矢車「ハァ……」
しかしやさぐれタイムは黒井によってあっという間に潰され、矢車は渋々といった様子で新たな兄弟探しを再開する。
660 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/12(月) 23:09:28 ID:???
行動を選択してください
A:松山「フフフ……義兄さん、日本にいる山森なんかどうかな……?」 ▼山森を勧誘に行きます
B:矢車「……ブラジルだ。あそこから地獄の臭いがする」 ▼ブラジルに向かい、GKサルサノに出会います
C:矢車「適当な異世界に繋いでくれ。後は好きに動く」 ▼某艦隊をこれくしょんするゲームの世界に行き金剛さんに出会います
D:阿部瑠「俺が昔所属していた緑の騎士団の仲間達がいる世界にイこうぜ!」 ▼ランダムで某手強いシミュレーションの世界に行きます
E:矢車「……カメハメJrを迎えに行くぞ」 ▼超人墓場へ行きます ※試合が発生します。現在選択非推奨
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼最大勧誘可能人数:残り【3人(カメハメJrは含まず)】
▼A〜Dを選択した場合、まずは本命の勧誘を行います。
勧誘に成功した場合は上記の選択肢に戻り、失敗した場合はカード判定で一度だけ別のキャラクターをランダムで勧誘する事が出来ます
例:山森の勧誘に失敗した場合、ランダムで骨皮や一条などと接触できます
本日の更新は以上となります
それではー
661 :
森崎名無しさん
:2016/12/12(月) 23:44:36 ID:/o0DpP5o
B
乙でした
662 :
森崎名無しさん
:2016/12/12(月) 23:55:59 ID:BLhSrktc
C
デデデッデデッデース
663 :
森崎名無しさん
:2016/12/13(火) 01:11:42 ID:HudC2w7g
B
664 :
森崎名無しさん
:2016/12/13(火) 04:42:25 ID:???
…ところでそろそろ突っ込んでいい?
そろそろ本編戻らね?滝君泣いてそうな予感しかしないんだけど
665 :
森崎名無しさん
:2016/12/13(火) 06:37:01 ID:???
男は何度か泣いて本当の男になるのさ(間違った名言の使い方)
大丈夫だよ、いくら地獄兄弟だからってちゃんとチームは集まるさ
…………………集まるさ、きっと
666 :
森崎名無しさん
:2016/12/13(火) 22:56:41 ID:???
仲間が集まらない未来が見えるネー
667 :
森崎名無しさん
:2016/12/14(水) 00:07:58 ID:???
久しぶりに滝たちが見たいってのも分かるけど、個人的には地獄軍団も気になるしなぁ
ライ滝さんのストーリーの構想とかもあるだろうしあまり無茶は言わない方が良いのでは?
668 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/17(土) 23:38:03 ID:???
すいません、風邪引いてしばらくダウンしてました
明日から更新再開します
レス返しや今後についての話もその時に
それでは
669 :
森崎名無しさん
:2016/12/18(日) 00:45:38 ID:???
お大事にしてください、これ、お見舞いです
つ芋ようかん
670 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2016/12/18(日) 20:36:43 ID:???
えー、風邪ぶりかえしました。熱はないですがぶっちゃけ体調芳しくありません
明日の仕事も早いので完調するまでもう少しだけ更新休ませていただきます
今日から再開すると言っていたのに大変申し訳ありません
昔に比べると回復遅くなったの、歳を取ったの実感しますね
>>669
ありがとうございます
申し訳ないですがもう少しだけ大事を取らせていただきます
671 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/04(水) 20:46:17 ID:???
遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます
昨年殆ど進められなかった分今年はもう少しきちんと話を進められるよう善処したいですね
それと以前話に上がった本編へ戻るタイミングですが、
後々本編にも関わる要素なので飛ばし飛ばしで話を挟むよりもここできっちりと進められる所まで進めたいと考えています
とはいえ可能な限り早めに本編に戻るべきとも考えているので、予定していた試合の方は削る事にしました
なので今回はメンバーを集め終える所まで地獄兄弟編を続けさせて頂きます
早く本編を進めてほしいという意見は最もだと思うのですが何卒ご容赦下さいませ
それでは更新の方を始めさせて頂きます
672 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/04(水) 20:47:31 ID:???
B:矢車「……ブラジルだ。あそこから地獄の臭いがする」 ▼ブラジルに向かい、GKサルサノに出会います
矢車「……元の世界のブラジルに連れて行け。あそこから地獄の臭いがする」
鳴滝「地獄の臭いとはまた漠然としているな。まあいい。任せておけ」
矢車が次に仲間を集める場として選択したのは、デュエルの世界とは打って変わって現実世界のブラジルであった。
この提案に鳴滝は少々驚いた様子を見せたが、元よりこの旅の主導権は地獄兄弟の物。
鳴滝は特に文句を言う事もなくオーロラを作り、一行をブラジルへ連れて行くのだった。
そんなこんなでデュエルの世界からブラジルにやってきた地獄兄弟一行。
オーロラを抜けた彼らが真っ先に目にしたのは――
○池「TSU○AYA?」
日本でも有名な某レンタルショップTSU○AYAであった。
影山「なんだ? 間違えて日本に戻ってきたのか?」
マッケンジー「いや、良く見ろ。周りの人間は殆ど外国人だ。偶然TSU○AYAの前に来ただけでここはブラジルと見て間違いないだろう」
突然の事態に戸惑う兄弟達であったが、マッケンジーの言葉によって平静を取り戻す。
そうなれば次はどこへ向かうかであるが、矢車の行動は早かった。
矢車「……ここに出たのも偶然ではないだろう。中に入るぞ。恐らくここに俺達の兄弟がいるはずだ」
松山「フフフ……義兄さんが言うんなら間違いないだろうね」
目の前のTSU○AYAがあったのも地獄の導きだろうと店内へと足を踏み入れる矢車。
それに続き、松山たちも続々と店内へと乗り込んでいくのだった。
673 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/04(水) 20:48:49 ID:???
アルバイト店員(……何か変な集団が入ってきたな)
突然現れた珍妙な一団に店員が目を丸くする中、構うことなく地獄兄弟達は店内を物色し始める。
剣「それでこの店のどこを探すんだ、兄さん」
矢車「そうだな……」
行動を選択してください
A:影山「兄貴! アニメコーナーがあるぜ!」
B:マッケンジー「ほう、見た事のないドラマが多いな。こう言うのを見ると外国に来たと実感する」
C:阿部瑠「ンアッー! あの区画(アレなビデオのコーナー)から地獄の気配がするぞ! あそこに立ちイってはいけない!」
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
674 :
森崎名無しさん
:2017/01/04(水) 20:49:25 ID:7Rg3/9U+
A
675 :
森崎名無しさん
:2017/01/04(水) 21:26:16 ID:YWZPq8jY
A
676 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/04(水) 21:38:56 ID:???
サルサノにしろトニーニョにしろサンパウロ編といえばやたらとビデオと縁があるイメージ(偏見)
そんなこんなでAに決まった所で短いですが今日はここまで。明日にはサルサノ君と接触できると思います
それではー
677 :
森崎名無しさん
:2017/01/04(水) 21:55:34 ID:???
乙でした
本編のサルサノが去っていく場面、当時読んでて結構やるせない気持ちになったな。是非救われてほしい
678 :
森崎名無しさん
:2017/01/05(木) 01:37:36 ID:???
乙でした
>>677
の書き込みを見るまでサルサノが誰か忘れていた
本編での彼はそこまで地獄がふさわしい相手だった記憶がないが
どっかの外伝で大爆発でもしたのだろうか
679 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/05(木) 21:04:34 ID:???
>>677
乙ありがとうございます
地獄兄弟入りが救われる事になるかどうかは分かりませんが、まずはエル士のようにならない事を祈る所からですね
>>678
乙感謝です
サルサノは個人的な印象と影山以外のGK候補というメタな理由で取り上げました
ご容赦頂けると幸いです
A:影山「兄貴! アニメコーナーがあるぜ!」
影山「兄貴! アニメコーナーがあるぜ! ブラジルなのに日本のアニメばっかりだ!」
○池「ハァ……兄弟を探すよりもアニメが優先か……どぉせ地獄兄弟なんかそんな程度のもんさ……」
海外のレンタル店だというのに見慣れた光景という事もあったのだろうが、影山は人探しよりもアニメコーナーに興味を示していた。
しばらくレンタルアニメを眺めていた影山だったが、一本のアニメを手に取る。
影山「おっ、ドラゴンスフィアのラリーザ編じゃないか。俺ここら辺の話大好きなんだよなぁ」
マッケンジー「同感だな。ラリーザ編はそれまでのドラゴンスフィアのシナリオの集大成。名編と言って差し支えないだろう」
影山「話が分かるじゃないか! ラリーザといえば――」
影山が手に取ったのは日本が誇る国民的漫画作品「ドラゴンスフィア」のアニメであった。
国民的というだけあってマッケンジーも知っていたのか、二人はそのまま熱いドラゴンスフィアトークを展開させる。
680 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/05(木) 21:05:52 ID:???
黒井「やれやれ、何を言っているのかさっぱりだ。これじゃ人探しに来たのか観光に来たのか分からないな」
阿部瑠「俺もアッーニメについてはさっぱりだからな。話についてイけないぜ……ん?」
とはいえ基本は爪弾き者集団の地獄兄弟。大抵の者は影山達を宇宙人でも見るかのように遠巻きに眺めていた。
そんな中、彼らは自分達に視線を向ける者の存在に気付く。
剣「どうした、店員。俺達がそんなに珍しいのか?」
アルバイト店員「あ、いえ……お客さんの手に取ってるドラゴンスフィアにちょっとした思い出がありまして……
失礼しました」
視線の主――TSU○AYAのアルバイト店員は剣の問いにそう答えると頭を下げてその場から去ろうとする。
矢車「……」
そんな店員に対して矢車は――
行動を選択してください
A:矢車「お前……地獄の気配がするな。俺の弟になれ……」 即座に勧誘した
B:矢車「そこで切り上げられると逆に気になる……話せ」 店員に思い出を語らせる事にした
C:矢車「……話は変わるがアレなビデオのコーナーから出てきたあの坊主頭、未成年じゃないのか?」 仕事の手伝いをした
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
681 :
森崎名無しさん
:2017/01/05(木) 21:09:15 ID:t5wfRVeA
B
682 :
森崎名無しさん
:2017/01/05(木) 21:23:45 ID:bBx28SCI
B
683 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/05(木) 21:44:44 ID:???
B:矢車「そこで切り上げられると逆に気になる……話せ」 店員に思い出を語らせる事にした
矢車「ハァ……俺達のような日陰者相手に思わせぶりな事だけ話して去って行く……
お前の方はそれで満足だろうがこっちとしてはそこで切り上げられると逆に気になる……話せ」
どことなく店員から地獄の気配を感じ取った事もあるのだろう。
矢車は立ち去ろうとした店員に向けてもっと詳しく話をさせようとする。
アルバイト店員「……」
【分岐】
先着一名様で、
【カミングアウト→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
JOKER、ダイヤ→アレなビデオを抱えた坊主の男「随分と未練がましい男だな、サルサノ」
クラブ4以上、ハート、スペード→アルバイト店員「……実は俺、ちょっと前までパルメイラスユースに所属してたんですけど――」
クラブ3以下→アルバイト店員(なんだこいつ、赤の他人に粘着質に絡んできて……)
といった所で今日はここまで
それではー
684 :
森崎名無しさん
:2017/01/05(木) 21:47:07 ID:???
【カミングアウト→
ハート5
】
乙でした
サルサノ君の採用理由を教えていただきありがとうございます
(そんな理由で地獄兄弟行きにさせられるなんて、やっぱりサルサノ君は地獄の住民じゃないか)
685 :
森崎名無しさん
:2017/01/05(木) 21:47:15 ID:???
【カミングアウト→
クラブK
】
686 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/09(月) 19:55:59 ID:???
>>684
乙ありがとうございました
いやあ、地獄戦士の選抜は強敵でしたね
カミングアウト→ハート5
→アルバイト店員「……実は俺、ちょっと前までパルメイラスユースに所属してたんですけど――」
アルバイト店員「……実は俺、ちょっと前までパルメイラスユースに所属してたんです。
その時そこにいた同期の日本人選手が見せてくれたんですよ、ドラゴンスフィア」
松山(パルメイラスの日本人……もしかして森崎か?)
矢車に促されたアルバイト店員は、ポツリポツリと思い出を語り始めた。
アルバイト店員「あの頃は楽しかったですね。競争は過酷でしたけど同期の奴らは気の良い連中でしたしよくバカ騒ぎもしましたし。
……まあ俺は解雇されちゃったんですけどね」
○池「解雇? 戦力外通知でもされたのか?」
アルバイト店員「ええ……俺はキーパーやってたんですけど、上はさっき言った日本人のモリサキって奴に期待を寄せてたみたいで。
実際実力もあいつの方が上でしたし、気付けば既に崖っぷち状態でしたね。
それで最後通牒としてフラメンゴFCとの試合に出場させられたんですけど……」
マッケンジー「フラメンゴといえばブラジルでも有数の名門。それは厳しいな」
アルバイト店員「プロを目指してたんですからそれは言いっこなしですよ。で、結局俺はフラメンゴの連中になす術もボコボコ。
晴れてパルメイラスを解雇されて今はバイトで日銭を稼ぐ日々ってわけです。
所詮俺程度が目指せるほどプロの道は温くなかったって事ですね」
矢車「成程な。事情はわかった……」
687 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/09(月) 19:57:01 ID:???
自嘲気味に笑みを浮かべるアルバイト店員の姿に、小さく頷く矢車。
続けて彼はアルバイト店員に向けて口を開いた。
行動を選択してください
A:矢車「お前は間違いなく地獄を見た男だ。俺の弟になれ……」 レッツ勧誘
B:矢車「お前、そのフラメンゴとかいうチームの連中に復讐する気はないか?」
C:矢車「お前、そのモリサキとかいう奴に復讐する気はないか?」
D:矢車「お前の瞳にはまだ光が残っている……プロへの道を諦めきれていないんだろう……?」
E:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
688 :
森崎名無しさん
:2017/01/09(月) 19:58:17 ID:JnBtYJt+
D
689 :
森崎名無しさん
:2017/01/09(月) 20:01:49 ID:fmdaprog
D
690 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/09(月) 20:46:15 ID:???
D:矢車「お前の瞳にはまだ光が残っている……プロへの道を諦めきれていないんだろう……?」
矢車「お前……所詮俺程度なんて言ってはいるが、本当はプロへの道を諦めきれていないんだろう……?」
アルバイト店員「え……? い、いや、そんな事は……」
矢車の口から出たのは地獄への誘いではなく、意外にもアルバイト店員の未練を指摘する言葉であった。
対するアルバイト店員はそんな事はないと返すが、矢車は彼を見つめながら指摘を続ける。
矢車「嘘だな。俺は今まで数多くの地獄の住人を見てきた……俺も含めてそいつらは皆全てに絶望した目をしていた。
だがお前は違う……諦めを口にしながらも瞳にまだ光が残っている。本音を言え」
矢車がそう言うと、アルバイト店員はしばらく黙り込んだ後にゆっくりと口を開いた。
アルバイト店員「……そう、ですね。俺は多分まだ諦めきれてないんだと思います。
何かチャンスさえあれば、きっかけさえあればプロになれるかも知れない……そんな考えを捨て切れてません。
夢みたいな話なのは分かってるんですけどね」
矢車「……」
691 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/09(月) 20:47:46 ID:???
行動を選択してください
A:矢車「そんな甘い考えは捨てろ。所詮この世は地獄なんだ……光を求めるな」
B:矢車「プロになりたいというその光を最後まで捨てない覚悟があるというのなら……俺達と共に来い。Wユースに出させてやる」
C:矢車「ならば今すぐ近くのユースチームに乗り込むぞ……手を貸してやる」
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
といった所で今日はここまで
それではー
692 :
森崎名無しさん
:2017/01/09(月) 20:59:42 ID:2GhNiRNs
B
693 :
森崎名無しさん
:2017/01/09(月) 21:02:39 ID:fGMfgocI
B
694 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/16(月) 22:26:07 ID:???
B:矢車「プロになりたいというその光を最後まで捨てない覚悟があるというのなら……俺達と共に来い。Wユースに出させてやる」
影山「兄貴、こいつ光を求めてるぜ。地獄の住人にはなれないんじゃないかな」
矢車「……」
プロへの道を諦めきれていないと語るアルバイト店員は仲間にするには地獄力が足りない。他の奴を探そう。
そう影山が提案する中、矢車はしばし考えた末に驚くべき提案をアルバイト店員に投げかけた。
矢車「……チャンスさえあればプロになれるかも知れない。そう言ったな。
TSU○AYAで働いていればそのチャンスとやらは巡ってくるのか?」
アルバイト店員「それは……」
矢車「……プロになりたいというその光を最後まで捨てない覚悟があるというのなら……俺達と共に来い。Wユースに出させてやる。
そこで活躍すればスカウトの目にも留まるだろう」
アルバイト店員「は?」
○池「兄貴!?」
候補とはいえ地獄の住人ではない男を勧誘した事に驚きを露わにする弟達。
彼らの反応を予想していたのか、矢車はすぐに理由を口にし始める。
695 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/16(月) 22:27:11 ID:???
矢車「さっき出会ったエル士……奴は地獄の住人でありながら俺達と共に来ることを拒んだ。
地獄の住人だからといって必ずしも俺達の仲間になるわけではない、という事だ。
……ならば逆に地獄の住人でなくとも俺達と共に歩める人間がいるのかも知れない。
そして仮にそんな人間がいたとして、俺達と共にいても果たして地獄の住人とならずに光を求めつづける事が出来るのか。
俺はそれが知りたかった……さあ、どうする?」
アルバイト店員「……」
俺の話に乗るか否か。答えを求められたアルバイト店員は――
【分岐】
先着一名様で、
【成功率はそれなり→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→アルバイト店員「……本当にあんた達について行けばWユースに出られるんだな?」
スペード→アルバイト店員「話に乗るかどうか、あんた達の実力を見てから決めたい」
クラブ→アルバイト店員「いや乗るわけないだろそんな胡散臭い話」
JOKER→出たら考えます
久々な上短いですが今日は以上です。まあクラブなんて出ないでしょうHAHAHA
それでは
696 :
森崎名無しさん
:2017/01/16(月) 22:27:30 ID:???
【成功率はそれなり→
ダイヤ10
】
697 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/01/31(火) 22:40:28 ID:???
長らく更新を休んでしまい申し訳ありませんでした。明日より更新を再開します
それに伴い明日の更新を円滑に進める為に先に以下の選択肢への投票をお願いします
行動を選択してください
A:松山「フフフ……義兄さん、日本にいる山森なんかどうかな……?」 ▼山森を勧誘に行きます
B:矢車「適当な異世界に繋いでくれ。後は好きに動く」 ▼某艦隊をこれくしょんするゲームの世界に行き金剛さんに出会います
C:阿部瑠「俺が昔所属していた緑の騎士団の仲間達がいる世界にイこうぜ!」 ▼ランダムで某手強いシミュレーションの世界に行きます
D:矢車「……カメハメJrを迎えに行くぞ」 ▼超人墓場へ行きます ※この選択肢を選ぶと地獄兄弟チームの最終メンバーが確定します
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
【補足・補正】
▼最大勧誘可能人数:残り【2人(カメハメJrは含まず)】
▼A〜Dを選択した場合、まずは本命の勧誘を行います。
勧誘に成功した場合は上記の選択肢に戻り、失敗した場合はカード判定で一度だけ別のキャラクターをランダムで勧誘する事が出来ます
例:山森の勧誘に失敗した場合、ランダムで骨皮や一条などと接触できます
因みにサルサノ君は前回の判定で加入確定です。影山とどっちが正GKになるかは僕にも分かりません(無責任)
それではまた明日からよろしくお願いしたします<m(__)m>
698 :
森崎名無しさん
:2017/01/31(火) 22:41:46 ID:MDli1TIc
A
699 :
森崎名無しさん
:2017/01/31(火) 22:45:23 ID:/ml3V/9w
B
700 :
森崎名無しさん
:2017/01/31(火) 22:47:36 ID:sKvVLv1o
C
ターバンの人なんか地獄兄弟向きだと思う
701 :
森崎名無しさん
:2017/01/31(火) 23:28:04 ID:MYwK+UHE
A
702 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/02/01(水) 21:43:19 ID:???
>>700
ターバンの人は可哀想すぎるんでこんな変人どもではなくもっとちゃんとした人達が救済してあげるべきだと思います
成功率はそれなり→ダイヤ10
→アルバイト店員「……本当にあんた達について行けばWユースに出られるんだな?」
A:松山「フフフ……義兄さん、日本にいる山森なんかどうかな……?」 ▼山森を勧誘に行きます
アルバイト店員「……ナショナルチーム以外でもWユースに出られるかもって話が最近噂になってるけど、
あんたが言ってるのはそれ絡みの話なのか?」
どうやらWユースの特別枠の話はブラジルでは既に市井に噂が流れる程度まで広がっていたらしい。
アルバイト店員は特に戸惑う様子もなく話に食いついてきた。
矢車「知っているなら話は早い……そうだ。俺達はWユースなんてものに光を求めてる連中を汚す為に大会に出場する気だ。
だが生憎と人数に余裕がなくてな。今は仲間を探している最中だ」
アルバイト店員「それで元ユース選手だった俺に話を振ってきたってわけか。
……本当にあんた達について行けばWユースに出られるんだな?
俺が言う事じゃないがWユースで戦うなんて並の実力じゃ無理だぞ」
剣「フ、甘く見るなよ召使い。これでも俺達は歴戦のサッカーエリートという奴だ。世界の代表だろうと敵ではない」
マッケンジー「ああ。自惚れるつもりはないがWユースで戦うに足る実力は備えていると自負している」
矢車「信じるか信じないかはお前次第だ……もう一度聞く。俺達と共に来い」
アルバイト店員「……」
703 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/02/01(水) 21:44:24 ID:???
自信満々にWユースでも戦えると断言する地獄兄弟達を前に、アルバイト店員はやがて決意の籠った眼を矢車に向けた。
アルバイト店員「……分かった。あんた達について行く。どの道このままじゃ夢も何もない人生まっしぐらだったんだ。
多少胡散臭かろうが構わない。もう一度夢を見させてもらうよ」
矢車「……お前がその光を最後まで求めつづけられるかどうか。見届けさせてもらおう」
影山「あ、言っとくけど実力不足とかはどうしようもないからな。
ベンチで試合眺めてたくなかったら必死で俺達について来いよ」
アルバイト店員「ああ、そのつもりだ。それじゃ今更だけど名乗らせてもらうよ。
俺はサルサノ、ちょっと前までパルメイラスでキーパーをやっていた」
矢車「矢車だ……呼び方は好きにしろ」
地獄兄弟の仲間になると決めたサルサノは、共にWユースを目指すべく矢車と(本人的には)固い握手を交わすのであった。
彼がこの後どのような運命を辿るか、それは神のみぞ知る所であろう。
▼「サルサノ」が地獄兄弟の仲間になりました!
704 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/02/01(水) 21:45:58 ID:???
阿部瑠「フゥ、まずは一人堕ちたな。これでマスク二とカメハメJrを含めて試合をヤれる人数にはなったってわけだ」
○池「ハァ……だが本気でWユースで戦うつもりならもう少し控えメンバーは必要だろうな。
俺達みたいな日陰者に味方してくれる奴なんてそうはいないだろうけどな……どぉせ俺達なんか……」
松山「フフフ……それなら俺に一人心当たりがあるよ」
矢車「何?」
サルサノが加わりようやく一歩前進を果たしたとはいえ、地獄兄弟の行く先は未だ前途多難。
もっと仲間を増やすべきだと話が上がる中、松山がある提案を持ちだした。
松山「日本にいる山森って奴さ。去年の選手権の時からどうもあいつから地獄の気配を感じ始めてたんだ」
影山「へえ、松山がそこまで気になるって事は相当の奴っぽいじゃないか。どうするの、兄貴」
矢車「……どの道当てもなかった所だ。却下をする理由はないな……鳴滝」
鳴滝「うむ、日本だな。詳しい場所は分かるか?」
松山「フフフ、静岡の南葛高校さ……」
鳴滝「分かった。では行くぞ!」
場所の指定を受けた鳴滝は次元を越えるオーロラを作り出し、兄弟達は一斉にブラジルから一路南葛へとワープするのだった。
サルサノ「は? え? 何これ?」
勿論一般人であるサルサノがこの一連の出来事に大いに戸惑った事は言うまでもない。
705 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/02/01(水) 21:48:55 ID:???
こうしてブラジルから一瞬で南葛まで移動した一行。
彼らがワープした先で目撃したものは――
【分岐】
先着一名様で、
【カンピ入りを逃した哀れな山森→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→丁度サッカー部が練習している所へとやってきた。山森達は紅白戦をしていた
ハート→丁度サッカー部が練習している所へとやってきた。山森はランニングをしている
スペード→既にサッカー部の練習は終わっていた。が、山森が一人黙々と自主練を続けていた
クラブ→丁度サッカー部が練習している所へとやってきた。しかし山森の姿がない
JOKER→出たら考えます
短いですが本日はこれだけです
このスレでは間違いなく引きに見放されている山森君ですが彼がどんな運命をたどるか私も実に楽しみです
それではー
ソシャゲFEはとりあえずフィル欲しいですフィル。あと折角ですしビラ――アベルも使ってあげたいですね
706 :
森崎名無しさん
:2017/02/01(水) 21:49:10 ID:???
【カンピ入りを逃した哀れな山森→
スペード5
】
707 :
森崎名無しさん
:2017/02/01(水) 22:33:29 ID:???
乙でしたー
山森が地獄落ちするとどんな感じになるんだろうか
708 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/02/08(水) 21:41:15 ID:???
こんばんは
FEヒーローズですがアベルは未だ手に入っておりません。カインは当たったんですが
あとなんかリンディス様が三人もやってきて当惑しております
>>707
乙感謝ですー
山森は高校Verですしなんか捻くれたやさぐれ方しそうかなって思いますね。あくまで地獄兄弟化した場合の話ですが
カンピ入りを逃した哀れな山森→スペード5
→既にサッカー部の練習は終わっていた。が、山森が一人黙々と自主練を続けていた
オーロラを抜けた地獄兄弟達は、細かい場所指定をした甲斐もあり無事一発で南葛高校の校門前へとたどり着いていた。
松山「フフフ、着いたみたいだね」
影山「じゃ、早速その山森って奴に会おうぜ」
今までと違い探している人物が明確な事もあり、一行は迷うことなく南葛高校の中へと乗り込み始める。
が、そんな彼らと違い現状に戸惑う者が一人いた。言うまでもなくサルサノ君である。
サルサノ「へ? 何? どこだよここ!? っていうかバイト勝手に抜け出しちまったじゃないか!
無断早退とかクビにされちまったらどうするんだよ!」
気付いたら一瞬でブラジルから日本へとワープしたという事態は一般人であるサルサノ君の理解の範疇を越えていた。
彼は慌てふためいた様子でバイトの心配を始めるが、残念ながらサルサノ君に同情するような人間は地獄兄弟の中にはいなかった。
709 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/02/08(水) 21:42:34 ID:???
○池「ハァ……俺達と一緒にいてまだ人並みの生活を送れると思っていたのか……
諦めろよ兄弟……お前はもう地獄の三丁目にやってきてるんだ」
マッケンジー「今はまず山森との接触が優先事項なんだ。俺達の境遇については後でゆっくり説明する。
悪いが今は黙って俺達に着いてきてくれ」
サルサノ「……分かった。あんた達と組むって決めたのは俺だからな。今は従うよ。
ただし、ちゃんとあんた等の事情は話してもらうからな」
小田(ニコッ)
一度手を組むと決めた以上すぐに掌を返すつもりはないと、サルサノは大人しく矢車達に従う事にした。
こうして一行は今度こそ山森を探すべく南葛高校へと忍び込み校舎の死角からグラウンドを眺めるが――
剣「なんだ、誰もいないな」
阿部瑠「まだイくには早い時間だと思ったんだがな」
時刻は午後六時、まだまだ練習盛りの時間であるにも関わらずグラウンドには人っ子一人いなかった。
地獄兄弟達は知る由もないが、南葛高校サッカー部は冬の選手権本選を翌日に控えており今日は軽めの練習で切り上げていたのだ。
マッケンジー「いないのなら仕方がないな。また明日にでも顔を出して――うん?」
山森がいないのならここにいる意味はないとグラウンドから去ろうとする地獄兄弟達。
と、丁度そこにカラーコーンとボールを持った一人の男が現れた。
男は地獄兄弟達に気付く様子もなく、グラウンドにカラーコーンを等間隔に置き黙々とドリブルの練習を開始する。
松山「あれは……山森か」
その男こそ、地獄兄弟達が探していた山森正吾その人であった。
710 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/02/08(水) 21:43:38 ID:???
影山「なんで一人で練習してるのか知らないけど丁度いい。早速勧誘しようぜ兄貴!」
矢車「……」
他に人がいない今がチャンスだと勧誘を勧める影山に対し、矢車が取った行動は――
行動を選択してください
A:矢車「よし……行くぞ」 レッツ勧誘
B:矢車「……しばらく様子を見るぞ」 レッツ観察
C:矢車「……サルサノ、あいつを見てどう思う?」 レッツ質問
D:その他
先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません
短いですが今日はこれだけです
今回中々の難産でかなり時間がかかってしまいましたが次はもう少し早く更新できると思います
それではー
711 :
森崎名無しさん
:2017/02/08(水) 21:46:02 ID:Qh2Sxbu+
B
712 :
森崎名無しさん
:2017/02/08(水) 22:18:20 ID:bB52BbYo
B
713 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/02/09(木) 22:23:57 ID:???
B:矢車「……しばらく様子を見るぞ」 レッツ観察
矢車「松山が見込んだとはいえ、俺達はまだあの男が本当に地獄の住人なのか見極めたわけじゃない。
しばらく様子を見るぞ……」
松山「フフフ、分かったよ義兄さん」
あまり性急にがっついても碌な事にならないとエル士で学習した矢車達は、ひとまず山森の観察を続ける事にした。
その後しばらくの間山森は延々とドリブルの練習を続けていたが――
【分岐】
先着一名様で、
【ルッキング山森→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ→田岡「……やはり練習していたな。今日は休めと言ったはずだぞ」 監督がやってきた
ハート→骨皮「あーあ、やっぱり練習してたよ」 一条「全く、お前って奴は……」 山森と同期の部員たちがやってきた
スペード→佐野「ケケッ!」 何故か佐野がやってきた
クラブ→山森は練習を止めるとズボンから一枚の手紙を取り出した
JOKER、クラブA→???(貴方達、そんな所から山森君を眺めてどうするつもり……?) 矢車「!?」
今日はこれだけです
一番下の分岐が出た時の結果はお察しください
714 :
森崎名無しさん
:2017/02/09(木) 22:25:40 ID:???
【ルッキング山森→
スペード5
】
715 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/03/14(火) 18:22:02 ID:???
一ヵ月以上ご無沙汰になってしまい大変申し訳りませんでした
今週夜勤の為あまり時間が取れていないのですが今週中に更新再開します
716 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/03/19(日) 23:10:35 ID:???
ルッキング山森→スペード5
→佐野「ケケッ!」 何故か佐野がやってきた
しばらく山森の練習を観察していた地獄兄弟達であったが、その内彼らの間にある共通見解が芽生え始めていた。
○池「ハァ……なあ、あの山森なんだが……」
サルサノ「下手くそだよな」
松山「フフフ……あれェ?」
そう、山森はサッカーが下手になっていたのである。
正確に言えば以前と比べて成長していないわけではないのだが、
成長著しい日本高校サッカー選手達と比較すると明らかに成長の度合いが遅いのだ。
マッケンジー「なあ、本当に奴をスカウトするのか?
俺達が重視するのは実力ではなくメンタルだというのは分かってはいるが、それにしても実力が低すぎる」
影山「アレを使いものになるようにするのは小田よりも難しそうだよ兄貴」
小田「ヴェノア」
矢車「……」
今の山森の実力を一言で表すなら全能力オール71とかそんな感じであり、
流石の地獄兄弟としても勧誘は無理だろうという空気が漂い始めていた。
そんな時、グラウンドに新たな人影が現れる。
717 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/03/19(日) 23:11:54 ID:???
???「ケケッ! 来てやったぜ」
山森「佐野……本当に来てくれたんだな」
佐野「ま、明日の開会式まで暇だったしな。静岡から東京なんて新幹線なら片手間だ。気にしなくて良いぜ」
現れたのは佐野であった。
全日本において数少ない山森と同期の選手であり、南葛外では一番の友人である。
山森「助かるよ。練習を禁止されてる手前骨皮達は頼れなかったからさ」
佐野「ケケッ、そんな指示が出てるのに無視するとは優等生の山森君も随分と娑婆に染まったな」
山森「茶化すなよ。今の俺の実力は知ってるだろ」
佐野「まあな。今もちょっと見学させて貰ったけど酷いもんだったぜ」
山森「ハハ……」
忌憚のない言葉を投げかける佐野に思わず苦笑する山森。
本人としては笑い事ではないのだが、相手が相手という事もありむしろ気が楽になった様子であった。
佐野「で、どうするんだ? 練習には付き合うが一日や二日でどうにかなる実力にゃ見えなかったぜ」
山森「ああ、分かってる。それでもやらないわけには行かない。悪いけど俺の自己満足に付き合ってもらうぞ」
佐野「ケケッ」
山森の言葉に今度は佐野が苦笑を浮かべると、二人は黙々と練習に取り掛かり始めた。
718 :
ラインライダー滝
◆70dlk5OpP6
:2017/03/19(日) 23:14:51 ID:???
【分岐】
先着一名様で、
【レッツら練習→! card】
!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります
ダイヤ、ハート→山森の守備能力が微増
スペード→山森のオフェンス能力が微増
クラブ→そんな夜間練習一回で能力上がるわけないですよね
JOKER→佐野「あ、練習の前にこれ飲んどけ。超超森水とかいうらしい」
今日はこれだけ。毎回言ってますが文章って定期的に書かないと駄目ですね。明日も可能な限り更新します
それでは
719 :
森崎名無しさん
:2017/03/19(日) 23:46:50 ID:???
【レッツら練習→
ハートK
】
720 :
森崎名無しさん
:2017/05/21(日) 14:20:12 ID:???
捕手
721 :
森崎名無しさん
:2018/01/16(火) 19:30:21 ID:???
ライ滝さん帰ってこないかなー
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