キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】

1 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/10(日) 01:19:57 ID:???

『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
色々あってサッカー部のない高校に入ってしまった滝一が世界平和の為に色々と頑張っているお話です。
基本的には本編と同じくカードを引いたり選択肢の中から皆さんに一つを選んでもらう事で進行していきます。
主人公が復活早々お悩み期間に入っていますがまあ特に気にせずいつも通りお付き合い下さいませ。

【これまでのあらすじ】
片桐にそそのかされ南葛高校への進学を止め独り立ちをした滝。だが入学した生田(仮)高校はサッカー部のない高校だった。
その後仲間を集めサッカー部を創部した滝は悪の組織と戦いながら練習を重ね、見事冬の高校サッカー選手権制覇を成し遂げる。
そして二年になった滝は県内のライバル達と合同合宿を行うが、それはギリアムの仕組んだ選抜試験を兼ねた物であった。
見事ギリアムの眼鏡にかなった滝はギリアムからこの世界に迫っている危機を伝えられ、彼の計画に協力を決意。
合宿に参加した者達からメンバーを選出し、新チームsingular Herosを結成するのだった。
が、インターハイ初戦と同時に攻めてきたショッカーの策略により滝は重傷を負い、生田(仮)も予選で敗れてしまう。
その生田(仮)を破り全国に駒を進めた鉄之城高校も準決勝で南葛高校に敗退、最後に栄冠を掴んだのは東邦学園であった。
といった感じで進んでいます。


さらに簡単なあらすじ
デューク「最後の最後でPKミスって負けたけど俺は悪くねえ!」
甲児「まあ実際お前の活躍大きかったけどその開き直りはどうなんだ」
ザ・サッカーカット「勝利を! 日向さんに!」
来生「あれ沢田じゃん」
反町「だよな」
日向「ククク、全国も制覇した。あとは怪人を量産して滝共をぶっ潰すだけだ」
滝「色々あり過ぎてちょっと自信なくしてきました」


【中の人のTwitterアカウント】(基本ニチアサの実況か特撮、アニメ、ゲームの話しかしてません)
https://twitter.com/ksahiopea5

701 :森崎名無しさん:2017/01/31(火) 23:28:04 ID:MYwK+UHE
A

702 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/02/01(水) 21:43:19 ID:???
>>700
ターバンの人は可哀想すぎるんでこんな変人どもではなくもっとちゃんとした人達が救済してあげるべきだと思います

成功率はそれなり→ダイヤ10
→アルバイト店員「……本当にあんた達について行けばWユースに出られるんだな?」

A:松山「フフフ……義兄さん、日本にいる山森なんかどうかな……?」 ▼山森を勧誘に行きます


アルバイト店員「……ナショナルチーム以外でもWユースに出られるかもって話が最近噂になってるけど、
        あんたが言ってるのはそれ絡みの話なのか?」

 どうやらWユースの特別枠の話はブラジルでは既に市井に噂が流れる程度まで広がっていたらしい。
 アルバイト店員は特に戸惑う様子もなく話に食いついてきた。

矢車「知っているなら話は早い……そうだ。俺達はWユースなんてものに光を求めてる連中を汚す為に大会に出場する気だ。
   だが生憎と人数に余裕がなくてな。今は仲間を探している最中だ」

アルバイト店員「それで元ユース選手だった俺に話を振ってきたってわけか。
        ……本当にあんた達について行けばWユースに出られるんだな?
        俺が言う事じゃないがWユースで戦うなんて並の実力じゃ無理だぞ」

剣「フ、甘く見るなよ召使い。これでも俺達は歴戦のサッカーエリートという奴だ。世界の代表だろうと敵ではない」

マッケンジー「ああ。自惚れるつもりはないがWユースで戦うに足る実力は備えていると自負している」

矢車「信じるか信じないかはお前次第だ……もう一度聞く。俺達と共に来い」

アルバイト店員「……」

703 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/02/01(水) 21:44:24 ID:???

 自信満々にWユースでも戦えると断言する地獄兄弟達を前に、アルバイト店員はやがて決意の籠った眼を矢車に向けた。

アルバイト店員「……分かった。あんた達について行く。どの道このままじゃ夢も何もない人生まっしぐらだったんだ。
        多少胡散臭かろうが構わない。もう一度夢を見させてもらうよ」

矢車「……お前がその光を最後まで求めつづけられるかどうか。見届けさせてもらおう」

影山「あ、言っとくけど実力不足とかはどうしようもないからな。
   ベンチで試合眺めてたくなかったら必死で俺達について来いよ」

アルバイト店員「ああ、そのつもりだ。それじゃ今更だけど名乗らせてもらうよ。
        俺はサルサノ、ちょっと前までパルメイラスでキーパーをやっていた」

矢車「矢車だ……呼び方は好きにしろ」

 地獄兄弟の仲間になると決めたサルサノは、共にWユースを目指すべく矢車と(本人的には)固い握手を交わすのであった。
 彼がこの後どのような運命を辿るか、それは神のみぞ知る所であろう。


▼「サルサノ」が地獄兄弟の仲間になりました!

704 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/02/01(水) 21:45:58 ID:???

阿部瑠「フゥ、まずは一人堕ちたな。これでマスク二とカメハメJrを含めて試合をヤれる人数にはなったってわけだ」

○池「ハァ……だが本気でWユースで戦うつもりならもう少し控えメンバーは必要だろうな。
   俺達みたいな日陰者に味方してくれる奴なんてそうはいないだろうけどな……どぉせ俺達なんか……」

松山「フフフ……それなら俺に一人心当たりがあるよ」

矢車「何?」

 サルサノが加わりようやく一歩前進を果たしたとはいえ、地獄兄弟の行く先は未だ前途多難。
 もっと仲間を増やすべきだと話が上がる中、松山がある提案を持ちだした。

松山「日本にいる山森って奴さ。去年の選手権の時からどうもあいつから地獄の気配を感じ始めてたんだ」

影山「へえ、松山がそこまで気になるって事は相当の奴っぽいじゃないか。どうするの、兄貴」

矢車「……どの道当てもなかった所だ。却下をする理由はないな……鳴滝」

鳴滝「うむ、日本だな。詳しい場所は分かるか?」

松山「フフフ、静岡の南葛高校さ……」

鳴滝「分かった。では行くぞ!」

 場所の指定を受けた鳴滝は次元を越えるオーロラを作り出し、兄弟達は一斉にブラジルから一路南葛へとワープするのだった。

サルサノ「は? え? 何これ?」

 勿論一般人であるサルサノがこの一連の出来事に大いに戸惑った事は言うまでもない。

705 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/02/01(水) 21:48:55 ID:???

 こうしてブラジルから一瞬で南葛まで移動した一行。
 彼らがワープした先で目撃したものは――


【分岐】
先着一名様で、

【カンピ入りを逃した哀れな山森→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ→丁度サッカー部が練習している所へとやってきた。山森達は紅白戦をしていた
ハート→丁度サッカー部が練習している所へとやってきた。山森はランニングをしている
スペード→既にサッカー部の練習は終わっていた。が、山森が一人黙々と自主練を続けていた
クラブ→丁度サッカー部が練習している所へとやってきた。しかし山森の姿がない
JOKER→出たら考えます



短いですが本日はこれだけです
このスレでは間違いなく引きに見放されている山森君ですが彼がどんな運命をたどるか私も実に楽しみです
それではー


ソシャゲFEはとりあえずフィル欲しいですフィル。あと折角ですしビラ――アベルも使ってあげたいですね

706 :森崎名無しさん:2017/02/01(水) 21:49:10 ID:???
【カンピ入りを逃した哀れな山森→ スペード5

707 :森崎名無しさん:2017/02/01(水) 22:33:29 ID:???
乙でしたー
山森が地獄落ちするとどんな感じになるんだろうか

708 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/02/08(水) 21:41:15 ID:???
こんばんは
FEヒーローズですがアベルは未だ手に入っておりません。カインは当たったんですが
あとなんかリンディス様が三人もやってきて当惑しております


>>707
乙感謝ですー
山森は高校Verですしなんか捻くれたやさぐれ方しそうかなって思いますね。あくまで地獄兄弟化した場合の話ですが

カンピ入りを逃した哀れな山森→スペード5
→既にサッカー部の練習は終わっていた。が、山森が一人黙々と自主練を続けていた


 オーロラを抜けた地獄兄弟達は、細かい場所指定をした甲斐もあり無事一発で南葛高校の校門前へとたどり着いていた。
 
松山「フフフ、着いたみたいだね」

影山「じゃ、早速その山森って奴に会おうぜ」

 今までと違い探している人物が明確な事もあり、一行は迷うことなく南葛高校の中へと乗り込み始める。
 が、そんな彼らと違い現状に戸惑う者が一人いた。言うまでもなくサルサノ君である。

サルサノ「へ? 何? どこだよここ!? っていうかバイト勝手に抜け出しちまったじゃないか!
     無断早退とかクビにされちまったらどうするんだよ!」

 気付いたら一瞬でブラジルから日本へとワープしたという事態は一般人であるサルサノ君の理解の範疇を越えていた。
 彼は慌てふためいた様子でバイトの心配を始めるが、残念ながらサルサノ君に同情するような人間は地獄兄弟の中にはいなかった。


709 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/02/08(水) 21:42:34 ID:???

○池「ハァ……俺達と一緒にいてまだ人並みの生活を送れると思っていたのか……
   諦めろよ兄弟……お前はもう地獄の三丁目にやってきてるんだ」

マッケンジー「今はまず山森との接触が優先事項なんだ。俺達の境遇については後でゆっくり説明する。
       悪いが今は黙って俺達に着いてきてくれ」

サルサノ「……分かった。あんた達と組むって決めたのは俺だからな。今は従うよ。
     ただし、ちゃんとあんた等の事情は話してもらうからな」

小田(ニコッ)

 一度手を組むと決めた以上すぐに掌を返すつもりはないと、サルサノは大人しく矢車達に従う事にした。
 こうして一行は今度こそ山森を探すべく南葛高校へと忍び込み校舎の死角からグラウンドを眺めるが――

剣「なんだ、誰もいないな」

阿部瑠「まだイくには早い時間だと思ったんだがな」

 時刻は午後六時、まだまだ練習盛りの時間であるにも関わらずグラウンドには人っ子一人いなかった。
 地獄兄弟達は知る由もないが、南葛高校サッカー部は冬の選手権本選を翌日に控えており今日は軽めの練習で切り上げていたのだ。

マッケンジー「いないのなら仕方がないな。また明日にでも顔を出して――うん?」

 山森がいないのならここにいる意味はないとグラウンドから去ろうとする地獄兄弟達。
 と、丁度そこにカラーコーンとボールを持った一人の男が現れた。
 男は地獄兄弟達に気付く様子もなく、グラウンドにカラーコーンを等間隔に置き黙々とドリブルの練習を開始する。

松山「あれは……山森か」

 その男こそ、地獄兄弟達が探していた山森正吾その人であった。

710 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/02/08(水) 21:43:38 ID:???

影山「なんで一人で練習してるのか知らないけど丁度いい。早速勧誘しようぜ兄貴!」

矢車「……」

 他に人がいない今がチャンスだと勧誘を勧める影山に対し、矢車が取った行動は――


行動を選択してください

A:矢車「よし……行くぞ」 レッツ勧誘
B:矢車「……しばらく様子を見るぞ」 レッツ観察
C:矢車「……サルサノ、あいつを見てどう思う?」 レッツ質問
D:その他

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません


短いですが今日はこれだけです
今回中々の難産でかなり時間がかかってしまいましたが次はもう少し早く更新できると思います
それではー

711 :森崎名無しさん:2017/02/08(水) 21:46:02 ID:Qh2Sxbu+
B

712 :森崎名無しさん:2017/02/08(水) 22:18:20 ID:bB52BbYo
B

713 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/02/09(木) 22:23:57 ID:???

B:矢車「……しばらく様子を見るぞ」 レッツ観察


矢車「松山が見込んだとはいえ、俺達はまだあの男が本当に地獄の住人なのか見極めたわけじゃない。
   しばらく様子を見るぞ……」

松山「フフフ、分かったよ義兄さん」

 あまり性急にがっついても碌な事にならないとエル士で学習した矢車達は、ひとまず山森の観察を続ける事にした。
 その後しばらくの間山森は延々とドリブルの練習を続けていたが――


【分岐】
先着一名様で、

【ルッキング山森→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ→田岡「……やはり練習していたな。今日は休めと言ったはずだぞ」 監督がやってきた
ハート→骨皮「あーあ、やっぱり練習してたよ」 一条「全く、お前って奴は……」 山森と同期の部員たちがやってきた
スペード→佐野「ケケッ!」 何故か佐野がやってきた
クラブ→山森は練習を止めるとズボンから一枚の手紙を取り出した
JOKER、クラブA→???(貴方達、そんな所から山森君を眺めてどうするつもり……?) 矢車「!?」


今日はこれだけです
一番下の分岐が出た時の結果はお察しください

714 :森崎名無しさん:2017/02/09(木) 22:25:40 ID:???
【ルッキング山森→ スペード5

715 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/03/14(火) 18:22:02 ID:???
一ヵ月以上ご無沙汰になってしまい大変申し訳りませんでした
今週夜勤の為あまり時間が取れていないのですが今週中に更新再開します

716 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/03/19(日) 23:10:35 ID:???

ルッキング山森→スペード5
→佐野「ケケッ!」 何故か佐野がやってきた


 しばらく山森の練習を観察していた地獄兄弟達であったが、その内彼らの間にある共通見解が芽生え始めていた。

○池「ハァ……なあ、あの山森なんだが……」

サルサノ「下手くそだよな」

松山「フフフ……あれェ?」

 そう、山森はサッカーが下手になっていたのである。
 正確に言えば以前と比べて成長していないわけではないのだが、
成長著しい日本高校サッカー選手達と比較すると明らかに成長の度合いが遅いのだ。

マッケンジー「なあ、本当に奴をスカウトするのか?
       俺達が重視するのは実力ではなくメンタルだというのは分かってはいるが、それにしても実力が低すぎる」

影山「アレを使いものになるようにするのは小田よりも難しそうだよ兄貴」

小田「ヴェノア」

矢車「……」

 今の山森の実力を一言で表すなら全能力オール71とかそんな感じであり、
流石の地獄兄弟としても勧誘は無理だろうという空気が漂い始めていた。
 そんな時、グラウンドに新たな人影が現れる。

717 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/03/19(日) 23:11:54 ID:???

???「ケケッ! 来てやったぜ」

山森「佐野……本当に来てくれたんだな」

佐野「ま、明日の開会式まで暇だったしな。静岡から東京なんて新幹線なら片手間だ。気にしなくて良いぜ」

 現れたのは佐野であった。
 全日本において数少ない山森と同期の選手であり、南葛外では一番の友人である。

山森「助かるよ。練習を禁止されてる手前骨皮達は頼れなかったからさ」

佐野「ケケッ、そんな指示が出てるのに無視するとは優等生の山森君も随分と娑婆に染まったな」

山森「茶化すなよ。今の俺の実力は知ってるだろ」

佐野「まあな。今もちょっと見学させて貰ったけど酷いもんだったぜ」

山森「ハハ……」

 忌憚のない言葉を投げかける佐野に思わず苦笑する山森。
 本人としては笑い事ではないのだが、相手が相手という事もありむしろ気が楽になった様子であった。

佐野「で、どうするんだ? 練習には付き合うが一日や二日でどうにかなる実力にゃ見えなかったぜ」

山森「ああ、分かってる。それでもやらないわけには行かない。悪いけど俺の自己満足に付き合ってもらうぞ」

佐野「ケケッ」

 山森の言葉に今度は佐野が苦笑を浮かべると、二人は黙々と練習に取り掛かり始めた。

718 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2017/03/19(日) 23:14:51 ID:???

【分岐】
先着一名様で、

【レッツら練習→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ、ハート→山森の守備能力が微増
スペード→山森のオフェンス能力が微増
クラブ→そんな夜間練習一回で能力上がるわけないですよね
JOKER→佐野「あ、練習の前にこれ飲んどけ。超超森水とかいうらしい」



今日はこれだけ。毎回言ってますが文章って定期的に書かないと駄目ですね。明日も可能な限り更新します
それでは

719 :森崎名無しさん:2017/03/19(日) 23:46:50 ID:???
【レッツら練習→ ハートK

720 :森崎名無しさん:2017/05/21(日) 14:20:12 ID:???
捕手

721 :森崎名無しさん:2018/01/16(火) 19:30:21 ID:???
ライ滝さん帰ってこないかなー

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