キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】

1 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/10(日) 01:19:57 ID:???

『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
色々あってサッカー部のない高校に入ってしまった滝一が世界平和の為に色々と頑張っているお話です。
基本的には本編と同じくカードを引いたり選択肢の中から皆さんに一つを選んでもらう事で進行していきます。
主人公が復活早々お悩み期間に入っていますがまあ特に気にせずいつも通りお付き合い下さいませ。

【これまでのあらすじ】
片桐にそそのかされ南葛高校への進学を止め独り立ちをした滝。だが入学した生田(仮)高校はサッカー部のない高校だった。
その後仲間を集めサッカー部を創部した滝は悪の組織と戦いながら練習を重ね、見事冬の高校サッカー選手権制覇を成し遂げる。
そして二年になった滝は県内のライバル達と合同合宿を行うが、それはギリアムの仕組んだ選抜試験を兼ねた物であった。
見事ギリアムの眼鏡にかなった滝はギリアムからこの世界に迫っている危機を伝えられ、彼の計画に協力を決意。
合宿に参加した者達からメンバーを選出し、新チームsingular Herosを結成するのだった。
が、インターハイ初戦と同時に攻めてきたショッカーの策略により滝は重傷を負い、生田(仮)も予選で敗れてしまう。
その生田(仮)を破り全国に駒を進めた鉄之城高校も準決勝で南葛高校に敗退、最後に栄冠を掴んだのは東邦学園であった。
といった感じで進んでいます。


さらに簡単なあらすじ
デューク「最後の最後でPKミスって負けたけど俺は悪くねえ!」
甲児「まあ実際お前の活躍大きかったけどその開き直りはどうなんだ」
ザ・サッカーカット「勝利を! 日向さんに!」
来生「あれ沢田じゃん」
反町「だよな」
日向「ククク、全国も制覇した。あとは怪人を量産して滝共をぶっ潰すだけだ」
滝「色々あり過ぎてちょっと自信なくしてきました」


【中の人のTwitterアカウント】(基本ニチアサの実況か特撮、アニメ、ゲームの話しかしてません)
https://twitter.com/ksahiopea5

484 :森崎名無しさん:2016/07/21(木) 20:02:14 ID:???
ゴレンジャーのサントラ今度でるらしいですな
未収録音源いろいろ発掘して

485 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/07/26(火) 17:37:56 ID:???
>>482
対応ありがとうございます
>>484
多分五月に出た奴の話ですね
SE付きOPやらバリドリーンのインストが入っていたりと大変満足度が高かったです



書くのに手間取っておりまして更新までもう少しかかりそうです
ご容赦下さいませ

486 :森崎名無しさん:2016/07/29(金) 15:06:38 ID:???
更新待ってまーす

全然関係ないけど初代仮面ライダーの第6回録音の音源はいつになったら発掘されるんだよ(血涙)

487 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/08/02(火) 23:06:18 ID:???
>>486
お待たせして申し訳ありません
音源見つかると良いですね


今週ようやくリアルの方に余裕が出来たので明日or明後日には更新をしたいと思います。もう少しだけお待ちいただけると幸いです

488 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/08/04(木) 23:18:12 ID:???

ヒーロー連合軍→ハート4+ダイヤ3+ダイヤK+ダイヤ4+ハートQ+ダイヤ10=46
ショッカー軍団→スペードJ+ダイヤ8+ハート8+ダイヤQ+クラブA+(数の暴力+3)=43
→ヒーロー連合軍が勝利しました


黄金狼男「食らえッ!!」

仮面ライダー1号「ぬうっ!?」

 ゾル大佐が変身した怪人黄金狼男は、1号へ目掛け両手の指から機関砲を発射。
 ライダーはこれを素早く回避し続けるも、黄金狼男の懐へ近づけずにいた。

仮面ライダー1号「(よし、段々と奴の銃撃の間隔が掴めてきたぞ……3、2、1……今だ!)
         とおっ! ライダァァァパァァァンチッ!!」

 しかしそこは今まで激闘を潜り抜けてきた1号である。
 彼は黄金狼男の銃撃が一定の間隔でほんの一瞬だが止む事に気づき、
その隙を突いて一気に懐へと飛び込むと必殺のライダーパンチを叩き込もうとした。
 だが――

黄金狼男「アォォーーーン!!」

仮面ライダー1号「おうっ!?」

 黄金狼男もまた1号の行動を予測していた。
 彼はライダーパンチに負けじと拳を突き出し、二人のパンチは激突。
 その衝撃で1号も黄金狼男もその場から勢いよく吹き飛ばされてしまう。

489 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/08/04(木) 23:19:33 ID:???

 吹き飛ばされた二人はすぐに体勢を立て直し、ファイティングポーズを取りながら向かい合う。

仮面ライダー1号「……流石はショッカー大幹部の一人、ゾル大佐。やるな」

黄金狼男「フン、当然だ。首領のお力で復活した後、俺の体は再改造手術でより強力になっている。
     加えて貴様たちを倒す為に血の滲むような特訓を重ねてきたのだからな。
     貴様こそ噂通りの実力だ。伊達に一文字と共に我々の邪魔をし続けてきたわけではないようだ」

仮面ライダー1号「地獄の特訓を潜り抜けてきたのは俺も同じという事だ。
         だが、これ以上ショッカーの悪事を許すわけには行かん。俺の全てをかけてお前を倒して見せる!」

黄金狼男「それこそ俺の望む所だ! ショッカーの敵、憎き仮面ライダー!
     今日こそ貴様の首級を上げ、首領に献上してくれる!」

 互いの実力を認め合いながらも、決して譲れぬ信念の下、二人は再び戦いを始めるのであった。

490 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/08/04(木) 23:21:12 ID:???

すいませんが凄まじく眠いのと筆が進まないのとで本日の更新はこれだけとなります
次回はもう少し早く(明日〜日曜までの間には)更新を再開したいと思います
それではー

491 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/08/08(月) 18:43:42 ID:???
どうにも筆が進まず昨日までに更新再開できず申し訳ありませんでした
木曜から連休なので可能な限りそこを目安に更新をしたいと思います

492 :森崎名無しさん:2016/08/12(金) 02:13:20 ID:???
がんばれー

493 :森崎名無しさん:2016/08/12(金) 04:49:51 ID:???
むしろ頑張らずに連休中に休んだほうがいいのでは…?
休んでる間に筆を執りたくてたまらなくなってから再開とかでもいい気はします

494 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/08/17(水) 23:17:07 ID:???

>>492
お待たせしてしまって大変申し訳ありません
>>493
ありがとうございます
色々と考えたのですがそうさせて頂こうかと思います。ちょっと長めになってしまいそうですが


思った以上にモチベも上がらず書きたい事も書けない状態が続いておりまして、
大変申し訳ありませんが八月一杯更新を休んで充電させていただきたいと思います
あまり書かなさすぎても良くないとは思うのですが、九月一日からは必ず更新を再開するのでご容赦頂けると幸いです

495 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/01(木) 22:49:34 ID:???

お久しぶりです。帰って参りました。
艦これの夏イベントやったりVCで久々にFE聖戦やったり充電したおかげである程度までモチベーションは回復したと思います。
もうしばらく判定なしの低速更新になるとは思いますがまたよろしくお付き合い頂ければ幸いです。

496 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/01(木) 22:50:42 ID:???

 仮面ライダー1号と黄金狼男が戦いを繰り広げる傍ら、ゴレンジャー達と戦闘員、そして再生怪人軍団もまた激闘を続けていた。

エイキング「走れ稲妻!」

アオレンジャー「むっ、落雷攻撃か! だがこれ以上はやらせん! ウルトラブルーチェリ!!」

エイキング「うぎゃーっ!」

 エイキングの電撃を回避したアオレンジャーは中央に盾の付いた必殺の弓「ウルトラブルーチェリ」を取り出しエイキングへ向け矢を発射。
 打ち出された矢は直後に十数本に分裂し、エイキングは蜂の巣状態となってその場に倒れた。

キレンジャー「おどば阿蘇山タイ! 怒ればでっかい噴火山ターイ!」

ピラザウルス「ふん、パワーはあるようだがそんな動きじゃ俺は捕まらんぜ。ウルトラパンチ!!」

キレンジャー「あいたーっ!」

 一方、得意のパワー勝負で怪人に戦いを挑むキレンジャー。
 しかし、彼はピラニアとプロレスラーを融合させた改造人間「ピラザウルス」の必殺のパンチを食らいあえなく吹き飛ばされてしまった。
 ピラザウルスはそのままキレンジャーに止めを刺そうと襲い掛かるが――

アカレンジャー「レッドハンター!」

ピラザウルス「ぬあっ!」

 間一髪の所でアカレンジャーが先端にアームの付いた鞭「レッドハンター」でピラザウルスを捕える事に成功する。
 アカレンジャーはそのまま勢いよくピラザウルスを投げ飛ばすと、キレンジャーの元へと駆け寄って行った。

497 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/01(木) 22:52:52 ID:???
アカレンジャー「キー、大丈夫か?」

キレンジャー「あたた……思い切り頭を殴られたとですが平気ですタイ。しっかし、怪人の数ば多いのは厄介ですのう」

アカレンジャー「ああ。再生怪人とはいえ連中も強化改造を受けている。
        それでも個々の戦力はこっちの方が上だが、今のままじゃ数に押し切られかねないな」

 ゾル大佐と共にプラントから脱出した再生怪人は数にして20前後。
 大多数が地下プラントの爆発に巻き込まれたとはいえ未だにその数はゴレンジャーの人数を圧倒的に上回っていた。
 ここまでの戦闘から再生怪人の戦闘力が侮れるレベルでない事は間違いなく、現状がこちらが不利。
 そう判断したアカレンジャーは状況を打破すべく仲間達に素早く指示を飛ばした。

アカレンジャー「まずは奴らの数を減らす。モモ! ゴレンジャーハリケーンだ!」

モモレンジャー「OK!」


『ゴレンジャーがやってくる』ttp://www.nicovideo.jp/watch/nm10972820


 指示を受けたモモレンジャーは体を回転させラグビーボールのような形をした兵器『エンドボール』を取り出し、
それと同時にアカレンジャーが声を張り上げる。

アカレンジャー「ゴレンジャーハリケーン、『キック』!!」

モモレンジャー「良いわね、行くわよ! キー!」

 モモレンジャーはエンドボールを地面に置くと、キレンジャー目掛け勢いよく蹴り出した。

キレンジャー「任せんしゃい、ミド!」

ミドレンジャー「オーライ、アオ!」

498 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/01(木) 22:53:55 ID:???

 エンドボールはそのままキレンジャーを経由してミドレンジャー、アオレンジャーへと流れるようにパスされて行き、
空中でボールをキャッチしたアオレンジャーはエンドボールを地面に押さえるとアカレンジャーへと視線を向ける。

アオレンジャー「アカ! クラウディングトライだ!」

アカレンジャー「OK! トィヤ!」

 アカレンジャーはその場からジャンプでアオレンジャーの元へと飛び――

アカレンジャー「エンドボーッ!!」

 着地と同時にアオレンジャーの押さえていたエンドボールを怪人軍団目掛けてシュートした。
 すると、アカレンジャーの蹴ったエンドボールは空中で瞬時に仮面ライダーのブーツの姿に変化。
 猛スピードで怪人軍団の中央にいたサボテンの改造人間、サボテグロンの元へと飛んでいく。
 ゴレンジャーの最終兵器ゴレンジャーハリケーン、それは五人が触れる事で起爆装置が解除される強烈無比な爆弾であり、
瞬時に相手に対し最も効果的な姿へと変化する恐るべき必殺兵器だったのである。

サボテグロン「あ、あれはライダーキック! や、やめろーーーっ!!」

 以前自分を葬った技を彷彿とさせる爆弾が飛んできた事に恐慌状態に陥るサボテグロン。
 そんな彼に猛烈な勢いで飛んでくる爆弾を避ける事は不可能であった。
 エンドボールは見事サボテグロンに命中し、サボテグロンは断末魔の叫びを上げながら爆発四散してしまう。

再生怪人軍団『ぬあーっ!!』

 更に近くにいた再生怪人たちは続々とハリケーンの余波に巻き込まれ、
哀れショッカー怪人達は一度にその多くが爆風の中へと消えるのであった。

499 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/01(木) 22:55:05 ID:???

といった所で短いですが今日はここまで
この話が片付いたら普通に滝サイドの話を進めるか地獄兄弟の話でもやろうかどうしようか考え中であります
それではー

500 :森崎名無しさん:2016/09/01(木) 23:15:18 ID:???
復帰乙でしたー
これでまた毎晩の楽しみが増える

501 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/04(日) 23:03:17 ID:???
>>500
乙ありがとうございます
中々毎晩とはいかないですが、可能な限り更新出来るよう善処します


ミドレンジャー「今ので大体半分くらいは倒せたか」

アオレンジャー「ああ。まだ油断出来る数じゃあないが、それでも戦況はこっちに傾いただろう。
        このまま一気に押し切るぞ」

再生アリガバリ「おのれ……有象無象の再生怪人共が何人倒れても問題はない! この俺様がお前達を纏めて倒してやる!」

キレンジャー「おんしも同じ再生怪人ば言うのに偉そうじゃのう」

 ゴレンジャーハリケーンの一撃によって戦況が大きく動く中、再び激突するゴレンジャーと再生怪人達。
 そんな喧騒などどこ吹く風と言った様子で、1号と黄金狼男は一進一退の攻防を続けていた。
 既に指の機関砲を打ち尽くした黄金狼男は積極的に格闘戦を仕掛け、1号もそれに応える。
 共に格闘戦こそが本分の二人である。
 片方の拳が入ればすかさずもう片方がカウンターの一撃を加え、片方が攻撃をいなせばもう一方も反撃を凌ぐ。
 決定打こそない物の確実にダメージを蓄積させる戦いを繰り広げる中、二人は一旦距離を置く。

仮面ライダー1号「かつて戦ったイカデビルやガラガランダ以上の強さだ……流石はショッカーの大幹部の一人、といった所だな」

黄金狼「フン、貴様こそ強化改造されたこの俺とここまで張り合うとはな。本郷猛、一文字隼人と並び称されるだけの事はある。
    ……だが、死地から蘇らせて頂いた首領への恩義に報いる為にも俺は負けるわけにはいかんのだ!」

仮面ライダー1号「それは俺も同じ! お前達ショッカーが人々の自由を奪おうというのなら、私はこの命の全てを賭け貴様達を倒す!
         たとえ何度蘇ろうとだ!」

 互いに負るわけには行かないと決意を新たにし、二人は再び接近し拳をぶつけ合う。
 そんな双方共に気迫の籠った戦いを左右したのは、ほんの僅かな差であった。

502 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/04(日) 23:04:47 ID:???

仮面ライダー1号「とおぉっ!!」

黄金狼男「ガフッ!?」

 戦いの最中、1号はほんの僅かな隙を突いて黄金狼男の腹に強烈なストレートをお見舞いする事に成功したのだ。
 拳がクリーンヒットした黄金狼男がよろける中、ここぞとばかりに1号はパンチの連打を浴びせ掛ける。
 そして1号はとどめとばかりに両手で黄金狼男を掴むと、そのまま勢いよくジャンプした。

仮面ライダー1号「とどめだ! ライダー! きりもみシュート!!」

黄金狼男「アオォォォンッ!!?」

 ジャンプした1号は空中で黄金狼男を錐揉み回転させながら投げ飛ばし、黄金狼男は受け身を取る事も出来ず地面に激突。
 致命傷を負った黄金狼男はゾル大佐の姿に戻ると、最後の力を振り絞ってよろよろと立ち上がる。

ゾル大佐「ぐぅぅ……見事だ、本郷猛。だが俺を何度倒した所で、大所領ある限りショッカーは滅びん。
     貴様達のしている事は所詮無駄な足掻きなのだ……フ、フフフ……ハハハハハハッ!!」

 最後に高笑いを上げ力尽きたゾル大佐は、再び地面に倒れると爆発四散するのであった。




といった所で今日の更新は以上です。凄まじく時間のかかったこの話も次で終わりそうですね
それではー

503 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/06(火) 23:25:34 ID:???

アカレンジャー「とどめだ! ヤリビュート!」

再生ヒトデンジャー「うぎゃあーっ!!」

 1号がゾル大佐を倒したのとほぼ時を同じくして、アカレンジャーの投擲した槍が再生怪人最後の一体の腹部に命中。
 再生ヒトデンジャーはあえなく爆発四散し、戦いは仮面ライダー1号とゴレンジャー達の勝利で集結するのだった。
 彼らは周りに敵がいない事を確認すると、変身を解除して集結する。

海城「終わったか」

ペギー「大幹部の一人を倒せたのは収穫だったけど、結局ショッカーとヒューガーの繋がりを決定づける証拠は見つからなかったわね」

本郷「ああ。あの工場がショッカーの隠れ蓑だったからと言ってそれで即ヒューガーとショッカーが裏で通じている証拠にはならない」

新命「恐らくヒューガーは十中八、九黒だろうが、あの工場の独断だと白を切られればそれまでだ。
   ここで尻尾を掴めなかったのは痛かった」

 大幹部が居座るような施設を破壊した以上、ショッカーはより巧妙に施設の存在を隠蔽するようになるだろう。
 そうなればヒューガーとショッカーの繋がりを示すような証拠を掴む事が更に難しくなる事も用意に想像できた。

大岩「まあ駄目だった事をクヨクヨ言ってても仕方ないですタイ。また地道に調査しましょ」

明日香「ショッカーだって完全無欠の組織じゃないんだ。必ず尻尾は掴めますよ!」

本郷「そうだな。今回の件でヒューガーへの嫌疑を強める事も出来た。
   幹部が一人減った以上、ショッカーもしばらくはこれまでのような大規模活動は控えるだろう。
   こうして少しずつでも前に進んで行けば、必ずショッカーにも打ち勝てる……決して無駄足などではなかった」

 ゾル大佐の最期の言葉を否定するように力強くそう口にすると、本郷は海城達と共にその場から去って行くのだった。

504 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/06(火) 23:26:55 ID:???

といった所で非常に短いですが今日はこれだけ
次からは先日言った通り本編ではなく地獄兄弟の話を少し進めようかと思っています
滝の出番がまた遠のきますが、今の構想だとスレ末だけでは分量が足りない上こっちの方が早めに試合が出来そうなので(ぶっちゃけ)
とりあえずメンバー集めと一試合位はやる予定です
それではー

505 :森崎名無しさん:2016/09/06(火) 23:34:30 ID:???
乙でした
新たな地獄候補生……特に思い付かないけど誰になるんだろ?

506 :森崎名無しさん:2016/09/07(水) 10:47:20 ID:???
山森が入ってもおかしくない

507 :森崎名無しさん:2016/09/07(水) 11:15:34 ID:???
岩見スレの天道
あまりの引きの酷さに住人驚愕
女の子相手に反則するわ、個人プレーに固執してチームに迷惑を掛けまくるわ
きれいな矢車兄貴に見限られるという、ここのスレでは信じられない末路を遂げた
あまりのひどさに、スレタイトルが【地獄の道を往く男】になってしまった
ちなみに、岩見スレの影山は引きが異常に良く、住人から影山神と呼ばれている

508 :森崎名無しさん:2016/09/07(水) 11:26:39 ID:???
霊夢スレのレミリアは当確でしょ

509 :森崎名無しさん:2016/09/07(水) 21:34:58 ID:???
ネタ枠でいいなら某スレの金剛さんとか弘世菫さんとか?

510 :森崎名無しさん:2016/09/07(水) 21:42:06 ID:???
>>509

GMが某スレの金剛さんの設定の許可をもらいに行っているのでネタ枠じゃないよ

511 :森崎名無しさん:2016/09/07(水) 22:01:58 ID:???
新たな地獄候補生……応援団でもイケるんじゃないか?

512 :森崎名無しさん:2016/09/07(水) 23:14:50 ID:???
なるほど、とどのつまりお花を見ながら足をペチペチしてる兄貴が見れるんだな?
あのシーン一番好き

513 :森崎名無しさん:2016/09/08(木) 20:47:15 ID:???
DOGスレの牡丹はなかなかの逸材だと思う

514 :森崎名無しさん:2016/09/09(金) 09:16:13 ID:???
DFといえば白恋の吹雪とかもいたな

515 :森崎名無しさん:2016/09/09(金) 14:32:54 ID:???
巫女スレのクラブ芸人はどうだろ

516 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/09(金) 23:24:23 ID:???
皆様色々とご意見ありがとうございます<m(__)m>
更新は明日から再開します
全てのご意見に応えるのは難しいですが、善処はするつもりですので今後ともよろしくお願いします

517 :森崎名無しさん:2016/09/09(金) 23:50:56 ID:???
地獄軍団はこのスレの名物の一つですからね、期待する声も多いですけど無理はなさらずに〜
中の人が楽しむのが第一ですし

518 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/10(土) 23:23:42 ID:???
>>517
どもです。仰る通りある程度は自分がやりたいようにやらせていただきますです


―番外編:地獄兄弟奮闘記―

これまでのあらすじ
高校サッカー選手権が終わった後、松山や矢車達ふらの高校サッカー部の一同は白夜の世界を目指し客船に密航。日本から旅立って行った。
(なおその際慈円手入が離脱しました)
だが何の因果か彼らがたどり着いたのは白夜の世界ベルギーではなく、ユグドラル大陸という異世界であった。
そこはグランベル王国と呼ばれる国による圧政と子供狩りが行われており、矢車一行は王国兵にレジスタンスの一派と勘違いされ襲撃される。
矢車や剣、そして元々手強いシミュレーション世界の住人だった阿部瑠の活躍もあり兵士たちを一蹴した矢車達は直後本物の解放軍と接触。
解放軍の盟主であるセリス、そしてこの世界から地獄の臭いを感じ取った矢車は元の世界に戻る為に彼らに協力をする事になった。


――が、中の人が聖戦の設定を色々忘れてしまった為その辺りの戦いはショートカット。
カメハメJrという尊い犠牲を払いながらも矢車達は解放軍と共にグランベル王国の本拠地へと殴り込み、戦争を終結へと導いた。
その直後、矢車達地獄兄弟は謎の光に包まれまたしても別の世界へと飛ばされてしまう。
そこはどうやら元の世界のベルギーらしかったが、何とショッカーなる悪の組織が作り上げた地下都市の中であった。
矢車達はそこで地獄大使と名乗る男と出会い意気投合しショッカーの一員となるよう勧誘される。
だが組織という物が嫌いな矢車はこれを拒否。怒った地獄大使は地獄兄弟に怪人を仕向けるも矢車がこれを一蹴。
ショッカーを退けた一行はそのまま地下都市内の物色を始め、小田がピエールの写真集を発見する。
これをきっかけにピエールに興味♂を持った阿部瑠をきっかけに一行はフランス行きを決意。
そんな彼らの前に黒井響一郎と名乗る男が現れ、一行をフランスまで連れて行ってくれると持ちかけてきた。
しかしあからさまに胡散臭かったので矢車達がこれを断ると、黒井は突然様子を変えるのであった

とかそんな感じで進んでいます。

519 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/10(土) 23:24:56 ID:???

正直B選ばれると思ってませんでした→クラブ8
→黒井「あまりこの中を壊すなと言われていたが、仕方ないな……変身」 おや、黒井の様子が……


黒井「やれやれ、あまりこの中を壊すなと言われていたから外に出してから始末しようと思ってたんだが、仕方ないな。
   ――変身」

 矢車達からの拒絶の言葉を受けた黒井はそれまでの笑みを止めると、腰に手をかざす。
 すると、彼の腹部に内蔵されていたベルトが黒井の意思に応えて出現。
 黒井は変身と短く呟きながらポーズを取り、その瞬間、彼の体は突風に包まれる。
 そして風が収まると、そこには仮面ライダー1号、2号によく似た姿をした改造人間が立っていた。

仮面ライダー3号「俺は仮面ライダー、3号。ショッカー最強の戦士。
         組織に刃向う愚か者はここで始末させてもらおう」

 それまでの飄々とした雰囲気から一変し、機械的な様子で矢車一行にそう告げる3号。
 彼の体からは隠しようもない殺気が漂っており、矢車達を始末するという言葉に偽りがない事は間違いなかった。

矢車「ハァ、次から次へと……俺達みたいなのにそこまで付きまとうとは、ショッカーって連中は相当暇みたいだな。
   ……変身」

 いつものようにダウナー気味に喋りながらも、3号の放つプレッシャーを前にした矢車も一切の油断を排除。
 すぐさまホッパーゼクターを手に取りキックホッパーに変身した。

仮面ライダー3号「フ……どんなに小さくても汚点を残す事は許されない。組織ってのはそういうもんさ。
         しかし、一人で俺と戦うつもりか? さっきも言ったが俺はショッカー最強の戦士。
         命が惜しいんならお前達全員一度にかかってきても良いんだぞ。俺もそっちの方が手間が省ける」

仮面ライダーキックホッパー「……」

520 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/10(土) 23:27:28 ID:???

 挑発なのかそれとも自分の実力にそこまで自信があるのか、3号は地獄兄弟全員を一度に相手にしても構わないと口にする。
 それに対し矢車は――


行動を選択してください

A:キックホッパー「……俺達は全員で一つの生き物……言われるまでもない。後から後悔しても遅いぞ」
B:キックホッパー「ハァ……お前に俺の弟達を笑わせるつもりはない。俺が一人で相手をしてやる」

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

521 :森崎名無しさん:2016/09/10(土) 23:28:46 ID:o7MZWjXc


522 :森崎名無しさん:2016/09/10(土) 23:31:11 ID:bRAV4UOE
A

523 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/10(土) 23:56:35 ID:???

A:キックホッパー「……俺達は全員で一つの生き物……言われるまでもない。後から後悔しても遅いぞ」


仮面ライダーキックホッパー「ハァ……十把一絡げ扱いか……どうせ俺達なんか……
              ……と、言いたい所だが……俺達は全員で一つの生き物……一纏め扱いも悪くはない……
              後から後悔しても遅いぞ」

影山「こんな生意気な奴さっさとやっちまおうぜ兄貴! 変身!」

剣「フ、この俺だけでなく兄さんたちまで一緒に相手にするとは馬鹿な奴だ。変身!」

阿部瑠「あんたも中々イイ男だが、この世界じゃトンボ取りは通用しないって事を教えてヤるぜ」

松山「フフフ……セリスから譲り受けたこの星100銀の剣がお前の血を吸いたいって言ってるよ……」

小田「ドタマカチワッテヤル」

 仲間と共に戦うという事に関して、この一行に躊躇という感情は全く存在していなかった。
 影山、剣もそれぞれライダーへと変身し、阿部瑠はせい槍○ラディウスを構える。
 そして、松山たちもまたユグドラル大陸での戦利品である微妙に赤黒い銀の剣や勇者の斧(小田装備)を構え、臨戦態勢に入っていた。
 手強いシミュレーション世界でガチ戦争を体験してきた彼らにとって、最早戦いなど忌諱する物でもなんでもなくなっていたのである。

仮面ライダー3号「威勢の良い奴らだ……行くぞ」

 そして、3号と地獄兄弟の戦いの火蓋は切って落とされた。

524 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/10(土) 23:58:15 ID:???

【分岐】
先着二名様で、

【地獄の兄弟→! card+! card+! card+(数の暴力+9)=】
【仮面ライダー3号→! card+! card+! card+(最強の戦士+3)=】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの数値で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】が、
≧0→地獄兄弟が勝利しました
0<→地獄兄弟、敗北。皆纏めてリアル地獄へGO ※続きます

525 :森崎名無しさん:2016/09/11(日) 00:01:21 ID:???
【地獄の兄弟→ ハート2ダイヤQクラブ9 +(数の暴力+9)=】
地獄にレイドラプターズあったかな・・・

526 :森崎名無しさん:2016/09/11(日) 00:03:21 ID:???
【仮面ライダー3号→ スペード4ハート3ハートK +(最強の戦士+3)=】

527 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/11(日) 00:29:20 ID:???
戦いは数だよ兄貴!
といった所で今日はここまで
それではー


>>525
負けた場合は色々あって轟沈した山城(不幸)とか栽培マンに爆死させられた某ロンリーウルフとかが仲間に出来る可能性がありました


528 :森崎名無しさん:2016/09/11(日) 14:03:21 ID:???
なんやかんやで小田もノリノリなんだなw

529 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/11(日) 22:41:06 ID:???
>>528
付き合いも長くなってきましたしある程度は順応してきたんでしょうね

地獄の兄弟→ハート2+ダイヤQ+クラブ9+(数の暴力+9)=32
仮面ライダー3号→スペード4+ハート3+ハートK+(最強の戦士+3)=23
→地獄兄弟が勝利しました


仮面ライダー3号「ライダーパンチ!」

阿部瑠「アッー!!」

 全員を相手にすると自信満々に語っていただけあって、3号の実力は本物であった。
 一斉に襲い掛かる地獄兄弟の攻撃を全てかわし、カウンターのライダーパンチで阿部瑠を易々と吹き飛ばす。

マッケンジー「阿部瑠!」

仮面ライダーサソード「おのれ、アベールの仇は俺が取る!」

阿部瑠「……オイオイ、人を果てちまった見たいに言うなよ。この程度の突きでイッちまう程俺はやわな男じゃないぜ」

 しかしそこはかつてア○ティアのせい騎士と謳われた阿部瑠。
 ダメージを受けこそした物の彼はすぐに立ち上がると、自慢の硬くて太い槍を握りしめ再び3号に攻撃を仕掛ける。

仮面ライダー3号「ほう、普通の人間にしてはしぶといな」

○池「ハァ……これでも魔法使いとかペガサスナイトと戦ってきたってのに変身しないってだけで雑魚扱いか……
   どぉせ俺達なんか……」

小田「ドタマカチワッテヤル」

530 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/11(日) 22:42:08 ID:???

 3号の物言いに思う所があったのか阿部瑠に続き○池、小田もまた3号に向けて苛烈な攻撃を仕掛ける。
 そんな中、阿部瑠が二人に向けて指示を飛ばした。

阿部瑠「○池! 小田! 俺の自慢の一物とお前達の立派なヤツの力を合わせるぞ! あの大陸で習得した連携攻撃だ!」

○池「ハァ……連携攻撃じゃないと輝けない……どぉせ俺なんか……」

小田「ヴェノア」

 言葉だけならまるで息の合っていない三人であったが、彼らは高速でアイコンタクトを交わすとすぐさま行動を開始。
 阿部瑠達はそれぞれが正三角形を形作るように3号を取り囲むと、寸分違わぬタイミングで3号へと武器を繰り出した。

阿部瑠「行くぞ! 俺の○ラディウスと!」

○池「ハァ……俺のミステルトィン(ただの鋼の剣)と……」

小田「アッー!」(勇者の斧を振りかぶる)

阿部瑠「三つの力が合わさった一撃! 食らえ、三角木馬攻撃(トライホースアターーーック)!!」

仮面ライダー3号「む……!?」

531 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/11(日) 22:43:17 ID:???

【分岐】
先着一名様で、

【倒せなかった時は普通に矢車が決めます→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ→三角木馬攻撃がクリーンヒット! 3号を倒す! ※三人が三角木馬攻撃を習得します
ハート→三角木馬攻撃がヒット! 3号に大ダメージ! ※三人が三角木馬攻撃(未完成)を習得します
スペード、クラブ→残念、三角木馬攻撃は失敗に終わった! ※三人が三角木馬攻撃のフラグを獲得します
JOKER→必殺の一撃! 3号に完全勝利! ※三人が三角木馬攻撃を習得します。更に――


532 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/11(日) 22:44:33 ID:???

抜けてしまっていましたが本日の更新は以上です
それではー

533 :森崎名無しさん:2016/09/11(日) 22:59:05 ID:???
【倒せなかった時は普通に矢車が決めます→ ハート7
乙でしたー

534 :森崎名無しさん:2016/09/11(日) 23:10:28 ID:???
さ、最低の必殺技だ……だが俺好みだ。
乙でした。

535 :森崎名無しさん:2016/09/14(水) 09:23:19 ID:???
読み返してて気付いたのですが>>382で刹那が「イノベーター」の習得フラグを立ててますけど、
>>139で「イノベーター」の経験値は半分を越えてるのですがこの時点でフラグは立たないのですか?
重箱の隅をつつくようで申し訳ないのですが回答お願いします

536 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/14(水) 21:52:26 ID:???
>>533
乙ありですー
>>534
乙ありがとうございます
三角木馬攻撃はモリブレムさんの所から拝借させていただきました
あの人のビラクを見ていると自分はまだまだだなって痛感します
>>535
確認しましたが確かに>>139の時点で習得フラグを獲得していますね。こちらの確認ミスでした
ご指摘ありがとうございます


明日から更新を再開します
阿部瑠は書くの凄く楽しいけど勝手に動き回るから困りますw

537 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/15(木) 23:39:35 ID:???

倒せなかった時は普通に矢車が決めます→ハート7
→三角木馬攻撃がヒット! 3号に大ダメージ! ※三人が三角木馬攻撃(未完成)を習得します


 トライホースアタック、それは三方からの同時攻撃で相手に回避も完全防御も許さない必殺のフォーメーションであった。
 例え両腕を使ったとしても防げるのは二発まで。必ず一撃は攻撃がヒットする。それがこの技の最大の売りなのだ。

仮面ライダー3号(油断したな。回避は間に合わなさそうだ。となれば……)

 ○池がぼやいた通り、はっきり言って3号はこの三人を含む普通の人間組を甘く見ていた。
 それだけに予想以上に素早い動きで攻撃を仕掛けてきた彼らの姿に多少驚きつつ、すぐさま最もダメージを減らす方法を模索。

阿部瑠「む、この俺の突きを平然と受け止めるとは……ヤるな」

小田「ヴァー」

 その結果、3号は最も危険と判断した阿部瑠、そして見るからに強力な武器を振りかぶる小田の攻撃を防ぐという判断を取った。
 両手を使い槍と斧をしっかりと受け止める3号。

○池「ハァ……こんな無防備に体を晒しても平気と思われるなんて……どぉせ俺なんか……」

 そんなガードが空いた腹部に、○池の放ったミステルトィンの一撃が炸裂した。

仮面ライダー3号「っ……成程、中々いい攻撃だ。だが俺を倒すには足りなかったな」

 ミステルトィンの一撃を受けた3号は僅かによろめくが、それでも決定打にはならなかった。
 そのまま3号は両手を振るって阿部瑠と小田を投げ飛ばし、オマケとばかりに○池を蹴り飛ばす。

538 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/15(木) 23:40:38 ID:???

阿部瑠「んあっー!」

小田「ヒャメロー」

○池「……」

 改造人間のパワーに叶うはずもなく軽々と吹き飛ばされる三人。
 しかしそんな中、○池だけはただ一人笑みを浮かべていた。

○池「ハァ……こうも予定通りに行くなんてそんなに舐められていたか……どぉせ俺達なんか……だがそれがお前の命取りだ……」

仮面ライダーキックホッパー「言ったはずだ、俺達は全員で一つの生き物だとな……阿部瑠、○池、小田……やっぱりお前らは最高だ……」

仮面ライダー3号「っ!? しまっ……」

 その瞬間、ようやく3号は全てを悟る。
 ここまでの攻撃自体が囮だった事。ついつい○池達に気を取られて周囲への警戒が疎かになっていた事。
 そして――

仮面ライダーキックホッパー「ライダー……キック」

 既に自分の背後にエネルギーを蓄えたキックホッパーの飛び蹴りが迫っていた事に。

仮面ライダー3号「ぐあぁっ!!」

 急ぎ振り返りガードの体勢に入る3号だったが、そんな咄嗟の動きで防げるほどキックホッパーの一撃は甘くはなかった。
 ライダーキックを食らった3号はその場から勢いよく吹き飛ばされ、近くにあったビルに激突。
 3号の体はそのまま瓦礫と砂埃の中へと消えるのだった。

539 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/15(木) 23:41:50 ID:???

仮面ライダーパンチホッパー「やったぜ! 流石は兄貴だ!」

松山「フフフ……俺の出番全然なかったね……」

 3号に必殺の一撃を浴びせ掛けたキックホッパーの元に歓声と共に駆け寄る兄弟達。
 だが、その歓声もすぐに止む事となる。

仮面ライダー3号「……流石にちょっと気を抜き過ぎたか……随分と痛い授業料になったな」

仮面ライダーパンチホッパー「なにィ」

 大して間も置かず、粉塵の中から3号が再び姿を現したからだ。
 かなりのダメージを受けた様子であったが、致命傷には至らなかったらしい。

仮面ライダーサソード「まだ生きていたか! ならば俺が止めを刺してやろう!」

 無論地獄兄弟達はすぐに攻撃を仕掛けようとするが、3号はそれを手で制した。

仮面ライダー3号「悪いが待ってくれ。これ以上は流石に死にかねない」

マッケンジー「今更命乞いか?」

仮面ライダー3号「まあそんな所だ。俺も腕試しで死にたくはないんでね」

仮面ライダーキックホッパー「……つまり、お前は最初から俺達を始末する気はなかったと?」

仮面ライダー3号「ああ。俺は確かにショッカー最強の戦士だったが、それはもう過去の話だ。今の俺は正真正銘世界を渡るただの風来坊さ」

???「そう、今回の件は私から彼に頼んだのだ」

540 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/15(木) 23:43:02 ID:???

 やれやれと言った様子で事情を説明する3号の傍らに、突然オーロラのカーテンのような物が現れる。
 そしてその中から現れたのは、外套を纏ったご存じこの男であった。

鳴滝「初めまして、この世界の地獄兄弟達。私の名は鳴滝、この世界を救う為に動いている者だ」



といった所で短いですが今日はここまで
それではー

541 :森崎名無しさん:2016/09/16(金) 00:13:37 ID:???
プリキュアおじさんお久しぶりです
乙でした

542 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/20(火) 21:16:25 ID:???
>>541
乙感謝ですー
鳴滝「プリキュアはいいぞ」


矢車「……この世界を救う為に動いている……なんの冗談か知らないが、仮に本気だとしてそんな男が何故俺達に接触しようとする?」

鳴滝「それは今から説明しよう。これは私がディケイドを倒す方法がないものかと色々この世界を調べていた時に気づいたのだが――」

 突然現れた鳴滝に驚きながらも、ひとまず変身を解いた地獄兄弟達は鳴滝の話に耳を傾ける。
 そこで鳴滝が話した内容は、かつて滝がギリアムから聞いた話とほぼ同一のものだった。
 即ち、

「どんな願いも叶える不思議な力で全日本ユースがWユースでの優勝を確約されているが、願いが叶えばその代償としてこの世界が滅びる」

 というものである。

鳴滝「――とまあこんな所だ。
   私はディケイドを倒す為にこの世界にやって来たが、滅亡の危機に瀕していると知っては黙って見過ごす事も出来ん。
   そこで全日本ユースを倒せる者達を探していたのだが……」

マッケンジー「そこで白羽の矢が立ったのが俺達、というわけか。
       しかし解せんな。相手は世界の運命を書き換えるほどの力を持つ存在なんだろう?
       とても俺達が抗える相手ではないと思うんだが、何故俺達なんだ」

鳴滝「理由は簡単だ。君達が異世界人と関わりの深い人間だからだよ。
   異世界の人間はこの世界の運命に縛られる事はない。その異世界人と共にいる者もな。
   故に阿部瑠君や○池君といったこの世界の者ではない人間と共にいる君達を選んだのだ」

影山「ふぅん……ってちょっと待て。阿部瑠の奴が異世界人なのは分かるが○池もそうなのか!?」

543 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/20(火) 21:17:31 ID:???

 明らかにこの世界の常識の範疇外にいる阿部瑠はまだしも、
ごくごく一般的な人間に見える○池までもが異世界人だという鳴滝の言葉に、影山を筆頭とする兄弟の一部は驚きの声を上げる。

○池「ハァ……ついにバレたか……」

 が、当の○池はいつもの調子であっさりと鳴滝の言葉を肯定した。

○池「実は俺は一年前、こことは違う世界で北海道に武者修行の旅に来ていたんだ。
   だが特に目的もなく旅をしていたらうっかり大雪山に迷い込んでしまってな……
   飢えと寒さでもう駄目だと思って意識を手放したら……なんかこの世界にやってきていた」

松山「……最後に話がかっ飛んだね。一応確認するけど元いた世界がこことは違うって証拠は?」

○池「……この世界には俺の母校が存在していない。友人も誰もいなかったし自宅の電話番号も現在使用されていなかった……
   俺は文字通り天涯孤独……そんな俺を拾ってくれたのが兄貴だったんだ……兄貴ィ、やっぱり兄貴は最高だよ……」

 聞けば割と悲惨な状況であったが、○池はあっさりとダウナー状態を抜け出し矢車に熱い視線を送り始める。
 なんだかんだタフな男であった。

鳴滝「さて、とりあえず私の話は理解してくれただろうか」

矢車「……ある程度はな」

鳴滝「では、私と共にこの世界の危機に立ち向かってくれないだろうか?」

矢車「……」

 鳴滝の言葉に対し、矢車は少し考えた末に口を開く。

544 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/20(火) 21:20:21 ID:???

行動を選択してください

A:矢車「世界の危機など知った事じゃないが、神に愛されている全日本ユースは気に入らない。地獄を見せてやる……」 鳴滝に協力
B:矢車「世界の危機など知った事じゃない……」 だが断る ▼これのみ1票決
C:矢車「サッカーで勝ち負けを決める必要はないだろう。今から大空翼を(物理的に)地獄に落としに行くぞ」 鳴滝「はわわ」

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

545 :森崎名無しさん:2016/09/20(火) 21:21:15 ID:jhGCgxV6
A

546 :森崎名無しさん:2016/09/20(火) 21:27:01 ID:XRwAE0uo
C 皆大好き頼れる兄貴。麻婆豆腐が得意。

547 :森崎名無しさん:2016/09/20(火) 21:45:13 ID:QDspuCmY
A

548 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/20(火) 22:03:10 ID:???
>>546
矢車さんの人気は凄いっすね


無難にAに決まった所で続きを書くのに時間がかかりそうなので今日はここまでです

因みにBの場合は鳴滝「そんな、ひどい……」のループ
Cの場合は皆大好きロベルト本郷との熱い戦い(超高確率でGAMEOVER)が繰り広げられてました

それではー

549 :森崎名無しさん:2016/09/21(水) 02:39:44 ID:???
出たらガメオベラ確定のロベルトから勝機がああるだけでも充分だ
RXをつまようじで倒すぐらいならなんとかなる

550 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/27(火) 22:58:52 ID:???
>>549
カード一枚VSpower判定勝負でしたが勝機があるだけマシというのは確かにそうですね


先週から色々あって時間がかかってしまいましたが更新の目途が立ちました
明日から更新を再開します

551 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/28(水) 22:24:36 ID:???

A:矢車「世界の危機など知った事じゃないが、神に愛されている全日本ユースは気に入らない。地獄を見せてやる……」 鳴滝に協力


矢車「鳴滝とか言ったな。俺達は地獄の住人……世界の危機など知った事じゃない」

鳴滝「……」

 むしろ世界中の人間が地獄に落ちるのであればそれはそれで構わないといった態度の矢車。
 しかし、彼の言葉にはまだ続きがあった。

矢車「だが、神に愛されている全日本ユースは気に入らない。そんな連中のせいで更なる地獄を見るのも御免だ。
   ……お前に協力しよう。自分が神に愛された者だと思っている奴らに地獄を見せてやる……」

影山「俺達は地獄の住人だけど、気に入らない奴のせいで地獄に落ちるのは真っ平御免だからな!」

 たとえ地獄に落ちるとしても、そこまでの過程を他人に委ねる程地獄兄弟は温い集団ではない。
 むしろ反骨精神の塊である彼らにとって、世界に愛された全日本ユースは不倶戴天の敵であるといっても過言ではなかったのだ。
 故に彼らは鳴滝の提案を呑むのであった。

鳴滝「君達ならそう言ってくれると信じていた。ありがとう。共にこの世界の危機に立ち向かおうではないか!」

 地獄兄弟の言葉に、満面の笑みを浮かべ喜びを露わにする鳴滝。
 なんだかんだ世界の危機をどうにかしたいという気持ちは本物らしい。
 こうして、地獄兄弟と謎のオッサン達による異色のタッグチームがここに誕生した。


▼地獄兄弟と鳴滝が徒党を組みました
▼小田、○池、阿部瑠が必殺合体シュート「三角木馬攻撃(未完成)」を習得しました

552 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/28(水) 22:25:39 ID:???

 こうして全日本ユースを地獄に送る為に誕生した新チームは、早速今後の行動方針についての会議を始める。

マッケンジー「Wユースで全日本ユースを倒すという目的については理解したが、
       それを達成する上で俺達がやらなければならない課題は現状二つ。
       まず一つ目、先程鳴滝から聞いたクラブチームが潜り込めるWユース最終予選への参加資格を得る事。
       そして二つ目、メンバーの補充だ」

 既に鳴滝からWユース本選にクラブチームが参戦する方法がある事を聞いていた地獄兄弟達は、
まずは最終予選に出る方法についてを模索する事にした。

剣「条件はFIFA公認の大会で準優勝以上の結果を残す事と大量の参加資金だったな。金の方はじいやに頼むしかないか?」

鳴滝「残念だがそれでは足りんな。とても一個人でどうにかできる金額ではない」

 強力な後ろ盾がある滝達とは違い、素寒貧の地獄兄弟にとって金の問題は非常に重かった。
 しかし、ここで意外な人物が金策について名乗りを上げる。

黒井「金の方は俺に任せてもらおう。これからしばらく各国のカーレースを制覇し続ければある程度の金額は稼げる。
   それでも足りなければショッカーの施設でも潰して金を確保してやるさ」

 それまで沈黙を続けていた黒井が率先して資金繰りに名乗を上げたのだ。

矢車「……どういう風の吹き回しだ?」

黒井「別に。単純に世界を滅ぼされたら困るってだけだ。それに、こんな俺でも世界の為に働けるのならそれも悪くないと思ってな。
   お前らが嫌と言っても協力はさせてもらう」

矢車「……いや、お前も地獄を見た目をしている。俺達の仲間と言っても過言じゃない。ありがたく協力を受けよう」

 黒井の心境は分からないが、彼から地獄の気配を感じた矢車は素直に協力を受けいれる事にした。

553 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/28(水) 22:26:43 ID:???

松山「フフフ、じゃあ次の問題は公認大会の方だね……」

阿部瑠「そうだな松山。俺達みたいなのが気楽にツッコめる公認大会なんてのはそうそうないだろう。
    当てはあるのか、鳴滝?」

鳴滝「フフフ、任せておけ。その件についても既に下調べは出来ている」

 阿部瑠の問いに、鳴滝が悪どい笑みを浮かべながら応える。
 彼が挙げたのは――


【分岐】
先着一名様で、

【どれが出ても戦うのは一戦だけです→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ、ハート→鳴滝「フランスのユース大会だ。第三者の強豪を募集しているから簡単に潜り込める」
スペード、クラブ→鳴滝「イタリアのユース大会だ。あそこのサッカー協会には顔が聞くのでな」
JOKER→鳴滝「ブンデスリーガのチームを一つ乗っ取ってある。そこに潜り込むのだ」



今日はこれだけです
明日からはいよいよ新メンバー加入イベントを開始したいですね
それではー

554 :森崎名無しさん:2016/09/28(水) 22:32:31 ID:???
【どれが出ても戦うのは一戦だけです→ ハート10

555 :森崎名無しさん:2016/09/28(水) 23:25:40 ID:???
フランス、地獄・・・あっ
魔法使える金髪の子が出てきそう

556 :森崎名無しさん:2016/09/29(木) 03:19:12 ID:???
だってバーバラよりミレーユの方使っちゃうし……
それにナポレオンはいろいろとアレだから多分魔法使い候補だし……

557 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/29(木) 22:46:41 ID:???
>>555
あの子大概のスレで酷い目に遭ってますからね。素質ある気はします
>>556
個人的好みで6は大体バーバラ優先する系人間です

どれが出ても戦うのは一戦だけです→ハート10
→鳴滝「フランスのユース大会だ。第三者の強豪を募集しているから簡単に潜り込める」


鳴滝「一通り調べた結果、我々のような集団でも参加できるFIFA公認大会が一つだけ存在していた。フランスのユース大会だ」

阿部瑠「ウホッ、フランス……」

 鳴滝の言葉に真っ先に喜色満面となる阿部瑠。
 先程手に入れた写真集でピエールに興味を持っていた彼に取ってこの話は正に天恵であったからだ。

マッケンジー「元々フランスには行く予定だったから好都合ではあるが、何故フランスのユース大会には出場のチャンスがあるんだ?」

鳴滝「どうやらフランスユースは慢性的な人材不足に悩まされているらしい。
   それに伴ってユース大会も他国に比べて大幅にレベルが低いらしいのだ。
   そこで選手達に経験を積ませられるような手強い相手を経歴問わず募集しているようだな」

○池「ハァ……なんというかフランスも大概悲惨だな……俺達程じゃないが……」

影山「そのおかげで俺達にもWユース出場のチャンスが巡ってくるんだし向こうだって手強い相手と戦えるんだから良いだろ。
   ありがたくボコボコにしてやろうぜ」

 影山の言う通り、Wユースへの参加を狙う以上このチャンスを逃す手はない。
 彼らは多少の憐憫の情を抱きながらも、フランスユース大会を盛大に凌○する決意を固めるのであった。


▼フランスユース大会に地獄兄弟がカチコミをかける事になりました。

558 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/29(木) 22:47:45 ID:???

 こうしてWユースへ参加する為の道筋がはっきりと定まった地獄兄弟。
 そうなれば火急に解決すべき課題はただ一つ。

黒井「さて、あとはお前らの足りないメンバーの穴埋めをどうするかだな」

 である。
 現状の地獄兄弟は矢車、影山、剣、松山、小田、阿部瑠、○池、マッケンジー、地獄マスク二の九人。
 いずれ超人墓場から復活するカメハメJrを含めても十人しかいない。
 更に言うならば流石に地獄マスク二はワールドクラスの相手にスタメンを張るのは心許なく、
十一人きっかりでも不慮の事故で欠員が出た場合などに対処が出来ない。
 本気でWユース優勝を狙うのであれば早急に二、三人の人員補給が必要であった。
 しかし、彼らにとっての人員補給はただ人数を集めれば良いという物でない。

矢車「……言っておくが、サッカーが出来るというだけの理由で相棒を増やすつもりはない。
   俺達は地獄の住人であり全員で一つの生き物。迎え入れるのは同じ地獄を見た者だけだ……」

 彼らはサッカーチームではない、地獄の兄弟である。その鉄則を崩すつもりは矢車達には微塵もなかった。
 それは当然鳴滝も承知の上である。

鳴滝「分かっているとも。メンバーに関して私の方から何かを口出すつもりは毛頭ない。
   移動手段だけ提供させてもらうつもりだ」

 鳴滝はそう言うと指を軽く鳴らした。
 すると先程彼がここに現れた時と同じように目の前の空間が歪み、オーロラのような壁が出現する。

鳴滝「これを使えば空間や次元を好きに移動できる。すぐさま他の土地に行ったり異世界に行ったり、死者の世界へも行く事が可能だ」

剣「死者の世界だと!? それならばカメ・ハーメを迎えに行くことも出来るんだな!」

鳴滝「ああ。だが死者を連れて帰るとなるとそれなりの障害も待ち構えているだろう。行くにしても準備が整ってからをお勧めするぞ」

559 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/09/29(木) 22:55:28 ID:???
 やけに説明臭い台詞を放った後、鳴滝は矢車の方へと視線を向ける。

鳴滝「さて、それではどうするかね。行きたい場所を好きに言うといい」

矢車「……」


行動を選択してください

A:松山「フフフ……義兄さん、日本にいる山森なんかどうかな……?」 ▼山森を勧誘に行きます
B:矢車「……ブラジルだ。あそこから地獄の臭いがする」 ▼ブラジルに向かい、GKサルサノに出会います
C:矢車「適当な異世界に繋いでくれ。後は好きに動く」 ▼某艦隊をこれくしょんするゲームの世界に行き金剛さんに出会います
D:小田「デュエル……デュエル……」 ▼デュエルの世界に行き、某エルフの○士さんに出会います
E:阿部瑠「俺が昔所属していた緑の騎士団の仲間達がいる世界にイこうぜ!」 ▼ランダムで某手強いシミュレーションの世界に行きます

F:矢車「……カメハメJrを迎えに行くぞ」 ▼超人墓場へ行きます ※試合が発生します。現在選択非推奨

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません


【補足・補正】
▼最大勧誘可能人数:残り【3人(カメハメJrは含まず)】
▼A〜Dを選択した場合、まずは本命の勧誘を行います。
 勧誘に成功した場合は上記の選択肢に戻り、失敗した場合はカード判定で一度だけ別のキャラクターをランダムで勧誘する事が出来ます

例:山森の勧誘に失敗した場合、ランダムで骨皮や一条などと接触できます

といった所で今日はこれだけです。色々と考えたのですが殆どご要望に応えられず申し訳ありません
なお、他のGKが加わった場合、影山はフィールダーに転向します
何か質問等あれば書き込んでいただけると幸いです
それではー

560 :森崎名無しさん:2016/09/29(木) 22:59:51 ID:6csZ3+2Q

流石ライ滝さん我々の好みのツボを正確に把握しとるわい、選びたいのだらけじゃ。
取り合えずチャモロとのイベントを期待しつつまずはコイツで

561 :森崎名無しさん:2016/09/29(木) 23:06:23 ID:OZjCWM3I
D

562 :森崎名無しさん:2016/09/29(木) 23:11:51 ID:e79ZtR3o
D 原作も割とぞんざいな扱いだったような気もする。

563 :森崎名無しさん:2016/09/30(金) 00:24:49 ID:???
そういえばカメハメ選択時の試合の相手ってやっぱり完璧無量大数軍or始祖たちなのかな?
以前はライ滝さんまだ現行シリーズは読んでないって言ってたけど

564 :森崎名無しさん:2016/09/30(金) 00:49:36 ID:???
>>563
カナダの英雄「(ニッコリ)」

565 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/04(火) 22:26:18 ID:???
今週の平日が朝早いの+アモロスレを復習しているので更新は少々お待ちいただけると幸いです
土曜か日曜には再開します。レス返しもその時にします

566 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/10(月) 19:42:25 ID:???
土日に更新すると言っておいて全然出来ず申し訳ありません
まだ時間がかかってしまいそうですが出来るだけ早く更新を再開出来るよう善処します

567 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/19(水) 21:54:00 ID:???

随分と時間がかかってしまいましたが本日から更新を再開します


>>560
この男を出す以上チャモロとのイベントは必須ですよね
>>562
基本やられ役でしたからね
>>563
実はまだ現行シリーズは読んでおりません。なので別の相手が出てくる予定です
>>564
カナディは他のスレで暴れてくださいまし

568 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/19(水) 21:55:02 ID:???

D:小田「デュエル……デュエル……」 ▼デュエルの世界に行き、某エルフの○士さんに出会います


矢車「……一つ聞きたいが、今これはどこに繋がっているんだ?」

鳴滝「実は適当に出したのでどこに繋がっているのか私にも分からないのだ」

 鳴滝の呼びだしたオーロラのような歪みについて矢車達がとりとめのない話をしていると、ここで彼らを予想外の事態が襲った。

小田「デュエル……デュエル……デュエル!!」

マッケンジー「なにィ」

 普段は全く存在感のない小田が突然意味不明な事を叫び始めると、猛然と歪みの中に突っ込んで行ったのである。

阿部瑠「小田! 一体ナニがあったんだ小田!」

松山「遂にイカれたか」

○池「ハァ……何が何だか分からないけどアイツを一人にするわけにも行かないか……」

 あまり扱いがよろしくないとはいえ小田も兄弟の一員。放っておくわけにもいかず矢車達もまた次元の壁をすり抜けて行くのだった。

569 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/19(水) 21:56:06 ID:???

 こうしてショッカーの地下都市から移動した地獄兄弟(+鳴滝と黒井)達。
 彼らがたどり着いた世界は、一見のどかな雰囲気の漂うどこかの田舎のような場所だった。
 ただ一点、おかしな所を挙げるとするならば――

影山「な、なんじゃありゃあ!?」

マッケンジー「竜が空を飛んでいる……他にも良く分からない生き物もいるな」

 そう、この世界では竜や幻獣、妖精のような生物たちが当然のように周囲をうろついていたのだ。
 予想以上にファンタジックな光景に一行が戸惑う中、ただ一人小田だけは一人興奮した様子で拳を握りしめる。

小田「……やっぱりそうだ。ここはデュエルの世界!」

剣「デュエルの世界? オ・ダ、なんだそれは」

松山「久々に人間の言葉を喋ったと思ったら訳の分からない事を……適当な事言ってると首をねじ切るぞ」

小田「ヒャメロー」

 辛辣な松山の様子に怯えながらも、久方ぶりにまともになった小田はこの世界について説明を始めた。
 曰くここは「デュエルの世界」と呼ばれる異世界であり、
「遊戯王デュエルモンスターズ」と呼ばれるトレーディングカードゲームの精霊たちが暮らす世界である、という事らしい。

570 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/19(水) 21:57:09 ID:???

小田「時空の歪みの向こうから何となくデュエルの気配を察知したからもしかしたらと思ったんだけど、
   さっき空を飛んでたモンスターを見て確信したんだ。ここは間違いなくデュエルの世界だよ」

○池「ハァ……小田、まさかお前にそんな能力があったとは……」

阿部瑠「そこまで詳しいって事は、小田もやっぱりそのデュエ○ストって奴なのか?」

小田「まあね。そこまで強くはないけど俺もデュエリストの端くれだよ。
   そうだ、ちょっとモンスターを召喚してみようか。この世界について詳しい説明もしてくれるだろうし」

 そう言うと、小田は左腕に「デュエルディスク」と呼ばれるカードを置く為の機械を装着。
 懐から一枚のカードを取り出すとデュエルディスクにセットした。

 ――その時、彼らは気付いていなかった。小田の元に灰の様な物が近づいている事に。

571 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/19(水) 22:00:54 ID:???

【分岐】
先着一名様で、

【ここの分岐で某キャラクターの能力が決定します→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ→『エルフの聖剣士』
ハート→『翻弄するエルフの剣士』
スペード→『エルフの剣士』
クラブ→『エルフの槌士』
JOKER、クラブA→『石仮面の吸血鬼ELF』



本日の更新は以上です。それではー

572 :森崎名無しさん:2016/10/19(水) 22:02:10 ID:???
【ここの分岐で某キャラクターの能力が決定します→ スペードQ

573 :森崎名無しさん:2016/10/19(水) 22:23:05 ID:???
乙でしたー、エル士さん新規カード出てたんだ

574 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/20(木) 20:55:36 ID:???
>>573
乙感謝です
やっぱり遊戯の手持ちっていうのは知名度で大分有利なんだなーと痛感いたしました

ここの分岐で某キャラクターの能力が決定します→スペードQ
→『エルフの剣士』


小田(ま、いきなり強力なの呼びだして制御不能とかになっても困るし、これで良いか)

 小田が召喚する事にしたのは「エルフの剣士」と呼ばれるモンスターカードであった。
 このカード、ぶっちゃけ弱いのだがその分いう事を素直に聞いてくれるだろうと判断しての選択である。
 そしてカードをデュエルディスクにセットするとカードが淡い光を放ち――

???『遂に……遂に私を召喚してくれる者が現れた! この時を待っていたぞ!』

小田「ナニィ」

 と、ここで突然小田のカードに空から突然大量の灰が降りかかった。
 するとカードから放たれていた光はどす黒く変色。直後、地獄兄弟一行の前に一人の男が出現した。

阿部瑠「ウホッ、いい男……」

 精悍な顔つきをした長耳の男は、恭しく小田に向けて一礼をする。

エルフの剣士「お初にお目にかかります。私はエルフの剣士、貴方のおかげでこうして復活する事が出来ました」

 本人が名乗った通り、どうやら男は小田の召喚したエルフの剣士に間違いないようであった。

575 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/20(木) 20:56:43 ID:???

マッケンジー「復活? どういう事だ?」

エルフの剣士「実は私は以前憎むべき魔王によって体を消滅させられ灰となっていたのです。
       辛うじて完全消滅だけは免れたのですが力が足りず、体を再生させる事も出来なかったのですが、
       そこの方が私のカードを召喚しようとしてくれたおかげで無事蘇る事が出来たのです」

○池「ハァ……魔王ときたか。どうやらこの世界も俺達の世界と同じく地獄に満ちているみたいだな……」

エルフの剣士「嘆かわしい事です。幸い魔王はもうこの世界には存在していないのですが、あの男によって様々な厄災がもたらされました」

 どうやら余程遺恨があるらしく、魔王について話すエルフの剣士は拳を握りしめ怒りを噛み締めている様子であった。

矢車「……」


行動を選択してください

A:矢車「魔王か……興味があるな。どんな奴なんだ」
B:矢車「お前の身の上はどうでも良い。この世界を案内しろ」
C:矢車「……所で俺もカードゲームを嗜んでいてな……少し俺のモンスターの相手をしろ」 ▼更に分岐します
D:その他

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

576 :森崎名無しさん:2016/10/20(木) 20:59:13 ID:c2QwUHGk


577 :森崎名無しさん:2016/10/20(木) 21:07:02 ID:+bupzLME
C

578 :森崎名無しさん:2016/10/20(木) 21:07:33 ID:+VX+/kiw
C

579 :森崎名無しさん:2016/10/20(木) 21:23:40 ID:???
矢車義兄さんは何でもできるんだ!

580 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/20(木) 21:35:15 ID:???
C:矢車「……所で俺もカードゲームを嗜んでいてな……少し俺のモンスターの相手をしろ」 ▼更に分岐します

矢車「……お前の身の上は分かった……所で話は変わるが、実は俺もカードゲームを嗜んでいるんだが……」

剣「なにィ、じゃあ兄さんもオ・ダのようにモンスターを召喚できるんだな!」

矢車「……まあそういう事になるな」

 普段通りの鉄面皮を装いながらも、矢車はどこかそわそわした様子で剣の言葉に頷く。
 どうやらエルフの剣士が出現したのを見て自分もやってみたいという童心が現れたらしい。

矢車「……という事で、だ。お前、少し俺のモンスターの相手をしろ」

エルフの剣士「え? はあ、別に構いませんが……」

小田(大丈夫か? エルフの剣士ってめっちゃ弱いんだけど。これなら切り札のインフェルニティ・デス・ ドラゴン呼んどきゃ良かった)

 突然の決闘(デュエル)開始にエルフの剣士と小田が戸惑う中、矢車は心なしか楽しそうに懐から一枚のカードを取り出した。


行動を選択してください

A:矢車は空気を読んだ。ゴキボールだ!
B:矢車は空気を読まない! レッド・デーモンズ・ドラゴンを召喚!
C:持ち主が死にかける事に定評のある光龍騎神サジット・アポロドラゴンだ! 小田「それバトスピ!」
D:その他

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

【補足・補正】
▼強い相手の方が勝負に勝った時のエルフの剣士へのボーナスが高くなります

581 :森崎名無しさん:2016/10/20(木) 21:41:29 ID:c2QwUHGk
D ウルトラマン べリアル
黒き王の祝福だ!灰すら残らないと思え!

582 :森崎名無しさん:2016/10/20(木) 21:41:49 ID:m11p6g4A
A

583 :森崎名無しさん:2016/10/20(木) 21:46:22 ID:bFpo+TWs
A

584 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/10/20(木) 22:13:53 ID:???
>>579
どんどん多芸になっていきますねw
>>581
オーブ見ている方がいて大変嬉しいとです


矢車さんは空気読める人!
といった所で今日はここまで
それではー

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