キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【せまる】ライ滝第三十六話【ヒューガー】

1 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/10(日) 01:19:57 ID:???

『キャプテン森崎』のスピンアウト作品。
色々あってサッカー部のない高校に入ってしまった滝一が世界平和の為に色々と頑張っているお話です。
基本的には本編と同じくカードを引いたり選択肢の中から皆さんに一つを選んでもらう事で進行していきます。
主人公が復活早々お悩み期間に入っていますがまあ特に気にせずいつも通りお付き合い下さいませ。

【これまでのあらすじ】
片桐にそそのかされ南葛高校への進学を止め独り立ちをした滝。だが入学した生田(仮)高校はサッカー部のない高校だった。
その後仲間を集めサッカー部を創部した滝は悪の組織と戦いながら練習を重ね、見事冬の高校サッカー選手権制覇を成し遂げる。
そして二年になった滝は県内のライバル達と合同合宿を行うが、それはギリアムの仕組んだ選抜試験を兼ねた物であった。
見事ギリアムの眼鏡にかなった滝はギリアムからこの世界に迫っている危機を伝えられ、彼の計画に協力を決意。
合宿に参加した者達からメンバーを選出し、新チームsingular Herosを結成するのだった。
が、インターハイ初戦と同時に攻めてきたショッカーの策略により滝は重傷を負い、生田(仮)も予選で敗れてしまう。
その生田(仮)を破り全国に駒を進めた鉄之城高校も準決勝で南葛高校に敗退、最後に栄冠を掴んだのは東邦学園であった。
といった感じで進んでいます。


さらに簡単なあらすじ
デューク「最後の最後でPKミスって負けたけど俺は悪くねえ!」
甲児「まあ実際お前の活躍大きかったけどその開き直りはどうなんだ」
ザ・サッカーカット「勝利を! 日向さんに!」
来生「あれ沢田じゃん」
反町「だよな」
日向「ククク、全国も制覇した。あとは怪人を量産して滝共をぶっ潰すだけだ」
滝「色々あり過ぎてちょっと自信なくしてきました」


【中の人のTwitterアカウント】(基本ニチアサの実況か特撮、アニメ、ゲームの話しかしてません)
https://twitter.com/ksahiopea5

67 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/17(日) 23:08:29 ID:???

 最後にサッカーの神は本人曰く正しいカーブシュートの蹴り方とやらが記された紙片を滝に渡すと、穴の中へと姿を消す。
 それと同時に穴は消え去り、その場は元のように何もないただの空間だけが残されるのだった。

滝「……とりあえず試してみますか?」

ギリアム「あ、ああ……そうだな」

 残された二人は紙片に記された蹴り方でカーブシュートの練習を開始。
 すると、今までの不調は何だったのかという程に滝は楽々とシュートを曲げる事に成功するのだった。

滝「……ギリアムさん」

ギリアム「……すまない。まさか俺の蹴り方がおかしかったとは……サッカーとは奥が深い物なんだな……」


▼オリュンポスショットの経験値が(22/32)になりました
▼練習で成果が出た事で滝の自信が少し回復しました


といった所で判定も選択肢もありませんが今日はここまでです
結果的にギリアムが残念な感じになってしまいましたが私は謝らない(土下座)
明日は神の練習描写と会話イベントをキチンと進めたいですね
それでは〜

68 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/18(月) 23:07:48 ID:???
なんだかめっさ書きあぐねている為ちょっと今日の更新は難しそうです
久々にキャラクターが好き勝手に動き回る現象を実感しております。なにこの子達……
明日には更新出来るよう善処するのでご容赦下さいませ



阿部瑠「別の世界でアニキと松山がせい人にクラスチェンジしようとしていると聞いて俄然漲ってきた。
    男は度胸! 何でも(ry」

69 :森崎名無しさん:2016/01/19(火) 20:53:11 ID:???
地獄兄弟に久々の新入りでマッハーくん加入ですか?笑

70 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/19(火) 23:54:08 ID:???
>>69
あいつら今不足してるの守備陣なのに攻撃的な選手ばっかり候補に上がって困ってますw


 こうして滝が今までの苦労はなんだったのかと言わんばかりの勢いでオリュンポスショットを完成に近づけていたいた頃。
 一面真っ暗闇の特訓用空間にやってきた神二人は予定通りポストプレイの練習に取り掛かっていた。

サッカーの神「説明しなくても知っとると思うけど、この空間ではウチら神はある程度の因果律なら無視する事が出来る。
       っちゅーわけで行くで。影分身の術!」

 その言葉を口にした直後にサッカーの神は煙に包まれる。
 そして次の瞬間、彼女は三人に分裂していた。
 しかし、一連の現象を目の当たりにしていた神の反応は実に冷ややかであった。

神「……そんな呪文唱えなくてもここなら分身くらい普通に出来るじゃん。なにやってんの?」

サッカーの神×3「「「うるっさいのう。雰囲気や、雰囲気。ノリの悪いネズミやでホンマ。
           まあええ。ウチが三人に分かれた理由は分かるな?」」」

神「センタリング上げる役と私の競り合い相手になる役とボールの受け取り手になる役の三人に分かれたって事でしょ」

サッカーの神×3「「「せや。分かっとるんなら話は早い。
           あんたもポストプレイの基礎はできとるみたいやし今は成功率を上げる為ひたすら実戦形式の反復練習や。
           ええな?」」」

神「オッケー。じゃ、頼んだ」

 こうして神は気合十分といった様子で特訓を開始する。
 しかし、それは過酷な戦いの幕開けでもあった。

71 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/19(火) 23:55:12 ID:???

サッカーの神(センタリング)「ほな行くでー」

神「よっしゃ来ーい!」

 打ち上げられたセンタリングに合わせ、ポストプレイをしようと飛びあがる神。

サッカーの神(クリアー)「位置取りが甘いわドアホウ!」

神「うわっと!?」

 そこはそれ流石にサッカーの神と呼ばれる存在。
 クリアー役のサッカーの神は容易く神から良い位置を奪い取ると、あっさりとボールをクリアーしてしまうのだった。

サッカーの神(クリアー)「ええか、ポストプレイっちゅうんはたた飛べばええんと違うで。
             いかに自分がボールを制しやすく、相手が動き辛い位置を奪えるかが重要なんや。
             今まではそのスイカみたいな無駄肉のおかげで野郎どもを怖気づかせてたみたいやが、ウチにそれは通じん。
             ちゃんと位置取りを意識して飛べるよう今からウチが勝負しながらアドバイスしたる。ええな?」

神「ん、よろしく。あと無駄肉言うな」

 こうしてある時は如何にクリアー相手より有利なポジションを取れるかについての指導を実戦形式で教わり。

神「行けぇ!」

サッカーの神(ストライカー)「行けってどこにボール行かせとんねんアホンダラ! ウチの足元に全然届いてへんわ!
               ポストプレイはただ近くに落とせばええんと違うで。ちゃんと受けての事考えてやらんかい!
               そのメロンみたいな無駄乳に栄養送っとる暇があるんやったら頭の方に栄養送りや!」

神「わ、分かったよ……あと無駄乳言うな」

 またある時はボールを落とす場所をきちんと考えるようダメ出しを食らったりしていた。

72 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/19(火) 23:56:16 ID:???

 こうして何かにつけて罵声を浴びながら練習をする事約十日(現実世界で約二時間)。

神「っていうかアンタ同性だからってセクハラ発言しすぎ! どこの女子高の生徒だっての!!」

サッカーの神(クリアー)「どわあっ!?」

サッカーの神(ストライカー)「おおぅ、ウチの利き足ドンピシャの所に落ちてきおった……」

 神は大体二回に一回程度の頻度でサッカーの神を押しのけてのポストプレイを成功させられるようになるのだった。

サッカーの神「よし、こんだけ出来れば上出来やな。時間的にも丁度ええし、ウチの特別指導はここまでや」

 この結果を受けたサッカーの神は満足げな表情を浮かべながら分身を解いて一人に戻り、練習の終了を告げる。

神「やっと終わった……何百回セクハラ発言食らったんだろ私……」

 約十日間もの間ひたすら練習に打ち込み続けていた神は当然疲弊しきっており、やれやれといった様子でその場にへたり込んだ。
 それと同じくして、サッカーの神もまた疲弊した様子で神の横に座り込む。

サッカーの神「ハァ……疲れたんはウチも同じや。こんだけハードな練習したんは久々やで」

神「あんがと。セクハラはともかくアンタのおかげで前よりチームの役に立てそうだよ」

サッカーの神「なんや、殊勝な事言うようになったのう。あんたに褒められるとむず痒くなるわ」

 神のお礼の言葉にカラカラと笑いながらそう返すサッカーの神。
 しかしそれも一瞬の事。彼女は突然神妙な表情を浮かべながら神の方へと顔を向けた。

73 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/19(火) 23:57:21 ID:???

サッカーの神「あんまり肩入れはせんようにしときや。
       今は特例っちゅー事で許しが出とるが、ウチらは本来下界にそう長い事滞在しとれん事は分かっとるやろ。
       仲間意識にしろそれ以外の感情にしろ、あんまり抱え込むと別れる時が辛うなるで。お互いにな」

神「……うん、そうだね。出来るだけ滝達とは割り切って付き合うよ。心配してくれてありがと」

 サッカーの神の忠告に神は少しの間沈黙した後、そう言って小さく微笑みを返す。
 勿論全然割り切れていない事は誰の目にも明らかであったが、それを口に出すほどサッカーの神も野暮ではない。

サッカーの神「(あーあ、こりゃ帰る時マジ泣きするわこいつ。こうなる前にさっさと連れ戻しとけば良かったかもなぁ……)
       ま、分かっとるならええ。ほんじゃウチはこのまま上に帰るさかい、ここでお別れや。滝によろしゅう言っといてや」

神「ん。またね」

サッカーの神「ほなな」

 そう言うとサッカーの神はスタスタと闇の中へと消えて行き、その場には座り込んだ神だけが残される。
 数分か数十分かはたまた数時間か。神は顔を俯かせながら延々とその場に座り続け、やがて彼女はゆっくりと立ちあがった。

神「……割り切れたら楽なんだけどね」

 今にも泣きそうな表情を浮かべながら、神もまたその場から去って行くのだった。


▼神の「上手いポストプレイ」の発動率が1/2に上昇しました

74 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/19(火) 23:59:32 ID:???
【2年目10月、交流フェイズ】


 そんなこんながあった練習終了後、ベンチで体を休めていた滝の元に神は戻ってきていた。

神「ただいまー」

滝「おう。練習の方はどうだったんだ?」

神「まあそこそこかな。滝の方は結構上手く行ったみたいだね」

滝「分かるのか?」

神「まあね。練習始める前より気持ち明るくなってるように見えたし。
  長い付き合いになるとそれくらい感覚で分かっちゃうもんなんだよ」

滝「へぇ(気のせいか? なんか神の様子がいつもと違うような……まあ気のせいかも知れんし、下手に突っ込んでも藪蛇かもな。
     さて、例によって残り時間で誰かと交流が出来そうだが……)」


交流したい選手を以下の中から一名選択してください

神、士、魁、剣崎、始、真司、キラ、ゼロ、マーベラス、天道、良太郎、巧
デューク、シン、ミライ、アラタ、甲児、刹那、ミスト、ドモン

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません


本日の更新はこれだけです
こんな流れですが別に神選ばなくても特になにも起こらないのでお好きな相手との交流を選んでくださいませ
それではー

75 :森崎名無しさん:2016/01/20(水) 00:14:05 ID:9R3z88Xs

乙でしたー

76 :森崎名無しさん:2016/01/20(水) 11:18:27 ID:meqwoaJc


77 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/20(水) 23:15:54 ID:???
>>75
乙感謝ですー




滝(……とりあえず神と話をするか)

 なんとなく普段と様子が違う神の事が気になったのか、滝はそのまま神との会話で時間を潰すことにするのだった。


A:滝「なんか様子が変だが、なんかあったのか?」
B:とりあえず揉む(どこをかはお察しください)
C:滝「……お前最近ちょっと太ったか?」 ビーバージョークで場を和ませつつ腹の肉を摘まむ
D:滝「しかしお前とサッカーの神、顔は同じなのに髪の長さとか体型は全然違うんだな。なにか基準でもあるのか?」
E:滝(よし、告ろう)
F:その他

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

78 :森崎名無しさん:2016/01/20(水) 23:22:58 ID:9R3z88Xs
A

79 :森崎名無しさん:2016/01/20(水) 23:31:34 ID:6+/6Wjfc
A

80 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/20(水) 23:51:36 ID:???

A:滝「なんか様子が変だが、なんかあったのか?」


 神に抱いた違和感の原因を突き止めるべく、滝はここで率直に疑問をぶつけてみる事にした。

滝「なあ、お前戻ってきてからちょっと様子変だがなんかあったのか?」

神「……え? 私の様子、変に見える? 気のせいじゃないかな」

 滝の指摘に神は一瞬表情を強張らせるも、すぐに笑顔に戻ると滝の発言を否定しようとする。

滝「お前がさっき自分で言ってただろ。長い付き合いになると相手の気分が感覚で分かるようになってくるって。
  俺だってお前の様子がおかしけりゃすぐに気付くっての」

 しかし、滝は神の言葉を一蹴した。
 その言葉を聞いた神はハッとしたような表情を浮かべると、それまでの作り笑いを止め儚げに微笑を浮かべる。

神「……そっか。滝も私の事、ちゃんと見ててくれてるんだ」

滝「それなりにはな。で、何があったんだよ」

神「それは……」

81 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/20(水) 23:53:49 ID:???

【分岐】
先着一名様で、

【カミングアウトしますか?→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ、ハート→神「私ね、Wユースが終わったらいなくなるんだ。多分もう二度と皆には会えない」
スペード、クラブ→神「ごめん、今は言えない。気持ちの整理がついたら話すよ」
JOKER→出たら考えます


といった感じで今日はここまで
基本能天気に生きていたい私的にはこの手のイベントは筆が進まなさすぎて困りますね。おのれJOKER分岐
それではー

82 :森崎名無しさん:2016/01/20(水) 23:59:42 ID:???
【カミングアウトしますか?→ スペード3

83 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/22(金) 22:36:02 ID:???

カミングアウトしますか?→スペード3
→神「ごめん、今は言えない。気持ちの整理がついたら話すよ」


神「……ごめん、私も今ちょっと心の整理がついてなくてさ。今はまだ言えないんだ。
  ちゃんと気持ちの整理がついたら話すから、それまで待っててくれないかな?」

 恐らく話すか話すまいか迷っていたのだろう。
 しばしの沈黙の後、神は申し訳なさそうに滝にそう告げるのだった。

滝「……ん、分かった。ただしあんまり抱え込み過ぎるなよ。
  きつい時は頼ってくれて良いんだからな」

神「(滝がそれ言っちゃうんだ。けど……)うん。頼りにさせてもらうね。ありがと」

 本人が言いたくない以上無理強いは出来ないと、滝はそれ以上の追及はせずただ無理はするなとだけ助言をする。
 これに対し色々抱え込んでるお前が言うなと内心で苦笑しつつ、神は小さく微笑みを返すのであった。


▼特に何も起こりませんでした

84 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/22(金) 22:37:28 ID:???

 そんなこんなで滝の周囲に小さな変化が起こる中、他の者達が何をしているかといえば――


【分岐】
先着一名様で、

【10月のピックアップ→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ→本郷「ここか。ショッカーが裏で絡んでいる施設というのは……」
ハート→ロベルト「今日からウチに入る事になったストラットだ。という事でジウ、お前ベンチな」
スペード→若林「レヴィンシュートだと? そんなもので俺の守るゴールは割れんぞ!」
クラブ→火野「出来たぞ! これが俺のトルネードシュートだ!」 ビクトリーノ(何故だかしらんが物凄く今更臭がする……)
JOKER→クライフォート「監督、(サブカルの聖地)日本で開催される大会に出場することになったというのは本当ですか!?」

85 :森崎名無しさん:2016/01/22(金) 22:39:59 ID:???
【10月のピックアップ→ クラブK

86 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/22(金) 23:40:08 ID:???
10月のピックアップ→クラブK
→火野「出来たぞ! これが俺のトルネードシュートだ!」 ビクトリーノ(何故だかしらんが物凄く今更臭がする……)


―ウルグアイ某所―

 二年後に迫ったWユース予選に向け、ウルグアイもまた着々と戦力の増強を行っていた。
 まずはJrユースにおいてベスト4まで進んだものの選手との関係の軋轢のあった前監督が解任。
 それに代わってキチガ……スパルタを体現したような老人、マチルダ尽之助が新監督として就任していた。
 過酷な練習で選手をぶっ壊す事が趣味と揶揄される事もあるマチルダであったが、選手達との関係は概ね良好であり、
前監督との不和によって代表選出がされなかった火野、ダ・シルバといった有力な選手が代表へと復帰。
 これによってビクトリーノのワンマンチームであったウルグアイは大幅なパワーアップを遂げていた。
 だがそれだけでWユースを勝ち抜けるとは誰も思っておらず、彼らは日夜過酷な特訓によって自らを鍛え続けていた。
 そんなある日の事である。

火野「うおおっ、行けぇ!!」

 ウルグアイを代表するストライカー、リョーマ・ヒノは世界に通じる必殺シュートを開発するベく日夜特訓に励んでいた。
 彼の新必殺シュートのコンセプト、それは回転の遠心力を利用してキック力を増強するという単純ながら強力な物である。
 自らの体を駒の様に回転させてシュートを放つ。
 言葉にすれば簡単だがその難易度の高さは言うまでもなく、彼はこれまで幾度となく失敗を繰り返していた。
 だが練習に練習を重ねていた火野は徐々にタイミングを合わせられるようになっており、
そして今日、遂に回転してからのキックでボールをジャストミートする事に成功した。
 火野の放ったシュートは凄まじい威力を発揮しながら飛んでいき、ゴールネットを突き破り後ろの壁に激突してようやく停止する。

火野「……やった! 出来たぞ! これが俺のトルネードシュートだ!」

87 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/22(金) 23:41:12 ID:???

 遂にシュートに成功した火野は諸手を上げて喜び、今の感覚を忘れない内に体に覚えさせようとボールを取りに駆け出す。

マチルダ「ほう、あれだけの特訓をしていただけあって中々の威力じゃな。
     これならばアルゼンチンとも互角以上に戦えるじゃろう。フフフ」

ダ・シルバ「凄ぇ、凄えよリョーマ! 今のシュートと俺やビクトリーノのドリブルが合わされば怖いもんなしだぜ!」

 完成したこの新シュート「トルネードシュート」を目の当たりにしたマチルダやダ・シルバが喜びを粟原にする中――

ビクトリーノ(なんだろう……確かに凄いシュートなんだけど物凄く今更臭がする。
       あとなんかあれだけでアルゼンチンに勝てる気も全然しない……なんでだ?)

 ただ一人ビクトリーノだけは本人にも良く分からない胸騒ぎを覚えるのであった。
 彼らが相川始の存在を知り、アルゼンチンが空前の超パワーアップを遂げていた事を身を持って体験するのはもう少し先の話である。


▼火野が「トルネードシュート」を習得しました



といった所で短いですが本日はここまでです
また明日、明後日は例年のように新戦隊のプレミア発表会を見に東京まで行くため更新は休ませて頂きます
ご容赦下さいませ
それではー

88 :森崎名無しさん:2016/01/23(土) 01:28:18 ID:???
遅すぎたトルネード乙でした

89 :森崎名無しさん:2016/01/23(土) 01:35:47 ID:???
今更気付いた女神(正しい意味で)乙でした。

90 :森崎名無しさん:2016/01/23(土) 16:58:50 ID:???
始が秘伝ディスクで二回転トルネードを覚えちゃったからなー
ライダーマン驚異の科学力

91 :森崎名無しさん:2016/01/25(月) 17:47:30 ID:???
超絶有望株を嫉妬で貶め敵に回してしまったヨロイ元帥とかいうクズ
なお自分は首領に見捨てられる模様

92 :森崎名無しさん:2016/01/25(月) 20:25:18 ID:???
ヨロイ元帥「ヨロイ元帥です…。最近、周囲の視線が厳しいとです…」

ヨロイ元帥「ヨロイ元帥です…。死神博士から結城を追い出した無能と言われたとです…」

93 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/25(月) 21:47:33 ID:???
>>88
存在を抹消されたドラゴンシュートも同じくらい無残だよね乙感謝です
>>89
本当なら気付くのもっと後だったのにおのれJOKER乙感謝です
>>90
おもいごうぎを連続強化したりあの時結城は神がかってましたね
>>91
組織内の派閥抗争なんでそこまでおかしい話でもヨロイ元帥が特別クズってわけでもないですよね
特別でないだけでクズなのは間違いないですし結果はご覧の有様なわけですが
>>92
ヒロシとか今何やってるんでしょうね

94 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/25(月) 21:48:46 ID:???

【2年目11月、練習フェイズ】


神「よーし滝! 今月も練習頑張ろう!」

滝「お、おう。
  (神の奴、先月の練習から相変わらず空元気全開って感じだし気にならないといえば嘘になるが……
   気持ちの整理がついたら話すって本人が言ってる以上余計な詮索はしない方が良いよな。
   ……さて、それはそれとして練習だ。今月はどうしようかね)」


行動を選択してください

A:今月もオリュンポスショットの練習をする
B:今月は他の技の練習をする
C:仲間の練習の指導をする

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

95 :森崎名無しさん:2016/01/25(月) 21:53:52 ID:GWuBcTfY


コツコツと努力あるのみ!

96 :森崎名無しさん:2016/01/25(月) 22:15:56 ID:vm0CPOCM
A

97 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/25(月) 22:23:34 ID:???

A:今月もオリュンポスショットの練習をする


滝「先月蹴り方を変えたおかげで以前よりもはるかに完成には近づいたはず。
  上手くいけば今日中に完成させるのも夢じゃないはずだ」

ギリアム「その意気だ。前回の練習でカーブシュート部分についてはほぼ完成した。
     今回からはより速度とキレを増す為の軽いドライブ回転をかける練習を開始する。
     それさえマスターすればオリュンポスショットは完成だ」

滝「はい!(神の事もあるしいつまでもウジウジしちゃいられないな。ここで完成させて見せる!)」


【分岐】
先着一名様で、

【目指せSGGK伝説粉砕その5→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで出た数値だけ経験値が溜まります
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります


【補足・補正】
▼現在のオリュンポスショットの経験値(22/32)

98 :森崎名無しさん:2016/01/25(月) 22:25:48 ID:???
【目指せSGGK伝説粉砕その5→ クラブ4

99 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/25(月) 22:35:35 ID:???

目指せSGGK伝説粉砕その5→クラブ4
=経験値+4

▼オリュンポスショットの経験値が(26/32)になりました


練習の描写は後で一括で行うので先に他のメンバーの練習を行います


練習を行わせたい選手を以下の中から一名選択してください

神、士、魁、剣崎、始、真司、キラ、ゼロ、マーベラス、天道、良太郎、巧
デューク、シン、ミライ、アラタ、甲児、刹那、ミスト、ドモン

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

100 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/25(月) 22:41:22 ID:???
投票途中ですが今日の更新はここまでにします
それではー

101 :森崎名無しさん:2016/01/25(月) 23:00:21 ID:O0qHCEB2
シン

102 :森崎名無しさん:2016/01/26(火) 10:34:16 ID:fMEUOVSc
シン

103 :森崎名無しさん:2016/01/26(火) 19:00:31 ID:???
森崎の腕を破壊したのはドラゴンショットだけ、というと
キャプ森だとなんとなくすごそうに聞こえる

104 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/26(火) 23:08:00 ID:???
>>103
確かにキャプ森基準だと恐ろしいシュートに見えますねw

シン


【覚えられる技と必要経験値。()内は現在の経験値/習得に必要な経験値量】

シン
ドリブル:なし
パス:フラッシュエッジ2(0/24)
シュート:高エネルギー長射程ビーム砲(0/16)
タックル:パルマフィオキーナの発動率上昇(24/48)
パスカット:なし
ブロック:ビームシールド(0/16)
せりあい:強引なせりあい(0/8)○

【補足・補正】
▼経験値が習得に必要な量の半分を越えると技フラグを獲得出来ます
▼()の後ろに○の付いている技は習得後発展、もしくは新技を習得できる技です
▼滝以外の選手は練習時カードの結果が×2されます



習得したい技能を以下の中から一つ選択してください

パス、シュート、タックル、ブロック、せりあい

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

105 :森崎名無しさん:2016/01/26(火) 23:12:42 ID:ExKI36z6
タックル

106 :森崎名無しさん:2016/01/26(火) 23:17:04 ID:UmG/Hmk6
タックル

107 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/26(火) 23:22:33 ID:???

タックル


【分岐】
先着一名様で、

【元祖ライバルキャラとして頑張れシン君→! card×2】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで出た数値だけ経験値が溜まります
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります



非常に短いですが本日の更新はこれだけです
それではー


どうでもいいですが私ハイネ専用デステニーってあんまり好きじゃなかったりします

108 :森崎名無しさん:2016/01/26(火) 23:26:49 ID:???
【元祖ライバルキャラとして頑張れシン君→ ハートQ ×2】

109 :森崎名無しさん:2016/01/26(火) 23:29:27 ID:???
さすが元祖ライバル、一発で達成するとは……やはり天才か

110 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/27(水) 22:00:09 ID:???

>>109
シンェ

元祖ライバルキャラとして頑張れシン君→ハートQ×2
=経験値+24
▼経験値が48に到達したので「パルマフィオキーナ」の発動率が1/2に上昇しました


【ランダムダム6→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで出た数値に該当するキャラクターを強化できます
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

【分岐表】(左側が赤スート、右側が黒スートとなります)
K、Q、J、10→投票で決定
9→魁/剣崎
8→真司/始
7→マーベラス
6→天道/巧
5→シン/ミライ
4→良太郎/アラタ
3→甲児/デューク
2→ドモン/刹那
A→ミスト
JOKER→ボーナス付きで投票

111 :森崎名無しさん:2016/01/27(水) 22:01:56 ID:???
【ランダムダム6→ ダイヤJ

112 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/27(水) 22:14:46 ID:???

ランダムダム6→ダイヤJ
=投票で決定


練習を行わせたい選手を以下の中から一名選択してください

神、士、魁、剣崎、始、真司、キラ、ゼロ、マーベラス、天道、良太郎、巧
デューク、ミライ、アラタ、甲児、刹那、ミスト、ドモン

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

113 :森崎名無しさん:2016/01/27(水) 22:27:14 ID:gEf+vuBY
アラタ

114 :森崎名無しさん:2016/01/27(水) 22:29:24 ID:7s+FsB+k
アラタ

115 :森崎名無しさん:2016/01/27(水) 22:29:43 ID:W7Sok7LA
ドモン

116 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/27(水) 22:48:00 ID:???
アラタ

【覚えられる技と必要経験値。()内は現在の経験値/習得に必要な経験値量】

アラタ
ドリブル:インビジブリーズ(8/16)○
パス:ドラゴンバレットの発動率上昇(0/24)
シュート:スカイダイナミック(12/24)
タックル:コンプレッサンダー(16/32)
パスカット:スカイックソードの発動率上昇(0/48)
ブロック:ディフェンストームの発動率上昇(16/32)○ ※スキル「超天装」習得後に発展技解禁
せりあい:レッドダイナミックの発動率上昇(0/48)
特殊:超天装【全能力+1、一部必殺技解禁。ガッツ消費1.5倍】(0/20)

【補足・補正】
▼経験値が習得に必要な量の半分を越えると技フラグを獲得出来ます
▼()の後ろに○の付いている技は習得後発展、もしくは新技を習得できる技です
▼滝以外の選手は練習時カードの結果が×2されます



習得したい技能を以下の中から一つ選択してください

ドリブル、パス、シュート、タックル、パスカット、ブロック、せりあい、特殊

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません


といった所で今日はここまで
それではー

117 :森崎名無しさん:2016/01/28(木) 00:50:11 ID:trclAlDk
特殊

118 :森崎名無しさん:2016/01/28(木) 00:51:24 ID:C8bvs9zQ
特殊

119 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/28(木) 21:32:11 ID:???

特殊


【分岐】
先着一名様で、

【究極の奇跡を起こせ!→! card×2】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで出た数値だけ経験値が溜まります
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

120 :森崎名無しさん:2016/01/28(木) 21:38:46 ID:???
【究極の奇跡を起こせ!→ スペードK ×2】

121 :森崎名無しさん:2016/01/28(木) 22:09:39 ID:???
さすがは天使、きっちり奇跡を起こしたな

122 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/28(木) 22:29:45 ID:???
>>121
練習の機会の少ないこの状況でシン共々一発習得は美味しい結果でしたね

究極の奇跡を起こせ!→スペードK×2
=経験値+26
▼経験値が20に到達したのでアラタがスキル「超天装」を習得しました


超天装(全能力+1、一部必殺技解禁)▼ガッツ消費1.5倍
※発動条件:自身が判定に2回完全敗北するか一失点で任意発動可

【超天装発動後に使用可能になる必殺技】
ミラクルゴセイダイナミック(シュート力+9、吹っ飛び係数2) ガッツ消費200(実質300消費)
スーパースカイダイナミック(近シュート力+4、吹っ飛び係数2)ガッツ消費120(実質180消費)
レッドブレイクがスーパーレッドブレイク(1/2でクリアー+5、吹っ飛び係数4)に変化



といった所で判定一度だけで申し訳ありませんが今日の更新は以上とさせて頂きます
明日、明後日はここ最近更新出来なかったしっかり更新するつもりなのでご容赦下さいませ
それではー

123 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/29(金) 22:34:03 ID:???

 選手権の予選間近ということもあり、この日の練習は非常に実りの多いものとなった。

シン「(滝の奴も色々苦労しながら頑張ってるんだ。将来胸を張って同じチームで戦う為にも、俺だってもっと強くなる!)
   食らえぇっ!!」

デューク「んあーっ!?」

 特に成長著しかったのは滝の事を好敵手と見ているシンであった。
 彼は苦しみながらも前に進もうとしている滝に負けじと特訓を重ね、今まで以上にタックルに磨きをかける事に成功したのである。
 ボールを逃さず捉え相手を吹き飛ばすパワフルなタックル、そして残像が見えるほどに研ぎ澄まされた高速タックル。
 この二つを完全に物にしたシンは、また一歩ボランチとして成長するのであった。

▼「パルマフィオキーナ」の発動率が1/2に上昇しました。
 これに伴い、シンの「強引なタックル」が消失しました。

 また、シンのように目に見える形ではないが、同じように劇的な成長を遂げていた者もいた。
 singular Heros空中戦の雄、アラタである。

アラタ「……」

 彼はグラウンド上で特に動く事もなく、目を瞑りながら一枚のカードを握りしめていた。
 金色の竜の頭部が描かれたそのカードはミラクルゴセイパワーカードと呼ばれる物であり、
戦闘中にアラタに力を貸してくれるミラクルドラゴンヘッダーと呼ばれる生物の力が宿ったカードなのである。
 アラタはその能力をサッカーにも応用すべく、ミラクルドラゴンヘッダーと心で会話を交わしているのだ。

124 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/29(金) 22:35:16 ID:???

 そうしてアラタが黙ったまま立っている事しばし。
 アラタはゆっくりと目を開き、それと共に彼の体は目には見えないが大きな力に包まれた。

アラタ「……ありがとう。大丈夫、サッカーで君の力を使って誰かを傷つけたりはしない。
    俺がしっかり使いこなして見せるよ」

 強大な自身の力が暴走する事に恐れを抱いているミラクルドラゴンヘッダーにそう優しく語りながら、アラタは拳を握りしめる。
 今ここに、アラタは新しい力を手に入れるのだった。


▼アラタがスキル「超天装」を習得しました。効果、発動条件は>>122を参照してください


 こうして仲間達が大きくパワーアップを遂げる中、
オリュンポスショット習得の為ドライブ回転を身に着けようとしていた滝はただ一人大いに苦戦をしていた。

滝「くそ、翼が手こずっただけあるな。ドライブ回転が思うようにかからねえ……!」

ギリアム「だが徐々にではあるが確実にドライブ回転はかかり始めている。いよいよオリュンポスショットの完成も見えてきた。
     後もう少しだ、焦らずに行くぞ」

滝「はい!」

 思うように成果を出せず舌打ちをする滝であったが、それでもギリアムの指示に従い黙々とシュートを打ち続ける。
 色々と思う所はあるが、何にしても今は練習をするより他自分に道はないのだ。
 半ばやけっぱちになりながらも、滝は以前に比べ明らかに前を向きながら練習を重ねるのであった。

125 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/29(金) 22:38:22 ID:???

【2年目11月、交流フェイズ】


士「どうやら少しはウジウジするのを止めたみたいだな」

滝「……ああ。まだ自信は持てないしショッカーの事とか神の事とか色々思うことはある。
  けど結局何もしなけりゃWユースで世界は滅びてお終いなんだ。やれるだけやる事にしたよ。
  それにオリュンポスショットも少しは形になり始めたしな」

士「そうか。じゃ、少しだけ完成を楽しみにしとくぜ」

 練習終了後、士と短く言葉を交わした滝はそのまま仲間達との交流に移った。


交流したい選手を以下の中から一名選択してください

神、士、魁、剣崎、始、真司、キラ、ゼロ、マーベラス、天道、良太郎、巧
デューク、シン、ミライ、アラタ、甲児、刹那、ミスト、ドモン

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

126 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 22:58:33 ID:UaWpaLPE
刹那

127 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 23:02:57 ID:lnhk8AkY
刹那

128 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/29(金) 23:19:49 ID:???

刹那


 今回は刹那と交流しようと決めた滝は、早速いつもの様に壁際に立っていた刹那に話しかける。

滝「刹那、ちょっといいか?」

刹那「ああ、構わない。何の用だ?」

滝「えーっと……」



A:滝「お前っていつも無愛想だけど、不安になったりテンション上がったりする事ってないのか?」
B:滝「前に話してたミライやゼロとの合体技の進歩はどうだ?」
C:滝「この後どこかに飯でも食いに行かないか?」
D:その他

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません

129 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 23:32:48 ID:lnhk8AkY
A

130 :森崎名無しさん:2016/01/29(金) 23:34:10 ID:LZeoHhmc


131 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/30(土) 00:00:11 ID:???

A:滝「お前っていつも無愛想だけど、不安になったりテンション上がったりする事ってないのか?」


滝「なあ、こう言うのは失礼だと思うけどお前っていつも冷静っていうか無愛想だよな。
  何かに不安になったりテンション上がったりする事ってないのか?」

 発言している本人の言う通り、全く持って失礼極まりない質問を刹那に投げかける滝。
 しかし、刹那は特に気にした風でもなくその質問に回答する。

刹那「俺も人間だ。当然感情的になる事もある。嬉しい事があれば笑ったりもするさ」

滝「あー、そういえば試合中もたまに叫んだりしてたもんな」

 カウンターシュートを放つ際に思いっ切り技名を叫んでいた事を思い出し、滝は刹那の言葉に納得する。
 と、今度は刹那から滝に向けて質問が投げかけられる。

刹那「逆に聞くが、一体何故そんな事を気にしたんだ?」

滝「へ? それは――」

132 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/30(土) 00:03:24 ID:???

行動を選択してください

A:滝「単純に興味本位です」
B:滝「いや、どうも最近色々自信がなくなってきててさ。メンタル強くする秘訣みたいな物を聞きたかったんだ」
C:滝「もっと熱くなれよって言いたかったので」
D:その他

先に二票入った選択肢で続行します
ID表示でお願いします。非表示ではカウント出来ません


といった所で今日はここまで
それではー

133 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 00:06:42 ID:UxJuXSO2
B
乙でしたー

134 :森崎名無しさん:2016/01/30(土) 01:11:25 ID:KZhrtCC2
B

135 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/30(土) 20:58:43 ID:???
>>133
乙ありがとうございます


ちょっと風邪引きそうな気配がするので申し訳ありませんが本日の更新は休ませて頂きます

136 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/31(日) 22:10:29 ID:???

B:滝「いや、どうも最近色々自信がなくなってきててさ。メンタル強くする秘訣みたいな物を聞きたかったんだ」


滝「お前も聞いての通り、どうも最近練習が上手くいかなかったり怪我したり色々あって自信がなくなってきててさ。
  いつも冷静なお前からメンタル強くする秘訣みたいな物を聞きたかったんだよ」

 滝から見た刹那という男は、常に冷静沈着で鋼の精神を持つ男のように見えていたのだ。
 そんな自信に満ちた刹那を参考にすれば自分も揺るがない精神力を身に着けられるのではないか。
 そう考えたからこそ、滝はここで刹那に接触を図ったのである。
 だが回答を聞いた刹那は改めて滝のイメージしていた刹那像を否定した。

刹那「俺はそんなに強い人間じゃない。悩みもするし、不安になる時もある。
   お前のように素直に口に出せない分、俺の方が弱い人間なんだろうな」

 刹那はそこで一度言葉を切ると、滝を見据えながら改めて口を開く。


【分岐】
先着一名様で、

【感情自体は豊富っぽいせっさん→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ、ハート→刹那「お前が俺になりたかったように、俺はお前のようになりたいといつも思っている」
スペード、クラブ→刹那「俺は変わる。お前も、変われるはずだ」
JOKER→出たら考えます

137 :森崎名無しさん:2016/01/31(日) 22:11:18 ID:???
【感情自体は豊富っぽいせっさん→ ダイヤ5

138 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/31(日) 23:13:37 ID:???

感情自体は豊富っぽいせっさん→ダイヤ5
→刹那「お前が俺になりたかったように、俺はお前のようになりたいといつも思っている」


刹那「お前が俺になりたかったように、俺はお前のようになりたいといつも思っている」

滝「え? 俺みたいに? なんでまた……」

 刹那から告げられた告白に、滝は目を丸くしながらそう返す。

刹那「さっきも言ったがお前は自分の抱いた喜びも不安も、感情を素直に表に出すことが出来ている。
   俺にはそれが出来ない。それが出来るほど他人に心を許す事が出来ていないんだろうな。
   お前は誰に対しても、自分自身に対しても常に本音を曝け出しているように俺には見える。
   そんなお前だからこそここにいる皆はお前に手を貸しているんだろう。
   俺にはそれがとても羨ましい物に見えるんだ」

滝「え〜っと、それって俺がいつも本音でペラペラ喋ってるのが羨ましいって事か?」

刹那「そういう事だ」

滝「……それ俺の事馬鹿にしてないか?」

刹那「そんな意図はない」

 暗に単純な奴と言われているのではないかと訝し気な表情を浮かべる滝だったが、刹那の方は至って真剣な表情であった。
 どうも本気で滝のそういう所を羨んでいるらしい。

139 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/31(日) 23:15:07 ID:???

滝「はぁ……つまり俺達、お互いに隣の芝生を青く見てたって事だな」

刹那「そうだな。だがそれでいいのかも知れない。
   他人の長所を理解し合い、自分の持っていない物を補い合う。それこそが仲間というものなんだろう」

滝「昔の南葛やJrユースの連中が聞いたら鼻で笑いそうな話だな。
  ……だけど俺もそう思うよ」

 かつての仲間達のように切磋琢磨(というにはやや過激であったが)しあう絆というものも確かに存在するだろう。
 だがsingular Herosに集った仲間達のようにお互いを信頼しあい相互理解、相互補完をしながら共に進んで行く。
 今の滝はそんな刹那達との絆をとても心地良い物だと思うようになっていた。
 そして滝の言葉を聞いた刹那は小さく笑みを浮かべると、滝に向けてこう告げる。

刹那「滝、俺達が立ち向かおうとしている相手は世界の歪みその物だ。
   今までも、そしてこれからも、挫けそうになる苦難は次々と降りかかってくるだろう。
   だがお前は一人で戦っているわけじゃない。俺も、他の仲間達もいる。一人で全てを抱え込む必要はないんだ。
   辛い時、苦しい時は俺達を頼ってくれればいい。皆そう思っている。それを覚えておいてくれ」

 そう告げると、刹那はその場から立ち去って行った。

滝「一人で全てを抱え込む必要はない、か……
  そうだよな。俺一人で何でもかんでも解決する必要なんてなかったんだよな。サッカーなんだから……」

 残された滝は刹那の言葉を反芻すると、肩の荷が下りたのか今までよりも晴れやかな表情を浮かべるのだった。


▼滝の自信が大幅に回復しました
▼刹那のスキル「イノベイター」の経験値が+10され、(10/20)になりました

140 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/01/31(日) 23:16:19 ID:???

デュークとかいうダイナマイトがいますがsingular Herosは基本的に仲良しこよしの激甘チームを地で進んで行きます
といった所で今日はここまで
それではー

141 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 02:23:22 ID:???
まぁでもデュークはデュークでこのチームに愛着はもっていると思うんだ…
なんだかんだ滝に懐いてはいるし乙です

142 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/01(月) 21:53:46 ID:???
>>141
滝「正直懐かれてもあんまり嬉しくない」
乙感謝です


今日は次の判定だけの更新となります。ご容赦下さい


【分岐】
先着一名様で、

【11月のピックアップ→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ→本郷「ここか。ショッカーが裏で絡んでいる施設というのは……」
ハート→ロベルト「今日からウチに入る事になったストラットだ。という事でジウ、お前ベンチな」
スペード→若林「レヴィンシュートだと? そんなもので俺の守るゴールは割れんぞ!」
クラブ→岬「君がアフリカのダイヤモンド、レイモンド・チャンドラー君だね。僕は岬太郎、よろしく」
JOKER→クライフォート「監督、(サブカルの聖地)日本で開催される大会に出場することになったというのは本当ですか!?」


それではー

143 :森崎名無しさん:2016/02/01(月) 21:56:33 ID:???
【11月のピックアップ→ クラブQ

144 :森崎名無しさん:2016/02/02(火) 07:34:06 ID:???
何だかんだで滝を中心にしたチームになりそうで何より
反面全日本の権力闘争が酷いことになりそうwww
日向が勢力増したり本編で森崎派だった三杉がカンピ入りでいなかったりとか
そしてきたない岬が暗躍しそうでさっぱり先が見えないwww

145 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/03(水) 22:13:13 ID:???
>>144
説明不足でしたが三杉はカンピ入りはしません。普通に全日本で戦う予定です
現状離脱確定なのは滝、新田、松山の三人ですね
翼がサッカーサイボーグになってたり日向がアレだったり全日本の権力闘争が酷くなりそうというのには同意いたしますw

11月のピックアップ→クラブQ
→岬「君がアフリカのダイヤモンド、レイモンド・チャンドラー君だね。僕は岬太郎、よろしく」


 時は半年以上前の全国高校サッカー選手権終了後。
 案外大した事ない戦績しか残せなかったにも関わらず大会ベストイレブン入りを果たしてしまった岬は、
周囲の視線に耐えられずスランプ状態に陥っていた。
 そんな彼は脱税と詐欺が発覚した岬パパに同伴し、アフリカはカメルーンへと高飛びをする。
 そしてカメルーンへと高飛び後、岬は人当たりの良さとJrユースの実績を武器にカメルーンのクラブチームへと入団していた。

岬「やあ。君がアフリカのダイヤモンド、レイモンド・チャンドラー君だね。僕は岬太郎、よろしく」

 クラブチームへ入団すると、岬は早速『アフリカのダイヤモンド』の異名で知られていたレイモンド・チャンドラーに接触。
 友好を育みコネクションを築くのと同時に、スランプによって錆び付いてしまったサッカーセンスを取り戻すべく猛練習に打ち込み始めた。
 そして時は過ぎ去り11月。アフリカの地で揉まれ続けた岬は――

146 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/03(水) 22:14:44 ID:???

【分岐】
先着一名様で、

【岬のパーフェクトパワーアップ教室→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ、ハート→アフリカ選手の強靭なフィジカルを翻弄するテクニックを手に入れていた
スペード→アフリカ選手と張り合える程の強靭なフィジカルを手に入れていた
クラブ→ブーメランシュートを完成させていた。それだけです
JOKER→岬「フィジカルとテクニック。両方極めなきゃいけないのがベストイレブンの辛い所だね」
クラブA→結局スランプから脱出できず案外大した事ないレッテルを張られていた

147 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 22:16:02 ID:???
【岬のパーフェクトパワーアップ教室→ スペードQ

148 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 22:19:07 ID:???
岬、間違った方向に進化していないか?

149 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 22:37:26 ID:???
イングランドのセンターハーフにでもなるつもりかな?

150 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 22:40:48 ID:???
そのうち、強引なドリブルを飛び越えてフレームドリブルを習得したりしてw

151 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 22:43:47 ID:???
せりあいとパスが強いなら、ポストプレイが厄介かな
確かに全日本は日向以外の誰かがFWになれると強いし(翼以外で)

152 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/03(水) 22:57:37 ID:???
岬のパーフェクトパワーアップ教室→スペードQ
→アフリカ選手と張り合える程の強靭なフィジカルを手に入れていた


岬「行くぞ、チャンドラー!」

 ある日の練習試合。
 ボールを受け取った岬は勇猛果敢にドリブルを敢行し、相手チームの要であるチャンドラーを突破しにかかっていた。
 今までの岬であればアーティストとも称される程の華麗なテクニックで相手を翻弄する場面。
 しかし岬が直進の手を緩める事はなく、彼は真っ向からスライディングタックルを放つチャンドラーと激突。

岬「悪く思わないでね」

 次の瞬間、岬のパワーに惜し負けたチャンドラーは盛大に宙を舞うのであった。
 そう、岬はこの半年以上を費やし、アフリカ人のフィジカルに真っ向から対抗できる程圧倒的なパワーを身に着けていたのである。
 今までの岬のプレイスタイルを知っている者からすれば驚愕物の変貌であるが、この方向転換には彼なりの明確な理由が存在していた。

岬(恐らくWユースで僕とレギュラー争いをする事になるのは翼君に滝、それに三杉君、松山。
  松山は微妙なラインだけど全員が全員フィジカルよりもテクニックやスピードを重視する選手だ。
  彼ら、特にブラジルでテクニックに磨きをかけるであろう翼君と同じ分野で張り合うのは余りにもリスキー。
  それならば僕は敢えてフィジカルを伸ばし、中盤において唯一無二の武器を手に入れる。
  危険な賭けではあったけど、アフリカ人と競い合れる今の環境に上手く適合出来たのは幸いだったね。
  これで少なくとも準レギュラー以上は当確だろう。フフフ)

 勿論ここまで漕ぎ着ける為に岬が文字通り血の滲むような練習を重ねたのは言うまでもない。
 しかし全ては将来全日本のサッカーを裏で牛耳る為。目的の為には手段を選ばず、必要であれば危険な賭けにも乗る。
 それが岬太郎という男の強さであるのだろう。
 こうして既に彼は以前の案外大した事のなかった男から大きく進化を遂げたのであった。


▼岬がパワー系の技を複数習得しました

153 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/03(水) 23:01:15 ID:???

 そんなこんなで新たな武器も手に入れ、比較的順風満帆な結果を出していた岬。
 最近は来年のジャパンカップまでに帰国するべく、自らを潔白としつつ親父をブタ箱に送るプランを練る程度の余裕も生まれていた。
 そんな彼の元に、ある日転機が訪れる。


【分岐】
先着一名様で、

【ウチの岬君はどうしてこう変な方向に進むのか→! card】

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードの絵柄で分岐します
【〜】が最初から最後まで正確にコピペされていない書き込みは無効になります

ダイヤ→ナポレオン「きみ、いいからだしているね。シャンゼリゼにはいらないか?」
ハート、スペード→岬パパ「太郎、大変だ。俺の居場所をK察に突き止められた」 岬(ええいまだプランを練り切っていないのに!)
クラブ→美子「きゃあーっ! 岬様を追ってカメルーンまで来たら急に目の前に大型トラックがーっ!」 岬「なにィ」
JOKER→ゾル大佐「きみ、いいからだしているね。ショッカーにはいらないか?」



といった所で今日はここまで
それではー

>>148
トランクス的な雰囲気を感じますね
>>149
リアルサッカーには疎いのですがフィジカルとテクニックを併せ持った選手って感じなのでしょうか
>>150
仮に覚えたらポブポブさんの影が薄くなりそうですね
>>151
岬君これでも基本的にはMF第一思考だったりします

154 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 23:03:09 ID:???
【ウチの岬君はどうしてこう変な方向に進むのか→ クラブ10

155 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 23:06:09 ID:???
おい岬www
最狂のネタキャラが爆誕しちまったよwww

156 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 23:11:46 ID:???
ここまで斜め上に逝くとは
ダメだこりゃ

157 :森崎名無しさん:2016/02/03(水) 23:43:48 ID:???
チャンドラーさんはここでも喋らせてもらえないのかwww

158 :森崎名無しさん:2016/02/04(木) 02:04:16 ID:???
結局何がしたかったんだコイツ・・・

159 :森崎名無しさん:2016/02/04(木) 06:38:53 ID:???
ポルナレフが過労死しちまいますがねwww

160 :森崎名無しさん:2016/02/04(木) 08:11:06 ID:???
おお、みさき。とらっくにはねられるとは、なさけない。

161 :森崎名無しさん:2016/02/04(木) 18:33:58 ID:???
いや、ほら、マッスル岬であればトラックにも勝てるかもしれん

162 :森崎名無しさん:2016/02/04(木) 18:46:52 ID:???
逆に考えるんだ
別に隼スルーしてもいいやと

163 :森崎名無しさん:2016/02/04(木) 19:00:37 ID:???
フィジカルとテクニックを兼ね備えた怪我がちの選手はビエリかな。

164 :森崎名無しさん:2016/02/04(木) 19:22:11 ID:???
まーたキレて診療所のイスとか怪我した足で蹴飛ばすのかな?
岬太郎よ永遠なれ

165 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/04(木) 21:29:10 ID:???
>>155
岬……恐ろしい子……っ!
>>156
最悪でもドロップアウトだけはしないので大丈夫です。タブンネ
>>157
本スレの事もあり、チャンドラーはこの方向以外のキャラ付け方法が思い浮かびませんでしたw
>>158
本人は全日本サッカーを裏から牛耳るつもりで必死だったんですけどね。どうしてこうなったのか
>>159
エンドレスあ、ありのまま(ry
>>160
みさきのぼうけんはまだおわらないのでみんなもおうえんしてね!
>>161
それこの先の分岐で採用しようかと本気で考えてましたw
>>162
所詮は岬ですしスルーしちゃっても良いんじゃないでしょうかね(問題発言)
>>163
後でググっててみますです
>>164
日向といい島津といいWY編の人ら色々蹴っ飛ばしすぎですよね

166 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/04(木) 21:30:13 ID:???

ウチの岬君はどうしてこう変な方向に進むのか→クラブ10
→美子「きゃあーっ! 岬様を追ってカメルーンまで来たら急に目の前に大型トラックがーっ!」 岬「なにィ」


 それは11月のある日の事であった。

???「遂に……遂に見つけたわ! 岬様ぁ〜!!」

岬「っ!?」

 早朝、いつもの様に練習に向かおうとしていた岬は、背後から大声で自分の名を呼ぶ声に呼び止められた。
 振り向いた岬が目撃したのは黄色い歓声を上げながら自分の元へと駆けてくる少女。
 彼女は一体何者なのか。どうやって自分の所在を突き止めたのか。
 分からない事は山ほどあったが、それ以上に岬を驚かせたのは(突然脇から現れた)岬パパの発した一言であった。

岬パパ「あ、あれはまさか……美子! 太郎、お前の異父妹の美子じゃないか!」

岬「な、なんだってー!?(っていうかその説明台詞はなんなんだい父さん!)」

 そう、岬に駆け寄ってきた少女の名は山岡美子。
 以前一度だけ写真で見ていた岬の異父妹であった。成程、言われてみれば確かに昔見た写真の面影がある。

美子「ずっと……ずっと会いたかった……!!」

岬(……そうか。自分に兄が居るって知って、会いたくてたまらなかったんだろうな……)

 一体どうやってここまで来たのかという疑問は残るが、どうやら彼女は自分と感動の再開をしにやってきたらしい。
 となればここは大人しくその筋書きに乗るべきだろうと、岬は駆け寄ってくる彼女を抱きとめる体勢に入る。
 ――が、そこで上手い事行かないのがこの世界の岬太郎という男の宿命であった。

167 :ラインライダー滝 ◆70dlk5OpP6 :2016/02/04(木) 21:31:48 ID:???

トラックの運ちゃん「しまった! うっかり脇見運転をしていたら目の前に飛びだしてきた少女を轢いてしまうコースに入ってしまったぞー!
          もうブレーキも間に合わない!」

美子「きゃあーっ! 岬様を追ってカメルーンまで来たら急に目の前に大型トラックがーっ!」

岬「なにィ」

 岬からの距離約10mほど手前。
 脇目も振らず岬に駆け寄っていた美子は、横から走ってきた大型トラックの射線上に入ってしまったのである。
 このままでは美子は数秒の後にトラックの餌食になってしまうだろう。
 その光景を目の当たりにした岬は、考えるより先に駆け出していた。
 打算で動く男とはいえ、目の前で妹が命の危機に晒されているのを黙って見過ごすほど岬の性根は腐っていなかったのである。

岬「うおおっ!」

美子「きゃっ!?」

 鍛え抜いた鋼の肉体の力もあり、岬は咄嗟に美子をトラックの射線上から突き飛ばす事に成功。
 しかしその代償に、今度は岬が大型トラックの射線上に取り残される。

岬「っ……!!」

 トラックは岬の目と鼻の先にまで迫っており、最早逃げる事も叶わない。
 果たして岬の運命は――

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