キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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屁理屈推理合戦withキャプ森
1 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2016/12/30(金) 03:30:43 ID:???
――この物語はどうせ幻想に決まってます。
キャプ森本編・外伝及び「うみねこのなく頃に」本編と関係有る筈もありません――。
※このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、「うみねこのなく頃に」とのクロスオーバー作品です。
※内容は、「うみねこのなく頃に」本編中の赤字&青字による屁理屈合戦(推理)ゲームを、独自の謎を使って行うものです。
「うみねこ」本編ストーリーの直接的なネタバレはありませんが、「うみねこ」本編の登場人物がスレに登場します。
※最初のエピソードだけ
>>1
が書きたいですが、それ以降は他の方も書けるようにしたいとか考えています。
☆出典☆
【うみねこのなく頃に】屁理屈推理合戦スレ@wiki
http://www19.atwiki.jp/herikutu/
513 :
森崎名無しさん
:2017/08/26(土) 23:53:42 ID:???
「『閂の扉』の閂は元々飾りであり扉を密閉できるものではなかった」
514 :
森崎名無しさん
:2017/08/26(土) 23:54:13 ID:???
『閂は飾りであり、閂を外さなくても扉は開く』
515 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/26(土) 23:56:22 ID:nPx5i6AA
>>513-514
@閂の扉の謎、魔女側リザインです。描写は少しだけお待ちください。
516 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 00:01:02 ID:???
初撃のジャブが軽ければ軽いほどこの後の謎への不安が大きくなるなぁ……
517 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 00:17:14 ID:???
>>513-514
森崎「……とは言ったが、前言撤回。この問題は楽勝だったな」
ミアータ「ウフフ……ブフフフ……グヒヒヒィフヒィ……だったら、さっさと青でも何でも出しちゃいなさいよ。
ストラットみたいに、もっと早く出しちゃって」
森崎「汚ねぇ下ネタほざくんじゃねえ。……簡単な言葉遊びを仰々しく引っ張りやがってよ。
閂の扉の謎はこうだ。『閂は飾りであり、閂を外さなくても扉は開く』……だろ?」
ミアータ「ふふふ……リザインね。【閂の扉には、巨大な閂がドアノブに”かかっていた”】だけなんだもの。
【ドアノブ自体に鍵は無いから、閂がかかっていようがいまいが、誰でも何時でも中庭に出入りできる】。
これが、第一の謎。『閂の扉』の真実よォ……?」
ドーーンッ、バギイイイッ!
ミアータが赤く宣言したのと、森崎が青き弾丸を振り下ろしたのは同時だった。
鋭く鋭利な一撃は、『閂の扉』という仰々しい名前で彩られた幻想を粉々に粉砕し。
ガチャッ。ギイッ……
単なるドアノブ式の古扉は、何の障害も無く容易に開く。
そして次に見えたのは、真っ白な雪に覆われた中庭に、『離れの祠』へと続く一筋の足跡。
ミアータの謎の第二段階、一筋だけの足跡の謎が、森崎の前に立ちふさがっていた。
518 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 00:24:58 ID:Lxl+GgP6
ミアータ「【ロビーと離れの祠を繋ぐ中庭には、ストラットの足跡しか存在しない】
【足跡を付けずに、雪の積もった中庭を歩く事は不可能】
【ゲーム開始時からゲーム終了時まで、雪は常に積もっており、天気は晴れていた】
……ほぉら、とってもシンプルな謎でしょう?
足跡を付けずに、雪の積もった中庭を歩く事は不可能。
だけど、ゲーム開始時からゲーム終了時まで、雪は常に積もっており、天気は晴れていた。
だから、足のついたニンゲンが、ストラットの部屋がある離れの祠に入るのは不可能。
『私は魔女だから、蝶々の姿になって、ストラットの部屋まで飛んで行った』んだけどね?
……あんたは、これもニンゲンとトリックで説明できるって言うのおぉ?」
森崎「ああ。……さっきとは趣向が違いそうだが、でも簡単だ。何故なら、俺はかつまで諦めないからな。
いわゆる勝率100パーセントってヤツだ」
ミアータ「あっははははははははは何ソレクッソつまんなぁぁぁああああいいっ!
ストラットみたいにもっと面白いジョーク言いなさいよぉぉおおおおおくおらぁぁぁああっ!
こっちは愛する恋人喪って鬱状態なんだぞおぉぉぉぉぉおおおらァァッ!?
お前に分かるか!?!?!?!!? 大好きな人を失った悲しさをよォォォオォオ〜〜〜ッ!?」
森崎「自分で殺したくせに、よく言うぜ! さっさとくたばりやがれ!!
(……とは言っても、今のままじゃ無限に仮説が思い浮かぶな。まずは可能性を絞っていくか)」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
※現在は、A足跡の謎についての出題をしております。
B内側からの施錠に関する復唱要求・青き真実は保留にされる可能性があるので、
ご了承をお願いいたします。(ゲーム全体に関わる内容であれば、GM判断で復唱等を行います)
519 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 00:27:52 ID:???
『ミアータはストラットの足跡の上を歩いて部屋に侵入した』
520 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 00:33:00 ID:???
「離れの祠までにはストラットの足跡以外の跡は存在しない」
「ミアータは離れの祠に行くのに、スキーやソリなどの道具を使用していない」
521 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 00:38:16 ID:Lxl+GgP6
>>519
『ミアータはストラットの足跡の上を歩いて部屋に侵入した』
森崎「まずは軽いジャブだ。『ミアータはストラットの足跡の上を歩いて部屋に侵入した』」
ドオオオオンッ!
ミアータ「うふふ……【ストラットの足跡は、すぐに彼の足跡だと視認できた】!
そして、【他人の足跡の上を歩いた場合、下にあった足跡は誰のものか不明とみなす】!
発想は悪くないけれど、言い当てのレベルで貴方の負けね?」
>>520
森崎「だったら復唱要求だ!
「離れの祠までにはストラットの足跡以外の跡は存在しない」
「ミアータは離れの祠に行くのに、スキーやソリなどの道具を使用していない」!」
ミアータ「ええ、良いわよ。
【離れの祠までにはストラットの足跡以外の跡は存在しない】
【ミアータは離れの祠に行くのに、スキーやソリなどの道具を使用していない】!
ほらほら、もっと来てよぉ。ストラットみたく激しくさぁ……うふ、うふ、うふふふひひひひひィッ!」
森崎「誰が来るか、魔女め! 俺の攻撃を食らえ!」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
※現在は、A足跡の謎についての出題をしております。
B内側からの施錠に関する復唱要求・青き真実は保留にされる可能性があるので、
ご了承をお願いいたします。(ゲーム全体に関わる内容であれば、GM判断で復唱等を行います)
522 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 00:44:31 ID:???
『ミアータは周りの雪で全ての足跡を隠した後、ストラットの靴を使いストラットの足跡を雪につけた』
523 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 00:52:58 ID:Lxl+GgP6
>>522
A足跡の謎、魔女側リザインです。描写は少しだけお待ちください。
524 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 00:53:11 ID:???
「閂の扉から離れの祠までは、5m以上距離がある」
「中庭に空からヘリなどが入ることはできない」
「ミアータが中庭に入ってからストラット殺害まで、30分以内である」
525 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 01:28:14 ID:Lxl+GgP6
>>524
森崎「復唱要求、「閂の扉から離れの祠までは、5m以上距離がある」
「中庭に空からヘリなどが入ることはできない」
「ミアータが中庭に入ってからストラット殺害まで、30分以内である」」
ミアータ「ええ、良いわよ。復唱してあげる。
【閂の扉から離れの祠までは、5m以上距離がある】……と言ってもまあ、10メートルくらいかしら。
離れの祠はそんなに広くて大きな建物じゃないし。
【中庭に空からヘリなどが入ることはできない】……ちなみにサービスすると、
【中庭の広さは、ちょっとした公園くらい。25メートル四方位】で、
【離れの祠の広さは、中庭の真ん中から、4〜5メートル四方位】よ。
【ミアータが中庭に入ってからストラット殺害まで、30分以内である】。
中庭も、離れの祠も、そんなに広々とした場所じゃないからね」
526 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 01:32:20 ID:Lxl+GgP6
>>522
森崎「『ミアータは周りの雪で全ての足跡を隠した後、ストラットの靴を使いストラットの足跡を雪につけた』
――これでどうだ!」
ミアータ「そうねぇ……ちょっと正確じゃないけどリザイン、しちゃおうかしら。
あ、ちなみに正解は私、【ミアータはストラットがいつも履いてる靴と寸分違わぬ靴を着用していた。
足跡が一筋とは赤で記載が無い以上、ペアルックの靴で普通に祠へと向かった】……よ?
フフフ……恋人同士なら、ペアルック位同然だものね。
脳味噌脊椎心臓生殖器全てがペアルックにするのが、私の目標だったもの……ふききききっ!!」
森崎の気迫あふれる青に対し、ミアータは……存外にあっさりと敗北を認めてしまう。
第一の論点の時はまだ分かった。一つを落としても、相手にはまだ二つも駒があるのだから。
しかし、今の論点でも落とすのは流石に不味いのではないか。
森崎「……そんなに自信があるのかよ。第三の謎に」
ミアータ「うふふ……さあ、どうかしら」
そのため、畢竟、森崎は警戒する。第三の謎――内側からの施錠の謎の難易度に。
そうだ。これまでの謎が簡単だったのはきっと、ここで森崎を罠にハメる為である。
だからこそ、森崎は警戒して彼女から赤を切り出そうとするのだが……。
527 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 01:37:35 ID:Lxl+GgP6
ミアータ「じゃあ、第三の謎についての赤、出すわね。
【離れの祠の扉は、内側から施錠されていた】
【離れの祠の扉を施錠したのは、ストラットである】
……この辺りは良いわね? そして……
【ストラットによる施錠直後からストラットの死体発見時まで、離れの祠は、
ベアトリーチェの密室定義を満たす】わ。
なお、【ベアトリーチェの密室定義とは、 内外の出入りが一切隔絶された室内を指す。
当然、内外からの一切の侵入・脱出は愚か、干渉もできない。
それは包括的に、隠し扉の否定、外部干渉の余地一切の否定を含む、という定義を指す】わよ」
森崎「……?(ん? 案外平凡だな。まあ確かに、【ベアトリーチェの密室定義】が出て来たのは、
いよいよもって強固な密室だって事なんだろうが……)」
想像していたよりは、当初に提示された赤き真実が平凡だ。
勿論それは、様々な仮説を想定して戦わなくてはならないという困難も意味してはいるが、
決して解けぬ事の無いような問題にも見える。
528 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 01:38:52 ID:Lxl+GgP6
************************************
ベアト「……! こ、この謎は……!? あいつめ、何たる業を使いおる……!」あ
ワルギリア「これまでの単純なトリック問題も、これまでの幻想描写も。
全ては、この問題の為の布石だったのですね……」
ニネー「ちょ、ちょっとどういう事よ。私、このゲーム初心者なんだから、教えてよ!」
ベアト「ああ失礼、ニネー卿。……妾達は、ただただ関心しておったのだ。
このゲームを作りし魔女にな」
しかし、実際にゲームに取り組む森崎を後方から支援(応援だけだが)していた、
上位世界の魔女たちは、真相を知るが故に舌を巻く。
ワルギリア「ニネー卿。この謎自体は、決して難しいものではありません。
むしろ、かなりシンプルかつ単純な問題です。
恐らくは、これ単品での出題であれば、すぐに正答が飛んで来るでしょう」
ニネー「単品での出題であれば……つまり、これまでの問題が、
この問題を複雑にしている、っていう訳?」
ベアト「正確には、この問題だけでない。このゲーム盤全てだ。
……少々大袈裟に言えば、これまでのゲーム盤での描写・謎解き。
これら全てが、今、森崎に出された謎の為の壮大なる前フリであったと言えるだろう」
狭苦しい、6畳一間位の大きさの祠で、驚愕のあまり目を見開いた死体
――心臓には蛇竜・レヴィアタンを模した装飾の杭が刺さっている――を観測しながら、
ベアトは深く溜息をついた。
529 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 01:40:14 ID:Lxl+GgP6
ニネー「勝てるの? 森崎君は……?」
ベアト「分からぬ。ヤツの諦めの悪さ故、ほぼ負ける事は無いと思うし、
案外一発で解けてしまう可能性も無きにしもあらずではあるが……。
それでも、絶対の保証はできぬ」
ニネー「そ、そんなァ……」
魔女の中ではゲーム盤への理解が低いニネーは、森崎の安否が気が気でならない。
そんな彼女を優しく包み込むように、最年長のワルギリアが言う。
ワルギリア「大丈夫です。今の森崎くんならば、決して勝てない相手じゃありませんから。
ですから、貴女も信じてあげてください。ほっほっほ……」
ニネー「そうよね……。森崎君は、ハンブルグ戦もそうだけど、西ドイツ戦も、
サンパウロ戦も、紅白戦も、そしてブラジル戦も。全部の試合に諦めず、
最後まで戦い続けたんだものね。諦めんと言ったら、諦めん!」
森崎の名言を口にしながら、ニネーは、上位世界の魔女たちは森崎を応援し続ける。
彼が黒き魔女の眷属に打ち勝ち、この世界に安定を取り戻してくれるように……。
************************************
530 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 01:49:02 ID:???
森崎「(何はともあれ、まずは整理だ。今回の赤は……)」
森崎は復唱要求や仮説の提示に先立って、今回の謎に役立てそうな赤を見つくろう。
それは、たった今ミアータによって提示された赤だけではない。
これまでのゲームで出て来た赤にも、有益な事実は記載されている筈だ。
森崎はそう思って、関係しそうな赤字を纏めたところ、以下の通りとなった。
【ストラットは離れの祠で、ミアータにより殺害された】
【離れの祠の扉は、内側から施錠されていた】
【離れの祠の扉を施錠したのは、ストラットである】
【ストラットによる施錠直後からストラットの死体発見時まで、離れの祠は、ベアトリーチェの密室定義を満たす】
【離れの祠の広さは、中庭の真ん中から、4〜5メートル四方位】
【当スレ
>>496
にある平面図が正しい事を保証する】
【ミアータが中庭に入ってからストラット殺害まで、30分以内である】
森崎「(とりあえずは、この程度か……? 本当に有益なものと、単なるノイズとは分ける必要があるだろうが。
まずはこの辺りの事実を鑑みた上で、いくつか当たってみようか……)」
――勿論、今の時点で革新的な事実は思い浮かばない。
しかし、これらを繋いでいけば、絶対の真実にだって辿り着ける筈なのだ。
そう思いつつ、森崎は――嫉妬の力を帯びた、第三形態のミアータと対決することとなった。
531 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 01:57:08 ID:???
……と、言ったところで今日のゲームはここまでにします。
明日は早めの時間(目標20時〜)にゲームを再開したいと思います。
復唱要求や青き真実があれば、次の再会時にまとめて回答等したいと思っていますので、
今の時間帯でも書き込み等頂ければ幸いです。
>>516
@とAは簡単め、Bは難しめになる事を想定していました。
Bについては、適度に苦戦しつつギリギリ勝てる程度の難易度を目指していますね。
……と、言いつつ一発リザインの可能性も捨てきれませんがw
それでは、本日はご参加いただき誠にありがとうございました。
532 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 01:58:04 ID:???
「ミアータは離れの祠の中でストラットを殺害した、もしくは致命傷を負わせた」
「離れの祠の扉が施錠されたとき、中にいたのはストラットだけである」
「ゲーム上で登場する離れの祠は一つだけである」
乙です
533 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 03:22:57 ID:???
いやまさかとは思うけど・・・
「死んだストラットは間違いなくイタリアのFWであるチェザーレ・ストラット本人である」
534 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 12:33:54 ID:???
「ストラットの死因は毒殺である」
535 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 20:04:48 ID:Lxl+GgP6
こんばんは。ゲーム盤を再開します。
まずは復唱要求を出していただいている、
>>532
→>534さんへの回答から始めます。
>>532
乙ありがとうございます!
あと、遅い補足ですが、
>>502
さんが配慮して頂いた『閂の扉』『離れの祠』につきまして、
GMはこれを固有名詞を表すものとして書いていました。
ですが、復唱要求等するとややこしいので、ゲーム上においては、『』の有無は問わない事とします。
(そのため、普通に閂の扉、離れの祠、で『』は付けずに復唱要求等して頂ければ構いません)
536 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 20:11:31 ID:Lxl+GgP6
>>532-534
森崎「まずは第一の晩の打ち残しだ。復唱要求!
@「ミアータは離れの祠の中でストラットを殺害した、もしくは致命傷を負わせた」
A「離れの祠の扉が施錠されたとき、中にいたのはストラットだけである」
B「ゲーム上で登場する離れの祠は一つだけである」
C「死んだストラットは間違いなくイタリアのFWであるチェザーレ・ストラット本人である」
D「ストラットの死因は毒殺である」!」
ミアータ「五つもあるのね? いいわぁ、答えてあげる。
@については、既存の赤を補強する形で応えるわね。
【ストラットは離れの祠の中で、ミアータにより殺害された】!
Aについて、そうね。こう答えようかしら。
【ストラットが離れの祠を施錠した時、ミアータの姿は祠のどこにも見えなかった】。
つまりは、中にはストラットしか居なかったという事よねぇ?
Bは少しだけ表現を変えるわ。
【離れの祠は、一つしか存在しない】。より強い表現にしてあげる。
Cはそのまま復唱ね。
【死んだストラットは間違いなく、イタリアのFWであるチェザーレ・ストラット本人である】
Dについては、ハッキリとこう言ってあげるわね。
【ストラットの死因は、アイスピックのような杭での刺殺による失血死】
煉獄の七杭には、どんな密室だって通用しない。最高に素敵な家具だわぁ……くすくす」
森崎「メルヘン女め。……何が煉獄の七杭だ。単なるメイドインアメリカの、土産物じゃねーか。
待ってろよ、俺が必ずテメエのハラワタをぶちまけてやって……お前の幻想を否定してやる!」
537 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 20:12:40 ID:Lxl+GgP6
Episode 4 Catenaccio of the golden witch 〜黄金の魔女の閂〜 第二の晩 開始
−魔女の出題(幻想描写は
>>488-492
)−
【ストラットは離れの祠で、ミアータにより殺害された】。
しかし、
@【ロビーから離れの祠に通じる扉には、閂がかかっている】
A【ロビーと離れの祠を繋ぐ中庭には、ストラットの足跡しか存在しない】
B【離れの祠の扉は、内側から施錠されていた】
すなわち、ストラットの死体は、@閂、A足跡、B内側からの施錠という、巨大な三重密室の中にあった。
魔女側はこれを、『愛憎の魔女ミアータが魔法で扉をすり抜け、魔法で空を飛んで中庭を超え、
魔法で壁をすり抜け祠へと入り、魔法の家具の力でストラットを殺害した』と、主張する。
人間側は、「魔女の魔法」以外の方法により、今回の状況を再現できる仮説を提示し
(仮説は、【赤き真実】に抵触しないこと)、以て魔女の主張を否定する必要がある。
なお、【今回限りの特別ルールとして、人間側は@の魔法から順番に謎を解く必要がある】。
−ルールまとめ−
・人間側(=参加者)は、魔女(=GM)に対し、「復唱要求(=事実の確認)」および、
『青き真実(=魔法を否定するための仮説)』を放つ事ができます。
(復唱要求ならば、要求したい内容を「」に入れて書き込みを。
青き真実ならば、事件の一連を示した内容を『』に入れて書き込みをしてください。)
・魔女は、参加者の「復唱要求」に対し、【赤き真実(=絶対的な事実)】にて復唱することができます。
ただし、魔女は「復唱要求」に応ずる義務はなく、応じない理由を示す義務もありません。
・魔女は、参加者の『青き真実』に対し、【赤き真実】にて否定する義務があります。
否定の方法は魔女の裁量に委ねられますが、ここで『青き真実』を否定できない場合は、魔女の敗北となります。
・人間側は、魔女の【赤き真実】に対し、打ち出せる『青き真実』が出なくなった場合、
リザイン(=投了)を表明することにより、敗北となります。
538 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 20:13:58 ID:Lxl+GgP6
〜これまでの赤字〜
※これまでに出ていた内容と、誤解が無いよう書き方を変える・統合する場合があります。
※今回は問題が3問あるため、
>>1
の判断で今の問題(B内側からの施錠)に関する赤を抽出しています。
(
>>530
のまとめから、
>>532-534
の復唱要求と、事件現場全体に関する赤を追加しています)
−ストラットについて−
【ストラットは離れの祠の中で、ミアータにより殺害された】
【ストラットの死因は、アイスピックのような杭での刺殺による失血死】
【ミアータが中庭に入ってからストラット殺害まで、30分以内である】
【ストラットが離れの祠を施錠した時、ミアータの姿はどこにも見えなかった】
【死んだストラットは間違いなく、イタリアのFWであるチェザーレ・ストラット本人である】
−離れの祠について−
【離れの祠の扉は、内側から施錠されていた】
【離れの祠の扉を内側から施錠したのは、ストラットである】
【ストラットによる施錠直後からストラットの死体発見時まで、離れの祠は、ベアトリーチェの密室定義を満たす】
【離れの祠の広さは、中庭の真ん中から、4〜5メートル四方位】
【離れの祠は、一つしか存在しない】
−事件現場全体について−
【当スレ
>>496
にある平面図が正しい事を保証する】
【閂の扉から離れの祠までは、5m以上距離がある】
【中庭の広さは、ちょっとした公園くらい。25メートル四方位】
【中庭に空からヘリなどが入ることはできない】
539 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 20:16:12 ID:Lxl+GgP6
森崎「(設問自体はいたってシンプルなんだが……どうにも、全てにおいて不気味で不自然だ。
まるで、魔女の手のひらの上で踊らされているような。
……くそっ、とにもかくにも、まずは攻めるだけだ!)」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
540 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 20:27:53 ID:???
「ストラットは多重人格者ではない」
541 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 20:30:57 ID:???
「ストラットは離れの祠に入った際に視力を失っていた」
542 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 20:35:10 ID:Lxl+GgP6
>>540
森崎「復唱要求、「ストラットは多重人格者ではない」!」
ミアータ「応じるわぁ、【ストラットは多重人格者ではない】!
『犯人は多重人格者』、なーんてどっかのクソザコ四流ミステリーみたいな
クッソツマラナイ真相にするわけなぁいじゃないぃぃいいぃ!?」
森崎「ちっ、ダメか。……それだけ言っといてクソみたいな真相だったら、張っ倒してやるからな」
>>541
森崎「復唱要求、「ストラットは離れの祠に入った際に視力を失っていた」!」
ミアータ「復唱拒否ね。……でも、そうしたら『ストラットは盲目だったため、
密室に潜むミアータに気付かず殺された』なーんて青を出して来そうだから、
事前に答えてあげるわ。【ストラットの視力は正常】! あっはははははは!」
森崎「この辺りの質問も想定済み、ってか……! 成程確かに、1問目や2問目とはレベルが違いそうだな」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
543 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 20:37:24 ID:???
「ストラットは刺された後に離れの祠の扉を施錠した」
544 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 20:43:01 ID:Lxl+GgP6
>>543
森崎「復唱要求、「ストラットは刺された後に離れの祠の扉を施錠した」!」
ミアータ「復唱拒否。理由は……とくになーし。だって、青き真実じゃないと、赤を出してあげる義務なんてないし。
どうしても気になるんだったら、青で推理を構築してみればぁ?
それが正しいとは限らないけどね……ウフフ、フヒ、ぐふふぶひぐふうぇぉおおァァッ!?」
森崎「(魔女は下品かつ謎な笑い方をしないといけないってルールでもあるのか……?
しかし、アイツの言う事も最もか。復唱要求に応じるのはあくまで魔女のサービス。
真実を煙に巻く為か、それとも単なる気紛れか。その理由は分からんが、仕方ねぇか……)」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
545 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 20:51:12 ID:???
『ミアータは変わり身の術の要領で祠の中に潜んでいた』
546 :
545
:2017/08/27(日) 20:53:02 ID:???
訂正
『ミアータは隠れ身の術の要領で祠の中に潜んでいた』
とりあえず書いてみた程度のやつで誤字るととても恥ずかしい……
547 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 20:53:19 ID:???
『ストラットはミアータに刺された後に離れの祠の扉を施錠した。
そのあと失血死で死んだ』
548 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 20:59:20 ID:???
>>545
森崎「復唱要求が飽きたってんなら、そろそろお望みの青を出してやるぜ。
『ミアータは隠れ身の術の要領で祠の中に潜んでいた』!」
カッ! ドオオオオオオオンッ!
ミアータ「うふふ……面白い青ね。でも私はニンジャじゃないのよ。
【ミアータの身体能力は一般的な成人女性と同じ】
【隠れ身の術及びそれに準ずる隠密術は、一般的な成人女性には使用不可】!
これで切れてると思うけど更に、サービスで赤を出してあげるわ。
【祠の中には、人間が隠れられるような家具Xは存在しない】、
家具Xとは、通常のホテルの客室にある、ベッド、クローゼット、机椅子類を指すわ!
つまり、祠の中に隠れ潜む事は土台無理、って訳よねぇ……うふふふふ!!」
シャキーンッ、ズバァッ、バシュウッ、ズドンッ!
ミアータは森崎の青にひるまず、むしろ待っていたと言わんばかりの様子で叩ききる。
赤き短剣を自在に操り、踊るように森崎の青き弾丸を砕いていった。
549 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 21:00:00 ID:???
「離れの祠にはミアータがストラット殺害のために仕掛けたトラップXは存在しない」
550 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 21:07:16 ID:Lxl+GgP6
>>546
さん、了解です。とりあえずでもどんどん書いて頂ければ幸いです。
魔女にとって、青は必ず切らないと行けない分、
赤を出すのは魔女の裁量次第な復唱要求よりも赤が出やすいというメリットがあります。
>>547
森崎「もう一発だ、『ストラットはミアータに刺された後に離れの祠の扉を施錠した。そのあと失血死で死んだ』!
密室殺人では良くあるパターンだが、有効な筈だ。どうだッ!?」
ミアータ「うっふふふふふ……! 良いわねモロサキ。ストラットの0.00000000000001倍素敵だわぁッ!
でもざぁんねぇん。【離れの祠の扉を施錠した時、ストラットは傷一つなく、健康体だった】!
つまりッ、あんたの仮説は一掠りもしてないってわけぇぇぇええぇぇぇぇぇッ!!」
ドオオオオオオオオオンッ、キンッ!
森崎の二発目の青も同様だった。この内容は一度復唱要求を拒否されているため、
真実につながる為のヒントが隠されていると思われたが……実際は、魔女の気まぐれだったのだろう。
森崎「(……やっぱり、今までのベアトやソリマチ卿とは違う。このゲーム盤は、謎だけじゃねぇ。
これを出題する魔女の実力も、これまでより数段上だ! 油断しては、こっちがやられちまう!)」
551 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 21:11:41 ID:Lxl+GgP6
>>549
森崎「基礎的な確認だ。復唱要求、「離れの祠にはミアータがストラット殺害のために仕掛けたトラップXは存在しない」!」
ミアータ「ええ、応じるわ。【離れの祠にはミアータがストラット殺害のために仕掛けたトラップXは存在しない】!
このトラップXには、直接的な殺害装置だけでなく、眠りガスや催眠装置など、
間接的にストラットを死に追いやるようなトラップも含まれるわ。
だってそうでしょ? 愛するからこそ、この私が手ずから殺してあげなくちゃ、失礼だものね……あはははッ!」
森崎「(装置殺害の線も消されたか……マジで一体、アイツはどうやって殺したんだ。
そしてそもそも、隠れ潜むような家具も技術も無いってのに、アイツはどうやって密室に入り、脱出したんだ?
謎ばかりだが、一つひとつ、整理していくしかないな)」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
552 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 21:14:50 ID:???
『ミアータは変装して自身を別人だと偽りストラットと共に祠に入り、ストラットを殺害した』
553 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 21:16:58 ID:???
「ゲーム上のミアータとは、今目の前にいるミアータ本人である」
554 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 21:21:27 ID:Lxl+GgP6
森崎「『ミアータは変装して自身を別人だと偽りストラットと共に祠に入り、ストラットを殺害した』!
これはどうだ!」
ミアータ「あはははっ、面白い面白い面白い面白い面白くなぁぁあああああああああぁぁぁあいいいッ!
【ストラットは変装していても、ミアータの事を間違えない】!
当たり前だろうが糞チビハゲ童貞ぃぇえぇぇいぇごるるるるあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁッ!!
私とストラットは愛し合ってるんだぜぇえええッ、ストラットが私の事を間違えるわけ、
ねぇだろぉぉぉおおがよおぉぉいおおおおおおおおおおおううらぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
ドオオオオオオオオンッ! バギイイッ!
ミアータ「はぁ、はぁ、はぁ……。ま、【ストラットは一人で離れの祠に入った】んだから、
そもそも共に祠に入り、って時点で間違ってるんだけどね」
森崎「(こいつ……狂ってやがる! これが魔女の力の影響か……。
まあ、根暗な常識人の反町ですら魔女化した時はイケイケだったんだから、
想定内と言えんでもないが……)」
555 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 21:29:59 ID:Lxl+GgP6
>>553
森崎「復唱要求、「ゲーム上のミアータとは、今目の前にいるミアータ本人である」」
ミアータ「う〜ん、今目の前に居る私は魔女で、ゲーム上のミアータも魔女なんだから、
当然復唱したいんだけど……これはダメね。だって、”ステイルメイト”になっちゃうもの」
――魔女のゲームにおける『ステイルメイト』。すなわち千日手による引き分けとは、
赤字で、【自分こそが魔女である】【魔法は実在する】と宣言する事を指す。
※GM註:上の行にある魔法肯定の赤字は、今回のゲーム盤に適用されません。念のため。
こうなると、人間側である森崎には何の反論の余地も無くなるのだが、
赤で一方的に魔法の実在を示された人間側は納得する訳がない。しかし抗弁できない。
その結果は――ゲーム盤の永久停滞。要するに、引き分けである。
よって、ミアータはこの赤に応じられない。
ミアータ「だから代わりに、こう宣言してあげる。
【犯人のミアータは間違いなく、ストラットの恋人であるミアータ・コリーニ本人である】。
あんたがどんな青を構築したいのか分からないけど、これが分かれば十分でしょ?」
森崎「……分かったよ。だったら、もう一度考え直してみるか」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
556 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 21:33:36 ID:???
『離れの祠の扉と言う名の扉が別にあり、離れの祠自体の入り口は施錠されていなかった』
557 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 21:34:14 ID:???
『離れの祠は二階建てであり、ミアータは二階に潜んでいた』
558 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 21:43:25 ID:Lxl+GgP6
>>556
森崎「こんな言葉遊びはどうだァ!?
青き真実、『離れの祠の扉と言う名の扉が別にあり、離れの祠自体の入り口は施錠されていなかった』!」
カッ、ドオオオオオオオンッ!
ミアータ「無駄ァ、【離れの祠の入り口、即ち扉は、確かに施錠されていた】!
つまり、【離れの祠の扉という名の扉は、別に存在しない】ッ!」
シャキーンッ、ズバァッ、バギイッ!
>>557
森崎「じゃあこれはどうだ!『離れの祠は二階建てであり、ミアータは二階に潜んでいた』」
カッ、ドオオオオオオオオオンッ! ――キイインッ!
ミアータ「【離れの祠は、1階しか存在しない】! これは、祠内には天井で区切られた上部スペースは無いという事であり。
すなわち【離れの祠には、ストラットの死体が発見された部屋しか存在しない】と言う事ね。
さあ、どう? そろそろ苦しくなって来たんじゃなぁい?」
森崎「ぐっ……!(いや、……まだ諦めるな。少しずつ、真相は見えて来てる筈なんだ!
後は、そのゴールに向かって走り続けるだけ……!)」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
559 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 21:46:21 ID:???
『ストラットはミアータ・コリーニと名付けた人形にアイスピックを持たせ、そのアイスピックで自らを刺した』
560 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 21:52:01 ID:???
『祠内は完全な暗闇であり、ストラットはミアータの存在を視認できなかった』
561 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 22:10:11 ID:Lxl+GgP6
>>559
森崎「分かったよ、密室にミアータが入り込める余地はないとしてだ。青き真実!
『ストラットはミアータ・コリーニと名付けた人形にアイスピックを持たせ、そのアイスピックで自らを刺した』
これなら、ミアータが入れなくてもストラットは死ねるよなァ!?」
ミアータ「ストラットが私をオカズに自殺してくれるなんて超嬉しいんだけどォ、残念ッ!
【ストラットは他殺】!【名前を付けた人形に凶器を持たせ自害する方法は、自殺とみなす】!
だから、この青は通じないわァァアアッ!」
>>560
森崎「じゃあこれだ、『祠内は完全な暗闇であり、ストラットはミアータの存在を視認できなかった』!」
ミアータ「【祠内に居るストラットの周囲には、充分な照明があった】。
だから、ミアータの存在を視認できないとは言えないわねぇッ!?」
ドオオオオオンッ、ドオオオオオオオオオオオオンッ!!
キイイインッ、バシュッ、ザシュウウッ!
――青と赤が激しく入り乱れても、愛憎の魔女――ミアータ・ベアトリーチェは全く怯む様子を見せない。
それは真の余裕なのか、それとも核心に至りかけた青の存在を隠すポーカーフェイスか。
……狂った笑顔を振りまく彼女の真意を、森崎は読み取れない。
森崎「(大丈夫だ。俺の方向性は間違っていない筈。後は、発想の勝負だ。
これまで出された赤を掻い潜る、必殺の青がある筈なんだ……!!)」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
562 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 22:16:25 ID:???
『ストラットはミアータと名付けたアイスピックを持った第三者により殺害された』
563 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 22:25:43 ID:Lxl+GgP6
森崎「……青き真実!『ストラットはミアータと名付けたアイスピックを持った第三者により殺害された』」
ドオオオンッ、バシュウウウウッ!
ミアータ「【B内側からの施錠の謎の部分について、ストラットとミアータ以外の第三者Xは存在しない】!
Bに限定したのは、@の閂の扉で、支配人さんが外れていた閂をかけ直したからよ。
【支配人が閂をかけ直した部分以外について、第三者Xの関与はない】と言い換えても良いわね。
そう。この世界は私とストラットの二人きり! 私とストラットこそが新世界のアダムとイブなのよッ!」
森崎「(ちょっと理屈が分からないが、赤は分かった。……チッ、可能性は順調に狭まっている筈なんだが、
後一歩が思いつかねぇ……一体どうやって、ミアータは密室に潜んでいたんだ?
隠れられる家具類は無い。隠密の技術は無い。二階とか別の部屋の可能性も潰された。
……他に、何か方法があるのか? どうやっても、ミアータは密室に存在できないんじゃないのか?)」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
564 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 22:39:53 ID:???
『ストラットは記憶を失っており、ミアータをミアータと認識できなかった』
565 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 22:44:10 ID:???
「
>>496
にある平面図の離れとは離れの祠のことである」
「ストラットは一人しか存在しない」
566 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 22:49:01 ID:Lxl+GgP6
>>564
森崎「青き真実。『ストラットは記憶を失っており、ミアータをミアータと認識できなかった』!」
ミアータ「既出の赤、【離れの祠の扉を施錠した時、ストラットは傷一つなく、健康体だった】!
そして、【記憶喪失状態は、健康体では無いとみなす】!
ほらほらほらほらァ? 私がどんどん消えていく。魔女の魔法で消えていくのよォォッ!?」
ドーーーンッ、ガキインッ!
森崎「くそっ………またかよッ!」
567 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 22:53:31 ID:Lxl+GgP6
>>565
森崎「復唱要求。「
>>496
にある平面図の離れとは離れの祠のことである」
「ストラットは一人しか存在しない」」
ミアータ「応じるわ。【
>>496
にある平面図の離れとは離れの祠のことである】
【ストラットは一人しか存在しない】。……さあ、これでどうッ!」
森崎「ああ……満足したぜ(様々な可能性が赤で潰されてしまった。
これこそが魔女の閂(カティナチオ)。あらゆる形でのミアータの存在可能性を否定する、
ガチガチに塗り固められた赤き真実の集合体!
謎はシンプルなのに、頑としてゴールを崩せねぇ……くそっ、どうすればいいんだ!?)」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
568 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 23:02:50 ID:???
「離れの祠の扉は一つだけである」
「ストラットが離れの扉を施錠したのは一回だけである」
569 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 23:06:24 ID:???
あ、「ベアトリーチェの密室定義を満たす」から
>>568
の一つ目はありえないのですね
すみませんでした
570 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 23:09:17 ID:Lxl+GgP6
>>569
さん、そうですね。『離れの祠には隠し扉があった』
『扉が二つ以上あり、もう一つの扉は内外に自由に出入り可能』とかは、
【ストラットによる施錠直後からストラットの死体発見時まで、離れの祠は、ベアトリーチェの密室定義を満たす】
で、切れると思います。赤字が増えては面倒なので、二つ目のみ復唱要求します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
森崎「(ダメだ。まずは前提となる情報を集めなくては!)
復唱要求!「ストラットが離れの扉を施錠したのは一回だけである」ッ!」
ミアータ「認めるわァ!
【ストラットが離れの扉を施錠したのは一回だけである】
まあどうやっても、この私の黄金の赤き真実には敵わないんだけどねッ!
うふふ、くふふふふひひぃぎひゃぁぁぁあはっはっはっはァアッ!」
森崎「黄金の赤き真実って、何色だよ……! まあ良い。
今は少しでも、これまでに出て来た赤字の中から、
ミアータが密室に存在し得る可能性を推理しなくちゃな……!」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
571 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 23:26:46 ID:???
今のうちにアナウンスですが、本日のゲームは24:00までにしたいと思います。
それまでに答えが出ない場合は、上位世界の魔女達(ベアトやワルギリア)によるヒントコーナーと、
これまでの赤字を纏めて、明日に持ち越しにしたいと思います。
ただ、明日が仕事の都合で更新できないかもしれないので、その時は夕方18時頃までに連絡します。
572 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 23:29:26 ID:???
『ストラットはもう一人のミアータに殺害された』
573 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 23:40:56 ID:???
>>572
森崎「畜生……だったらこれは!? 『ストラットはもう一人のミアータに殺害された』!」
ドオオオンッ!
ミアータ「ダメね! 【ミアータは一人しか存在しない】!
これはつまり、【ミアータ本人以外の誰もが、どの存在もが、ミアータの名を名乗る事は許されない】
と解釈して良いわよ。さっき出てた【ストラットは一人しか存在しない】も同様に考えて良いわァ!」
――キィィィン、ズバッ!
ミアータがもう何十本目になるか分からない短剣を出現させて、弾丸を縦に切り刻む。
……にも関わらず、彼女は一切の疲れや焦りを見せない。
その姿は、まさしく閂。カティナチオという機構の具現するがごとく、
彼女は森崎の攻撃の全てを受け止めきっていた。
森崎「畜生……アイツは、無敵なのか……!?」
ミアータ「だから言ってるじゃなァアアァァァッい! 私が魔法で密室に入り!!
それからストラットを殺して、魔法で密室を抜け出したんだってばァァァアァァァァァァァァッ!
魔法魔法魔法まほうッ! さっさと屈服すれば言いのにさァ!? くすくすくす……!」
森崎「(……いや。そんな事は無い。ある筈が、無いんだ……!)」
――この窮地に来て、森崎は宿敵の口癖を思い出す。
『ゴールを奪えないゴールキーパーなど、この世にいるわけがない』。
それと同じで、リザインを取れない魔女など、この世に居る訳が無いのだと。
森崎はそう奮い立たせて、次の青を紡ぎ出そうとする。
574 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 23:51:52 ID:???
『離れの祠の扉の鍵は外側からも開けることができた』
575 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 23:51:57 ID:Lxl+GgP6
森崎「(密室破りについては、単純だ。『ミアータはストラットよりも先に密室に入り、そこで潜んでいた』。
と言えればそれで終わりだ。だがしかし、魔女はそれだけでは許してくれねぇ。
この問題の真の論点は、核心はそこじゃないんだ。
『ではミアータはストラットを殺してから死体が発見されるまで、どこに潜んでいたのか?
どこにならば、あるいはどのような方法を取れば、ミアータは存在する事が出来るのか?』
……ここについて、これまでの赤で抵触しない方法を探し出して突く。
これが、アイツに勝てる唯一の方法だ。だが……)」
……だが、それが難しいのだ。森崎がおよそ考え得る青き真実は、出し尽くした。
そしてその全てを、ミアータは確実に、赤き真実で潰し続けて来た。
ならば、一体何を手掛かりに、次の青を出せば良い?
森崎「(……そう。手掛かりは、きっとある筈なんだ)」
――魔女はきっと、単なる読み当て合戦を森崎に強いてはいない。
これまでの赤から、あるいは幻想描写やその前置きの一端から、ミアータがどこに存在し得て、
そしてストラットを殺し得るかが、示されている筈なのだ。
森崎「何がカティナチオだ。そんなものは……この俺が……凌辱する!」
ミアータ「ウフフ……出来るモノならやってみなさいよぉおおおぉぉぉッ!
ストラットみたく! 解いてみなさいよ! この『メガロゾーン密室』を!
『カティナチオマステリーウィッチ』の、私が作った謎をぉおおおぉぉッ!!」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
576 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/27(日) 23:53:59 ID:Lxl+GgP6
>>574
森崎「うおおおおおっ! 『離れの祠の扉の鍵は外側からも開けることができた』ッ」
ミアータ「無駄ァァァァァッ! 【離れの祠の扉の鍵は施錠時、外側からは開錠不可能】ッッ!」
森崎「そ……それがどうしたぁぁぁぁぁぁっ! まだまだ食らえぇぇぇぇぇえッ!」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
577 :
森崎名無しさん
:2017/08/27(日) 23:56:45 ID:???
「ミアータは人間である」
578 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 00:00:40 ID:St1n+F7s
>>577
森崎「復唱要求、「ミアータは人間である」ッ!」
ミアータ「復唱を拒否するわ! だって私は魔女なんだもの! だけど、代わりに宣言してあげる!
【この事件には人間以外の一切の動物X及び自律機械Xは関与しない】と!
勿論、魔女と魔法は例外だけどねぇぇぇえぇぇぇぇぇッ!!」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
579 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 00:07:16 ID:St1n+F7s
…と、言ったところで今日のゲームはここまでにします。
ミアータ消失の謎が大分煮詰まってしまいましたが、
今回の謎の核心及びトリックのコアはここにあるので、諦めず青を出して頂ければ幸いです。
(どうしても難しければ、その旨コメントしてください。ヒントの量を増やす等措置を取ります)
これからヒントコーナーや赤字まとめを投下するので、暫くお待ちください。
580 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 01:32:46 ID:St1n+F7s
************************************
〜上位世界・黄金郷の魔女のテラス〜
ニネー「ちょ、ちょっと……森崎君が押されてるんだけど、大丈夫なんでしょうね……?」
ベアト「自らが駒が苦境に立って不安な気持ちも分かるが、落ちつくのだニネー卿。
……とはいえ、こりゃあいよいよもって強敵だなァ、あのミアータって魔女」
ワルギリア「魔女として初めてゲーム盤を運営しているのだとは思えない程、
彼女の腕は冴えわたっています。
主要な論点を隠し、鋭い青字には絶妙な赤で返し、決して焦りを見せない。
……そして、それ以上に、今回の密室幻想は堅牢です」
ベアト「【ミアータは、ストラットよりも先に密室に入っていた】。
――『如何にして密室に入ったか?』の謎は、この赤で半分が解けるが、魔女は元よりこの部分は捨てている。
そして、密室幻想の半分以上を打ち破っても尚、もう半分にして今回のゲーム盤の核心の謎。
……『如何にして密室に潜んでいたか?』については、ほぼ破られておらぬ。
閂の扉と足跡の謎も含めて、多くの謎を犠牲して、最後の幻想を完璧に守護しておるのだ」
ワルギリア「サッカーにおけるカティナチオとは、単にハイレベルなDFを並べるだけでは成り立たない。
選手間の緊密な連携と、それを指揮する選手が居て、初めて成り立つ物と聞いています。
……そうですよね、ニネー卿?」
ニネー「……魔女のゲームとは関係ない、私のゲーム盤的なノリで今回の謎を説明すると、
ミアータの消失の謎というジェンティーレ君級の謎を、
閂の扉とか足跡みたいなバサレロ君とかトリノ君……イタリアユースのモブDF級の小さい謎がサポートし。
その全てを、カティナチオマステリーであるヘルナンデス君――魔女が、全体の実力を底上げしてるような。
そんな風に取れるのかしらね。……うう、話しているとイタリア戦の悪夢が蘇って来た。
松山くん、あんたはなんでそんな所でクラブAを引いてくるのよぉ……ぶるぶる」
581 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 01:34:14 ID:St1n+F7s
ベアト「ふうむ。妾はサッカーには疎いが、まさしく今回の謎はニネー卿のゲーム盤における、
イタリア戦を再現している、とも言えるのかァ。……で、敵が強いのは分かったけどよォ。
結局森崎は、どうやってこの壁を乗り越えるんだ? ジェンティーレをロジックエラー疑惑でレッドカードにするとか?」
ワルギリア「そうですね。……繰り返しますが、今回の謎の焦点は、『ストラットの殺害前後、ミアータはどこに隠れていたか?』です。
隠れられるような秘密の扉、家具類、別の部屋類は全て赤で否定される中、
彼女は果たして、どこに存在し得るのか? ……これを証明できない限りは、『魔女は魔法で霞となっていた』、と
主張されても仕方がありません」
ベアト「手掛かりが見つかんないんだよなー。今回のゲーム。赤を掻い潜るって言っても、
そもそもの赤が多すぎるし。お師匠様だったら、どうやって解く?」
ワルギリア「さて。私でしたら……『チェス盤思考』を用いるでしょうかね」
ニネー「あっ、それ聞いた事あるわ。自分と相手が対峙してるチェス盤で、自分と相手の立場を入れ替えたら、
次に敵が打つべき手が見えてくる……ってヤツでしょ?」
ベアト「つまり、今回の場合、『自分が魔女ミアータの立場だったら、どのような真相を、どのような手がかりの下に配置する?』
……って感じかァ。となると……ほうほうふむふむ。妾は少し分かった気がするぞ」
ニネー「ちょっと待って……んー。私も分かったような、気がする。
――つまり、敵は森崎君を心理的ミスリードに嵌めたい訳だから……。
敵としては、心理的ミスリードを招くような描写や赤を沢山振りまきたい筈だわ!」
582 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 01:37:21 ID:St1n+F7s
ワルギリア「良い考え方ですね、ニネー卿。そして、……それこそが、このゲーム盤の真髄であり、最も恐ろしいポイントです」
ベアト「うむ。普通の魔女なら、赤き真実や幻想描写でニンゲンを煙に巻く。しかし、彼女は違う。
彼女は――このゲーム盤の、文字通り全てを使って森崎を欺きにかかっておるのだ。
たった一つのミスリードを招く為だけに、この舞台を作ったのだと思うと……この妾とて、戦慄すら走る」
ニネー「この舞台ってのは、山奥の古めかしいホテルの、その更に古めかしい離れの小屋で殺人が起きたってヤツ?
それで一体何を心理的にミスリードするって言うんだったら……成程、そういう事か」
ワルギリア「ええ。……ベアトの言う通り、今回の魔女は非常に周到で、非常に悪質です。
ニンゲンへ善意を振りまいていると見せかけて、それすらもミスリードの材料に使っている。
……本当に、恐ろしい魔女です」
ベアト「森崎……そして、森崎を応援してくれるウイッチハンター達よ。
妾達からは、推理の助けとなるよう一つの赤を贈ろう。
【ミアータは、ストラットよりも先に密室に入っていた】。
……これは、今回の謎のハラワタであるが、これのみを青で示しても、魔女はビクともしないであろう。
故に、魔女は一体どのようなミスリードを狙い、その結果どこに隠れ果せたのかについて。
その部分の青を、そなた達で示してやるのだ。これまでの赤字と共に、今一度推理を練るが良い。
――妾が言えた立場ではないが。森崎を、この世界を、頼む……!」
ワルギリア「リザインには至りませんでしたが、今回の謎の核心を掠めた青は、既にいくつか出ています。
一度赤で否定された推理についても、もう一度深く考えてみてください。
そうすれば、きっと道が見えて来るでしょう」
ニネー「! cardや! diceで決められない勝負ってのも、大変なモンよね……。
でも、……森崎君の悪知恵なら、魔女の悪知恵にも負けない筈だし。そこは大丈夫……かな?」
583 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 01:39:15 ID:St1n+F7s
〜これまでの赤字〜
※これまでに出ていた内容と、誤解が無いよう書き方を変える・統合する場合があります。
※今回は問題が3問あるため、
>>1
の判断で今の問題(B内側からの施錠)に関する赤を抽出しています。
(各【】の↓にある※については、それぞれの赤字の定義や備考です。)
−ストラットについて−
【ストラットは一人しか存在しない】
※本人以外の誰もが、どの存在もが、ストラットの名を名乗る事は許されない
【ストラットは離れの祠の中で、ミアータにより殺害された。他殺である】
【ストラットの死因は、アイスピックのような杭での刺殺による失血死】
【ミアータが中庭に入ってからストラット殺害まで、30分以内である】
【ストラットが離れの祠を施錠した時、ミアータの姿はどこにも見えなかった】
【死んだストラットは間違いなく、イタリアのFWであるチェザーレ・ストラット本人である】
【ストラットは多重人格者ではない】
【ストラットの視力は正常】
【ストラットは変装していても、ミアータの事を間違えない】
【ストラットは一人で離れの祠に入った】
【離れの祠の扉を内側から施錠した時、ストラットは傷一つなく、健康体だった】
【記憶喪失状態は、健康体では無いとみなす】
【名前を付けた人形に凶器を持たせ自害する方法は、自殺とみなす】
−ミアータについて−
【ミアータは、ストラットよりも先に離れの祠に入っていた】
※すみません、『密室』だと厳密には誤りなので、『離れの祠』に修正します。
【ミアータは一人しか存在しない】
【ミアータ本人以外の誰もが、どの存在もが、ミアータの名を名乗る事は許されない】
【ミアータの身体能力は一般的な成人女性と同じ】
【隠れ身の術及びそれに準ずる隠密術は、一般的な成人女性には使用不可】
584 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 01:40:26 ID:St1n+F7s
−離れの祠について−
【ストラットによる施錠直後からストラットの死体発見時まで、離れの祠は、ベアトリーチェの密室定義を満たす】
【離れの祠の扉は、内側から施錠されていた】
【離れの祠の扉の鍵は施錠時、外側からは開錠不可能】
【離れの祠の扉を内側から施錠したのは、ストラットである】
【離れの祠の広さは、中庭の真ん中から、4〜5メートル四方位】
【離れの祠は、一つしか存在しない】
【祠の中には、人間が隠れられるような家具Xは存在しない】
※家具Xとは、通常のホテルの客室にある、ベッド、クローゼット、机椅子類を指す
【ストラットが離れの扉を施錠したのは一回だけである】
【祠内に居るストラットの周囲には、充分な照明があった】
【離れの祠は、1階しか存在しない】
※祠内には、天井で区切られた上部スペースが別に無い事を意味する。
【離れの祠には、ストラットの死体が発見された部屋しか存在しない】
【離れの祠の扉という名の扉は、別に存在しない】
【離れの祠にはミアータがストラット殺害のために仕掛けたトラップXは存在しない】
※トラップには、間接的にストラットを死に追いやるトラップも含まれる。
−事件現場全体について−
【当スレ
>>496
にある平面図が正しい事を保証する。平面図の離れとは、離れの祠のことである】
【閂の扉から離れの祠までは、5m以上距離がある】
【中庭の広さは、ちょっとした公園くらい。25メートル四方位】
【中庭に空からヘリなどが入ることはできない】
−ゲーム盤全体について−
【この事件には人間以外の一切の動物X及び自律機械Xは関与しない】
※魔女の存在を否定するものではない。
【支配人が閂をかけ直した部分以外について、第三者Xの関与はない】
585 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 01:42:14 ID:???
……と、言ったところで今日はここまでです。
もしヒントを受けて何か閃いた事があれば、復唱要求等してくだされば、
次回の再開時にまた返していきます。
本日もゲームにご参加いただき、誠にありがとうございました。
586 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 19:04:01 ID:???
『ストラットはネットワークゲーム上の離れの祠の中で、ミアータに殺された』
587 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 19:08:25 ID:???
『ストラットはミアータと離れの祠の中で待ち合わせしていた』
588 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 20:10:14 ID:???
ならこっちか?
「ストラットの死体はアイスピックの致命傷となった刺し傷だけであり切り傷などはない」
589 :
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 21:06:21 ID:???
本日のゲームですが、22時に再開とします。
590 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 22:01:35 ID:???
Episode 4 Catenaccio of the golden witch 〜黄金の魔女の閂〜 第三の晩 開始
−魔女の出題(幻想描写は
>>488-492
)−
【ストラットは離れの祠で、ミアータにより殺害された】。
しかし、
@【ロビーから離れの祠に通じる扉には、閂がかかっている】
A【ロビーと離れの祠を繋ぐ中庭には、ストラットの足跡しか存在しない】
B【離れの祠の扉は、内側から施錠されていた】
すなわち、ストラットの死体は、@閂、A足跡、B内側からの施錠という、巨大な三重密室の中にあった。
魔女側はこれを、『愛憎の魔女ミアータが魔法で扉をすり抜け、魔法で空を飛んで中庭を超え、
魔法で壁をすり抜け祠へと入り、魔法の家具の力でストラットを殺害した』と、主張する。
人間側は、「魔女の魔法」以外の方法により、今回の状況を再現できる仮説を提示し
(仮説は、【赤き真実】に抵触しないこと)、以て魔女の主張を否定する必要がある。
なお、【今回限りの特別ルールとして、人間側は@の魔法から順番に謎を解く必要がある】。
−ルールまとめ−
・人間側(=参加者)は、魔女(=GM)に対し、「復唱要求(=事実の確認)」および、
『青き真実(=魔法を否定するための仮説)』を放つ事ができます。
(復唱要求ならば、要求したい内容を「」に入れて書き込みを。
青き真実ならば、事件の一連を示した内容を『』に入れて書き込みをしてください。)
・魔女は、参加者の「復唱要求」に対し、【赤き真実(=絶対的な事実)】にて復唱することができます。
ただし、魔女は「復唱要求」に応ずる義務はなく、応じない理由を示す義務もありません。
・魔女は、参加者の『青き真実』に対し、【赤き真実】にて否定する義務があります。
否定の方法は魔女の裁量に委ねられますが、ここで『青き真実』を否定できない場合は、魔女の敗北となります。
・人間側は、魔女の【赤き真実】に対し、打ち出せる『青き真実』が出なくなった場合、
リザイン(=投了)を表明することにより、敗北となります。
591 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 22:04:02 ID:???
〜これまでの赤字〜
※これまでに出ていた内容と、誤解が無いよう書き方を変える・統合する場合があります。
※今回は問題が3問あるため、
>>1
の判断で今の問題(B内側からの施錠)に関する赤を抽出しています。
(各【】の↓にある※については、それぞれの赤字の定義や備考です。)
−ストラットについて−
【ストラットは一人しか存在しない】
※本人以外の誰もが、どの存在もが、ストラットの名を名乗る事は許されない
【ストラットは離れの祠の中で、ミアータにより殺害された。他殺である】
【ストラットの死因は、アイスピックのような杭での刺殺による失血死】
【ミアータが中庭に入ってからストラット殺害まで、30分以内である】
【ストラットが離れの祠を施錠した時、ミアータの姿はどこにも見えなかった】
【死んだストラットは間違いなく、イタリアのFWであるチェザーレ・ストラット本人である】
【ストラットは多重人格者ではない】
【ストラットの視力は正常】
【ストラットは変装していても、ミアータの事を間違えない】
【ストラットは一人で離れの祠に入った】
【離れの祠の扉を内側から施錠した時、ストラットは傷一つなく、健康体だった】
【記憶喪失状態は、健康体では無いとみなす】
【名前を付けた人形に凶器を持たせ自害する方法は、自殺とみなす】
−ミアータについて−
【ミアータは、ストラットよりも先に離れの祠に入っていた】
※すみません、『密室』だと厳密には誤りなので、『離れの祠』に修正します。
【ミアータは一人しか存在しない】
【ミアータ本人以外の誰もが、どの存在もが、ミアータの名を名乗る事は許されない】
【ミアータの身体能力は一般的な成人女性と同じ】
【隠れ身の術及びそれに準ずる隠密術は、一般的な成人女性には使用不可】
592 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 22:08:33 ID:???
−離れの祠について−
【ストラットによる施錠直後からストラットの死体発見時まで、離れの祠は、ベアトリーチェの密室定義を満たす】
【離れの祠の扉は、内側から施錠されていた】
【離れの祠の扉の鍵は施錠時、外側からは開錠不可能】
【離れの祠の扉を内側から施錠したのは、ストラットである】
【離れの祠の広さは、中庭の真ん中から、4〜5メートル四方位】
【離れの祠は、一つしか存在しない】
【祠の中には、人間が隠れられるような家具Xは存在しない】
※家具Xとは、通常のホテルの客室にある、ベッド、クローゼット、机椅子類を指す
【ストラットが離れの扉を施錠したのは一回だけである】
【祠内に居るストラットの周囲には、充分な照明があった】
【離れの祠は、1階しか存在しない】
※祠内には、天井で区切られた上部スペースが別に無い事を意味する。
【離れの祠には、ストラットの死体が発見された部屋しか存在しない】
【離れの祠の扉という名の扉は、別に存在しない】
【離れの祠にはミアータがストラット殺害のために仕掛けたトラップXは存在しない】
※トラップには、間接的にストラットを死に追いやるトラップも含まれる。
−事件現場全体について−
【当スレ
>>496
にある平面図が正しい事を保証する。平面図の離れとは、離れの祠のことである】
【閂の扉から離れの祠までは、5m以上距離がある】
【中庭の広さは、ちょっとした公園くらい。25メートル四方位】
【中庭に空からヘリなどが入ることはできない】
−ゲーム盤全体について−
【この事件には人間以外の一切の動物X及び自律機械Xは関与しない】
※魔女の存在を否定するものではない。
【支配人が閂をかけ直した部分以外について、第三者Xの関与はない】
593 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 22:10:09 ID:???
>>586-588
森崎「再開早々行くぜ、青き真実、『ストラットはネットワークゲーム上の離れの祠の中で、ミアータに殺された』!
ゲーム上でストラットを殺害し、その後ゲームからログアウトして、密室から消えたんだ!
『ストラットはミアータと離れの祠の中で待ち合わせしていた』!」
ドオオオンッ、バァァンッ!
ミアータ「定番の青ねぇ! でも、【この事件は全て、現実世界で起こった事である】!
それと下の青だけど、これだけじゃあ、魔女幻想を否定した事にはならないわ。
『ストラットは先に待ち伏せしていたミアータに殺された。
しかし、ストラットの殺害前後、密室内にミアータの姿はどこにも視えなかった』。
――この理由を、人間とトリックで説明できない限りは、魔女は赤も出さないわよォ!」
森崎「ちぇっ、ダメか!(……【ミアータは、ストラットよりも先に離れの祠に入っていた】。
だから、密室事件の半分は説明できる。ストラットがいくら内側から鍵を掛けようが、
もともと中にミアータが居るなら同じだもんな。
でも、……そうなると不思議なのは、『なぜ、ストラットは祠に居るミアータに気付かなかったのか?』
『ストラット殺害後、ミアータはどこに潜んでいたのか?』――に、なるワケだ)」
上位世界から零れ落ちたたった一つの赤き真実を武器に、森崎は懸命に考える。
そして、……まずは基本的な真実を探り出していく。
森崎「――復唱要求。「ストラットの死体が発見された時、目撃者はミアータの姿を視認していない」」
ミアータ「応じるわ。【ストラットの死体が発見された時、死体の目撃者Xはミアータの姿を視認していない】。
何故なら、『魔女である私は、姿を霧にしてニンゲンから隠れていた』もの……ウフフッ」
森崎「成程な……(つまり、ストラットも、その死体の目撃者Xも欺くような場所に、
ミアータは隠れていたって訳だ。……でも、どこにだ?
隠れられる家具は無い。隠れられる技術も無い。隠し扉も、『ベアトリーチェの密室定義』に反する以上存在しない。
どこだ……どこにある。この魔女の、ミアータの心臓は……?)」
594 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 22:11:19 ID:St1n+F7s
※GM註:【支配人が閂をかけ直した部分以外について、第三者Xの関与はない】と、
目撃者Xによる視認は矛盾しているかもしれませんが、
これは、【目撃者Xはストラットの死体が発見された瞬間の状況を説明するため、便宜的に置かれたものであり、
事件やトリックそのものについて、直接的な関与はしていない】と解釈する事で許してください。
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
595 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 22:13:41 ID:???
「ストラットが内側から施錠した時、扉の方を向いていたのでミアータの姿は見えなかった」
596 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 22:13:46 ID:???
「離れの祠には雪は積もってない」
「離れの祠には床下収納や押し入れなど人が隠れる空間は存在しない」
「離れの祠には彫像の類いは存在しない」
597 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 22:25:04 ID:???
『ミアータはストラットの皮をはいでそれを着ていた』
598 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 22:30:01 ID:St1n+F7s
森崎「復唱要求ッ、
@「ストラットが内側から施錠した時、扉の方を向いていたのでミアータの姿は見えなかった」
A「離れの祠には雪は積もってない」
B「離れの祠には床下収納や押し入れなど人が隠れる空間は存在しない」
C「離れの祠には彫像の類いは存在しない」」
ミアータ「@については復唱要求というよりは青に近いわね……だから、青として切ってあげるわ!
【ストラットは内側から施錠後、祠の室内を見渡したが、ミアータの姿は視えなかった】!
Aについては、復唱するわ。【離れの祠には雪は積もってない】
Bについては、既出の赤に補足する形で赤を出してあげる!
【祠の中には、人間が隠れられるような家具Xは存在しない】!
【床下収納や押し入れについても、家具Xに含むとみなす】!
Cについては、……そうね、復唱するわ。【離れの祠には彫像の類いは存在しない】」
森崎「(……ここまでやって分かったが、こいつ……復唱拒否が極端に少ないぞ。
特にBの謎に入ってから、復唱を拒否しているのは、自らを人間とする復唱と、
単なる気紛れで、その後すぐに赤を出したケースと、それくらいしかねぇ。
真実を語らず隠すんじゃなく、真実で真実を隠す。これが、ミアータのタクティクスか……!)」
ミアータ「ほらほら、もう終わりぃ? ストラットの死をあんたは無駄にするつもりぃいぃぃぃぃぃぃッ!!?!?!」
森崎「そもそもテメエが殺さなければよかっただろうが! この恋愛サイコパスが!
畜生、調子が狂うな……まあ良い、次だ、次!」
599 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 22:31:22 ID:???
「祠の床(地面?)。および壁はこの事件には関係ない」
600 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 22:38:59 ID:???
『祠の中には水が溜まっておりその中にミアータは潜っていた』
601 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 22:39:12 ID:???
『ストラットは誰にも追いかけられていなかった』
602 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 22:40:04 ID:St1n+F7s
森崎「待てよ……こいつなら、これが真相って事もありかねん!
『ミアータはストラットの皮をはいでそれを着ていた』……!」
自ら発言するのも恐ろしい青だが、狂ったミアータならばやりかねない。
そう思って森崎が練った弾丸は――。
ミアータ「えっ!? ストラットの皮! キャーーーッ、ステキィ!?
……とでも言うと思ったがガキャァァァァァァァァァァァッ!?!?!
テメエって本当に乙女心分かってねぇよなぁぁぁあぁぁぁッ!?
ストラットは皮をはぐだけじゃなくて、臓器まで全移植するのがデフォでしょうがぁぁあぁぁッ!?
つか勿体ねぇだろ!? 先にクローン1ダース作って、そのうちの一人だけだろ、皮要員は!?
その程度でストラット語ってんじゃねぇぞゲロカスがぁあああああぁぁぁあぁぁぁぁッ!!!!
――【ストラットの死体には、杭による刺し傷以外存在しない】ッ!
つまり、皮を剥ぐ際に出来た傷は存在しねぇえって事だよダボがぁぁぁぁぁッ!!」
ギンッ! バリバリバリッ! ガシャァァッ!
森崎「や、やばい。また変なスイッチを押しちまった……!
まあ、一応赤は出してくれたし、良しとするかな……?」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
603 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 22:42:40 ID:???
『離れの祠の中につららが出来上がっていた』
604 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 22:44:00 ID:???
「祠の扉の中に隠れるスペースはない」
605 :
604
:2017/08/28(月) 22:46:59 ID:???
あ、扉の中っていうのは扉の中です
祠の中ではないです
606 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 22:53:11 ID:St1n+F7s
>>588
さんの復唱要求について、答えられてなかったですが、
【ストラットの死体には、杭による刺し傷以外存在しない】で、答えたとしてください。すみませんでした。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>>599-601
森崎「復唱要求ッ、「祠の床(地面も含む)。および壁はこの事件には関係ない」!」
ミアータ「そうねぇ……どう切ろうかしら。というのも、『事件に関係ない』の定義が難しいから。
例えば、【祠の壁には照明が付いている】んだけど、それだけでも、
間接的に事件に関係がある可能性だってあるし。……だから、これは復唱拒否ね」
森崎「じゃあ、この推理はどうだァ?青き真実!
『祠の中には水が溜まっておりその中にミアータは潜っていた』!」
ドオオオオンッ!
ミアータ「ウフフ……ッ! 良いわね良いわね、室内に水は無いという固定概念を崩す青!
だけど、それじゃあ私は倒せないわ、【祠の中には、一切の水は存在しない】!
だったら、『祠の中にはお酒が溜まっておりその中にミアータは潜っていた』!
とか言われそうだから言うけど、【祠の中には、人間が潜って隠れるだけの水分一切は存在しない】からねッ!」
森崎「『ストラットは、誰にも追いかけられていなかった』……?」
ミアータ「まあ、そうかもねぇ。【ミアータは、ストラットよりも先に離れの祠に入っていた】んだから。
……で? この青で、私が先に離れの祠に入っていながら、
ストラットから姿を隠せていた事をどう説明するの? 今回の謎の趣旨はそこなんだけど」
森崎「ぐっ……!(この青じゃ、魔女に太刀打ちできねえのか。魔女は必ず青を切る必要があるとはいえ、
魔女の謎に応えられてねえ青は、仮説とは言えない。もう少し、考えなくてはな……)」
607 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 23:01:07 ID:St1n+F7s
>>603-604
森崎「『離れの祠の中につららが出来上がっていた』!」
ミアータ「これも謎を説明し切れていないわね。つららが出来上がっていたとして、
どのようにそのつららを利用して、私が姿を隠していたのかを説明して欲しいわ。
まあ、どのみち【離れの祠内にはつららは存在しない】のだけどねぇッ!」
ドオーーーーンッ、ギンッ! ガキンッ!
森崎「だったら、この復唱要求はどうだぁ?「祠の扉の中に隠れるスペースはない」。
言っとくが、この扉の中ってのは、祠の中の間違いじゃねぇぞォ?
扉の中ってのは、扉の中だ。いっひっひ……どうだァ?」
ミアータ「復唱するわ、【祠の扉の中に隠れるスペースはない】!」
キイイイインッ!
森崎「こ、これも復唱しちゃうのか……!?」
ミアータ「『ミアータは、祠の扉の中に隠れていた』と言いたい訳ね。
確かに扉は家具Xに含めるには微妙だし、脱出不可能な隠し扉なら、
『ベアトリーチェの密室定義』にも反しない。発想は良かったけれど……!」
ズバァァァァァッ!
ミアータ「この程度じゃ、ストラットを失った私の悲しみは永遠に癒えないんだよ、
ぶわぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁあかぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!!!!!!!!」
森崎「な、なんて自分勝手かつ横柄な奴なんだ……!
(くそっ、少しずつ心臓に近づいて来ている筈なのに、全然ダメージを与えられた気がせんぞ……!
まだか。まだ、やるしかねえのか……!?)」
608 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 23:04:15 ID:???
『ミアータは祠の天井に張り付いていた』
「死体の目撃者Xはミアータではない」
609 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 23:13:10 ID:???
『ミアータは鎧、修道士の服装など全身が隠れる格好をして置物のように振る舞い、ストラットを離れの祠で待ち伏せした』
610 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 23:14:00 ID:???
「死体の目撃者Xは視力は正常ではない」
611 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 23:16:07 ID:St1n+F7s
>>608
森崎「復唱要求、「死体の目撃者Xはミアータではない」!」
ミアータ「これは復唱するわ、【死体の目撃者Xはミアータではない】!」
森崎「次、青き真実! 『ミアータは祠の天井に張り付いていた』」
ドオオオオオオオオオオオン! ……ガンッ!
ミアータ「…………へぇ」
――この時、ミアータの表情が一瞬だけ歪んだ。
一点だけに拘らない、面による推理で森崎が打ち出した青の一つが、
魔女ミアータを――初めて――捉えた。
……しかし。カティナチオの魔女は、それだけでは沈まない。
ミアータ「だったら、聞くわ。【離れの祠の広さは、中庭の真ん中から、4〜5メートル四方位】、
【祠内に居るストラットの周囲には、充分な照明があった】、
ここに定義するわ。【充分な照明とは、半径10メートルを完全に照らすものとする】
そして、【離れの祠は、1階しか存在しない】。
【ミアータの身体能力は一般的な成人女性と同じ】、
【隠れ身の術及びそれに準ずる隠密術は、一般的な成人女性には使用不可】
という青を無視するとしても、私が天井に貼りついた所で、ストラットは私を視認できる筈よね?
だって、離れの祠の照明は、1フロアしか無い室内を、充分に照らしているんだもの。
【ストラットは内側から施錠後、祠の室内を見渡したが、ミアータの姿は視えなかった】のよ?
室内ってのは、普通当然天井も含むわよね? そこにも居なかったのよ?」
森崎「……完璧に解いて見せろ、ってか。俺が単なる言い当てで無く、
完全に真実に至った事を示す為に……」
ミアータ「当たり前よ。本当なら、【天井に貼りつく技術は、隠密術とみなす】……って、切っても良い位だもの、その青。
……さ、これ以上の青が出せないなら次に行くわよ?」
612 :
吹飛の魔女モロサキーチェ
◆85KeWZMVkQ
:2017/08/28(月) 23:22:58 ID:St1n+F7s
>>609
森崎「(さっきのアイツの様子も気になるが、他の推理だ!)
青き真実。『ミアータは鎧、修道士の服装など全身が隠れる格好をして
置物のように振る舞い、ストラットを離れの祠で待ち伏せした』」
ミアータ「既出の赤で切るわ。【ストラットは変装していても、ミアータの事を間違えない】!
【変装とは、置物のように振る舞う事も含む】わよ?」
>>610
森崎「復唱要求、「死体の目撃者Xは視力は正常ではない」」
ミアータ「そんな訳じゃない。【死体の目撃者Xの視力は正常】よぉ? あっはははは……!」
森崎「くっ……!(どうする……? さっきの青は、これまで何一つ見えなかった謎の心臓を漸く捉えた。
だが、捉えただけだ。掴んで握りつぶすにはまだ謎が多すぎる。
ここはどうすべきだ? 謎について、正面から考えるべきか、それとも復唱要求や別の青き真実で、
別方面から真実を切り崩していくべきか……)」
☆ミアータに対する復唱要求「」あるいは青き真実『』をコメントしてください☆
613 :
森崎名無しさん
:2017/08/28(月) 23:25:06 ID:???
『離れの祠はガラス張りであり、天井の照明に潜んでいたミアータの姿は太陽の光によりストラットの視界から消失していた』
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