キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
1 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/07/16(日) 23:34:44 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。
☆前スレ☆
【追う蜃気楼は】鈴仙奮闘記39【誰が背か】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1488553934/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html
☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。
鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓った。
その後、修行のため鈴仙は単身ブラジルに渡り、様々な困難や出会いを経験しつつも、
アルゼンチンで成長した佳歩達の助力により、リオカップの準々決勝・フラメンゴに見事勝利した。
しかしここで、鈴仙と行動を共にしていた謎の記者アヤソフィアこと射命丸文がチームを離脱。
同時に彼女は語る。自分はかつて「コインブラ」と名乗り、ブラジルに滞在していた事。
自分の愛した義弟アルツールが、暴徒化したファンにより植物人間にさせられた事を。
――いくつもの謎を残しながら、鈴仙達の戦いは続く。次なる相手は準決勝・パルメイラス戦!
森崎の意思を色濃く残し、また、サンパウロへの逆襲に燃える彼らの実力は高く、鈴仙達は苦戦を強いられるも、
イギリスで光を掴むべく覚醒したさとり達の力もあり、前半終了間際で2−0と優位を保っていたが……?
701 :
森崎名無しさん
:2017/10/30(月) 18:52:47 ID:???
石崎 ブ68/68/61/55 +人数補正
石崎がへばるまでインビジブルデューパーとかしないでミドルシュートでガッツを削った方がいいかな
702 :
森崎名無しさん
:2017/10/30(月) 18:58:39 ID:???
うん、大技で決めにいくより数うって疲弊させる方向でいこう
703 :
森崎名無しさん
:2017/10/30(月) 20:05:50 ID:???
チャンスを数多く作れれば良いけどね。
704 :
森崎名無しさん
:2017/10/30(月) 21:16:04 ID:???
1点差じゃ安心できないとはいえ相手に防がせるのも怖いな
石崎に詰め寄っておくかあらかじめ?
できないのならまぁ逃げるほうがいいかもしれんが
705 :
森崎名無しさん
:2017/10/30(月) 21:29:21 ID:???
ドトールをワンツーでかわした後に一対一狙いにいくのも良いかもね
706 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 12:56:51 ID:???
遅くなりましたが更新再開します。
昼は選択肢まで、少しの更新になります。
>>698
乙ありがとうございます。リマとマリーニはハッキリ言って雑魚です。
グレミオのモブ選手より二回り近く総合力が低いです。
>>699
乙ありがとうございます。新田君にはまだ伸びしろがありますが、今回は威力抑えめです。
反町は前の試合でJOKER引いたのが結構大きいですね。
石崎君は1本でも多くシュートを防いでもらいたいです。
>>700
レナートのセーブ力は本スレと同値ですが、1/4発動技があるので、
これでも本スレよりは強化されています。なんとあのメオンくんと期待値にして0.25差しかありません。
ただそれでも、点の取り合いにはなると思っています。
>>701-702
石崎君は本スレよりも原作(特にテクモ版)を意識してます。
なので結構強敵です。今はまだただのブロック特化キャラですが…
>>703
サンパウロもリマとか穴はあるので、そこを如何にして突くかですね。
ただ翼もああ見えて結構頭が冴える(と思う)ので、戦略的にも悩ませたいです。
>>704-705
石崎にタックルをさせたり、ドトールにパスカットをさせたり、相手の苦手分野を突く事は重要ですね。
707 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 13:00:47 ID:???
実況「……! 決まった、ゴ〜〜〜ル! 反町選手の伝家の宝刀!
狙いすました美しいドライブシュート――名付けて『ソリマチドライブ』が、
サンパウロのゴールに突き刺さりました!!」
観客「………………………!」「(すげえ……)」「(なんて正確なシュートなんだ……)」
「(ですよねー)」「(ですよねー)」「(レナアッ……トーーッ!)」
ザガロ「(つまらねえシュートだ。正確さを重視し過ぎて、折角のドライブシュートの威力が削がれてやがる)」
ジェトーリオ「(あの地味や坊やが、あんなシュートを撃つのか。へぇ)」
メオン「(今のシュート……俺ならきっと7割方は取れなかった。俺の実力は、この程度なのか……?)」
反町「(なんで俺のゴールの時だけ、観客席は皆静まり返るんだ……? 別に良いけどさ……)」
右サイドを突破した反町によるミドルシュートが、いとも容易くサンパウロの最終ラインをすり抜けて、
ゴールネットへとまさしく吸い込まれる瞬間を見た時、観客席は水を打ったような静寂に包まれる。
誰しもが派手なゴールを挙げて来た鈴仙や佳歩、あるいはイタリアで名を挙げたパチュリーのプレーを
期待していた中で、あるいは石崎やドトール、レナート達の奮闘を期待していた中で、
反町のシュートはまさしく不意打ち的な、しかし致命的な一撃だった。
708 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 13:01:57 ID:???
パチュリー「(……で。どうするの、鈴仙)」ボソボソ
鈴仙「(うわっ、直接脳内に!?)」
パチュリー「……小声で喋ってるだけよ。それより。皆が反町のシュートに驚いている今がチャンスよ。
次のサンパウロのキックオフに対し、私達がどう動くべきかを考える暇が出来たわ」
そんな中で、パチュリーは反町のゴールに対し驚きも喜びもせず、
淡々と次の一手を見据えている様子だった。彼女は鈴仙に近づき、小声で話し始める。
鈴仙「どう動くべきか……。って、そっか。皆を元気づける時に、一緒に大まかな作戦を伝えるってワケですね」
パチュリー「まあ、そういうこと。……細かい作戦までは決められないにせよ、
次のサンパウロの攻撃に対して、どう備えるべきかの心構えを統一しておくのは、
敵の特攻や策略に対して効果的だからね」
鈴仙「確かに……」
パチュリー「もちろん、それを知った上で敢えて特に指示を出さない、という手もあるわね。
策を決め打つと外れた時のリスクが大きいし、無策は無策で、敵の攻撃に対して
柔軟に動けるというメリットがある。どっちが良い、とは断言できるものではないわ。
ただ――、次に相手が何をしてくるか。無策か、特攻か、策略か。
その傾向は、キックオフ時の試合運びからも汲み取る事は出来そうだけど……」
そこまで言うと、パチュリーは黙って鈴仙の横を通り過ぎた。
周囲を見渡すと、次第に反町による静寂の魔法は解けかかっているようで、
サンパウロの巻き返しかコリンチャンスの追撃への期待が、少しずつ高まっている様子が取れる。
709 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 13:03:34 ID:zkOTkqxE
鈴仙「(相手が無策で来るならば、真っ直ぐ攻めた方が良い。
相手が策に走るならば、守勢に構え、備えた方が良い。
……そうは思うけれど。肝心なのは、次のキックオフでサンパウロがどう来るか、なのよね……)」
パチュリーの助言を受け、鈴仙は考えていた。キャプテンとして、自分はどのように味方を鼓舞すべきか。
鈴仙「(まあ。この場で決められるのは、キックオフ直後の大まかな動きだけなんだし。
どう試合を組み立てていきたいか、で素直に考えても良い気もするし。
――どちらにせよあまり悩み過ぎず、女らしくスパっと決めた方が良いわね)」
色々と考えた結果、ある程度吹っ切れた表情になった鈴仙は。
――そのまま仲間達にこう叫んだ。
A:「1点だけじゃ安心できない。次のキックオフは、ガンガンプレスを掛けて攻めていくわよ!」攻勢。
B:「このリードを守る事が重要よ。次のキックオフは、全体的に引いて、落ち着いて対応しましょう!」守勢。
C:「皆! この試合、勝てるわ。全力でアレアレオーよ!」柔軟に。
D:「サンパウロのリマはザコよ。だからリマを攻めるリマよ!!」とりあえずリマを挑発。
E:「……………」特に何も言わず、妖夢に視線を向ける。
F:その他 自由選択枠
鈴仙のガッツ:970/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
710 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 13:06:41 ID:???
…と、言ったところで一旦ここまでです。
711 :
森崎名無しさん
:2017/11/03(金) 13:09:34 ID:6DVa1W6w
B
一旦乙でーす
712 :
森崎名無しさん
:2017/11/03(金) 14:29:11 ID:???
B
713 :
森崎名無しさん
:2017/11/03(金) 14:30:18 ID:???
B
っと失礼、sageてた
714 :
森崎名無しさん
:2017/11/03(金) 17:06:03 ID:bMKKx+8Q
B
715 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 22:13:44 ID:???
更新再開します。
東方外来葦編買って読んでましたが、私的には早苗さんの良さが再確認できる巻でしたね。
あと、天空璋の神主さんのインタビューが興味深かったです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
B:「このリードを守る事が重要よ。次のキックオフは、全体的に引いて、落ち着いて対応しましょう!」守勢。
鈴仙「――皆! 反町くんが作ってくれたこのリード、絶対に大事にするわよ!」
静寂を振り払うように、鈴仙はそう大声を出した。
鈴仙「次のキックオフ、サンパウロはどんな手で攻めてくるか分からない。
そんな中で攻めを急いては、相手の思う壺。
だから皆、次のキックオフ直後は、全体的に引いて、落ち着いて対応しましょう!」
佳歩「は、はい! 分かりました!」
てゐ「おっけ。慎重なのは嫌いじゃないしね、私も」
アリスさん「(次こそは私のお得意のパスカットを決めて、人気者になるんだ……!)」
静葉「穣子。反町君。……いつでも『オータムスカイラブ』を繰り出せるよう、準備しましょう」
お燐「えーっ。ここはガンガン攻めたら良いと思うのにぃ」
慧音「我々最終ラインまでボールが来たら、また状況は変わるだろう。
いずれにせよここは鈴仙の言う通り、しっかりと相手の出方を伺うべきだ」
仲間達も鈴仙の声に呼応し、先制ゴールを決めた高揚感を抱きながらも、
自分達のポジションを確認するなど、比較的冷静さを保っていた。
716 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 22:15:30 ID:???
翼「………………」
そしてサンパウロ陣営。キャプテンの翼は茫然とした様子で今回のゴールを見守っていたと思いきや。
翼「……う、うわぁぁぁああああああああああぁぁぁぁああっ!」
サンパウロメンバー「「「「「「!!?!!?!?!?!?!?!」」」」」」
――突然、フィールドの中央で号泣し始めていた。
ストラット「――今回の失点は誰の責任でも無いぞ、ツバサ。
まあ無いと思うが、もしお前が最初にレイセンに負けた事を気にしているようならば――」
彼の突然の奇行に面喰う一同だったが、その中でストラットが率先して前に出る。
しかし、彼が話した事は、翼にとって全くの的外れだった。
察しの悪い仲間への呆れも相まってか、感情を落ち着けた翼はこう続ける。
翼「ぐずっ! ううっ……違うんだよ、ストラット。俺は、嬉しかったんだ……ぐずっ!
あの反町が! 全日本ジュニアユースでは常に日向や他の有力選手達の視線を気にして、
つまらなさそうに下手なサッカーをしていた反町が、上手くなって!
しかも楽しそうにサッカーをしていたから……俺は、……ウワッハッハーーーンッ!! 感動、……じて、しまったんだ。
ああ、また俺の理想が……全ての人類がサッカーを楽しむという! 『サッカーユートピア』への道が、
また一歩近くなったんだな。ってェエエヘエーーーンッ!???!?!?!」
バビントン「つまり、ツバサは失点したショックよりも、ソリマチっていう昔のチームメイトが成長して、
サッカーを楽しんでいたという事実の方が大事だった、って事……?」
新田「く、狂ってる……」
石崎「(俺のせいだ……。俺が、森崎を失って虚ろになった翼に、余計な事を言ったからだ!)」
717 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 22:17:20 ID:???
しかし、彼の思想が理解不能である事は、依然として変わりが無い。
チームメイト達は彼の感動を共有できず、精々が化物の咆哮に対し畏怖の念を抱く程度だった。
ただ、そうした未知の怪物への恐怖の感情こそが、チームを一丸にする事にも役立っていたために、
翼はサンパウロのキャプテンであり続けたという事情もある。
妖夢「(”アレ”は――大空翼は、試合の勝ち負けはどうでも良くて、
如何にして、自身の持つ『サッカーユートピア』思想を広める事にしか興味がないんだ。
だから、敗北した事への疑問は抱きつつも、それを引きずる事なんてあり得ない!
私も、あんな風になれれば……辛く、ならないのに)」
妖夢はそんな翼の狂気を知っている為に動じず、逆に彼の姿勢を見て自身の迷いを鎮めようとしていた。
妖夢「(精度はともかく、反町一樹と同程度……いや、それを超える威力のミドルシュートは私でも撃てる。
そうだ。私は……強い。何も恐れる必要は無いんだ)」
翼「ぐずっ、ひぐっ……ふう。泣いたらスッキリした」ニコッ!!
そうしている間に、翼は短い号泣の時間を終えていた。
これまでの試合でも、彼はこうして感情的になる場面はあったが、実際の戦略や戦術面では冷静かつ頭脳明晰であった事実は、
前述した恐怖による支配に加え、彼のキャプテン体制を盤石とするに相応しい理由の一つだった。
翼「――さ。皆。次のキックオフの手を考えよっか」ニコッ!
カラリと晴れた爽やかな笑顔で、彼はチームメイトを招き寄せる。
前半5分にして迎えたサンパウロ二度目のキックオフは、もう間もなく始まろうとしていた。
718 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 22:20:31 ID:zkOTkqxE
――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!
実況「さあ、再びキックオフ! 前半5分、サンパウロのキックオフで試合再開です!
先程はコリンチャンスのMF・反町選手に手痛い先制ゴールを決められてしまいましたサンパウロ!
ここは一秒でも早くこの点差を埋めたい所ですが……!?」
翼「(…………よし)」
先着1名様で、
★サンパウロの反撃→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER→リマ「さらばサッカー! さよならみんなリマ!!」腹にダイナマイトを巻き付けたリマが鈴仙に特攻!
ダイヤ・ハート・スペード→ストラット「ヘイガールズ! どんどん来な!」ストラットが挑発している!
クラブ→妖夢「私が行く……!」妖夢が強行突破に出る!
クラブA→突然リマの身体が割れ、中から
岩見
が出現!
719 :
森崎名無しさん
:2017/11/03(金) 22:22:46 ID:???
★サンパウロの反撃→
スペード3
★
720 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 23:07:26 ID:zkOTkqxE
★サンパウロの反撃→ スペード3 ★
ダイヤ・ハート・スペード→ストラット「ヘイガールズ! どんどん来な!」ストラットが挑発している!
翼「……ストラット、頼むよ」
バシッ……ポムッ。
ストラット「おうよ! ……ヘイ、ガールズ。さっさと俺からボールを奪わないと、大変な事になるぜ!?
俺の新技『インゲンスゾーンシュート』は、その名の通りingens=巨大なゾーンを射程範囲内に収めている。
つまりは、ここセンターサークルからでも、充分ゴールは決められるって事なのさ!」
実況「翼選手からボールを得たストラット選手は、シュート体制を作って相手を警戒させながら、
センターサークル付近でボールキープをし続けてコリンチャンスを挑発しています。
通常、ゴールから50メートル以上離れた位置でのシュートなど自殺行為に過ぎませんが、
これまでの試合で実際にキックオフゴールを量産しているストラット選手が行えば、
充分厄介な挑発行為と言えるでしょう。鈴仙選手達コリンチャンスはどうするのでしょうか!?」
鈴仙「翼君の次は、ストラット君!? 本当に挑発がお好きなんだから……っ!」
佳歩「ですが鈴仙さま。ここは我慢……ですよね!?」
鈴仙「(試合開始直後にしても、翼君はただ単に奇行をするだけじゃなく、
こっそりとサイドの選手を前に上げるとか、策を練っていた。だったら、今回も同じの筈よ!)
ストラット君は、単なる目くらましにしか過ぎない!)……そうよ佳歩。辛抱強く、相手の隙を伺って!」
佳歩「了解ですっ!」
スッ。タタタッ……。
721 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 23:08:38 ID:zkOTkqxE
同じライン上のFWである鈴仙と佳歩は、互いにアイコンタクトで意思疎通を図りながら、
ストラットの動向を警戒する――無警戒には飛び出さないが、フリーで超ロングシュートは撃たせないよう、
最低限の距離は常に確保し続ける必要があった。
反町「(俺の前に居る新田は……出て来ないか。流石に二回連続は体力にも関わるからな。
となると、本命の攻撃手として在り得そうなのは、左サイドのマウリシオか、中央右サイド寄りの妖夢さんだ。
少し下がって、静葉さんの『オータムスカイラブ』の土台になれるよう、準備だな)」
静葉「(反町君が少し下がった。ここまでは作戦通りね)」
穣子「ちなみに私も『オータムスカイラブ』の準備はバッチリだよ、お姉ちゃん!」
パチュリー「(読み勝ったようね、鈴仙。だけど実際にボールを奪えなくては意味が無い)
――アリス。私は少し前に出て鈴仙の援護をするから、貴女は中盤の指揮をおねが……」
アリスさん「!!!?!!? い、今私の事……名前で呼んでくれた!?!? さん付けという、
どこか腫れ物に触れるような扱いでは無く、……まるであたかも友人であるかのように、
アリスと。呼び捨てで……私の事を呼んだ!?!?!?」
パチュリー「はぁ……(――昔、魔理沙の紹介で一緒に研究をした事もあったけど。彼女、こんなキャラだっけ?)」
てゐ「(私はいつも通り、いぶし銀的にフォローに徹するしかないねぇ)」
また、後方の仲間達もゴール直後の鈴仙の意向を汲み、ストラットの挑発行為にも焦れず、
中盤以降の布陣を盤石な物に組み立ててくれていた。
そしてこうなると――逆に苦しいのはストラットの方である。
722 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 23:09:55 ID:zkOTkqxE
ストラット「(チイッ! 一人くらい血気盛んなヤツが上がってくれるかと思ってくれたが、
俺の下手な演技じゃあこの程度か!)」
ストラットはこの時、シュートを撃つ気は無かった。
大量の体力を消耗する必殺シュートを超長距離で放つ事は、ストラットであっても大きなリスクを伴う賭けとなるため、
試合前半の1点差の状況ですべきでない事は明白だ。彼の役目はあくまで囮。
コリンチャンス側が陣形を乱して攻めて来た場合に、そのスペースを突いてマウリシオか妖夢にパスをする事が、
当初のストラットの想定だった。
翼「――もう良いよ、ストラット。取りあえず俺に持って来て」
スッ………!
そして、自らの目論見が失敗裡に終わった事をいち早く察した翼は、
中盤で指揮を振るうのを止め、妖夢の少し後ろの位置まで飛び出して、
敵陣――コリンチャンス側のゴールへと向かう。
ストラット「(不意打ちが失敗なら、真っ直ぐ攻めろってか……)」
キックオフから2分後の前半7分にして、サンパウロは正攻法へと舵を切った。
ストラットはボールキープを止め、佳歩のプレスを掻い潜ってから、
ストラット「……それっ、ツバサ!」
バシュウッ!
強いが正確な軌道のパスを前方へと出した。
鈴仙「……!(チャンス! サンパウロが焦れて動き出してくれた!)」
723 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/03(金) 23:11:22 ID:zkOTkqxE
ストラットのパスは決して下手な部類では無いが、しかしコリンチャンスも既に布陣は整えてある。
鈴仙の指示が功を奏したお蔭で、充分有利な勝負であると言えるだろう。
鈴仙は早速走って、コリンチャンス側中盤へとつながるパスをカットしようと走り――。
シュンッ!
パチュリー「……手伝うわ」
その前に一瞬だけ、紫色の光が閃いた。
先着2名様で、
★ストラット→パス 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→パスカット 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
鈴仙→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→翼、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(妖夢がフォロー)(てゐがフォロー)(佳歩がフォロー)
≦−2→コリンチャンスボールに。
【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「プリンセスウンディネ(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがダイヤで「ディスオーダーアイ(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アキュラースペクトル(+2)」が発動します。
鈴仙のマークと敵スートが一致時、スキル・狂気の瞳により敵の数値が−2されます。
724 :
森崎名無しさん
:2017/11/03(金) 23:13:19 ID:???
★ストラット→パス 54 (
スペード6
)(
5
+
4
)=★
725 :
森崎名無しさん
:2017/11/03(金) 23:15:07 ID:???
★パチュリー→パスカット 56 (
ダイヤ5
)(
3
+
6
)+(人数補正+1)=
鈴仙→パスカット 53 (
スペード5
)(
3
+
3
)+(人数補正+1)=★
726 :
森崎名無しさん
:2017/11/03(金) 23:35:09 ID:???
パチュリー加わって中盤の安定感が段違いになったな
727 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/04(土) 00:04:15 ID:Y2nYtOGc
★ストラット→パス 54 ( スペード6 )( 5 + 4 )+(狂気の瞳-2)=61★
★パチュリー→パスカット 56 ( ダイヤ5 )( 3 + 6 )+(人数補正+1)+(プリンセスウンディネ+3)=69
鈴仙→パスカット 53 ( スペード5 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=60★
≦−2→コリンチャンスボールに。
パシッ。
パチュリー「……緩いわね」
ボールはパチュリーの胸元へと吸い込まれていった。
まるでそれが最初から、ストラットからパチュリーへのパスであったかのように。
水面に浮かぶ泡のように優雅な、しかし確実にコースを捉えたパチュリーの正確なパスカット
――幻想郷では、彼女が得意とする七曜魔法の名を取り『プリンセスウンディネ』と呼ばれていた
――は、焦るストラットを圧倒し。いとも容易く攻撃権を再びコリンチャンスへと戻す事に成功した。
実況「パチュリー選手、優雅なパスカットでサンパウロの攻めを封殺!
ボールは再びコリンチャンスの下へと戻ります!
これは、コリンチャンスが早々に2点目を獲得する展開に繋がってしまうのでしょうか!?」
鈴仙「(マスターは……パチュリーさんは、前より更に上手くなってる!
今のパスカットにしても、これまで私達の中で最強クラスの選手だったアリスさん並だったし。
……他の分野もこの程度か、それ以上だったとしたら。――もしかしたら、勝てるかもしれない。
あの大空翼にも、真正面から……!!)」
パチュリー「――この程度、賢者の魔法を使えば造作もないわ」
フワリと地上に降り立ったパチュリーは、冷静にボールをキープしながら周囲を
――鈴仙の表情を伺っている。『一応、貴女の意見も聞こうかしら』。そう言っている風に見えた。
728 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/04(土) 00:05:15 ID:Y2nYtOGc
鈴仙「(私の意見……ってのは、この次をどうするか、って事よね、きっと。
パチュリーさんの傍、センターサークル付近でパスカットしようとした私の視点だと……」
翼「……へぇ。彼女は結構サッカーが上手いんだね。俺も勝負してみたいなァ!」キラッ!
鈴仙「(――えっと、うん。やっぱり大空翼がこっちに向かって来てるわね。
中央突破をしたかったら、彼を避ける事は難しそう)」
他にも情報はある。まず、これは全体的に引き気味で相手の出方を伺った事によるデメリットでもあるが、
FWの鈴仙と佳歩に、今飛び出したパチュリーを除くと、全体的に布陣が後ろに下がっている。
そのため、SHやSBに繋いでからの、速攻でのカウンターは難しそうに見える。
鈴仙「(てゐや反町君――特に反町君は、DFの秋姉妹との連携に備えてか、結構下がり目の位置に居るわね。
二人を起点に攻めるとしたら、ドリブルよりはパスになるのかしら。
てゐにはドリブルで上がって貰ったら、私が『インビジブルデューパー』を打てる、っていうメリットがあるけど。
後は、普通に今空いてる佳歩に切り込ませるのも良いかも。
佳歩のドリブル力はかなり高いから、大空翼が相手でも、タイマンなら互角以上の勝負が出来る筈よ。
他には、えーっと……)」
色々な可能性を検討している鈴仙の困った顔を察してか、パチュリーが一言だけ添える。
パチュリー「……私の一存で決めても良いのなら。最善は尽くさせて貰うけど?」
――それは、彼女がイタリアにて培った『レジスタ』としての才能を活かす事の提案だった。
フィールド全体を俯瞰し、最善のパスコース、タイミングを見出した上で実行させる、
実力・知力・才能全ての面において最高峰の選手のみが持つスキルがあれば、
有利な条件でゴール前までボールを運ぶ事が出来るだろう。
パチュリー「ただ、一つだけ。無思考で私に頼り切りになり過ぎるのも、危険がある事は認識して。
例えば、必ずしも私が選んだ道筋が最適解とは限らない。
何故なら、中盤の要である私の出した策には、無条件で多くの選手が警戒するのだから。
だから場合によっては、鈴仙。……貴方が、即席で適切な道筋を見出す必要があるわ」
729 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/04(土) 00:06:29 ID:Y2nYtOGc
鈴仙「はい。……心得ています(パチュリーさんに頼り切りになるのは、またリスクがある。
……でも、これは大丈夫。一人の選手に依存する事のリスクは、永遠亭ルナティックスで、
嫌という程学んで来たつもりだもの)」
賢者を豪語し、またそれに見合う実力を持つ少女の背中に、かつての師の影を重ね合わせながら。
しかしその影を乗り越えるように、鈴仙は、力強くこう指示を出した。
A:パチュリーには、このままドリブルで中央突破して貰う。
B:パチュリーと自分(鈴仙)のワンツーで中央突破を図る。(鈴仙側のパス:55)
C:前方にいる、佳歩のドリブルによる中央突破に期待する。
D:やや後方左サイドにいる、てゐのサイドアタック(ドリブル突破)に期待する。
E:やや後方左サイドにいる、てゐに預け、『エンシェントデューパー』で前線までボールを運んで貰う。
F:後方右サイドにいる、反町に預け、『オオゼリパス』で前線までボールを運んで貰う。
G:ここは焦らず、パスワークで時間を稼ぐ。
H:パチュリーの判断に任せる。(スキル・レジスタが発動し、ボール受け手のドリブル・パス力UP)
I:その他 自由選択枠 てゐに『オリジンデューパー』を使わせたい場合はこちらで
鈴仙のガッツ:970/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
730 :
森崎名無しさん
:2017/11/04(土) 00:19:40 ID:x8hphAQM
G
731 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/04(土) 00:24:36 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
少し早いですが、スレ容量が500kbを超えそうなので、次スレのスレタイを募集したいです。
次スレはサンパウロ戦が中心になると思います。
【】鈴仙奮闘記41【】
の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。
それでは、本日もお疲れ様でした。
732 :
森崎名無しさん
:2017/11/04(土) 00:26:02 ID:w5fBrKeA
C
733 :
森崎名無しさん
:2017/11/04(土) 01:19:27 ID:lEgNrqbc
D
734 :
森崎名無しさん
:2017/11/04(土) 07:34:47 ID:0dVgMJc+
C
【小さな翼と】鈴仙奮闘記41【嵐の大空】
【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
735 :
森崎名無しさん
:2017/11/04(土) 18:02:58 ID:???
【道は】鈴仙奮闘記41【遥かなり】
【平行線よ】鈴仙奮闘記41【地の果てまで行け】
【これ以上喋ると】鈴仙奮闘記41【口を縫い合わすぞ】
遅くなりましたが、(もうすぐ)41スレ目達成乙です。
736 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/04(土) 23:47:48 ID:Y2nYtOGc
遅くなりましたが、更新再開します。
>>726
パチュリーは新チームには貴重な、翼クラスの戦略級選手です。
来たる強敵相手には、彼女を如何に使うかが勝負の分かれ目となる…かもしれません。
>>734
スレタイ提案ありがとうございます。
>>735
スレタイ提案ありがとうございます。
41スレとは、森崎板の外伝でもかなり長寿な方になりましたね…
一時停滞する時もありましたが、お蔭様でなんとかここまでやってこれました。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
C:前方にいる、佳歩のドリブルによる中央突破に期待する。
鈴仙「(後方のてゐや反町君に頼ると、攻撃スピードが落ちてしまう。ここは速攻よ!)
……一旦私にボールを。すぐに佳歩に繋いで、FW主体で攻めます!」
パチュリー「あくまでも切り込むのね。……お気をつけて」
バシッ……。ポムッ。バシッ……!
佳歩「(これは――私へのパス!)……分かりました。鈴仙さま。行ってみます!!」
タッ!
実況「ボールを奪ったパチュリー選手、鈴仙選手にショートパス。
そして鈴仙選手は……そのまま中央にボールを流して、これは佳歩選手がキャッチ!
コリンチャンス、佳歩選手の中央突破で速攻だ〜〜〜!!」
737 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/04(土) 23:49:24 ID:Y2nYtOGc
翼「(成程。あくまでも2点差を目指すんだね。……なら、守らせて貰おうか)」
妖夢「(ここで二点目を奪われると苦しい。私も戻って翼君をフォローすべきか……!?)」
タッ!
実況「これに対し、サンパウロは……!」
先着1名様で、
★佳歩の勝負→! card★
と書き込んでください。マークで分岐します。
JOKER・クラブA→サンパウロメンバー「うおおー! 俺達のサッカーは全員サッカーだー!」11人が佳歩に喰いつく!?
ダイヤ→翼「ようし、勝負だ!」キラキラッ! 翼がタックルに向かう!
ハート・スペード・クラブ→ダイヤ+妖夢「私も行く……!」 妖夢もタックルに向かう。1VS2だ!
738 :
森崎名無しさん
:2017/11/04(土) 23:59:43 ID:???
★佳歩の勝負→
ハート4
★
739 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 00:05:24 ID:ClgLIxfU
★佳歩の勝負→ ハート4 ★
ハート・スペード・クラブ→ダイヤ+妖夢「私も行く……!」 妖夢もタックルに向かう。1VS2だ!
翼「(彼女の足使いは中々上手いね。良い勝負になりそうだ)――止める!」キラッ?
タッ、ズザアアアアアアアアアアアッ!
妖夢「――私も行く。タックルの腕なら君にも負けてない筈だ……!」
ダダダッ!
実況「佳歩選手には……前方から戻って来た妖夢選手。
そして中盤で存在感を示し続けていた翼選手の二人が向かいます!」
佳歩「強そうな選手が二人……! でも、負けません!」
740 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 00:07:33 ID:ClgLIxfU
先着2名様で、
★佳歩→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★妖夢→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
翼→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(バビントンがフォロー)(新田がフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
妖夢のマークがダイヤ・ハートで「二百由旬の一閃(+2、吹飛2)」が発動します。
翼のマークがダイヤ・ハートで「クリップタックル(+3)」が発動します。
翼はスキル・ファンタグラジスタにより、
@ダイスで2が出た場合数値を12、3が出た場合数値を11とする
A接触行動時、必殺技補正以外の自分に対する不利な補正(自分のマイナス補正、敵のプラス補正)を無効化する
B全ての接触行動に吹飛係数2
Cプレイ不能になるまで負傷ペナが発生しない を持ちます。
741 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 00:17:47 ID:???
★佳歩→ドリブル 56 (
スペード7
)(
5
+
2
)=★
742 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 00:18:54 ID:???
★妖夢→タックル 55 (
ハート8
)(
1
+
5
)+(人数補正+1)=
翼→タックル 54 (
クラブK
)(
3
+
3
)+(人数補正+1)=★
743 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 00:26:42 ID:???
テンプレの
>>6
だと頭脳的と華麗にも吹っ飛び係数がついてて、佳歩ちゃんがポブルセン並の狂犬に見える件
744 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 00:40:26 ID:ClgLIxfU
>>743
すみません、流石におかしいですね(汗)吹っ飛び係数がついてるのは情熱的だけです。
佳歩は凌辱堕ちしたりしないです。……たぶん。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★佳歩→ドリブル 56 ( スペード7 )( 5 + 2 )+(華麗なドリブル+3)=66★
★妖夢→タックル 55 ( ハート8 )( 1 + 5 )+(人数補正+1)+(二百由旬の一閃+2)=64
翼→タックル 54 ( クラブK )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=61★
≧2→佳歩、ドリブル突破!
佳歩「(……このボールは、鈴仙さまが私を信頼して預けてくれたボールです)」
グッ……。
妖夢「隙有り、――『二百由旬の一閃』!」
ギュンッ! ズバッ。バシュウウウウウウウウウウウウウウウッ!
佳歩「……ッ!」
実況「妖夢選手、素早く強引な二段タックルで佳歩選手の体勢を崩そうとします!
この二撃を食らっては、小柄な佳歩選手は今にも吹き飛びそうですが……!」
シュンッ、クルッ!
妖夢「……!(直前でターン!?)」
佳歩「私は、その信頼に応じる義務があります。それが、鈴仙さまの相棒の……ツートップの役目です!」
745 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 00:41:39 ID:ClgLIxfU
キュンッ、クイッ、スタッ! ヒュンッ!
翼「短時間で小技をこんなにたくさん。凄いなァ! 俺も負けてられないぞ!」キラキラッ?
ズザアアアッ、ガシイイイッ!!
佳歩「負けてられないのは……こっちの方がずっと上ですッ!」
――ギュンッ!
翼「!(上手いだけじゃない。速い! ……彼女のドリブル、まだまだ上手くなりそうだなァ)」
実況「佳歩選手……『華麗なドリブル』で、妖夢選手と翼選手の二名をアッサリと抜き去ってしまいました!
鈴仙選手との不動のツートップにして、ルナティックスの切り込み隊長の名は、
ここブラジルの場においても健在です!」
妖夢「(……彼女を見ていると、黒い感情が噴き上がって来る。この感情は……嫉妬?
それとも、後悔? 自分も、もしかしたら、こうなれたかもしれないと言う……)」
バビントン「くっ……! まさかツバサとヨームが二人がかりでも抜かれるだなんて……!」
ドトール「――となると、俺の出番だ。バビントン、援護を頼む」
バビントン「――ドトール! ごめん、任せた。僕の守備は軽いからね……」
ギュンッ! スッ……。
実況「中盤の山場を越えた佳歩選手! しかし得点にはまだハードルがある!
バイタルエリアから10メートル手前、サンパウロの中盤底から、
ボランチのバビントン選手と……サンパウロの毒蛇・ドトール選手が飛び出して、
タックルに向かう〜〜!!」
746 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 00:45:15 ID:ClgLIxfU
佳歩「(ここを越えれば、二点目は間近……!)――抜きます!」
ダッ!
先着2名様で、
★佳歩→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バビントン→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ドトール→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、更にドリブル突破! 得点チャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(リマがフォロー)(マウリシオがフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
ドトールのマークがクラブ以外で「コブラタックル(+2)」が発動します。
747 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 01:02:07 ID:???
★佳歩→ドリブル 56 (
スペード9
)(
3
+
5
)=★
748 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 01:04:02 ID:???
★バビントン→タックル 51 (! card)(
3
+
5
)+(人数補正+1)=
ドトール→タックル 56 (
ハート2
)(
4
+
1
)+(人数補正+1)=★
749 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 01:05:19 ID:???
★バビントン→タックル 51 (
スペード10
)(
1
+
2
)+(人数補正+1)=
ドトール→タックル 56 (
ダイヤQ
)(
1
+
5
)+(人数補正+1)=★
750 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 01:35:32 ID:ClgLIxfU
★佳歩→ドリブル 56 ( スペード9 )( 3 + 5 )+(華麗なドリブル+3)=67★
★バビントン→タックル 51 ( スペード10 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=55
ドトール→タックル 56 ( ダイヤQ )( 1 + 5 )+(人数補正+1)+(コブラタックル+2)=65★
≧2→佳歩、更にドリブル突破! 得点チャンスだ!
ドトール「――取らせて貰う!」
ギュンッ……グネッ、グネグネッ!
佳歩「……す、凄い動き。まるで人間じゃなくて、本当の蛇が蠢いているよう……!」
実況「出た〜〜! ドトール選手の必殺タックル! 蛇のように地面をうねりながら、
長距離からボールを掠めとる、『コブラタックル』です!
佳歩選手もこの人間離れした大技に圧倒されますが……!」
佳歩「(蛇の動きには、一定の規則性があります。だから、それを掴みさえすれば……)――そこっ!」
ギュンッ! タッ、タッ、スパァァァッ!
ドトール「……! この俺の『コブラタックル』を初見で躱すとは。
ツバサやヨームですら、一回は引っ掛かってくれたと言うのに」
バビントン「(あまりに高レベルな争い過ぎて、ついて行けなかった……!
このままアルゼンチンに合流しては、パスカルに笑われちゃうな)」
実況「佳歩選手、リズミカルにドトール選手の脚の間をステップで潜り抜け、突破!
コリンチャンス……なんと、前半10分を前にして、早くも2点差のチャンスです!!」
鈴仙「佳歩、良い調子よ!(――改めてだけど。佳歩も成長が著しいわね。
世界トップクラスの選手を三人も相手にして、ここまで持ちこたえるだなんて……!)」
佳歩「――ありがとうございます、鈴仙さま! ……それで、次は?」
751 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 01:36:40 ID:ClgLIxfU
佳歩は素直に礼を述べてから、すぐに前方……サンパウロのゴール前を見やる。
ゴールキーパーのレナートの近くには、ブロッカーの石崎がシュートに備えているほか、
弾き屋のアマラウはダイレクトシュートやポストプレイを警戒しつつも、
タックルやパスカット、ブロックにも向かえるような位置取りを保っている。
リマは……フォローと鈴仙や佳歩のフリー状態を潰すべく、奮闘していると思う。たぶん。
鈴仙「(次……。つまりは、どう決めるか、ね。今のところ、前線には私と佳歩。
その少し後ろにパチュリーさんが居だけで、若干心許ないけれど。
敵も私達の速攻に対処し切れていない今が、チャンスである事は間違いないわ!)」
先程は鮮やかなドリブルを魅せた佳歩は、同時に鈴仙に負けずとも劣らないストライカーである。
彼女の最大の武器である『ラビットダイブ』は、単独で放てるシュートの中では、
現時点でのコリンチャンスが出せる最強の大砲でもあるし、ミドルシュートの『ラビットテイル』も、
反町の大技・『ソリマチドライブ』には一歩劣るものの、レナートの守るゴールを割るには充分だ。
更には一対一での必殺シュート『プランスラビット』も持つため、攻撃手としては完璧であるとすら言える。
鈴仙「(佳歩の攻撃力は十二分にある。でも私だって当然、佳歩には負けていない。
むしろ、『狂気の瞳』を活かした錯乱力も含めれば、決定力は私の方が上という自負もある。
……調子の良い佳歩に決めて貰うか、私が動くか。どっちでも良い結果は出そうだけど……!?)」
752 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 01:37:54 ID:ClgLIxfU
予想以上に早く訪れた二点目のチャンス。鈴仙が選んだ選択は――。
A:佳歩にはこのままドリブルで一対一を狙わせる!
B:佳歩にはここからミドルシュート、『ラビットテイル』を撃って貰う!
C:佳歩にはダイレクトで、『ラビットダイブ』を撃って貰う!
D:自分(鈴仙)が決める。ミドルで『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65+1/4で敵GKに転倒ペナ−4)250消費
E:自分(鈴仙)が決める。ダイレクトで、『マインドスパークルマイン』だ!(威力:66+1/4で敵GKに転倒ペナ)300消費
F:自分(鈴仙)がPA内を掻き乱す! 佳歩からボールを貰いポストプレイやスルーだ!(更に選択)
G:佳歩にはサイド際まで上がって貰い、時間を稼いで貰う。
H:その他 自由選択枠 少し後ろのパチュリーに渡したい場合もこちらで
鈴仙のガッツ:970/990
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
753 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 01:38:54 ID:ClgLIxfU
今日の更新はここまでにします。
今日でスレを消費出来ればと思ってましたが、帰りが遅くなったせいであまり更新できませんでした…
明日にはスレが一杯になる(予定)ので、もう一日だけスレタイを募集します。
次スレはサンパウロ戦が中心になると思います。
【】鈴仙奮闘記41【】
の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。
それでは、本日もお疲れ様でした。
754 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 01:45:25 ID:tkVHXdZU
A
乙でした
755 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 01:53:39 ID:nH++A5kE
A
乙でした
シュートは顔面ブロックが怖いし、せっかくドトール抜いたからね
【恐るべし】鈴仙奮闘記41【ファンタグラジスタ】
756 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 20:04:33 ID:ClgLIxfU
スレが埋まるまで、少しだけ更新します。
>>754
乙ありがとうございます!
>>755
乙ありがとうございます。佳歩のドリブルも充分強いので不可能ではないにせよ、
ドトール君がこうも容易く抜かれるとは思ってませんでした(汗)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A:佳歩にはこのままドリブルで一対一を狙わせる!
鈴仙「佳歩! 今の流れのままで、ぶっちぎってしまいなさい!」
佳歩「――分かりました! 全力で行きます!」
ビュンッ!
実況「ゴール前に来て佳歩選手は、動きを止めるどころか更に加速!
どうやら佳歩選手は、このままドリブルゴールを目指す様子だ〜〜!!」
アマラウ「くそっ! ちょっと運よくドトールを抜いた位で、舐めんなよ!」
石崎「お、俺も居るぞ!」
ダッ、ズザアアアアアアアアアアアアアアッ!
実況「佳歩選手に向かうのは、DFの最終ライン! CBのアマラウ選手と石崎選手の二名です!
サンパウロ、ここでなんとか踏ん張れるのか〜〜〜!?」
757 :
鈴仙奮闘記
◆85KeWZMVkQ
:2017/11/05(日) 20:06:23 ID:ClgLIxfU
先着2名様で、
★佳歩→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★バビントン→タックル 51 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
ドトール→タックル 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→佳歩、更にドリブル突破! 得点チャンスだ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(リマがフォロー)(マウリシオがフォロー)
≦−2→サンパウロボールに。
【補足・補正・備考】
佳歩のマークがダイヤで、「情熱的なドリブル(+4、吹飛2)」が発動します。
佳歩のマークがハートで、「頭脳的なドリブル(+3)」が発動します。
佳歩のマークがスペードで、「華麗なドリブル(+3)」が発動します。
ドトールのマークがクラブ以外で「コブラタックル(+2)」が発動します。
※このレス後の判定でスレが埋まると思います。
(途中で埋まったらすみません、新スレを建てるまで判定はお待ちください)
758 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 20:07:55 ID:???
★佳歩→ドリブル 56 (
ダイヤ9
)(
6
+
1
)=★
759 :
森崎名無しさん
:2017/11/05(日) 20:13:00 ID:???
★バビントン→タックル 51 (
クラブ7
)(
4
+
3
)+(人数補正+1)=
ドトール→タックル 56 (
ダイヤJ
)(
2
+
1
)+(人数補正+1)=★
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