キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】

1 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/09(金) 00:36:14 ID:???
このスレは、キャプテン森崎のスピンアウト作品で、東方Project(東方サッカー)とのクロスオーバー作品です。
内容は、東方永夜抄の5ボス、鈴仙・優曇華院・イナバがサッカーで世界を救う為に努力する話です。
他の森崎板でのスレと被っている要素や、それぞれの原作無視・原作崩壊を起こしている表現。
その他にも誤字脱字や稚拙な状況描写等が多数あるかと思いますが、お目こぼし頂ければ幸いです。

☆前スレ☆
【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1515503626/
☆過去ログ・攻略ページ(キャプテン森崎まとめ@Wiki内)☆
http://www32.atwiki.jp/morosaki/pages/104.html

☆あらすじ☆
ある日突然幻想郷にやって来た外来人、アラン・パスカルと中山政男との出会いにより、
師匠に並ぶ名選手になると決心した鈴仙・優曇華院・イナバ。
彼女は永琳の庇護下で実力を大きく伸ばし、幻想郷中の勢力が集まった大会でMVPを勝ち取った!
しかしその夜鈴仙は、自身の成長は永琳の計画であった事、その計画の副作用で
月に眠る大いなる厄災――「純狐」が八雲紫の身体を乗っ取り目覚めつつある事を明かされる。
そして、鈴仙は永琳に懇願される。「純狐」の純粋なる狂気を止めるべく、
次に紫が計画した大会――『幻想スーパーJr.ユース大会』に優勝し、世界を救って欲しい……と。

鈴仙は戸惑いつつも、永琳の願いを受け入れ、
幻想郷の秩序の変革を狙う新チーム・リトルウイングズの一員として、大会に優勝することを誓うも、
修行の為に訪れたブラジルで大きな挫折を味わった。鈴仙は、かつて道を違えた親友・魂魄妖夢が所属する、
強豪チーム・サンパウロになす術無く敗北。その後、謎のスナイパーの凶弾に倒れ、その視力すら喪ってしまうのだった。

どん底に堕ちた鈴仙達を前に、新チーム・リトルウイングズの監督となる筈だった魅魔は冷酷に告げる。
鈴仙達は弱い。このままでは世界で戦えない。リトルウイングズは解散だ。
――しかし、彼女はそう切り捨てると同時に、鈴仙達にこうも言い残していた。
1か月後の『魔界カップ』で、我ら魔界ユースに勝利すれば、『幻想スーパーJr.ユース大会』の出場権を与える、と……。
かくして僅かな希望を胸に、鈴仙達は幸運にも手に入れた空飛ぶ船・聖輦船に乗り込み魔界へと突入。
一同は新チームの本格始動を前に、互いの実力を図るべく紅白戦を始めたのだが、
謎戦術やら自爆やらが入り混じり、何故か死人が出る程の死闘となって……?

123 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 00:13:29 ID:jkOYFtlU
G てゐ てゐの長年の経験といい感じの前向き思考
そして幸運でアリスさんの悩みを吹き飛ばして、友情パワー(+13)を築こう!

124 :123:2018/02/21(水) 00:20:41 ID:jkOYFtlU
すみません、Aに変更をお願いいたします

125 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 00:47:32 ID:???
G 反町
言いたいことも言えなかった自分にサヨナラ!リア充になる方法を伝授してもらう
短所 アリスさんと反町が仲良くなった結果、静葉さんにナイスボートされる可能性が

とか考えたけどもう決まってましたね

126 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:36:41 ID:hlDwk5Kg
>>123
変更了解です。確かにてゐって、この中じゃ地味に最年長な気がしますね…
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A:慧音に相談してみる。

鈴仙「(さとりさんは何か怪しいし、霞は何か怖いし、にとりは勝手に爆発しそうだし。……うん。悩むまでも無かったわね)」

――誰に相談すべきかは、消去法で明らかだった。
鈴仙は自室を出ると、そのまま廊下を進んですぐ隣、2号室の襖を開けて慧音を呼び出した。
そして、人気の無いのを見計らって、玄関付近の談話スペースでこれまでの経緯を打ち明ける。

慧音「――うん。確かにアリスさんの精神状態については、私も心配だった。
    しかし、鈴仙の相談を以てしても問題が進まない程拗らせているとはな……」

鈴仙「もう慧音さんしか居ないんです。このチームでは一番大人ですし、なんというか、常識人ですし……」

慧音「ありがたいが、買いかぶり過ぎだよ。てゐなんかは、ああ見えて一番割り切れているしな。
    それと、反町君あたりは私も関心しているんだ。あの年で、ああも落ち着いた子は……。
    ――と、済まない。話が逸れてしまったか」

慧音は恥ずかしそうに頭を掻きながら、しかし教育者らしい、凛とした表情を見せる。
勿論普段から彼女は冷静沈着なディフェンスのまとめ役ではあるのだが、それとは少し違う、
「大人」としての理知を感じさせ、つられた鈴仙も少しだけ恐縮した気持ちになる。

慧音「アリスさんの件、私も話をしてみるよ。これまで余り深い付き合いも無かったし、
    私自身、どちらかと言うと不器用な性格だ。だから、上手く行くとは約束できない。
    しかしそれでも、……全力を尽くしてみたいと思う」

謙虚に話す慧音の横顔は、言葉とは裏腹に、とても頼り甲斐があった。
そして――。

127 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:38:49 ID:hlDwk5Kg
***

鈴仙「さて、アリスさん。昨日の続きなんだけど……」

アリスさん「!?!?!?! わ、私に……悩みなんてないわよっ!?」

慧音「まあまあ。そんなに慌てなくても良いんだぞ? 悩み相談だなんて大仰な物じゃない。
    私は単に、アリスさんと親交を深めたいと思っただけさ」

アリスさん「……ほ、ホントかしら……???」

鈴仙「ホントだってば! ね、良いじゃんアリスさん。おゆはんまでで良いからさぁ」

鈴仙は首尾よくアリスさんに声を掛け、再び件の相談室(鈴仙がそう名付けたAVルーム風の部屋)に連れていく。
しかし、今度は慧音も一緒である。鈴仙としては最初、アリスさんが慧音という比較的親交の薄い者と話す事を
嫌がるのでは、と思ったが。その辺りは慧音は上手だった。柔和な笑みで、アリスさんの緊張を解いてから、
ごく自然に鈴仙との三人で話をする……という空気を作り出す。

鈴仙「(ここまでは完璧ね。……やっぱり、慧音さんに声をかけてよかったなぁ)」

アリスさん「鈴仙と、先生と、私で三人。――こ、これはもしかして……三者面談!?」

鈴仙「(――と、思ったけど。先生繋がりでアリスさんのトラウマが刺激されかねないって言うリスクはあるっぽいわね……)」

慧音「(怯えた眼の子どもを看るのは初めてでは無い。しかし……彼女を、子どもと一緒にしても良いものか。
     最初は良かったが、たまに私に対しても、敵意の籠った視線を向けられてるような気がするし。
     ふむ。これはどう切り出すべきか……)」

とはいえ、そこから一筋縄ではいかないのがアリスさんである。
鈴仙と慧音もその辺りは心得ては居るが、しかし心得たところで打つ手が見つかる訳では無い。
暫くの間は雑談でお茶を濁しながら、二人は少しずつ、アリスさんの心の闇に手を触れていくのだが……。

128 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:40:19 ID:hlDwk5Kg
先着2名様で、

★慧音→相談スキル 8+! card+(鈴仙のアシスト+2) = ★
★アリスさん→心の闇 10+! card(! dice) = ★

と引いてください。カードやダイスの結果で分岐します。

【慧音の相談】−【アリスさんの心の闇】
≧5→アリスさん、慧音先生の指導の下生まれ変わる!?
≧2→アリスさん、慧音の熱意に打たれて更生(?)する!
=−1〜1→アリスさん、慧音に心を開く。
≦−2→アリスさん、錯乱しつつも慧音に少しだけ心を開く。
≦−5→アリスさん、国語の時間に自作ポエムを先生に勝手に朗読された記憶が蘇り倒れる。
【補足・補正・備考】
慧音のマークがダイヤで「冷静な指導(+2、アリスさんのマイナス補正無効)」が発動します。
慧音のマークがハートで「熱血な指導(+4)」が発動します。
慧音のマークがクラブで「正論(−2)」が発動します。
アリスさんのマークがクラブで「無理な強がり(−3)」が発動します。
アリスさんの数字が偶数の場合「先生へのトラウマ」が発動し、(! dice)の分マイナス補正が発生します。

129 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 01:46:36 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
>>125
グレートティーチャーソリマチも確かに良かったですね…。
静葉さんの武器はカッターナイフだから精々失血死で済むので大丈夫です(大丈夫じゃない)


130 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 01:57:52 ID:???
★慧音→相談スキル 8+ ハート9 +(鈴仙のアシスト+2) = ★
乙なのです

131 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 02:03:06 ID:???
★アリスさん→心の闇 10+ ダイヤ26 ) = ★

132 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/21(水) 02:05:57 ID:???
今さらですが、アリスさん側と慧音側で数値の大小を勝負しているのですから、
アリスさん側の補正はマイナスでは無くプラスでしたね…この辺りは結果にして修正します(汗)

133 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 06:24:23 ID:???
乙でした
23と18でギリギリ最良の結果か?

134 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 13:11:38 ID:???
これでアリスさんもわたモテの今のもこっちと同じぐらいの友達を増やせる下地が出来たかな?

135 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 19:05:01 ID:???
もこっちぐらいモテたら逆にみんながアリスさん奪い合ってチームが崩壊するわ!

136 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 22:20:01 ID:???
アリスさんの先生へのトラウマが凄い

二人組を作るといつも先生と組むアリスさん

アリスさんの文才を知ってもらってみんなと打ち解けてもらおう(ポエム朗読)

アリスさん登校拒否。みんなに応援してもらおう(寄せ書き事件)

みたいなのがあったんですかね

137 :森崎名無しさん:2018/02/21(水) 23:36:49 ID:???
わたモテのもこっちというか、
登校拒否の理由と寄せ書きの件がローゼンメイデンのJUM君みたいな事になってるな

138 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/22(木) 00:25:29 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします。
>>130
乙ありがとうございます!
>>133
乙ありがとうございました。最良の結果になりましたね。
アリスさんに割くべき時間を他の仲間に費やす事も可能になりました。
>>134
あんまりもこっち知らないんですけど、本来的にはさとりとかパチュリーの方が近い感じですね…
>>135
アリスさんハーレムは遠い夢ですね…
>>136
ぶっちゃけアリスさんの学校ネタはその場の勢いで書いてますが、
こうして書き出すと後付け的にストーリーが出来そうですね…
ポエム朗読と寄せ書き事件の間にはプロレスごっことか挟まりそうです。

139 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/22(木) 00:27:16 ID:???
>>137
ぶっちゃけ、かなりパク…リスペクトしてます(爆)

140 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/23(金) 03:26:49 ID:???
書きあがらなかったので、今日も更新をお休みします(汗)
明日は更新できると思います。



141 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:00:44 ID:???
★慧音→相談スキル 8+ ハート9 +(鈴仙のアシスト+2) +(熱血な指導+4)=23★
★アリスさん→心の闇 10+ ダイヤ2 ( 6 )+(先生へのトラウマ+6)=18★
≧5→アリスさん、慧音先生の指導の下生まれ変わる!?

慧音「いいかアリスさん。人という字はだな。棒と棒とが寄り添って……」

慧音の説得は、やはり職業柄というべきか、最初は諭すような形で始まった。

アリスさん「大人はいつも卑怯だ。いつも安全な場所から、いつも綺麗な言葉で、私たちを戦場に送り込むんだ……」

そしてアリスさんは何故か、切れたナイフのようにとがってた。
恐らく”先生”という概念に対して強度のトラウマがあるのだろう、中々心を開こうとせず、
むしろ鈴仙の時よりも強固な反発(反抗期的な意味で)を見せた。

鈴仙「(うーん。こりゃあ失敗だったかしら……)」

一行に好転しない状況に、鈴仙も諦め顔。慧音が懸命にアリスさんに悩みを相談するよう求める程、
アリスさんは自分という名の殻に閉じこもる。まさしく、引きこもりの生徒の家の前で門前払いされる先生状態だ。
――しかし、慧音の熱意は、これまでアリスさんの心を開けなかった先生の比ではない。

慧音「アリスさん。何度でも言うぞ。困った事があれば、先生が力になってあげるからな!」

慧音はアリスさんの拒絶を聞いてもなお、頑として動かず、あくまでも熱血に暖かい言葉を掛け続ける。
しかし、この程度の情に流されるようでは、アリスさんは今ごろここまでこじれていない。

アリスさん「な、なによぉ……?? 先生に何がわかるって言うのよぉ……!?!?!
       どーせ私の面倒を見てるのも、教育委員会に言わたからなんでしょう!?!?」

鈴仙「(教育委員会ってなんだろう……)」


142 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:02:50 ID:???

いつも通り不可解なアリスさんの言動を聞いて手ごたえの無さを感じた鈴仙は、
慧音に対し、そろそろ話を切り上げてはどうかと促そうとするのだが。
……ここで、慧音先生は聖職者として信じられぬ行動に出る。

慧音「ハリケーンミキサーーーーッ!」

ドドドドドッ、グワッキーーーーンッ!!

アリスさん「ほ、ほんぎゃーーーー!?」

――慧音は瞬間的にニョキリと角を生やし、そのまま猛ダッシュでアリスさんに突進。
きりもみ状に上空へとふっとばしてしまう。……誰がどう見ても体罰だった。

鈴仙「な、なにやってるんですか慧音さんっ!? 体罰にうるさい今のご時世。
   ちょっと叩くとかでも問題なのに、超人強度1000万パワーはまずいですよ!?
   教員免許剥奪不可避ですよっ!?!?!」

鈴仙は理知的な慧音の蛮行に驚愕し、強い口調で詰る。これでは話し合いは失敗、というどころではない。
逆にアリスさんの先生へのトラウマは更に加速してしまったのではないか。
いや、それだけならまだいい。下手をすれば廃人状態に――とまで考えたその時。

アリス「……今ので目が覚めたわ。ありがとう、慧音」

鈴仙「(……!? アリスさんから”さん”の表記が消えた……!?)」

……鈴仙の目の前で、奇跡が起きた。

143 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:04:12 ID:???
傷一つ無くむくりと起き上がったアリスさん――いやアリスは、
慧音に軽く礼を言うと、落ち着いた様子で再び向き直った。

アリス「私は……その。自分で言うのも何だけど、人一倍プライドが高かった。
    それで、悩んでいても、誰にも相談できずに困っている内に……世界が、歪んで来たの。
    周囲の誰もが自分に悪意を振りまいているような、そんな錯覚に陥って……そこから先は、
    出来ればあまり、思い出したくないわね……」

鈴仙「え? え? え?? アリスさんが……いやアリスが、普通にしゃべってる……?
   慧音さん。一体どんな魔法を使ったんですか……!?」

アリスの豹変に驚く鈴仙を尻目に、慧音はこの結果が予測済みだと言った表情で頷く。

慧音「話を聞いていて思った。アリスさん……いやアリスは、きっかけが欲しかったんだ、って。
   多分、これまでの皆はアリスを腫れ物扱いして気を遣う一方、
   彼女の奥底まで突っ込んでいく事を放棄していたんじゃないかと思うんだ。
   だから――少々荒療治となるが、肉体言語で語らせて貰った。
   私が何を言いたかったか、よくわかっただろう、アリス?」

アリス「ええ。……周囲は思うよりも、私に悪意を振りまいてはいないんだって。
    何が起きても、私を受け止めてくれる人は居る筈だから信じて、って。
    言葉にすると陳腐だけど。だけど大事な事を、誰よりも分かりやすく教えてくれたわ……」

鈴仙「(私には、ただの暴力にしか見えなかったけどね……)」

アリスさん……いやアリスに常識が戻った喜びよりも、慧音の常識人度に対する一抹の不安が勝ちそうになるが……。
そこはぐっとこらえて、鈴仙もアリスに暖かく声を掛ける。

鈴仙「――さ。アリス! 何はともあれこれでスッキリしたでしょ。
    だったら言ってみなさいよ。あんたがこれまで悩んでいた事をさ!」

アリス「え、ええ……そうね。そうなる、わよね……」

144 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:06:16 ID:???
それに対してアリスは少しだけ恥ずかしそうに顔を赤らめ、もじもじと指をいじりながら、言いたい事を言おうとして口ごもる。
これがアリスじゃなくてこれまでのアリスさんだったら今頃、ぐるぐる目で頭を掻きむしりながら、
!とか!?を多用しいちいち喧しく騒ぐであろうことを考えれば、恐ろしいまでの豹変だった。

アリス「思えば、私がここまで孤独に狂わされたきっかけ。
    それは……単に、トモダチが欲しいと思ったこと。本当に、それだけだった」

それから、アリスは鈴仙と慧音にひっそりと教えてくれた。
全幻想郷選抜大会が開かれる数か月前、魔理沙が森崎と出会い、
魔法の研究を一時停止してまでサッカーに明け暮れるようになってから、一人で過ごす時間が多くなったこと。
最初は自律人形の研究が捗ると思って気にならなかったが、次第に孤独が自分の心を蝕んでいったこと。
そしていつの間にか、安いプライドと焦燥感だけが積み重なり、自分自身を見失ってしまったこと。

アリス「……もっとも、狂ってしまった事は、決して悪い事ばかりじゃなかったわ。
    これまでは見えなかったものが見えるようになったお蔭で、サッカーのセンスは研ぎ澄まされたもの。
    逆に今は、何も聞こえないんだけどね。さっきまでは、ボールくんの声が聞こえてたんだけど」

慧音「私は別に、君のその繊細な感性までは否定していないつもりだ。
    今は心を落ち着かせる事を第一に考えて、それから。また少しずつ感性は取り戻していけば良いさ」

アリス「そうね。私達には限られたとは言え、時間がある。これまでの自分では決して得る事の出来なかった技術。
     これだけは、いいとこ取りをするのが合理的だもの」

合理的という、非合理の塊だったアリスさんからは考えられない価値観が示されたところで、
慧音先生による面談は一旦打ち切りとなった。
部屋を出て、慧音に一旦別れを告げたところで――アリスは鈴仙に対して、顔を赤らめて、

アリス「鈴仙。……今まで悪かったわね。本当に迷惑をかけたわ。もっとも、許して貰えればそれで済むとか、
     そんな話じゃあないんだけれど。その上で、一つ、お願いしてもいいかしら。
     ――私の、その。トモダチになって欲しいな、って……こと、なんだけど」

145 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 00:09:24 ID:???
――と、強がらず素直に想いの丈を告げた。
孤独に狂って暴走しても自分を見切らず、なんやかんや言いながらずっと面倒を見続けた鈴仙は、
全てを失った今のアリスにとって、誰よりも大事なトモダチだった。

鈴仙「……うん。もちろんよ」

アリス「……! あ、ありがと。……で、でも別に、嬉しくなんてないんだからねっ!
    あ、ち、違うの! ……ああ、やっぱりダメね、私。中々素直になれないって言うか……」

鈴仙「……(マジで変わり過ぎよねぇ……アリスさん、いやアリス。なんかちょっとだけ、
    昔のアリスさんが懐かしくて勿体無いような、別に割とそうでもないような……)」

鈴仙は勿論、そんなアリスを拒む理由など全くないため快諾する。
――若干、昔のアリスさんとの豹変っぷりに驚きを通り越して恐怖を覚えないでも無かったが。

アリス「あ! え、えっと……じゃあさ。私、トモダチらしくハンカチ落としとかしたいな……!
     私、ずっとアレに憧れてたのよ。ほら、人形でやろうと思っても、アレ、自律的に動くトモダチがいないとできないし……!」

鈴仙「(あ、ちょっとだけいつものアリスさんだ!)」

常識的な言葉の節々に見える深い闇から、この眼前の可愛らしい少女は、
鈴仙の良く知るめんどくさいアリスさんである事が分かる。……今の鈴仙にとっては、とりあえずそれで充分だった。

*アリスさん……いやアリスが生まれ変わって常識的になりました。
*鈴仙はスキル・アリスとトモダチ(アリスにボールが渡った時、PL側で行動を選択できる)を習得しました。
*アリスとの絆ポイント(後で解説します)が+2されました。
*アリスがファンタジスタ系のフラグ・技を習得しずらくなりました。
 (今後の訓練により、常識を残したまま、再びファンタジスタ方面に覚醒する事も可能です)

146 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 00:36:40 ID:???
アカン、アリスさんじゃないアリスに違和感が凄い

147 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 01:01:07 ID:???
千年パズル与えてアリスとアリスさんとをスイッチできるようにしよう

148 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:20:47 ID:???
−チュートリアル・絆ポイントについて−

夕食時よりも少しだけ早く居間に行ってみると、にとりが一心不乱に、
霞が持っているスカウターのような小型機器を弄っていた。

ピピピピ……ピピピピ……ウィ〜ン、カチャッ。

にとり「よし、できたァ!」

鈴仙「何が出来たのよ……」

にとり「げげ、人間!?」

鈴仙「人間じゃなくて玉兎だってば……。で、何してたのよ、にとり」

ある意味お約束なやりとりを交わしながら、鈴仙はにとりの隣に座る。
視力を喪って大分経ち、気配の察知術にも大分慣れて来た為に……いや。
機械狂とまで言える程のギークなにとりに何をしているかを問う事自体が愚問だったが、それでも一応聞いておく。

にとり「何って盟友。そりゃあ勿論、あっと驚く主婦の味方……的な?」

鈴仙「どうして私に聞くのよ……。勿体ぶらずに話せば良いのに」

にとり「かーっ! これだから女は分かっとらん! 発明のロマンをなぁ、語るにはなぁ、時間が幾らあっても足りんのだよ!」

にとりの態度は絵に描いたような機械オタク。空気を読む気すらなく、傲然とそう言い放つのだが――。

鈴仙「あんただって女の子でしょうが……。――そんなに勿体ぶるんなら、別に良いし。部屋に帰る」

149 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:21:52 ID:???
にとり「そ、そんな事言わずに聞いておくれよぉ……! 私達盟友だろぉ……?
     ていうか折角頑張って作ったんだから、誰かに誉めて欲しかったんだよぉ……!!」

――と、案外チョロいものだから、鈴仙も憎むに憎み切れないのだった。
鈴仙は結局、にとりの新装置の仕様について聞いてやる事にした。

にとり「良いか! 言っとくけどこの機械はマジでヤバい。霞だっけ、永遠亭のデータ兎から貸して貰ったスカウター。
    こいつを改造して、しかも地霊殿の覚妖怪に監修して貰った傑作だぞ!
    やはり科学こそが。ひいてはそれを操る河童こそが、真に世界を支配するのだ! フゥーハハハァーー!!」

そうなるとにとりも再び強気に戻って偉そうに色々喋るのだが、アリスさんを経た鈴仙にとって、にとりなど実に可愛らしいものである。
やがて、にとりは鈴仙に手のひらサイズの機械――外の世界の携帯電話位の大きさで、表面の殆どは液晶画面で、
下に一つだけボタンがある装置を手渡して、

にとり「……ってなワケで。鈴仙、このボタンを押してみな。赤いヤツね」

鈴仙「真ん中下にあるおっきなヤツね。……爆発とかしないわよね?」

にとり「しないってばー! 自爆はここぞという時にしないと、ロマンが無いからね!」

にとりの謎なロマン論を聞く気までは無かったので、鈴仙は素直にボタンを押してやる。
すると、これまで真っ黒だった液晶画面が光って、以下のような画面が映し出された。

150 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:23:00 ID:???
-------------------------------------------
☆現在の各選手の絆ポイント(感情値)一覧☆
名前 || 鈴仙 |
−− ++ −− ++
反町 || + 6 ||
 星 || + 6 ||
佳歩 || 1 0 ||
パチェ..|| + 7 ||
アリス. || 1 2 ||
静葉 || + 6 ||
てゐ || 1 3 ||
慧音 || + 7 ||
お燐 || + 6 ||
穣子 || + 6 ||
ナズ || + 5 ||
つか || + 7 ||
さと || + 5 ||
にと || + 5 ||
−− ++ −− ++
総合 ||101 ||
-------------------
+5〜+15まであります。+5で全面的支持、+10で全面的信頼・相棒、+15で魂の相棒です。

151 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:24:10 ID:???
鈴仙「こ、この数値は……?」

にとり「おっ、これが出たって事は成功かな? でもおっかしいなー。+5が最大だと思ってたのに、
    余裕でオーバーフローしてるぞー? −の数値も無いし……んー。んんーー……」

鈴仙の質問をよそにせず、にとりは液晶を後ろで覗き込みながら色々と唸っている。
それでも暫くして諦めたのか、きちんと説明をしてくれた。

にとり「うむ。これはズバリ! 鈴仙が他の仲間達と、どれだけ強い絆を築いているのかがわかる装置なんだ!
    名付けて、『にとスコープ』! どうだっ、カッコいいネーミングセンスだろ!?」

鈴仙「はいはい、すごいすごい……って、ええーーっ!? 何そのヤバい機械!?!!?」

にとり「でしょでしょー! 古明地さとりもマジでびびってたよ! まあ、これも科学の勝利ってヤツかな? 敗北を知りたい」

キリッと決め顔をして胸を張るにとりだが、この数値がデタラメでなければ本当に凄い。
恐らくさとり辺りの協力を仰げば、この機械の正確性も容易に証明できるだろう。
いや――この発明狂の事だから、その程度のテストは既にやっているのかもしれない。

鈴仙「……でも。これって一体どうなったら良いの? 15ポイントまで行ったら良いって事?」


152 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:25:35 ID:???
にとり「……本当の仕様だったら5ポイントがゴールなんだけど。
    ま、そうさ。15ポイント以上は流石にもう上がらないからね。
    でも言っとくけど、15ポイントまで行くのも充分に大変なんだからね?

   そういう意味じゃあ、【こんなポイント、今のままでも充分問題ない】し、
   【よっぽどの事でもしない限りは、ポイントが減っていく事もない】だろうから、
   別に放置しててもそんなモンかもしんないね。
   
   でも。やっぱり、絆ポイントっていうだけあるし、高い方が良いのは当たり前だよ!
   具体的には、【10ポイント】まで行ったら、鈴仙やあるいはそいつにとって良い事が起きるだろうし、
   【15ポイント】まで行ったら、そいつはきっと、これまでの限界すら超えて強くなれるね!きっと、たぶん」

鈴仙「ふーん……」

にとり「……ってなワケで、機械のテスト宜しく頼むよ」

メタメタしい話に若干興味を失いかけた鈴仙に、……不意打ち的に、にとりはそう言った。

153 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:27:47 ID:???

鈴仙「へ?」

にとり「へ? じゃあないよ。だって、折角私が作ったんだよ? だからさ、鈴仙が使ってみてよ」

鈴仙「いやいや。あんたが自分で使いなさいよ。なんか気味悪いじゃん、自分の評価が分かる機械とか……」

にとり「でもこの機械、このチームのメンバーの、鈴仙に対する評価しか分からないんだよ? だったら、鈴仙が使うしかないじゃん」

鈴仙「なんでそんなに凄い発明なのに、そんなに使いどころがピンポイントなのよ……」

にとり「ま、ま。そんな細かい事は良いからさ。使ってよ使ってよ? はい渡したー渡したからね。んじゃ、また宜しくー!」

タッタッタ……

鈴仙「あ、こら。待ちなさい!」

にとりは半ば押し付けるかのように鈴仙のポケットにその機械をねじ込ませると、
逃げるように居間からどこかへと消えてしまった。

鈴仙「……本当にマイペースな奴なんだから。全く……」

――とはいえ。少し不気味である事には間違いないが、にとりの機械は今後の自分の行動決定の指針となりうる。
鈴仙はにとりを追いかける事もなく、その『にとスコープ』なる装置を手元にしまっておく事にした。

*鈴仙が『にとスコープ』を入手。仲間→鈴仙への感情値が『絆ポイント』という数値で目視可能となりました。
*絆ポイントは10ポイントで成長イベントが発生。15ポイントで限界突破イベントが発生し、
 鈴仙や仲間の成長にとって大きな一員となります。
*絆ポイントは余程の事をしない限り下がりません。また、試合中の行動によって上下する事も原則ありません。
 これからの自由行動フェイズなどで、上昇を狙っていく形となります。

154 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 01:30:19 ID:???
てゐ「13だと!? にとスコープの故障に決まっている!」

155 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 01:57:27 ID:Vhhj8+c2
〜魔界生活3日目 仲間行動フェイズ〜

暫くすると、仲間達が居間に入ってきて夕食となった。(今日の夕食はさとりの作った 焼き鳥金箔カステラ だった)
それからすぐに夜は更けて、しかし二つの月が照らす魔界の夜は明るく、蒼白く仄かに光る草木が屋敷を照らす。
鈴仙は宣言通りアリスさん、いやアリスと二人でハンカチ落としをして遊んでいたのだが、
実はこの時も、自らの成長に向けて意気込む者がいた。それは――。

先着1名様で、

★魔界の色々な設定は基本オリジナルです→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→魔界人W「いつもの3倍の回転を加えれば1200万パワーだーっ!」慧音「なにィ!?」慧音先生がプロレスしてた!
ダイヤ→佳歩「(星さんに反町さん……ライバルは強力です!)」佳歩が鈴仙との2トップを目指して特訓していた。
ハート→星「(私はまだ弱い。もっともっと強くならないと……!)」星が秘密のトレーニングをしていた。
スペード→つかさ「(私にはまだまだ気合が足りません。もっと、熱くならないと……!)」つかさが根性に燃えていた。
クラブ→霞「(えーっと。各国サッカー協会の会長室に忍び込ませた盗聴テープによると……)」霞がデータを収集していた。

156 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 02:04:49 ID:???
★魔界の色々な設定は基本オリジナルです→ ハート10

157 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 02:10:01 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。本日もお疲れ様でした。
>>146
私も書いてて別キャラが出て来たかと思うくらい違和感が凄かったですw
でも、今のアリスの方が原作のアリスに大分近いと思います……
>>147
あそこまで突っ切ったアリスさんというキャラを無くすのは惜しいので、上手く活用したいと思ってます。
>>154
てゐの感情値が異常に高いのは、若干ネタも入ってますw

158 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 05:18:30 ID:???
It's over 13!

159 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 12:58:18 ID:???
>>158
てゐの数値が段違いですが、基本的にポイントは高くなる程上がり辛くなる予定です。
(5→10は簡単だけど、10→15は難しいみたいなイメージ。今回アリスさん、いやアリスは一気に2上がりましたが)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★魔界の色々な設定は基本オリジナルです→ ハート10 ★
ハート→星「(私はまだ弱い。もっともっと強くならないと……!)」星が秘密のトレーニングをしていた。

月の光が明るいとはいえ、やはり薄暗い夜のサッカーコートで、
えっちらおっちらコーンを並べて基礎的なパス練習を繰り返している姿がひとつ。

星「(先の紅白戦でも、私はあまり活躍できませんでした……もっと頑張らないと!)」

その背の高い影は寅丸星。命蓮寺の本尊代理兼エースストライカーであり、現在は寺を留守にして鈴仙達と行動を共にしている。

星「(佳歩さんにはハイレベルなドリブル技術と爆発的なダイレクトシュートが。
   反町さんには安定したキックコントロール力と穣子さん達との連携が。
   そして鈴仙は、世界でも最高クラスの連携シュートがある!
   私も、ミドルシュートとタックルだけに拘らず、新しい武器を身につけなくては……!)」

そんな彼女の原動力はシンプルだった。――『聖白蓮の弟子』や、『毘沙門天の代理』ではなく。
寅丸星という一人の妖怪として、皆の役に立ちたい。強くなりたい。それも、信頼できる仲間と共に。
人妖を隔てず絆を結ぶ事の重要性を語る命蓮寺の教義を貴ぶ彼女にとって、
鈴仙を中心とする新チームの雰囲気は理想的であり、命蓮寺と同じく大切な存在だと思っていた。

星「(――そう。命蓮寺は幻想郷の他のチームと比べて、パスを大事にしていた。
   あの時の感覚をもっと思い出せば、このチームでもきっと役に立てるようになるはずです……!)」

星は何度もコーンを並べて、そこを狙ってパスをして、それからもう一度コーンを並べる。
同じ作業の繰り返し。愚直とも言える作業の中、彼女を見舞う者は……

160 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 13:00:12 ID:Vhhj8+c2
先着1名様で、

★虎か猫かネズミか→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+??「寅丸よ……今の貴様は檻の中の虎じゃ」なんだこのオッサン!?
ダイヤ→ハートとスペードの両方。ナズーリンとお燐が居た!
ハート→ナズーリン「全く、危なっかしい事をやって……」ナズーリンが来た!
スペード→お燐「やっほ。精が出るねぇ」猫(?)仲間(?)のお燐が来た!
クラブ→誰も来なかった!

161 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 13:19:21 ID:???
★虎か猫かネズミか→ ハートK

162 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 13:55:49 ID:???
★虎か猫かネズミか→ ハートK ★
ハート→ナズーリン「全く、危なっかしい事をやって……」ナズーリンが来た!

ナズーリン「布団に居ないと思ったら。……こんな非効率な事をやっていたのか」

青白く光る草木の中から、灰色の小さな影がひとつ。
星の従者であり監視役でもある、鼠妖怪のナズーリンだった。
従者であっても、彼女は星に対して敬語はあまり使わず、むしろこうして辛辣に詰る事が多い。
――しかし。

星「ひ、非効率とは何ですか! 私だって、一生懸命考えて……」

ナズーリン「で。考えた結果が、パス練習かい? フィジカル訓練とかならわかるけど、
       パスを鍛えるんだったら、相手が居る中で練習した方が余程効率が良いと思うけどね」

星「た、確かにっ!?」

ナズーリン「……やっぱり、様子を見に来て正解だったね」

ナズーリンはひとしきりの嫌味と溜息を吐き終えると、転がっているサッカーボールを拾い、
それを星の下へと転がしていく。

163 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 13:56:51 ID:???
ナズーリン「さ。私は適当にサイドを駆けまわっておくから。ご主人はいいタイミングを見計らって、
       スルーパスを出してみてくれないか」

星「え、え……? もしかしてナズーリン、手伝ってくれるんですか?!」

ナズーリン「当たり前だろう。……私は一応、君の従者なんだから。
        私が居ない内に、ご主人様がコーンの角に小指をぶつけて大けがでもされたら困るんだよ」

星「さ、流石の私でもそんな間抜けなケガはしませんよぅ……」

ナズーリン「ほら、いいから。喋ってるヒマがあるならさっさと足を動かす!」

バシッ……。

星「ひゃ、ひゃいっ!」

ナズーリン「こういう事だったら、もっと私が力になれるのに……」

星「何か言いましたか?」

ナズーリン「何も言ってないよ、グズご主人! ほら、さっさとボールを出す!」

星「うわーん。ナズがスパルタですーーーっ!?」

――言葉遣いや立ち振る舞いこそ砕けてはいるが。
彼女は他のどの忠実なる従者にも負けない位……星の事が好きで、そして身を案じているのだった。

164 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 13:58:06 ID:Vhhj8+c2
先着2名様で、

★星のパス(+α)特訓→! card★
★ナズーリンのアシスト→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
二つのカードの合計値が、

35→星「我はブッダ。今こそ衆生を救済す」パス+2、更に必殺パス習得! 加えてせりあい+2!
    更に加えて高い浮き球+1! 更に更に加えて全能力+1! 更に更に更に必殺ポストプレイ習得!
31〜34→星、大変身。パス+2! 更に必殺パス習得! 加えてせりあい+1! 更に加えてせりありフラグ習得!
26〜30→星、変身。パス+2! 更に必殺パス習得! 加えてせりあい+1!
18〜25→星、覚醒。パス+2! 更に必殺パス習得!
10〜17→星、成長。パス+1! 更に必殺パスフラグ習得!
6〜9→星、ちょっと成長。パス+1!
2〜5→効果なし。星、コーンの角に小指をぶつけて負傷!

165 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 13:59:31 ID:???
★星のパス(+α)特訓→ ハート5

166 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 14:01:24 ID:???
…と、言ったところで一旦ここまでにします。

167 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 14:08:54 ID:???
★ナズーリンのアシスト→ ハート2
アシスト!

168 :森崎名無しさん:2018/02/24(土) 20:29:47 ID:???
>2〜5→効果なし。星、コーンの角に小指をぶつけて負傷!
鋼鉄製のコーンか何かかな?

169 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 23:54:03 ID:???
>>168
私もどうやったら負傷するのか分かりませんでしたが、星ちゃんならやってくれると信じてました(無責任)

★星のパス(+α)特訓→ ハート5 ★
★ナズーリンのアシスト→ ハート2 ★
→5+2+(マーク一致+5)=12
10〜17→星、成長。パス+1! 更に必殺パスフラグ習得!

ナズーリン「今のは軌道は良いけど、真っ直ぐ過ぎないかな?」

星「う、う〜ん。難しいです。ナズーリン、お手本とかできませんか?」

ナズーリン「そこを言われると弱いな……私も、パス技術はご主人とそう変わらないから。
        ここはもう、数をこなすしかないよ」

そう言いながらも、ナズーリンは星が満足するまでずっと練習に付き合ってくれた。
……星は分かっている。彼女はこれまでもずっと嫌味を言いながらも、常に自分を裏切らず、ずっと尽くしてくれた。
だからきっと、今もまた、強くなりたいという星の願いをかなえるべく、こうしてパス練習に取り組んでくれるのだろう。

ナズーリン「ご主人様は一人じゃあ何をしでかすか分からないからね。
       練習相手にはなってあげるからさ。ほら、頑張ろう?」

星「……ありがとう。ナズーリン」

星は小さく礼を告げると、そこから更に数刻、パス技術の確かな向上を確認できるまで練習に取り組んだ。

*星のパス力が+1されました。更に、パスフラグを習得しました。

                                                   三日目終了


170 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 23:55:17 ID:???
【四日目】

魔界生活四日目の全体練習で注目を集めたのは、アリスさん……いやアリスと星の二人だった。

アリス「静葉、少し上がり過ぎよ。もうちょっと下がって。逆にお燐。貴女は下がりすぎ!
     あんたのサイドアタックの実力は充分なんだから、もっと自信を持ちなさい!」

パチュリー「(自室で鈴仙から顛末を聞いた時は半信半疑だったけど、これは驚いたわね……。
        アリスさん……いやアリスに、往時の高い判断力とゲームメイク力が完璧に戻っている!
        これなら、私がFWに出て、彼女がトップ下という布陣も、かなり現実的になったわね)」

反町「(これまでOMFをこなす事が多く、アリスさんとタイプが似ていた俺には逆風だな……。
     パチュリーさんがFWになる可能性が増えた事も相まって、もしかしたらスタメンに入れない可能性も
     出て来たかもしれない。何か、新しい武器を考えないとな……)」

アリスは『サッカーはブレイン』という信条を取り戻して、これまでのようなドリブル一辺倒でなく、
パスや守備にも献身的に取り組むようになり、オールマイティに高い能力を十二分に発揮し。

星「それっ!」

バシュッ!

佳歩「むむ、中々鋭いパスですね……!」

コーチ「(この位ならば、鈴仙とツートップにして、連続ワンツーで切り込ませるのも効果的になるか。
     欲を言えば、もう少しパス力を高めるか、あるいは競り合い力を高めて、
     ポストプレイも出来るようになってくれれば良いんじゃがのう……)」

星はアリスさん程派手ではないが、着実にパス技術を向上させて、
FWとして地上シュート一辺倒ではない事をアピールする事に成功した。
――とはいえ、こちらは今後の更なる成長への期待、という側面が強かったが。

171 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/24(土) 23:59:51 ID:Vhhj8+c2
〜魔界生活3日目 練習フェイズ〜

鈴仙「さあ、全体練習が終わって、今からは個別練習だったわね。
    皆も上手くなっているから、私も取り残されないようしないとね! さて、今日は……」

A:個人練習をする。
  能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
  今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。

B:仲間の練習を補助する。
  仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
  どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
 
C:仲間に練習を補助してもらう。
  仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
  補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。

D:仲間と一緒に練習する。
  仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
  場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)

172 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 00:02:02 ID:xPde4x4M
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  56  55  56  53  53  47  54  374  3  4 

−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、競り合い(54)
普通:タックル(53)、パスカット(53)
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)

−所持中のフラグ−
ドリブル(15/20)、シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)

−仲間の成長方針等−
>>104を参考にしてください。

173 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 00:05:05 ID:h/ZQFyoY
B

174 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 00:07:18 ID:GFhC3YOY
C

175 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 00:16:07 ID:RB3v62Ok
B

176 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 00:27:47 ID:xPde4x4M
B:仲間の練習を補助する。

鈴仙「(そうね……。私自身の練習はそこそこに、今日も仲間の練習を補助するのに回ろうかしら)」

鈴仙は霞から貰った紙(>>104)を参考にしつつ、誰の練習を補助しようか考えた。

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリス、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり


★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名】選択して下さい★
(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
 ※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

177 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 00:51:29 ID:h/ZQFyoY
慧音

178 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 01:35:23 ID:DTSKwnJ6
慧音

179 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 02:06:55 ID:xPde4x4M
今日の更新はここまでにします。
ただ、先に慧音のブロック練習の判定だけ行いたいと思います。

先着1名様で、

★慧音のブロック練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在6/20ポイント)

*合計点が10ポイントを超えた場合、慧音はフラグを習得。20ポイントを超えた場合、慧音はフラグを回収します。

180 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 02:13:41 ID:???
★慧音のブロック練習→( 1 + 3 )=★

181 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 12:46:24 ID:xPde4x4M
>慧音
★慧音のブロック練習→( 1 + 3 )=★
→4ポイント獲得!(現在10/20ポイント)

鈴仙「(慧音さんの様子を見に行こう。昨日も、まだまだ練習したりない感じだったし)」

鈴仙は、昨日に引き続いて慧音のブロック練習を補助する事にした。
爆発的な成長こそ見受けられなかったものの、慧音はその生真面目な性格らしく、
着実に基礎を積み重ねていき――。

鈴仙「いきますよっ、『マインドエクスプロージョン』ッ!」

ドゴオオオオオッ……バチイッ!

最終的には一度だけであるが、鈴仙の全力のシュートを完璧な位置に弾いてみせる事に成功する。

慧音「……うん。まだまだ実戦で使えるとは言い難いが、今ので何かきっかけを掴んだ気がするよ。ありがとう、鈴仙」

鈴仙「ううん。気にしないでください!」

慧音は礼儀正しくお辞儀をして、鈴仙に最大限の謝意を伝える。そして思い込もうとする。

鈴仙「(うん。やっぱり慧音さんは常識人サイドよね。辻ハリケーンミキサーとか肉体言語とかは。
    往時のアリスさんのアリスさん力が見せた幻だったんだよね……?)」

*慧音がブロックフラグを習得。次に11以上で勝利した場合、フラグを回収します。

182 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 12:49:36 ID:xPde4x4M
〜魔界生活4日目 自由行動フェイズ〜

鈴仙達は練習を終えて、ちょっとした宴会場クラスの広さがある聖屋敷の居間で昼食を取り。
(今日の当番は反町。意外にも料理上手らしく、 芋長の芋羊羹 はけっこうおいしかった)

鈴仙「(――さてと。今日は何をしようかな)」

のんびりとした午後の時間をどう過ごすべきか、一人想いを馳せるのだった。

A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
  屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
  仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを1名誘って遊びます。
  集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
  チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
  二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
  個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。

<以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です)
現在なし

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

183 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 13:04:05 ID:GT3W6hhs
D

184 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 13:10:24 ID:yGAPmwfg
A

185 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 13:28:41 ID:+cHnyKpc
D

186 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 20:22:25 ID:xPde4x4M
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)

鈴仙「(そうね。折角だから新しいチームの皆で、仲良くなれるイベントを企画してみるのも良いかも。
     アリスさん、いやアリスも、友達が欲しそうにしてたし。こういうのがきっかけで友達関係が広がるかもしんないしね)」

そう思い立った鈴仙は、他の仲間の助けを借りたり、エソテリア近辺の観光マップを調べたりする等して、
皆との親睦を深められそうなイベント案をいくつか考えた。

鈴仙「(うん。私が思いつくのは……今んとこ、4つくらいかな。どのプランを選ぶとしても、
    プランをもうちょっと煮詰める必要があると思うから、とりあえずは1つに絞っておきたいところだけど……)」

そして、鈴仙は以下のプランの中から、最終的にどれを選ぶべきかを検討する。その結果――。

187 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 20:23:37 ID:xPde4x4M

★翌日の自由行動フェイズで行いたい親睦イベントを、一つ選んでください★

A:エソテリア周辺の史跡名所観光ツアーだ!
  概要:魔界地方都市の豊かな自然と深い歴史を堪能します。(パンフレット片手に)
      幻想郷とも外の世界とも違う魔界独自の自然文化に触れて、知的好奇心が刺激される事間違いなし!
      知らない土地ゆえ、迷子にだけは気を付けましょう。
B:全天候型プールで水遊びだ!
  概要:魔界地方都市が誇る、夏でも冬でも遊べるプール型テーマパークで一日遊びます。
      お洒落な水着を見せびらかしたり、泳ぎの上手さを競い合ったり。楽しい常夏のひと時を過ごしてみませんか?
      しっかり準備体操して、水の事故に遭わないように気を付けましょう。
C:親睦を深める宅飲みだ!
  概要:聖屋敷の広い居間を利用して、思いっきり飲んで騒ぎましょう!
      料理を作ったり、買い出ししたりと大変ですが、その中で仲間の意外な一面に気付けるかも?
      騒ぐだけじゃなく、普段はしずらい込み入った話をする良い機会になるかもしれません。
D:温泉旅館でゆったり一泊だ!
  概要:法界近辺には、非常に良い泉質の温泉を持つ旅館があるようです。
      一泊二日で、温泉の薬効効果を味わいつつリフレッシュしましょう!
      思いっきりゆったりする分、次の日の練習時間は少し短くなるかも?
E:その他 面白そうなプラン案があれば、書き込み頂ければ幸いです。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

188 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 20:25:05 ID:h/ZQFyoY
A

189 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 20:33:39 ID:RB3v62Ok
A

190 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 21:09:53 ID:xPde4x4M
A:エソテリア周辺の史跡名所観光ツアーだ!

鈴仙「(そうね……こないだ静葉さん達に見せて貰ったパンフレットの中身、結構面白そうだったからね。
     折角だから、皆で一緒にパンフレット片手に街を回ってみるのも良いかしら)」

鈴仙はそう決めると、改めて観光マップを確認。行けるところは下見にも行ったりして、
明日の観光旅行のざっくりとしたプランを練るのだった。

*次回の自由行動フェイズ時、仲間全員でエソテリア周辺の史跡名所を観光することになりました。

191 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 21:12:46 ID:xPde4x4M
〜魔界生活4日目 仲間行動フェイズ〜

下見を終えた鈴仙が屋敷に帰ると、夕食はもう出来ていた。
(今日の夕食はつかさの作った 焼きそばメロンパン だった)
皆で揃って一緒にご飯を食べる。そんな共同生活にも少しずつ慣れて来て、
仲間達もこれまで以上に打ち解けあって来ている様子が垣間見える。
――それだけではない。彼女達はこの居心地の良い新チームでより輝くために、
ますます独自に色々と動き、努力しようと考えている。今日の夜に動いたのは……

先着1名様で、

★ようこそ魔界パーク→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→出たら考えます(汗)
ダイヤ→慧音「(練習を見てくれた鈴仙の恩に報いる為にも、新必殺ブロックを完成させる!)」慧音がブロック練習に取り組む!
ハート→静葉「(決定力を鍛えれば、私のミドルシュートやオータムスカイラブの攻撃利用の目が生まれる筈よ)」静葉がやる気だ!
スペード→さとり「(私の弱点を克服する為にも、『想起セービング』を実践的にする必要があるわね…)」さとりが色々考えていた。
クラブ→霞「(さてと。各国サッカー協会のサーバーに仕掛けたコンピュータウイルスは起動しているかな?)」霞がデータを収集していた。

192 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/02/25(日) 21:15:57 ID:dQjOETs2
★ようこそ魔界パーク→ ダイヤ7
JOKER!

193 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 21:30:45 ID:???
岬さんナイスでーす

194 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 21:40:14 ID:xPde4x4M
★ようこそ魔界パーク→ ダイヤ7 ★
ダイヤ→慧音「(練習を見てくれた鈴仙の恩に報いる為にも、新必殺ブロックを完成させる!)」慧音がブロック練習に取り組む!

慧音「(昨日と今日。鈴仙が私の練習に付き合ってくれたお蔭で、新必殺ブロックのきっかけが掴めた。 
    これ以上は頼れない。後は、私があの時の感覚を自力で物にしてみせる!)」

慧音は意気込んで、屋敷を出て、夜のサッカーコートに向かおうとしていた。
そして、そんな慧音を見守る影が一人。それは――。

先着1名様で、

★慧音先生のブロック教室→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→魔界人V「はじけてまざれっ!」慧音「」トクントクン 慧音の秘められたパワーが爆発だ!
ダイヤ→アリス「私は貴女に恩がある。手伝わせてくれないかしら」アリスが来てくれた!
ハート・スペード→パチュリー「訓練は良いけれど、コーチが必要でしょう?」パチュリーが来てくれた!
クラブ→アリス「(私は慧音に恩がある。だけど……急に声をかけたら気持ち悪がられるかなぁ……?)」
           アリス、アリスさんモードのせいで声を掛けられない!

195 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 21:42:00 ID:???
★慧音先生のブロック教室→ ダイヤ3

196 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:10:52 ID:xPde4x4M
★慧音先生のブロック教室→ ダイヤ3 ★
ダイヤ→アリス「私は貴女に恩がある。手伝わせてくれないかしら」アリスが来てくれた!

アリス「……今から練習?」

慧音「……アリスさん。いや、アリス。ああ、そうだ。私の弱点はブロックだからな。それを補強したいと思っている」

慧音が屋敷を出ようとしたところ、アリスに呼び止められた。そしてアリスはこう提案する。

アリス「だったら。私にもその手伝いをさせてくれないかしら」

慧音「……! それは大変痛み入るが。良いのか? 君だって、明日に備えて英気を養いたい筈だろう」

アリス「それは勿論。でも、私は……恩返しをしたいのよ。極度の人間不信と錯乱状態に陥った私を受け入れ、
     今みたいに普通に人と話せて、無意味にさん付けされないようにしてくれた貴女の熱意に、
     私も、応えたいから……」

アリスは、慧音に対して鈴仙と同じくらい。いや、今の状態を取り戻してくれたという意味では、それ以上の感謝の意を持っていた。
慧音がもしも、ナイフみたいに尖ってた自分を無理やりな手を使ってでも押し留めない限り、
いつまでもあの状態のままで居続けて――もしかしたら、近い内錯乱が末期症状に至り、喉でも掻きむしって死んでいたかもしれない。
慧音は、アリスにとって命の恩人でもあるかもしれないのだ。

慧音「――ありがとう。それでは、お言葉に甘えさせて貰うよ」

慧音は、アリスのそんな心情を読み取っていた。また加えて、如何に変わろうとアリスさんとアリスは同一人物であり。
今もなお、こうして人に頼り、頼らせる事が苦手な、不器用な少女である事をしっかりと理解していた。
だからこそ、無理に遠慮して拒絶せず、彼女の提案を甘んじて受け入れる事にした。

アリス「私はシュートがあまり得意じゃない。だけど、理論的な観点から、貴女のプレーを評価する事は出来ると思うわ。
    本当なら、それもパチュリーの方が得意なんでしょうけど……。そこは、私の熱意でカバーするわね」

それに。悪戯っぽく笑みを浮かべるアリスは――今の慧音にとって、この上なく頼もしい存在だった。

197 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:11:53 ID:xPde4x4M
先着3名様で、

★慧音のブロック特訓→! card★
★アリスのサポート→! card★
★アリスの恩返し→! dice/2★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
二つのカードの合計値が、

35→慧音「新チームの平和はこの上白沢慧音が命を賭けて守ってみせる!!」
   必殺ブロックを二つ習得! 更にブロック+1! 加えて高低の浮き球+1! 更に加えてせりあい+1! 更に更に必殺クリア習得!
31〜34→慧音、超絶大な成果を出す。必殺ブロックを二つ習得! 更にブロック+1! 加えて高い浮き球+1!
26〜30→慧音、途轍もない成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得! 加えてブロック+1!
18〜25→慧音、大きな成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得!
10〜17→慧音、成果を出す。必殺ブロック習得!
6〜9→慧音、僅かに成果あり。必殺ブロックの経験点+5!
2〜5→効果なし。慧音、自慢のロングホーンを錯乱したアリスさんに折られる!

198 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:12:31 ID:???
★慧音のブロック特訓→ ハート3

199 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:12:48 ID:???
★慧音のブロック特訓→ スペードK

200 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:13:34 ID:???
★アリスのサポート→ ハート8

201 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:13:57 ID:???
★アリスの恩返し→ 3 /2★


202 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:36:33 ID:xPde4x4M
★慧音のブロック特訓→ ハート3 ★
★アリスのサポート→ ハート8 ★
★アリスの恩返し→ 3 /2★
→3+8+2+(マーク一致+5)=18
18〜25→慧音、大きな成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得!

慧音「それっ!」

バァァァッ……ゴオオッ! バギイッ!

アリス「今の、凄いブロックね。つかさの『ソウルブロック』や、穣子の『ロイヤルスイートポテトルーム』にも負けていないわ。
     ……慧音。もしそれを完全に身につければ、貴女は確実に、世界最高峰のDFとして名を連ねられる!」

慧音「ありがとう、素直に受け取っておくよ。……そして、そうまで言われたら、完全に身に着けない訳にはいかないな!」

慧音は驚く程の熱量を持って練習に取り組んだ。しかし、彼女の肉体言語を味わったアリスとしては、
これは慧音にとってごく当たり前の事だと思った。

アリス「(良く常識人だとか、冷静な智略派だとか言われているようだけど……慧音は、そんなんじゃない。
     彼女は本来は、つかさとかと同じ、激情型のプレーヤー! だから、慧音が戦意を高め続け、
     自らをその獣の檻から解放すれば。……その時こそ、彼女の真の力が発揮される時よ)」

――そして、夜も白み朝が来ようとしたところ。慧音は完全に、新しい大技ブロックを自らの物にしてみせた。
時間こそかかれど、彼女は宣言通り、この場で新技を習得してみせたのだ。


203 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:38:04 ID:xPde4x4M

慧音「はあ、はぁ……! どうだっ!」

アリス「(……彼女の冷静さを知るパチュリーだったら、ここまで至らせる事が出来なかったもしれない。
     でも、私は出来た。慧音の獣性を理解し、そのポテンシャルを信じ続ける事が出来たから、ここまで付き合う事が出来た!
     私は……ようやく、誰かの役に立てたんだ!)」

それに対して、アリスも自らの事のように喜んだ。これまで周りに迷惑ばかりかけて来た自分が、
今ようやく、自分らしく誰かの役に立つ事が出来た。

慧音「アリス。ここまで私に付き合ってくれて、本当にありがとう。君のような生徒を持てて、私は幸せだよ」

アリス「私こそ、貴女のような師に出会えてよかった。……これからもよろしくね、先生」

上白沢慧音とアリス・マーガトロイド。共に過ごした時間は短いが。
それでも、二人は真の意味での理想的な先生と生徒の関係性を築きつつあった。

*慧音がブロックフラグを回収。「アマテラスミラー(1/4でブロック+8、250消費)」を習得しました。
*慧音がブロックフラグを習得。次に11以上で勝利した場合、フラグを回収します。

                                                   四日目終了


204 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:39:30 ID:xPde4x4M
【五日目】

佳歩「喰らって、私の『ラビットダイブ』!」

慧音「防ぐ。太陽神よ、我に力を!『アマテラスミラー』ーーッ!」

ゴオオオッ……バチイイッ……!

五日目の全体練習の主役を飾ったのは慧音だった。
反町、星、佳歩、そして鈴仙。新チームの誇る強力なFW陣のシュートを、覚えたばかりの必殺ブロックで、
次々と弾き、防ぎ、守り切ってみせる。穣子と比べて優れている訳でもなく、
ブロック成功率で言えばつかさの方が未だ高いのだが、それでも、ディフェンスリーダーである慧音が、
この二人に並ぶ高い守備力を得られたのはまさしく僥倖だった。

コーチ「つかさ、穣子、そして慧音。この三枚の壁が居れば、敵のミドルシュートの大方も怖くなくなる。
     そしてそれは、PA内では無敵である反面、ミドルシュートに弱いさとりが、より使いやすくなった事を意味する。
     彼女のブロック力強化は大きい。チーム全体の守備力の底上げにつながった筈じゃ……!」



205 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:41:57 ID:xPde4x4M
〜魔界生活3日目 練習フェイズ〜

鈴仙「慧音さんが一晩で急成長したわね……。私も、そろそろ自分の練習に取り組むべきかなぁ?
    でも他にも、色々と試行錯誤したい仲間もいるようだし。う〜む」

A:個人練習をする。
  能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
  今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。

B:仲間の練習を補助する。
  仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
  どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
 
C:仲間に練習を補助してもらう。
  仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
  補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。

D:仲間と一緒に練習する。
  仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
  場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)

206 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:43:04 ID:h/ZQFyoY
C

207 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 22:43:42 ID:xPde4x4M
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  56  55  56  53  53  47  54  374  3  4 

−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、競り合い(54)
普通:タックル(53)、パスカット(53)
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)

−所持中のフラグ−
ドリブル(15/20)、シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)

−仲間の成長方針等−
>>104を参考にしてください。
 ※慧音のように、伸ばしたい分野をある程度まで成長を見せた場合、>>104と異なる分野を鍛えたがる場合があります。

208 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:44:16 ID:GFhC3YOY
C

209 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 22:54:10 ID:okPvr0zY


210 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/25(日) 23:10:36 ID:xPde4x4M
C:仲間に練習を補助してもらう。

鈴仙「(今日は仲間に練習を補助して貰いましょうか。でも、仲間に補助となると、色々な選択肢が思い浮かぶのよねぇ……。
     ――まずは、誰に声をかけるかから、検討してみましょうか)」

−基本ルール−
・鈴仙が現在所持しているフラグについては、どの仲間に補助して貰っても練習可能です。
・鈴仙が現在所持していないフラグについては、習得したい分野を得意とする仲間に補助して貰う必要があります。
 (得意分野の例:佳歩→シュート、ドリブル アリス→ドリブル、パスカット)
・仲間によっては、その仲間が持っている(あるいは持っていない)特別なフラグを鍛えることができます。
 (特別フラグの例:パチュリー→レジスタ お燐→サイドアタック てゐ→アシスト○)
・Cの場合、選択肢にコーチ、霞を選ぶ事が可能です。

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリス、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり
スタッフ:コーチ、霞

★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名】選択して下さい★


先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

211 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 23:18:45 ID:okPvr0zY
パチュリー

212 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 23:18:52 ID:GFhC3YOY
うーん、ドリブルフラグ回収したいから誰でもいいっちゃいいが……試しに得意な人を対象にってことで

アリス

213 :森崎名無しさん:2018/02/25(日) 23:19:59 ID:h/ZQFyoY
パチュリー

214 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/26(月) 00:02:19 ID:a+wliv82
>>212
今の状態だと、2回選択する必要があってテンポが悪いかもしれませんね。
既にある程度ポイントがたまっている分野については、
補助する仲間はランダムとなる、一発選択のキーを出しとく方が良いかもしれません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>パチュリー

鈴仙「(やっぱりここは、コーチでもあるパチュリーさんに見て貰おうかしら)」

鈴仙はパチュリーにコーチングをして欲しい旨を申し出て、彼女はこれを二つ返事で快諾する。

パチュリー「……で。貴女は私に何を教えてもらいたいのかしら?
       たぶん、私の実力ならば、大体の分野は鍛えてあげられると思うけれど。
       それと、賢者の叡智たる特殊スキル――これについても、時間はかかるでしょうけど、
       教えてあげる余地もあるかもしれないわね」

鈴仙「うーん。ええっと……」

鈴仙は考える。短い練習時間でパチュリーに何を教えて貰うべきかを。そして――。

A:ドリブルフラグの練習をする。(現在15/20ポイント)
B:シュートフラグの練習をする。(現在10/20ポイント)
C:タックルフラグの練習をする。(現在10/20ポイント)
×:てゐとのコンビプレイの練習をする。(選べません)
D:パスカットフラグの練習をする。(現在0/20ポイント)
E:せりあい(ポストプレイ)フラグの練習をする。(現在0/20ポイント)
F:スキル・パチュリー戦法について教えて貰う。(現在0/20ポイント)
G:スキル・プレースキッカーについて教えて貰う。(現在0/20ポイント)
H:スキル・レジスタについて教えて貰う。(現在0/30ポイント)※強力なスキルの為、習得は難しい

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

215 :森崎名無しさん:2018/02/26(月) 00:09:32 ID:Tmwe0AWQ
A

216 :森崎名無しさん:2018/02/26(月) 00:11:13 ID:cbA8tieM
A
ポストプレイも気になるけど、まずはこれかな

217 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/26(月) 00:38:15 ID:a+wliv82
A:ドリブルフラグの練習をする。(現在15/20ポイント)

鈴仙「あの。ドリブルを鍛えたいと思っています。前線でのボールキープに自信が無くって…」

パチュリー「……ふむ。それは良い考えね。貴女は確か、一対一でも出来るシュートがあった訳だし。
        ただボールを待つだけじゃなくて、自分で切り込めるようになるのは大きい進歩よ」

鈴仙は現状でもドリブルが下手な訳では無い。むしろ基礎的な実力では上位に入る。
しかし、パチュリーの『芸術的なドリブル』のような大技も無ければ、佳歩のように安定して繰り出せる程、技のレパートリーも無い。
そのため、鈴仙にとってドリブルでの大技の習得、あるいはコンスタントに放てるようになる事は、喫緊の課題だった。

鈴仙「(これまでの積み重ねもあるから、上手くいけば、今日一回で成長できる筈! 頑張るのよ、鈴仙!)」

先着1名様で、

★鈴仙のドリブル練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在15/20ポイント)

*合計点が20ポイントを超えた場合、鈴仙はフラグを回収します。

218 :森崎名無しさん:2018/02/26(月) 00:45:11 ID:???
★鈴仙のドリブル練習→( 2 + 2 )=★

219 :森崎名無しさん:2018/02/26(月) 00:46:44 ID:???
なんてこった

220 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/26(月) 00:48:40 ID:???
妖怪1足りないさんが出たところで、今日の更新はここまでにします。
本日もお疲れ様でした。
>キャプテン岬さん
参加ありがとうございます。正直、JOKERが出たらどうしようと思ってました(爆)
>>193
慧音のブロックフラグはこの引きのお蔭で大分上手くいきましたね。
鈴仙の所で1足りないさんが出てしまいましたが…

221 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/27(火) 00:04:13 ID:???
★鈴仙のドリブル練習→( 2 + 2 )=4★
→4ポイント獲得!(現在19/20ポイント)

パチュリー「そうよ鈴仙。貴女は元々すばしっこい。後はそのスピードで、テクニカルドリブルを行う事が出来れば、
       それはきっと、大きな武器になる筈よ……!」

鈴仙「はいっ! よっ、ほっ……でりゃーっ!」

鈴仙はパチュリーの的確なコーチもあり、短時間でドリブルテクニックを大きく向上させた。

ツルッ、ステーーンッ!

鈴仙「んぎゃーーーっ!?」

パチュリー「れ、れいせーーんっ!?」

しかし不運な事に、妖力で失った視野をコントロールしつつあるも、鈴仙は依然視力が弱い。
そのため、あと一歩のところで、なぜかサッカーコートに捨てられていたバナナの皮に滑って転んでしまうのだった。

*鈴仙のドリブル経験点が+4されました。(現在15→19/20ポイント)

222 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/27(火) 00:08:09 ID:???
…と、言ったところで短いですが今日はここまでにします。

223 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/28(水) 01:17:53 ID:gYgMJChM
〜魔界生活4日目 自由行動フェイズ〜
※3日目の行動により、強制的に都市観光になります※

−魔界地方都市エソテリア・古代史跡観光エリア−

佳歩「う、うわぁ……! 凄いです……!」

魔界の建築様式は、幻想郷のそれとも外の世界のそれとも、あるいは月の都のそれとも大きく違っていた。
漆喰、瓦あるいは藁葺きのような和風家屋は鈴仙達が宿泊する聖屋敷を除いてなく、
西洋的、と言うのだろうか、白い大理石のような材質で出来た白亜の住宅が並んでいる。

穣子「でも、この辺りの街並みはホントにスゴいよね。ほら、あの神社とか凄いよ!
    私達も将来、あんな場所で祀られたいなぁ〜」

反町「(穣子さんも一応、自分が神だっていう自覚はまだ残ってたんだな……)」

そして穣子が指し示すとおり、今日鈴仙が企画し皆を案内したこの場所は、魔界地方都市の中でもとりわけ
歴史的文化的にも重要な区画らしく、緻密なゴシック調にも似た細工が施された大聖堂は荘厳の一言であるし、
薔薇のように鮮やかな原色の花を一杯に植えられた庭園にある噴水は、なんと今から1000年前からずっと、
この場所で水を供給し続けているのだという。(パンフレット調べ)


224 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/28(水) 01:19:09 ID:gYgMJChM

霞「史跡だけじゃないですよ。美味しい魔界料理の屋台とか、法界周辺のこの地区しか採れない鉱石で出来たアクセサリーとか。
  マジックアイテムのクラフト体験とか。観光地なら出来そうな事はひととおり揃ってるって感じです!」

コーチ「ワシはこの、伝統歴史美術館とやらに行ってみたいのう」

静葉「あら。意外と真面目なんですね」

コーチ「うむ。ほら、このパンフレットにある半裸の女神像! これ絶対Zカップはあるゾイ」

お燐「うんうん確かに興味深いね〜。ヘンタイって、歴史や世界を問わず遍く存在するんだなって」

パチュリー「……で。どうするつもりなの。ここで17人でぞろぞろと、観光地巡りでもする?」

鈴仙「それなんですが、4人組を作って、それで暫く自由行動にしようかなって」

アリス「よ、よにんぐみ……!」

てゐ「(……お、こりゃまたフラッシュバックか?)」

アリス「――そ、そう……。良い考えね」

てゐ「(と、とどまった……!? コイツ、私の知ってるアリスさんじゃない……!)」

少人数でチームを組むことを一番に反対(というか大騒ぎ)しそうなアリスは今や大人しい。
そのため、鈴仙が言ったとりあえず暫く、4人組で街を回ろうという提案は可決され。
一同はワイワイと、誰と組もうかどこに遊びに行こうかを検討し合っている。

225 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/28(水) 01:21:18 ID:gYgMJChM
鈴仙「(よっし。そんなら私も、誰かに声をかけてみようかな。回る場所は……その後のメンツを見てから決めれば良いしね。
     普段関わりの無い人とか一緒に話す話題が見つかんない人とかとでも、共通の話題で盛り上がれる。
     逆にいつも仲良しの人だったら、もっともっと仲良くなれるきっかけを掴めるかもしれない。
     ――だから物怖じせずに、頑張って声をかけてみようっと)」

……肝心の鈴仙は、皆が感嘆する魔界の風景については、朧気で色の無い感覚でしか受け取る事ができない。
日常生活やサッカーではその程度で困らないにしても、こうした場ではやはり少しだけ寂しい気持ちはある。
でも、鈴仙は楽しそうにいてくれる仲間達が居るだけでうれしかったし、それに、
自分もそんな楽しそうな仲間達と一緒に今を楽しみたいという気持ちの方が、寂しい気持ちよりも何倍も強かった。

鈴仙「(よし決めた。決めたよー。私が声をかけるのは……)」

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリス、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり
スタッフ:コーチ、霞

★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【3名】選択して下さい★
※選ぶ人数が多いので、今回は【部分一致制】の投票とします。
(例:佳歩、てゐ、つかさ と 佳歩、パチュリー、アリス で投票があった場合、佳歩は2票で決定。
   てゐ、つかさ、パチュリー、アリスは各1票の状態)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

226 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/28(水) 01:22:45 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。

227 :森崎名無しさん:2018/02/28(水) 01:49:58 ID:LENrtRf2
パチュリー アリス 佳歩

228 :森崎名無しさん:2018/02/28(水) 02:52:46 ID:MbMG2LRY
佳歩 アリス つかさ

229 :森崎名無しさん:2018/02/28(水) 08:08:02 ID:A/xCIdaA
つかさ

230 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/02/28(水) 23:41:58 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします。
明日は更新できると思います。

231 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/03(土) 02:14:58 ID:???
色々あって更新できずこんな時間になってしまいました(汗)
少しだけですが再開します。
今回の観光イベントについては、
・チーム決め
  ↓
・観光スポット巡り@ →ちょっと判定+仲間と交流1回
  ↓
・観光スポット巡りA →ちょっと判定+仲間と交流1回
  ↓
・終了 →チーム以外の仲間も運が良ければ絆ポイント増

という風に進行する予定です。

232 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/03(土) 02:16:27 ID:G/o1B8yk
>佳歩、アリス、つかさ


鈴仙「それじゃ、佳歩。一緒に回らない?」

佳歩「はい。是非ご一緒したいです!」

鈴仙はまず長い付き合いの佳歩に声をかけた。
幻想郷に居た頃は色々と一緒に遊んだりもしていたが、
最近はそうして声をかける暇も機会もなかったため、丁度良いと思った。

鈴仙「あと……アリスさん。じゃなくてアリス(慣れないなぁ……)」

アリス「! ほ、本当に良いの? 私なんかと一緒で……」

次にアリスさん、いやアリスに声を掛けてみた。
慧音の指導(?)により劇的に人格が矯正されたアリスだったが、
未だチーム内では孤立しており、ここは自分が声をかけてあげようと言った判断である。
(また拗らせて元のアリスさんに戻ったらイヤだし……)

鈴仙「最後に……つかさ! たまには一緒に遊ばない?」

つかさ「はい、鈴仙さま。ありがとうございます!」

最後に鈴仙はつかさに声を掛ける事にした。
佳歩やてゐと同じく、つかさとも長い付き合いであるが、前の二人と比べると、つかさとは直接的な交流が少ない。
そのため、これを機会により深い関係になりたいという想いがあった。

233 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/03(土) 02:22:09 ID:G/o1B8yk
佳歩「う〜ん。全部行きたいんですけど、時間的には、行ける場所は二つくらいになるでしょうか」

つかさ「そうね……。折角だから、観光地っぽいところに行きたいけれど」

アリス「(あの店も良いなァ……この店も! でも、自己主張し過ぎたら、引かれちゃうかしら……?)」

佳歩、つかさ、アリス。鈴仙が一緒に行動する三人も三人で、それぞれ行きたい場所があるようだった。
果たして、議論の末に決まった観光スポットは……

先着1名様で、

★うどんげチームの観光メニュー@→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→鈴仙「全裸カフェ・ロベ=ルト……ここにしましょう」
ダイヤ→鈴仙「中々決まんないわねぇ……よし、ここは!」鈴仙が決める!
ハート→佳歩「特産の鉱石を使った民芸品店……私、気になります!」
スペード→つかさ「霊験あらたかな史跡を巡りたいです。気が引き締まるような気がするので」
クラブ→アリス「私一度、トモダチと屋台の食べ歩きってしてみたかったの……」

234 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/03(土) 02:26:07 ID:???
…と、言ったところで短いですがここまでです。

235 :森崎名無しさん:2018/03/03(土) 02:35:44 ID:???
★うどんげチームの観光メニュー@→ クラブ8

236 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/04(日) 20:52:14 ID:gtk6V0Ak
★うどんげチームの観光メニュー@→ クラブ8 ★
クラブ→アリス「私一度、トモダチと屋台の食べ歩きってしてみたかったの……」

アリスはそうおずおずと手を上げ提案する。どうやら自分の提案が却下される事が不安な様子だったが、
まだまだ食べ盛りの子どもである佳歩やつかさがその提案を嫌がる道理はなかった。

佳歩「あはっ。実は私も、そういうのが興味あったりして……」

つかさ「わ、私も。ガッツを使うとお腹が空いちゃうのですわ……!」

鈴仙「……そんじゃ、決まりね」

そしてそうなると、当然鈴仙も呑まざるを得ない。
――また、これは恐らく他意はなかったのであろうが、直接目から美しい街並みを視れない鈴仙にとって、
視覚的に美しい観光名所よりも、嗅覚や味覚で分かる食事の方が嬉しかったという想いもあった。

アリス「い、良いかしら……!? だったら、行きましょ! この交差点を真っ直ぐいって。
    そこを右に曲がると、エソテリア名物の法界 おせち料理 の店が並ぶ横丁があるらしいのよ。何件か回ってみない?」

237 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/04(日) 21:02:27 ID:gtk6V0Ak
鈴仙「は、はぁ? おせち料理の横丁……? そんなんがあるの? お正月でも無いのに」

アリス「――話では数百年前、法界に拘留されていた異世界の僧侶が、
    たまに与えられた外遊の時に、周囲の人に振る舞った料理が始まりらしいわ。
    で、それが色々アレンジされて、当初の意味も忘れ去られて今に至る、みたいな。
    だから、別にお正月に食べる訳でも無ければ、重箱に詰めて食べる訳でも無いのよ」

佳歩「へぇ〜。なんだかステキで面白い話ですねぇ」

つかさ「(異世界の僧侶って……やっぱり、聖白蓮さんなんでしょうか。改めて、凄い方です……)」

何故かご当地グルメ情報に詳しかったアリスのうんちくを聞きながら、
一同は食べ歩きを目指して裏通りへ。そこで入った店は……。

先着1名様で、

★法界おせち横丁→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ+??「この昆布まきは出来損ないだ。食べられないよ」変な人に絡まれる!
ダイヤ→和風な老舗風のおせち料理屋
ハート→魔界流?な和洋折衷なおせち料理の総菜屋
スペード→法界産の栗をふんだんに使った栗きんとん屋
クラブ→魔界クラーケンの酢漬けの屋台

238 :森崎名無しさん:2018/03/04(日) 21:20:51 ID:???
★法界おせち横丁→ クラブ6

239 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/04(日) 21:55:35 ID:gtk6V0Ak
★法界おせち横丁→ クラブ6 ★
クラブ→魔界クラーケンの酢漬けの屋台

アリス「あ。ここ、ここ。ここに一辺、行ってみたかったのよ」

アリスが指差した店は……お世辞にも、衛生的とは言えない屋台だった。
というか、アリスの案内が無ければたぶん、見落としていた。
美しい白亜の街並みも、裏通りに入ればどうしても煤けた印象は否めないのだが、
この屋台はその中でも取り分け煤けた様子であり、看板も何も掲げておらず、
窓口ににゅっと顔を出している、高齢の魔界人男性がむっつりとした顔でこっちを眺めているだけだった。

鈴仙「だ、大丈夫なのよね……この店」

つかさ「パンフレットにも載ってないんですけど……どうやって知ったんですの……?」

アリス「現地の人にとっては、知る人ぞ知る珍味を出す少ない店として知られているのよ。
    魔界の海にはクラーケンは出るけれど、多くの魔界人は、好き好んで食べたりしないからね」

よく見ると、屋台の手前には酢や酒の匂いがする樽と一緒に、
ピクピクと動く蛸の触手のようなものが陳列されている。……恐らく、これらが材料なのだろう。
確かに新鮮かもしれないが、グロテスクな外見をこうも見せつけられると、逆に食欲が減退するような。
鈴仙はあわよくば、隣にあった美味しい栗きんとん屋に入ってみる事を提案しかけるが――。

240 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/04(日) 21:57:52 ID:gtk6V0Ak
佳歩「で、でも……やっぱりチャレンジは大事ですよ! 鈴仙さま!」

――ここは直情的な性格の佳歩によって阻まれる。佳歩はもうすっかり魔界の珍味を食べる気マンマンだった。

つかさ「永遠亭のおせち料理で、『酢だこ』が出て来たのを覚えています。
     海が無い幻想郷ですけど、あの時は確か、永琳様がどこかから仕入れてくれたとか。
     あれだと思えば、確かに楽しみかもです」

そして淑女然として基本的には一歩引いた立ち振る舞いの多いつかさも、好奇心の方が上回ったようだ。
幻想郷では滅多に食べられない海産物というのも惹かれた理由の一つかもしれない。

鈴仙「わ、分かったわよ……。食べましょ。アリスさん……じゃなかった、アリス。4人分、買って来てくれないかしら」

アリス「ええ、分かったわ!」

最初にこの店を紹介したアリスが一番楽しみそうだった。アリスは子どものように魔界の銀貨や銅貨を手に握ると、
ぶっきらぼうの男店主に話しかけ……やがて、串に刺さった四本の巨大な蛸足を持って来てくれる。

鈴仙「で、デカいわね……。普通の蛸足より、三周りか四周りくらいは太いかも」

アリス「酢と砂糖と葡萄酒で味はついているからね。ガブっと行けば良いのよ、ガブっと」

頼んでもいないのに食べ方を実践してくれるアリスは、幸せそうに得体も知れない海産動物の足を齧りだす。
それを見て恐る恐る佳歩やつかさも真似をして……。

鈴仙「ええい、ままよ!」

ガブッ!


241 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/04(日) 21:59:20 ID:gtk6V0Ak

――最後に鈴仙も、その脚にかぶりついた。果たしてその味は……。

先着1名様で、

★ザ・クラーケンクラブ→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→鈴仙「酢の酸味にクラーケンのうまみが混ざって……味のトゥインシュートやぁ〜!」超美味しかった!
ダイヤ→鈴仙「んー! 美味しい!」美味しかった!
ハート・スペード→鈴仙「(ふ、不思議な味ねぇ………う〜む)」まあ食べれた。
クラブ→鈴仙「……まずい」まずかった。
クラブA→鈴仙「げ、ゲボハァー!?」鈴仙、思いっきり吐く!? 最大ガッツ−10…。

242 :森崎名無しさん:2018/03/04(日) 22:00:44 ID:???
★ザ・クラーケンクラブ→ クラブ10

243 :森崎名無しさん:2018/03/04(日) 22:01:52 ID:???
さっきからクラブばっかしか出てないんですがそれは……

244 :森崎名無しさん:2018/03/04(日) 22:02:48 ID:???
やっぱり魔物さんのホームグラウンドに来ちゃった影響かねぇ……

245 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/04(日) 22:27:03 ID:gtk6V0Ak
★ザ・クラーケンクラブ→ クラブ10 ★
クラブ→鈴仙「……まずい」まずかった。

鈴仙「(か、固い!! 固くて、噛んだら酸っぱい汁がジューって出るんだけど、それが酸っぱい!
    いや、酸っぱいのは良いんだけど、これ臭い! 飲み会の片づけする時にある、
    ぬるいビールに、何か別なリキュールが混じった液体みたいな。そんな感じの臭さ!
    まあ百歩譲って、一口くらいならお酒のツマミとして何とかなるかと思ったけど、この量!
    量が問題よ!! だって、一口齧ったくらいじゃ終わりやしない。
    縁日のフランクフルトくらいの串に、脚がぶっすり刺さっているんだもの!
    あと何口……あと何口、私は自分の口腔に惨劇を招かないと……………!!)」

脳内に取り留めのない味覚情報を齎すという意味では、なるほど、これは確かに珍味だ。
……しかし。その殆どの情報がネガティブであるならば、如何に情報量が多くとも意味を為さない。
臭いけど美味しい。苦いけど美味しい。そうした種類の食べ物は無数にある。
しかし、これはそうではない。臭いけど苦い。マイナスにマイナスを足し合わせているだけだ。
ああ、もう耐えられない。鈴仙は上記の感情を内心に留められず、

鈴仙「……まずい」

――と、正直に感想を零さざるを得なかった。そして。

アリス「ぁ……ご、ごめん。口に合わなかった……よね?」

それは、自信満々にこの店を案内したアリスにとっては、罪悪感で胸が押しつぶされそうな感想だったに違いない。
(何故か)美味しそうに足にかぶりついていたアリスは、鈴仙の感想を聞いてしまい、僅かに表情を陰らせる。
これがアリスさんだったら嫌味の一つでも言ってしまったかもしれないが、
純粋な善意でこの店を紹介してくれたアリスを見ると、鈴仙は逆に悪い事をしてしまったような気になってしまう。


246 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/04(日) 22:32:54 ID:gtk6V0Ak

佳歩「む、むぎぎ〜〜。これ、スゴいです! 海の食べ物って不思議です〜〜〜!?」

つかさ「フフ。……この食べ物は凄いわ。まさしく試される食物。良いわ。私は試す側として、最大限の敬意を払ってあげる……!」

――救いとしては、佳歩とつかさの二人は、この筆舌し難い味をポジティブに受け止めていた事だろうか。
佳歩は純粋に海産物を食べる機会が無かったためか、生まれて初めて食べる味に驚いている様子であり、
つかさは変なスイッチが入ったみたいで、今や動きもしない脚に対して挑戦的に語り掛けている。
いずれにしても、概ね楽しそうだった。

鈴仙「(さて。折角だから今の機会に軽く雑談でもしてみようかしら。
     あんまり深い話題は話すヒマもないでしょうし、アリスは若干傷ついた感じだから、
     ちょっと話しかけづらいけど……)」

A:アリスに声をかける。
B:佳歩に声をかける。
C:つかさに声をかける。
D:全員で雑談する。
E:折角だからもう一軒くらい回ってみる。(更に判定)
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

247 :森崎名無しさん:2018/03/04(日) 22:36:32 ID:FUmKeMM2


248 :森崎名無しさん:2018/03/04(日) 22:38:03 ID:xh5/j2+Q
D

249 :森崎名無しさん:2018/03/04(日) 22:45:42 ID:JebIi5NI
A

250 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/04(日) 22:58:41 ID:gtk6V0Ak
A:アリスに声をかける。

鈴仙「(う〜ん。このまま気まずいままも嫌だし……)ね、アリス」

アリス「れ、鈴仙……ごめん」

鈴仙「いやいや、こっちこそごめんね。折角お店紹介してくれたのに」

かつてのアリスとも、ちょっと前のアリスさんとも違う事ととして、今のアリスは少しだけ卑屈だ。
今もやっぱり、鈴仙の満足しなかった様子にかなり申し訳なく思っているようで、
鈴仙が近づいただけで、慌てたように腰を低くして、ごめんと小さく告げる。
鈴仙としても、アリスさんの気を損ねて悪いと思っていたし、一旦リセットして再度、
魔界観光を楽しみたいと考えて声を掛けたのだが……。

先着1名様で、

★アリスとお喋り→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→アリス「実はさっき食べたクラーケンは、エネルギーを増強させる滋養薬だったのよ」全員強化だ!
ダイヤ・ハート→鈴仙「アリスってば魔界通よね。他にどんな料理が有名なの?」アリス「えっと……」雰囲気を戻せた!
スペード・クラブ→アリス「いやいや……本当ごめん」鈴仙「ううん、こっちこそ本当ごめん……」よそよそしいまま会話が進展しない!
クラブA→アリスさん「ボールくんはとてもお茶目なのよ?私が急に立ち止まると焦って一歩余計に歩いちゃうの…」
       鈴仙「(アリス……いや、アリスさんがトランスモードに入ってる!!)」

251 :森崎名無しさん:2018/03/04(日) 23:03:02 ID:???
★アリスとお喋り→ ハート4

252 :森崎名無しさん:2018/03/04(日) 23:03:09 ID:???
★アリスとお喋り→ スペード4


253 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/05(月) 00:07:18 ID:tZ7lj6dk
★アリスとお喋り→ ハート4 ★
ダイヤ・ハート→鈴仙「アリスってば魔界通よね。他にどんな料理が有名なの?」アリス「えっと……」雰囲気を戻せた!

鈴仙はここで、敢えて話題を逸らす事にした。

鈴仙「アリスってば魔界通よね。他にどんな料理が有名なの?」

アリス「えっと……地域によって差はあるから、一概には言えないけれど。
    栽培野菜じゃなくて、野草を使った料理が多いかしら。
    ほら、都市部でも緑が多いでしょ? 妻は旦那の帰りを待ちながら、
    街中にある草地で、食べられる葉っぱや木の実を採っているの。
    採った野草は軽く茹でて、レモンの果汁やオリーブの油を和えて食べるのが普通ね」

鈴仙「へぇ……。なんかシンプルそうだけど、オシャレね」

アリス「それが、中々一概にそうも言えないのよ。家庭によって、選ぶ野草の種類や、茹でる時間。
     和える果実も微妙に違ったりして、違いが出て来るのよね。私も、少しだけ懐かしいわ……」

そして、アリスも鈴仙のそんな心配りを気づいてくれたのか、
これ以上卑屈に謝る事はなく、自然と雑談に乗ってくれる。
そうやって暫く話している内に、アリスとの気まずい雰囲気も解きほぐれていくのだった。

*アリスとの気まずい雰囲気?が解消されました。

254 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/05(月) 00:16:23 ID:???
……と、言ったところで今日の更新はここまでにします。
>>243
試合中とか肝心なところでの厄払いが出来たと思えば…
>>244
魔界の魔ってそういう意味だったんですね…(察し)

255 :森崎名無しさん:2018/03/05(月) 08:32:49 ID:???

現地の珍味に挑戦したが予想以上に癖が強くて
結局どこに行こうがいつも食べてるのが一番だな!
ってこの前のポプテピピックだこれ

256 :森崎名無しさん:2018/03/05(月) 19:26:17 ID:???
ポプテおもしろいよね
ヘルシェイク矢野の所と「さてはアンチだなおめー」の部分が良かった

257 :森崎名無しさん:2018/03/05(月) 20:59:24 ID:???
杉田さんと中村さんのアドリブの「夜のSGGK」が印象的だった

258 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/05(月) 22:40:38 ID:tZ7lj6dk
>>255
乙ありがとうございます。私もポプテピピック見てました。(最近見逃してますが)
魔界観光では旅行感を出していきたいですね。
>>256
新コーナーでウドンゲゲッゲとか始めます(うそ)
>>257
私もそこビックリしましたwまさかのキャプ翼ネタでしたね…

259 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/05(月) 22:42:29 ID:tZ7lj6dk
なんやかんやで楽しみながら、珍味とも言い難い謎の足を食べ尽くした所で、
一同は次の目的地をどこにするか、会議を再開することにした。

鈴仙「さて。まだまだ時間はあるからね。折角だから、別な場所に行ってみようよ」

アリス「そうね……どこが良いかしら」

佳歩「う〜ん。知恵熱が出そうです……」

つかさ「そ、そんなに!?」

皆で仲良くあーでもない、こーでもないと話し合ったりふざけあったりする時間はそれだけでも楽しい。
それだけで日が暮れてしまいそうになるが、それはそれでもったいない。
そんなワケで、次に4人が目指した場所はというと……。

先着1名様で、

★うどんげチームの観光メニューA→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→鈴仙「パンツカフェ・バ=ルバス……ここにしましょう」
ダイヤ→鈴仙「中々決まんないわねぇ……よし、ここは!」鈴仙が決める!
ハート→佳歩「特産の鉱石を使った民芸品店……私、気になります!」
スペード→つかさ「霊験あらたかな史跡を巡りたいです。気が引き締まるような気がするので」
クラブ→アリス「つ、次こそは美味しいお店に案内するから! 私を信じて!!」

260 :森崎名無しさん:2018/03/05(月) 22:43:33 ID:???
★うどんげチームの観光メニューA→ スペード6

261 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/05(月) 23:39:56 ID:???
★うどんげチームの観光メニューA→ スペード6 ★
スペード→つかさ「霊験あらたかな史跡を巡りたいです。気が引き締まるような気がするので」

つかさ「やっぱり、観光と言えば史跡巡りだと思いますわ。
     知らない国の、知らない歴史に触れてみるって、中々できない事ですもの」

佳歩「う〜ん。そうだね! つかさちゃんの言う通りだよ!」

鈴仙「よし。それじゃあ……。ここにある、歴史的集落群って場所を回ってみましょうか! アリスもそれで良い?」

アリス「ええ、勿論。さっきは私の希望を呑んでくれた訳だしね」

――わちゃわちゃと話が飛んでいた割には、結論はアッサリと決まった。
鈴仙達は休憩の為に寄っていた喫茶店を出ると、石畳の街道を抜けて、
幻想的な街並みから更に幻想的な街並みへと向かっていく。そして……。

262 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/05(月) 23:41:05 ID:tZ7lj6dk
佳歩「これまでの街並みも真っ白な石と、緑の植物が調和しててキレイでしたけど、
    この辺りはもっともっとキレイですね……!」

――一行は、おとぎの国に迷い込んだ。
石畳の街道はそのままに、しかし周囲の風景がまた更に一風変わっている。
これまでの白亜の街並みもまた、よそ者である鈴仙にとっては珍しく美しいものだったが、
ここの景色はそれ以上だった。

アリス「この辺は、500年前の建築様式が主流みたいね。白石だけじゃなくて、
     橙や緑、青や赤のカラーストーンが壁に組み込まれているの。
     まるで積み木細工みたいで、素敵じゃない?」

夕暮れのような緋色の空に、パステル調の背の低い家々が整然と並んでいる。
その通りには如何にも長い歴史を感じさせる看板を下げた酒場や宝石屋、
服屋になんと武器屋まで揃っており、文字通り異世界ファンタジーの世界に入って来たような錯覚を覚えた。

鈴仙「(反町くん辺りに言わせれば、幻想郷の時点で充分異世界ファンタジーなんだろうけど。
     実際にその世界に住んでる私ら的には、こんくらい景色が違わないと、異世界感が出ないのよねぇ……)」

つかさ「紅魔館の御屋敷も凄いですけれど。この辺りの景色はそれをもっと不思議にして、
     バーっと地平線まで広げたみたいです。……あのオブジェとか、時計塔とか。
     ものすごく精緻に紋様が彫られています。花と月でしょうか」

鈴仙「あ。えっと……このマークは、当時この大陸を治めていた王国の紋章らしいわね。
    法界の聖なる力を利用して、慎ましくも美しい国を築いていたそうよ」

アリス「今は王国は無いけれど、この地方都市を統治する議会には、その末裔も何人か居るらしいわ。
     ……さて。このエリアにもお店や観光名所は一杯ある。
     ぐずぐずしてると、時間が足りなくなっちゃうわよ?」

そう言っているアリスもまた、内心では周囲を駆けまわり歩き回りたい様子が見え見えだった。
そしてそれは、鈴仙達も全く同じである。

263 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/05(月) 23:42:35 ID:tZ7lj6dk

佳歩「あっ! あそことか凄そうです。行ってみませんか!」

数分後。観光においても切り込み隊長の佳歩は、ある観光名所を指さして走り出す。
一同も慌てて後を追う中、鈴仙達が辿り着いた場所は……

先着1名様で、

★魔界観光地巡り→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→褌神殿。エー=リッヒとかコー=リンとかいう邪神が祀られているらしい。
ダイヤ→王国城跡。重厚で華美な雰囲気により、昨年魔界世界遺産に指定されたらしい。
ハート→大聖堂。魔界の唯一神を讃える為、数千年前に出来たらしい。
スペード→展望台。法界を抱く美しい街並みが一望できるらしい。
クラブ→伝統歴史美術館。様々な様式の女神像が展示されているらしい。

264 :森崎名無しさん:2018/03/05(月) 23:44:10 ID:???
★魔界観光地巡り→ ダイヤ4

265 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/06(火) 00:16:01 ID:DARpW8Vw
★魔界観光地巡り→ ダイヤ4 ★
ダイヤ→王国城跡。重厚で華美な雰囲気により、昨年魔界世界遺産に指定されたらしい。

鈴仙「おっ。こりゃあ、凄いわね……!」

鈴仙達が辿り着いたのは、中世西洋史に出て来るような石造りの古城だった。
小高い丘の上にあるその城壁には、四方に尖塔が並んでおり、その周囲には広く深い堀がある。
これだけ取ると、今でも本当に王様でも出てきそうなのだが、流石に観光地らしく、
城の入り口には関所ではなく料金所があり、丘を登って開けた部分にはお土産屋が立ち並んでいる。

アリス「流石佳歩ね! この場所は今エソテリアでも一番アツい観光名所よ。
     なにせ、昨年にここは、『魔界世界遺産』に選ばれた、魔界神イチオシのパワースポットなんだから」

鈴仙「神様が直々に認定するんだ……なんかシュールね」

佳歩「でも、そう言われると、何となくパワーが湧いてくるような……」

つかさ「感じます……! ここで私は強くなれると……!」

お子様度ならチームでも有数の佳歩と、普段は大人だがパワーとかガッツという言葉を聞くと豹変するつかさは、
アリスの説明を聞いた時点でノリノリである。もはや、ここまで来て観光しないという手は無いだろう。


266 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/06(火) 00:17:01 ID:DARpW8Vw

鈴仙「そんなら、行きましょうか。大人2人と子ども2人で良いかしらね……」

霞が早々に魔界でのネットワークを構築してくれたお蔭で、鈴仙も自分達の世界の金を、
魔界の通貨に換金する事が出来ていた。鈴仙は銀貨を合計6枚、料金所のおじさんに渡すと
(魔界人と言っても、この辺りの容姿とかは幻想郷や外の世界の人達と変わらない)、
城へと繋がる橋への道を開けてくれ、鈴仙は城内に入る事が出来た。
開きっぱなしになっている大きな城門をくぐると――。

鈴仙「(……あ、良い香り)」

風が薔薇の香りを運んで、鈴仙の鼻腔をくすぐる。視界が制限されて以来、鈴仙の嗅覚は敏感だ。
そして時に、嗅覚は視覚以上に多くの情報を脳に与える。
恐らく城には中庭があって。そこにはとても美しいバラ園があるに違いなかった。

佳歩「わーい! すっごーい!」

佳歩は早速キャッキャッと手を挙げてファンタジーの世界に溶け込んでいく。
つかさはこれよりもう少し冷静だったが、興味のありそうな展示物があったらしく、
フラフラと中庭を折れていき、一人で城内へと入っていく。

鈴仙「う〜ん。どうしよう。ここは自由行動にしちゃおうかな」

アリス「それも良いかもしれないわね。私も気になる店があるし。
     土産用とは言っても、旧エソテリア王国由来のマジックアイテムは、
     中々手に入らないから、色々と回ってみたいのよ」

アリスもアリスで、城内に設けられたショップに興味があるらしい。

鈴仙「う〜ん。それじゃあ私はどうしようかな」


267 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/06(火) 00:46:39 ID:DARpW8Vw

――鈴仙はここで、誰と行動を共にするか。あるいはしないか。
その選択を強いられる事となった。

A:つかさと一緒に”試練の間”という場所に潜ってみる。
B:佳歩と一緒にチャンバラ体験をしてみる。
C:アリスと一緒に古代魔法グッズを見て回ってみる。
D:一人でプラプラと城内を散歩してみる。
E:城内周遊ツアーに申し込み、4人で散策してみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

268 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/06(火) 00:48:09 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。

269 :森崎名無しさん:2018/03/06(火) 00:50:56 ID:FLYBx3Qk
A
乙でした

270 :森崎名無しさん:2018/03/06(火) 00:51:57 ID:LooiYCeY
A

乙です

271 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/07(水) 00:17:56 ID:???
すみません、今日は更新をお休みします。
>>269
乙と投票ありがとうございます!
>>270
乙と投票ありがとうございます!

272 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/08(木) 01:01:06 ID:???
すみません、今日は仕事が忙しかったので更新をお休みします。

273 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 01:06:22 ID:tXHzT1DA
A:つかさと一緒に”試練の間”という場所に潜ってみる。

鈴仙「(ん? なんかここだけ物物しい感じね……)」

城内を見学していると、重い錠前のかかった鉄扉があった。
隣にはいかにも観光地っぽいボードがあって、『試練の間』とあり、
そのすぐ下には色々と説明書きがある。

鈴仙「なになに……。『かつての王国の王子達は、この試練の間に潜む魔物を倒し、
    武勲を上げる事で正当なる王位継承者として認められてきました。
    その魔物は今もこの試練の間の奥に潜んでおり、旅人たちの力量を試してくれます。
    挑戦料は銀貨2枚(失敗時の保険料込み)』……へー。なんか物騒な施設があるモンねぇ」

つかさ「フフ……やはり鈴仙様も気になりましたか?」

鈴仙「うひゃっ!? そ、その声はつかさ! いつの間に後ろに!?」

つかさ「実は私もこの試練に挑もうと思い、準備をしていたのですが……。
     まさか、鈴仙様も挑戦されるとは。これは非常に心強いですわ」

鈴仙「え? いや私はただ見ていただけで……う」

唐突につかさに絡まれ困惑する鈴仙。何とか理由をつけて丁重にお断りしようかな、と考えていたのだが――。

つかさ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!! おおおおおおおおおっ!
     燃えてきましたぁ!!! もっと……熱くなりましょうよおおおおおお!!」

鈴仙「(しまったわ!? つかさがバトルモードに入ってしまった!
    これは、暴走した佳歩やアリスさんを止めるよりもある意味厄介よ……)」

つかさは大人しい淑女とクレイジーガッツウーマンの二面性を併せ持つ。
そして、クレイジーガッツウーマンと化した時、その狂気度は留まるところを知らない。

274 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 01:08:57 ID:tXHzT1DA
鈴仙「(昔、血塗れになるまで顔面にキックを叩き込むよう懇願された時はどうしようかと思ったわね……)」

つかさ「さあ鈴仙さま! いかなる試練があろうとも、この私のガッツで打ち払ってやります!
     うおおおおおおおおおおおっ、来いよおおおおおおおおおおおおおおお!!」

鈴仙「……ええ。分かったわよ。
   どうせ、この状態のつかさを止める事以上に難しい試練でもなさそうだしね。やってやるっつーの!」

鈴仙は覚悟を決めて、野獣の如く咆哮するつかさを連れて試練体験コースを申し込む。
そして、いよいよ空いた鉄扉の向こうへと一歩を踏み出して――。

先着2名様で、

★ドキドキ鈴仙→! card★
★ワクワクつかさ→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
二つのカードの合計値が、

35→鈴仙とつかさ、神になる。絆がかなり深まり、コンビプレイ(合体ブロック)習得!
    さらに鈴仙はドリブルフラグ、つかさはブロックフラグを回収!
31〜34→鈴仙とつかさ、二人は最高のコンビ! 絆がかなり深まり、コンビプレイ(合体ブロック)を習得!
26〜30→鈴仙とつかさ、試練に打ち勝つ! 絆が深まり、コンビプレイフラグが立つ!
18〜25→鈴仙とつかさ、試練と相打ち! 絆が深まり、コンビプレイフラグのフラグが立つ!
10〜17→鈴仙とつかさ、仲良く試練に打ち勝てず! でも絆は深まった。
2〜9→鈴仙、オバケにビビッて気絶! つかさの視線がちょっと冷たい……
2枚ともクラブA→鈴仙とつかさ、二人は最高のコンビだが… 佳歩「つかさちゃん・・・ユルサナイ」
           ――次回より新連載『ないすぼうと! うどんっげ』が始まります(ゲームオーバー)

275 :森崎名無しさん:2018/03/10(土) 01:11:01 ID:???
★ドキドキ鈴仙→ ハートQ

276 :森崎名無しさん:2018/03/10(土) 01:21:45 ID:???
★ワクワクつかさ→ クラブ2

277 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 19:40:04 ID:tXHzT1DA
★ドキドキ鈴仙→ ハートQ ★
★ワクワクつかさ→ クラブ2 ★
10〜17→鈴仙とつかさ、仲良く試練に打ち勝てず! でも絆は深まった。

試練その1「我は試練なり……」

鈴仙「あ、あついっ!? な、なんかこいつ火ぃ噴いて来た!?」

試練その2「我は試練なり……」

つかさ「こ、こっちはツノで思いっきり心臓を貫こうとしてきます!」

試練その3「我は試練なり……」

鈴仙「って、今度は稲妻が落ちてきたーっ!? 何コレ!!」

どうせ観光地のアトラクションだろう、と高をくくっていたのかもしれない。
しかしそれでも、試練の間に潜む魔物達は強かった。
鈴仙も戦闘力はそう低い訳でもなく、むしろ輝夜とか永琳とか一部の例外を除けば高い方という自負もあったが、
それでもタイマンで何とか勝てるかどうか、という程度には、こいつらは強い。
それが3体で仲良くかかって来る訳なのだから、体力は無尽蔵のつかさが居ても尚勝負は厳しい。

278 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 19:41:14 ID:tXHzT1DA
つかさ「わ、私が仁王立ちして敵の攻撃を受け止めます! 鈴仙さまは呪文で攻撃してください!」

鈴仙「じゅ、呪文って……! 分かんないけど、えーい、マハサイダイーン!」

試練その2の角や試練その3の突進を一身に受けるつかさの陰で、
鈴仙は魔界というか悪魔っぽい感じの呪文を唱えてみるのだが……。

つかさ「鈴仙さま、ゲームが違いますっ!」

――と、つかさに一蹴されてしまう。そしてそんな様子では勝負に勝てる筈もなく。

試練その3「我は試練なり……」

ドゴオオッ、バギ、グシャァッ!

鈴仙「に、二回攻撃は卑怯よぉ……!」

つかさ「次こそは勝ちましょうね。鈴仙さま……!!」

試練に勝つ事なく、鈴仙達は惨めにも全滅してしまうのだった。
……が、やはり共に戦うという経験は絆を生むのだろうか。
これまで佳歩やてゐと比べて近寄りがたいと感じていたつかさとの距離が、
少しだけ縮んだような。そんな気がする鈴仙だった。


*つかさとの絆ポイントが+1されました。7→8

279 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 19:42:33 ID:tXHzT1DA
鈴仙「……と。そろそろ自由行動も終了で、集合時間ね。皆と合流しなくっちゃ」

ひとしきり古城を堪能した鈴仙一行は仲良く入口と同じ城門から退出し、
待ち合わせ時刻に遅れないよう少しだけ駆け足になる。そして……。

てゐ「う〜い。そっちはどうだった〜」

穣子「楽しかったねぇ、一樹くん! あの縁結びのパワースポット、もっかい3人で見に行こうね…!」

お燐「あたい的には、街はずれの墓地が良かったかなァ。イキの良い死体がゴロゴロ埋まってそうで……」

さとり「私的には、警察が良かったですね。仲間に死体損壊罪の犯罪者が出ても、しっかり取り締まってくれそうでしたし」

にとり「私はさ、ハイテク街を見て回ってたんだぁ。ジャンクショップに長居し過ぎちゃったよ!」

コーチ「美術館の女神像、アレはインチキじゃぞい。Zカップなのは一つだけで、後は皆Fカップくらいの貧乳じゃった……」

鈴仙達は無事に他の仲間達と合流する事が出来た。一同ともに行方不明者はなく、
全員が全員、それぞれなりの魔界観光を楽しめていたようだった。

星「これからはどうするんですか、鈴仙?」

鈴仙「うん。実は、街の方でちょっとした会食とかできないかなー、って思ってて。
   アリスとか霞に聞いて、オススメのハーブ料理の店を予約しておいてあるの」

霞「ええ。食べログで3.7でしたから、ハズレでは無いと思います!!」

反町「(食べログって何だ……?)」

この日に備えて用意周到にプランを練っていた鈴仙は、最後に一同全員会しての食事会を計画していた。
魔界中心の繁華街にあるシックな食堂ののれんをくぐると、人の好さそうな魔界人の中年女性が、鈴仙達を歓迎してくれた。
パーティ用の長机には既に、色とりどりの美しいハーブ料理や、いい匂いのする鶏肉の燻製などが並んでいる。

280 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 19:44:00 ID:tXHzT1DA
鈴仙「はーい、じゃあ皆飲み物は行き渡ったー? それじゃ……かんぱーい!」

かくしてスムーズに、今日一日を締めくくる夕食会が始まる。一同の反応は……


先着4名様で、

★星の感想→! card
 反町の感想→! card
 パチュリーの感想→! card★
★静葉の感想→! card
 てゐの感想→! card
 慧音の感想→! card★
★穣子の感想→! card
 お燐の感想→! card
 さとりの感想→! card
 にとりの感想→! card★

と書き込んでください。マークによって分岐します。

JOKER→ダイヤ絵札+更に判定でフラグ習得等
ダイヤ絵札→超楽しんでた! 絆ポイント+2!(10以上のキャラは+1)
ダイヤ数字・ハート→かなり楽しんでた。 絆ポイント+1!(10以上のキャラは変動なし)
スペード・クラブ→普通に楽しんでた。

*今日一日同行したアリス、佳歩、つかさについては判定を省略し、無条件でダイヤ絵札の結果とします。
 (会食+今日の思い出を共有した分を含めての絆ポイント上昇)
*一旦ここまでにします。続きは深夜にやりたいですが、また明日とかになるかもしれません。

281 :森崎名無しさん:2018/03/10(土) 20:28:39 ID:???
★星の感想→ ダイヤ8
 反町の感想→ クラブ7
 パチュリーの感想→ ハート2

282 :森崎名無しさん:2018/03/10(土) 20:32:19 ID:???
★静葉の感想→ ダイヤ3
 てゐの感想→ クラブ7
 慧音の感想→ ダイヤ6

283 :森崎名無しさん:2018/03/10(土) 20:33:57 ID:???
★穣子の感想→ スペードJ
 お燐の感想→ ハート4
 さとりの感想→ スペード8
 にとりの感想→ ハート5

284 :森崎名無しさん:2018/03/10(土) 20:57:21 ID:???
アリスとの友情が限界突破しそう
なんてチョロいんだ

285 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 02:15:34 ID:???
>>187
@「用具一式とはスパイクやユニフォーム、あとあればだがコンタクトレンズ、指輪といったアクセサリーも含めている」
A「サトリーヌがシュートを防いだ魔法はサトリーヌがいなくてもできるものである
 (なんとなく彼岸島が読みたくなって試合中本屋に行ってしまい、その間にシュートが飛んできても防げる
  要は自身がいなくても自身が守るもの、守るべきものならそれはできる)」
B「サトリーヌの守るゴールはPA外からのシュートは普通に通る」
C「PA内部のシュートはPKも含める」
D「シュートはサトリーヌが触れて、間違いなくサトリーヌ自身の肉体で防いでいた」

ソリマチ卿「復唱要求について。
        @は復唱してやろう。
        【用具一式にはスパイクやユニフォームの他、コンタクトレンズ、指輪等の装飾品一切を含めても良い】
        書き方を少し変えたが、後々の分かりやすさを意識しただけであり、特に意味は無い。
        Aについては復唱を拒否する。理由は特に無い。
        Bについては復唱してやろう。
        【サトリーヌの守るゴールはPA外からのシュートは普通に通る】
        Cについては復唱を拒否する。理由は特に無い。
        Dについては表現を変えて復唱する。
        【サトリーヌはゴールを防ぐ為、ソリマチ卿の放った低空オーバーヘッドキックに触れた】
        【”触れた”という表現は、肉体的な接触を意味する】
        表現を変えた理由は特に無い。何かあれば青で掛かってくるが良い」

『サトリーヌのゴールにシュートが飛んでくるたびに謎のスナイパーがボールを狙撃して割ることでゴールを無効化していた』

サトリーヌ「青き真実についてですが、残念ながら通しませんよ!
       【サトリーヌがPA内のゴールを防ぐにあたり、協力者Xの存在は関係しない】のですから。
       これは謎のスナイパーだけでなく、フランスJr.ユースの皆さんの関与等も否定していますね。
       彼らは居ても居なくても、何の意味もありませんから。くすくすくす……!」

286 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 03:09:59 ID:???
更新再開します。思いっきり誤爆してしまいましたね…
それとナズーリンを判定に入れ忘れていました。申し訳ないので、彼女は無条件で絆ポイント+1として扱います。
>>284
これでてゐと並びましたね。チョロいアリスさん以上に限界突破しそうなてゐって一体…

287 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 03:11:07 ID:3BZe2B9w
★星の感想→ ダイヤ8
 反町の感想→ クラブ7
 パチュリーの感想→ ハート2 ★
★静葉の感想→ ダイヤ3
 てゐの感想→ クラブ7
 慧音の感想→ ダイヤ6 ★
★穣子の感想→ スペードJ
 お燐の感想→ ハート4
 さとりの感想→ スペード8
 にとりの感想→ ハート5 ★
→星、パチュリー、静葉、慧音、お燐、にとりの絆ポイント+1!
更にナズーリン、アリス、佳歩の絆ポイント+1、つかさの絆ポイント+2!

星とナズーリン、パチュリー、静葉、慧音、お燐、そしてにとり。彼女達はこの会合を特に楽しんでいた。

星「お、美味しいぃ! この魚を香草で蒸したのとか、この鶏肉を果実で和えたのとか、最高ですよナズーリン!」

ナズーリン「本尊のクセに、平気な顔して殺生した料理を食べるんだから……楽しそうだから良いけどさ」

食いしん坊な星はただただ食事に舌鼓を打っていた。そんな様子をナズーリンは冷ややかに見ているのだが、
彼女にとっては、星がこうして幸せそうにしている姿を見る事が何よりの楽しみであるようで、
表情の裏にある幸せそうな気持ちが透けて見えた。

288 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 03:12:17 ID:???
パチュリー「これが魔界の食文化か。ふむふむ成程……」

静葉「やけに熱心なようだけど。料理のレシピでも考えているの?」

パチュリー「単なる学術的な興味、別に料理なんてしないわよ。魔法使いにとって、食事は嗜好以上の価値は無いもの。
        それにしたって、紅魔館に居た頃は咲夜が居たしね……」

静葉「食事が必要無いのは、いつも信仰不足で飢えてる私達にとっては羨ましいわね……。
    ねぇ、私達も魔法使いになれたりしないかしら?」

パチュリー「いや。なれるかもしれないけど、あんた達その前に神様じゃないの……」

静葉「神様でもお腹は空くのよ……ううっ」

パチュリー「そのメカニズムも逆に、学術的な興味をそそるわね……」

パチュリーと静葉の組み合わせは少し珍しかったが、意外にも二人は楽しそうだった。
魔法使いと神という種族と食事の必要性について、議論とも雑談ともつかぬ無いようでそこそこに盛り上がっている。

お燐「うにゃ〜! このお魚フライも絶品だね!」

にとり「え? マジで!? ホントだうめっ! まじぱねぇっ!」

慧音「うん。これは美味しいな。おっ、この茎野菜のベーコン巻きも行けるぞ」

お燐「え〜っ、あたい、これ苦手だなァ」

慧音「好き嫌いはいけないぞ? 先生と半分こして、少しだけ食べてみないか?」

にとり「へっへー。お燐が食べないなら私が先に食べようかなー」

289 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 03:13:18 ID:???
お燐、にとり、慧音。……所属も種族も何もかも違う彼女達だが、慧音を中心に意気投合していた。
恐らくは、お燐もにとりも子どもっぽい所がある故に、慧音の保護者気質が上手く作用したのだろう。

つかさ「鈴仙さま。今日は本当に楽しかったです。次こそはあの試練に打ち勝ちましょう!」

アリス「あら、何の話? 私も混ぜてよ」

佳歩「私もですよ! やっぱり4人パーティが王道ですからね!!」

鈴仙「あはは……。棺桶に入るのは嫌だけどね。善処しとこうかしら」

鈴仙は上記の7人の楽し気な会話に混じりつつも、
今日一日を共に楽しんだつかさ、アリス、佳歩の三人と一番多くの時間を過ごしていた。
鈴仙は佳歩やアリスとは元々かなり親しかった(アリスについては一方的な所もあったが)上に、
今日でつかさとの距離をかなり縮める事が出来たため、会話はとても穏やかで、長時間一緒に居ても苦にならない。

鈴仙「(うん。……今日はやっぱり、時間を作っておいて良かった!
    これをきっかけに、特につかさとは随分話しやすくなったし、他の子とも仲良くなれたもの。
    明日はまた練習だけど、頑張らなくっちゃね……)」

幸せな一時を噛み締めつつ、鈴仙はまた明日以降への想いを新たにするのだった。

*星、パチュリー、静葉、慧音、お燐、にとり、ナズーリン、アリス、佳歩の絆ポイントが+1されました。
 更に、つかさの絆ポイントが+2されました。上昇後の数値は次レスで表示します。

290 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 21:49:37 ID:3BZe2B9w
〜魔界生活5日目 仲間行動フェイズ〜 ※つかさの絆ポイントが10を超えたので、特別特訓イベントが発生します。
−魔界・サッカーコート−

魔界観光を楽しんだその夜。皆が寝静まったのを見計らい、つかさは人知れぬ日課を初めていた。

つかさ「うおおっ! うおおっ! うおおおっ!」

ガンッ! ガンッ! ガンッ!

それは得意の顔面ブロックの練習。大き目の石に顔を打ち付けて、耐久性を増す特訓だ。
つかさはアルゼンチンでの修行を終えて以来、毎日1000回はこれをやっている。
最初の方はやっている内に意識が朦朧としていたが、最近では最後まで耐え抜けるようになっていた。

鈴仙「……いやいや。普通に危ないってば……脳細胞とかメッチャ死ぬって。たぶん」

つかさ「……えっ。れ、鈴仙さま……!?」

――が。その特訓には当然の如くドクターストップが掛かる。

鈴仙「ダメよつかさ。一遍その特訓を手伝った身ではあるけれど、
    どう考えても頭をぶつけ続けるのは命に関わるってば……」

つかさ「すみません。分かってはいるんです。でも、こうでもしないと逆に不安で……」

窘められた彼女はそうシュンと項垂れるも、しかし一方で、その意志を覆す事は容易くないと鈴仙は思った。

鈴仙「一体どうして。そうやって、自分を痛めつけようとするの……?」

因幡つかさは鈴仙とてゐが従える妖怪ウサギ達の中でも、一番大人びており、一番のしっかり者だった。
そして、ルナティックスでの付き合いや交流もあり、鈴仙はつかさにも相応の幼さが存在する事を知っていた。
だが、こうして考えてみると、それだけだ。鈴仙は彼女の事を、何も分かっていないのかもしれない。
つかさは、……恥ずかしそうに、鈴仙の問いに対してこう答える。

291 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 21:50:52 ID:3BZe2B9w
つかさ「――だって、私は。何も、守れていないから。私は、弱いから……」

今日一日の行動を通して、つかさはこれまで以上に鈴仙に心を開いてくれていた。
そんな彼女が漏らした言葉。それは間違いなく、彼女の本音に違いなかった。

つかさ「私はアルゼンチンで、Dちゃんに会って戦いました」

その話自体は聞いていた。鈴仙がブラジルで修行を積んでいる間、つかさは佳歩やてゐと共にアルゼンチンで修練を積み。
そこで、つかさが妹同然に可愛がっていたウサギDと再開。月の重鎮である稀神サグメの策謀の下、大きく実力を伸ばしていた事を。

つかさ「Dちゃんは私が居なくても、とても強くなっていました。
     私が守らなくても、あの子は、一人で強くなる力を持っていた……」

しかしそれは、つかさにとって喜ばしい事であると同時に、疑問を投げかけていた。
『果たして自分は、ウサギDを守れていたのか? 守ろうとする意味はあったのか?』と。
つかさの独白は続く。

つかさ「それだけじゃありません。そこからの、サンパウロ戦でもそうでした。
     私は途中まで試合に出れず、そして、穣子さんに代わって試合に出ても、シュートを何一つ、防げませんでした。
     私と同じタイプのブロッカーであるフラメンゴのチルノや、サンパウロの石崎了は、
     そのガッツを燃やし尽くして、試合に貢献していたのに……!」

鈴仙「つかさ……」

鈴仙はつかさ異常なまでの自傷行為の理由の一部を理解した。
そう。彼女は焦っていたのだ。守るべき対象は自らに寄らず自立して、
新たな守るべきチームには貢献できていない。取り分け、周囲のライバルとも比べると尚更だ。

鈴仙「(……思えば私は、まだまだ子供な佳歩とかと違って大人だからと、つかさの面倒を余り見てなかったのよね。
     だけど。ホントはもっと色々と、つかさの事を気にしてあげるべきだったのかもしれない。
     ……でも。それは今からでも遅くない筈。私が、つかさに出来る事と言えば……)」

292 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 21:54:08 ID:3BZe2B9w

――自分が、つかさに出来る事があるだろうか。鈴仙はそう自問する。
アリスさんと違って、つかさの悩みはちょっとの体罰位で治るものとは思えない。
今の鈴仙に出来る事と言えば、……狂気から離れ、効率的な練習メニューを提案する事。
あるいは、一緒に汗を流して、彼女の苦悩を少しでも和らげてあげる事くらいか。

鈴仙は、つかさに対して――こう提案した。

A:つかさと一緒に特訓する。
  鈴仙とつかさ、両方の能力が伸びます。(鈴仙は攻撃系、つかさは防御系)
B:つかさの特訓をアシストする。
  つかさの能力(全分野)が伸びます。Aの場合よりも伸びは大きいです。
C:つかさに特訓をアシストしてもらう。
  鈴仙の能力(全分野)が伸びます。Aの場合よりも伸びは大きいです。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

293 :森崎名無しさん:2018/03/11(日) 21:59:10 ID:DxgP/qrQ
B

294 :森崎名無しさん:2018/03/11(日) 22:06:39 ID:aSMrqV8o
B

295 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 22:53:41 ID:3BZe2B9w
B:つかさの特訓をアシストする。

鈴仙「だったら。私に練習を見させて。つかさだって解ってるんでしょう?
    単に自らを傷つけるだけでは、真の力は得られないって事を……」

つかさ「鈴仙様……」

――鈴仙の申し出を、普段のつかさは、気丈にも断っていたかもしれない。
ただでさえ自分は弱いのに、これ以上迷惑をかけてはいけない。……と、考えて。
しかし、今の彼女は違った。鈴仙が差し伸べてくれた手。これを握り返す事は、決して甘えではないのだと。

つかさ「鈴仙さま。……胸をお借りしてもよろしいでしょうか」

鈴仙「ええ。勿論よ。……一緒に、試練と戦った仲じゃないの!」

――つかさは鈴仙の手を握り返した。そして、これまでの自分にから脱却するための第一歩を今、踏み出した。

296 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/11(日) 22:54:42 ID:3BZe2B9w
先着2名様で、

★つかさのスーパー特訓→! card★
★鈴仙のアシスト→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
二つのカードの合計値が、

35→つかさ「私は……超つかさだ!」攻撃系能力+2! 守備系能力+1! 最大ガッツ+99!
       更にブロックフラグ回収! 加えてドリブルフラグ習得&回収! シュートフラグ習得&回収!
       更に加えて高い浮き球+1! 更に新スキル習得!
31〜34→つかさ、大変身! 攻撃系能力+2! 守備系能力+1! 最大ガッツ+80!
       更にブロックフラグ回収! 加えてドリブルフラグ習得&回収! シュートフラグ習得&回収!
26〜30→つかさ、変身! 攻撃系能力+2! 守備系能力+1! 最大ガッツ+80!
       更にブロックフラグ回収! 加えてドリブルフラグ習得&回収! シュートフラグ習得!
18〜25→つかさ、覚醒! 攻撃系能力+2! ブロック以外の守備系能力+1! 最大ガッツ+40!
       更にブロックフラグ回収! 加えてドリブルフラグ、シュートフラグ習得!
10〜17→つかさ、成長! ブロック以外の全能力+1! 更にブロックフラグ回収! 最大ガッツ+40!
6〜9→つかさ、少し成長! ブロック以外の守備系能力+1! 最大ガッツ+20!
2〜5→効果なし。つかさ、顔面に石をぶつけ過ぎてパンチドランカーに!?

※攻撃系能力=ドリブル、パス、シュート 守備系能力=タックル、パスカット、ブロック、競り合い とします。

297 :森崎名無しさん:2018/03/11(日) 22:55:52 ID:???
★つかさのスーパー特訓→ クラブA

298 :森崎名無しさん:2018/03/11(日) 22:57:18 ID:???
★鈴仙のアシスト→ ダイヤ2

299 :森崎名無しさん:2018/03/11(日) 22:59:52 ID:???
つかさがパンチドランカーになっちゃった…

300 :森崎名無しさん:2018/03/11(日) 22:59:55 ID:???
すげぇ、最低値だ
最近はクラブのAと2が頑張ってるな

301 :森崎名無しさん:2018/03/11(日) 23:01:26 ID:???
ミサトスレのブッキさんみたいにマゾになったらどないしよ

302 :森崎名無しさん:2018/03/11(日) 23:18:20 ID:???
スキル:隠れてないM
習得のチャンスじゃね?

303 :森崎名無しさん:2018/03/11(日) 23:37:23 ID:???
実家だからってはりきりすぎです
勘弁してください……

304 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/12(月) 00:19:58 ID:???
まさかの結果になってしまったところで、今日はここまでにします…(汗)
>>299
ボクシング漫画みたいになっちゃいましたね…
>>300
もう一つAだったら+5されてたんですが、最悪でしたね…
>>301-302
チルノとか石崎とかはMじゃないんで、大丈夫だと思います。
>>303
魔界じゃなくて魔物界に迷い込んでしまったようですね…


305 :森崎名無しさん:2018/03/12(月) 01:11:47 ID:???
乙でしたー

チルノは隠れMになっちゃった前例があるから
別世界の話で、ボール受けたのが原因じゃないけど…

306 :森崎名無しさん:2018/03/12(月) 06:44:19 ID:???
昔薬売りのバイトでピンゾロ+カードでA引きましたよね…(震え声)

307 :森崎名無しさん:2018/03/14(水) 07:01:17 ID:???
クラブAさんはつかさ萌えっと、メモメモ。

308 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/15(木) 01:55:56 ID:???
仕事が忙しいので、週末まで更新できないです。(屁理屈推理スレは更新しましたが(汗))
>>305
乙ありがとうございます。そういえば霊夢スレでなってましたね…(汗)
つかさに隠れM補正があっても強力かもしれません。
>>306
昔の鈴仙と言えばピンゾロクラブAでしたが、最近はそうでもない! ……と思っていたら2でしたね。
>>307
謎の吸血鬼Rさん萌えに再シフトして欲しいですね…

309 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/16(金) 02:08:02 ID:???
★つかさのスーパー特訓→ クラブA ★
★鈴仙のアシスト→ ダイヤ2 ★
1+2=3
→2〜5→効果なし。つかさ、顔面に石をぶつけ過ぎてパンチドランカーに!?


鈴仙「それじゃあ、私がシュートを撃つね。つかさはそのシュートに対して、止められなくても良い。
    でも、シュートコースを読んで身体を当てるってこと。それだけから初めていってね」

つかさ「簡単な目標から少しずつこなしていく。スモールステップ法ですね、鈴仙さま。分かりました!」

鈴仙の指導の下、狂気的なだけの特訓を止めて合理的な練習に取り組もうとするつかさだったが……。異変は、すぐに訪れた。

鈴仙「よーし、まずは小手調べの『マインドシェイカー』ーっ!」

グワァァッ、バギィィィッ……!

つかさ「と、止めます!」

バァッ! ――スカッ!

鈴仙「ありゃー、ちょいっと頑張り過ぎたかな?」

つかさは鈴仙が放った軽めの必殺シュートをブロックしようとして、失敗した。
とはいえ、軽めとはいえ鈴仙のストライカーとしての腕は世界でもトップクラスであるし、
シュート対ブロックは、もともとブロッカー側が不利となりやすい。
確かに普段のつかさであれば、充分零れ球以上には出来る水準のシュートであったが、
それでも、上手く行かない事は往々にしてある。少なくとも鈴仙はそう考えて、

鈴仙「んじゃ、次いこっか。つかさ、いくわよー」

と、全く意に介さない風に次のシュートの準備をしていたのだが――。

310 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/16(金) 02:10:24 ID:???
つかさ「……駄目だ。やっぱり、甘えてたら駄目なんだ。駄目。駄目。甘えては、駄目。もっと……もっと強くならないと」

鈴仙「つかさ……?」

つかさは、先のシュートの失敗を重く受け止めていた。まるで死刑執行が言い渡された大罪人のように、
酷く神経質そうにボソボソとそう呟くと、先程は一度置いた大きな石を持ち上げると――。

ガンッ。ガンッ。ガンッ。ガンッ。

鈴仙「ちょっと……! だ、駄目よ! さっき駄目って言ったじゃん……! なんで……!?」

つかさ「やっぱりこうじゃないとダメなんだ。私はいつまで経っても、強くなれないんだ……!」

ガンッ。ガンッ。ガンッ。ガンッ。

彼女は自らの顔面をその石にぶつけて、端正な顔をわざと傷塗れにしている。
突然人が変わったかのように自らを罰し続けるつかさの背中に狂気を感じた鈴仙は、
必死につかさを元の世界に呼び戻そうとするのだが――。

ガンッ。ガンッ。ガンッ。ガンッ。


311 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/16(金) 02:11:58 ID:???

つかさ「修行だ。修行だ。この痛みも、修行だ………」

鈴仙「な、何言ってるの……? ほら、早く……!」

つかさ「……すみません。鈴仙さま、やっぱり私、もう少し頭を叩かせて下さい。
     やっぱり、頭蓋骨が割れる位までやらないと……スッキリしないんです」

つかさは少しの失敗ですぐに、大きな焦りを覚えているようだった。
焦りを痛みで打ち消す為か、それとも、本当にこれは彼女なりの贖罪なのか。
それは恐らく、本人にしか――いやもしかしたら、本人にすらも――分からない。
ただ一つ、鈴仙が言えるのは。

鈴仙「駄目だよ。これじゃあ、……いくら練習したって、自分の身体と頭を傷つけるだけ。
    このままじゃあ。つかさは絶対、ダメになっちゃうよ……!」

――そうやって額が割れるまで石に額を打ち続けるつかさの横顔はあまりに痛々しく。
彼女のこの渇望は、永久に報われないだろうという、厳然たる事実を突きつけていた。

*練習の効果はありませんでした。

312 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/16(金) 02:16:18 ID:???
今日はこれだけです。

313 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 00:42:22 ID:???
【六日目】

反町「喰らえっ。これが俺の……『強烈なシュート』だァッ!」

バシュウウウウウウウッ……!

つかさ「……ぁ、っ!」

アリス「私も行くわよ、『アーティフルドライブ』ッ!」

つかさ「……く、くううううっ! とまれぇぇぇぇぇっ……!!」

バァァァッ! ――スカッ!

――魔界生活六日目の練習。つかさは明らかに不調だった。
本来ならばそこそこ高い確率で防げる筈のシュートすらも防げず、タイミングを外してしまっている。
決して上の空という様子ではない。むしろどちらかと言えば熱意が空回りしている、と表現する方が適切だろうか。

コーチ「むぅ……。現時点でもつかさは申し分無いブロッカーとはいえ、これではのう。
     ワシとしては昨日の時点で、更に一皮むけると予想しておったのじゃが……」

パチュリー「バーンアウト、かもしれないわね……。これまで張り詰めていた緊張が一気に緩んで、
       その反動で一気にスランプに陥ったとも考えられるわ。
       彼女はまだ幼いのに、いつも大人びていたもの。そうなっても、決して不思議じゃない」

314 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 00:43:31 ID:m350IV7c
〜魔界生活6日目 練習フェイズ〜

鈴仙「つかさ……昨日まではあんなに元気だったのに。私が余計な事をしちゃったからかしら……。
    ――でも、私は私自身やチーム全体の事も、つかさと同じくらい大事にしないといけない!
    さあ。今日の練習はどうしようかしら?」

A:個人練習をする。
  能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
  今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。

B:仲間の練習を補助する。
  仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
  どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
 
C:仲間に練習を補助してもらう。
  仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
  補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。

D:仲間と一緒に練習する。
  仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
  場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)

315 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 00:45:07 ID:???
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  56  55  56  53  53  47  54  374  3  4 

−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、競り合い(54)
普通:タックル(53)、パスカット(53)
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)

−所持中のフラグ−
ドリブル(19/20)、シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)

316 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 01:35:03 ID:kV8er0S2

ドリブル練習したい

317 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 01:43:16 ID:Cx75/hmo
C

318 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 02:07:04 ID:m350IV7c
C:仲間に練習を補助してもらう。

鈴仙「(今日も練習を補助して貰おうっと。でも、具体的にはどうしようかな……)」

A:現在所持しているフラグの練習を補助して貰う。
  (選択肢の後に鍛えたい分野を選択 例:A ドリブル)
B:仲間に声をかけ、特別なフラグの練習を補助して貰う。
  (選択肢の後に声をかけたい仲間を選択 例:B パチュリー
   選択後、更に習得したいフラグを選択)

−基本ルール−
・鈴仙が現在所持しているフラグについては、どの仲間に補助して貰っても練習可能です。
 ※そのため、現在所持しているフラグを鍛えるための、ショートカットキーを新設しました。
・鈴仙が現在所持していないフラグについては、習得したい分野を得意とする仲間に補助して貰う必要があります。
 (得意分野の例:佳歩→シュート、ドリブル アリス→ドリブル、パスカット)
・仲間によっては、その仲間が持っている(あるいは持っていない)特別なフラグを鍛えることができます。
 (特別フラグの例:パチュリー→レジスタ お燐→サイドアタック てゐ→アシスト○)
・Bの場合、選択肢にコーチ、霞を選ぶ事が可能です。

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリス、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり
スタッフ:コーチ、霞

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

319 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 02:16:51 ID:LNRrdmPg
A ドリブル

320 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 02:17:47 ID:Cx75/hmo
A ドリブル

321 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 02:32:24 ID:???
A ドリブル
※何が出ても20ポイントを超えるため、自動でフラグ習得とします。

昨日はもう少しの所でドリブルのコツをつかみ損ねた鈴仙は再度、選手兼コーチであるパチュリーの下で修練を重ねた。

鈴仙「……それっ。そこっ!」

タッ……クィッ。 ――ビュンッ!

パチュリー「その感じ。蝶のように舞い、蜂のように刺すみたいに、正確さと素早さを両立させて。
       そう、そう……。さあ、後もう一歩よ」

鈴仙「はい……!(狂気の瞳が使えなくても、相手を惑わすフェイントはできる!
    後はその精度。視覚や波長に頼らずとも、自分の身体に染み込ませてみせる……!)」

元々、ドリブルについてはかなり長きに渡って修練を重ねて来た鈴仙。
そのため、今のようにある程度整った環境下で、昨日のようなアクシデントさえなければ、
……その技巧は、みるみるうちに上達していくのが自然だ。魔界の青い太陽が天辺に昇る頃には、鈴仙は――。

鈴仙「これが私の、『ルナティックブラスト』だーーっ!」

ヒュン! ……シュンッ。クイッ、シュパァッ!

パチュリー「やったわね、鈴仙。同じ技でも、精度がこれまでと大違いだわ。
       これなら実践でも、あんたの高いテクニックをより活かす事が出来る筈よ」

鈴仙「はい、ありがとうございますマスター!」

……その基礎技術を大きく向上させ。シュートだけでなくドリブルにおいても、
世界の場で十二分に戦える程度の力を身に着けたのだった。

*鈴仙がドリブルフラグを習得。『ルナティックブラスト』の発動率が1/4→1/2になりました。

322 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 02:35:04 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでです。
今回のドリブルフラグ回収により、鈴仙のドリブル力も本スレ換算で74(4,4,2,0)となったので、
大分頼りになれるようになったと思います。
本日もお疲れ様でした。

323 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 02:47:47 ID:???
乙でした
本スレ換算でドリブル74の4/4/2/0だと超一流には届かないけど一流レベルではあるラインかな

324 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 21:52:24 ID:???
>>323 乙ありがとうございます。本スレ日向がドリブル73の4/4/2/0なので、
ドリブラーとしてはともかく、ストライカーとしては充分だと思います。

325 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 21:55:02 ID:m350IV7c
〜魔界生活6日目 自由行動フェイズ〜

鈴仙達は練習を終えて、皆で一斉に居間で昼食を取る。
昨日一日をかけて交友に費やした事もあってか、全員がこうした団らんにも慣れて来た様子だ。
(今日の当番は静葉で、もみじ鍋がメインだった。付け合わせの ドラ焼き も美味しかった)

鈴仙「(――さてと。今日は何をしようかな。つかさの事は心配だけど、どうしたら良いのか見えないのよね。
     だからいっその事、暫く時間を置いて、私自身は他の仲間達と一緒に過ごすのも良いのかも。
     まだまだ交友も薄い子もいるし……)」

午後の時間をどう過ごすべきか。鈴仙は考えた結果――。

A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
  屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
  仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを1名誘って遊びます。
  集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
  チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
  二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
  個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。

<以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です)
現在なし

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

326 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 21:56:07 ID:Cx75/hmo
B

327 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 21:58:09 ID:j14v87Fc
B

328 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 22:04:21 ID:m350IV7c
B:仲間の練習を補助する。

鈴仙「(よし、今日は何人か誘って遊んでみようっと。声を掛けるのは、何人くらいが良いかなぁ。
    交友関係を深める為には沢山誘うのが良いんだけど、込み入った話をするんだったら、
    せいぜい2人くらいに留めておいた方が良いかもしれない。ここは……)

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり


★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【2名or3名】選択して下さい★

(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
 ※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。
 ※投票は【完全一致制】で行います。
  (例:”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”と投票があった場合、佳歩とつかさに2票、てゐに1票として扱わず、
     ”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”という投票が1票ずつ、という風にみなします。)
 ※一名のみの投票は無効とします。(Cとの差別化のため)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

329 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 22:07:14 ID:j14v87Fc
星 てゐ

330 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 22:13:43 ID:Cx75/hmo
慧音 星

331 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 22:23:36 ID:fTAgiIS2
星 てゐ

332 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 22:24:07 ID:o1GdZNwU
星 てゐ

333 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 22:57:44 ID:???
>星 てゐ

鈴仙「星と……てゐの二人かしらね。一緒に居ても楽しそうだかんね」

そう思い立った鈴仙は昼食を食べ終えると、二人に声を掛ける。
自由行動を共にする事について、星は二つ返事で快諾し、てゐは面倒臭そうにしていたが、
他の者に声をかけるフリをするとすぐに意向を翻した。

てゐ「鈴仙ちゃんは不運体質だからね。幸運にする程度の能力を持つ私は良いにしても、
    他の人を不幸にしちゃうのは見てらんないからさ〜」

星「……てゐさんは、鈴仙さんが大好きなんですね」

てゐ「はァ!? 今の会話を聞いてどーしてそうなるの!?」

鈴仙「ちょっと、まさかとは思うけど、ケンカしないでよね……」

てゐ「し、しねーし! 私ってばこん中で一番最年長だし!
    ロープレとかでも『これはお前の物語だ』とか意味ありげな事言って引っ張ってく的な立場だし!!」

鈴仙「はいはい……(てゐって、こんなんだったっけ? ちょっと前までは、もうちょい小憎らしい感じだったのに……)」

334 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 22:59:52 ID:m350IV7c
改めて友人のいつの間にかの変化(?)を実感しながら、鈴仙達は取りあえず居間を出て、
屋敷玄関付近に備えてある談話室で タブクリア を飲みながら語り合い、今後の予定を話し合う事にした。
その具体的な内容は……。

A:星とてゐのサッカーでの伸ばしたい点や悩みについて聞いてみる。
B:星とてゐの日常での悩み事について聞いてみる。
C:鈴仙の悩み事について相談してみる。
D:魔界地方都市をブラついて楽しんでみる。
E:法界に宿る仏パワーを実感してみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

335 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 23:01:23 ID:j14v87Fc
A

336 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 23:08:12 ID:ivAVuxnI
E
引きの悪さを仏様にどうにかしてもらおう

337 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 23:08:16 ID:Cx75/hmo
A

338 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 23:17:10 ID:???
仏パワー(フランスパワー、なんとGKがアモロになるぞ!)

339 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 23:34:57 ID:m350IV7c
A:星とてゐのサッカーでの伸ばしたい点や悩みについて聞いてみる。

鈴仙「そういえばさ。最近の練習、二人は何を鍛えたいと思ってるの?」

色々と雑談はしていても、話題はやはりサッカーに収束してしまう。
鈴仙は最近の練習の状況を話題に挙げた。

てゐ「そだねぇ……」

星「えっと、私は……」

てゐと星も、練習への姿勢はいたって真面目である。そのため、鈴仙の質問に対してもしっかりと考えてくれていている。
ほんの少しだけ置いて。鈴仙が二人から聞いた答えは――。

先着2名様で、

★星の成長方針→! card★
★てゐの成長方針→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

−星の成長方針−
JOKER→星「私が目指すのは、あらゆる敵をフェアプレイ精神の下吹っ飛ばすダイヤジスタですっ!!」
ダイヤ・ハート→星「色々考えてはいますが。鈴仙は、どうしたら良いと思いますか?」
スペード→星「タックルを更に磨いて、守備でも貢献できるようになりたいと思っています」
クラブ→星「ポストプレイのため、フィジカルを鍛えたいと思っています」

−てゐの成長方針−
JOKER→てゐ「実は……ミドルシュートを開発しちゃったんだよねぇ」
ダイヤ・ハート→てゐ「うんにゃ。考え中。鈴仙はどうしたら良いと思う〜?」
スペード・クラブ→てゐ「やっぱタックルだね。ボランチになるなら、そこら辺もできないとダメだしさ」

340 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 23:36:22 ID:???
どこで見たか忘れたけどまた出てきたタブクリア。
ひょっとして好みなん?

>>338
廃仏毀釈にあっても仕方がなさそう。

341 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 23:40:09 ID:???
★星の成長方針→ スペード10

342 :森崎名無しさん:2018/03/17(土) 23:41:32 ID:???
★てゐの成長方針→ スペードA

343 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/17(土) 23:57:26 ID:m350IV7c
★星の成長方針→ スペード10 ★
★てゐの成長方針→ スペードA ★
スペード→星「タックルを更に磨いて、守備でも貢献できるようになりたいと思っています」
スペード・クラブ→てゐ「やっぱタックルだね。ボランチになるなら、そこら辺もできないとダメだしさ」

鈴仙「あら。二人とも一緒なのね」

星「本当ですね! 私達お揃いですよてゐさん! お揃いね私達お揃いねああ幸せっ!」

てゐ「あんたは本当に、何でもオーバーリアクションだねぇ……」

わざとやっているのではないかと思うくらいに大喜びの星をてゐは軽く諌めている。
FWとして、前線でのボールカット力を高めたい星と、ボランチとして、中盤底での守備力を安定させたいてゐ。
この二人がタックルを課題とする事は不思議ではないが、星の喜び方を見ていると奇妙な偶然のように思えてくる。

鈴仙「(二人とも意思は固いみたいね。勿論、他の分野を勧める余地は充分あるでしょうけど……。
    ――どうしよう。私とかが何か、二人の方針に口だしとかしてしまっても……良いのかな?)」

A:その練習方針で良いと思う。
B:星はフィジカルを鍛えてはどうかと提案する。
C:てゐはドリブルをもう少し鍛えられないか聞いてみる。
D:A+その練習方針なら、今晩二人で仲良く鍛えてみてはどうか提案する。
E:D+なんなら今晩自分(鈴仙)も交えて三人で鍛えてみないか提案する。(Dより成功率低め)
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

344 :森崎名無しさん:2018/03/18(日) 00:15:28 ID:ANPTF6Rw
B

345 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/18(日) 00:19:46 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>338
うちのチームにはアモロ、ジュストと同格のフランス人ゴールキーパーサトリーヌ・コメージがいるから…(幻想描写)
>>340
私もググって調べた記憶ありますね。透明コーラは一回だけは飲んでみたいです。

346 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/18(日) 00:59:34 ID:CoquXF4Q
−サトリーヌについて−
【ソリマチ卿が相手であっても、誰が相手であっても、(このゲーム盤世界における)公式のサッカールールに則る以上。
 シュートを放つ選手がサトリーヌが守るPA内に存在する限り、サトリーヌは自分が守るPA内からのシュートを絶対に防ぐ。
 たとえサトリーヌが自分の守るPA内に存在せずとも、ボールに触れずとも、絶対に防ぐ】
【”全てのシュートを絶対に防ぐ”とは、一対一によるドリブル突破や、ゴールへのパスという言葉遊びをも含めた、
 得点に結びつく全ての行為に対して失点しない事を指す】
【”防ぐ”とは、シュートが放たれた結果、そのシュートがゴールとならなかった事実全般を指す】
【サトリーヌは味方のシュートであっても、味方に当たってゴールに向かうボールであっても、
 自身が守るペナルティエリア内で放たれたものである限り、絶対に防ぐことができる】
【サトリーヌがPA内のゴールを防ぐにあたり、協力者Xの存在は関係しない】
【サトリーヌはコート外からの干渉を受けていない】
【サトリーヌは試合開始から試合終了時まで選手交代せずにずっとフィールドにいた】
【サトリーヌはゲーム盤において、現役のサッカー選手であり、ゴールキーパーである】
【サトリーヌの中身は別に若林ではない】
【サトリーヌは、全ソリマチ卿選抜代表のゴールキーパーである】

−ソリマチ卿について−
【ソリマチ卿は間違いなく世界最高峰のストライカーである】
【ソリマチ卿は全ソリマチ卿選抜代表の選手である】
【ソリマチ卿は敵チームのPA内にて、自軍ゴールの方向に向かって、低空オーバーヘッドを放った。
 ソリマチ卿の味方であるサトリーヌはオーバーラップして敵チームのPA内に居たが、
 オウンゴールとならないよう、守りに走り、ソリマチ卿の放ったボールに触れた。
 しかし。運悪くそれを防げず。結果としてソリマチ卿は、サトリーヌが守るゴールを奪った】

ベアト「妾からのヒントは、また別の機会に出すとして。一つだけ基本的なアドバイスをやろう。
     それはズバリ、
     ”解くべき謎”に焦点を合わせた青や復唱要求を打とう。だ。
     今回解くべき謎は当初二つあったが、ソリマチ卿が破れた以上、今は一つしかない。即ち、
     ”サトリーヌは何故、PA内のシュートを全て絶対に無効化できるのか”?
     ……と、いう謎だ。この事を忘れてしまっては、そりゃあ解くべき謎も解けぬぞォ……くっくっく!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

347 :森崎名無しさん:2018/03/18(日) 12:13:13 ID:95UuCKO2
E

348 :森崎名無しさん:2018/03/18(日) 13:28:37 ID:KCsxn+46
E

349 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/18(日) 23:12:42 ID:CoquXF4Q
E:D+なんなら今晩自分(鈴仙)も交えて三人で鍛えてみないか提案する。(Dより成功率低め)

鈴仙「だったらさあ、早速過ぎるかもしれないけれど……。なんなら今晩、三人でタックルを鍛えてみない?」

両者の思惑が一致したのを良い事に、鈴仙は思い切ってこう提案した。
どうせ練習をやるなら、一人より二人、二人より三人の方が効率的だ。
それにてゐと星はそれぞれ鈴仙とは親しいが、てゐと星の絡みはこれまでの付き合いもないため少ない。
自分が入る事で、二人が親交を深める為の潤滑油となれば良いなあ、という思いもあったのだが……。

先着2名様で、

★星の反応→! card★
★てゐの反応→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

−てゐの反応−
JOKER→それ以外+てゐ「なんなら佳歩とつかさと霞も呼んでこよう!! 大丈夫任せといて!」
それ以外→てゐ「えー。かったるいなぁ。……別に良いけど」
クラブA→てゐ「私は鈴仙と二人で練習したいんだよね。星はついて来ちゃダメだよ。この泥棒虎が!!」
       鈴仙「(ボートが良くなって来たわね…)」

−星の反応−
JOKER→ダイヤ・ハート+ナズーリン「話は聞かせて貰った! 私も行くぞ!」お燐「あたいも行くよ! ネコ科的に考えて!」
ダイヤ・ハート→星「それは良いですね。是非やりましょう!」
スペード・クラブ→星「ごめんなさい。今晩はナズーリンやにとりさんと一緒に 投げる 予定でして…」

350 :森崎名無しさん:2018/03/18(日) 23:19:47 ID:???
★星の反応→ ハート3

351 :森崎名無しさん:2018/03/18(日) 23:24:54 ID:???
★てゐの反応→ ハート9

352 :森崎名無しさん:2018/03/18(日) 23:38:01 ID:???
3章以降のてゐさんが鈴仙大好き過ぎて和む

353 :森崎名無しさん:2018/03/18(日) 23:57:35 ID:???
投げるって何だろう?ダーツ?それともジャーマン・スープレックス?

354 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/19(月) 00:22:26 ID:NuqMbAKc
★星の反応→ ハート3 ★
★てゐの反応→ ハート9 ★
→二人とも同意してくれた!

星「ええ、勿論ですとも!」

てゐ「私はホントはめんどくさいけど、鈴仙がどーしてもって言うんだからなぁ……」

鈴仙「あら。じゃあてゐはやらなくても結構よ。星と二人で練習するし」

てゐ「ぐっ……、いや。別に。やるんだけどさぁ……」

元々雑談に誘うのも容易かった二人なだけあって、練習の誘いにも容易く応じてくれた。


*今回の仲間行動フェイズは、固定的にてゐと星の仲間行動フェイズとなります。

355 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/19(月) 00:23:36 ID:NuqMbAKc
−仲間行動フェイズ−
※今回は鈴仙とてゐと星のタックル練習に固定とします。

昼食後の会話の流れで、夕食はそこそこに屋敷外れのサッカーコートへと出かけた三人。
街はずれのサッカーコートらしく、立派なナイター装置などは当然無いのだが、
夜であっても月は明るいし、夜になると蛍みたいな光を放つ草木が多く芽吹いているため、視覚面は全く困らない。

鈴仙「ようし。それじゃあやるからには思いっきりやるわよ! 明日の日が拝めるとは思わない事ね!」

星「はい! やるからにはタックルで心臓をぶち破ってみせます!」

てゐ「いや。幾らなんでもアリなサッカーでも心臓は……って、思ったけれど。
   平気な顔して自爆したり死んだりするヤツが居るから、そんくらいは普通かな」

三人は遠慮なく容赦なくボールを手繰り、ぶつかり合い、技術を向上させていく。
果たして、その結果は――。



356 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/19(月) 00:24:49 ID:NuqMbAKc
先着3名様で、

★星のタックル根性→! card★
★てゐのタックル逆上→! card★
★鈴仙のタックル純情→! dice/2★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

三人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
三つのカードの合計値が、

35→神効果!! 鈴仙・てゐ・星のタックル+2! 更に全員がフラグ習得&回収! 加えてトリオタックル習得!
31〜34→超絶効果あり!  鈴仙のタックル+2&フラグ習得&回収! てゐと星がフラグ習得&回収!
       更にてゐのタックル+2! 更に更に星のタックル+1! 加えてトリオタックルフラグを習得!
26〜30→とてつもなく効果あり! 鈴仙のタックル+1&フラグ習得! てゐと星がフラグ習得&回収! 更にてゐのタックル+1!
18〜25→すごく効果あり! 鈴仙のタックル+1! てゐと星がフラグ習得&回収!
10〜17→効果あり! 鈴仙のタックル+1! てゐがフラグ習得&回収! 星がフラグ習得!
6〜9→僅かに効果あり! てゐがタックルフラグ習得!
2〜5→効果なし。

357 :森崎名無しさん:2018/03/19(月) 00:29:38 ID:???
★星のタックル根性→ スペードK

358 :森崎名無しさん:2018/03/19(月) 00:33:18 ID:???
★てゐのタックル逆上→ ハート9

359 :森崎名無しさん:2018/03/19(月) 00:37:27 ID:???
★鈴仙のタックル純情→ 5 /2★

360 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/19(月) 00:52:06 ID:???
三人の練習は効果抜群となったところで、今日はここまでです。
>>352
元々ツンデレなキャラでしたが、スカウトイベントあたりで崩壊してきましたねw
>>353
野球的な投げるをイメージしてましたが、意味不明でしたねw


361 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/20(火) 00:00:37 ID:YeGHBSvU
★星のタックル根性→ スペードK ★
★てゐのタックル逆上→ ハート9 ★
★鈴仙のタックル純情→ 5 /2★
→13+9+3=25
18〜25→すごく効果あり! 鈴仙のタックル+1! てゐと星がフラグ習得&回収!

鈴仙「でりゃ!」

てゐ「うりゃ!」

星「そいりゃぁっ!」

三人は夜が更けるまで、馬鹿みたいに叫びながらタックルをやりまくった。
果たしてこれが本当に効果があるのか、これで強くなれるのか。
鈴仙は最初の方すごーく疑問に思っていたのだが、叫んでいるうちにどうでもよくなってきて。

てゐ「はっりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」

星「ずおりゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ズザアアアアアアアアアアアアアアッ! ドガアアアアアアアアッ、ガキイッ!

362 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/20(火) 00:01:59 ID:YeGHBSvU
鈴仙「(え!? あ、アレ?! てゐも星も、何時の間にかガチで上手くなってない!?)」

星「ほら、次は鈴仙ですよ! すりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」

鈴仙「え。あ、うん! ばりゃあぁぁぁぁぁぁっ!」

ドゴオオオオオオオッ、バギイッ! ドガァッ!

星「お見事!」

鈴仙「え!? 私ももしかして、うまくなってる!? アレでっ!?」

……気付いた頃には、三人して仲良く、タックル道をかなり極めているような。
過集中とかトランスだとか、そんな状態の恐ろしさと凄さを実感する鈴仙だった。

*鈴仙のタックルが+1されました。
*てゐがタックルフラグを習得&回収! タックルが+1され、『シロウサギチャージ』の発動率が3/4になりました。
*星がタックルフラグを習得&回収! 『ハングリータイガー』の発動率が3/4になりました。

363 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/20(火) 00:03:49 ID:YeGHBSvU

−固定イベントフェイズ 〜練習試合・対戦相手決め〜−

パチュリー「遅い。今まで何をしていたの」

鈴仙「あ、あはは……ちょっと野生に返ってたわ」

練習を終えた深夜。パチュリーの叱責を受けながら、鈴仙はコーチの部屋へと案内された。
そこには霞とコーチが既に座っていて、色々な雑誌や書類を畳に広げながら、ビデオを鑑賞してうんうんと唸っている。

霞「あ、鈴仙さま。待ってましたよ!」

コーチ「ゴホホ……待ちくたびれたゾイ。まだ5分待っても来なかったら、試合鑑賞は止めて、
    魔界で買ったエロビデオ、『魔族の女!!!〜Z^234(※)カップの誘い〜』を見ようと思ってたんじゃが」

※Zカップの後ろに、ZZZZZ・・・(中略)・・・ZZZZZが234回続く事を意味する。
 この場合、トップとアンダーの差は6メートル以上となる。(Iカップでもトップとアンダーの差は30センチ)

霞「あやうく、とてつもないホラー映像を見せつけられるところでしたよ……別な意味でR−18ですって、それ」

鈴仙「霞も災難だったわね……。ところで、どうしたんですか? こんな深夜に集まるだなんて」

コーチに場を仕切らせると脱線が著しそうだったので、鈴仙は単刀直入に切り出した。
そうなると流石のボケ老人も、いつまでもおふざけモードではいられないようであり、
「うむ」と頷くと、淡々とした口調でこう切り出した。

364 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/20(火) 00:04:52 ID:YeGHBSvU
コーチ「最初にワシが示した予定は覚えておるか、鈴仙。我々は今から5日後に、練習試合を開催することとなっておる」

鈴仙「あ……。そ、そういえば、そうでしたね。なんかたったの3、4日前の事なのに、1か月以上前の事みたいでした」

霞「それはリアルで……いえ。何でもありません。とにかく、今日はですね、鈴仙さま。
  私達と一緒に、その5日後の練習試合の相手をどうするか、決めて貰おうと思ってお呼びしたんですよ」

鈴仙「成程……」

納得する。ならば確かに、今の人選は妥当だろう。パチュリーはこれまで黙っていたが、ここで口を開いた。

パチュリー「……幸いにも私達には世界をも駆ける魔法の船――聖輦船がある。
       これを使えば、魔界から私達の世界に戻る事も出来れば、対戦したい国に飛んで、一試合する事だってできる」

霞「コネやら日程調整は私に任せてください! 仮想通貨で儲けたお金で、主要各国のサッカー連盟理事は既に掌握済みですから!」

鈴仙「(霞の言ってる事が意味不明すぎて怖い……)」

コーチ「フォッフォ。試合の段どりは既に組んである、ちゅーことじゃな。後はどこと試合をするか? ……それだけじゃ」

鈴仙「試合をしてくれそうな国も決まっている、って事ですか?」

鈴仙は訊き返すと、コーチの代わりに霞が頷いた。

霞「はい。このパネルを見てください。じゃんっ」

霞は何時の間にか準備しておいた、国会の答弁とかで使うようなパネルを鈴仙の前にドンと置いてくれた。
そこにはこう書いてあった。

365 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/20(火) 00:06:28 ID:???
A:フランス
 概要:反町、秋姉妹、アリスが向かったフランスJr.ユースメンバーと対戦します。
     ピエールとナポレオン以外は雑魚と称されがちな彼らですが、
     フランスのサッカーアカデミーで万遍なく鍛えられた事により、彼らなりには強くなっています。

B:イングランド
 概要:さとりとお燐が向かったイングランドのJr.ユースメンバーと対戦します。
     主力選手であるロブソンの守備力は一級品のほか、リチャード、ロリマーの攻撃力や、
     テイラーのゲームメイク力もかなりのものです。

C:イタリア
 概要:パチュリーと慧音が向かったイタリアのJr.ユースメンバーと対戦します。
     サンパウロで辛酸を舐めたストラットの他、ジェンティーレ、ランピオンの布陣は言うまでも無く強烈。
     ただし、アルシオン・ヘルナンデスが不在のため、難易度としてはそう高くないかも?

D:メキシコ
 概要:星とにとり、ナズーリンが向かったメキシコのJr.ユースメンバーと対戦します。
    ヒューガーとの争いを通じて結束を固めたエスパダス、エスパーニャは勿論、
    アステカ戦士達の連携プレイの攻撃力も強力です。

366 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/20(火) 00:09:05 ID:???
鈴仙「これは……!」

パチュリー「……奇しくも、私達のような得体の知れないチームを受け入れてくれたのは。
        実際に一度、私達を受け入れてくれた事のある連中ばかりだった、という事ね」

フランス、イングランド、イタリア、メキシコ。これらは、……鈴仙の仲間達が、海外で修行していた場所と重なっている。
単なる偶然ではないであろうことは、容易に見て取れた。

霞「アルゼンチンだけは、ダメだったんですけどね。あと、イタリアも一部主要選手の日程が付かないみたいです。
  逆にそれ以外の国。――フランス、イングランド、メキシコの三か国は、全力で相手をしてくれると言っています。
  どの国の人達も、私達に恩があるみたいでして」

鈴仙「(みんなも、私の知らない所で頑張っていたもんね……)――それじゃあ、そのご恩に徹底的に甘えちゃえば良いのかな」

パチュリー「そうね。幸いに、どの国も実力が拮抗している――唯一強豪であるイタリアは、ヘルナンデスが居ないからね――
        強すぎず弱すぎずで、対戦相手には丁度良い。どこと当たっても、そこそこの経験にはなると思うわ」

コーチ「ざっくり言えば、フランスはバランス型。イギリスは守備型。
     イタリアは特化型でメキシコは攻撃型……と、言ったところじゃろうか。
     特に活躍させたいポジションの選手が居るか? ……という観点から、対戦相手を決めるのも良さそうじゃな」

霞「……それで。鈴仙さまはどの国と対戦するのが良いと思いますか?」

ひとしきりの解説が終わってから、霞は本題を切り出す。――つまり、彼女達は、鈴仙の選択を聞きたいのだ。

鈴仙「私が決めたチームが、そのまま対戦相手になったり……します?」

パチュリー「……さてね。なるかもしれないし、ならないかもしれない。……すべては賢者のみぞ知るよ」

鈴仙「(こ、これなりそうなヤツだ……。だとしたら、私が慎重に選ばないと)」

霞にお願いして、鈴仙は再びさっきのパネルを見せて貰った。果たして、鈴仙が選んだチームは……。

367 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/20(火) 00:11:15 ID:YeGHBSvU
☆魔界生活11日目(今から5日後)に、練習試合を行いたいチームを選んでください☆
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:フランス
 概要:反町、秋姉妹、アリスが向かったフランスJr.ユースメンバーと対戦します。
     ピエールとナポレオン以外は雑魚と称されがちな彼らですが、
     フランスのサッカーアカデミーで万遍なく鍛えられた事により、彼らなりには強くなっています。

B:イングランド
 概要:さとりとお燐が向かったイングランドのJr.ユースメンバーと対戦します。
     主力選手であるロブソンの守備力は一級品のほか、リチャード、ロリマーの攻撃力や、
     テイラーのゲームメイク力もかなりのものです。

C:イタリア
 概要:パチュリーと慧音が向かったイタリアのJr.ユースメンバーと対戦します。
     サンパウロで辛酸を舐めたストラットの他、ジェンティーレ、ランピオンの布陣は言うまでも無く強烈。
     ただし、アルシオン・ヘルナンデスが不在のため、難易度としてはそう高くないかも?

D:メキシコ
 概要:星とにとり、ナズーリンが向かったメキシコのJr.ユースメンバーと対戦します。
    ヒューガーとの争いを通じて結束を固めたエスパダス、エスパーニャは勿論、
    アステカ戦士達の連携プレイの攻撃力も強力です。


368 :森崎名無しさん:2018/03/20(火) 00:16:45 ID:w3QvVE+6
B
ストラットへのリベンジは大舞台に取っておこうかな

369 :森崎名無しさん:2018/03/20(火) 00:18:12 ID:xYLBwFwI
D

370 :森崎名無しさん:2018/03/20(火) 00:38:32 ID:G+iovdZE
A
経験値は多い方が良いし、確実に

371 :森崎名無しさん:2018/03/20(火) 00:46:39 ID:7z8fVCOI
B

372 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/20(火) 00:55:20 ID:???
Bが選ばれたところで、今日の更新はここまでです。
遅い時間にも関わらず投票に参加して頂きありがとうございます。本日もお疲れ様でした。

373 :森崎名無しさん:2018/03/20(火) 00:56:48 ID:???
乙でした

374 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/21(水) 01:28:19 ID:???
今日はこちらの更新はお休みします。明日は更新できると思います。
>>373
乙ありがとうございます!

375 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/21(水) 23:54:04 ID:MwGrK2p+
B:イングランド

鈴仙「そうね……イングランドはどうかしら」

諸々の情報を統合し、鈴仙はそう提案した。

霞「成程ですね。確かにイングランドが相手でしたら、今の私達にとっても丁度良い相手かもしれません」

パチュリー「イングランドは本来、ドイツやイタリアにも負けない程度の強豪国だけど。
       この世代はロブソン位しか世界トップクラスの選手が居ないから、格としては中堅どころに落ち着いている。
       そうした意味では、ピエール率いるフランスと事情が似ているかしら。
       ……もっとも、一部のエースとその他選手の偏りという意味では、イングランドの方がまだ健全だろうけど」

幻想郷時代から紅魔館の図書館であらゆるサッカー情報誌を読んでいただけあってか、パチュリーは外界サッカーに詳しい。
熟練のコーチや、膨大な情報ネットワークを持つ霞が否定しないという事は、その情報は正しいのだろう。

コーチ「ようし、決まりじゃ。そんじゃあ、後は霞ちゃんに任せて良いんかの」

霞「はいです。えーっと確か、イングランドのサッカー協会の理事長とは顔馴染みですから。
  明日は聖輦船でロンドンに向かって、理事長行きつけの熟女ストリップバーに張り込んで、アポを取ってみようと思います」

鈴仙「(私、霞にだけは逆らわないようにしよっと……)」

それからは一同で今後の練習方針やスケジュールの確認をし、深夜の秘密会議はお開きになったのだが。
鈴仙はその夜、霞に社会的に凌辱されて人生ゲームオーバーになる悪夢にうなされ、殆ど眠れなかった。

                                             六日目 終了

*練習試合の対戦相手がイングランドに決まりました。

376 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/21(水) 23:55:14 ID:MwGrK2p+
【七日目】−練習試合まであと4日−

翌日の練習はミーティングから始まったが、その内容は鈴仙にとって既知だった。

佳歩「イングランドのJr.ユースメンバーと対戦、ですか……」

お燐「うーん。あたいらが行ってた国だけど、試合をやった以外あんまし関わりないんだよねぇ」

さとり「貴女の書いた推理小説もどきでは、色々けちょんけちょんに書かれてる人もいましたけどね……」

お燐「あり、そうでしたっけ?」

鈴仙「(イングランドの主要メンバーを知っているのはさとりさんとお燐の二人か。
     事前に情報を仕入れておけば、キャプテンらしさを発揮して信頼度アップにつながるかもしんないわね……)」

鈴仙は少しだけ打算的な事も考えながら、ミーティングを聞き流しつつ。

鈴仙「(――練習試合までの練習回数は、たった4回だけ。自分を、あるいは誰をどう鍛えるかは、
     きちんと考えておかないといけないわね……!)」

目前に迫った試合に向けて、思いを新たにするのだった。

377 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/21(水) 23:56:47 ID:MwGrK2p+
〜魔界生活7日目 練習フェイズ〜

鈴仙「昨日は星やてゐとひたすらタックルをしまくったんだったわね。お蔭で自分の実力もアップした気がするわ!
    ……とはいえ、サンパウロ戦から比べて、他の皆の全体的な実力もアップしちゃってるしなぁ。
    少しくらいは、地道に基礎練習をした方が良いのかも?」

A:個人練習をする。
  能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
  今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。

B:仲間の練習を補助する。
  仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
  どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
 
C:仲間に練習を補助してもらう。
  仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
  補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。

D:仲間と一緒に練習する。
  仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
  場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)

378 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/21(水) 23:59:05 ID:MwGrK2p+
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  56  55  56  54  53  47  54  375  3  4 

−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、タックル(54)、競り合い(54)
普通:パスカット(53)
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)

−所持中のフラグ−
シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)

379 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 00:03:20 ID:xR/Ph6pE


380 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 00:04:12 ID:aRCha6yg
B

381 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/22(木) 00:14:00 ID:xyjc2Bpo
B:仲間の練習を補助する。

鈴仙「(よし。今日も、仲間の練習を補助するのに回ろうかしら)」

鈴仙は霞から貰った紙(>>104)を見ながら、誰の練習を補助しようか考えようとした、のだが……。

鈴仙「(アレ? ちょっと内容が変わってるような……)」

その紙の内容は、鈴仙が前に見た時と比べて僅かに変わっていた。

選手名   限界に達している分野     本人が次に鍛えようとしている物    備考
反町     パス                パスカット               オータムスカイラブは成長の余地あり
星                         パス
佳歩                        タックル

パチュリー                    パス
アリス                      ドリブル
静葉                        パスカット               オータムスカイラブは成長の余地あり
てゐ     パス                タックル                鈴仙とのコンビプレイフラグあり

慧音                        パスカット
お燐     タックル              シュート
穣子     ブロック              タックル                  鈴仙とのコンビプレイフラグあり
ナズーリン                    パスカット
つかさ                       ブロック                  現在スランプ中?

さとり    セーブ力             (※備考)                  想起セービングは成長の余地あり
にとり                       競り合い

382 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/22(木) 00:16:03 ID:xyjc2Bpo

鈴仙「(アリスさんから”さん”の表記と備考が消えて、慧音さんの鍛えたい分野がブロックからパスカットになってて、
    あとはつかさの備考が増えたわね……。これってもしかして、皆の成長状況とかが随時反映されてる?)」

確かに、魔界に来てからの数日間で、アリスはメンタル不調を克服し、慧音はブロックを鍛えている。
また、つかさは先般の特訓での失敗に引きずられてか、スランプ状態にあるのも確かだ。

鈴仙「(ま、まぁ……。『にとスコープ』みたいな、色々不自然に不可解なテクノロジーの一端……って事なのよね、きっと)」

鈴仙はあまり深く考えないようにしながら、改めて、誰の練習を補助しようかを考えた。

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり


★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名】選択して下さい★
(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
 ※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

383 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 00:18:01 ID:ZYIIq/Ww
つかさ

384 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 00:24:52 ID:xR/Ph6pE
つかさ

早めにケアしとこう

385 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/22(木) 00:34:17 ID:xyjc2Bpo
>つかさ

鈴仙「昨日は自分の練習を優先しちゃったけど。やっぱり気になるのはつかさよね……」

鈴仙は一昨日の夜に見た、つかさの異様な、自傷願望とも言えるような練習光景を覚えていた。
流石に顔面を石にぶつけるような奇行はあれきり行っていないようだったが、
スランプ状態に陥っているのは間違いないようで、全体練習を見ていても活躍していない。
そんな彼女を見舞う意味でも、鈴仙はつかさに声を掛けた。

つかさ「……はい。分かりました。では……ブロック練習を手伝って頂けませんでしょうか」

鈴仙「ええ、分かったわ。全力で行くからね!」

つかさの様子はやや元気がないものの、外見上は落ち着いている。
あまり気を遣い過ぎても失礼と思った鈴仙は、少なくとも表面上いつも通り接しようと努めるも――。

鈴仙「(だ、大丈夫かなぁ……)」

内心では一抹どころでは無い不安が拭えない。そんな中で行われた練習の成果は――。


先着1名様で、

★つかさのブロック練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在10/20ポイント)

*合計点が20ポイントを超えた場合、つかさはフラグを回収します。

386 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 00:38:42 ID:???
★つかさのブロック練習→( 3 + 3 )=★


387 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/22(木) 00:50:51 ID:xyjc2Bpo
★つかさのブロック練習→( 3 + 3 )=6★
→6ポイント獲得! (現在16/20ポイント)

鈴仙「それっ、『マインドエクスプロージョン』ッ!」

つかさ「と、取ります……『反転ブロック』!」

バギュウウッ……バギッ……、ポーンッ!

鈴仙「ふぅ、ふぅ……今のを零すとはやるわね、つかさ!」

つかさ「はい。私はこの程度では……負けて、いられませんから……!」

――やや不安定さは残るものの、つかさはある程度は不調から脱しているように見えた。
鈴仙のシュートに対し、完璧にとは言えないまでも、概ね普段通りの水準でブロックに向かえている。

つかさ「はぁ。はぁ、はぁ……! 鈴仙さま。私は――つかさは、弱くは、ありませんか……!?」

鈴仙「だ、大丈夫よ。つかさは、もっと自信を持って良いと思う……!」

つかさ「……ありがとう、ございます」

しかし、つかさは未だ弱さを克服しきれていないと鈴仙は思った。
しっかり者で大人びた普段の彼女と違い、今日のつかさは何度も不安を口にし、自信を保てていない。
今日は良い結果を残せた、と言っても良さそうだったが――このままにしていて良いのだろうか、とも不安を覚える。

鈴仙「(勿論一番は、つかさ自身が自分で壁を乗り越えてくれる事だろうけど……。
    ――このまま難しそうな状況が続くんだったら、私も、力になってあげたいな)」

*つかさのブロック経験値が6ポイント加算されました。(10→16/20ポイント)

388 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/22(木) 00:55:03 ID:xyjc2Bpo
〜魔界生活7日目 自由行動フェイズ〜−練習試合まであと4日−

練習後、誰が当番だったか、とにかく美味しい おせち料理筑前煮 に舌鼓を打ちながら、
鈴仙は午後の自由時間をどう過ごそうか考えていた。

鈴仙「(――練習試合の情報を仕入れる、って意味じゃあ、さとりさんやお燐の所に行くのも良いのかもしれないわね。
    あの二人は実際にイングランドに行って来て、選手達と交流したり、一緒に試合をしたんだから。
    他には……やっぱりつかさが気になるわね。ガチで対談してみるか、あるいは事前に誰かに相談した方が良いのか……悩ましいわ。
    ただ、ちょっと冷酷な事を言えば、つかさに時間を割きすぎるのもいけないかもしれない。
    私達の時間は限られているんだから、昨日みたいに他の仲間と交流する事を優先したって、決して間違いじゃあない……筈よ)」

A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
  屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
  仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを1名誘って遊びます。
  集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
  チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
  二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
  個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。

<以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です)
現在なし

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

389 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 01:00:34 ID:PmjyzeoM
C
謎のおせち推し

390 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 01:04:45 ID:ZYIIq/Ww
C

391 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/22(木) 01:13:56 ID:xyjc2Bpo
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)

鈴仙「今日は仲間の一人を誘って遊ぶなり、雑談するなりしましょうか。
    で。誰を呼ぶかだけど……」

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり

★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名だけ】選択して下さい★

(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
 ※霞、コーチ等スタッフは選択可とします。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

392 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/22(木) 01:21:49 ID:???
…と、いったところで今日はここまでにします。
>>389
おせちは魔界の郷土料理らしいので、魔界通の人が作ったんでしょう(適当)

393 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 01:21:50 ID:PmjyzeoM
つかさ

394 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 01:42:01 ID:xR/Ph6pE
つかさ

乙でしたー

395 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 10:58:38 ID:TEn5pPHc
おせち押しなのは魔界が旧正月ならぬ魔正月だからじゃね(適当)

396 :森崎名無しさん:2018/03/22(木) 17:05:51 ID:???
和食が多いっすね・・・

397 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/23(金) 00:24:27 ID:7qrpPhMw
>>394
乙と投票ありがとうございます!
>>395
魔正月休み欲しいです(血涙)
>>396
筑前煮もそうですね…。
異世界ファンタジーな世界に和食ってのも異世界ファンタジー感あって良いかなと思ってます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>つかさ

鈴仙「(やっぱつかさよね。打たれ強いあの子だけに、今の状況はどーしても不安だし。
    藪を突っついて蛇が出る、的な展開になるのもちょっと怖いけど……)」

少しだけ緊張しながら、鈴仙はつかさに声を掛けた。
そんな気持ちが伝わってか、それとも元来の生真面目さからか、
自由時間にも関わらず、つかさは真面目な顔をして「お供いたしますわ」と丁重に鈴仙を受けいれてくれた。

つかさ「私なんかを誘って下さり、ありがとうございます。鈴仙さま」

鈴仙「(つかさはいつも通り、瀟洒な微笑みを絶やさない……。この辺、凹んでたら一発で分かる佳歩とか、
     妙に意固地になりそうなてゐとかとは大違いよね。こんなつかさだから、単刀直入に切り込んでも、
     うまい事はぐらかされちゃうかも。でもだからと言って、急に気晴らし! ……って言ったら言ったで、
     変に気を遣わせちゃうかもしんないしなぁ……。
     そういう意味では案外ここは、当たり障りのない話をしちゃっても別に良いのかも)」


398 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/23(金) 00:25:48 ID:7qrpPhMw
チームでは佳歩に次ぐ程度には幼い筈なのに、危うくも底知れない雰囲気を醸し出すつかさに、鈴仙は――。

A:単刀直入に、以前の夜の練習の事について切り出す。
B:気晴らしのため、街まで遊びに出かける。
C:つかさがブロック以外で鍛えたい分野について聞いてみる。
D:ウサギDとのムーンラブをこのチームでも応用できないか聞いてみる。
E:古城で出会った試練の討伐に出かける。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

399 :森崎名無しさん:2018/03/23(金) 00:28:01 ID:Svb0dHgo
E
そろそろ運も傾いてくる……はず

400 :森崎名無しさん:2018/03/23(金) 00:33:26 ID:+Jfgyzzg
E

401 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/23(金) 01:18:23 ID:7qrpPhMw
Eが選ばれたところで、今日はここまでにします。
内容としては、前回のつかさとの古城イベントをもう一回(効果はやや減だが、つかさとのコミュニケーションが円滑化)
となります。先に判定だけして頂ければ幸いです。

先着2名様で、

★ドキドキ鈴仙2→! card+(心の準備+3)★
★ワクワクつかさ2→! card+(心の準備+3)★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人のカードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
二つのカードの合計値が、

35→鈴仙とつかさ、神になる。その効果は計り知れない…(訳:出たら考えます(汗))
31〜34→鈴仙とつかさ、二人は最高のコンビ! つかさが心を開き、コンビプレイのフラグが立つ上に、つかさはブロックフラグを回収!
26〜30→鈴仙とつかさ、試練に打ち勝つ! つかさが心を開き、コンビプレイのフラグが立つ!
18〜25→鈴仙とつかさ、試練と相打ちに! なんか話しやすい雰囲気に!
10〜17→鈴仙とつかさ、やはり試練に打ち勝てず! 少しだけ話しやすい雰囲気に。
2〜9→鈴仙とつかさ、まさかの仲互い!? 空気が気まずい……

402 :森崎名無しさん:2018/03/23(金) 01:41:52 ID:???
★ドキドキ鈴仙2→ スペード2 +(心の準備+3)★

403 :森崎名無しさん:2018/03/23(金) 03:18:22 ID:???
★ワクワクつかさ2→ クラブ2 +(心の準備+3)★

404 :森崎名無しさん:2018/03/23(金) 06:18:36 ID:???
数値が一致してなければ即死だった

405 :森崎名無しさん:2018/03/23(金) 12:10:59 ID:???
乙でした。

前回276レスに続きまたクラブ2…つかさちゃんクラブ2にもモテモテとは。
つかさちゃんに春きちゃう?

406 :森崎名無しさん:2018/03/23(金) 20:22:14 ID:???
むしろ冬だろこれ   

407 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/24(土) 21:50:03 ID:???
>>404
最初目を疑いました…
>>405
乙ありがとうございます。こんな春は来てほしくないですね…
>>406
まさしくですねw

408 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/24(土) 21:51:08 ID:dZQDM7r+
E:古城で出会った試練の討伐に出かける。
★ドキドキ鈴仙2→ スペード2 +(心の準備+3)★
★ワクワクつかさ2→ クラブ2 +(心の準備+3)★
5+5+(数値一致+5)=15
10〜17→鈴仙とつかさ、やはり試練に打ち勝てず! 少しだけ話しやすい雰囲気に。

つかさ「あの、でしたらもう一度あのお城に行ってみたいのですけれど。
    もう一度、試練と戦い直してみたいのです」

鈴仙「あのお城……ああ。観光で行ったあそこね。
   試練と戦うのは正直アレだけど……でも、まあ。前と違って心の準備はできてるし、
   何よりやられっぱなしは悔しいもんね。行ってみましょっか」

鈴仙が黙っていると、つかさの方から提案があった。
その内容がお洒落な小物屋とか美味しい料理屋とかでなく、
試練に挑戦したいとかいうストイックな所がつかさらしかったが、
一人で思い悩むよりかはよっぽど健全だと判断し、鈴仙も承諾する。
そして――。


試練その3「もう少しレベルを上げてから来るのだな……」

鈴仙「う、うっさいわね……こちとらサッカーしに来てんだから、仕方ないじゃない……」


鈴仙達は、いともアッサリ全滅したのだった。


409 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/24(土) 21:52:24 ID:dZQDM7r+
***

つかさ「うーん。一体何がダメだったのでしょうか……」

鈴仙「やっぱり4人パーティで行くべきだったとか、回復役が必要だったとか、
    事前に神殿で魔法使いに転職して、一戦闘だけしてアギラオを覚えておくべきだったとか……」

つかさ「鈴仙様。最後の方、ゲームが違いますわ」

古城からの帰り道、鈴仙とつかさは反省会をしていた。
と言っても、そんなに深刻な話ではなく、互いに軽口を叩き合うような、そんな感じである。
こうしているとすっかり、いつものつかさに戻ったようだった。

つかさ「――」

そんな時、つかさがおずおずと口を開く。その内容は――。

先着1名様で、

★つかさとの追加会話→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→つかさ「鈴仙様! 私、転職して賢者になります!」鈴仙「(ゲームのやりすぎかしら……)」
ダイヤ・ハート→つかさ「この間は取り乱して、すみませんでした」
スペード・クラブ→つかさ「鈴仙様、いつもありがとうございます。それでは……」

410 :森崎名無しさん:2018/03/24(土) 21:59:07 ID:???
★つかさとの追加会話→ クラブ6

411 :森崎名無しさん:2018/03/24(土) 22:23:47 ID:???
うまくいかんなぁ

412 :森崎名無しさん:2018/03/24(土) 22:43:21 ID:???
つかさちゃんもはや呪われてない?

413 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/24(土) 22:50:49 ID:dZQDM7r+
★つかさとの追加会話→ クラブ6 ★
スペード・クラブ→つかさ「鈴仙様、いつもありがとうございます。それでは……」

鈴仙「……ぁ」

つかさの言葉は、いつも通り丁重で丁寧。従者にふさわしい瀟洒なものだった。
そして、だからこそ鈴仙は感じとってしまった。
――その言葉の端緒に混じる、”拒絶”の意思を。

つかさ「今日は一日、ありがとうございました。練習から自由行動まで、ずうっと私と一緒に居て下さって。
     本当に、本当にありがとうございます。私なんかの事を、心配して下さって……」

……もちろん、つかさが鈴仙を嫌って、そんな意思を発している訳ではない。むしろ逆だ。
つかさは、これ以上鈴仙に迷惑をかけたくないと考えていて、
自分の不調や乱調は、自分でかいけつしなければならないと思い込んでいる。
大人びたとはいえまだまだ幼いが故、鈴仙にはそんなつかさの本音を察する事はできたが、
だからと言って、適切な一言を発する事はできない。

鈴仙「つかさ……」

つかさ「今日は本当に楽しかったです。……また明日も、頑張りましょうね」

鈴仙には、つかさが自分の隣で歩いている事を察知する事はできるが、
銃に撃たれた目では、つかさがどんな表情をしているのかまでは、視る事ができない。
そう気丈に話す彼女の瞳が、前向きな光を帯びている事を信じる事しかできなかった。

鈴仙「(……そんな事言われたって、心配するに決まってんでしょうが。
     ただ。こうして真正面から向き合う事は必ずしも正解じゃあないのかも。
     アリスさんの時みたいに、また誰かと相談してみようかな……)」

*自由行動フェイズで「つかさの様子について相談する」の選択肢が追加されました。

414 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/24(土) 23:11:07 ID:dZQDM7r+
〜魔界生活7日目 仲間行動フェイズ〜

アリス「今日の夜ご飯はおせち料理よ。……お昼の残りじゃん、とか言わないでね。
    そもそもおせち料理ってのは、おめでたくて保存の利く料理を仕込んでおいて、
    お正月三が日は料理をお休みできるように、って意図で作られてるんだから」

鈴仙「もみゅもみゅ……このだて巻き美味しいわね。アリスってば案外良いお嫁さんタイプかも……」

お燐「どっちかっつーと、重いお嫁さんタイプじゃないかねぇ」

夕食。ずいぶんと丸くなってしまったアリスさん改めアリスが作った美味しいおせち料理に舌鼓を打ちながら、
鈴仙一行は和やかな夜の時間を過ごす。
しかし、夕食後はやはり向上心の強い彼らの事だ。独自に練習や行動に移す者も多々あった。
具体的には……。

先着1名様で、

★魔界と推理の輪舞曲→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→反町「……」さとり「……」魔女B「オイオイどうしたソリマチ卿にサトリーヌゥ! ここではまるで別キャラではないかァ!」
       反町とさとりが変な魔女に絡まれてた!
ダイヤ→てゐ「つかさちゃんさ、ちょっと良い? ……お話しようか」つかさ「……はい」つかさとてゐが密会!?
ハート→穣子「よ〜し、私もがんばっちゃうよ!」穣子がなんかやる気だ!
スペード→ナズーリン「(私も皆に追いつけるよう、頑張らなくては……)」ナズーリンが奮闘!
クラブ→霞「練習試合相手も決まった事ですし、イングランドの選手データを分析してみましょうか」霞が活躍!

415 :森崎名無しさん:2018/03/24(土) 23:13:41 ID:???
★魔界と推理の輪舞曲→ スペードK

416 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/24(土) 23:51:10 ID:dZQDM7r+
★魔界と推理の輪舞曲→ スペードK ★
スペード→ナズーリン「(私も皆に追いつけるよう、頑張らなくては……)」ナズーリンが奮闘!


ナズーリン「ご主人はここにきてから大きく成長した。でも、私は……」

その背の低い影はナズーリン。毘沙門天の直属の部下として、寅丸星の監視役兼従者をやっている鼠妖怪である。
彼女は飄々とした風を装いつつも、内心では焦っていた。

ナズーリン「(私の総合力はチーム内でも下位だ。そして、私にはつかさのブロック程の飛び抜けた武器は無い。
       ……現状のままでは、ベンチに定着してしまうことだろう)」

実際のところは、彼女は彼女でつかさには無い汎用性があるものの、
他者(特に星)には大きな態度で振る舞う割には自己評価の低い彼女は、その辺りの事実を考慮していない。
臆病者の彼女らしいと言えばそうだった。

――さて。そんな彼女を呼び止める者が居たかと言うと……

先着1名様で、

★ナズーリンのパスカット練習→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ダイヤ・ハート+つかさ「……私も、混ぜてくれませんか」
ダイヤ・ハート→星「今日は私があなたを助ける番ですよ、ナズーリン!」
スペード・クラブ→誰も来なかった。

417 :森崎名無しさん:2018/03/24(土) 23:59:53 ID:???
★ナズーリンのパスカット練習→ スペード6


418 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 00:15:14 ID:kPTPIhvQ
★ナズーリンのパスカット練習→ スペード6 ★
スペード・クラブ→誰も来なかった。

ナズーリン「(ご主人はしっかり寝ている事を確認済みだ。……他に、誰も来るまい)」

数日前は星の秘密練習にコッソリ着いていって、「一人じゃ効率が悪い」と練習をサポートしてあげたナズーリンだが、
当の自分は他者を――星を頼る事はしない。これは主人に迷惑はかけられない、という訳ではなく。

ナズーリン「(私がコッソリ練習しているって事がばれたら、絶対やかましいもんな、ご主人。
        だから、これで良いんだ。別に隠れて努力する事が恥ずかしい訳じゃないぞ。うんうん)」

それより更に子どもっぽい理由であるのだが、その自覚が無かった。
何はともあれ、そんな状況下でパスカットの練習に取り組むナズーリンだったが……。

419 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 00:19:25 ID:kPTPIhvQ
先着1名様で、

★ネズミ式パスカット→! card★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

JOKER→J〜Kの結果+パスカット+1!
J〜K→ナズーリン、パスカットフラグを習得&回収。ナズーリンペンデュラムの発動率が3/4に!
7〜10→ナズーリン、パスカットフラグを習得!
A〜6→効果が無かった……

420 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 00:22:57 ID:???
★ネズミ式パスカット→ クラブ5

421 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 00:48:19 ID:kPTPIhvQ
★ネズミ式パスカット→ クラブ5 ★
A〜6→効果が無かった……

パシッ。……タタタッ、パシッ。

ナズーリン「うーむ。あんまりはかどらないな……」

パスとは相手が居て初めて成り立つ故に、パスカットの練習も、一人では当然効率が悪い。
そんな事実にも気づかず、あるいは気付いた上で尚他人に頼りたく無いが故か、
およそ賢将らしからぬ疑問に首をかしげつつ、彼女は練習を終えるのだった。


                                             七日目 終了

*何もありませんでした。

422 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 00:49:29 ID:kPTPIhvQ
【八日目】−練習試合まであと3日−

練習試合という目標を前にして、チームメイトの士気は俄かに高まっているようだった。

ナズーリン「それーーっ!」

タタタタタッ……パシッ!

特に昨日の深夜にも個人練習に励んでいたナズーリンについては、
今日の全体練習においても、一層気合を入れて練習に取り組んでいるようだったが――。

コーチ「う〜む。筋は良いんじゃが、軽いのう、彼女」

パチュリー「まあ。現時点でもドリブル、タックルは世界トップクラス……と、良い勝負が出来る程度には上手いし、
       最低限のパスカットやブロック力もあるから、どの試合でもお払い箱、って事にはならないでしょうけど……」

――その評価は悪くはないが、良いとは決して言えない。
自覚こそなくとも、彼女は彼女で、誰かの手が差し伸べられる事が必要なのかもしれなかった。

423 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 00:51:38 ID:kPTPIhvQ
〜魔界生活8日目 練習フェイズ〜 −練習試合まであと3日−

鈴仙「(イングランドとの練習試合まで、できる練習は後3回。
     まあ、練習試合なんだから別に失敗しても取り返しが付かないって訳じゃあないけれど。
     折角だから、しっかり鍛えた上で相手と戦いたいしね。さあ、今日は……)」

A:個人練習をする。
  能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
  今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。

B:仲間の練習を補助する。
  仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
  どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
 
C:仲間に練習を補助してもらう。
  仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
  補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。

D:仲間と一緒に練習する。
  仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
  場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)

424 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 00:52:44 ID:kPTPIhvQ
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  56  55  56  54  53  47  54  375  3  4 

−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、タックル(54)、競り合い(54)
普通:パスカット(53)
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)

−所持中のフラグ−
シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)

425 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 00:55:18 ID:g6Rkv6FY
A

426 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 01:07:55 ID:rksgOVrA
A

427 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 01:14:22 ID:kPTPIhvQ
A:個人練習をする。

鈴仙「やっぱり個人練習も大事よね! で、具体的に何を鍛えるかだけど……」

今回重点的に鍛える能力を選んで下さい。カッコ内は現在の能力値です。

A:ドリブル(56)  とても上がりにくい
B:パス(55)    上がりにくい
C:シュート(56)  とても上がりにくい
D:タックル(54)  上がりにくい
E:パスカット(53) 普通
F:ブロック(47)  とても上がりやすい
G:せりあい(54)  上がりにくい

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

428 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 01:20:53 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>411
どこまでつかさの面倒を見ようとするか、も大事かもですね。他の仲間との交流も大事ですから。
>>412
クラブに愛されてしまってますね…

429 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 01:28:46 ID:rksgOVrA
D
乙でした

430 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 01:38:55 ID:g6Rkv6FY
E

431 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 06:20:22 ID:PUcAhP8U
E

432 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 12:25:33 ID:kPTPIhvQ
E:パスカット(53) 普通

鈴仙「自分だけじゃない、仲間の練習も見ないといけないもの。今日で確実に基礎を磨いていかないと……」

鈴仙はパスカットの練習に熱心に取り組んだ。

先着1名様で、

★鈴仙のパスカット練習→! card★

と書き込んでください。数値・マークで分岐します。

JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収)
13→+2!
2〜12→+1!
1→効果が無かった。

433 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 12:28:43 ID:???
★鈴仙のパスカット練習→ ハート4

434 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 12:28:54 ID:???
★鈴仙のパスカット練習→ ハート9

435 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 12:31:33 ID:???
★鈴仙のパスカット練習→ ハート4 ★
2〜12→+1!

鈴仙「ひい、ふう……よっし。まあ、こんなもんかしらね」

鈴仙は短時間で必要最低限のパスカット技術を向上させる事に成功した。


*鈴仙のパスカットが+1されました。53→54

436 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 12:38:53 ID:kPTPIhvQ
〜魔界生活8日目 自由行動フェイズ〜 −練習試合まであと3日−

鈴仙「(もきゅもきゅ……む。この ジャイアンシチュー ってば、地味に絶品じゃないの)」

さとり「あら、それはよかった。今日は私が当番だったんですよ?」

鈴仙「あんた、しれっと心読んでくるわね……(まあ、それは置いといて。今日は何をしようかな……)」

さとり「今日の自由行動ですか。……たまには私にも構って下さるのも、面白いかもしれませんよ?」

鈴仙「まだ心を読んで来るか! 常識人っぽく見えて、意外と面倒臭いヤツよね、あんたってば……」

ぞんざいな態度を受けているにも関わらず、なぜか誇らしげに胸を張っているさとりに辟易としながら、
鈴仙は今日の午後をどう過ごそうか考えた。

A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
  屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
  仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを1名誘って遊びます。
  集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
  チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
  二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
  個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。
<以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です)
F:つかさの様子について相談してみる。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

437 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 12:40:36 ID:???
…と、言ったところで一旦ここまでです。
ジャイアンシチューは果たして本当に美味しいんですかね…
>>429
乙ありがとうございます。

438 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 12:40:52 ID:kz5K4Hxg
B

439 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 12:42:09 ID:???
ここまでと思ったんですが、更に選択の場合だともう1回投票を挟むので、
速めに投票が入っていましたらもう少しだけ続行します(汗)

440 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 12:51:43 ID:hM7Fxaxo
D

441 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 13:07:22 ID:pZ3/Zcnw
B

442 :◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 13:24:25 ID:???
B:仲間達と遊ぶ。

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり


★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【2名or3名】選択して下さい★

(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
 ※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。
 ※投票は【完全一致制】で行います。
  (例:”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”と投票があった場合、佳歩とつかさに2票、てゐに1票として扱わず、
     ”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”という投票が1票ずつ、という風にみなします。)
 ※一名のみの投票は無効とします。(Cとの差別化のため)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

443 :◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 13:28:33 ID:???
…と、いったところで今度こそここまでです。
続きは夜以降にやりたいです。

444 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 13:59:46 ID:g6Rkv6FY
にとり、ナズーリン

445 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 15:59:34 ID:pZ3/Zcnw
にとり、ナズーリン

446 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 21:25:03 ID:kPTPIhvQ
>にとり、ナズーリン

鈴仙はにとりとナズーリンに声をかけた。
元来より親愛の情を抱いてくれているナズーリンはそれに快く応じてくれて、
にとりは「えー、折角引き籠って発明しようと思ったのにー」と文句を言いつつも、
なんだかんだで義理堅くついて来てくれた。

にとり「んでさ、この天才発明家の頭脳が入り用って事は、何か重大事件が起きたって事で良いかい?
    地球上からキュウリが絶滅しつつあるとか」

鈴仙「地味に重大だけど地味になんとかなりそうな事件ね……それ」

ナズーリン「私としては、地球上からチーズが消えた時の方が深刻だな。
        そうなった暁には、怒りの余り、鼠を介した疫病を世界中に伝播させてしまうかもしれない」

鈴仙「そっちの方が普通に重大事件よっ!?」

なんとなく気の抜けた軽口を叩き合いながら、三人は集まって雑談に耽る。
その中で、鈴仙が出した話題とは……。

A:にとりとナズーリンのサッカーでの伸ばしたい点や悩みについて聞いてみる。
B:にとりとナズーリンの日常での悩み事について聞いてみる。
C:鈴仙の悩み事について相談してみる。
D:来たるイングランド戦について相談してみる。
E:魔界地方都市をブラつきつつ雑談に興じる。
F:にとりの発明品を見せてもらう。
G:ナズーリンの能力を利用して、法界近辺の宝さがしをしてみる。
H:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

447 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 21:33:40 ID:rksgOVrA
F

448 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 21:41:32 ID:g6Rkv6FY
F

449 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 22:45:25 ID:???
チーズときゅうりって相性良いよね

450 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 23:09:33 ID:kPTPIhvQ
F:にとりの発明品を見せてもらう。

にとり「おっ! 見ちゃう! 神の叡智見ちゃう!? 十二番目の理論知っちゃう!?」

鈴仙「何を言ってるのか意味不明だけど、嬉しそうで助かるわ…」

鈴仙がふとそう提案したところ、にとりはノリノリで受け入れてくれた。

ナズーリン「しかし、改めて疑問に思うが。君は一体どこでそんな発明をしているんだい?
       幸いにも私達の私室には、君の発明は浸食していないのだけど」

ナズーリンはそう訝しむ。彼女と星は、メキシコで共に修行した縁もあってにとりとは特に仲が良く、
この魔界生活においても部屋を共有していた。

にとり「あ、そっか。そういやまだ誰にも言ってなかったっけ。
    そんなら良いさ、お前達二人をとっくべっつに! 我がラボにご招待してあげようじゃないかァ!」

鈴仙「ラボって……。そんな科学的な施設、この辺にあったかしら」

にとり「ま、ま。ついて来なついて来な!」

こうして誰からに聞かれる事を心待ちにしていたのだろうか、
ウキウキ気分でにとりは鈴仙とナズーリンをラボに案内してくれることとなった。
洋風ファンタジー世界に聳え立つ和風屋敷の玄関を出ると、三人はそのまま門の外に――は、出ず。
永遠亭のと比べるとこじんまりとして掃除の行き届かない屋敷の庭園を横断して――。

451 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 23:11:16 ID:kPTPIhvQ
にとり「ここ、ここ」

一見すると古びた、しかしちょっとした蔵くらいの大きさはある納戸に辿り着いた。
にとりがガラリと引き戸を開けると、油や塗料のにおいが鼻をつく。
彼女は勝手知ったる雰囲気で納戸に入り、照明スイッチらしき物を押したところ。

鈴仙「……ガラクタだらけね。掃除したら?」

にとり「開口一番の感想がそれ!? もっと科学への高揚感とか醸し出そうよっ!?」

……そこには納戸に本来あるべきであろう荷物は隅に追いやられ、
代わりに無数のねじ、ボルト、モーター、エンジン……機械類が散乱していた。

ナズーリン「妖術を使えば、機械など不要だろうに。河童の嗜好は良く分からないね」

にとり「あーいやだねー! そーいう合理論で片づけるヤツ! いいかい! 機械はさ……えっと、カッコ良いんだよ!
    魔法とか妖術とか法力とか、そんなんは時代遅れ! 我々河童はメカで世界を支配するのさ!」

にとりの主張の是非はおいといて、確かに納戸もといラボは興味深いと言えば興味深かった。
幻想郷ではおよそ関わり合いがなく、魔法が発達した魔界でも同様で、
外の世界では良く見かけたような機械――を、模倣したような物品が無数に転がっている。
もしもこれがにとりの独力で再現し作ったのであれば、彼女の技術力はどうして侮れない。

にとり「んっふっふ〜。さーぁどうかな我がラボメンよ! そろそろ科学の万能性に気付いたのではないかなァ?」

ナズーリン「どうやら、ここに入った時点で私達は勝手にラボメンバー扱いされざるを得ないようだな……」

ナズーリンは観念した様子で、しかし彼女もまた無縁塚に居を構えて良く宝さがしをしているからか、
中の機械類には全く食指が湧かない、という訳ではなさそうだった。
そしてそれは、月の科学を知る鈴仙も同様であったため。

452 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/25(日) 23:12:20 ID:kPTPIhvQ

にとり「さあ! この辺りでそろそろ私の最新発明品のお披露目といこうか!」

にとりも遠慮なく(誰が相手でも遠慮なかったと思うけど)、鈴仙達に発明品を見せつけてくれた。
その発明品とは――。


先着1名様で、

★魔界ガジェット研究所→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→メカニトリ「ヨロシク ヨロシク」鈴仙「メカだったー!?」
ダイヤ→にとり「スーパートレーニングウェア〜」鈴仙「普通にすごそう!」
ハート→にとり「感情コントローラ〜」鈴仙「(地味にヤバい発明な気がする…)」
スペード→にとり「全自動チーズ製造機〜」ナズーリン「素晴らしい! これは世紀の発明だよ…!」
クラブ→にとり「全自動キュウリの皮むき機〜」ナズーリン「あっと驚く主婦の味方だな…」
クラブA→にとり「魔界破壊爆弾〜」その日、魔界は消滅した。

453 :森崎名無しさん:2018/03/25(日) 23:15:23 ID:???
★魔界ガジェット研究所→ クラブ9

454 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/26(月) 00:03:13 ID:e13Ujbso
★魔界ガジェット研究所→ クラブ9 ★
クラブ→にとり「全自動キュウリの皮むき機〜」ナズーリン「あっと驚く主婦の味方だな…」

機械類が散乱するラボの中に、丁重に鎮座する大型機械が一つ。

鈴仙「これは……?」

にとり「おっ! お目が高いねぇ、盟友! そう。これこそが、私の最新発明品!
    世界を変革し、摂理すら凌駕する伝説の――」

ナズーリン「……で。一体何なんだい、これは」

にとり「むぅ。つ、冷たいじゃないか、我が助手よぉ……」

ナズーリン「誰が助手だ!」

一々大袈裟なにとりに対してナズーリンは冷たいが、当のにとりも言葉程は傷ついている感じはない。
恐らくはこれが彼女達なりのコミュニケーション形式なのだろう。
やがてすぐに、にとりは咳払いして、

にとり「で、これが我がラボが誇る最新発明品! 名付けて!!
     ”全自動キュウリの皮むき機”だァッ! どーだ、参ったか!!」

ナズーリン「…………」

鈴仙「……え? それだけ?」

と、小柄な身体に相応しい、小さく可愛らしい胸を張るのだが、その反応は全く芳しくない。

455 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/26(月) 00:04:30 ID:e13Ujbso
にとり「え?? な、なんだよぉお前ら。この私の発明が凄くないのかぁ……?」

じわりと目に涙を浮かべながらそうにじり寄るにとりだが、
泣き落とし(主にてゐの嘘泣き作戦)には慣れている鈴仙は動じない。

鈴仙「え。うん。だって……え? キュウリの皮を剥いて、え……それだけ?
    なんかちょっとしたスーパーコンピューターみたいな機械なのに?」

月においても機械工学は盛んである。そのため、こうした大型の演算機械は見覚えはあったのだが、
その用途は大体、鈴仙などには意味の分からない深淵な研究の為に使われるものであり、
キュウリの皮むきなど、逆の意味で意味の分からない目的に使われる事は断じてない。

にとり「く、くそっ……いいか! まず、この機械のお蔭で……お蔭でなぁ!
    きゅうりのあんかけを作るとき、ダシの味がしっかり入って美味しくなるんだよ!!」

鈴仙「あ、それはちょっと良いかも。姫様とか喜びそう」

ナズーリン「君は何を関心しているんだ……」

のんきな鈴仙は少しだけ関心しかけるが、ナズーリンの評価は極めて冷淡である。
そしてそれに自ら追い打ちをかけるように、

にとり「よ、ようし! そんなら実践と行こうじゃないか! まずはこの投入口にきゅうりを入れて。
    剥き方を選択して……。そこから3日待ちます」

鈴仙「待てるかァ!?」

にとり「ひゅ、ひゅぃい!? で、でもこれ一回きゅうりを入れたら、出来るまで取り出せないんだよ!?」

ナズーリン「使い勝手があまりにも悪すぎる……」

自らの発明品の欠陥を自ら露呈させていくスタイル。だが、この程度で終わらないのがにとりクオリティである。

456 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/26(月) 00:06:18 ID:e13Ujbso

ナズーリン「まあ。愉快な発明であるのは良く分かったよ。今度は全自動卵割り機でも作ってはどうかな?
       これなら主婦の方のニーズをガッチリ確保して、大儲け間違い無し……」

鈴仙「……ナズーリンって、自炊してないでしょ。なんか亭主関白なイメージ」

ナズーリン「い、今の発言で、どうしてそんな結論になるんだい!?」

発明自体には興味なし、と言った感じで鈴仙とナズーリンが談笑し始める様子が気に入らなかったのか。
それとも、純粋に凄い機能を紹介したいと思ったからか、にとりはこの装置のロクでも無い機能を実演してきた。
すなわち――。

にとり「こ、このボタンとか凄いんだよ! いいかい、きゅうりを入れた状態で、このボタンを押すと――」

カッ! ――チュドーン……!

にとり「なんと、きゅうり中の原子核を構成する陽子やら中性子の核エネルギーを
    熱エネルギーに変換させて、急激な爆発を起こす機能がついているんだ……!!」

鈴仙「……つまり、自爆って事じゃないのよぉ……このスカポンタン!!」

にとり「えへへー。これが科学の力だぞー。凄いだろー」

ナズーリン「機械ごとラボが粉々になったのに、なんて前向きな奴なんだ……」

発明は爆発である。
それを証明できたからか、鈴仙やナズーリンが呆れかえるのを裏腹に、にとりは非常に満足気だった。


*にとりの絆ポイントが+2されました。
*ナズーリンの絆ポイントが+1されました。

457 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/26(月) 00:09:01 ID:???

-------------------------------------------
☆現在の各選手の絆ポイント(感情値)一覧☆
名前 || 鈴仙 |
−− ++ −− ++
反町 || + 6 ||
 星 || + 7 ||
佳歩 || 1 1 ||
パチェ..|| + 8 ||
アリス. || 1 3 ||
静葉 || + 7 ||
てゐ || 1 3 ||
慧音 || + 7 ||
お燐 || + 6 ||
穣子 || + 6 ||
ナズ || + 7 ||
つか || 1 0 ||
さと || + 5 ||
にと || + 8 ||
−− ++ −− ++
総合 ||114 ||
-------------------
+5〜+15まであります。+5で全面的支持、+10で全面的信頼・相棒、+15で魂の相棒です。

458 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/26(月) 00:13:57 ID:???
…と、言ったところで短いですが今日はここまでにします。本日もお疲れ様でした。
>>449
きゅうりもチーズも大好きですが、確かに和えると更に美味しそうです。お酒のおつまみになりそうですね。

459 :森崎名無しさん:2018/03/26(月) 12:11:47 ID:???
乙です
うーんこのクラブ祭り

460 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/28(水) 02:20:34 ID:???
仕事が忙しいので更新をお休みしています(事後報告)
>>459
乙ありがとうございます。
一応クラブでもそこそこ成果は出ましたが、勿体ないですね…

461 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/31(土) 13:00:01 ID:69y4lOaE
〜魔界生活8日目 仲間行動フェイズ〜 −練習試合まであと3日−

さとり「え? お昼のシチューの作り方が気になる? フフフ…すっかり貴女も私の料理の虜となったようですね……」

鈴仙「いや、別に思ってないけど。まあでも、言われれば気になるような……」

さとり「そう。これこそが私の能力。私にとって、人の心を操る事すら容易いのです」

鈴仙「後付けじゃん!? メンタリストもびっくりよっ!」

めっちゃ良い顔をしているさとりを軽く受け流しながら、鈴仙達は良く分からない夕食を終えた。
そしてそうなると、一同は夜の時間を思い思いに過ごそうとするのだが、
中には当然、3日後に控えたイングランドとの練習試合に向けて意識を高める者もいる。それは……。

先着1名様で、

★ゼロから始める魔界生活→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→コーチ「ワシもたまにはコーチっぽい事したいゾイ!」コーチが名コーチモードになる!?
ダイヤ→つかさ「私は一体どうすれば……」つかさが途方に暮れていたが…?
ハート→反町「穣子さん、静葉さん。やりましょう」秋姉妹+反町が連携技の開発に勤しむ!
スペード→にとり「ようし、今夜も頑張るぞー!」にとりが懲りずに発明していた!
クラブ→霞「そろそろ私もチームのブレーン役として、面目躍如の時です!」霞が分析していた!

462 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/31(土) 13:02:24 ID:???
短いですが今から仕事なのでここまでです(汗)
来週くらいにはまとまった時間が取れる、と信じています…

463 :森崎名無しさん:2018/03/31(土) 13:15:42 ID:???
★ゼロから始める魔界生活→ ダイヤ3

464 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 00:31:40 ID:1S6s2eaQ
★ゼロから始める魔界生活→ ダイヤ3 ★
ダイヤ→つかさ「私は一体どうすれば……」つかさが途方に暮れていたが…?

ガンッ! ガンガンガンッ!

……夜のサッカーコートに、鈍い打撃音が鳴り響く。
凄惨な集団リンチを想起させるその暴力的な音はしかし、他者を痛めつける為の物でなければ、
集団によるものですらない。たった一人の少女によるものだった。

つかさ「(チルノや石崎のような、超硬度の守護結界を張り巡らせるブロック。
     これを私は……どうしても身に着ける事ができない!
     でも、これはきっと私の心が弱いからだ。もっと、もっともっと強くならなければ……!)」

因幡つかさは、誰よりも献身的で懸命で、熱い心を持つ少女だ。
しかし故にか彼女は、時に自らの命すら厭わず特攻に出る事が誰よりも多い。
それを勇敢と捉えるか、それとも無謀と捉えるか。評価は時により変わる事が必定だが、
少なくとも今現在において――彼女の努力は、後者と言わざるを得なかった。
つかさが幾ら血を流しても。最悪、死に至ろうとも。……その蛮勇が、報われる見込みは限りなく薄いのだから。

??「…………」

そんな時。痛々しい彼女に、救いの手が差し伸べられる事となる。それは――。

465 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 00:33:45 ID:1S6s2eaQ

先着1名様で、

★差し伸べられる手→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→チルノ「へっへん! あたいのラヴォイルとあろう者が情けない顔してんわね!」大妖精「ライバルだよ、チルノちゃん…」
       つかさ「チルノ……!? 貴女が何故魔界に!?」
ダイヤ→てゐ「……つかさちゃん。ちょいと良いかな」頼れる姉貴分、てゐが来た!
ハート→慧音「どうしたんだい、顔色が悪いぞ?」安定の慧音先生だ!
スペード→アリス「ちょっと大丈夫? 今の貴女、昔の私みたいだったわよ?」さんを捨て去ったアリスのターン!
クラブ→さとり「強迫性障害の初期症状に見えますね。少し、診させて貰っても?」自称メンタルドクター、さとり様だ!
クラブA→しかし誰も現れない。つかさは脳幹を損傷し昏睡状態に…

466 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 00:37:17 ID:???
★差し伸べられる手→ ダイヤ10

467 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 00:40:31 ID:???
よし!流れが来てる!

468 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 01:54:09 ID:1S6s2eaQ
★差し伸べられる手→ ダイヤ10 ★
ダイヤ→てゐ「……つかさちゃん。ちょいと良いかな」頼れる姉貴分、てゐが来た!

てゐ「……ちょっと、お話でもせえへん?」

青白い蛍光が舞うサッカーコートに白い影。因幡てゐは静かに、そこに立ち尽くしていた。

つかさ「てゐ様……どうして、こちらに」

てゐ「いやだね。私はあんたら因幡集団のリーダー。いわば、皆の姉御分な訳だよ。
   そんな私が、悩んでる妹分を見逃さないワケないじゃんか。
   ……ホントは、もっと早くに助けてあげられれば、良かったかもだけどね」

てゐは優しい口調の中に、少しだけ自嘲の笑みを浮かべながら話す。

てゐ「つかさは強い子だから大丈夫だと思ってたけど、それは違った。
    あんたも、佳歩や霞。CちゃんやDちゃんとも変わらない、子どもイナバなんだ。
    なのにあんただけは、特別だって。……しっかりしてるから、大丈夫だって。
    根拠もなく、そんな役割を押し付けていたのかもしんない」

つかさ「そんな事はありません。むしろ、頼られていると思って嬉しかったですもの。
     それに。それと私の成長には……何の関係も、ありませんわ」

てゐ「いんや、そりゃあ違うね」

頭からどくどく血を流しながら、絞り出すように気丈に振る舞うつかさの言葉を、てゐが遮り。
真剣な表情のまま、こう問いかけた。

てゐ「つかさに質問だ。……あんたって、今。誰の為にそこまで頑張ってる?
    どうして今もこうやって、大人っぽく振る舞って、しっかりしようって思ってる?」

つかさ「……ぇ」

469 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 01:55:28 ID:1S6s2eaQ

その質問に対して、つかさは、……すぐに答えが出なかった。
自分は一体何故、何のために。ここまで身を削り続けるのか。
子どもらしい感情を解き放たず、淑女然とした立ち振る舞いに徹しようとしているのか。

つかさ「――私、は。私の事を姉のように慕ってくれた、Dちゃんの為に……」

そこで気付く。自分がこれまで後回しにして来た宿題の大きさに。
自分のこれまでの努力の全てが、その宿題から逃げる為の、怠惰な自己満足に過ぎなかったという事に。

つかさ「……ルナティックスに居た頃は単純でした。簡単でした。
     私は、自分の大好きな物を守る為だけに戦えば良かった。傍には、守るべき子が……Dちゃんが、居てくれた。
     でも、今は――分からなくなっていました。強くなりたいという思いは、一緒です。
     目指すべき目標、競うべきライバルもいます。……でも、強くなってから、どうするかを考えていなかった」

てゐ「そこまで分かれば、まずは上出来だね」

憑き物が取れたような表情のつかさをみやり、てゐは……次に、サッカーボールを取り出した。
赤と青、二つの月の光に照らされて、柔らかい藤色に光るボールが暗い地面に転がる。

てゐ「……自分を虐めたって、守るべき物はあんたの許にはやって来ない。
    だからさ。とりあえず――お姉ちゃんと一緒に、練習してみよっさ?」

外見通りの、悪戯好きの子どもっぽい満面の笑みで。
つかさよりも数千年、数万年の永くを生きた”姉”が、そう手を差し伸べてくれていた。
つかさは、大きな眸に涙を浮かべ。

つかさ「――うん。その……お、お姉ちゃん」

本当の彼女の年齢に相応しく、そう答えて――てゐの手を握り取った。


470 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 01:58:06 ID:1S6s2eaQ
先着3名様で、

★つかさのブロック特訓→! card★
★てゐのサポート→! card★
★守るべきもの→! dice/2★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

二人の特訓カードのマーク・数字が一致した場合、数値の合計に+5されます。(重複しません)
JOKERの場合は、ダイヤの15として扱います。
カード・ダイスの合計値が、

35→つかさ「私は守る……全てから、守ってみせる!!」
   必殺ブロックを二つ習得! 更に最大ガッツ+99! 更にブロック+1! 更に新スキルを習得!
31〜34→つかさ、超絶大な成果を出す。必殺ブロックを二つ習得! 更に最大ガッツ+99! 更にブロック+1! 
26〜30→つかさ、途轍もない成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得! 更に最大ガッツ+99! 
18〜25→つかさ、大きな成果を出す。必殺ブロック習得! 更にブロックフラグ習得!
6〜17→つかさ、成果を出す。必殺ブロック習得!
2〜5→効果なし。つかさ、突然倒れて意識不明に……!

471 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 02:02:02 ID:???
★つかさのブロック特訓→ スペード3

472 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 02:09:07 ID:???
★てゐのサポート→ ダイヤ2

473 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 02:12:18 ID:???
★守るべきもの→ 6 /2★
ギリセーフだけどこれでもしつかさが倒れてたら冗談抜きで見捨てたかもしれん

474 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 02:32:46 ID:???
こんなのつかさじゃないわ!本編でよく見る若林よ!

475 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 02:35:19 ID:???
まぁこの方法で5以下出すとか相当確率低いからなw
ダイス無しだと出してたけど

476 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 03:03:49 ID:1S6s2eaQ
★つかさのブロック特訓→ スペード3 ★
★てゐのサポート→ ダイヤ2 ★
★守るべきもの→ 6 /2★
6〜17→つかさ、成果を出す。必殺ブロック習得!

つかさ「うりゃぁぁぁぁぁっ……!」

てゐ「甘い、甘いよォ! それっ、もう一遍だ!」

――それからも、つかさは決して爆発的な伸びは見せなかった。
自分はこのチームで、何を守るべきか。何を守りたいか。
その根源的な問いへの明確な回答を、未熟な彼女がすぐに出せる筈もない。
しかし、それでもつかさは動き続けた。見えない焦りに突き動かされるのではなく、あくまで、自分自身の前向きな意思によって。
そしてその結果――彼女は漸く、掴む。

つかさ「(私は何を守りたいか。そんな問いかけ自体、傲慢なのかもしれない。
     問いかけるよりも先に、私は自分のチームを守る使命があるのは明白なのだから。
     でも――それでも。私は、使命感よりも、もっと強い気持ちを持って、守りたい……!!)」

キンッ! ゴォォォォッ……!!

守りたいと願い続けたつかさの周囲に、強烈な妖気が走る。
魔界の大気が含むエーテルが光り輝き、青白い光が閃く。
てゐが放ったシュートがその光に接触すると――強烈な斥力とともに、ボールがはじけ飛んだ。

477 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 03:06:06 ID:1S6s2eaQ
つかさ「で、出来た……! これが、本当の、顔面ブロック……!!」

てゐ「今の描写に顔面要素一個も無かったけど……。つかさがそう思ったんなら、そうだろうね。
    さっきの光は凄かった。あの執念は、誰にも出せるモンじゃない。ウチのチームじゃあ、あんた一人だけだろうし、
    世界中を見回しても……恐らく、もうあと二、三人くらいしか、あれだけの技を使えるヤツは居ないよ」

つかさ「はい……! 本当にありがとうございます、てゐ様……!!」

てゐ「気にすんなってさ。それに……私だけじゃない。鈴仙だって、あんたの事を心配してたんだ。
    後できちんと報告しに来な。そしたら、きっと安心するから、さ」

つかさ「はい……はい……。鈴仙様も、てゐ様みたいに心配して下さって。でもあの時の私は、意固地になってて……!」

てゐ「それは今はいーから。今は自分が強くなった事を喜びなよ」

つかさ「はい。……そう、ですね!」

やり取りの中で、冷静なつかさは、まだ自分の力は未熟である事を認識していた。
現状ではチルノや石崎程安定して今の技を繰り出す事は出来ないだろうし、出来たとしても体力の問題が残る。
でも――それ以上に、幼い彼女は、嬉しかった。
僅かながらでも、自分が成長出来た事に。自分の成長を喜んでくれる存在が、こんな傍に居たのだと、気付けた事に。
だからつかさは涙を流し、そして自分より背の低いてゐに抱き着いて、彼女の耳元で、泣きながらこう囁くのだった。

つかさ「助けてくれてありがとう。……お姉ちゃん」

てゐ「……おかあさん、って言われなくて安心したよ」

てゐは苦笑しながらも、つかさの細長い身体を抱き返す。その姿は、確かに姉妹のように見えた。


*つかさがブロックフラグを回収。『本家顔面ブロック(1/4でブロック+13、成功時も零れ球)400消費』を習得しました。

478 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 03:12:00 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
これでつかさのブロックを本スレ換算すると、75(13/8/6/6)となります。
ブロック一芸かもしれませんが、その一芸がとてつもなく強いです。
>>467
ここでてゐが来なかったら、マジで意識不明になってたかもしれません。
>>473
一応その場合も挽回イベントを用意していましたが、それでもつかさの成長が大きく遅れる事は確かでしたね。
>>474
つかさはSGGKだった…?(錯乱)
>>475
流石にここまで来たら良い目が出るだろうと思っていたので正直焦りましたw
てゐが居てくれて本当に良かったです。

それでは、本日もお疲れ様でした。

479 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 10:26:53 ID:???
【魔界生活9日目】−練習試合まであと2日−

魔界生活9日目。この日の朝の全体練習で輝いたのはつかさだった。

つかさ「――『守る』ッ!」

ゴォォ……ッ! キイインッ!

鈴仙とてゐ、そして佳歩の極大トリオシュートである『真実の友情』を顔面で防ぐ。
間違いなく世界最高峰のシュートであるそれを防げる選手は世界でもごく僅か。
開花した彼女の実力は指導者陣の間でも話題となった。

霞「ブロック力……な、ななじゅう……! 70です! ニネー指数で変換すると威力は88。
  これはサンパウロ戦で翼さんが見せた、『サイクロン』の86を超えて、
  鈴仙さま達の『真実の友情』の88にも並びます。これは間違いなく、世界最強のブロックですよ……!!」

パチュリー「瞬発的な火力とは言え、これは大したものね……。
      ブロック一芸であり、かつ燃費と安定性に問題性があるとはいえ。
      彼女は間違いなく、ミドルシュートに対する絶大な壁だわ」

コーチ「彼女が居れば、さとりの弱点であるPA外のミドルシュートにも、充分対応できるのう。
    つかさが消耗すれば、GKをにとりにし、つかさの代わりにタックルが秀でたDFを入れる事で、
    弱点の補強もできる。我がチームの取れる選択肢は、間違いなく広がったと言うべきじゃろう」

480 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 10:32:40 ID:1S6s2eaQ
〜魔界生活9日目 練習フェイズ〜 −練習試合まであと2日−

鈴仙「(つかさが元気になって良かったわね。……たぶん、てゐあたりが気に掛けてくれてたのかな。
     あいつ、いい加減そう見えて気配り上手だし。さて。私はどうするかな、っと……)」

A:個人練習をする。
  能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
  今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。

B:仲間の練習を補助する。
  仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
  どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
 
C:仲間に練習を補助してもらう。
  仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
  補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。

D:仲間と一緒に練習する。
  仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
  場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)

481 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 10:35:11 ID:1S6s2eaQ
<参考データ>
−鈴仙の能力値−
選手   ド  パ  シ   タ  カ   ブ  せ  総   高/低 
鈴仙  56  55  56  54  54  47  54  376  3  4 

−能力値の伸び具合−
もう上がらない:なし
とても上がりにくい:ドリブル(56)、シュート(56)
上がりにくい:パス(55)、タックル(54)、パスカット(54)、競り合い(54)
普通:なし
上がりやすい:なし
とても上がりやすい:ブロック(47)

−所持中のフラグ−
シュート(10/20)、タックル(10/20)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20)

−仲間のフラグ状況−
>>381を参照。
(ただし、つかさの『現在スランプ中?』は消滅しました。)

482 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 10:39:11 ID:KBivI+Jo
B

483 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 10:41:43 ID:hHuy4da+
B

484 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/01(日) 11:12:02 ID:1S6s2eaQ
B:仲間の練習を補助する。

鈴仙「(そうね……。今日は、仲間の練習を補助するのに回ろうかしら)」

鈴仙は霞から貰った紙(>>381)を参考に、誰の練習を補助しようか考えた。

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり


★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名】選択して下さい★
(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
 ※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

485 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 11:18:41 ID:hHuy4da+
静葉

486 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 11:18:52 ID:KBivI+Jo
にとり

487 :森崎名無しさん:2018/04/01(日) 11:56:02 ID:KBivI+Jo
静葉に変更をお願いいたします

488 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/02(月) 00:33:10 ID:???
少しだけ更新再開します。
>>487
遅くなりすみません、変更了解しました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>静葉

鈴仙「今日は……そうね。静葉さんの練習を見ておきましょうか」

鈴仙はそう思い立つと、穣子や反町達とパスカット練習に取り組む静葉に声を掛ける。

静葉「あら。鈴仙も、私の練習を手伝ってくれるの?」

鈴仙「まあね。パスカットを鍛えたいと思ってるんでしょ? だったら、より実践に近い形の方が良いと思うし」

静葉は単純な総合力では同じMFのパチュリーやアリスに大きく劣り、技の充実度ではてゐに遅れを取っている。
しかし、連携技・オータムスカイラブを含めれば、彼女のボールカット能力はチーム内でも屈指であり、
これまでも多くの危機を乗り越えて来たのは事実。まさしく縁の下の力持ちである彼女を鍛える価値は高い。

先着1名様で、

★静葉のパスカット練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在0/20ポイント)

*合計点が10ポイントを超えた場合、静葉はフラグを習得します。
*合計点が20ポイントを超えた場合、静葉はフラグを回収します。

489 :森崎名無しさん:2018/04/02(月) 00:35:17 ID:???
★静葉のパスカット練習→( 3 + 4 )=★

490 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/02(月) 00:45:57 ID:NwXWd82c
★静葉のパスカット練習→( 3 + 4 )=7★
→7ポイント獲得!(現在7/20ポイント)

鈴仙「行くわよ……それっ!」

バシュッ……!

静葉「ええ! ……はあっ! やっ!」

鈴仙のパスに対して静葉は俊敏に動く。その動作自体は基礎が伴っており、
間違いなく世界の場においても戦える水準ではあったが……。

反町「(でも……これなら、俺の『オオゼリパス』で充分翻弄出来る。
     静葉さんの動きは、悪いけれどまだ教科書の範囲を脱し切れていない)」

チーム全体でもてゐに次ぐ高いパス力を誇る反町のパスに対してはさばき切れていない。
今日一日の練習に成果はあったが、静葉のパスカットにはまだまだ成長の余地が見て取れた。

*静葉のパスカット経験値が7ポイント加算されました。(0→7/20ポイント)

491 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/02(月) 00:50:52 ID:NwXWd82c
〜魔界生活9日目 自由行動フェイズ〜 −練習試合まであと2日−

練習を終え、鈴仙達は居間で一緒に あんこ入りパスタライス を食べて一服。

星「ど、どうでしたかっ! 私が作ったご飯。美味しかったですかっ!?」

鈴仙「そういや、今日は星が当番なのね。ええ、勿論よ」

星「やったぁ! これで鈴仙の胃袋は私がガッシリゲットですね!」

てゐ「あんたは何を企んでるのさ……」

鈴仙「(てゐの星を見る眼つきがちょっとだけ怖いけど……無視して、今日は何をしようか考えようっと)」

A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
  屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
  仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを1名誘って遊びます。
  集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
  チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
  二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
  個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。
<以下、ショートカットキー>(選択肢一発で目当てのイベントに飛ぶ為の便利機能です)
なし

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

492 :森崎名無しさん:2018/04/02(月) 00:54:27 ID:JV2JaXZA
B
だんだん食生活が心配になってきたぞ

493 :森崎名無しさん:2018/04/02(月) 01:01:34 ID:zcfvNOh+
B

494 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/02(月) 01:05:14 ID:NwXWd82c
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり


★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【2名or3名】選択して下さい★

(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
 ※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。
 ※投票は【完全一致制】で行います。
  (例:”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”と投票があった場合、佳歩とつかさに2票、てゐに1票として扱わず、
     ”佳歩、つかさ、てゐ”と、”佳歩、つかさ”という投票が1票ずつ、という風にみなします。)
 ※一名のみの投票は無効とします。(Cとの差別化のため)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

495 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/02(月) 01:07:55 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>492
とんでもない精進料理でしたね…(戦慄)

496 :森崎名無しさん:2018/04/02(月) 09:04:04 ID:JV2JaXZA
さとり、お燐

497 :森崎名無しさん:2018/04/02(月) 11:50:28 ID:jqPmT8IA
さとり、お燐

498 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/04(水) 00:34:49 ID:v251F0pg
>さとり、お燐

鈴仙「う〜む。中々に知的指数の高そうな部屋ねぇ……」

何気なくお邪魔してみた聖屋敷の2号室は、他の部屋と比べて色々と異質だった。
室内はうず高く本が積まれており、机には色々な魔界の胡散臭いマジックアイテムやら古文書やらが並び、
私室というよりは何かの研究室のように見える。

さとり「私もこう見えて、好奇心旺盛な方なのですよ。
    魔界の文化は素晴らしいですね。新しい小説のアイデアがどんどん湧いてきます」

コーヒーを啜りながら、優雅に部屋の主は口を開く。
どうやらこの部屋がこんなにも陰気臭く胡散臭いのはこいつのせいらしいのだが、
幸運な事に同居には何も異議を申し立てないらしい。

鈴仙「(お燐はなんだかんだでさとりさんが大好きだから良いとして。よく慧音さんが文句を言わないわね……)」

さとり「慧音さんは同好の士ですから。魔界の歴史書とかもあるのですよ?
    あと、パチュリーさんもたまに遊びに来ます。陰気な読書家同士、彼女とは気が合うのですよね」

当然の権利の如く心を読んで来るさとりに対しては、もはや突っ込む気力も出てこない。
ただ、そう言われてみれば、さとり一人が読むにしてはこの即席図書室の蔵書は充実し過ぎているような気がした。

お燐「へっへっへ。それでお姉さん。今日という今日こそは、あたい達と遊んでくれるんだよね〜?」

鈴仙「あんたも居たのね、お燐……」

さとり「ふふ……お燐が居ないと、私は数時間で発狂してしまいますからね……モフモフ的な意味で」

鈴仙「あー、ちょっと分かるかも」

499 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/04(水) 00:35:52 ID:v251F0pg
ちょっと分かるような分からないような。相変わらずマイペースで独特な地底流の歓迎を受けながら、
(なお、同室の慧音は留守とのこと)鈴仙は三人でどんな事をしようか考えた。

A:さとりとお燐のサッカーでの課題や日常の悩みについて聞いてみる。
B:鈴仙の目指すべき選手像について相談してみる。
C:魔界地方都市をブラついて楽しんでみる。
D:さとりとお燐と一緒に小説を書いてみる。
E:イングランドの選手層について聞いてみる。
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

500 :森崎名無しさん:2018/04/04(水) 00:49:01 ID:QYsSannI
E

501 :森崎名無しさん:2018/04/04(水) 01:15:48 ID:6jBFVg1E
E

502 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 00:53:30 ID:???
最近忙しくて更新できてませんでしたが、ようやく一段落つきそうです。
明日は更新したいです。


503 :森崎名無しさん:2018/04/10(火) 01:22:16 ID:???
ご報告乙でした

504 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:36:13 ID:7qSPFn8+
E:イングランドの選手層について聞いてみる。

鈴仙「あんた達って、イングランドに行ってたじゃないの。次の練習試合の相手に決まった。
    だから今の内に、選手層だとか、情報を仕入れておこうと思ってね」

正確には鈴仙は決める側の立場に居たのだが、細かい事はどうでも良い。
そんな真面目な回答を聞いて、お燐は「火遊びじゃないのかぁ」とガッカリしていて、
さとりは「なんで火遊び限定なのよ」とジト目で突っ込みながらも、

さとり「それは良い心がけですね。褒めてあげましょう。良い子良い子」

お燐「お空と違ってお姉さんはおりこうさんだねぇ〜」

鈴仙「ムカツクわね……こいつら」

と、一応は協力的に応じてくれているようだった。たぶん。

さとり「で。イングランドユース選手の特徴ですが……」

気を取り直して、さとりはぽつぽつと話し始める。
彼女達はサッカーそっちのけでロンドンで探偵稼業をしていただの、副業で精神科医をやっていただの、
『サトリピア連続殺人事件』なる謎な怪文書を発刊していただの、
ハッキリ言ってロクな話を聞いていなかったが、彼女達は彼女達なりで真面目にやっていたらしい。


505 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:37:37 ID:7qSPFn8+
さとり「やはり強豪国と呼ばれるだけあって、全体的な選手のレベルが高いですね。
    以前パチュリーさんと談話をしていたのですが、
    総合力だけで言えばイタリアにも匹敵するのではないか? という結論すら出ましたよ」

鈴仙「イタリア……サンパウロに居たストラットの出身国だったわよね。
    だとすると、やっぱり強敵――」

お燐「――とは、言えないかなァ、たぶんね」

鈴仙とさとりの会話をお燐が遮る。無駄に訳知り顔の彼女だが、その表情には根拠があるようだった。

お燐「質実剛健を是としてるのか何なのか分かんないけどさ、大体の奴らはド派手な技の一つも持ってないんだもん。
    確かにバランスは良いだろうけどさ、そんだけ。だいいちイタリアだって、世界トップクラスの強豪の中じゃあ
    チーム全体の総合力的には下位だーって、前にこの部屋で、霞ちゃんと話してたじゃないですか」

さとり「……良く覚えているわね、お燐。正直、あんたの知能をバカにしてたわ」

お燐「あたいはこれでも知能派なんですよ。お空が暴れた時も怨霊を地上に送って危機を伝えるという、
    機転の利いた頭脳プレーをしてたじゃないですか」

鈴仙「あんたの頭脳プレーの意図は、地上の誰にも伝わってなかったけどね……。
    それに、要注意選手ってのが全く居ないって訳じゃあないでしょうに」

何かとあればすぐに脱線する主従に対抗して、鈴仙は会話を誘導しながら訊き返す。
するとそんな心を読んでくれたのか、さとりは素直に鈴仙の望む話題に持って来てくれた。

506 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:38:42 ID:7qSPFn8+
さとり「イングランドで注意すべきは4名の選手。ロリマー君、リチャード君、テイラー君、ロブソン君。
    そして……この中で特に注意すべきが、CBのロブソン君でしょうね」

鈴仙「センターバックで特に注意って、嫌な予感しかしないんだけど。腹筋力で惑星シャモを粉々にしたりとかしそうで」

さとり「は? 腹筋でどう惑星がコナゴナになるんですか。もうちょっと真面目に話して頂けませんでしょうか。
    私達はサッカーの話をしている筈ですよ」

鈴仙「全く仰る通りなのがムカツクけど……まあ、それについて口論するのは置いといて。
    やっぱり、守備力が滅法高いって事なのね? そのロブソン君ってのは」

淀みなく煽ってくるさとりに大人の対応をしながら、鈴仙は更に聞く。

さとり「ええ。端的に言って、彼は間違いなく、この世代最高峰のブロッカーと言えるでしょう。
    ことブロックにおいて、彼に並びうる者こそ居れど、超える者は間違いなく存在しません。
    そして、彼は決してブロック一芸ではない。強引なドリブルやパワフルなタックルは勿論のこと、
    自慢の巨躯を活かしたクリアやダイレクトシュートも備えており、隙がない。
    ――スタミナについても同様であり、イングランドでは、”ロブソンは十二回殺さなければ死なない”などと恐れられていました。
    それは大袈裟でしょうが、軽くミドルシュートを撃ちまくった位では、消耗は見込めないでしょうね」

鈴仙「まるでどこぞの大英雄みたいなヤツね……。ブローリン君とは別な意味でバケモノじゃないのよ」

お燐「まあまあ。GKはザルだからだいじょーぶだよ。うん。バランス取れてる」

鈴仙「それもどうなのよ……」


507 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:40:47 ID:???

イングランドの複雑な守備事情に想いを馳せつつ、鈴仙は他の選手についての情報を聞き出したが、
ロブソンと比べてはこちらはアッサリとしていた。曰く、

お燐「テイラーくんはウイングのいけすかない系男子だよ。色々と小技を覚えてそこそこ存在感出してるけど、地味だよねぇ〜」

さとり「FWのロリマー君はイングランドサッカーにしては接触プレーを好みませんでしたね。
    複雑怪奇なテクニックによって、ボールを思いの方向に弾ませる技術を究めたらしく、
    シュート以外にもその技術を応用してくると想像されます」

お燐「FWはもう一人、リチャードくんってヤツが居るけど、あたいはこっち押しだね!
    なんたって技がヤバい。殺人ドリブルに殺人タックルだよ! いや〜。
    試合中に死体が出たら、拾ってもバチはあたらないよね? 不可抗力なんだし」

さとり「普通に罰当たりですし不可抗力って何だっけ状態ですね。
    ――ああ、でも。彼ら3人も彼ら3人で自分がロブソン君に至らない事を自覚しており、
    時には3人で仲良く練習して、更なる力を得ようと奮闘しているらしいですよ?
    ……これ、誰にも口外してない絶対の絶対の秘密なので、イングランドの他の人にはバラしちゃダメですからね」

鈴仙「心を読めるって便利よね。そういう秘密特訓の事実も赤裸々に明かせるんだから……」

とのことだった。後半の方はいつもの雑談に戻りつつあった。
――が。これにも一応理由があり。

508 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:41:57 ID:7qSPFn8+
さとり「世界トップクラスの選手はロブソン君だけで、他の3人は世界では少し秀でているレベルですから。
    リオカップで対峙した強豪選手達と比べても、ロブソン君以外の3人は見劣りしますし」

鈴仙「……こいつら程度にてこずるようじゃ、世界で勝つのはどだい無理! ……って言いたい訳ね」

さとり「ええ。それが私がイングランドで見分し。そして他の国に修行に出かけた方々の心を読み、
    外界のサッカー事情に詳しい霞ちゃんやコーチさんの心を読んだ結論です」

お燐「にしても、CBがメッチャ強くて、中盤は能力値はそこそこあるけど地味で、FWはちょい強敵って感じかぁ。
    これなら、あたいのサイドアタックも光るんじゃないかな? かな?」

鈴仙「それは、……まあ。確かに、そうかもねぇ」

さとり「幾らロブソン君が強力と言っても、彼はGKでは無いし、たった一人しか居ません。
    彼の間隙を突いてシュートを撃つ事は充分可能ですし、その為には、お燐の言う通り、
    サイドからの揺さぶりが効果的かもしれませんね」

鈴仙「そうね。私も、布陣について検討する時の参考にするわ。ありがと」

509 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:44:00 ID:???
何だかんだありつつも、それなりに鈴仙はさとりに対して礼を告げる。
すると、さとりは少しだけ驚いた顔をして、

さとり「……私にお礼ですか。知ってましたけど、つくづく暢気な方ですね」

鈴仙「……? 別に、色々教えて貰ったんだし、お礼を言うのは当然じゃないの」

さとり「当然……ですか。心の読める妖怪を前に、それを素で言えるのは、貴女の美点と思いますよ」

鈴仙「……褒めてるのよね。それ」

さとり「ええ。多分に」

――と、去り行く鈴仙に言い置いて見せるのだった。

*イングランドの選手に関する情報がある程度明らかになりました。
*さとりの絆ポイントが+2されました。5→7
*お燐の絆ポイントが+1されました。6→7

510 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:45:25 ID:???
-------------------------------------------
☆現在の各選手の絆ポイント(感情値)一覧☆
名前 || 鈴仙 |
−− ++ −− ++
反町 || + 6 ||
 星 || + 7 ||
佳歩 || 1 1 ||
パチェ..|| + 8 ||
アリス. || 1 3 ||
静葉 || + 7 ||
てゐ || 1 3 ||
慧音 || + 7 ||
お燐 || + 7 ||
穣子 || + 6 ||
ナズ || + 7 ||
つか || 1 0 ||
さと || + 7 ||
にと || + 8 ||
−− ++ −− ++
総合 ||117 ||
-------------------
+5〜+15まであります。+5で全面的支持、+10で全面的信頼・相棒、+15で魂の相棒です。

511 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/10(火) 23:58:40 ID:???
……と、言ったところで今日はここまでにします。
次は9日目の仲間行動フェイズなので、先に判定だけしようと思います。

先着1名様で、

★魔界転生→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→コーチ「ワシもたまにはコーチっぽい事したいゾイ!」コーチが名コーチモードになる!?
ダイヤ→反町「(試合に向けて、穣子さんと静葉さんとの連携を確認するぞ!)」反町がやる気だ!
ハート→お燐「わっせ、わっせ……」お燐が殊勝にもトレーニングしてる!?
スペード→にとり「畜生……私は天才発明家なんだ。ひらめきは天才の母なんだぁ…」にとりが発明してた!
クラブ→霞「出来た! これが敵チーム選手の能力値を測定できるスカウターです!」霞が発明してた!

>>503
乙ありがとうございます。お蔭様で再開できました。

512 :森崎名無しさん:2018/04/10(火) 23:59:03 ID:???
さとりとの最後のやり取り、良いなあ
ここの鈴仙さんホントに素敵なキャラになった

513 :森崎名無しさん:2018/04/11(水) 00:00:31 ID:???
★魔界転生→ クラブ10
乙でした

514 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/11(水) 23:11:34 ID:???
少しだけになりますが更新します。
>>512
ありがとうございます、そう言っていただくと大変嬉しいです。
普段は素直なのんき系女子、でもやるときゃやる的なイメージです。
当初はもっと卑屈でいざという時も基本逃げ腰な感じでしたが、成長したと思います。
>>513
乙ありがとうございます。

515 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/11(水) 23:13:58 ID:sZFSLh3U
〜魔界生活9日目 仲間行動フェイズ〜 −練習試合まであと2日−
クラブ→霞「出来た! これが敵チーム選手の能力値を測定できるスカウターです!」霞が発明してた!

ピッ……ピピッ……。ウィ〜ン……

霞「よし、できたっ!」

練習後、鈴仙がさとり達から練習試合相手の情報を仕入れていたように、
得意の諜報技術を活かしてチームスタッフに採用された霞もまた、
自分の得意な方法で、仲間達の利となる情報を得ようとしていた。

霞「前に藍さんから貰った、周囲の選手の能力値を測定する為のスカウターでしたが。
  今回の改良が上手くいってれば、その場に居ない選手であっても。
  インターネット経由で映像や画像データを取り込んで、能力値が算定できるようになってる筈です!」

霞は魔界に来てからの約10日間の合間を、スカウターの改良作業に取り組んでおり、
そして今、多少の課題は残せども、一定の域までこぎつけたのであった。

霞「問題があるとしたら2点で、調査対象をざっくりとしか選べない事と、
   インターネットを利用した能力値測定は時間と電池を食うから、一日一回しか出来ない事だけど……」

――とはいえ、そこは問題が多々ある事が前提の上でもあるのだが。

霞「とにかく。テストも兼ねて、一回使ってみないとね! え〜っと。”イングランド 選手 能力値”……って入力して……」

右目に装着したモノクル状のスカウターから立体映像が表示されると、
霞は投影型キーボードを器用に操り文字を入力する。そして暫くの後、現れた調査結果は……。

516 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/11(水) 23:16:06 ID:sZFSLh3U
先着1名様で、

★スカウターの性能→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→選手11人全員の能力値と必殺技リスト全公開だ!
ダイヤ→ロブソンの能力値が判明!
ハート→ロリマーの能力値が判明!
スペード→リチャードの能力値が判明!
クラブ→テイラーの能力値が判明!
クラブA→トーマス(モブGK)の能力値が判明! 別にいらない!

517 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/11(水) 23:22:27 ID:???
と、言ったところで非常に短いのですが、今日はここまでにします(汗)

518 :森崎名無しさん:2018/04/11(水) 23:22:29 ID:???
★スカウターの性能→ ダイヤ9

519 :森崎名無しさん:2018/04/12(木) 00:20:21 ID:???
乙でした
今更だけど霞ちゃんは一人だけ未来を生きてるなw

520 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/12(木) 23:38:21 ID:FOqHF5Xc
★スカウターの性能→ ダイヤ9 ★
ダイヤ→ロブソンの能力値が判明!

ピピピ……

機械的な電子音の後、スカウターは霞達が最も知りたい情報をはじき出してくれた。

選手名    ド パ  シ  タ  カ  ブ  せ   総 高/低 ガッツ 才
ロブソン   .54 53  55  57  56 58  57  390 3/2   999  9

 ロブソン
強引なドリブル(1/2でドリブル+2、吹飛2)
ギガースヘッド(高シュート+6)300消費
メガトンタックル(1/2でタックル+3、吹飛2)
パワータックル(1/4でタックル+2、吹飛4)
パワーブロック(1/4でブロック+4)100消費
ヘビーブロック(1/4でブロック+6)150消費
ギガントブロック(1/4でブロック+8)250消費
ティターンブロック(1/4でブロック+10)300消費
ギガースクリア(高クリア+3)150消費
スキル・ゴッドハンド(絶対に負傷しない。ガッツが300を下回った場合、自動的にガッツが999まで回復する。1試合1回限り)

霞「こ、これは……イングランドのキャプテンにして世代屈指のCB・ロブソンさんのデータですっ!」

青天の霹靂とも言える幸運に霞は目を丸くして、その後すぐに別な意味で驚愕する。

霞「総合力390点は、ニネー指数に置き換えると516。エル・シド・ピエールさんやファン・ディアスさん。
  それにサンパウロの大空翼さんと互角の、まさしく世界トップクラスの選手の証!
  まあ、この辺は想定の範囲内でしたが……予想以上に技に恵まれていますね。
  流石に突破力や破壊力ではディウセウさんに一歩劣りますが、守備力はそれ以上。
  そして――なんですか、この謎なスキル」

521 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/12(木) 23:44:04 ID:FOqHF5Xc
霞「絶対に負傷しない上、ガッツ切れペナルティが付きそうになったら全回復ですって?
  反則も良い所じゃないですか。まあ、世界最高峰の選手達は皆そうなんだけど……」

実際にデータで記されたのは今回のロブソンが初めてだが、
これまでの種々の試合の映像を見て、霞はある一定の仮説を立てていた。
即ち、世界トップクラスの選手は必ず、大なり小なりの反則的な”固有スキル”を有しているという仮説。

霞「たとえば、大空翼さんの『ファンタグラジスタ』みたいな。ただのファンタジスタに加えて、
  色々な特性や恩恵を持ったスキルを持つ選手と、これからは対戦する事になるでしょうね。
  私達も、対策を練らないといけないんですけど……」

奇しくもさとり達が鈴仙に語ったのと同じく、霞もまた、ロブソン個人はともかく、
イングランド自体は今のリトルウイングズにとって、さしたる脅威にはならないと確信していた。
彼女が憂うのは、その次。将来対戦するであろう、強豪中の強豪に対し、鈴仙達がどう対抗するかだった。

霞「ロブソンさんクラスの選手が2人居たり、3人居たり。
  ……もしかしたら、11人居たりする反則チームとだって、私達は戦う事になるかもしれない。
  その時には、実力で真正面からぶつかるだけじゃあ、絶対に勝てない。
  だからこそ。私はもっと内部の地盤を固めて、外部の情報を集めなくっちゃね」

霞は決して、自分が選手として活躍できない事を辛いと思わない。
むしろこうして、内政官や諜報官として他の誰にもできない仕事を担う事に誇りを感じていた。

霞「さてと。この仕事は終わりにして、次は資産運用してたチーム費の状況をチェック……って、ええっ!?
  メンズアパレル・バルバスの株が暴落してるじゃないの!? 新事業開始の話はどうなって?
  は、ハァ? 代表取締役がわいせつ物陳列罪で逮捕されてイメージダウンですって!?
  と……とにかく! アルゼンチンの警察とマスコミに一報入れて、さっさと揉み消して貰わないと……」

――無論、その仕事の裏は決して楽ではないし、決して清廉であるとも言い難い。
しかし、彼女はそんな面は周囲にはおくびにも出さず、今日もチームの縁の下を支え続けるのであった。

                                                         九日目終了

522 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/12(木) 23:53:44 ID:FOqHF5Xc
【魔界生活10日目】−練習試合まであと1日−

魔界生活10日目は、簡単なミーティングから始まった。

コーチ「えー。であるからして、イングランドはロブソンの守備力が滅法高い。
     他の選手は地味ではあるが、ソツなくまとまっており、雑魚でもない。
     スウェーデンやフランス。格としては、この辺りの国と互角と言えるじゃろうか」

パチュリー「当日の布陣はまた議論させて貰うとして。皆は今日は、如何にしてロブソンを避けるか?
       に念頭を置いて練習する事ね。具体的にはロングパス、スルーパス。そしてサイドチェンジ。
       この辺りの技術が、明日のイングランド戦では肝となるわ」

コーチは監督らしくイングランドの概要を喋り(大体は霞の受け売りだが)、
パチュリーはコーチらしく全体の練習方針を指示する。
紅白戦を除けば、次の練習試合が新生リトルウイングズの初の試合だ。
その前にはサンパウロを相手に悪夢を見せられただけあって、一同にも自然と気合が入っていた。

523 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/12(木) 23:54:55 ID:FOqHF5Xc
〜魔界生活10日目 練習フェイズ〜 −練習試合まであと1日−

鈴仙「(うんうん……! いよいよ試合前に向けて、皆の士気も良い感じに上がっているわね。
    さて。今日は何をしようかな。昨日は静葉さんのパスカット練習に付き合ってあげた訳だけど……)」

A:個人練習をする。
  能力値を一つに絞って練習を行います。フラグの習得・回収はできません。
  今回失敗した場合、次に同じ分野で成功するまで、補正+1が発生します。

B:仲間の練習を補助する。
  仲間の練習を手伝います。仲間の能力については、フラグを習得・回収していく形となります。
  どのフラグを習得・回収していくかは仲間の意向が優先されます。
 
C:仲間に練習を補助してもらう。
  仲間に自分の練習を見て貰います。自分のフラグの習得・回収を行う事ができます。
  補助して貰う仲間によっては、特殊なスキルや技が身につく……かも。

D:仲間と一緒に練習する。
  仲間と一緒に練習します。AとBを複合した形となり、効果はそれぞれ単独よりも劣りますが、
  場合によっては、一挙に成果を挙げる事ができます。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
(次レスに参考データを張りますが、このレスと次レス間にある投票も有効とします)

524 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/13(金) 00:02:39 ID:???
>>519
遅れましたが乙ありがとうございます。
正直霞が今作一番のチート能力者な気がしますねw

525 :森崎名無しさん:2018/04/13(金) 00:04:49 ID:bZTHlEHI
B

526 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/13(金) 00:15:24 ID:???
すみません、今日はここまでにします(汗)
次の選択肢については票が入っていれば、明日の朝にでも提示します。

527 :森崎名無しさん:2018/04/13(金) 00:29:25 ID:O/gAqOrw
B

乙なのです!

528 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/13(金) 07:22:41 ID:???
B:仲間の練習を補助する。

鈴仙「(そうね……。今日は、仲間の練習を補助するのに回ろうかしら)」

鈴仙は霞から貰った紙(>>381)を参考に、誰の練習を補助しようか考えた。

−リトルウイングズ メンバー一覧−
FW:(鈴仙)、反町、星、佳歩
MF:パチュリー、アリスさん、静葉、てゐ
DF:慧音、お燐、穣子、ナズーリン、つかさ
GK:さとり、にとり


★上記のメンバー一覧から、誘いたいキャラを【1名】選択して下さい★
(分かるように名前を記載してコメントして下さい 例:佳歩 てゐ …等 ”因幡”とか”秋”とか、誰なのか特定できないのはダメです)
 ※鈴仙(自分自身)、霞、コーチ等スタッフは選択不可とします。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

529 :森崎名無しさん:2018/04/13(金) 07:45:32 ID:eEMXXvLY
静葉

530 :森崎名無しさん:2018/04/13(金) 08:47:45 ID:j3z3WJ7s
静葉

531 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 09:41:22 ID:8vdDaLrA
昨日は寝てましたが、今日は更新したいです。
>>527
大変遅くなってすみませんが、乙と投票ありがとうございます!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
>静葉

鈴仙「静葉さん、今日も良ければ一緒にパスカットの練習をしない?」

静葉「助かるわ。私としても、試合までには最低限の感覚は掴みたいと思っていたから……」

静葉は昨日の練習で詰められなかったパスカット力を磨く為の練習をしようとしていた。
鈴仙としても、引き受けたからには、少なくともある程度の所までは面倒を見たいという思いもあり、
二人は仲良く練習を開始する。

先着1名様で、

★静葉のパスカット練習→(! dice+! dice)=★

と書き込んでください。数値の合計が経験点にプラスされます。(現在7/20ポイント)

*合計点が10ポイントを超えた場合、静葉はフラグを習得します。
*合計点が20ポイントを超えた場合、静葉はフラグを回収します。

532 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 10:23:59 ID:???
★静葉のパスカット練習→( 4 + 1 )=★

533 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 11:46:18 ID:???
ブロック最低62(人数補正あると63以上)スタートってのは恐ろしい

534 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 13:03:28 ID:8vdDaLrA
★静葉のパスカット練習→( 4 + 1 )=5★
→5ポイント獲得!(現在12/20ポイント)

バシュッ、バシュッ、バシュッ!

静葉「ハッ! たあっ!」

ヒュンッ、クルンッ、スパッ!

鈴仙がパスを放つと同時に、静葉は優雅に舞うが如く、華奢な身体を無駄なく動かしカットに向かう。
昨日の時点では教科書の域を抜けきれない彼女だったが、練習を重ねる事により、
軽い身のこなしを活かした、芸術的なパスカットの片鱗を見せるに至った。

鈴仙「はぁ、はぁ……。やるじゃないの……!」

静葉「……ありがとう。でも……まだもう少し。後はこれを、実戦でも使えるようにならないと」

とはいえ、静葉が自ら言う通り、如何に素晴らしい技術でも、試合の場で活かせなければ意味がない。
今日の練習でその素地は実に着いたとはいえ、それを開花させるのは、後は彼女の努力に委ねられている。

*静葉のパスカット経験値が5ポイント加算されました。(7→12/20ポイント)
*静葉がパスカットフラグを習得しました。

535 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 13:04:52 ID:8vdDaLrA
〜魔界生活10日目 自由行動フェイズ〜 −練習試合まであと1日−

てゐ「へぇー。今日の昼メシは いちごとうふ かぁ。まあそこそこ旨いんじゃないの。誰が作ったん?」

佳歩「ぁ……じ、実は今日、私が作ったんですけど……どうでしたか?」

鈴仙「そこそこってモンじゃないわよ。美味しい! 佳歩は良いお嫁さんになれるよ〜」

佳歩「えっ……!? お、お嫁さんとか……。やめて下さいよ鈴仙さま!
    私は鈴仙さまのツートップをやり遂げるまで、家を離れたりしませんっ!」

鈴仙「(全体的に会話がズレてるような……)」

久しぶりに思考が斜め上な佳歩に苦笑しながら、鈴仙は午後の時間をどう過ごそうか考え始める。

鈴仙「(たぶん、今日の夜はコーチや霞と明日の試合の布陣を決める事になるだろうから……。
    それまでに、息抜きするなり、皆と交流するなり。自由にやりたい事をやっておくべきよね)」

A:一人で周囲を散歩してみる。(更に判定)
  屋敷の中や魔界地方都市内を歩き回ります。ランダムで誰かと接触します。
B:仲間達と遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを何人か(3名まで)誘って遊びます。
  仲間と親密になれたり、仲間の成長方針についてアドバイスできます。
C:仲間の一人を呼んで遊ぶ。(更に選択)
  チームメイトを1名誘って遊びます。
  集団で遊ぶ場合よりもより親密になれたり、成長方針について込み入った話ができます。
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)
  チームメイト全員で遊べるイベントを計画します。実際に遊ぶのは次の日の自由行動フェイズとなります。
  二回分の行動が必要となる分、チームメイト全体と親密になれるチャンスがあります。
E:個人練習をする。(更に分岐)
  個人練習をします。効果や効率は昼の練習より悪いです。
先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

536 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 13:08:26 ID:30hFWrA+
C

537 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/04/14(土) 13:12:07 ID:m9q3xldo
D

538 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 13:17:22 ID:???
ちょっと外出するので更新が遅れます。(キャプテン岬さん、参加ありがとうございます!)
補足しますと、Dは今日プランを立てて、次の日の自由行動を使って遊ぶ訳ですが、
11日目は一日練習試合となりますので、遊びに行くのは12日目の自由行動、という風にしたいと思います。
>>533
ロブソンくんは本スレよりもかなり強化してますね。
フランスとイングランドはほぼ互角なイメージでバランス調整していて、
ロブソンはピエールと同格か、やや一歩劣る位のレベルにする必要があると思ってました。

539 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 13:23:08 ID:???
いちごとうふって何だって思って調べたらMOTHERネタか

540 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 15:27:36 ID:rH5xrT36
D

541 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 17:49:30 ID:8vdDaLrA
D:皆で遊べるイベントを計画してみる。(更に分岐)

鈴仙「練習試合の翌日になるけれど。こないだも好評だったし、また皆で遊べるイベントでも計画しときましょうかね。
    試合の結果如何によっては、とてもそんな雰囲気になれないかもしれないけど……いや! わ、悪い想像は止めましょう!」

首をぶんぶんと振ってマイナス思考を吹き飛ばし、鈴仙は前向きにイベントを企画した。その内容は……。

★翌日の自由行動フェイズで行いたい親睦イベントを、一つ選んでください★

A:魔界地方テーマパークで遊びまくりだ!
  概要:魔界地方都市に最近できた、夢と魔法をテーマにした遊園地に遊びにいきます。
      何人かで一組になって、ジェットコースターや観覧車で楽しいひと時を過ごしましょう!
      最後には気になるあの子から嬉しい告白があるかも……?
B:全天候型プールで水遊びだ!
  概要:魔界地方都市が誇る、夏でも冬でも遊べるプール型テーマパークで一日遊びます。
      お洒落な水着を見せびらかしたり、泳ぎの上手さを競い合ったり。楽しい常夏のひと時を過ごしてみませんか?
      しっかり準備体操して、水の事故に遭わないように気を付けましょう。
C:親睦を深める宅飲みだ!
  概要:聖屋敷の広い居間を利用して、思いっきり飲んで騒ぎましょう!
      料理を作ったり、買い出ししたりと大変ですが、その中で仲間の意外な一面に気付けるかも?
      騒ぐだけじゃなく、普段はしずらい込み入った話をする良い機会になるかもしれません。
D:温泉旅館でゆったり一泊だ!
  概要:法界近辺には、非常に良い泉質の温泉を持つ旅館があるようです。
      一泊二日で、温泉の薬効効果を味わいつつリフレッシュしましょう!
      思いっきりゆったりする分、次の日の練習時間は少し短くなるかも?
E:その他 面白そうなプラン案があれば、書き込み頂ければ幸いです。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

542 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 17:50:41 ID:30hFWrA+
C

543 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 17:55:46 ID:???
すみません、また外出するのでいったんここまでです(汗)
次の更新では、仲間行動フェイズは行わず、イングランド戦に向けての陣形や作戦を決定することとします。
>>539
私もMOTHERを思い出しましたね。妙に印象的なあたり、糸井さんのセンスの秀逸さがうかがい知れます。

544 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 17:55:56 ID:x6qKxRU2
A

545 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 18:38:43 ID:qulm9w16
C

546 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 22:41:18 ID:8vdDaLrA
C:親睦を深める宅飲みだ!

鈴仙「そうね。……あんまり浮かれすぎな気もするけれど。祝勝記念が出来るように、飲み会を開く準備をしときましょうか」

鈴仙は地方都市の酒屋や市場をうろついて、ここでも何とか幻想郷のような飲み会が開けそうだな…、という程度の事前調査をしておいた。
宴会で飲みにケーションを図る事の多い連中が多い中、練習試合後の飲み会というのは、単純ながらも案外悪くない。

鈴仙「最大の問題は。楽しく飲み会が出来るような結果を、明日の試合で残せる事だけどねぇ……」

とはいえ、それはあくまで明日の試合で勝てた場合の話だ。負けた次の日に飲み会をする構図は……ちょっとあんまり、考えたくない。
楽しく飲み会をするためにも、鈴仙は別の意味で気を引き締めるのだった。

*12日目の自由行動は『仲間達と宅飲みをする』に固定されます。

547 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 22:42:18 ID:8vdDaLrA
〜魔界生活10日目 仲間行動フェイズ〜 −練習試合まであと1日−
※今回は特に何も起こりませんでした。


〜魔界生活10日目 特別イベントフェイズ〜 −練習試合まであと1日−
−試合準備 VSイングランド−

パチュリー「来たわね、鈴仙」

数日前と同じく、鈴仙はコーチの部屋に呼び出された。
他の顔ぶれも同じであり、監督であるコーチに、選手兼コーチを務めるパチュリー。
それにチームスタッフであり参謀役がすっかり定着した霞の三人だ。

霞「まずはこのレジュメを見て下さい。イングランドの主要選手の能力傾向と、
  予想されるスターティングフォーメーションが記されています」

部屋に入るなりそう渡された紙には、こう書いてあった。

548 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 22:43:21 ID:8vdDaLrA
ロリマー
突破力:B 得点力:B ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:B
イングランドの誇る技巧派ストライカー。フィジカルは弱いがそれ以外はそつなくこなす。

リチャード
突破力:C 得点力:B ボールカット:B ゴール前:B スタミナ:B
イングランドの誇るパワーストライカー。技術の拙さを殺人サッカーで補う危険人物。

テイラー
突破力:B 得点力:C ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:C
イングランドの誇る万能ウイング。ブロックとクリア以外の全てに技を持つが、世界では器用貧乏?

ウィルソン
突破力:C 得点力:E ボールカット:C ゴール前:C スタミナ:C
イングランドのトップ下。他の選手と比べて微妙にパスが上手いが、後は標準的な能力値。

ロブソン
突破力:C 得点力:A ボールカット:A ゴール前:S スタミナ:S
世界有数のCB。こと守備力と安定感においては世界最高峰と言っても良い。


−−@−− @ラスレイ
−−A−− Aケインズ
B−D−C Bブライヤー Dロブソン Cネイマス
−−−−− 
G−−−E Gケリー Eウッズ
−I−−− Iウィルソン
−−−−F Fテイラー
−J−H− Jリチャード Hロリマー 
イングランド(予想):4−3−3

549 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 22:44:35 ID:8vdDaLrA

霞「……予想されるイングランドの戦術はこうです。
  守備はロブソンさんを軸とした4人体勢でPA付近を守り、一対一を封じ込めつつ、
  撃たれたミドルシュートに対してはロブソンさんがブロックする。
  撃たれる前に止めるのではなく、撃たせて止める、という守り方が主流でしょう」

パチュリー「それだけ、ロブソンの守備力とスタミナへの信頼が絶対的とも言えるわね。
        ただ、リトリートに出てくれるならば、こっちも取れる手は多そうだし、
        彼の不在の隙を突く事も決して不可能ではない。むしろ、それを狙う事が前提と言うべきかしら」

コーチ「攻撃の方はどうじゃったかのう」

霞「はい。攻撃面ですが……ロブソンさんに頼り切りの守備とは違い、こっちは逆にタレントの数がイングランドの売り。
   殺人サッカーとも呼ばれるパワフルなプレーに長けるリチャードさん、
   バウンド技術を生かしたテクニカルプレーに長けるロリマーさん。
   そして、地味ながら全分野の攻めをそつなくこなすテイラーさん。この三人を状況に応じて使い分けてくるでしょう」

鈴仙「となると、対策を一本に絞り切れない訳ね……」

パチュリー「ただ幸いなのは、相手のFWは粒ぞろいだけど、ストラット級の大駒は居ないところね。
       リチャードもロリマーも必殺シュートを持つけれど、その威力は世界レベルでは中の上程度。
       ミドルシュートを苦手とするさとりがGKであっても、全く止められない事は無いだろうし。
       にとりの必殺キャッチがあれば、十中八九、ボールを手中に収める事が出来ると思うわ」

霞「それと、中盤には……ハッキリ言って、目立つ選手は居ません。
  当然強豪国の代表選手ですから、決して弱い訳ではないですし、むしろ総合力で言えばかなり高い方なんでしょうが。
  ――それでも、落ち着いて対処すれば、恐れるに足る事はないと思います」

鈴仙がひとしきりの説明を受けた後、コーチが「さて」と口を開いて、

コーチ「そんだけ情報があれば充分じゃろうて。んな訳で、さっそくワシらもスタメンを決めようじゃないか。
     ではまず、先発させるゴールキーパーじゃが……」

550 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 22:46:24 ID:8vdDaLrA
部屋の一角に置かれていたホワイトボードの下部に目をやった。
そこには二つのマグネットが並んで置かれており、それぞれに「さとり」「にとり」と名前が振ってある。

鈴仙「(さとりさんとにとり、どっちを先発されるべきか……。
    PA内のシュートと一対一には滅法強いけれど、PA外のミドルシュートには脆さが消えないさとりさんか。
    強力な必殺キャッチが出来るし、一対一も悪くないけれど、燃費の悪さと不安定さが弱点のにとりか。
    ……次のイングランド戦においては、どっちに先発して貰う方が良いかしら)」

A:「さとりさんを先発させましょう。やはりPA内の絶対的な守備力と安定感は重要です」
B:「にとりを先発させましょう。倒れるまで大技を連発させて、死んだらさとりさんに代えれば良いですし」
C:「むしろ私がGKやります! 月の軍人だった頃は槍投げの槍とかもキックでガードしてましたよ私!!」
D:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

※選手の交代枠についてですが、練習試合についても”3枠”までとします。

551 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 23:01:19 ID:YtJptYwA
B

552 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 23:01:39 ID:rH5xrT36
B
新作アニメネタがw
普通にスマホ使ってるのに違和感を覚えざるを得なかった

553 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 23:28:10 ID:8vdDaLrA
>>552
一見爽やかな世界観の中に見え隠れるマジキチ要素が盛り込まれててよかったです。
PAにバリアみたいなの張る魔法とかはこのスレでもやりたいです。
最近のバスって、車の下にボール通せるだけの隙間ありましたっけ……?

554 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/14(土) 23:29:56 ID:8vdDaLrA
B:「にとりを先発させましょう。倒れるまで大技を連発させて、死んだらさとりさんに代えれば良いですし」

パチュリー「そうね。さとりでも問題無いと思うけれど、にとりにしたらより盤石だわ」

霞「イングランドに一対一が得意な選手は居ないですし、強いて言えばセットプレーでロブソンさんが出て来る場合、
  さとりさんの方が安心だってのはありますけど……でも。にとりさんの必殺セーブならそれも防げる。良いと思います」

コーチ「そんじゃ、とりあえずGKはにとりで決定……っと」

コーチはよっこらしょと老体を持ち上げて、ゴールキーパーの位置に「にとり」のマグネットを置く。

コーチ「さて。ここからが本番じゃな。陣形をどのようにするか。
     即ち、4−4−2とするか、4−3−3とするか、あるいは別の布陣か……」

そして、話題はその上――即ち、他の10人の配置と、それに関する陣形に関する物へと移る。

鈴仙「(イングランドが取るであろう布陣は4−3−3。これに対して私達は、どう対応すべきか……)」

鈴仙は考えて、コーチ達に対してこう答えた。

A:「ここはオーソドックスに、4−4−2としましょう。敵の攻撃に万遍なく対応できる筈です」
B:「ここは4−3−3で、3トップとしましょう。攻めの駒が多い程、ロブソン君を攪乱できます」
C:「ここは5−4−1で、守備とカウンターに重きを置きましょう。敵の攻めは一切許さず、確実に点を決めましょう!」
D:「ここは3−5−2で、中盤に重きを置くべきです。イングランドの弱点は中盤ですから、ここで圧倒できます」
E:「先に陣形を決めるより、先にポジション毎に誰を置くかを決めていきませんか?」
F:その他 陣形案等ありましたらこちらにお願いします。

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

555 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 23:38:28 ID:x6qKxRU2
A

556 :森崎名無しさん:2018/04/14(土) 23:39:47 ID:rH5xrT36
A

557 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 00:10:57 ID:SBksb1M2
A:「ここはオーソドックスに、4−4−2としましょう。敵の攻撃に万遍なく対応できる筈です」

鈴仙の提案に、コーチはふむ…と頷き了承する。
パチュリーや霞も反対を表明せず、提案はすんなりと受け入れられた。

霞「でしたら、まずDFを誰にするかから決めましょうか。
  恐らく能力値と適正的に、慧音さんと穣子さんが入るのは確定的でしょうが……。
  残りの二人はどうしましょうか?」

パチュリー「残ったDF候補は、ブロックに長けるつかさと、タックルやドリブルも幅広く出来るナズーリン。
        そして、サイド際の守備とオーバーラップにおいて優秀なお燐。
        あと……穣子との連携を活かすという意味での静葉のDF器用や、
        高いタックル力を活かしつつ、リベロ的に動いて貰う為の星のDF器用もあり得るかしら」

鈴仙「慧音さんと穣子以外でも、DF候補が5人となると、色々な選択肢が考えられるわね……良い事なんだけど、悩ましいわ」

慧音と穣子をDFで確定させるとしても、尚数多くある選択肢の中で、鈴仙が選んだのは――。

A:「ナズーリンとお燐を残りのDFにしましょう。両サイドバックに配置すれば、攻守ともに盤石よ」
B:「つかさとナズーリンを残りのDFにしましょう。つかさのブロック力は勿論、ナズーリンの大技にも期待できるわ」
C:「お燐と静葉を残りのDFにしましょう。オータムスカイラブを視野に置きつつ、サイドの守りを固めるわ」
D:「星とつかさを残りのDFにしましょう。つかさで守りを固めつつ、星で奇襲を狙うのよ」
E:その他 ここには無い組み合わせはこちらで(慧音と穣子を外す選択肢も可です)

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

558 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 00:14:18 ID:me2TUq0U
C

559 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 00:54:16 ID:8Kv707OQ
C

560 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 02:40:56 ID:SBksb1M2
C:「お燐と静葉を残りのDFにしましょう。オータムスカイラブを視野に置きつつ、サイドの守りを固めるわ」

パチュリー「静葉をSBに置くわけね。まあ、この起用法は前にもして来たから問題ないと思うわ」

パチュリーはそう言うとホワイトボード上のマグネットを埋めていく。
「慧音」「穣子」「お燐」「静葉」。この4人がGKであるにとりを守るよう、PAの上部を取り囲んだ。

霞「じゃあ、次はMFですね。私としては、パチュリーさん、アリスさん、てゐ様の3人は
  殆ど確定で置いて良いと思ってまして。問題は4人目をどうするか、という事になるんですけど。
  静葉さんをDFに置いた場合、本職MFが居なくなっちゃうんで……」

コーチ「同感じゃな。その三人は能力的にも外す理由が無い。
     ……ただし。その三人のうちいずれかを、FWとして攻撃的に運用させる手はあると思うがな」

鈴仙「そう考えると、ただ残りの1人を選べばいい、って訳でもなさそうですね……」

鈴仙はじっくりと考える。中盤を担うべき4人をどのように配置するか。
まず考える。パチュリー、アリス、てゐをMFとする前提では、残りの1人は誰が候補足り得るか。

561 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 02:42:45 ID:SBksb1M2
鈴仙「(一番無難っぽいのが、パスやミドルシュートやタックルが得意な反町君なんだけど。
    彼ってボールキープやパスカットは案外大したことないのよねぇ。

    後は、ナズーリンも意外とSH向きかもしんない。ドリブルとタックルが得意な上に、
    パスカットもある程度は出来るんだし。守備寄りにはなるけど、悪くない選択だわ。

    他にも佳歩や私をMF……って手もあるけど。これはシュート力とかを考えると、ちょっと勿体ないかな?
    ただ、佳歩はルナティックス時代も良くSHをやってたし、能力的にも悪くないかもしれない)」

その上で更に考える。パチュリー達をFWで起用する可能性をも含めて。

鈴仙「(パチュリーさんはMFだけど、このチーム唯一のポストプレイヤーでもあるのよね。
     魔界での合宿でフィジカルを鍛えたみたいだし。ロブソン君を攪乱する意味でも、FW器用は良いかもしれない。

     てゐをWGとして起用するのもアリね。ボランチとしての守備力やロングパスには期待できなくなるけど、
     こないだの紅白戦の時みたく、『インビジブルデューパー』が格段に使いやすくなる。
     あと、てゐもアリス程じゃないけれどドリブルは出来るし、一対一で強力なシュートも持ってる

     後は、ドリブル力を考慮してアリスをFWにするという手もあるけれど……最近のアリスは暴走しなさそうだしね。
     それならFWに置くよりは、MFに置いてゲームコントロールをさせたいかな)」
    
――多くの考慮すべき事項を咀嚼し検討し考察した上で。
鈴仙は明日の試合で起用するMF4人について、こう切り出した。

562 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 02:47:55 ID:SBksb1M2
A:「パチュリーさん、アリス、てゐ、反町君の4人にしましょう。これが一番無難です」
B:「パチュリーさん、アリス、てゐ、ナズーリンの4人にしましょう。ナズーリンの守備力と機動力を活かせます」
C:「パチュリーさん、アリス、てゐ、佳歩の4人にしましょう。佳歩の攻撃力と突破力があるのは大きいです」
D:「アリス、てゐ、反町君、ナズーリンの4人にしましょう。中盤を守備的に固めた上で、パチュリーさんはFWに出て貰います」
E:「パチュリーさん、アリス、反町君、佳歩の4人にしましょう。中盤を攻撃的に固めた上で、てゐをFWとして起用させます」
F:その他 ここには無い組み合わせはこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

563 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 02:49:06 ID:???
…と、言ったところで今日の更新はここまでにします。本日もお疲れ様でした。

564 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 06:05:28 ID:???
B
投稿乙です。

ロブソンを抜けるパスとロブソンのパスを遮断出来る
パスカット能力者で中軸を固めれば、イングランドは
放り込みサッカーしか出来なくなるはず。

565 :564:2018/04/15(日) 06:07:15 ID:nTW49MsY
B

566 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 07:22:51 ID:me2TUq0U
B

567 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 09:55:56 ID:???
>>564
乙と投票コメントありがとうございます!

568 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 10:00:18 ID:SBksb1M2
B:「パチュリーさん、アリス、てゐ、ナズーリンの4人にしましょう。ナズーリンの守備力と機動力を活かせます」

鈴仙「今回の布陣は2トップですし、無理にMFをFW起用する必要はないでしょう。
    ここはそして、……4人目のMFは反町君でなく、ナズーリンにします」

パチュリー「確かに。彼女はドリブルとタックルを大きく伸ばしているし、
        パスカットも、元はと言えば彼女の得意分野の一つだった。
        パスは今一つだけど、それも守備的なSHとしての起用なら、ありかもしれない」

霞「総合力は決して高いとは言えませんが、ナズーリンさんは柔軟な起用法が想定されるタイプですからね。
  MFに置いても、器用に仕事をこなしてくれると思いますよ」

コーチ「ようし。それではMFも決まって……後は、2トップのFWだけじゃな。
     ワシとしては、鈴仙の先発は固定としても良いと思うが、どうかの」

パチュリー「異議無し。今の鈴仙は狂気の瞳こそ失っていて、
       視力の回復にかかるリハビリに時間を取られた点こそあるけど、
       依然として水準の高いFWである事は間違いないわ。
       鈴仙の隣を埋めるもう一人のFWをどうするか――これだけを考えれば良いと思う」

鈴仙「(なんかサラッと高い評価をしてくれてるなぁ……昔の私だったら却って卑屈になるか、
    逆に調子に乗ってそうだけど。ここは本来、客観的な評価を素直に受け止めるべきなのよね)」

2トップのFWのうちの1枠が自然と収まっても、成長した鈴仙は何の感想も示さない。
中山やパスカルだって、監督や周囲にそう評価された所で増長する筈がない。
だったら、自分も同じような態度を取りたい。そんな風に考えていた。

569 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 10:02:19 ID:SBksb1M2

鈴仙「残りの1枠は悩みますね。小回りと爆発力の両方を兼ね備えた佳歩か、
    いざとなればOMF的な運用もできる反町君か、
    それとも前線の守備力と強烈なミドルシュートを持つ星か……」

霞「佳歩ちゃんも反町さんも星さんも、それぞれタイプの違うFWですからね。
  試合の相手ごとに使い分けるのが得策ではあると思いますが」

鈴仙の隣に立つもう一人のFWをどうするか。一同が考えた末、行きついたのは――。

A:「佳歩にしましょう。強力なドリブルとダイレクトシュートでガンガン切り込んで貰います」
B:「反町君にしましょう。MF顔負けのパスと安定感あるシュートは攪乱に有効です」
C:「星にしましょう。星の必殺シュートなら、ロブソン君のどてっぱらをぶち抜く事も可能です」
D:その他 鈴仙を外したい場合はこちらで

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

570 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/04/15(日) 10:20:06 ID:nTW49MsY
B
なんにしろロブソンを交わさない事には。秋姉妹とのからみもあるし反町がいいと考えます。


571 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 10:27:37 ID:???
…と、言ったところで外出するので一旦ここまでにします。
続きは昼過ぎ〜になると思います。

572 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 10:35:30 ID:8Kv707OQ
B

573 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 12:15:31 ID:PABo4YdQ
B

574 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 18:34:22 ID:???
少しだけ更新再開します。
ところで、>>548に出て来るイングランドのフォーメーション案でGKがラスレイとなってますが、
これは間違いです。GKはトーマス君です。
(本スレではマクガイヤー君が代表ですが、トーマス君はイギリス編で出た来た補正で代表入りしてます)

575 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 18:35:51 ID:SBksb1M2
B:「反町君にしましょう。MF顔負けのパスと安定感あるシュートは攪乱に有効です」

コーチ「ふむ。確かにそれなら安定しとるか。では……明日の布陣のたたき台としては、こうなるかの」

いつの間にか出来ていたフォーメーション図には、以下のようになっていた。

−−@−− @トーマス
−−A−− Aケインズ
B−D−C Bブライヤー Dロブソン Cネイマス
−−−−− 
G−−−E Gケリー Eウッズ
−I−−− Iウィルソン
−−−−F Fテイラー
−J−H− Jリチャード Hロリマー 
イングランド(予想):4−3−3
リトルウイングズ(案):4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−I−− Iパチュリー
F−−−G Fてゐ Gナズーリン 
−−E−− Eアリス
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

パチュリー「DFは、お燐と静葉をSBに置く以上、この形が一番いいと思うわ。
       MFが……少し迷うわね。『インビジブルデューパー』の連携を考えれば、
       てゐはサイドハーフの方が良いと思うけど、単純なドリブル力やカット力で言えば、
       アリスをサイドハーフに置く方が良いとも言える」

霞「あとは、陣形の形でしょうか。この案では攻撃面を考えて、ダイヤモンド型にしていますが、
  守備に回る時は、サイドハーフと連携を取りやすいフラット型の方が望ましいとも言えますし……」

576 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 18:37:51 ID:SBksb1M2
鈴仙「そうねぇ……」


大まかな陣形は出来た。後は、細部を如何に詰めていくかが肝心である。
ミーティングも大詰めと言うところで、鈴仙達が下した判断は――。

A:この陣形で問題ない。
B:アリスとてゐの位置を入れ替え、アリスを左SH、てゐをボランチに置く。
D:MFの陣形をフラット型にして、サイドハーフとの連携を取り易くする。(↓みたいな感じ)
   −−−−−
   FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
C:反町をシャドウストライカーの位置に置き、OMFとの連携を取り易くする。(↓みたいな感じ)
   −H−−− H鈴仙
   −−−J− J反町
E:その他 細かい陣形移動をしたい場合はこちらで  C+Bと言った選択も可

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

577 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 18:44:09 ID:oQUehgi6
D

578 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 18:45:43 ID:me2TUq0U
D

579 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 18:56:36 ID:???
陣形が↓のように決まったところで、一旦ここまでにします。

リトルウイングズ:4−4−2
−H−−− H鈴仙
−−−J− J反町
−−I−− Iパチュリー
F−−−G Fてゐ Gナズーリン 
−−E−− Eアリス
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

次回更新(速ければ今日深夜〜)から、早速イングランド戦に入って行ければと思います。

580 :森崎名無しさん:2018/04/15(日) 18:58:33 ID:???
576でDとCの順が逆なのでMFはフラット型ですよ

581 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/15(日) 19:01:59 ID:???
>>580
すみません、順番ミスってました(爆)正しくはこうですね…

リトルウイングズ:4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−−−−
FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
−−−−−
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり


582 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:38:51 ID:+bk24tF2
D:MFの陣形をフラット型にして、サイドハーフとの連携を取り易くする。(↓みたいな感じ)

鈴仙「やっぱり、中盤はフラットに敷いた方が良いんじゃないかしら。
    こうなるとパチュリーさんが後ろに行ってしまって攻撃参加し辛いかもですけど、
    それよりも、攻めの駒が複数いるイングランドのFW陣に柔軟に対応できる方が良いと思いますし……」

パチュリー「……まあ、2トップの片割れが反町なら、前線である程度のゲームメイクも出来るしね。
       MFが下がり目になる事への不安も無いか」

霞「後ろについても、突破力の高いお燐さんと静葉さんに、ドリブルやパスもこなせる慧音さんが近くに居ますし。
  中盤が抜かれたとしても、バックアップは充分機能すると思います」

コーチ「ようし……では、これで確定じゃな」

リトルウイングズ:4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−−−−
FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
−−−−−
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

583 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:40:02 ID:+bk24tF2
鈴仙は妖力を視力代わりに、ホワイトボードに描かれた明日の陣形。その最終版をしっかりと確認する。

コーチ「まー、明日は単なる練習試合じゃ。別に負けたからと言って、すべてが終わりな訳でもないし、
     逆に勝てたとしても、それは今後の勝利が約束された訳でも全くない。
     勿論全力で挑むのは当然としても……そう思い詰め過ぎんでもいいんじゃぞ?」

そんな様子が、緊張しているように感じたからか。あるいは鈴仙自身が無意識に緊張していたからか、
コーチはひんやり冷たい手で鈴仙の背中等を優しくバンバンと叩いてくれた。

鈴仙「あ、ありがとうございます……あと、最後の一発でお尻触りましたよね」

コーチ「ほ、ホゲェ……さ、最近トシで、手が痙攣してのぉ〜」

鈴仙「背中叩くつもりがお尻って、震え過ぎでしょ、手……」

コーチが普段通りのセクハラ老人に戻ったところで、ミーティングはお開きとなる。
鈴仙はパチュリーと共に自室に戻り、軽く言葉を交わす中。

584 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:44:03 ID:+bk24tF2
パチュリー「鈴仙。明日は何があろうと、自由に戦いなさい。私達は貴女に期待はするし、実力を高く評価はしているけれど。
       その事と、貴女に無理を強いる事とは別として考えたいからね……」

鈴仙「――ど、どうしたんですかマスターまで。私、そんなに緊張してます?
    た、確かに勝つか負けるか分からない中で宅飲みの企画を練ったりしてて、
    負けたらどうしようかなぁ、とか考えてましたけど」

その時のパチュリーのぶっきらぼうな言葉に、幾許かの気配りが滲んでいた事に気づき、鈴仙は驚いてそう返す。

パチュリー「……その様子だと気付いてないようだから、言うけれど。
       本来のあんたは、ここで皆とサッカーできるような状況には無いのよ。
       あんたは能力の拠り所である”瞳”を失い、同時に視力も失った。
       今こうして、一見普通に暮らせているのも、妖力を超音波のように飛ばして、
       おおよその風景や障害物を察知しているだけ。生来目を持たない蝙蝠みたいにね」

鈴仙「……………」

パチュリー「その努力は正直、驚嘆せざるを得ないわ。いくらあんたが妖で、
        元々波長を利用した気配察知や気配操作に優れているとはいえ、
        たった数日の訓練で、視力の代替を行えるようになるまでに至るのは困難の筈だもの」

パチュリーの囁くような声の他には、先に寝入ってしまったルームメイトのアリスの寝息しか聞こえない。
鈴仙が黙っている中。……パチュリーは、静かに警鐘を鳴らす。

パチュリー「鈴仙。……今の貴女は、強い。だけど……だからこそ、危うい。
       でも何よりも恐ろしいのは、誰もが、貴女自身さえも、その危うさに気付いていない事」

鈴仙「パチュリーさん。だから、気にし過ぎですってば。
    私はそんなに無理してないし、どーしても辛い時は皆と相談して……」

パチュリー「鈴仙」

585 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:52:34 ID:???
おどけた様子――ですらない。純粋に、パチュリーが何を言っているのか分からない様子で、
鈴仙は慌てて取り繕うのだが、彼女は――鈴仙の第二の師は、少しだけ声を和らげて、

パチュリー「肉体の機能の一部を失うという事は、貴女が意識する以上に大きい事である筈だと。私はそう言いたかっただけ。
        ねえ、鈴仙。……貴女は今、世界がどんな風に見えてる? その世界を、貴女はどう感じてる?」

最後にそう問いかけてから――「魔法使いには睡眠は必要ないから」と言って、傍らの本に意識を向け始めるのだった。
鈴仙は眠り支度をしながら、窓の外から見える”であろう”、美しい”と言われる”夜空を見て呟く。

鈴仙「(そんな聞き方、ずるいですよ、マスター。……私にとって、今の世界は――)」

儚げな蛍光を放つ緑の草木に、白く輝く星々。そして空を飾る赤と青、二つの月。
これらによって、魔界の夜は夜であっても明るく、そして色彩に満ちていると、かつてアリスは言っていた。
しかし、今の鈴仙にとって――。

鈴仙「(真っ暗で、白の線と輪郭しか掴めない世界。人が今、どんな顔をしているかも分からない世界。
     こんな世界に一人、放り込まれたみたいで――辛いし、寂しいに、決まってるじゃないですか……)」

――この素晴らしい筈の異世界は、ただただ無機質で平坦な。
白と黒の二色だけで出来た、気が狂いそうになる程の孤独で溢れた空間でしかない。

鈴仙「(でも。私は大丈夫。私は辛くない。だって、私には皆が居るから……。
    皆が居るから、私はずっと笑って来れたし、明日だって、きっとがんばれる……)」

もしも仲間が居なければ、強い目標が無ければ、きっと自分は駄目になっていただろう。
鈴仙はそう自分を鼓舞して、ここまで元気に楽しくやって来た。しかし、この時の鈴仙は気付かない。
強く成長した自分自身の心が、深く育んだ仲間との絆が。尊敬する人達への純粋な想いが。
鈴仙に倒れるまで戦い続ける事を強いる、重い枷と化しつつあったことに――。

586 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 00:53:37 ID:???
スレタイを回収したところで、今日はここまでにします。

587 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 20:36:30 ID:???
乙です
倒れるまで戦うのはにとりだけで十分なんだよなぁ

588 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 23:38:48 ID:???
乙です

>>587
にとり「えっ、やだ」
つかさ「えっ、倒れるまで戦うのは当然では?」
にとり「えっ、なにそれ怖い」

589 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:47:17 ID:???
>>587
乙ありがとうございます。
>>550のにとりが死んだらさとりに代えれば良いの選択肢に対し、作中外含め誰ひとり何も気にしてませんでしたね…
>>588
乙ありがとうございます。そう言えばつかさも倒れるまで戦ってましたね…

590 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:48:30 ID:+bk24tF2
〜魔界生活11日目 −練習試合 VSイングランド− 〜

そして夜が明け、練習試合の日がやって来た。

星「さあ皆さん乗って下さい! 聖輦船、出発進行ですよ!!」

いつでも無駄に元気な星の掛け声に合わせて、鈴仙達は屋敷の近くに止めた宝船
――聖輦船に乗り込んで、再び元の世界へと飛び立とうとしていた。

てゐ「久しぶりに元の世界の空気が吸えるのは良いけどさ。大丈夫なんかね」

佳歩「え? 大丈夫って……何がですか、てゐさま?」

つかさ「……『ハイパーカンピオーネ』。あるいは、八雲紫か、その他の勢力による妨害の事でしょうか。
    確か、星さん達のブラジルへの合流が遅れたのも、聖輦船での航空にトラブルがあった為と聞きました」

にとり「まぁ。そのヘンは私も対策はしてるからさ! ってのも、自由行動の時にこっそり聖輦船を改造してたんだよね。
    大船に乗ったつもりでいてよ!」

ナズーリン「君の改造だと、どうにも自爆の二文字が付きまとって離れず心配なんだがな……」

その旅程には不安はあるものの、昼前にはイングランドに降り立って、
昼に試合をし夕方には帰るというごく簡単な日程である。
一同は用心こそすれど、特段の不平もなく船に乗り込んで出航の時を待つ。

591 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:50:08 ID:+bk24tF2
霞「今はどこもかしこも、幻想郷なる土地での未曽有の世界大会に大わらわですからね。
  イングランドスーパーJr.ユースの皆さんの時間も、そこまで取れませんでした」

鈴仙「ちょっと聞くけど。そのスーパーJr.ユース……って、何?」

霞「ああ……そう言えば、ずっと説明してませんでしたね。
  スーパーJr.ユースとは即ち、年齢17才までという、ジュニアユースとユースの中間世代の事を指します。
  私達が出場と優勝を目指している、『幻想スーパーJr.ユース大会』というものも、
  この区分の選手達を集めた大会ですから、そう名付けられたんですよ」

反町「って、いやいや。そんな区分聞いた事ないぞ。それって本当にFIFAが決めたのか?」

パチュリー「そんな訳ある筈ないじゃない。八雲紫が――今の彼女をそう呼んで良いのか微妙だけど
       ――中山政男や森崎有三の世代を絞って叩き潰す為に作った、デタラメで非公式な区分よ。
       ただ。この世代は何故か、どこの国も稀代稀に見る有望株が揃っているのよね。
       だからこそ、各国もそのデタラメを知りつつ乗っかっているのよ。
       かつてのJr.ユース大会の雪辱を晴らす為に。あるいは、来たるべきワールドユース大会の気運を占う為にね」

穣子「??? パチュリーさんの言ってる事は長いからよく分かんないよ〜?」

静葉「要するに。どこの国の人達も、いっぺん腕試しをしてみたいって事なのよ、穣子」

穣子「なるほど〜! さすがお姉ちゃん! 分かりやすい!!」

パチュリー「釈然としないわね……」

アリス「魔法使いは理屈っぽく話が長くてなんぼの職業じゃない。今に始まった事じゃないわ」

592 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:51:43 ID:+bk24tF2
お燐「にしても、イギリスかぁ。懐かしいですね、さとり様」

さとり「ええ、そうね。……こいしと松山君は、上手くやっているかしら」

お燐「アレ? もう一人大事なヒトの事忘れてませんか〜? その銀細工のオシャレなペンダント、誰の為に買ったヤツでしたっけ〜?」

さとり「……やかましいわよ、お燐」

広い本堂が形を替えたコクピットに仲間達は集まって、よもやまな話に花が咲く。
その間、窓越しには美しい緑に彩られた魔界の平野が広がっていたが――。

星「さあ、出発しますよ……!」

ゴゴゴ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!

僅かの振動の後、窓の外は暁の空へと変わり、青と赤の月が近くに輝き――。

にとり「ワープゲート、準備オッケー! 目的地……イングランド! 聖輦船……レッツ、ゴーーーーッ!!」

――カッ!

――聖輦船は天を超え、遥かイングランドの地へと一同を運ぶのだった。


593 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:53:48 ID:+bk24tF2
*****

−ロンドン・ウェンブリースタジアム−

実況「さあ〜〜! 間もなく始まりますエキシビションマッチ!
    イングランドスーパーJr.ユース代表チーム対、日本・幻想郷地域のクラブチーム、リトルウイングズとの対戦!
    幻想郷とはつい半年前日本に現れた謎の民族集団であり、未だその素性は掴めていませんが、その実力は確か!
    イングランドが由緒ある強豪である事を誰も疑わないでしょうが、昨年のJr.ユース大会では、
    サッカー後進国とされていた日本が、多くの古豪強豪を破って優勝した事実がある以上、
    どうして同じ日本にある、幻想郷という地域を舐める事が出来るでしょうか! 今日の試合、接戦となりそうな予感です!! 

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
   「ローブーソン! ローブーソン!」「ロリマーさんカッコいいー!」「リチャードォ!今日は皆殺しだァ!」「トーマス トーマス」

にとり「ひゅ、ひゅぃぃぃっ!? 観客が一杯だー!?」

鈴仙「あ、あのー。今日って、コレ。練習試合だったわよね、ただの」

霞「興行的に儲けたい方々が、私達の事を色々調べて、色々無駄に祭り上げてるみたいですね……」

コーチ「フォフォ。むしろ本番に近い環境で試合が出来てよかろうよ」

594 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:54:49 ID:+bk24tF2

……イングランドに着いてからは、あれよあれよという間に試合となった。
試合をセッティングした向こう側の準備が良すぎたようで、
郊外の平地で船から降りた鈴仙達をイングランドのサッカー協会は手厚く歓迎。
そのままバスに乗せられて、来てみれば観客満員のスタジアムだった。

実況「試合開始は各チームの調整とミーティングを終えた30分後となります!
    それまでの間、観客の皆さまは暫しお待ちください!
    なお、両チームの記念グッズは1階の販売ブースにて絶賛販売中……」

鈴仙「記念グッズって。誰の許可を得て作ってんのよ」

慧音「全くだ。青少年の教育によからぬ物を売りつけて無ければいいが」

アリス「(私達のチームの皆の似顔絵ストラップ、ちょっとだけ欲しいな……)」

鈴仙達もブラジルやそれぞれの国での生活を通じ、幻想郷以外の世界の暮らしに慣れたつもりだったが、
やはりこの世界のスピードには着いて行く事が難しい。そう思いながら一同はミーティングに入って、
……昨日の夜、鈴仙達が考えたフォーメーションで当たる事について改めて了承を得る。

そして――。

テイラー「やれやれ。本当に女の子ばかりのチームなんだな。一人だけ男が混じってるけど」

ロリマー「女だからって油断出来るか! 良いか、あいつらは何時だって俺をバカにして……!?」

リチャード「誰が相手だろうと関係ねぇ! 俺のプレーで全員皆殺しにしてやる!」

ロブソン「……………」

595 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/16(月) 23:57:08 ID:+bk24tF2
僅かなミーティングと動きの確認を終えた鈴仙は、キックオフを前にして、イングランドの主力選手と初めて対峙した。
特徴のない中肉中背の青年――テイラーは軽薄そうな笑みを湛えつつも、その裏で冷静に鈴仙達を見定めている様子であり、
全体的にがっしりとした体格の選手が多い中で華奢な体躯が目立つロリマーは、神経質そうに鈴仙を睨んでいる。
逆にイングランドの選手の中でも一番柄の悪いリチャードは早速物騒な事を捲くし立てていたが、
幻想郷やらサントスやらで耐性がついた鈴仙にとってはあんまり怖くない。むしろ常識人にすら見える。……ことは流石に無いが。

ロブソン「今日は、宜しく頼む。悔いの無い試合にしよう」

鈴仙「(で、デカい……! 18頭身くらいあるんじゃないかしら……? これ、本当に人間なの……?)」

その中でも、寡黙な雰囲気を隠さない青年――キャプテンのロブソンは、鈴仙を見下ろして語り掛けた。
その風貌はまさしく”巨人”の他言いようがなく、鈴仙三人半くらいの縦幅と、鈴仙二人分近くの横幅がある。
間違いなくビックリ人間の類であるが、考えてみればブラジルに居た頃から大柄の選手は大体人間離れしていた。
アマラウとかディウセウとかブローリンとか伝説の超スウェーデン人とか。

鈴仙「(と、兎に角、何か、コミュニケーションを……)」

しどろもどろになりながら、鈴仙は何か気の利いた事を言おうと考えて――。

A:「きょ、今日はよろしくね、いい試合にしましょう……」手を差し出して握手を促す。
B:「凄い大きさね。生活に苦労したりしないの?」素朴な疑問をぶつけてみる。
C:「……私の外見については、何か言ったりしないの?」目が見えない鈴仙への感想を求める。
D:「別に、あんたを倒してしまっても構わんのだろう?」強気に死亡フラグを立てる。
E:「ところであのリチャードって人、皆殺しとか言ってたけど。非紳士的行為で反則じゃないの?」ここだ!ここで反則取りだ!
F:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

596 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 23:59:00 ID:d2Mp7OLc
A

597 :森崎名無しさん:2018/04/16(月) 23:59:52 ID:Q9K8T7rQ
A

598 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 00:13:58 ID:wxP4fN4Y
A:「きょ、今日はよろしくね、いい試合にしましょう……」手を差し出して握手を促す。

鈴仙「きょ、今日はよろしくね……」

若干どもりながらも、鈴仙がごく常識的な態度と共に右手を差し出すと。

ロブソン「……ああ」

スッ……グワシイッ…!

鈴仙の顔を三回りくらい大きくしたサイズの手のひらに、鈴仙の右手はすっぽりと包み込まれた。
本当に色々と規格外の大きさである。救いなのは、このロブソンという青年は寡黙で紳士的な性格をしていた所だろうか。

鈴仙「(もしもこれで、後ろで中指立ててるリチャード君みたいなヤツだったら、今頃私の右手はミンチになってたよ……)」

礼儀正しくおよそ理想的な選手であるにも関わらず止まらない冷や汗に、鈴仙は辟易とするのだった。
そして――。

審判「さあ、コイントスだ」

試合開始の時が刻一刻と近づいていく。審判は鈴仙とロブソンをセンターサークルに呼び、コイントスを促す。

ロブソン「……レディーファーストだ。まず君が、表か裏かを選ぶと良い」

鈴仙「レディーファーストついでに、陣地かボールかも選ばせてくれれば良いのに……なんてね。私は表で」

ロブソンの威圧感に気圧されぬよう、精一杯の気丈さを演じて鈴仙はコイントスに応じ、
果たしてコインは投げられた。その結果は――。

599 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 00:18:46 ID:wxP4fN4Y
先着1名様で、

★コイントス→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→その時、ロベルト(全裸)の カウンターシュート がにとりに命中!
ダイヤ・ハート→リトルウイングズボール
スペード・クラブ→イングランドボール

600 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 00:19:27 ID:???
★コイントス→ スペード6

601 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 00:25:33 ID:???
イングランドのキックオフで試合開始!
……と、なったところで今日はここまでにします。


602 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 00:50:59 ID:???
乙でした
似顔絵ストラップ……一人だけ野郎の反町のが大量の在庫を抱えることになりそうだ

603 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 02:03:15 ID:???

もしJOKERだったら誰のシュートを打ち返してたんだろうかw

604 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:53:00 ID:???
>>602
乙ありがとうございます。
反町「(俺のだけ、似顔絵ストラップが売られてない……コーチのですら売られてるのに……)」
>>603
乙ありがとうございます。
やっぱりバルバス(パンツ)ですかね……>>521で伏線も張られてますし。

605 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:55:07 ID:wxP4fN4Y
★コイントス→ スペード6 ★
スペード・クラブ→イングランドボール

ロブソン「……裏か。ならば、俺達が先攻を取らせて貰おう」

鈴仙「分かったわ」

ロブソンは静かにそう呟くと、背を向けて自分のポジション――スイーパーの位置へと戻る。
その背中は、試合を前にして彼の闘志が膨れ上がるのに呼応して、更に大きく膨らんでいるように思えた。
そして――。

実況「さあ! コイントスも終わり、イングランドが先攻を獲得したようです。
    試合開始までのカウントダウンが始まります!
    今! 両チームの選手がポジションに付きまして……」

審判「―――!!」

ピィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ……!!

実況「イングランドのキックオフで、試合開始です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」


606 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:56:33 ID:wxP4fN4Y
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ヨッチャン「お久しぶりです、皆大好きヒント神・ヨッチャンですよ!
       今回の試合は第四章最初の試合にして、新チーム・リトルウイングズの初陣となります記念すべき練習試合。
       イングランドユース戦です! 流石に代表チームだけあって総合力は中々の物ですが、
       目立つ選手は少ないですし、何よりこちらもサンパウロ戦の時から力を付けています。
       是非とも勝利して、新チームの順風満帆な船出を飾りたいものですね!」

−−@−− @トーマス
−−A−− Aケインズ
B−D−C Bブライヤー Dロブソン Cネイマス
−−−−− 
G−−−E Gケリー Eウッズ
−I−−− Iウィルソン
−−−−F Fテイラー
−J−H− Jリチャード Hロリマー 
イングランド(予想):4−3−3
リトルウイングズ:4−4−2
−H−J− H鈴仙 J反町
−−−−−
−−−−−
FI−EG FてゐIパチュリー EアリスGナズーリン
−−−−−
C−D−B Cお燐 D慧音 B静葉
−−A−− A穣子
−−@−− @にとり

607 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 21:59:13 ID:wxP4fN4Y
ヨッチャン「イングランドはフットボール発祥の地であり、まさしく由緒正しき古豪と言うべきチームですが、
       原作でも本スレでも、イタリアやアルゼンチンと比べると一歩も二歩も劣っているという印象のため、
       ゲーム的な実力としては、フランスやメキシコと同等の、中堅レベルとして能力を設定しています。

       ですが、キャプテンでCBのロブソン君の強さは別です!
       元々本スレでも世代トップクラスの守備力を誇っていましたが、当スレではそれを更に強化。
       補正+10のブロック技やら、1度だけガッツを全回復するスキルやらを持たせ、
       ピエール君やディアス君と比肩する実力者として君臨しています。

       また、テクモ版3でも謎の頼もしさと強さを見せるテイラー君は、周囲のインフレに合わせて、
       細々と技を追加させ、何でも出来るオールラウンドウインガーに仕上がっていますし、
       バウンドショットなる印象的なシュートを見せるロリマー君も、シュート一芸でなく、色々と技を習得させています。
       更に、GB版からゲスト参戦させたリチャード君も、荒っぽいプレーで魅せてくれる事を期待しているところです。
       ……ぶっちゃけ、ポブルセン君とかの下位互換っぽい感じかもですが。

       さて。【この試合は勝っても負けても話が進みます】。
       当然勝った方がレイセンにとって良い展開とはなるでしょうが、
       敗北したからと言って、レイセンや仲間達のがんばりが否定された訳ではありません。
       なので是非とも、試合が終わる最後の一秒まで気を抜かず。
       諦めずに参加をして下さればうれしいです!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

608 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:00:46 ID:wxP4fN4Y
テイラー「(まずは小手調べだな)――おいウィルソン、俺に回してくれ!」

ウィルソン「何時ものパターンだな。了解だ!」

バシュッ……パシッ。――シュタタタタッ!

実況「キックオフでボールを得たイングランドのトップ下・ウィルソン選手はそのまま前方右サイドにパス!
    イングランドの誇る3トップが1、万能ウイングのテイラー選手にボールを渡し……。
    テイラー選手はボールを受け取るや否や、右サイドを抉り出します!
    イングランド、まずは王道の攻撃パターンで相手の出方を伺う!」

反町「(そうはさせるか!)」

タッ……ズザアアアアアアアッ!

テイラー「唯一の男選手か。普通女所帯に男一人ってのは羨ましがられるモンだが、
      あんたは――なんか、別にどうでもいいや、って感じになるなァ……」

反町「(く、くそっ!? 舐めやがって……!)」

ダッ、ズザアアアアアアアアッ!

実況「テイラー選手の猛攻を阻むのは、この試合FWとしてスタメン出場の反町選手!
    無言ながらも気迫あるタックルで、ボールを奪いにかかります!」

609 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:02:37 ID:wxP4fN4Y

先着2名様で、

★テイラー→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→テイラー、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ロリマーがフォロー)(ウッズがフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【補足・補正・備考】
テイラーのマークがダイヤ・ハートの時「やや華麗なドリブル(+2)」が発動します。
反町のマークがダイヤ・ハートの時、「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。

610 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:03:29 ID:???
★テイラー→ドリブル 54 ( スペードJ )( 3 + 5 )=★

611 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:08:10 ID:???
★反町→タックル 55 ( ダイヤ9 )( 3 + 5 )=★

612 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:28:35 ID:wxP4fN4Y
★テイラー→ドリブル 54 ( スペードJ )( 3 + 5 )=62★
★反町→タックル 55 ( ダイヤ9 )( 3 + 5 )+(ネオポイゾナスタックル+3)=66★
≦−2→リトルウイングズボールに。

反町「……食らえ! これが俺の『ネオポイゾナスタックル』だぁっ!」

グワァッ、ズザアアアアアアアアアッ……バシイッ!

テイラー「ぐっ……!? ゆ、油断したか……!」

実況「テイラー選手の速攻に対し、反町選手がいきなりファインプレー!!
    猛毒のように切れ味鋭いタックルで、テイラー選手のボールを奪いきった〜〜!!
    試合開始早々、リトルウイングズにボールが渡ってしまいます!」

鈴仙「よっしゃぁ! ナイスよ、反町君!」

反町が守りで活躍した事により、リトルウイングズは大きく攻撃の幅が広がった。
即ち、このまま反町を軸に速攻を掛けるか、中盤のパチュリーやてゐを軸に堅実に人数を掛け攻めるか。
あるいはこのままパスワークとボールキープで時間を潰し、相手が焦れて体勢を崩す瞬間を待つか。

鈴仙「(イングランドの布陣は4−3−3。ロリマー君テイラー君リチャード君が揃う3トップや、
     絶対的DFのロブソン君が居る4バックと比べて、中盤は幾分影が薄い。
     だから、このまま速攻ってのも充分効果的な筈だけど……ロブソン君対策が取り辛い欠点はあるかな。
     とはいえ、後ろのパチュリーさんとかに渡しちゃうと、それはそれで、
     ロリマー君やリチャード君に守備参加する暇を与えてしまう。
     遅攻で敵の隙を見せてくれるのを待つのも良いけど……運が悪ければ、逆に隙を突かれてボールを奪われるかも。
     ――さて。ここはどう攻めるべきかしらね……)」

613 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:30:27 ID:wxP4fN4Y

試合はまだ前半1分も経たない開始直後の局面に、鈴仙が出した指示は――。

A:ここは速攻だ。このまま反町に右サイドを突破させる!
B:ここは速攻だ。反町と自分(鈴仙)のワンツーで中央を一気に突破する!(鈴仙のパス:55)
C:ここは堅実に、後方左サイドのてゐに大きくサイドチェンジして貰う。
D:ここは堅実に、後方中央のパチュリーにゲームメイクして貰う。
E:ここは遅攻だ。中盤でのパスワークに終始し時間を稼ぐ。
F:ここは奇行だ。反町には至高のカズキダンスで中盤を駆けあがって貰う。
G:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:990/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

614 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:38:13 ID:qd3V1IEg
B

615 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:38:50 ID:R/LWkwHk
B

616 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:55:21 ID:wxP4fN4Y
B:ここは速攻だ。反町と自分(鈴仙)のワンツーで中央を一気に突破する!(鈴仙のパス:55)

鈴仙「(ここは速攻よ……!)――反町君!」

反町「……了解だ、キャプテン!」

バシッ!

実況「反町選手、中央を走る鈴仙選手へとパスを出した!! これは……ワンツー・リターンだ!」

ウッズ「くそっ!」

ウィルソン「さ……させるか……!」

バッ! ババッ!

実況「鈴仙選手と反町選手のワンツーに追いつけるのは、右サイドハーフのウッズ選手と、
    ……トップ下のウィルソン選手の二名のみ!
    ウィルソン選手はやや左サイド側の配置に居たため、辛うじて追いついたという恰好です!」

鈴仙「(ここを通せばよし。通せなくとも……)」

反町「(この攻撃で、左サイドがガラ空きにだ!。俺達のペースで攻め続けられるぞ!)」

実況「ここを通ればいきなり1点目が近づくリトルウイングズの速攻!
    これをイングランドのMFは止められるのでしょうか〜〜〜!?」

617 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 22:56:22 ID:wxP4fN4Y
先着2名様で、

★反町→ワンツー 56 (! card)(! dice + ! dice)=
 鈴仙→ワンツー 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウッズ→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウィルソン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→鈴仙と反町、ワンツー成功! 一気に得点チャンスへ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(パチュリーがフォロー)(ケリーがフォロー)(ロリマーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【補足・補正・備考】
なし。

618 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:56:46 ID:???
★反町→ワンツー 56 ( スペード5 )( 1 + 1 )=
 鈴仙→ワンツー 55 ( クラブQ )( 6 + 6 )=★

619 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:57:26 ID:???
★反町→ワンツー 56 ( スペード6 )( 1 + 6 )=
 鈴仙→ワンツー 55 ( スペードK )( 4 + 6 )=★

620 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 22:58:13 ID:???
★ウッズ→タックル 53 ( スペードJ )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=
 ウィルソン→タックル 53 ( ハート4 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=★

何この、光と闇のコラボレーションw

621 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 23:32:03 ID:wxP4fN4Y
★反町→ワンツー 56 ( スペード5 )( 1 + 1 )=58
 鈴仙→ワンツー 55 ( クラブQ )( 6 + 6 )=67★*フラグ習得!
★ウッズ→タックル 53 ( スペードJ )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=61
 ウィルソン→タックル 53 ( ハート4 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=57★
≧2→鈴仙と反町、ワンツー成功! 一気に得点チャンスへ!

反町「(キャプテン!)」

ピピピ……

鈴仙「(む、むむむ? 反町君の言いたいけれど言えない事が脳みそに伝わって来るような……!?)――そこねっ!」

タッ! バシイッ!

実況「鈴仙選手、反町選手の際どいコースに対して難なく追いつきリターンを決める! なんという息のあったコンビプレイでしょう!
    鈴仙選手と言えば薬、薬と言えば毒、毒と言えば反町選手と言った連想ゲーム的発想で鑑みるに、
    意外とこの二人、相性が良いのかもしれません!」

静葉「鈴仙。秋の夜道には気を付ける事ね……」チャキッ

穣子「それだけはダメだよお姉ちゃーん!? で、でもなんか悔しいよぉ……」

慧音「(まあ、実際の所、技巧派で柔軟なプレースタイルのFWという意味で、鈴仙と反町君はタイプが似ているからな。
    相性が良いというのも、同じタイプの選手同士、意思疎通がしやすいという事なんだろう。
    ルナティックス時代の、鈴仙とパスカル君との連携を思い出すな……)」

*鈴仙が反町とのコンビプレイフラグを習得しました。

622 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 23:33:25 ID:wxP4fN4Y
ロブソン「来たか。……皆、PA内を固めろ。敵は速攻で上がっただけで駒も少ない。絡め手を恐れる必要は無い。
      人数を掛けて守れば、きっと防げる」

ケインズ「お、おう!」

ブライヤー「ロブソンがそう言うなら、怖くないぞ!」

ネイマス「そうだ! 俺達には神の盾がついているんだ!!」

トーマス「(ま、マクガイヤーの奴……。なんで今日に限って風邪でダウンなんだよ……。俺、ブーイングは浴びたくないぞ……!?)」

実況「中盤を難なく潜り抜け、鈴仙選手と反町選手が今、バイタルエリア手前へと到達しました!
    リトルウイングズ、ここで決めれば大きいですが……一方で敵の壁も分厚い!
    ロブソン選手を中心とした4バックが、ガッチリとPA内を固めております!
    撃つなら好きに撃つが良い、という王者の風格すら見せる割り切った守り方ではありますが、
    その実これが一番厄介なイングランドの守り方! 鈴仙選手は、あるいは反町選手は、
    こうされてしまってはロブソン選手から逃れる事はまずできません!」

反町「(まさしく要塞、と言ったところか……!)」

鈴仙「(ロブソン君の威圧感。試合前の時と比べて更に増してるわね。
    ゴール前のこの位置からだと、マジで恐竜とか何かレベルよ……)」
    
視界が無くとも分かるロブソンの圧倒的闘気に、反町だけでなく鈴仙も思わず後ずさってしまう。
しかし自分達は今から、この壁を乗り越えてゴールを築かねばならないのだ。

鈴仙「(てゐもパチュリーさんも追いつけてないから、私か反町君か、どちらかが決めないといけない。
     幸いに全員がPA内に引き籠ってくれてるから、パスやダイレクトシュートはやり放題っぽいけれど、
     それはつまり、それだけロブソン君が、自分のブロックに自信を持っているからだろうし……。
     ドリブルゴールを目指すとしても、4人がかりの烈しいタックルを乗り越えなくちゃいけない。ここは……)」

623 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/17(火) 23:34:37 ID:wxP4fN4Y
希望はあるが厳しい状況下で、鈴仙が下した決断は――。

A:「来い! 私に持って来い!」『マインドエクスプロージョン』で決める!(威力:65、1/4で敵GK転倒)250消費
B:「来い! 私に持って来い!」『マインドスパークルマイン』で決める!(威力:66、1/4で敵GK転倒)300消費
C:「来い! 私に持って来い!」ドリブル突破からの一対一で決める!(鈴仙のドリブル:56)40消費
D:「反町君、一気に決めちゃいなさい!」『ソリマチドライブ』を打って貰う!(威力:65、ポスト・枠外無効)
E:「反町君、一気に決めちゃいなさい!」『ポイゾナスオーバー』を打って貰う!(威力:66)
F:「反町君、一気に決めちゃいなさい!(と、言いつつ…)」反町にサイド際でボールキープさせる。
G:その他 普通のシュートを撃ちたい場合、鈴仙がポストプレイで反町に落としたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

624 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:37:52 ID:qd3V1IEg
B

625 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:41:25 ID:q0CMvhks


626 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:47:25 ID:f7MefGfs
F

627 :森崎名無しさん:2018/04/17(火) 23:50:49 ID:/hpQJFW6
D

628 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 00:02:43 ID:RBeB2Ny2
D:「反町君、一気に決めちゃいなさい!」『ソリマチドライブ』を打って貰う!(威力:65、ポスト・枠外無効)

鈴仙「……反町君、この勢いで一気に決めちゃって!」

反町「――ああ、分かった!」

グワァァァァァァッ……!!

実況「来た〜〜! 試合開始1分を待たず、リトルウイングズがこの試合1本目のシュートだ!
    シュートを放つのは、右サイドに捌けた反町選手! 充分に距離を取って、大きく右脚を上げます!
    そして…………!」

反町「(これが俺の魔法。『ソリマチドライブ』だ……!)」

バッ……シィィィィンッ! ゴオオオオオオオオオオオッ……!

ロブソン「……!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

実況「それに対して、ロブソン選手も不動のまま、気合を解放!
    地面を揺るがす恐ろしい気が、ここウェンブリースタジアム中を満たします!
    ロブソン選手の闘気と反町選手の魔法のぶつかり合い! 果たして勝つのはどっちだ〜〜!」

629 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 00:04:28 ID:RBeB2Ny2
先着4名様で、

★反町→ソリマチドライブ 65 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ブライヤー→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ロブソン→ブロック 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(ケリーがフォロー)(トーマスがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→反町の『ソリマチドライブ』がイングランドのゴールを屈服させる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(リトルウイングズのコーナーキック)(ケリーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
反町の『ソリマチドライブ』はポスト・枠外を無効化します。
ロブソンのマークがダイヤで、「ティターンブロック(+10、300消費)」が発動します。
ロブソンのマークがハートで、「ギガントブロック(+8、250消費)」が発動します。
ロブソンのマークがスペードで、「ヘビーブロック(+6、150消費)」が発動します。
ロブソンのマークがクラブで「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

630 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:05:17 ID:???
★反町→ソリマチドライブ 65 ( ハート7 )( 6 + 1 )=★

631 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 00:05:42 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>620
えらく極端な目が出ましたねwしかし反町君は得意な筈のパスの判定が何時も悪い気がします…


632 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:06:22 ID:???
★ブライヤー→ブロック 54 ( スペードQ )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 ( スペード10 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=★

633 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:06:46 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤ2 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( ダイヤA )( 5 + 1 )+(人数補正+2)=★

634 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:07:18 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( ハートA )( 1 + 1 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( ダイヤA )( 4 + 5 )+(人数補正+2)=★

635 :森崎名無しさん:2018/04/18(水) 00:48:27 ID:???
★トーマス→パンチング 60 ( ダイヤ8 )( 5 + 6 )=★

636 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/18(水) 23:44:12 ID:???
すみません、今日はアルコールが入ってしまったため、更新をお休みします。

637 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:20:42 ID:F6t/K9QQ
★反町→ソリマチドライブ 65 ( ハート7 )( 6 + 1 )=72★
★ブライヤー→ブロック 54 ( スペードQ )( 1 + 2 )+(人数補正+2)=59
 ネイマス→ブロック 54 ( スペード10 )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=65★
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤ2 )( 2 + 6 )+(人数補正+2)+(ティターンブロック+10)=78
≦−2→イングランドボールに。

ギュウウウウウウウウウウウウン……グググッ!

ブライヤー「な、なんて際どいコースを突きやがる!」

ネイマス「こ、こんなの取れないよぉ!?」

反町が放った自慢のドライブシュート『ソリマチドライブ』は、その精度とシュートコースの緻密さが特徴だ。
東邦学園時代からコツコツと磨き上げた職人技のシュートコントロール力を開花させたこの隠れた大技は、
その地味な外形に反して敵にとっては最高に嫌らしい、まさしく毒の魔法が籠った奇跡のシュートと言えた。

反町「(シュートは決して、相手を吹っ飛ばすのが有利と決まった訳じゃない!
    ロブソンみたいな巨漢が相手には、俺はその隙間を潜り抜けるテクニカルシュートが有効な筈だ!)」

反町自身も、自らの放ったシュートを、ロブソンが捉えられる訳がないと確信していた。
ロブソンは大柄故に、小回りの利いた動きが出来ないと推測し、
敢えて彼の身体のすぐ隣を抜けるコースを選択。その通りにシュートをなぞらせる。
しかし――ロブソンの豪胆なる闘気は、反町の智恵と職人芸の織りなす魔法を凌駕していた。

ロブソン「(……こいつ、やるな)」

ロブソンもまた、一流の選手として反町が放ったシュートが単なる二流半の技でない事に気付いていた。
生半可な気合では、自分はこのシュートに触れる事が出来ないと。ならばこそ――彼は全力で立ち向かう。

638 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:22:18 ID:F6t/K9QQ
ロブソン「皆! 耳をふさいでいろ!」

ケインズ「!? お、おう!」

トーマス「一体何が始まるんだ……!?」

ロブソンは仲間達にそんな風変りな指示を出すと、大きな地響きともに、仁王立ちでPAに立ちふさがり、

ドンッ! ドドドンッ!

                ロブソン「■■■■■――――!!!」

ゴゴゴ……バリバリバリバリッ!

言語とも言えぬ、聞きがたくおぞましい叫び声を上げる。
声による空気の振動は破壊の衝撃と化し、地面はめくれ上がり、彼を中心に小さなクレーターを作る。
その光景はまさしく巨人――いや、神話にて語り継がれる巨神の末裔を彷彿とさせるもの。
これに対し、ボールはゴールへと推進しながらも、その圧を受けて大きく変形していき。

ゴゴゴゴゴゴ……ボンッ!

巨神の唸り声が聞こえてから数秒、小さな破裂音が鳴った。
ロブソンの脇を通り過ぎようとしたボールが、いよいよその衝撃波に負け、粉々に砕け散ってしまっていた。
これには審判も慌てて笛を鳴らし、試合はイングランドのゴールキックで進むのだが……。

639 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:23:25 ID:F6t/K9QQ
ロブソン「……何とか、防げたか。間一髪だった」

反町「ば、バケモノ……バケモノだ……!!」

鈴仙「嘘でしょ……? グーパンチでボール破裂位なら驚かないでいたけど、
    叫び声だけでボール破裂ですって……!? こんなん、鬼の四天王レベルじゃないのよぉ……!?」

胸を撫で下ろしてごく平凡にブロックを喜ぶロブソンとは裏腹に、
その所業を間近で見ていた反町と鈴仙は、思わず地面にへたりこんでしまう。

鈴仙「(やっぱり、外の世界のサッカーはおかしいよ……早苗くらい常識に囚われてないよぉ……)」

そんな鈴仙の心の叫び声も無視されて、試合は進み――。

実況「さあ〜! リトルウイングズの攻撃は失敗してイングランドに攻撃の手が移りました。
    GKのトーマス選手のゴールキックから試合再開です。思いっきり前方にフィードされたボールは……」

ロリマー「よし、カウンターだ……!」

ポーンッ、パシッ!

実況「ボールはCFWのロリマー選手がフォローしました! 鈴仙選手と反町選手が前方に上がった今、
    これをタックルに向かえるのは……中盤のMFのパチュリー選手とアリス選手の魔女コンビです!」

パチュリー「……連携して止めるのよ。良いわね?」

アリス「(魔女コンビかぁ……えへへ、良い響きだなぁ……って、そんな事考えてる場合じゃないわ!)」

ロリマー「言っとくが、……俺が突破しても恨むんじゃないぞ!」

ダッ! バババッ!

640 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:24:38 ID:F6t/K9QQ
先着2名様で、

★ロリマー→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 アリス→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ロリマー、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがフォロー)(テイラーがフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
ロリマーのマークがダイヤ・ハートで、「バウンスフェイント(+3)」が発動します。
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「アグニシャイン(+2)」が発動します。
アリスさんのマークがダイヤで「トリップワイヤー(+2)」が発動します。

641 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 21:25:33 ID:???
★ロリマー→ドリブル 55 ( ハート4 )( 6 + 4 )=★

642 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 21:28:34 ID:???
★パチュリー→タックル 55 ( スペード5 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=
 アリス→タックル 55 ( ダイヤ10 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=★

643 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:50:29 ID:F6t/K9QQ
★ロリマー→ドリブル 55 ( ハート4 )( 6 + 4 )+(バウンスフェイント+3)=68★
★パチュリー→タックル 55 ( スペード5 )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=66
 アリス→タックル 55 ( ダイヤ10 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)+(トリップワイヤー+2)=65★
≧2→ロリマー、ドリブル突破!

ロリマー「それっ!」

フワッ……バーンッ!

パチュリー「(一度浮かしたボールを、地面に叩き付けた? ミスキック……いや、違う!)」

パチュリーが気付いた頃には遅かった。そして彼女は侮っていた。
ロリマーは確かに世界トップクラスのFWと呼ぶには一歩劣るが、決して単なる凡才ではない。

ポーンッ、キュンッ。クイッ!

アリス「バウンドして零れた筈のボールが……戻って来たですって!?」

ロリマー「俺にはこれ一芸しかないんだよ。許せ」

卑屈にそう言い捨てながら、ロリマーは完全に出遅れたパチュリーとアリスの間を悠々と潜り抜ける。
世界では二流を自称する彼が唯一誇るちっぽけな才能。
それがこの、”バウンドするボールの軌道を読み切る”才能だった。

644 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:51:51 ID:F6t/K9QQ
ロリマー「……さて。折角だし、決めてみますかね」

グワァァァッ……!

そして――ロリマーはバイタルエリアに突入し、慧音のプレスが入るよりも早く、
その右脚を――小さく、振り上げて。

ロリマー「『バウンドショット』」

バシッ…。 ――ポーンッ! ポンッ、ポンッ、ポーーンッ、ポーンッ……。

慧音「な、なんだ。この不気味なシュートは……!?」

穣子「い、生き物みたい……諏訪子様の『ミシャグジさま』みたいに……ウネウネ、動いてる!」

実況「で、出た〜〜! ロリマー選手の十八番、変幻自在の『バウンドショット』です!
    まるで生き物のように不定形に、しかし着実にゴールを狙う魔弾が、リトルウイングズゴールを狙います!
    ロブソン選手の守備成功から一転、リトルウイングズは失点の危機だ〜〜〜!!」

静葉「(私の位置はSB。今から走れば、私が穣子を飛ばす土台になって、
    『オータムスカイラブブロック』に行けるけど……ここは、どうすべきかしら)」

にとり「へへーんだ。この位、私が本気を出せばチョロい(……けど、全力出すと後で死ぬしなぁ。
    慧音と穣子がブロックに来てくれそうだし、お燐や静葉もフォロワーで居るし。私は手抜きで良いかなぁ……?)」

645 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 21:56:24 ID:F6t/K9QQ
☆穣子と静葉の『オータムスカイラブブロック』を使用しますか?

A:静葉を土台に、『オータムスカイラブブロック』だ!(威力:63+(人数補正+1))150×2消費
B:穣子は一人でブロックに向かう!(穣子のブロック:57)

穣子のガッツ:880/880
静葉のガッツ:830/830

ロリマーの『バウンドショット』の威力:63

☆どのセービングをしてもらいますか?
 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

B:のびーるアーム・改(セーブ力に固定で+8されます)150消費
必殺キャッチです。勝利時はパンチングよりも有利な判定となります。

C:パンチング(セーブ力に固定で+4されます)80消費
ボールを弾きます。勝利しても自陣深くにボールが残ることが多いです。

D:キャッチング(セーブ力に固定で+2されます)40消費
ボールを掴みます。成功率が低い分、勝利時はこちらにより有利な判定となります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
にとりセーブ力:57
ロリマーの『バウンドショット』の威力:63
にとりのガッツ:750/750

※二つの選択肢を同時に選んでください(例:AA、AB…など)
 (一つ目の記号=オータムスカイラブブロックを使うか否か、二つ目の記号=にとりのセーブ行動 とします)
※今回の選択肢は【部分一致制】で進みます。

646 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 21:58:04 ID:lrLlsaJo
AC

647 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:28:29 ID:OFh5gEns
BA

648 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:35:25 ID:c7Ql5ruI
AA
コンビプレイ覚醒狙いたいし失点もしたくないから

649 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 22:44:25 ID:F6t/K9QQ
☆穣子と静葉の『オータムスカイラブブロック』を使用しますか?
A:静葉を土台に、『オータムスカイラブブロック』だ!(威力:63+(人数補正+1))150×2消費
☆どのセービングをしてもらいますか?
A:真・のびーるアーム(セーブ力に固定で+10されます)200消費

静葉「(……ここはポジションの利を取りに行く!)――穣子、連携よ!」

穣子「うん。分かったよお姉ちゃん!」

ガシイッ、ボーーーーーーーーーーンッ!

実況「おっとお!? ブロックに向かう穣子選手の前に静葉選手がサイドから走り寄り……、
    ――自慢の『オータムスカイラブブロック』で飛んだ〜〜〜!」

にとり「(……いや! ダメだ! サボっちゃ駄目だ! 穣子達が全力で行ってて、
     私一人がサボってたら、間違いなく戦犯扱いされて殺される!
     戦わなくっちゃ……殺される前に……!)で、でりゃぁぁぁ!! 全力だぁぁぁっ!」

ウィ〜ン。ゴオオオオオオオオッ……!

実況「そしてにとり選手も最高級の『真・のびーるアーム』を発動!
    イングランドの攻撃を封殺する体制は万全だが、果たして〜〜〜〜!?」

650 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 22:45:33 ID:F6t/K9QQ
先着3名様で、

★ロリマー→バウンドショット 63 (! card)(! dice + ! dice)=★
★穣子→オータムスカイラブブロック 63 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★
★にとり→真・のびーるアーム 67 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがねじ込み)(テイラーがねじ込み)(お燐がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→ロリマーの『バウンドショット』がリトルウイングズのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがねじ込み)(イングランドのコーナーキック)(お燐がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
穣子はスキル・丈夫な身体により必殺ブロック発動時、吹き飛び・負傷を無効化します。
慧音のマークがダイヤで、「アマテラスミラー(+8、250消費)」が発動します。
慧音のマークがハートで、「八咫の鏡(+6、150消費)」が発動します。
慧音のマークがスペードで、「三種の神器 鏡(+4、100消費)」が発動します。

651 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:46:35 ID:???
★ロリマー→バウンドショット 63 ( ハート3 )( 6 + 3 )=★

652 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:46:59 ID:???
★穣子→オータムスカイラブブロック 63 ( クラブQ )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=
 慧音→ブロック 57 ( スペードA )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

653 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:47:41 ID:???
★にとり→真・のびーるアーム 67 ( クラブJ )( 6 + 2 )=★

654 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 22:48:22 ID:???
おのれ妖怪1足りないめ……

655 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:07:50 ID:F6t/K9QQ
★ロリマー→バウンドショット 63 ( ハート3 )( 6 + 3 )=72★
★穣子→オータムスカイラブブロック 63 ( クラブQ )( 5 + 5 )+(人数補正+1)=74

穣子「地球の歴史で秋は何回来たと思ってんの? ……35億! あと5000万回」(たぶん)

ゴオォォォォォォッ……バチッ!

ロリマー「ちっ……」

実況「穣子選手と静葉選手、貫録の連携プレー! 普段は上空に穣子選手を飛ばす『オータムスカイラブブロック』ですが、
    今回は地面を跳ねる『バウンドショット』に対し、地面スレスレをグライダーのように滑空する飛ばし方で、
    ボールを薙ぎ払ってカット! 臨機応変なテクニックに観客席は感嘆の嵐です!」

鈴仙「(そ、そうよ……トンデモサッカーは外の世界の専売特許じゃない!
     私達だって、こんなにも凄いプレーができる仲間がいるじゃないのよ……!!
     そして何より反撃のチャンス! ――よし、元気が戻って来たわ!)」

鈴仙もまた、遠くで穣子達の連携が決まったのを確認すると、先程のロブソンのプレーで削がれた士気を回復させ、
次の攻めをどう組み立てるか考えを馳せた。

鈴仙「(無難に考えると、穣子にはこのままクリアして貰った方が良い。さっきのロリマー君みたく、
     一気に中盤を抜いてシュートまで漕ぎつかせられるかもしれないし。
     ただ、ロブソン君を抜くという観点から言うと、駒は多い方が良いに決まってる。
     その観点で言えば、今こそサイドバックを軸とした攻撃が有効になりそうだけど……。
     左のお燐と右の静葉さん。今のイングランドの布陣上、どっちが良いのかしら)」

穣子の傍にはさっそく、ボールを奪い返そうとリチャードやテイラーが迫って来ている。
サイドバックの二人には一旦GKのにとりを経由すれば安全にボールを配給できそうだが、
パチュリーやアリスへボールを渡すには、この二人を掻い潜らなくてはいけないだろう。

656 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:09:51 ID:F6t/K9QQ

鈴仙「(一番理想的な攻めは、パチュリーさんに渡して、レジスタの視点の下、『パチュリー戦法』を発動して貰って、
     チーム全員で速攻を掛ける事なんだけどね。……さて、ここは――)」

A:「穣子、そのまま思いっきり前にクリアしちゃって!」クリアして流れを断ち切る。(更に判定)
B:「お燐よ! 今こそあいつのオーバーラップで反撃だわ!」お燐の左サイドアタックで攻める。
C:「静葉さんよ! 静葉さんのパスで中盤底から攻撃を組み立てましょう!」静葉のパスで攻める。
D:「パチュリーさんよ! 『パチュリー戦法』が炸裂すれば、攻撃が一気に加速するわ!」パチュリーの戦術で攻める。
E:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

657 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:11:08 ID:lrLlsaJo
A

658 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:11:47 ID:c7Ql5ruI
B

659 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:24:40 ID:akZSEMDU
B

660 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:25:20 ID:JWG2Gv1s
B

661 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:37:57 ID:F6t/K9QQ
B:「お燐よ! 今こそあいつのオーバーラップで反撃だわ!」お燐の左サイドアタックで攻める。

鈴仙「(イングランドの陣形は……右サイド側にWGのテイラー君を置いた4−3−3。
     左のFWのリチャード君は今、中央の穣子に迫っている。つまり――)……穣子、一旦後ろに戻して!
    ――今こそ、アイツが。お燐が活躍すべき場面よ!」

穣子「ぇ……? あ、……うん!」

バシッ……!

実況「おっと穣子選手、ここで一旦ボールをGKに預けました。
    にとり選手は左コーナー付近のDF……お燐選手にボールをパス。遅攻でしょうか……?」

お燐「遅攻ぉ? あたいみたいな地獄っ子が、そんなノンビリとした事、する訳ないじゃん!」

ダッ……。 スタッ! スタタタタタッ……! シュンシュンッ!

実況「お、おお……!? こ、これは……!? お燐選手、超トリッキーな動きの、オーバーラップです!
    左サイド上で機械体操の如く前転後転バック宙を決めながら、鮮やかかつ大胆にボールを前方へ運びます!」

リチャード「ち、畜生……!」

ウィルソン「くそっ、させるか……!」

ケリー「俺も居るぞ!」

ダッ!

実況「キャット空中三回転なお燐選手を追いかけるのは、イングランドのMF2名!
    ウィルソン選手とケリー選手です! ですが果たして、この二人だけでこのトリックスターを捌けるのでしょうか!?」

662 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/19(木) 23:39:14 ID:F6t/K9QQ

お燐「――さァさとり様、ベンチで見てて下さいよ。これが、あたいの真骨頂さ!」

さとり(ベンチ)「(なんか、とてつもなくイヤな予感しかしないんですが……)」

先着2名様で、

★お燐→ドリブル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(サイドプレイヤー+2)=★
★ウィルソン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→お燐、中盤左サイドを一気に駆け上がる!
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(てゐがフォロー)(リトルウイングズのスローイン)(イングランドのスローイン)
≦−2→イングランドボールに。
【補足・補正・備考】
お燐のマークがダイヤで「キャットランダムウォーク(+5)」が発動します。
お燐のマークがハートで「キャッツウォーク(+3)」が発動します。

663 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:42:27 ID:???
★お燐→ドリブル 55 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドプレイヤー+2)=★

664 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:57:12 ID:???
★ウィルソン→タックル 53 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( ダイヤ9 )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=★

665 :森崎名無しさん:2018/04/19(木) 23:57:18 ID:???
★ウィルソン→タックル 53 ( クラブ5 )( 6 + 1 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( スペード9 )( 2 + 1 )+(人数補正+1)=★

666 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 00:25:31 ID:???
お燐がきちんと仕事を果たしたところで、今日はここまでにします(汗)
明日職場の飲み会があるので、更新できないかもです…
>>654
オータムスカイラブはもう一段階成長の余地があるのですが、惜しかったですね…

667 :森崎名無しさん:2018/04/20(金) 20:15:42 ID:???
なにぃ!お燐が中央以外で活躍だとぉ

668 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:53:19 ID:???
あまり飲まずに帰ってこれたので、少しだけ更新します。
>>667
正直ダイスって零れ球になると思ってました(びっくり)
いや実際、サイド際のお燐は反則級な能力値なので当然の結果なんですが…

669 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:54:28 ID:GrehIQpo
★お燐→ドリブル 55 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(サイドプレイヤー+2)+(キャットランダムウォーク+5)=69★
★ウィルソン→タックル 53 ( ハート5 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=57
 ケリー→タックル 53 ( ダイヤ9 )( 3 + 1 )+(人数補正+1)=57★
≧2→お燐、中盤左サイドを一気に駆け上がる!

お燐「それそれそれーっ!」

ダダダッ! バァァァッ! グルグルグルッ! スタタッ!

ウィルソン「す、凄すぎる……!」

ケリー「まるでディアスみたいなドリブルじゃないか!?」

実況「お燐選手、鮮やかな天才的ドリブルで中盤左サイドを一瞬で突破!
    ライン際での曲芸からの大ハンドスプリングでウィルソン選手ケリー選手を大胆に抜き去ります!」

さとり(ベンチ)「なにィ!? お燐が普通にサイドを突破したですって!?」

霞(ベンチ)「……? 別にお燐さんの実力でしたら、今の勝率は80%を超えていましたし……そう驚く事ではないのでは?」

さとり(ベンチ)「い、いや……そうなんですが。そうなんですがね……(絶対にヘタれると思ってた……)」

670 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:55:40 ID:GrehIQpo

ベンチでさとりがなんとなく釈然としない様子を見せるも、周囲にとってはそれどころではない。
イングランドのMF陣は手薄であり、DF陣がロブソンを中心にPA内に寄っている以上。
リトルウイングズにとって、このお燐のドリブル突破は絶好の得点チャンスとなるのだから。

鈴仙「い、いけるわ……! これなら……!」

さっきは攻撃に失敗したが、今回は状況が異なる。FWである鈴仙と反町がバイタルエリア前に構えているのは同じだが、
その後ろの布陣が厚い。左サイドバックのお燐から攻撃を組み立てたため、
まず、配置的にその前に居る、左サイドバックのてゐが鈴仙の随分近くまで上がってきている。
イングランドがリトリートを決め込む以上、彼女にドリブルゴールを任せるも、『インビジブルデューパー』を狙うも、思いのままだ。

鈴仙「(それだけじゃない。お燐にセンタリングを上げさせれば、私がスルーして反町君に渡す事だって。
     なんならポストプレイで、もっと別な誰かに渡す事だって出来る!
     いやむしろ、コーナーまで攻め上がって貰った上で、お燐にシュートを撃たせるのだって良いかもしれない。
     ロブソン君を超えるか、零れ球にする機会が得られれば、ゴール確率はぐっと上がるけど、その為には手数が必要だもの)」

ロブソン「………………(さて、どう来るか。お手並み拝見だ、リトルウイングズのキャプテンよ)」


671 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/20(金) 23:57:25 ID:GrehIQpo

ペナルティエリア内では依然、ロブソンが周囲の仲間達と共にPA内で城塞の如く立ちはだかっている。
無言の圧力に気圧されながらも、鈴仙達が出した攻撃方法は――。

A:前方のてゐに渡して貰い、『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費
B:前方のてゐに渡して貰い、てゐにドリブル突破からの一対一を仕掛けて貰う!(てゐのドリブル:56)
C:ここは私に持って来い、『マインドエクスプロージョン』だ!(威力:65+1/4でGKに転倒ペナ)250消費
D:ここは私に持って来い、ドリブル突破からの一対一を仕掛ける!(鈴仙のドリブル:56)
E:私にセンタリングを、『マインドスパークルマイン』だ!(威力:66+1/4でGKに転倒ペナ)300消費
F:私にセンタリングを、『玉兎スルー』だ!(威力:65)150消費
G:いっそお燐が決めて来い、サイドからフリーで『スプリーンイーター』だ!(威力:57+(補正合計+4))
H:その他 自由選択枠 反町に渡したい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:950/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

672 :森崎名無しさん:2018/04/20(金) 23:58:09 ID:et+Oapks
A

673 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 00:01:13 ID:qnTtKLGQ
A

674 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:09:37 ID:kwxAZoUw
A:前方のてゐに渡して貰い、『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費

鈴仙「(てゐが上がってくれている、この機会を見逃すもんですか……!)――お燐、前に渡して!」

お燐「前? ……ああ〜、了解了解!」

鈴仙は集中力を振り絞り、周囲の気配を察知して――今が最大のチャンスである事を把握していた。
だからこそ彼女は、お燐にそう指示を出すと共に、すぐそこに居ると確信している相棒に、

鈴仙「……居るんでしょう、てゐ。決めるわよ!」

――と、力強く促すと。

てゐ「――ああ、勿論さ。ウチらが最強の二人組である事を世界に見せしめてやろうよ!」

ポーンッ、バシッ。グワァァッ……ギュンギュンギュンギュンッ!

練習の時から何度も何度も聞き飽きた、力強く風を切るうねり声が聞こえる。
ここまで至れば、もはや視力の有無は関係ない。
幾千幾万と繰り返された動きをもう一度、ここに再現すればいいだけだ。
鈴仙は暗闇の中に思いっきりダイブして、身体を捻らせて――。

675 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:10:50 ID:kwxAZoUw


                                てゐ「さあ喰らいな、イングランド! これが私達の奥義!」

鈴仙「真実の友情――『インビジブルデューパー』よッ!」

           バアアアアッ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!
                        ギュンッ、バシュウッ!

      ギュォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
        ―――ギュウウウウッ!  グィイイイイッ……ン!! ギュンギュンギュンギュンッ!!
          ズッゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!! 


実況「こ、これは。これは……凄い! 噂には出回っていましたが、まさかこれ程とは!
    てゐ選手の複雑なパスに合わせて、鈴仙がボレーシュートでダイレクトに蹴り込んだ!
    その結果、シュートは幻影の軌道さえ描きながら、イングランドのゴール前を超高速で駆け抜ける!
    幻想ブースターシュート、『インビジブルデューパー』が発動だ〜〜〜〜〜!!
    ロブソン選手を始めとするイングランドの最終ラインは、この幻想を止められるのか!?」

ロブソン「…………!!」

676 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:12:16 ID:kwxAZoUw
先着4名様で、

★鈴仙→インビジブルデューパー 68 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ブライヤー→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ロブソン→ブロック 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーがフォロー)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙の『インビジブルデューパー』がイングランドのゴールに決まる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(リトルウイングズのコーナーキック)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
ロブソンのマークがダイヤで、「ティターンブロック(+10、300消費)」が発動します。
ロブソンのマークがハートで、「ギガントブロック(+8、250消費)」が発動します。
ロブソンのマークがスペードで、「ヘビーブロック(+6、150消費)」が発動します。
ロブソンのマークがクラブで「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

677 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 01:13:29 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
本日もお疲れ様でした。

678 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:19:43 ID:???
★鈴仙→インビジブルデューパー 68 ( ダイヤJ )( 3 + 5 )=★

679 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:24:30 ID:???
★ブライヤー→ブロック 54 ( スペード2 )(! dice + 3 )+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 ( ダイヤ9 )(! dice + 2 )+(人数補正+2)=★

680 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:26:55 ID:???
★ブライヤー→ブロック 54 ( ダイヤK )( 3 + 2 )+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 ( ハートA )( 4 + 5 )+(人数補正+2)=★

681 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:29:39 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤQ )( 5 + 4 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( クラブ4 )( 5 + 3 )+(人数補正+2)=★

682 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:31:58 ID:???
★トーマス→パンチング 60 ( ハート9 )( 1 + 2 )=★

683 :森崎名無しさん:2018/04/21(土) 01:36:38 ID:???
乙でした
ロブソン引き強いなぁ

684 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/21(土) 18:15:18 ID:???
今日は外出予定が入ってしまったので、更新をお休みします。
>>683
乙ありがとうございます。GM的には強キャラ感が出ていて良かったとも思いつつ、
そろそろヘタれて欲しいところですね…(汗)

685 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:43:36 ID:???
更新再開します。ロブソンの描写を考えていたら、いつにもましてトンデモサッカーになりましたが、
笑って受け止めて頂ければ幸いです(汗)

686 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:44:36 ID:hXIQA0tY
★鈴仙→インビジブルデューパー 68 ( ダイヤJ )( 3 + 5 )=76★
★ロブソン→ブロック 58 ( ダイヤQ )( 5 + 4 )+(人数補正+2)+(ティターンブロック+10)=79
≦−2→イングランドボールに。

 ――バ バ バ バ バ  バ ッ !

空を薙ぎ払い切り裂く轟音と共にボールはゴールを目指す。
反町が先程放った『ソリマチドライブ』はあくまで完全なるテクニカルシュートだったが、
鈴仙達の『インビジブルデューパー』はその軌道の不可思議さに加えて、圧倒的な速度とパワーを持つ。
相手を吹き飛ばす事には特化していないため、ロブソンの腹を貫く事は不可能にしても、
少なくとも先程のように、叫び声だけで防げるような代物ではない。

ロブソン「(……良いシュートだ。技術、速度、そしてパワー……。必殺シュートに必要な要素のすべてが、
       非常に高い水準で込められている。そして何より、これを放った者も、相当に高い基礎技術を持っている。
       ――これは、全力の全力でも無ければ、止められまい)」

――そしてロブソンは、当然にこのシュートを正確に評価していた。
故に、彼は全力を駆使して、このシュートを防ぐ為の唯一の手段を取る。

687 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:46:33 ID:hXIQA0tY
ロブソン「むううううんっ!」

ズシンッ! ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

実況「お〜っと! ロブソン選手、地面を強く打ち据えながら、闘気のオーラを解放していく〜〜!
    周囲の空気がビリビリと震え、スタジアム全体が揺れている事が実況席からでも分かります。
    これは一体、何が――」

実況が話し終える前に――。それは起きた。

ロブソン「――αδαμα?」

ギンッ! ブウウウウウウウウウウウウンッ!!

ロブソンは小さく呟いた刹那、巨木の如き右脚で大きく薙いだ。
周囲からは暴風が吹き荒れて、ネイマスやケインズ等仲間のDFごとゴール前から吹き飛ばされていく。
しかし恐るべきはそれだけではなく。

バァァァッ……キンッ!

鈴仙「――ぇ」

その丸太は――鈴仙のシュートを、完璧に捉えていたのだ。
長さ80センチはあろう、特注サイズのスパイクの足の甲に――サッカーボールが小さくスッポリと収まっていた。

688 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:47:46 ID:hXIQA0tY
霞「こ、これは……この気は。あの技は……!? でも、そんな。あり得ない……!」 

つかさ「同じCBとして、あの人の力が絶大なのは分かりますが……霞ちゃんは、もっと詳しい事が分かるの?」

霞「信じたくはないけど、ね……。――つかさちゃんは、”ティーターン十二神”って、聞いた事ある?」

つかさ「ごめん。私、あまり物語とかには詳しくなくて……」

さとり「私は分かりますよ。外の世界のギリシャ神話やローマ神話に出て来る神々の話ですね」

眼前で展開される神々しき光景に言葉を失う鈴仙達に代わり、ベンチで試合を観戦している
霞につかさ、さとり達はこの現象を分析しようとしていた。

さとり「ティーターンとはそも、天空の神ウーラノスと大地の神ガイアの間に生まれた十二の子を指します。
    天空と大地との間に生まれた故に、それぞれの子が、非常に巨大な躰を持っており、
    ゼウスやハデスを始めとする、オリュンポス十二神の生みの親でもあると言われています」

佳歩「あ! ゼウスとかハデスとかなら私も知ってます! でも、その話とロブソンさんが、どう関係するんでしょうか……?」

さとりの解説に至極常識的な佳歩の質問が入る中、霞はある確信を持って、こう仮説を述べた。

霞「さっき、ロブソンさんが呟いていた『αδαμα?』って言葉。これはギリシャ語でアダマスと呼んで、
  ”征服されない”って意味にもなるんだけど……これはギリシャ神話でいう、魔法の金属を指す言葉でもあるの」

さとり「昔、こいしがどこかから外の世界のゲームソフトを持って来て、私に見せてくれましたけど、
    その時に『アダマンタイト』という金属が出てきましたね。これは多分、アダマスが語源となっているのでしょう。
    ……そして、ティーターン十二神にアダマスと言えば、ある神の名前が浮かび上がってきます」

さとりの補足に、霞の言葉を待たずして。……無言を貫くコーチが口を開いた。

コーチ「――Κρ?νο?(クロノス)、か。……成程。そうだとすれば、あの巨躯も、
     アダマスの加護を持つ事も、そして噂に聞く、一度だけの復活能力も、全て説明がつくの」

689 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:49:47 ID:hXIQA0tY
慧音「何という事だ。ならばあの少年はクロノス神の生まれ変わりだとでも言うのか……!?」

パチュリー「そんな事は言っていない。ただ、彼にはそれに比肩するだけの力があると。そう言いたいだけよ」

鈴仙のシュートを防ぎきり、今まさにボールを前方にフィードしてみせたロブソンを尻目に、
チームの知識人層である慧音とパチュリーはそう囁きあう。

パチュリー「クロノスはアダマスで出来た鎌を使い、父であるウーラノスを去勢した。
       それと同じように、ロブソンもアダマスの力を使いこなす才能がある。
       彼はその力を利用して、鈴仙や反町のシュートを阻んで見せたのよ」
       
慧音「スウェーデンのブローリンが腹筋を。ブラジルのディウセウが気功を。
    そしてつかさや全日本の石崎が顔面を使うのと同じく、彼はアダマスの力で、シュートを防ぐとすれば、
    確かに辻褄が合う。そして、もしそうならば、ロブソンの復活能力にも説得力が出る……」

アリス「クロノスは息子のゼウスとの戦争に負け、地獄の果てであるタルタロスへと追放された。
     しかし後に、クロノスは楽園――エリュシオンの管理者となる事を許された。
     成程、噂に聞くロブソン君の復活能力は、その逸話が元であると言える訳ね」

パチュリー「まあ。あくまでも仮説だけどね。……ともかく。
       ロブソンは『インビジブルデューパー』を真正面から防げる程の実力者。
       次以降は、攻め方をもっと考えないといけないという事よ」

反町「(最後のパチュリーさんのまとめだけあれば、これまでのやりとりと描写の一切が不要な気がする……)」

反町が空気を読んで敢えて言いたい事を言わないでいる中で、
イングランドはボールをフィードし、次なる反撃に備えて牙を研いでいる。
次にボールを拾った選手は――。

690 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 22:52:34 ID:hXIQA0tY
先着1名様で、

★ゴッド・オブ・サッカー→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→ロブソンがフィードしたゴールは、そのままにとりの守るゴールへ!?
ダイヤ→ナズーリンがフォローするも、テイラーが迫る!
ハート→テイラーがフォロー。
スペード→ロリマーがフォロー。
クラブ→リチャードがフォロー。

691 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 22:54:15 ID:???
★ゴッド・オブ・サッカー→ スペード4

692 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:04:53 ID:???
クロノス相手ならムテキゲーマー呼んでこなくちゃ……(元ネタ違い)

693 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:09:02 ID:???
そうか!ゼウス、つまり雷属性のシュートを当てれば倒せるってことか・・・!

694 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 23:12:14 ID:hXIQA0tY
★ゴッド・オブ・サッカー→ スペード4 ★
スペード→ロリマーがフォロー。

ポーンッ、パシッ。

ロリマー「ちぇっ、また俺か……」

リチャード「ぼやいてるんだったら俺にもボールを寄越せ! 殺すぞ!」

ロリマー「……分かったよ、リチャード。何べんもシュートするのは疲れるし、次は頼んだ」

グワァァァァァッ……!

ロリマー「『バウンドパス』」

バシッ。――ポーンッ、ポーンッ……!

実況「ロブソン選手のフィードを中盤で受け止めたのはロリマー選手。そしてロリマー選手は即座に
    前方左サイド側のリチャード選手へとパスを出しました!」

アリス「(パチュリーは鈴仙達のフォローに行くために前に出過ぎた。ここは、私が止めなくちゃ!)――取るッ!」

フワァッ……!

実況「それに対して飛びつくのは、アリスさん……失礼、アリス選手です!
    さん付けが取れ、クールさを取り戻したらしい彼女は果たして、ボールをクールに奪えるのでしょうか!?」

695 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 23:13:19 ID:hXIQA0tY

先着2名様で、

★ロリマー→バウンドパス 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★アリス→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→リチャード、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そして左から順に
(テイラーがフォロー)(慧音がフォロー)(ナズーリンがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【補足・補正・備考】
アリスのマークがダイヤで「ムーンサルト上海(+4)」が発動します。
アリスのマークがハートで「上海人形カット(+3)」が発動します。

696 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:14:06 ID:???
★ロリマー→バウンドパス 56 ( クラブK )( 6 + 1 )=★

697 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:15:10 ID:???
★アリス→パスカット 57 ( スペードA )( 3 + 4 )=★

698 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 23:31:32 ID:hXIQA0tY
★ロリマー→バウンドパス 56 ( クラブK )( 6 + 1 )=63★
★アリス→パスカット 57 ( スペードA )( 3 + 4 )=64★
=1、0、−1→ボールは零れ球に。そしてナズーリンがフォロー

ポーンッ、ポンッ……クルッ!

アリス「(――くっ。シュートだけじゃなくて、パスも取り辛いなんて……!)」

バァァァッ……バチイッ!

実況「アリス選手、ロリマー選手の『バウンドパス』にも喰らい付き、辛うじてですがボールをカット!
    ボールを右サイドに流し、右サイドハーフのナズーリン選手にフォローさせます! しかし……!」

ナズーリン「……そう簡単には、攻めを諦めてくれないようだね」

テイラー「それがサッカーだからな。――さて、行くぞ!」

バッ、ズザアアアアアアアアアアアッ!

実況「そこには右ウイングのテイラー選手が待ち構える! ナズーリン選手目がけて猛タックルだ〜〜!!」

699 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/22(日) 23:33:19 ID:hXIQA0tY
先着2名様で、

★ナズーリン→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★テイラー→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ナズーリン、ドリブル突破。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(静葉がフォロー)(慧音とリチャードで競り合い)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「小賢しいドリブル(+3)」が発動します。
ナズーリンはスキル・フェアプレイ精神により反則を犯さず、代わりにナズーリンが反則の条件を満たした場合−3のペナを負います。
テイラーのマークがダイヤで「テクニカルタックル(+2)」が発動します。

700 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:34:10 ID:???
★ナズーリン→ドリブル 56 ( ハート9 )( 4 + 6 )=★

701 :森崎名無しさん:2018/04/22(日) 23:37:53 ID:???
★テイラー→タックル 54 ( スペード5 )( 5 + 1 )=★

702 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 00:28:09 ID:Na5zAVRM
★ナズーリン→ドリブル 56 ( ハート9 )( 4 + 6 )+(小賢しいドリブル+3)=69★
★テイラー→タックル 54 ( スペード5 )( 5 + 1 )=60★
≧2→ナズーリン、ドリブル突破。

ナズーリン「それっ!」

バッ! クルンッ……、シュパァァァッ!

テイラー「……そう簡単には奪わせてはくれない、か」

ナズーリン「それがサッカー、だからね」

実況「ナズーリン選手、細々とした動きと大胆なフェイントを入り混ぜた『小賢しいドリブル』で
    テイラー選手を突破! リトルウイングズ、これで当面の危機からは解放されます!」

鈴仙「(ロブソン君は色々と常識外れだけど、他の選手相手だったら、皆も何とか戦えてるみたいね……)」

鈴仙は胸を撫で下ろしつつも、次の攻め手を考えながら前へと走り出す。

鈴仙「(激しい攻防があったけど、試合時間自体はそこまで進んでいないのよね。
     今でやっと、前半5分が経過したってところかしら。
     ロブソン君もある程度は消耗したようだけど、まだまだ余裕たっぷりみたいだし、攻めには未だ困りそうね……)」

イングランドはロリマーとリチャードによる攻撃を潰された格好となるが、
反面、中盤のMFは前線に上がり切っておらず、鈴仙達の攻撃には幅広く対応できる形をとっている。
しかし、鈴仙達リトルウイングズの面々もFWである鈴仙や反町を含め、中盤に概ね固まっているため、
攻撃の手段としては潤沢にあるように見える。

703 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 00:29:34 ID:Na5zAVRM
鈴仙「(ナズーリンのドリブル力は、今テイラー君を軽々突破したのを見た通り高い。
    パスについても、ドリブル程じゃないにしても技を持っていた筈だし、
    遠い場所にパスして貰う事もできる。さて、ここは……)」

A:ナズーリンにはこのまま右サイドを突破して貰う。
B:一旦中央のパチュリーに渡し、ゲームメイクをして貰う。
C:左サイドのてゐにサイドチェンジ。再度『インビジブルデューパー』を狙う。
D:すぐ傍のアリスにパスし、アリスの高いドリブル力を生かして攻め込む。
E:前方の鈴仙にパスを出して貰う。
F:前方の反町にパスを出して貰う。
G:ここは焦らず、パスワークで敵の出方を伺う。
H:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:720/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

704 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 00:31:04 ID:HEpZPYog
B

705 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 00:33:31 ID:/F2GLafU
B

706 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 00:39:46 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
>>692
ギリシャローマ神話のクロノスってもう一人居ますからね…私はこれ描写するまでごっちゃにしてました。
>>693
今回はクロノスなんで雷霆に弱そうですが、機会があれば他のティーターン要素も出したいですね。

707 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 21:55:20 ID:Na5zAVRM
B:一旦中央のパチュリーに渡し、ゲームメイクをして貰う。

鈴仙「(焦って点を狙っても、さっきみたくロブソン君に阻まれてオシマイになるだけ。
     だったら、レジスタの視点と才能を持つパチュリーさんに、堅実にゲームを組み立てて貰うべきね!)
    ――ナズーリン! パチュリーさんに渡して!」

ナズーリン「――私もそれに賛成だ。それっ!」

バシュッ……!

冷静な観点から、鈴仙はパチュリーへのパスを指示。
鈴仙を信頼しているナズーリンは指示通り、右サイドから中央へとボールを送った。

ウッズ「……………」

これに対し、パスカットに動けるのはナズーリンと同じく右サイドを守るイングランドのMF・ウッズのみ。
彼はナズーリンのこのパスに対して……。

先着1名様で、

★ウッズの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→出たら考えます(汗)
ダイヤ・ハート・スペード→「(今急いても意味がない。ウィルソンと協力できるよう、下がるべきだ)」
クラブ→「(ここで奪い返せばカウンターだ! 俺一人でもカットに行くぞ!)」

708 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 21:58:55 ID:???
★ウッズの判断→ クラブ8

709 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 22:05:35 ID:Na5zAVRM
★ウッズの判断→ クラブ8 ★
クラブ→「(ここで奪い返せばカウンターだ! 俺一人でもカットに行くぞ!)」

ウッズ「……ここは、俺一人でもカットに行くぞ!」

実況「あ〜っと! ウッズ選手! 右サイドから離れて中央へのパスをカットに向かう!
    パチュリー選手にボールが渡ればマズいと判断しての行動でしょうが、これが吉と出るか凶と出るか!」

ナズーリン「くっ……!(――だけど、私だってパスサッカーを重んじる命蓮寺ロータスの一員だ。
        焦りの末に出たパスカット位ならば、通して見せる!)」

先着2名様で、

★ナズーリン→ナズーリンロッド 55 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウッズ→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリー、パスキャッチ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アリスがフォロー)(鈴仙とロブソンで競り合い)(ウィルソンがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
なし。

710 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:08:26 ID:???
★ナズーリン→ナズーリンロッド 55 ( スペード6 )( 3 + 1 )=★

711 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:10:17 ID:???
★ウッズ→パスカット 53 ( ダイヤA )( 4 + 5 )=★


712 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 22:25:33 ID:Na5zAVRM
★ナズーリン→ナズーリンロッド 55 ( スペード6 )( 3 + 1 )=59★
★ウッズ→パスカット 53 ( ダイヤA )( 4 + 5 )=62★
≦−2→イングランドボールに。

ウッズ「フットボールの祖国を舐めるなよーーっ!」

バァァァッ、パシッ!

ナズーリン「く、くそっ……! 焦ってしまったか……!」

実況「ナズーリン選手、ショートパスながらも精密な軌道を描くパスでしたが……!
    ここはウッズ選手のファインプレーに阻まれる!」

ウィルソン「よくやった、ウッズ! 一旦中央の俺に回せ!」

ウッズ「お、おう!」

バシッ……ポムッ。

実況「そしてボールはイングランドのI番、ウィルソン選手の下へとたどり着きますが……!」

パチュリー「そこまでよ……」

ズザアアアアアアアアアアッ……!

実況「これに対しては、中盤に戻っていたパチュリー選手が反撃に打って出ます!
    静かながらもキレのあるタックルで、ウィルソン選手を刈りに向かった〜〜〜!」

713 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 22:27:02 ID:Na5zAVRM

先着2名様で、

★ウィルソン→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★パチュリー→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→ウィルソン、ボールキープ成功。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(リチャードがフォロー)(静葉とテイラーで競り合い)(慧音がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「アグニシャイン(+2)」が発動します。

714 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:29:42 ID:???
★ウィルソン→ドリブル 54 ( スペード3 )( 3 + 5 )=★

715 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:31:16 ID:???
★パチュリー→タックル 55 ( ハートA )( 6 + 1 )=★

716 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 22:47:41 ID:Na5zAVRM
★ウィルソン→ドリブル 54 ( スペード3 )( 3 + 5 )=62★
★パチュリー→タックル 55 ( ハートA )( 6 + 1 )+(アグニシャイン+2)=64★
≦−2→リトルウイングズボールに。

パチュリー「我が食べしギーは神々及び大祖始への供物なり。……火符・『アグニシャイン』!」

ゴォォォッ……ズバァァァァァァァッ! ――バシイッ!

ウィルソン「ぐっ……! こんのヒョロい身体で、良くこんな激しいタックルが出来るな……!」

パチュリー「……力とは即ち知識。叡智の末に磨かれた知識は、もはや暴力と変わらないわ」

実況「パチュリー選手、技巧的ながらも燃えるような激しいタックルでウィルソン選手からボールを奪います!
    ナズーリン選手のパスミスもありましたが、最終的にはリトルウイングズにボールが戻って来た恰好となりました!」

パチュリー「(さて。これで一旦仕切り直せたけれど。次はどうしようかしらね……)」

先着1名様で、

★賢者の一手→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→「(見える……見えるわ。全ての展開が……!)」
ダイヤ・ハート→「パチュリー戦法発動よ。中盤全体でラインを押し上げる……!」
スペード→「ここはアリスを攻撃に使いましょう」
クラブ→「ここは私自身が上がって攻撃を組み立てるわ」
クラブA→「ここは一瞬でも閃光のように、超ロングシュートを打つべきね…大魔導士的に考えて」

717 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 22:48:47 ID:???
★賢者の一手→ ダイヤJ

718 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 23:20:12 ID:Na5zAVRM
★賢者の一手→ ダイヤJ ★
ダイヤ・ハート→「パチュリー戦法発動よ。中盤全体でラインを押し上げる……!」

パチュリー「(ロブソンは真正面からぶつかり合っても勝てない。ならば、数の利で押すしかない。
        となれば……)――アリス。パチュリー戦法No.5で行くわよ」

アリス「No.5……『生きる道を考えろ』ね! 分かったわ!」

タッ……!

実況「パチュリー選手、ここは自分でボールをドリブルしながら、自らの傍らに寄って来たアリス選手に指示を出した。
    その内容は至極抽象的で何を言っているのか分かりませんが、これは何かの暗号のようで、
    アリス選手は合点承知の様子で! これは……!」

パチュリー「――ファストブレイク。速攻よ!」

バシッ、……バシィィィィッ!

実況「――これは、中盤のアリス選手を交えた二人による速攻!
    パチュリー選手は走りながら右サイド寄りのアリス選手にパスを出して、リターンを待つ格好!
    リトルウイングズはやはり数で攻め切る様子です!!」

ウッズ「そ、そんなァ……!」

テイラー「(まずいな。ウィルソンがボールを奪われた以上、このままではカットに行けるのが
      ウッズ一人しか居ない。だったら、俺が戻るしかないか……!)」

タッ……!

実況「これに対するイングランドは、右サイドのウッズ選手に加えて……、
    前線から戻って来た万能WG・テイラー選手も協力して対応するようです!」

719 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 23:21:13 ID:Na5zAVRM
パチュリー「(テイラーが戻って来たのは厄介ね。でも、ここさえ抜ければ……)」

アリス「(……ここさえ抜ければ、もう上がり切っている反町君や鈴仙。
     それと左サイド側で様子をうかがっているてゐも合わせて、総勢5人で得点を狙う事が出来る。
     そうなると必然、ロブソン君の狙いもブレが生じる筈だから……勝ち目は大きくなる!)」

先着2名様で、

★パチュリー→ワンツー 56 (! card)(! dice + ! dice)+(パチュリー戦法+1)=
 アリス→ワンツー 55 (! card)(! dice + ! dice)+(パチュリー戦法+1)=★
★テイラー→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ウッズ→パスカット 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→パチュリーとアリス、一気にバイタルエリア付近まで駆け上がる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がフォロー)(鈴仙とロブソンで競り合い)(ケリーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
テイラーのマークがダイヤで「クイックダッシュカット(+2)」が発動します。

720 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 23:22:55 ID:???
★パチュリー→ワンツー 56 ( クラブK )( 5 + 1 )+(パチュリー戦法+1)=
 アリス→ワンツー 55 ( クラブ3 )( 3 + 1 )+(パチュリー戦法+1)=★

721 :森崎名無しさん:2018/04/23(月) 23:25:16 ID:???
★テイラー→パスカット 54 ( ハート7 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=
 ウッズ→パスカット 53 ( スペードK )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=★

722 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/23(月) 23:36:41 ID:???
パチュリーとアリスの魔女コンビが中盤を突破!
…と、言ったところで早いですが、今日はここまでにします(汗)

723 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 21:52:41 ID:N5oxnfGU
★パチュリー→ワンツー 56 ( クラブK )( 5 + 1 )+(パチュリー戦法+1)=63
 アリス→ワンツー 55 ( クラブ3 )( 3 + 1 )+(パチュリー戦法+1)=60★
★テイラー→パスカット 54 ( ハート7 )( 2 + 2 )+(人数補正+1)=59
 ウッズ→パスカット 53 ( スペードK )( 4 + 1 )+(人数補正+1)=59★
≧2→パチュリーとアリス、一気にバイタルエリア付近まで駆け上がる!

アリス「――そこねっ!」

バシュッ!

パチュリー「……そのとおり」

パシッ。

実況「アリス選手、鋭い観察眼でパスコースを看破し、追うパチュリー選手もそれを読み切る!
   テイラー選手もウッズ選手もまるで対応できません!
   ”パチュリー戦法”が発動して選手全体のフットワークが軽くなる中、前半5分を過ぎ、リトルウイングズ再び得点チャンス!」

ロブソン「(俺の体力の消耗もそろそろ激しい。ここを守り切って暫くは時間を稼ぎたい所だが……。
       敵もいよいよシューターを増やして来たな。あのI番(パチュリー)も強力な必殺シュートを持つと、
       試合前のミーティングでは情報があった。誰ひとりとして、油断は出来ぬ)」

鈴仙「(……さて。またもチャンスね! 今度の今度こそゴールを決めたい所だけど、
     またもロブソン君が仲間のDFと一緒にPA内をガチガチに固めて来てるわね……。
     普通にシュートするんじゃあ、どうしてもあの壁を乗り越えなくちゃいけなくなるわ)」

鈴仙は眼前の巨大すぎる体躯を見上げて溜息を吐きつつ、打開策を考える。

鈴仙「(てゐは……上がり目の位置につけてくれてるけど、その分左サイドハーフのケリーが下がって来てる。
     間違いなく、『インビジブルデューパー』を警戒してカットに出て来るでしょうね。
     それ以外は……すぐ近くに反町君、そして今上がって来たアリスとパチュリーさんの三人が居て、
     大変心強い事この上ないんだけど。さて……ここはどうやって、イングランドを突き崩すか、ね)」

724 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 21:53:54 ID:N5oxnfGU
緊張感と同時に威圧感が漂うイングランドのゴール前に萎縮しないよう胸を張って、
果たして鈴仙が下した判断は――。

A:今こそ、『マインドエクスプロージョン』で決める!(威力:65、1/4で敵GK転倒)250消費
B:今こそ、ドリブル突破からの一対一で決める!(鈴仙のドリブル:56)40消費
C:今こそ、決めるフリして『玉兎スルー』。反町かパチュリーかアリスに決めて貰う!(威力:65)150消費
D:パチュリーからてゐにパス。その後『インビジブルデューパー』を狙う!(パチュリーのパス:55)
E:パチュリーの必殺ポストプレイ・『エメラルドメガリス』で鈴仙に落として貰う!(威力:63)
F:アリスのドリブル突破からの一対一で決める!(アリスのドリブル:58)
G:その他 『ソリマチドライブ』や『アーティフルドライブ』を撃って貰いたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:720/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

725 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 21:56:17 ID:LmO22SrE
E

726 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 22:25:33 ID:GYqZjfgo
E

727 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 22:39:49 ID:N5oxnfGU
E:パチュリーの必殺ポストプレイ・『エメラルドメガリス』で鈴仙に落として貰う!(威力:63)

鈴仙「(ロブソン君を始め、イングランドの選手は警戒している……私だけじゃない、
     反町君や、パチュリーさんも含めて……ならば逆に、それを利用するッ!)」

思い立った鈴仙はパチュリーにサインを出すと、次に反町に対して目配せ。
僅かな挙動で作戦の全容を理解してくれた二人はコクリと頷くと、

パチュリー「……反町、あんたがセンタリングを出しなさい」

バシュッ……!

実況「パチュリー選手、右サイドに寄っていた反町選手にグラウンダーのパスをするやいなや、
    単身PA内へと突撃していきます! これはもしや、パチュリー選手のダイレクトシュートでしょうか!?
    職人・反町選手は黙ってサイドを抉りきり、これに対してイングランドは深追いせず穴熊をつらぬく!」

反町「(……いける。これでポストプレイが通り、ロブソンの間隙を縫えれば――間違いなく、点が決まる!)」

728 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 22:40:53 ID:N5oxnfGU
ロブソン「……………」

先着1名様で、

★ロブソンの判断→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→トーマス「うぉおおおぉおおどっけぇぇぇぇぇ!」その時、トーマスが機関車の如く飛び出した!
ダイヤ・ハート・スペード→ロブソン「(2トップのFWはシュートを撃っている。ならば次は彼女が来てもおかしくない)」
クラブ→ロブソン「(……ここは、搦め手で来たかもしれん。クリアに出る!)」

729 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 22:44:13 ID:???
★ロブソンの判断→ ダイヤ7

730 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 22:44:33 ID:???
★ロブソンの判断→ ダイヤ10

731 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 22:57:07 ID:N5oxnfGU
★ロブソンの判断→ ダイヤ7 ★
ダイヤ・ハート・スペード→ロブソン「(2トップのFWはシュートを撃っている。ならば次は彼女が来てもおかしくない)」

ロブソン「(……次は彼女が高いダイレクトを狙って来る可能性は充分あり得る。ならば、ここで動くのは得策でない、か)」

――ロブソンはここで見を選んだ。これまで直線的な攻めを続けて来たリトルウイングズは、
もう一度、高火力のシュートを撃ちこんで来る可能性が高い。
そして、もしそうならば、自分はクリアに出るよりも、ブロックに備えていた方が良いと考えたためだ。
しかし結論として、今回の彼の判断は誤っていた。

パチュリー「(しめた。ロブソンは上がってこない。ならばこのポストプレイ――決まるッ!)」

バァァァッ、グルンッ! ―――ポーーーーーンッ!

ロブソン「……ぬ!」

実況「――パチュリー選手、高いセンタリングを思いっきり打ち下ろすと思いきや……!
    これはなんと、ポストプレイだ〜〜! 高いジャンプ力からのオーバーヘッドポストプレイで、
    ロブソン選手の手だし出来ない位置に、低くボールを落とします! そしてその落下点には――!」

タタタタタッ……!

鈴仙「(き、決める……!!)」

実況「バイタルエリアでねじ込みに備えていると見せかけた鈴仙選手が、駆け込んでいる〜〜!!
    リトルウイングズ、三度目の正直はポストプレイ! 奇襲を持って、ロブソン選手の牙城を崩しました〜〜〜!」

ケインズ「ち、ちくしょう……!」

ブライヤー「せめてクリアに行ける俺達が向かうんだ! 弾ければロブソンに回せる!」

732 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 22:58:38 ID:N5oxnfGU
パチュリー「……あんた達にそれが出来るなら、ね」

ロブソンが出遅れれば、パチュリーの美技に着いていける者は誰も居ない。
イングランドのDF二人が遅れてクリアに向かうも、その実力差は歴然としている。

パチュリー「これは悠久の知識が築いた萃玉の塔――土金符『エメラルドメガリス』。」
       ――浅ましき無窮の民よ、賢者の威光に怯えて往ね!」

先着2名様で、

★パチュリー→エメラルドメガリス 63 (! card)(! dice + ! dice)+(パチュリー戦法+1)=★
★ケインズ→高いクリア 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ブライヤー→高いクリア 56 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→完全に空いた空間で、鈴仙に低いボールが渡る!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(アリスがねじ込み)(ネイマスがフォロー)(ロブソンがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
なし。

733 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 22:59:45 ID:???
★パチュリー→エメラルドメガリス 63 ( ダイヤQ )( 1 + 4 )+(パチュリー戦法+1)=★

734 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:01:26 ID:???
★ケインズ→高いクリア 56 ( スペード6 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=
 ブライヤー→高いクリア 56 ( クラブA )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=★

735 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:03:32 ID:???
★ケインズ→高いクリア 56 ( スペード7 )( 1 + 2 )+(人数補正+1)=
 ブライヤー→高いクリア 56 ( ダイヤ5 )( 6 + 2 )+(人数補正+1)=★

736 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 23:19:13 ID:N5oxnfGU
★パチュリー→エメラルドメガリス 63 ( ダイヤQ )( 1 + 4 )+(パチュリー戦法+1)=69★
★ケインズ→高いクリア 56 ( スペード6 )( 3 + 3 )+(人数補正+1)=63
 ブライヤー→高いクリア 56 ( クラブA )( 6 + 5 )+(人数補正+1)=68★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そしてアリスがねじ込み

ブライヤー「う……うぉぉぉおおおっ! バカにするなぁぁぁっ……!」

バァァァッ! ガギイインッ! ……ポーンッ。

パチュリー「ぐ……!(こいつ、反則覚悟で……! ホームタウンディシジョンを狙ったのか、
        それともこれが、イングランド流のサッカーとでも言うのか……)」

実況「パチュリー選手に対して、ブライヤー選手が荒っぽくクリアに出た〜〜!
    反則スレスレの烈しいチャージですが、……審判の笛は鳴らず!
    ボールは、低い軌道を描き、鈴仙選手が狙った位置とは別の場所にバウンドしていき……!」

ロブソン「……クリアさせて貰うぞ!」

ゴオオオオッ……!

アリス「そうは……させない。私の、友達の為にも……!!」

バァァァァァッ……!

鈴仙「アリスさん……いや、アリス!?」

実況「これに対して……烈風の如くボールをはじき出すロブソン選手に、小柄で華奢なアリス選手が喰らい付く!
    ロブソン選手の右脚程の大きさしかないアリス選手ですが、死の恐怖を乗り越え敢然と立ち向かっています!
    ここはシュートを撃ちこむしかない〜〜!!」

737 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/24(火) 23:21:12 ID:N5oxnfGU

アリス「……七色の魔法使いの奥義をとくと味わいなさい。戦操――『ドールズウォー』!」

グワァァァァァァァッ……バギイイイイイイイイイイイイッ!!

先着3名様で、

★アリス→ドールズウォー 61 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ロブソン→低いクリア 58 (! card)(! dice + ! dice)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(反町がねじ込み)(ネイマスがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→アリスの『ドールズウォー』がイングランドのゴールに突き刺さる!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がねじ込み)(反町がねじ込み)(ネイマスがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

738 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:22:38 ID:???
★アリス→ドールズウォー 61 ( ダイヤ5 )( 6 + 6 )=★

739 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:23:59 ID:???
★ロブソン→低いクリア 58 ( クラブ6 )( 1 + 3 )=★

740 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:26:09 ID:???
★トーマス→パンチング 60 ( クラブ4 )( 2 + 4 )=★


741 :森崎名無しさん:2018/04/24(火) 23:31:18 ID:???
これは敬意を表す意味でアリスさんと言いたくなる

742 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:11:01 ID:gUeCbTy6
★アリス→ドールズウォー 61 ( ダイヤ5 )( 6 + 6 )=73★*フラグ習得!
★ロブソン→低いクリア 58 ( クラブ6 )( 1 + 3 )=62★
★トーマス→パンチング 60 ( クラブ4 )( 2 + 4 )=66★
≧2→アリスの『ドールズウォー』がイングランドのゴールに突き刺さる!

ロブソン「■■■■■――!!」

ブオオオオオオオンッ……!!

反町のシュートを掻き消した叫び声と共に、容赦なく繰り出される破壊の槌。
ボール諸共アリスの四肢を粉砕せんとするロブソンの右脚を、アリスはギリギリまで惹きつけて――。

アリス「――踊りなさい!」

ロブソン「………!!!!!?????」

バァッ! グルンッ……! ――バシュウウウウウウウウウウッ……!

743 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:12:46 ID:gUeCbTy6
闘牛士の如く、アリスは全身を仰け反らせて身をかわしつつ、
その返す左脚で――ボールにスピンをかけて思いっきり地面にたたきつける。

バンッ! ポーーーーーーーーーーーンッ! ポン、クルンッ……ツツツーッ。

それからのボールの動きは、まさしく人形劇。
バウンドに加えて僅かの逆回転がかかったボールは踊るようにロブソンや、
その向こうのトーマスの手をすり抜けてゴールへと流れていき――。

トーマス「そ、そんなァ……!?」

コロコロコロ……。
  ――ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!

ゴールラインを僅かに超えたところで静止。その直後に審判のホイッスル。
前半6分。イングランドの城壁・ロブソンを潜り抜けたのは鈴仙でもなく、反町でもなく、パチュリーでもなく。
腫れ物扱いされていた孤高の魔女の殻を破り、不器用だが愛すべき少女と変わった、
アリスさん――否、七色の魔法使い・アリス・マーガトロイドによるものとは、誰しもが想像だにしておらず。

――ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア………!!!

練習試合にも関わらず満員のウェンブリースタジアムは、巨大な絶叫に包まれた。


リトルウイングズ 1 − 0 イングランド




744 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:14:43 ID:gUeCbTy6

実況「ゴ、ゴール!! ゴールゴールゴール!! ロブソン選手を破ってゴールを決めたのは、
    なんと……リトルウイングズの第二のゲームメーカー・アリス選手でした!!
    死をも恐れず、果敢にかつ冷静に、テクニカルなジャンピングボレーシュート。
    『ドールズウォー』を放って、鮮やかな先制ゴールを上げた〜〜〜〜〜〜〜!」

観客「アーリース! アーリース!」「美人でクールで度胸あるとか…惚れるぜ」「キャーかわいいー!」
   「おい! さっさとアリスグッズを増産しろ! ソリマチは後回しで良い!」「ですよねー」

鈴仙「(あ、アリスさん……いやアリス? むしろ逆にアリスさん? ……なんか分からんけど、
    今のシュートは凄かったわ……! ヘタなFW顔負けレベルには。
    ――そ、それより! このゴールは本当に貴重よね。早くも試合に漂っていた閉塞感を払拭してくれたし。
    何より、ロブソン君も決して無敵じゃないてのが分かったわね……!)」

実況も観客も、今のゴールには騒然としているのが分かる。アリスの選手としての評価は勿論高かったが、
それはドリブラーだとか、精々がパスカットの上手いボランチだとか言う意味であり、
まさかロブソン相手にシュートを決めるとは誰もが思っていなかったのである。そして当の本人はと言うと――。

アリス「―――――」

鈴仙「(あまりの事に絶句しているわね……脳みそのCPUが追いついてないと言うか。
     まあでも、これまで日陰者な生活を送って来たから、仕方無いのかしら……)」

745 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:17:22 ID:gUeCbTy6
キャラ変しても相変わらず、こうした出来事に対しては一杯一杯なアリスに対し、
鈴仙は友人として、どう声を掛けようかを悩んで――。

A:「アリス! ……凄いわ。あんたってば……もう、友達100人よ!」興奮冷めやらない。
B:「ほらアリス、皆にハイタッチして来なさいよ」ここはクールに、仲間と喜び褒め称えられるよう促す。
C:「アリス……あんたこそが、このチームのエースよ!」エース認定してあげる。
D:「よーし! この調子でガンガン攻めていくわよー!!」仲間全員の士気を向上させる。
E:「いや。ここはパチュリーさんのポストプレイも褒めるべきよ」パチュリーも褒めてあげる。
F:「ロブソン。ブロックする為だけのDFと思っていたが、まさかここまでの阿呆とは思わんかったぞ」慢心する。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*アリスがシュートフラグを習得しました。次に11以上で勝利した時、フラグを回収します。

746 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:19:33 ID:gUeCbTy6
キャラ変しても相変わらず、こうした出来事に対しては一杯一杯なアリスに対し、
鈴仙は友人として、どう声を掛けようかを悩んで――。

A:「アリス! ……凄いわ。あんたってば……もう、友達100人よ!」興奮冷めやらない。
B:「ほらアリス、皆にハイタッチして来なさいよ」ここはクールに、仲間と喜び褒め称えられるよう促す。
C:「アリス……あんたこそが、このチームのエースよ!」エース認定してあげる。
D:「よーし! この調子でガンガン攻めていくわよー!!」仲間全員の士気を向上させる。
E:「いや。ここはパチュリーさんのポストプレイも褒めるべきよ」パチュリーも褒めてあげる。
F:「ロブソン。ブロックする為だけのDFと思っていたが、まさかここまでの阿呆とは思わんかったぞ」慢心する。
G:その他 自由選択枠

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

*アリスがシュートフラグを習得しました。次に11以上で勝利した時、フラグを回収します。

747 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 00:21:17 ID:l5ZYtcYc
A

748 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 00:21:22 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。すみません、二重投稿になってしまいました(汗)
>>741
アリスさんはやっぱり持ってますね…引き的な意味で。
パチュリーさんが大口叩いて零れ球になってるのは許されましたね(小声)

749 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 00:23:41 ID:m0Gyazxs
乙でした


750 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 00:24:28 ID:3r7qn4vE
B

乙です、アリス素敵

751 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 00:24:59 ID:G+If7roQ
A、 Bより素直に喜び表現したほうが良い気がする

752 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 16:33:52 ID:???
ロブソンクリアそんなに高くないな・・・
やはり地に足がついてないとだめなのかな

753 :森崎名無しさん:2018/04/25(水) 22:40:38 ID:???
結果に関係ないけど、ロブソンせりあい57の低い球補正2でクリア数値59じゃないですか?

754 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/25(水) 23:57:44 ID:???
すみません、今日は帰りが遅くなったので更新をお休みします。
明日は更新できると思います。
>>749
乙と投票ありがとうございます!
>>750
乙と投票ありがとうございます。アリスさんもといアリスが漸く輝き始めましたね。
>>752-753
すみません、データ管理してるエクセルでの浮き球補正が1となっていました。
>>520で出ているとおり、ロブソンの低い浮き球は2、競り合いは57なので、
低いクリア値は59です。アリスがトラップをためらう程度には強いですが、そこまでではないですね。

755 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/27(金) 00:52:05 ID:???
早く帰りはしたのですが寝過ごしました…(汗)

756 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:03:04 ID:e02EYz6s
遅くなりましたが、更新再開します。
夜までは外出とかしながらの低速更新となりそうですが、ご容赦ください(汗)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
A:「アリス! ……凄いわ。あんたってば……もう、友達100人よ!」興奮冷めやらない。

鈴仙はこの時、自分がゴールを決めた時以上に、何か感慨めいたものを感じていた。
今でこそ、鈴仙にとっても周囲にとってもアリスは魅力的な少女に映っているが、
過去の彼女がそうでなかった事を知っていたから。

鈴仙「(正直、最初の印象は最悪だったのよね……)」

幻想郷でサッカーが流行して以来、鈴仙が宴会などの場を通してでなく、
面と向かってアリスと交流したのは意外と最近の事だった。

鈴仙「(プリズムリバーと鳥獣伎楽のコンサートでたまたま会ったのはいいけれど、
    会話の途中で謎の逆ギレをされて突き飛ばされたんだっけ……)」
※参考:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1393080407/274-285

時間にすればわずか半年ほど前の筈だが、まるで4年程前のように感じるなぁ、と述懐しつつ、
それからのアリスとの交流を思い出していく……のだが。

鈴仙「(後は……魔法の森で無駄に手厚い歓迎をされたり、博麗連合戦で敵として対戦したり。
    なんかいつの間にか新チームの一員になってフランスに行ったは良いものの、
    ブラジルで合流した時には更に拗らせてヤバい人になりかけてて……。
    ――こうして考えてみると、アリスとの思い出って、これまでロクなもんじゃなかったわね)」

改めて、どうして自分がここまでアリスに対してキレなかったのかが不思議に思う。
それはある種の憐憫だったのか、同情だったのか、自分より不器用な者への優越感だったのか。
その根底は自分自身でも良く分からないが、何かがあれば仲違いをしていてもおかしくなかった。
――だが、それも過去の話。

757 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:04:29 ID:e02EYz6s
鈴仙「(慧音さんの体罰指導が本当に良かったのか、釈然としないところはあるけれど。
    ――とにかく、アリスは魔界に来てから生まれ変わったのよね。
    昔みたく、プライドが高くてとっつきにくい訳でもなく、
    ちょっと前みたく、メンタルを病んで被害妄想に追われている訳でもなく。
    もっと素直で、だけど仲間の為に理知的かつ献身的に動いてくれるというか)」

今のアリスは、仲間の為に最善の判断をして、最善のゴールを決めてくれた。
(アリスさん状態のままだったら、無理やりにでもトラップしてドリブルゴールを狙ってたかも)
その成長の過程に鈴仙は感動して、それに対して、カッコいい事を言おうと思っても言えず。

バンバンッ!

アリス「きゃっ!」

鈴仙「アリス! ……凄いわ。あんたってば……もう、友達100人よ!」

興奮が冷めやらず、背中をバンバンと叩いて、そんな事しか言えない。
感極まったのか呆然としていたアリスはびくっと肩を震わせて、

アリス「も、もうやめてよ鈴仙。びっくりしちゃうじゃない」

と、顔を赤らめながら、少しだけ興奮した様子で振り向いた。

鈴仙「ごめんごめん……でも。本当にすごく嬉しかったのよ。アリスが、なんかこう……普通に活躍してて」

アリス「そこでしんみりされても困るってば。試合はまだ序盤戦で、1点リードしただけなんだから。
     それに、イングランドだってもうこれ以上隙は見せないと思うし……」

鈴仙「まあ、そんな冷静に分析されても困るんだけどさ……ほら、皆とハイタッチでもして来なさいよ」

758 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:05:58 ID:e02EYz6s

鈴仙と話すうちに、アリスは普段の冷静さを取り戻しているようだったが、
それはそれで、ゴールを決めたばかりの選手の行動としてはそぐわない気もする。
そんな訳で、ばつの悪くなった鈴仙はそう言って会話を終了しようとするのだが。

ぎゅっ。

鈴仙「……ふぇ?」

アリス「柄じゃないのは分かってるけど、言わせて。
     ……いつもありがと、鈴仙。あなたは……私の最高の、友達よ」

アリスは鈴仙から離れず、逆に抱きしめて、小さくそう言って……今度こそ、仲間の元へと駆けて行った。
その時の人形のように華奢で細いアリスの身体の温もりに。
鈴仙は、これまでのような欺瞞めいたものとは違う、真の意味での『友情』を感じていた。

*アリスの絆ポイントは上がりません。
 (試合中のポイントの上下は原則なく、加えて、現時点でアリスの絆ポイントは充分に高い(+13)ためです)


759 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:07:06 ID:e02EYz6s
――一方のイングランドはというと。

リチャード「ロブソォン! テメエ、何してやがんだ! テメエの判断ミスで失点しちまっただろうが!
       オラッ死ねっ! 死んで詫びろ! 何死んでんだ殺すぞッ!」

ロブソン「……返す言葉も無い。今回の失点の元を辿れば、俺が、I番(パチュリー)のポストプレイを
      舐めていた事が原因だったからな」

テイラー「と言っても、ロブソンの判断も無理は無いと思うけどね。彼女は信じられない位細いし、
      どうみてもポストプレイヤーってタイプの選手じゃない。
      それに……幻想郷時代の試合データと比較分析するに、彼女は短期間で競り合い能力を格段に伸ばしている。
      ロブソンがダイレクトシュートに決め打ったのも、仕方ない判断だと思うよ」

ロリマー「幾らそれが正論だとしても、俺達が失点した事実は変わらないよ。
      はぁ……ホームでボロ負けしちゃったら、後が怖いから嫌なんだよなァ」

チームの中核である4人――ロブソン、テイラー、ロリマー、リチャードが、
各々に今回の失点について振り返り。そして、次の攻めをどう組み立てていくか、簡単に打ち合わせをしていた。

テイラー「ロブソン、体力は大丈夫かい? ”巨神の加護”は強大が故に代償が大きい。
      それを短時間の間に2回も使ってしまったんだから、いくら君が蘇生能力を持とうとも、
      このペースでは試合最後まで持つか、いよいよ怪しくなる」

ロブソン「正確な判断の上、気を配ってくれて助かる。……正直に言えば、次は遅攻として欲しいのが俺の思いだ」

リチャード「遅攻だとォ!? そんなチンタラやってる場合じゃねぇだろ!
       俺はさっさと一点を返したくて辛抱たまらねーんだよっ! 死ねっ! もっと頑張れっ!」

ロリマー「俺はぶっちゃけどうでも良いけどね。まあでも、……早々に『バウンドショット』を打ったから、
      ちょっと休ませてくれれば助かる、かな?」


760 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 13:08:29 ID:e02EYz6s

慎重派のテイラーにロブソンと、過激派のリチャード。それに日和見主義者のロリマーが加わった
打ち合わせは若干の紛糾を見せるも――仮にもプロ候補生である彼らは短時間で一つの結論を出す。
その内容は――。

先着1名様で、

★イングランドの次の攻撃→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER・クラブA→ウィルソン「実は俺は イ・ヨンウン 互換の能力を持っている! これで逆転だ!」
ダイヤ・ハート→リチャード「やられたら速攻でやり返す! 倍返しだ!!」
スペード・クラブ→ロブソン「少し飛ばし過ぎだ。ここは時間をかけて攻めていくぞ」

761 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 13:10:44 ID:???
★イングランドの次の攻撃→ ダイヤ6

762 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 15:16:32 ID:???
「もっと頑張れっ!」で笑ったw
リチャードは頭のレベルを落としたポブルセンって感じだな

763 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 17:23:47 ID:e02EYz6s
>>762
リチャード君のキャラ付けを模索した結果、某ち○ちん亭みたくなってしまいました…w
同じ暴力系でも、ポブルセンは選手としての格や知性は上だと思ってます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★イングランドの次の攻撃→ ダイヤ6 ★
ダイヤ・ハート→リチャード「やられたら速攻でやり返す! 倍返しだ!!」

リチャード「クソがァ! やられたら速攻でやり返すのが俺達の流儀だろうがよォ!」

ロブソンとテイラーの慎重な提案を、リチャードは最後まで頑として跳ね付け続けた。
テイラーやロリマーは先程までの攻撃に参加していたが、リチャードはあまり参加できておらず、
その分体力が有り余っていた事も、彼の語気を強くさせていたようだ。

テイラー「……しょうがないな、リチャードは。だったら、二つ条件をつけよう。
      一つ。攻撃失敗し、次にボールを取り返したら、余程の好条件で無い限り遅攻とする。
      二つ。攻撃方法は……俺達FW3人の”アレ”によるものとする」

テイラーは指を折り曲げて二つの条件を提示する事で、リチャードの譲歩を促す。
リチャードは不機嫌そうに舌を打ち続けていたが、

リチャード「……死ねよ」

ロリマー「(今の死ねよはOK、って意味なのか……。しかし、さっそくアレを使うとは、ねぇ……)」

やがてテイラーの条件を受け入れる事で合意を得た。そして――。

764 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 17:26:39 ID:e02EYz6s
ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!

実況「さあ〜! 前半6分で1−0、リトルウイングズが1点のリードをもぎ取った中、
    イングランドのキックオフで試合再開です!
    イングランドは、右サイドのテイラー選手にボールを渡し……………!」

テイラー「(俺もリチャードもロリマーも、世界レベルでは二流のFWだ。
       特に俺の格なんかは、フランスのナポレオンにも一段落ちると言って良いだろう。
       だが――俺達はそれだけでは、終わらない!)――ロリマー! リチャード!」

ロリマー「……はいはい、分かってるよ!」

リチャード「御託は良いから早くしろオラッ死ねッ!」

バッ! ババババッ!!!

反町「(こ、これは……!?)」

実況「あ〜〜っと! テイラー選手ロリマー選手リチャード選手! 三人が一気に右サイドに傾いて並んでいく!
    そして……」

テイラー「行くぞ! これが俺達のコンビネーション――!!」

ロリマー「『ジェットストリームアタック』だ……!」

リチャード「死ねやァァァァアァァァァアァァァァァァァァッ!」

バシュッ、バシュンッ、バシュッ……!


765 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/28(土) 17:27:48 ID:e02EYz6s
パチュリー「三人トリオでの、連続ワンツー……それも超近距離の!」

アリス「わざわざ三人を片方のサイドに寄せるリスクを負う分、スピードが半端ない事になっているわね……!」

ナズーリン「……来るぞッ!」

実況「イングランド、ここでFW三人組の新兵器を出した〜〜!!
    三人が並び重なりながらの突撃染みた連続ワンツーで、リトルウイングズの右サイドを折りに向かいます!
    これを防ぐのは……反町選手、パチュリー選手、アリス選手、そしてナズーリン選手の4人!
    さあ、これはどうなるか〜〜〜〜〜!?」

先着2名様で、
★テイラー→ジェットストリームアタック 57 (! card)(! dice + ! dice)=
 リチャード→ジェットストリームアタック 54 (! card)(! dice + ! dice)=
 ロリマー→ジェットストリームアタック 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★反町→パスカット 52 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 パチュリー→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★アリス→パスカット 57 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ナズーリン→パスカット 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。
MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→イングランドのFW3連星が中盤を突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ウィルソンがフォロー)(てゐがフォロー)(鈴仙がフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。
【補足・補正・備考】
パチュリーのマークがダイヤ・ハートで「プリンセスウンディネ(+3)」が発動します。
アリスのマークがダイヤで「ムーンサルト上海(+4)」が発動します。
アリスのマークがハートで「上海人形カット(+3)」が発動します。
ナズーリンのマークがダイヤ・ハートで「ナズーリンペンデュラム(+3)」が発動します。
ナズーリンのマークがスペードで「ゴールドラッシュ(+2)」が発動します。

766 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 17:33:32 ID:???
★テイラー→ジェットストリームアタック 57 ( ダイヤ6 )( 4 + 5 )=
 リチャード→ジェットストリームアタック 54 ( スペード5 )( 5 + 3 )=
 ロリマー→ジェットストリームアタック 56 ( ハートJ )( 5 + 3 )=★

767 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 17:37:38 ID:???
★反町→パスカット 52 ( スペード4 )( 6 + 6 )+(人数補正+2)=
 パチュリー→パスカット 57 ( ハート8 )( 6 + 1 )+(人数補正+2)=★

768 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 17:43:43 ID:???
★アリス→パスカット 57 ( ダイヤQ )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=
 ナズーリン→パスカット 54 ( クラブ9 )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=★

769 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 20:38:36 ID:???
テイラー!リチャード!ロリマー!ジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!

770 :森崎名無しさん:2018/04/28(土) 21:01:28 ID:???
>>769
お前誰だよ!?

771 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 22:07:01 ID:Js2Da2zM
すみません、更新が遅くなりました。
>>769-770
実は元ネタの方をあまり知らなかったりします(汗)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
★テイラー→ジェットストリームアタック 57 ( ダイヤ6 )( 4 + 5 )=66
 リチャード→ジェットストリームアタック 54 ( スペード5 )( 5 + 3 )=62
 ロリマー→ジェットストリームアタック 56 ( ハートJ )( 5 + 3 )=64★
★反町→パスカット 52 ( スペード4 )( 6 + 6 )+(人数補正+2)=66*フラグ回収!

この世代のイングランドは良く、フランス代表と比較される事が多い。
実力が拮抗としている事もそうだったが、チームとしての構造が似ていたからだ。
即ち、一人の世界トップクラス選手を中心としたチーム、というものであり、
フランスの場合はピエールが、イングランドはロブソンがそれにあたる。
実際のところはロブソンよりもピエールの方が汎用性で優れ、
イングランドの他の選手はフランスよりも総合力が高いという相違はあれど、その見解はおおよそ的外れでは無い。
――そして当然、その見解をテイラー、リチャード、ロリマーの三人は良しとしていなかった。

リチャード「ふざけんなイングランドはロブソンだけじゃねぇ! 死ねッボケッ!」

ロリマー「マジな話、このままじゃあ俺達も一山幾らで終わりだもんなァ。この世代に生まれたくなかった」

テイラー「どうしようもない話をしても無益さ。前向きに考えなくちゃ」

リチャードもロリマーも、そしてテイラーも、決して実力の低いFWではない。
むしろもう一世代前、二世代前に生まれて活躍していたならば、
それぞれが世界でもトップクラスの選手として活躍できる程度の水準を持っていた。

しかし――不運な事に、この世代の彼らの周囲には、それより優秀な選手が多すぎた。
前述のロブソンやピエールはもとより、ドイツのシュナイダー、ミューラー。オランダのクライフォート。
イタリアのストラット、ジェンティーレ、ヘルナンデス。これらと比べては、どうしても彼らは見劣りした。
だからこそ、性格も信条も全く違う3人は手を取り合い、『ジェットストリームアタック』という
特殊な連続ワンツーを身に着け、これを世界で戦う為の武器にしようとしていた、のだが――。

772 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 22:14:03 ID:Js2Da2zM
反町「うぉぉぉぉっ!」

バァァァァッ! グンッ! ―――バチイイッ!

テイラー達と同じような星の下に生まれ、それでも尚奮闘を続ける選手など世界中に居る。
彼らの奇襲に対して真っ先に喰いついた反町などはその最たる例である。
サッカーの名門・東邦学園創始以来最優のFWとしてもてはやされ、
現に全国中学サッカー大会の準決勝までは得点王候補に名を馳せながらも、
日向という圧倒的な実力を前に牙を砕かれた経験のある彼は、テイラー達が磨いた技術の根底にある想いを理解しつつ、
――それを、全身全霊のパスカットで阻んだ。

テイラー「ち、畜生……!」

ロリマー「はぁ。どーせ俺達なんか……」

リチャード「くそっ……なんだそのパスカット、どこで覚えて来た!? 凄いね♪」

反町「(世界は甘くない。今のパスワークは見事だったが、俺でも弾ける水準だった。
    それに、もし俺が取れなかったとしても……パチュリーさんかアリスさん。
    あるいはナズーリン。俺以外の誰かなら、弾くどころか完全に奪えただろうな……)」

ボールを左サイドに流しながらも、反町は言いたい事を敢えて言わない。
口にする事は、テイラー達への侮辱に繋がると考えたからだ。それに……。

反町「(……今のパスカットは、これまで頭に思い描いていてもできなかった技術が使えた。
     これからはきっと、もっと安定して使える気がするぞ)」

彼は彼自身で、今の突破を最前線で阻んだ事による大きな成長を実感し、何かを言うどころではなかった。

*反町がパスカットフラグを回収。
 能力値が+1され、『テクニカルカット(仮)』(1/4でパスカット+2)を習得しました。

773 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 22:15:27 ID:Js2Da2zM
実況「反町選手、超ファインプレーでボールを左サイド側へと弾いて流しました!
    そのボールはてゐ選手がフォロー! そして……」

てゐ「(よっし。これで前に行けたらまた『インビジブルデューパー』が打てそうだなぁ。でも……)」

ウィルソン「ぜ、絶対に前には通さんぞ!」

ケリー「ここで止めれば、もう一度攻撃出来る!」

てゐ「ま、そー簡単には通してくんないよねぇ〜。はーやれやれ」

実況「てゐ選手の前にはイングランドの中盤、ウィルソン選手とケリー選手がついた〜〜!」

先着2名様で、

★てゐ→ドリブル 56 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ウィルソン→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→てゐ、鈴仙と共にバイタルエリアへ!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(鈴仙がフォロー)(パチュリーがフォロー)(ブライヤーがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
てゐのマークがダイヤ・ハートで『シロウサギドリブル(+3、吹飛2)』が発動します。
てゐがクラブで敗北した場合、スキル・マリーシアが発動し相手の反則になります。
(ただし、5以上の差で負けた場合はマリーシアが発覚します)

774 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 22:16:13 ID:???
★てゐ→ドリブル 56 ( ダイヤ8 )( 6 + 5 )=★

775 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 22:17:04 ID:???
★ウィルソン→タックル 53 ( クラブK )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( ハート10 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

776 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 22:21:30 ID:???
今のうちに訂正を。
まず、てゐの『シロウサギドリブル』は通常時でも発動率3/4でした。
そして、41スレ目>>241でも6ゾロで勝利しているので、ドリブルフラグを習得していました。
なので今回で、てゐはドリブルフラグ回収となります。

777 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 23:30:09 ID:Js2Da2zM
★てゐ→ドリブル 56 ( ダイヤ8 )( 6 + 5 )=67★*フラグ回収!
★ウィルソン→タックル 53 ( クラブK )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=
 ケリー→タックル 53 ( ハート10 )( 1 + 1 )+(人数補正+1)=★

てゐ「……さて。私もいい加減、本気でやんないとねっ!」

ビュンッ!

ウィルソン「き、消えた……!?」

ケリー「まさかこいつ、空間転移の能力者か! あるいは時空操作……!?」

ポンッ!

てゐ「ざーんねん。そのどっちでも無いよ。っていうか、サッカーで空間転移とか時空操作って、
   幾らなんでもトンデモ過ぎ……でもないか。出来る奴にも結構心当たりあるし」

実況「あ〜〜っと! てゐ選手、変幻自在のテクニカルドリブル!
    相手の視線を利用した『消えるフェイント』の技術を応用して、ウィルソン選手達の背後に立つ!」

てゐ「実況もズレてるなぁ。私がそんな面白くもない『消えるフェイント』如きで胸を張ると思う?
    むしろ――本番はこれからさ。ほら、上を見てみな!?」

778 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 23:31:28 ID:Js2Da2zM
ウィルソン「う、上……!? って、何も――」

てゐ「スキ有りッ!」

バッ! ビュンビュンッ! ドガバギグシャッ!

ケリー「グボハァー!?」

実況「何と!? てゐ選手、突破しただけではとどまらない! 敵選手の隙を突いて、
    ボール越しに二人を強引に吹っ飛ばした〜〜!? パワー、スピード、テクニック。
    全てが揃った上で行使される、因幡の白兎・てゐ選手の極上の美技!」

てゐ「ショータイム! ……ってね」

ロブソン「(日本最古のトリックスターとも呼ばれる、因幡の白兎……それが彼女の正体か。成程、面白い)」

鈴仙「(てゐのドリブルも、これでかなり頼れるようになったわね……。
     パスは元々チート染みてたけど、これならマジで、切り込み役のFWも任せられそうかも)」

*てゐがドリブルフラグを回収。
 『シロウサギドリブル』が『シロウサギトリック』(3/4でドリブル+4、吹飛2)に進化しました。
*てゐのドリブルが、第二部における成長限界に達しました。

779 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 23:32:50 ID:Js2Da2zM
実況「ウィルソン選手達を突破したてゐ選手は左サイドを厳しく切り込んで……そして、
    リトルウイングズ三度目の得点チャンスだ〜〜!」

ロブソン「……!!(まずいな、ここで攻められては。とはいえ、不用意にプレスを掛け、
      ペナルティエリア内の守りを脆くするのは愚策だ。結局は、同じように守るしかないか)」

鈴仙「(イングランドは、またしてもロブソン君を筆頭に4バックで引き籠った穴熊戦法か。
    さっきはそれを利用して、上手い事パチュリーさんのポストプレイでひっかけられたけど、
    今はパチュリーさんが若干上がり切れていない。
    代わりにてゐが上がってくれてるから、『インビジブルデューパー』を今すぐ撃つ事だって出来る。
    ……けど、そうしたらてゐのガッツが早くも枯渇しかけになっちゃうのよねぇ。
    後は……安定の反町君ってのもあるけど。反町君は反町君で、今日はシュートに守備に結構動いているし……)」

前半戦も早い内から飛ばし過ぎた故、鈴仙は仲間の体調を気にしつつ、
しかし僥倖にも得た攻撃チャンスを逃したくない。
バイタルエリアに居る自分の隣には反町が、そして左サイドにはてゐが居り、
少しだけ後ろにパチュリーとアリスが追いかけてくれている中。
右SHのナズーリンは敵のカウンターに備えて下がり目の位置をキープしている。

鈴仙「(攻撃手段は三つ。私か、反町君か、てゐ。
    この中で今は、どのカードを切るのが最善手なのかしら……)」

780 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/29(日) 23:34:00 ID:Js2Da2zM
戦況上はこちらが一方的に攻めてはいるが、体力的にはそろそろ苦しくなってくる頃合いに、
鈴仙が下した判断は――。

A:決める。ダイレクトに『マインドスパークルマイン』だ!(威力:66、1/4で敵GK転倒)300消費
B:決める。てゐと二人で『インビジブルデューパー』だ!(威力:68)250×2消費
C:決める……と見せかけ『玉兎スルー』。反町に決めて貰う!(威力:65)150消費
D:決める……と見せかけ、ポストプレイ。反町に決めて貰う!(鈴仙のポストプレイ:59)
E:反町の低いダイレクトシュート、『ポイゾナスオーバー』で決めて貰う!(威力:66)
F:てゐのドリブル突破からの一対一を狙う!(てゐのドリブル:56)
G:てゐにはサイド際で時間稼ぎをして貰う!
H:その他 グラウンダーで『マインドエクスプロージョン』を打ちたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:720/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

781 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 23:37:59 ID:6843Nx6s
A

782 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 23:40:49 ID:dTIJc+NE
A

783 :森崎名無しさん:2018/04/29(日) 23:40:50 ID:BW7GLHZg
D

784 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 00:00:57 ID:aova2yG+
A:決める。ダイレクトに『マインドスパークルマイン』だ!(威力:66、1/4で敵GK転倒)300消費

鈴仙は意識を集中させて、周囲の波長を読み取る。そして――。

鈴仙「……てゐ! 私に低い浮き球を頂戴! 私が一人で突っ込むわ!」

てゐにそう指示を出した。

てゐ「(……もう一発、『インビジブルデューパー』をやっちゃうと、私が早々に疲れちゃう。
    それを見越しての判断だとすると、心苦しいねぇ)」

ドリブル、パス、シュート、タックル、パスカット。そして鈴仙との連携。
前衛としてできる事は競り合いを除き全て平均以上にこなせるてゐの弱点が、最大ガッツの低さにある。
無論それは周囲と比べての話で、並の選手以上の体力は持っているのだが、
てゐは多芸故に、様々な役割を期待される上、その技の多くは燃費が良いとは言えない。

てゐ「(ま、それを今言っても仕方ないんだけどね)……そんなら、任したよ鈴仙!」

バシュウウウウッ!

実況「てゐ選手、鈴仙選手に低いセンタリング! 鈴仙選手はその軌道を視ようともせず突っ込んだ!
    先程の『インビジブルデューパー』程ではありませんが、これも両者の間に強い信頼感が無いとできないプレーです!」

ロブソン「(突っ込んだ……ポストプレイか? いや、……これは違う!)」

鈴仙「光は無くとも、思い出の閃光はいつまでも消えない。――食らいなさい!」

タッ、グルンッ! グワァァァァァァ……ッ!!

実況「鈴仙選手、ダイビングヘッドと前転シュートを組み合わせたアクロバティックな動き!
    これは……ブラジルで身に着けた新たな必殺シュートです!」

785 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 00:02:38 ID:aova2yG+

鈴仙「……炸裂せよ、近眼閃光花火。幻爆・『マインドスパークルマイン』ッ!」

バシュン! ゴォオオオオオオオオオオオオッ……!!

実況「鈴仙選手の『マインドスパークルマイン』〜〜〜〜〜〜!!」

鈴仙「いけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

786 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 00:06:34 ID:aova2yG+
先着4名様で、

★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 (! card)(! dice + ! dice)=★
★ブライヤー→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★ロブソン→ブロック 58 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+2)=★
★トーマス→パンチング 60 (! card)(! dice + ! dice)=★

と書き込んでください。カードやダイスの結果で分岐します。

【シューター】−【ブロッカー】
≧5→シュートは邪魔される事無く放たれた!GKとの勝負へ。
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(パチュリーがねじ込み)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。
【シューター】−【キーパー】
≧2→鈴仙の『マインドスパークルマイン』がイングランドのゴールに炸裂する!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(反町がねじ込み)(リトルウイングズのコーナーキック)(ウッズがフォロー)
≦−2→イングランドボールに。

【補足・補正・備考】
鈴仙のマークがダイヤの時、敵GKに転倒ペナ(−4)が発生します。
ロブソンのマークがダイヤで、「ティターンブロック(+10、300消費)」が発動します。
ロブソンのマークがハートで、「ギガントブロック(+8、250消費)」が発動します。
ロブソンのマークがスペードで、「ヘビーブロック(+6、150消費)」が発動します。
ロブソンのマークがクラブで「パワーブロック(+4、100消費)」が発動します。
ロブソンはスキル・ゴッドハンドにより負傷を無効化します。

787 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:08:16 ID:???
★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )=★
今日はビックウェーブが来てるはず!

788 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:14:46 ID:???
★ブライヤー→ブロック 54 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=
 ネイマス→ブロック 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=★

789 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:17:53 ID:???
★ロブソン→ブロック 58 ( クラブ8 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)=
 ケインズ→ブロック 54 ( クラブA )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=★

790 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 00:19:35 ID:???
★トーマス→パンチング 60 ( ハート9 )( 4 + 4 )=★

791 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:46:21 ID:aova2yG+
★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )=75★
★ブライヤー→ブロック 54 ( クラブ10 )( 1 + 6 )+(人数補正+2)=63
 ネイマス→ブロック 54 ( ダイヤ10 )( 3 + 4 )+(人数補正+2)=63★
★ロブソン→ブロック 58 ( クラブ8 )( 5 + 2 )+(人数補正+2)+(パワーブロック+4)=71*減衰!
 ケインズ→ブロック 54 ( クラブA )( 6 + 2 )+(人数補正+2)=64★
=4〜2→シュートは放たれた。しかしこの数値差の人数分威力が落ちてGKとの勝負へ。
★鈴仙→マインドスパークルマイン 66 ( ダイヤJ )( 3 + 6 )+(減衰-1)=74★
★トーマス→パンチング 60 ( ハート9 )( 4 + 4 )+(転倒-4)=64★
≧2→鈴仙の『マインドスパークルマイン』がイングランドのゴールに炸裂する!

ゴォォォォッ……!

鈴仙が放った『マインドスパークルマイン』は、いわゆるテクニカルシュートの範疇に入る。
即ち、センタリングを一度空中に蹴り上げてフェイントを行い、その隙を突いて
前転でボールを押し込むという複雑な動きを行うが故に、非常に難易度が高く。
ましてや、サンパウロ戦での銃撃により視力を失ったとされる鈴仙がそんな芸当を行う等、
到底不可能であるように思える。しかし――彼女は、やってみせた。

鈴仙「(……大丈夫。分かる。空気が読める。音が聞こえる。これなら――放てる!)」

鈴仙は皆の目に見えぬところで、途轍もない努力を重ねて来た。
この位は当たり前だと、かつて道を共にした少年の影を追いながら、走り続けて来た。
そしてその結果。視力以外の彼女の感覚は、いまや人間離れ
――いや、妖怪基準で考えても異常なレベルにまで、研ぎ澄まされていた。

792 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:47:33 ID:aova2yG+
霞「……今、とても気になっている研究材料があるんです」

コーチ「ほう。それは何だね」

霞「鈴仙さまです。あの方は努力と気合で、視力を失ったハンデを最小限に留め、
  今もこうして、普通の選手と遜色なくサッカーが出来ています」

普段こそ口にはしないが、霞やコーチはこの事実を特に重く受け止めていた。

霞「ですから、気になるんです。もしも、鈴仙さまが視力を――”狂気の瞳”を取り戻した場合。
  一体、何が起きるのか、って……」

コーチ「鈴仙の視力は、現在の医学では取り戻せん。視神経ごと、焼き切れてしまっているが故な。
     魔界の医学や魔法も同様じゃ。暇を見つけては色々と調べておったが、
     少なくとも、今のワシらに出来る範囲での治療法は存在せん。それこそ、神の奇跡レベルじゃ」

コーチはそこで短く切って、その上で、と前置きし。

コーチ「万一。今の鈴仙が往時の瞳を取り戻す事があれば――その時は、世界最高のストライカーの誕生の時じゃろう。
     ”スーパーストライカー”……今のあの子には、それを名乗る為の素地が出来上がっていると思うよ」

そう厳かに、客観的な事実を告げるのだった。

793 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:48:35 ID:aova2yG+
ロブソン「(なんという精度。そしてスピードだ……! とても視力にハンデのある者が放ったシュートとは思えん!)」

――やがて、シュートはロブソンの胸元まで迫っていた。
胸に風穴を空ける為ではない。その胸元をごく至近距離で潜り抜け躱して、
ゴールネットへと滑りこませる為のシュート。それを、ロブソンは防がなくてはならない。

ロブソン「αδαμ……!!」

ロブソンは三度詠唱し、全身の強度を神話級へと引き上げんとする。
しかし――詠唱の前に、ロブソンの肉体が限界に達した。

ロブソン「グォ、ォオオオオォォ……!」

神話の力を人間が引き出そうとなると、相応の代償が発生するのは至極当然の摂理である。
タルタロスを模した地獄の瘴気に苛まれ、ロブソンの肉体は朽ちて砕けようとしていた。

ロブソン「ま、まだだ。まだ、俺は……死なぬ……!」

――とはいえ、その肉体は瞬時に再生し、十代の少年らしい、若く瑞々しいものに戻る。
超越者特権。神話を根拠とする一度切りの転生を認められた”ゴッドハンド”クラスの能力が発動し、
尽きかけた彼の体力は再び最大値へと戻る。そしてそれだけでなく、

ロブソン「――ガァァァァァァァァアァァァッ!」

ガシッ!

巨体を力強く動かし、シュートの軌道に喰らい付いた。肉体の崩壊と再生が同時に行われる中、
ロブソンはシュートを防がんと、その身体をボールに差し出そうとしていた。
体内で鉄が溶けるような熱さを感じながら、しかし彼はその痛みを厭わない。
『パワーブロック』。数多く存在するブロック技の中でもごく基礎的ではあるが、
ロブソンはその地獄の痛みの中で発動してみせたのだ。しかし――それでも、鈴仙には及ばない。

794 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:49:42 ID:aova2yG+
キンッ! ……ゴォォォォ……!

ロブソン「(威力は減衰出来たが……それだけだ。俺は――失敗、した……!)」

ただ蹴り上げてタイミングをズラしただけの『マインドスターマイン』とは違い、
『マインドスパークルマイン』には、前転シュートによって生じる強烈な逆縦回転がある。
これにより、シュートは並大抵の衝撃では止まらず、ロブソンのブロックを受けても尚推進する。

ゴォォォォ……グンッ!

トーマス「な、なな……なんだ……!? このシュート、視てると、頭がぐるぐるして……はうっ!」

フラリ……バターンッ!

懸命にパンチングに飛んだ筈のトーマスは、特徴的な波長を描くシュートを凝視し続けた事により、
体勢を大きく崩して転倒。そしてそのまま――。

ズバァァァァ……ッ! ――ピピィィィィィィィィィィィィィィィイッ!

鈴仙「はぁ、はぁ……き、決まった……!」


リトルウイングズ 2 − 0 イングランド



795 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:52:27 ID:aova2yG+

実況「き、きまった〜〜〜! ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ル!
    鈴仙選手の『マインドスパークルマイン』が、イングランドのゴールに突き刺さった〜〜!
    これで試合は2−0! 前半戦10分を待たず、リトルウイングズが早くも2点リード!
    強い、強すぎるぞリトルウイングズ! 実力者揃いのイングランド相手に一方的に攻め続け、
    攻撃させる暇すら殆ど与えてくれません! 幻想郷発のクラブチームはやはり侮れなかった!」

観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
   「レーイーセン! レーイーセン!」「イングランドーだらしねえぞー!」「ですよねー」

鈴仙「(また決まった……! 決めることが出来た……! 私は、私達は、世界で戦えるんだ……!)」

確かなシュートの感覚にホイッスル。そして周囲の爆発的な歓声。
鈴仙は自分のシュートが間違いなく決まった事を理解し、ほっと息を吐く。
そして改めて、自らや皆の力を実感し、胸に熱いものがこみ上げてくる。

鈴仙「(サンパウロには負けたけど。私達はまだやれる! ――ここから、もっともっと強くなれる……!)」

そこまで思うのはまだ早いかもしれない。試合はまだまだこれからなのだから。
しかしそれでも、鈴仙達がここまでイングランドの全力相手に善戦できた事実は変わりない。
心の深くでは敗北の傷が癒えない鈴仙にとって、この事実は大きな自信となった。

796 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:54:35 ID:aova2yG+
鈴仙「…………!」

観客の歓声に仲間達の暖かい声。そして敵陣の悔しそうな感情を肌に感じながら、鈴仙は――。

A:「見たかァイングランド! これが私達のチーム力よ!」自慢げに胸を張る!
B:「いよおおおおっし! やったぞおおおっ!」純粋に飛び跳ねる!
C:「今のは運が良かっただけ。油断しちゃだめよ、皆!」謙遜しながら釘を刺す。
D:「2点差だけじゃ済まさない、ガンガン攻めていくわよ、皆!」イケイケアピールする。
E:「私の実力は横に居る反町君の67分の1にも満たない…」ハッタリだ!
F:その他 選手交代させたい場合はこちらで

鈴仙のガッツ:420/990

797 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 01:59:01 ID:tbNHWPjU
A

798 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 01:59:43 ID:aova2yG+
*ロブソンのガッツが300を切ったため、スキル・ゴッドハンドが発動。ガッツが全回復しました。

――と、言ったところで今日はここまでにします。
また、スレの容量が500kbくらいになったので、次スレのスレタイも募集したいと思います。
次スレは、イングランド戦とその後の自由行動、そしてそろそろ他陣営の描写もしたいなとか思っています。

【】鈴仙奮闘記44【】

の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。

あと、反町君の『テクニカルカット(仮)』(1/4でパスカット+2)の名称案を頂けると幸いです。
>>1の独断と偏見で採用します。無ければスベスベマンジュウガニカット的なのにするかもしれません(爆))

それでは、本日もお疲れ様でした。

799 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 07:11:28 ID:QTksR0aU
B

800 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 07:56:41 ID:id197ZMY
D

801 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 08:21:19 ID:tql4v6zw
反町パスカット名前案(格好良い名前にしました)

オゾンパスカット(単体では有毒だが、人類にとっては紫外線を吸収する有益なオゾンのようなパスカット)
アルセニックカット(「生物に非常に強い毒性」のヒ素にちなむ)
カーボンモノキサイドカット(誰かあと1人いないと不安定な一酸化炭素(穣子or静葉的な意味で)にちなむ)

802 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 10:17:03 ID:???
ミミングスソードカット

盲目の英雄ミミングスが所有しているという、伝説の魔剣。
遅効性の毒が塗ってあるとされ、神ですら斬られたら死を免れない。神殺しの剣として恐れられた。
名前の由来は、反町の足にミミングスソードが宿ったという夢を見たことから。

803 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 11:30:34 ID:/2+PtaRo
A
【さよなら】鈴仙奮闘記44【アリスさん】
【絆の力で】鈴仙奮闘記44【どこまでも】

804 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 16:56:36 ID:???
【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】
【再起への】鈴仙奮闘記44【咆哮】
【心の眼で】鈴仙奮闘記44【彼女は何を見る】

乙です

805 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 18:34:37 ID:???
【神々の】鈴仙奮闘記44【黄昏】
【異世界】鈴仙奮闘記44【チートサッカー】

806 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:28:45 ID:aova2yG+
スレ容量ギリギリまで更新します。
>>801-802
必殺技名の提案ありがとうございます!由来まで書いて頂き大変面白く読ませて頂きました。
技名ですが、『オゾンパスカット』にしようと思います。毒かつ無害そうな感じが反町君っぽいかと思ったので…
ミミングスソードカットにして反町がロブソンを両断する描写も考えましたが、
それやるといよいよサッカーじゃなくて異能バトルスレになるのでやめましたw
>>803
投票とスレタイ提案ありがとうございます!
>>804
乙とスレタイ提案ありがとうございます!
>>805
スレタイ提案ありがとうございます!

807 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:30:22 ID:aova2yG+
A:「見たかァイングランド! これが私達のチーム力よ!」自慢げに胸を張る!

鈴仙は胸を張って、心の底からそう言い放った。
今回の自分のゴールが、自分だけの力だけによるものではない事くらいは百も承知だ。
反町が好守を見せ、てゐが繋いで、完璧なセンタリングを放ってくれたからこそ、ゴールを挙げる事ができた。
それだけではない。前のアリスによるゴールだって、ナズーリンやパチュリーの協力無くしては出来なかったし、
そもそも穣子達の連携が無ければ、ロリマーの『バウンドショット』により、先制されていたかもしれない。

鈴仙「(少なくとも今のところ、私達のチームは、総合力においてイングランドを圧倒している!
    クラブチームじゃない。一国の代表選手を集めたユースチームが相手でも、私達は戦えてる!)」

――ゴールを挙げた今でも、ロブソンは恐るべき選手だと理解しているし、
テイラー達の連続ワンツーは未然にこそ防げたが、決して軽視すべきではない。
個々の実力で言えば彼らは、鈴仙達リトルウイングズの選手を上回る、あるいは肉薄するだろう。
しかし、鈴仙達は個々で戦う必要は無い。苦手な分野は得意な選手に任せれば良いし、
自分が動けない場合は、仲間に動いて貰えば良い。
そんなチームメンバー同士の連携が、ロブソン達という個を上回り得るのだ。

ロブソン「……強い少女だ、君は」

ゴールを守り切れなかった責任を感じて地面に伏せるロブソンは、
鈴仙の言葉の裏に潜む、決して慢心では無い確かな自信を感じ取り、そう呟く。
同時に彼は内心で、

ロブソン「(俺達は奥の手を全て出し尽くさねば、負ける。いや、出し尽くした所で、
       勝てる保証など全く無い。……しかし、それでも全力を尽くさねばならんだろう。
       それが、彼女達のような尊敬すべき戦士に対する、最大限の敬意だ)」

――そう、鈴仙達への評価を更に高め。次はどう攻めるべきかに想いを馳せていた。
……イングランドの闘志は、2点差程度で尽きはしない。

808 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:31:32 ID:aova2yG+
***

ピィィィィィィィィィ……ッ!!

実況「さあ! 気を取り直してキックオフ! 現在の状況は前半9分を前にして、
    幻想郷出身のクラブチーム・リトルウイングズが2−0でイングランドを圧倒している状況です。
    まだまだ闘志が尽きぬイングランドですが、一旦状況を落ち着かせる為か、パスワークに徹しており……」

鈴仙「マスター、ここは……」

パチュリー「……無理に取りにいかなくても良い。あんたも、反町君も、てゐも疲れている。
        バックアップに佳歩と星が居るとは言え、こんな早い時間に攻め疲れても意味が無いわ」

鈴仙「(パチュリーさんの意見は見。私はそれに逆らう権利はあるかもしれないけど……。
    だけど、ここで無理に3点差を狙うのは、リスクが大きすぎるわね)」

実況「リトルウイングズ側もまた、無理に攻めには行かない状況、余裕が見えています」

鈴仙達が攻め疲れている中、イングランドはロブソンの超回復能力もあり、比較的体力に余裕を残している。
そんな中でイングランドがゆっくりと攻撃を構築してくれるのは、鈴仙達にとってもメリットが大きい為、
無理に邪魔する事はしない。イングランドを中心とするパスワークの時間は、そのまま5分程度続き――
試合が動いたのは、前半も半ばを過ぎた、16分になっての事だった。

 ※当試合は前後半30分ハーフで選手枠交代は3名まで。延長戦は無く、同点の場合はそのまま引き分けとします。
  (今更の解説ですみません)


809 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:33:19 ID:aova2yG+
先着1名様で、

★イングランドの攻撃→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

JOKER→ウィルソン「覚醒した! 俺の正体は 山岡美子 だったんだよ!?」ウィルソンが覚醒だ!?
ダイヤ→リチャード「オラッ! ドリブル突破させろ!」リチャードが正面突破だ!
ハート→テイラー「(失敗してもリスクが少ないのが、俺のドリブル突破だ)」テイラーのサイドアタック!
スペード→ロリマー「俺の『バウンドパス』で行くか……」ロリマーのパスだ!
クラブ→テイラー「もう一度、『ジェットストリームアタック』だ……!」テイラー達が徒党を組む!

810 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 23:34:18 ID:???
★イングランドの攻撃→ ダイヤ5

811 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/04/30(月) 23:48:04 ID:aova2yG+
★イングランドの攻撃→ ダイヤ5 ★
ダイヤ→リチャード「オラッ! ドリブル突破させろ!」リチャードが正面突破だ!

リチャード「うおおおっ! もう(遅攻に)甘えてる場合じゃねぇ!」

ダッ! ダダダダダダダッ!

実況「ああ〜〜! CFWのリチャード選手、我慢できずにドリブルで正面突破だ〜〜!
    粗雑で乱暴ではありますが、テイラー選手にも決して引けを取らないドリブル技術で、
    鈴仙選手と反町選手をぶち殺そうと突進しています!!」

鈴仙「まるでケダモノね……!」

反町「キャプテン、どうする? 一応、俺一人のタックルでも互角の勝負は出来ると思うけど……」

鈴仙「そうね……(――幸いに、こっちも体勢を整えていたから、リチャード君がこっちに突っ込むまで、
    どう守るか指示を出す程度の余裕はある。二人がかりで止めるか、戦力を分散するか。
    あるいは若干のリスクはあるけど、ある程度深くまで泳がせてからボールを奪うってのも、
    敵陣を崩すという意味では効果的かもしんないわね。さて、ここは――)」

A:反町と二人で迎え撃つ!(鈴仙のタックル:54)
B:反町だけ行かせ、自分はフォローに回る。
C:自分だけ迎え撃ち、反町はフォローに回って貰う。
D:敢えて動かない。パチュリーとアリスに任せつつ自分と反町は反撃に備えて上がる!
E:鈴仙「オラッ催眠!」催眠術(できない)でリチャードを足止めだ!
F:その他 自由選択枠

鈴仙のガッツ:460/990

先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

812 :森崎名無しさん:2018/04/30(月) 23:58:04 ID:???
A

813 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:05:33 ID:ndjmqH2k
A

814 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:10:27 ID:6kJBFObA
A

815 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/05/01(火) 00:22:42 ID:2XyI+YWY
A:反町と二人で迎え撃つ!(鈴仙のタックル:54)

鈴仙「雰囲気で分かる……アイツは超ヤバイ人よ! 少しでも泳がせておく訳にはいかないわ!」

反町「分かった。それじゃあ、一緒に行きましょう!」

ダッ! ダダッ! ズザアアアアアアアアアアアアアッ……ッ!

実況「この試合2トップのFWの鈴仙選手と反町選手、並んでリチャード選手に対峙!
    そしてそのまま、スライディングタックルを仕掛けます!!」

リチャード「オラッドリブルで死ねッ!吹き飛びで死ねッ!!心臓ブチ破られて死ねッ!!!!」

反町「(サッカーを殺人技と勘違いしてる人って、なんでこんなに多いんだろうか……)」

816 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/05/01(火) 00:24:11 ID:2XyI+YWY

先着2名様で、

★リチャード→ドリブル 54 (! card)(! dice + ! dice)=★
★鈴仙→タックル 54 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=
 反町→タックル 55 (! card)(! dice + ! dice)+(人数補正+1)=★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

MAX【攻撃側】−MAX【守備側】
≧2→リチャード、ドリブル突破!
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に
(ロリマーがフォロー)(テイラーがフォロー)(パチュリーがフォロー)
≦−2→リトルウイングズボールに。

【補足・補正・備考】
リチャードのマークがダイヤで、「殺人ドリブル(+4、吹飛1)」が発動します。
リチャードのマークがハートで、「強引なドリブル(+2、吹飛1)」が発動します。
鈴仙のマークがダイヤで「マインドストッパー(+3)」が発動します。
鈴仙のマークがハートで「アイドリングウェーブ(+2)」が発動します。
鈴仙はスキル・フェアプレイ精神により反則を犯さず、代わりに鈴仙が反則の条件を満たした場合−3のペナを負います。
反町のマークがダイヤ・ハートで「ネオポイゾナスタックル(+3)」が発動します。

817 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:25:23 ID:???
★リチャード→ドリブル 54 ( ダイヤA )( 6 + 4 )=★

818 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:26:08 ID:???
★鈴仙→タックル 54 ( クラブ7 )( 5 + 2 )+(人数補正+1)=
 反町→タックル 55 ( ダイヤ6 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)=★

819 :森崎名無しさん:2018/05/01(火) 00:26:51 ID:???
★鈴仙→タックル 54 ( ダイヤ10 )( 1 + 3 )+(人数補正+1)=
 反町→タックル 55 ( スペード2 )( 6 + 3 )+(人数補正+1)=★

820 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/05/01(火) 00:27:18 ID:???
…と、言ったところで今日はここまでにします。
これ以上更新すると容量が一杯になりそうなので、続きは次スレでやりたいと思います。
それまでもう暫く(多分明日の夜)、スレタイを募集させてください。
次スレは、イングランド戦とその後の自由行動、そしてそろそろ他陣営の描写もしたいなとか思っています。

【】鈴仙奮闘記44【】

の形で書いて提案して頂ければ大変嬉しいです。
それでは、本日もお疲れ様でした。

821 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/05/01(火) 22:30:13 ID:???
新スレを立てました。

【再起への】鈴仙奮闘記44【咆哮】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1525177959/

続きは新スレで更新したいと思います。これからも拙作を宜しくお願いいたします。
このスレの残り容量は雑文でも書いて埋めようと思います。
(考えてみれば前スレも埋まってないので、何とか埋めたいと思います…)

822 :◆85KeWZMVkQ :2018/05/02(水) 00:53:52 ID:???
すみません、>>821のスレタイ間違ってますね…汗
【神話に】鈴仙奮闘記44【挑むもの】が正しいです。

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