キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【倒れるまで】鈴仙奮闘記43【戦え】

366 :鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/03/20(火) 00:09:05 ID:???
鈴仙「これは……!」

パチュリー「……奇しくも、私達のような得体の知れないチームを受け入れてくれたのは。
        実際に一度、私達を受け入れてくれた事のある連中ばかりだった、という事ね」

フランス、イングランド、イタリア、メキシコ。これらは、……鈴仙の仲間達が、海外で修行していた場所と重なっている。
単なる偶然ではないであろうことは、容易に見て取れた。

霞「アルゼンチンだけは、ダメだったんですけどね。あと、イタリアも一部主要選手の日程が付かないみたいです。
  逆にそれ以外の国。――フランス、イングランド、メキシコの三か国は、全力で相手をしてくれると言っています。
  どの国の人達も、私達に恩があるみたいでして」

鈴仙「(みんなも、私の知らない所で頑張っていたもんね……)――それじゃあ、そのご恩に徹底的に甘えちゃえば良いのかな」

パチュリー「そうね。幸いに、どの国も実力が拮抗している――唯一強豪であるイタリアは、ヘルナンデスが居ないからね――
        強すぎず弱すぎずで、対戦相手には丁度良い。どこと当たっても、そこそこの経験にはなると思うわ」

コーチ「ざっくり言えば、フランスはバランス型。イギリスは守備型。
     イタリアは特化型でメキシコは攻撃型……と、言ったところじゃろうか。
     特に活躍させたいポジションの選手が居るか? ……という観点から、対戦相手を決めるのも良さそうじゃな」

霞「……それで。鈴仙さまはどの国と対戦するのが良いと思いますか?」

ひとしきりの解説が終わってから、霞は本題を切り出す。――つまり、彼女達は、鈴仙の選択を聞きたいのだ。

鈴仙「私が決めたチームが、そのまま対戦相手になったり……します?」

パチュリー「……さてね。なるかもしれないし、ならないかもしれない。……すべては賢者のみぞ知るよ」

鈴仙「(こ、これなりそうなヤツだ……。だとしたら、私が慎重に選ばないと)」

霞にお願いして、鈴仙は再びさっきのパネルを見せて貰った。果たして、鈴仙が選んだチームは……。

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0ch BBS 2007-01-24