キャプテン森崎 Vol. II 〜Super Morisaki!〜
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【サッカーも】キャプテン岬3【ゲームも好き】

1 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/09/01(日) 15:08:09 ID:rBXP2cuk
『はじめに』
この物語はフィクションです。
現実世界で実在する人物も登場いたします。また1983年から91年までの史実を踏まえてはいます。
ただ物語の展開上脚色や私的設定付与も多々あり、純然たる歴史的事実からは離れてしまっております。

またキャプテン翼のキャラクターのみならず、非サッカー漫画以外のキャラクターも多く
登場しておりますが、実在人物同様、物語に沿う形での脚色や設定付与が多く、どうかご寛恕を願います。

最後に、この物語の主人公は岬太郎です。
ここの岬君は原作を参考にしたり、本編をチェックしてみたり、自身の願望を当てはめてみたりと、
どれにもピタリとは当てはまらない、大変面妖な様相をとっております。
それでも彼の物語として、読み進め楽しめてもらえれば幸いです。

【前スレまでの簡単なあらすじ】
1983年8月、岬太郎はパリに来仏。
知人の男の子が近い将来襲われるであろう危険に対し、岬自身が立ち向かわなくてはならないと
予言されるなど、後日の波乱を予感されるお告げを、叔母の体を借りた祖先の霊から告げられる。
その覚悟がはっきりと固まらないうちに、パリ日本人学校へと入学しサッカー部に入部するも、
近所のフランス人学校チームから因縁をつけられ(たという態で)、賭け試合を行う事となった。
現在は前半が終了し0−0のままでハーフタイムに入り、落ち込んでいるあずみをフォローしよう、
というところまで進んでおります。

前スレ
【赤と8ビットの】キャプテン岬【物語《ロマン》】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1510457921/

329 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/17(日) 11:08:00 ID:Z4JbIyWA
父さんが語った通りだった。聖薇が早乙女財閥の御令嬢だという話は、本当だった。

岬「そうか、そうだったんだ、今までちょっと、失礼なことでもしてたかな」
聖薇「そんな!」

慌てて僕に飛び込んで抱きつき、矢継ぎ早に哀願した。

聖薇「そんな事はありません!お嬢様だからって遠慮して離れて行かないで、
   クラスの皆と変わりなく接してくれて、ただのクラスメイトとして気遣ってくれたことがどれだけ嬉しかったか。
   上げ奉らないで、どうかクラスメイトの早乙女聖薇として、一緒にいさせて……」

親しい相手が去ってしまうかもという恐怖と焦燥を受け止めながら、ゆっくりと赤子をなだめるように聖薇の頭を撫でてやる。
無心にすがりつく聖薇の姿を見て、愛おしさが湧かない訳では無かったが、後の事を考えぐっとこらえる。

どれだけ時間がたっただろう。ようやく落ち着いた聖薇は取り乱した事を詫び、眼鏡を据え直した後、告白を続けたのだった。



先着で
★聖薇の過去 ! card★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。スートで分岐します。

ダイヤ絵柄・JOKER→?「……よう」岬・聖薇「「あなたは!!」」
ダイヤ〜スペード→クラブ+過去についてより詳細に語る
クラブ→過去に何があったか、なぜ風紀委員長になったかを語る

330 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/17(日) 11:56:16 ID:Z4JbIyWA
一旦ここまでといたします。なお、岬君が後日あずみちゃんへ告白する事を決めていますが、
あずみちゃんが受け入れるか、そもそもどう反応するかは、スムーズにいくかもしれませんし
いかないかもしれない事を御留意お願いいたします。

331 :森崎名無しさん:2020/05/17(日) 12:29:14 ID:???
★聖薇の過去  スペード3

332 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/24(日) 17:00:18 ID:rU+8pYsg
申し訳ありません。今週はお休みさせてください。

333 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/28(木) 00:10:56 ID:WkquqaaE
Twitterにてキャプテン岬のメインヒロインのうちの1人、早乙女聖薇さんの
イラストを投稿いたしました。興味のある方はこちらよりご覧になってください。
なお、年齢は原作にちなんで高校生の頃の姿となっております。

・セーラー服姿の聖薇さん
https://twitter.com/sc3loyupbCmTqIC/status/1265659499253084161

・ビキニ水着姿の聖薇さん
https://twitter.com/sc3loyupbCmTqIC/status/1265660198909145088

334 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 16:57:13 ID:8HS4w75M
★聖薇の過去  スペード3 ★→過去に何があったか、なぜ風紀委員長になったかを、詳細に語る
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
聖薇「先にも言いましたが、私は早乙女財閥次期総帥の長女として、父母妹と4人、家族と共に日本で暮らしていました。
   皆とても優しく穏やかで、一緒にいた日々が忘れられません。……離れ離れになったいきさつと共に」

岬「(会えなくなった?離婚でもしたかな)」

ドロドロとした話でも来るか、そう思った僕だったが、耳に聞こえてきたのはより奇怪な話だった。

聖薇「何年か前に日本で起こった、連続切り裂き事件は覚えてます?」
岬「まあ、テレビで見た位は」

もう何年前だったかも思い出せないが、東京のどこかの高級住宅地を中心に何度もバラバラ殺人が発生していた。
手がかりすらろくに見つからず一向に犯人が捕まらない事もあって、
「和製切り裂きジャック」だのあれこれ毎日のように騒いでいたんだっけ。

聖薇「その時私の家のすぐ近くでも起きたので父と母が心配して、
   それまでの車での送迎に加えて、私のためだけにガードマンを3人もつけてくれたのです。
   万が一にも危ない目に合わないようにって」

そこまで語ってから、聖薇は大きく深くため息をついた後、恐ろしい話を語りはじめたのだった。

335 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 16:58:18 ID:8HS4w75M
―――
―――――
―――――――
―――――――――


『うわっ!』


突然体が宙がえりになり、強かに落下して頭を「天井に」打ちつけてしまいました。
それも私だけではなく運転手も、そして山の大きいガードマン達も揃って打ちつけられてしまっていたのです。

瞬時のうちに私達を乗せた自動車が、空き缶を蹴飛ばすように激しく横転していたのでした。
打ちつけた頭の痛みにうめく暇もなく、非難のためガードマンに腕を引っ張られながら、なんとか外に出ました。

そして立ち上がってその場から立ち去ろうとした時、しぶきが顔にかかりました。
はじめは水しぶきだと思いました。その日は雨が降っていましたし、水たまりもあちこちにできていましたから。

ですが目元をぬぐった手が赤黒く染まり、目の前で運転手さんが金切り声を上げて倒れるのを見て、
私の顔にかかったのは血だと、理解させられました。
運転手さんが道路へ倒れ伏した先には、1人の男性が立っていました。それも様子が普通ではありません。



何しろ雨が降り続いているというのに、その人の周りには透明な膜でもあるかのように雨がドーム状によけて通っていたのですから。





336 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 16:59:52 ID:8HS4w75M
その奇怪な現象と、鉄サビをこすり合わせたような不気味な笑い声を聞いて、この人が例の殺人鬼だと直感いたしました。

ガードマン達もそう思って私の前について身構えたのですが、その屈強な人達が全員、
かまいたちに切り刻まれる木の葉のように、何mも離れた相手に瞬時にズタズタにされ、断末魔を上げて倒れてしまいました。

周りの人達を音もなく殺してしまった後、その人は私を見て薄笑いを浮かべながら、私に向かって歩き出してきました。

その時私がどう思ったか!あの血の気の無い薄笑いは一生忘れることはないでしょう。
恐怖のあまり口が裂けそうになる程に叫んで、気を失ってしまいました。



―――――――――
―――――――
―――――
―――


そこまで語ったところで、聖薇にしてはらしくもない荒いため息が吐き出されていた。
僕がそっとティーポットを持ってカップに注いで渡しても、わずかにうなづく以外は反応する気力も残ってないようだった。
重く静まった聖薇の心情をかき乱さぬよう黙って待っているうちに、聖薇が語りを再開した。

337 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:03:01 ID:8HS4w75M
聖薇「意識が戻った時、私は病室のベッドで横たわっていました。
   妹が泣き叫びながら飛びついて、父と母までが頬に涙を濡らしているのを見て、あの出来事は
   夢でも幻でもなく現実に起こったの事なんだと、否応なく受け止めざるをえませんでした。
   体の方はどういう訳か傷1つなく、検査を受けてもおかしいところはなかったのですぐに退院できました。
   ですが家に返って静かな自分の部屋へ戻ってみると、
   あの凄惨な光景がかえって鮮烈に蘇ってきて、絶えず恐怖に襲われるようになりました。
   ドアが不意に空いただけでも叫び声をあげるぐらいで、悪夢はどれだけ見たか数え切れません。
   外出はおろか外を眺めるのさえ怖くなって、家の中で閉じこもっていました。
   ただただそうしてあの恐ろしい記憶が私をむしばみ続けていた頃のある日、母が私に告げました」


早乙女『聖薇、2人で一緒に、殺人鬼の追ってこれない所で過ごしましょう』
聖薇『2人で、って、母さんのお仕事は』
早乙女『辞めました』
聖薇『ええっ!?』


聖薇「母は私を元気にするために、大企業の社長の地位を投げ捨てて、
   異国の地で2人きりで生活する道を選んでくれたのです。
   日本にいる頃は仕事で月に1度も会えませんでしたのに。
   他の家族と離れるのは寂しかったですが、母がいればきっと何とかなる、
   漠然とですがそんな風に思って、パリに移り住む事になったのです」

338 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:05:00 ID:8HS4w75M
聖薇「そうして母と一緒に本を読んだり、料理を作ったり、あちこちを散歩したりしているうちに、
   いつの間にか自分の内に怖いという気持ちが消えてなくなっていきました。
   そして学校に通うようになってから、みんなにはこんな怖い思いはしてほしくない、
   ずっと安心して過ごしていけるようになってほしいと思って、
   風紀委員へと入り学校内の安全と安全を脅かすであろうモノについて、目を光らせていました」

明かされなかったこれまでの境遇と、その心。忘れないようにと
頭に今までの言葉を刻み込んでいると、またも言葉がかかってきた。

聖薇「ですから私が優君を護ろうというのは、ただ義務として、あるいは関心を引くためだけに行こうという訳では無いのです。
   今の私のように、人生に悲惨な事があってほしくない、ずっと幸せでいてほしい。その一心だという事を信じてほしくて」

岬「う、うん、分かったよ」

聖薇の決意に同意したところで、自分の胸の内に置いていた疑問を晴らすべく、聖薇に尋ねてみた。

岬「そういえば、日本で襲われて気を失った時に、何か覚えていた事はある?」

339 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:07:08 ID:8HS4w75M
聖薇「あの時に、ですか?いえ全く」
岬「それじゃあ、この間の試合の後の事は?荒くれ達に向かって行った時の事」
聖薇「あの時……あの時も、ボールが私へと飛んできたのを見てから、記憶が途切れてしまってまして。
   気付いた時には早川さん達に担がれて家に運ばれていました」
岬「(直接の記憶はなしか)お母さんからは、何か言われなかった」
聖薇「それですけど、何でも私がフランスの男の子達をいたぶっていたという話を聞かされたみたいで、
  『あまりおてんばが過ぎないようにね』と、パリに来てからはじめて叱られてしまいました」
岬「(ははあ、あずみちゃんだな)」

快く思っていない相手だけに、聖薇がしでかしてしまった事を誇張して話してしまったのだろう。
あの母親の事だから本気にはしていないだろうが、後日機会を見つけて彼女をたしなめないといけないか。
そんな事を思いながら、話を核心へと進める。

岬「その記憶の無い時なんだけど、その時の早乙女さんは口調も態度も随分と漢っぽくなっていた。
  しかも雰囲気だけの話じゃなくて、あの荒くれ達を全員、ボール越しに次々と吹き飛ばしていたんだ」
聖薇「え、わ、私が、あの人達を!?」
岬「そう、あっという間にね。まるでお話に出てくるような、もう1つの人格が発現したみたいに。
  そして最後に、それとも違うような妙な事を言っていたね。『俺の愛のために』って」

340 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:08:34 ID:8HS4w75M
聖薇「俺の愛って、もしかして、母の」
岬「おそらくね。人格が違うというより、全くの別人のようだった。何か心当たりは」
聖薇「いえ、私も初耳でした。そんな不思議な事が私の身に起こっていたなんて。今日の夜にでも、母に尋ねてみます」

聖薇には何かが憑いている。しかし本人には全く意識も心当たりも無いという。
これ以上尋ねても進展は無さそうだったので、その後二言三言とりとめもない話を交わした後、帰宅する事にした。

別れの挨拶を口にして外に出る。ドアからカチリと鍵のかかる音を後ろにして立ち去ろうとした時、かけた鍵を外す音が聞こえ、
次いで慌ただし気にドアが開いて、聖薇が僕を呼び止めた。

聖薇「お待ちください。言い忘れていましたが、実は来月に私の誕生日がありまして。
   もしお暇でしたら、お越しになりませんか」

そのあまりに嬉しげな、僕の訪問を期待した笑顔を見て、
普段の僕にはあり得ない事だが、考えもせずに行くと返事をしてしまった。
その後家路に着きながら、あずみちゃんの事を思い出す。まだ関係を整理していないのにと後悔しきりだった。



だが、すぐに悩む必要はなくなった。

341 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:10:27 ID:8HS4w75M
翌日の朝、服を着替え終わって朝食の準備に取り掛かろうとしたところで、電話が鳴った。
受話器を取ると聖薇の声が、気ぜわしげに耳に伝わる。

聖薇「すみません、今日から私、しばらく学校を休みます」
岬「今日から?どうして」
聖薇「ごめんなさい、すぐに切らないといけなくて、これから少なくとも1カ月は、日本に戻らないといけません。
   詳しい話は日本に着いてから話しますので、それでは」

失礼しますと言い残し、電話を切られてしまった。聖薇らしからぬ乱雑とさえいえる説明不足と慌てぶり。

岬「(まあ、誕生会が中止になっただけでも良しとしよう)」

そう自分に言い聞かせて受話器を置いた直後、またもけたたましく電話が鳴り響く。
かけ直しかと思ったが、今度は電話越しにも分かるほど、心が浮き立っている人間の声が聞こえてきた。

沙織「ああ太郎くん!ビッグニュースよ!日本に戻って、いや私の人生で最大の、飛び抜けた上客から神おろしの依頼が!」

無間神社パリ分社を建立した後、運営が落ち着いてきたところで沙織さんは日本での様子を確認すべく一時帰国していたのだ。
その沙織さんに、飛び切り金払いのいい相手から依頼が来たという。その名を聞いて、僕は目を見開いた。


沙織「相手はなんと、早乙女電子の元社長さん!その娘さんにとり憑いているのは誰か、教えてほしいって!」




342 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/05/31(日) 17:12:24 ID:8HS4w75M
*聖薇の感情値が6→13(最大値)になりました。岬の提案を無条件で受け入れるようになります。
 更に「信頼」「親友」段階のボーナスも適用されます。詳しくは前スレの464レスを参照の事。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1536464753/464

*聖薇の各人に対する感情が以下のように判明いたしました。

聖薇→(大好き)→岬
聖薇→(だらしない・劣等感)→あずみ
聖薇→(感謝・劣等感)→千早



と、いうところで岬と聖薇の1エピソードはいったんここで終わりです。
ちなみに聖薇の誕生日を11月にしたのは、後々の誕生日が他の主要人物と重ならないように
というこちらの都合による独自設定となります。

如月千早:2月25日
岬太郎:5月5日
早川あずみ:不明、7・8月頃が望ましい?
早乙女聖薇:11月に設定

聖薇とあずみの誕生日はまた後日確定する事といたします。その際は皆様の意見もうかがってまいります。


最後に、月の最後に得られる、今月分の岬君の収入を決定するために、以下の投稿をお願いいたします。
空白は埋めて投稿してください。

★このようにかせぐのだ⇒10+! num+! numフラン★

それでは、本日の投稿はこれで終わりといたします。

343 :森崎名無しさん:2020/05/31(日) 19:40:48 ID:???
★このようにかせぐのだ⇒10+ 8 + 9 フラン★

344 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/06/07(日) 21:51:06 ID:+spIrzDw
すみません、本日は投稿をお休みさせてください。明日投稿出来るよう尽力いたします。

345 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/08(月) 18:19:28 ID:uFaMwq9o
★このようにかせぐのだ⇒10+ 8 + 9 フラン★→27フラン獲得!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


第5.4話『このようにかせぐのだ』


僕は今、ヴォルテール通りのアタリフランス社前にいる。
より正確には、1階のゲームセンターとゲームソフト売り場を横目に抜けてたどり着いた、2階のオフィス入口にいる。

あずみ『受付に着いたらこれを渡して、話は通しておくから、問題なくキーを渡してくれるわ』

以前の打ち合わせで聞いた言葉を思い出す。胸ポケットから丁寧に折り畳んだ紙切れを取り出した後、受付へと歩いていく。

受付嬢「こんにちは、かわいい坊ちゃん、何かごよう?お名前は?」

幼さが残る少年がおずおずと自分の前に歩み出てくるのを見て、
受付嬢としてではなく1人の年上の大人として、鷹揚としたところをみせようとする気持ちがくすぐられたようだ。

岬「はい、岬太郎です!あずみちゃんからここに来てほしいって言われました!」

これから金銭の受け渡しを円滑に続けるには、万が一にも疑われたりしないように、相手の望んでいるイメージへと応えてみた。

346 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/08(月) 18:20:29 ID:uFaMwq9o
受付嬢「あら、プリンセスから?そう、ふふ、うちのプリンセスはやんちゃで男勝りだけど、いい子だから大事にしてあげてね」

あずみちゃんは親の会社の人達からも可愛がられているようだ。密かに頭へ情報を浸みこませた後、
何食わぬ顔で「書類」を渡す。受付嬢はその1枚の紙を手に取って、目を丸くした。



岬太郎に対し、第2保管室の505キーの貸与を認める。
また、この証書により当該人物の第2保管室の入室を認めるものとする。

アタリ株式会社フランス支社代表取締役社長 早川こずえ



フランス語でこう言った内容の文書を渡す。
まさかこんな子供から社長直々の指示書類が渡されるとは思わなかったのだろう。
まごつきながら机の下から鍵を取り出して僕に渡し、保管室までの道筋を説明した後で、
いってらっしゃいませと恭しく頭を下げて見送ってくれた。

岬「(しかし、いくら一人娘の頼みとはいえ、支社長の名前を使ってまでここまでするとはね)」

そこまで自分の子供を溺愛しているのか、それとも商売に貪欲なのか。
あずみ母の思惑に想いを馳せているうちに、第2保管室へとたどり着いた。

347 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/08(月) 18:23:44 ID:uFaMwq9o
鍵を開けて中に入る。中にはイベントで使っていたのか、様々なコスチュームスーツや小道具があちこちに収納されていた。

岬「(戦隊ものっぽいこのアタリスーツなんか、あずみちゃん好きそうだなあ……あ、あった)」

目当てのロッカーを見つけた。
鍵穴の上には8つのダイヤルがあり、指示したコードを入れないと開かないようになっていると、あずみちゃんから聞かされている。

あずみ『N、O、C、O、L、E、C、O、だからね。大切な事だから、忘れないで』
岬「(それはまあ、大事だろうなあ。信仰的な意味で)」

チラリと双海の双子の顔が浮かぶ。それはともかく、中に入っていた封筒を取り出す。
中にはいつどこで誰がいくら使ったかという明細書とそれを元にした僕の取り分、
2フラン硬貨13枚とチップとして1フラン、計27フランが入っていた。

岬「(675円相当、亜美や真美に奮闘してもらってもこれ位か。まあ1週間の金額ではあるし、
   今は安定収入の口が出来ただけ良しとしよう)」

少ないながらも収入源を確保した事に満足して、僕は保管室を後にした。この先この金の成る木を肥やしていけるかは僕の頭と、脚次第だ。


348 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/08(月) 18:26:53 ID:uFaMwq9o
*賭け試合の報酬として27フランを獲得した!

岬の所持金:252フラン→279フラン



岬父「岬一郎です。これから恒例となる週最後の収入イベントについて、
   太郎がどのように報酬を受け取っているかを伝えるべくチュートリアルを挿入してみました。
   次回からは特に記述はしませんが、毎回こんな風に収入を得ていると理解してくだされば幸いです。
   本日はこれで終わりとなりますが、どうかこれからも、太郎をよろしくおねがいいたします」

349 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/06/12(金) 17:54:50 ID:lLFaD+6k
失礼いたします。申し訳ありませんが私用が立て込む形となりまして、
現状では満足のいく水準の岬君の物語を描ける見込みが厳しいものとなってしまいました。
その為勝手ではありますが、今月中のキャプテン岬の投稿をお休みさせてください。
来月も様々な用事があるため、投稿再開は早くとも来月の11日(土)からの見込みとなっております。

なにとぞ今しばらくお待ちくだされば幸いです。

350 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/06/25(木) 22:55:02 ID:umOQc0H+
すみません、本日は投稿をお休みさせてください。明日投稿出来るよう尽力いたします。

351 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/06/25(木) 23:05:22 ID:fvXHLN9M
申し訳ありません。なぜか350にて身に覚えのない投稿がされていますが、残念ながら来月11日くらいまで
投稿できないのは変わりません。混乱を招きかねない事となった事を、お詫び申し上げます。

352 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/12(日) 11:56:46 ID:HQ2M1uog
丸山「早乙女さんは日本に一時帰国しました」

朝の回で開口一番に告げるや、教室内は一斉にざわめきだした。なにしろ誰より規則や規律にうるさく、
そして誰よりも早く登校して委員会活動の下準備や学校周辺の見回りに出る精力的な活動を見せていた風紀委員長が、
何の前触れもなく姿をかき消し仕事を放り投げてしまうとは。

あずみ「やった、これで学校に平和が戻ったよ」

嬉しさを隠そうともせず、隣からあずみちゃんが話しかけてくる。

あずみ「いろいろチョッカイばかりかけてくるから、バチが当たったんだ。すました顔してあたしの」
丸山「静かに!」

カンカンとチョークが黒板にノックされ、騒々しいおしゃべりが制止される。

丸山「1カ月位でまた、ここに戻ってきます。母親のお仕事の都合でやむなく日本に行くというだけですから、
   皆さん心配しないように」
あずみ「えー、そんなァ……神は死んだ、神は死んだ……」

353 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/12(日) 11:58:47 ID:HQ2M1uog
一時帰国に過ぎないと告げられて、隣の少女はたちまち露骨に不機嫌な表情をさらけ出す。
ため息が僕の方にまで届いてくるがお構いなしだ。そんな時。

岬「(相変わらずだなあ、こんな調子で協力なんてできるやら)」
千早「ちょっといいかしら」
岬「どうしたの」
千早「早乙女さんの事、教えてもらえる」

えっと思わず口に出そうになるところを抑え、動揺を隠すべくできるだけゆっくり千早の方へと体を向けて、きき直した。

岬「急に一体、どうしたの」
千早「さっきの先生の話、どうもストンと腑に落ちないというか、隠したい事に気付かせないようにというのか、とにかくモヤモヤしていて」
岬「そうかな、特にヘンなところは無さそうだったけど」
千早「いえ、間違いなくあるわ」

話をやんわりとそらそうとするもキッパリと断言され、話は進行する。

千早「これから早乙女さんが帰ってくるまで、代わりの風紀委員長を決めなければいけない。
   面倒事ばかりの役割で急な事だから、決まっても熱心に取り組んではくれないでしょう」
   あずみ「ふーん、なんならいない時ぐらい風紀委員なんてやらずに」
千早「あずみ」

子供をたしなめる母親のように、友達を軽く言葉で制止する。

千早「そういう訳にはいかないでしょう。
   校内の見回りの人の手配とか、集団下校の付き添いの割り振りやその時の観察レポートの管理とかはどうするの」
あずみ「あーっ、そうか」

354 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/12(日) 12:00:28 ID:HQ2M1uog
説明を聞いてあずみちゃんは納得し、引き下がる。この頃物騒になってきたパリにて生徒を安全に帰宅させるという名目の下、
例の凶悪犯に対する警戒と情報収集体制を、学校でとっている。

千早「そんな仕事をなんのフォローもせずに放り投げるなんてこと、絶対にしないひとなのに。
   そもそもいなくなるという事さえ初めて知った。絶対に、何かあったのよ。それで、岬君に尋ねてみようと思って」
岬「いや、気持ちは分かるけど僕なんかに」
千早「ふふふ」

否定をしようとすると千早は、なぜだか楽しげな笑みを僕に向けて、話し続ける。

千早「遠慮もしすぎるとイヤミになるわ。この間のサッカー部の活躍、学校で知らない人はいないから。
   当然、その後の早乙女さんとのやり取りも」

僕とそれ以外の態度の変わりぶりの事だろう。周りにはフランス人達しかいなかっただろうから、
話の詳細は分からないだろうが、話が広がっていくうちに誇張されてもおかしくない。
そして、よそを向いていたあずみちゃんが、突如風を切るような勢いでこちらに振り向き、
僕へと顔を突きつけるように近づけながら、問い詰めてきた。

あずみ「そうね。あいつがどんな寝言言ってたのか、スッゴク知りたいなあ」

355 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/12(日) 12:02:49 ID:HQ2M1uog
千早「あずみの事はともかく、もしそんな親しい仲なら、何かしら話してくれているんじゃないかって、思ったの。
   せめてさしつかえの無いところだけでも、話してもらえないかしら。これからの事もあるから」
岬「(うーん、どうしよう。聖薇からは話さないでと頼まれたし、
   あずみちゃんは明らかに知りたい事が違っているし……ここは)」


A 「いや、僕も初耳で驚いているんだ」 あくまでシラを切り通す
B 「先生と同じ事を話していただけだよ」 当たり障りのない事だけを話す
C 「それは言えない、僕だけにって事で話してくれたんだから」 話す気はないという事を示す
D その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。



そして本日はこれまでと致します。
なお、この回のタイトルが思い浮かばなかったのですが、
これはというタイトルがあれば、どうかご教示お願いいたします。

356 :森崎名無しさん:2020/07/13(月) 21:05:57 ID:mGckjzl6
B

357 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/19(日) 15:01:32 ID:bTIe4pos
B 「先生と同じ事を話していただけだよ」 当たり障りのない事だけを話す
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「先生と同じ事を話していただけだよ、明日からしばらく日本に行くって」
千早「そう、それなら」
あずみ「あん!?」

不機嫌、いや敵意さえ感じられる鋭い視線を向けながら手を伸ばし、僕の頬をつかむ。

岬「うふぁ」
あずみ「あのヤロー、アンタだけにそんなことぬかしてたってワケ、まるで自分が、ただ1人の特別な存在みたいに」
岬「いやそれは、話したのだってたまたま出会っただけ痛っ」

何故だか起こった少女のご立腹をなだめようとしたが、頬にかかる圧がさらに強くなっていく。

あずみ「フン、あんな奴とおしゃべりなんかしたバツよ、あーあ朝からヤなこと聞いたわ、ったく……」

プリプリとした具合に顔を膨らませて、苛立たしげに机から立ち去ってしまった。
既に朝の会が終わり周りは別のおしゃべりに高じていて、こちらの方に関心が向かわないのが不幸中の幸いだった。

358 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/19(日) 15:03:09 ID:bTIe4pos
千早「あずみったら、またすねちゃった。大丈夫よ、あの位なら1時間目が始まる頃までに戻って来るわ」
岬「だといいんだけど。なんであんなに感情的になるかなあ」
千早「さあ?それにしても早乙女さんがねえ、岬君にだけなんて」
岬「そうかな、他の人にも」
千早「風紀委員の私達に伝えられてない事が、他のクラスメイトに教えているなんて考えにくいわ。
   ふふふ、色々と面白くなってきたし、思うところもあるけれど、
   もう少しで授業だからここまでにしておくわ、じゃあね」
岬「う、うん、じゃあね(何か知っているようだけど……時間もないし、今はやめておこう。
  あずみちゃんの方はどうしたものかねえ……)」

若干の波乱を含みつつ、大過はなくこの場をやり過ごすこととなったのだった。


※あずみの感情値と対人関係は以下のようになりました。
感情値(8→7)
あずみ→(あの野郎!)→聖薇

359 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/19(日) 15:04:31 ID:bTIe4pos
1983年10月第2週第1フェイズ、学校内


岬「(ああ、終わった)」

体を伸ばす。授業が全て終わり、サッカー部の練習まで時間がある。その間をどうすべきだろうか。

@自分の教室、
A上級生の教室
B下級生の教室 
C音楽室
D情報室
E校庭
F誰とも会わずにサッカー部練習に加わる


1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

なお、Fを選んだ場合、2分の1の確率で練習時間か自由時間のどちらかをもう1回多く利用できます。
それ以外の場合は、その場所にいるであろう人と交流を行えます(誰もいない場合もあります)。
場所によって会える人が変わってきますし、複数の箇所で会える人もいます。

360 :森崎名無しさん:2020/07/19(日) 18:57:11 ID:nrQsnt+A
A

361 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/07/19(日) 22:26:50 ID:bTIe4pos
本日はこれで終わりといたします。最後に1つだけ投稿を。



A上級生の教室
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
先着で
★上級生の教室 ! card★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。スートと数値で分岐します。

・ダイヤ
KとL:天ケ瀬と大杉
J:中江 
I:天ケ瀬
H:秋山
G:永井
F:黒田 
E:渋沢
D:藤田
C:大杉
B:金子
A:西園寺    
@:塩野

それ以外:知っている人は誰もいなかった

362 :森崎名無しさん:2020/07/19(日) 22:59:27 ID:???
★上級生の教室  ダイヤ3

363 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/07/28(火) 21:31:56 ID:7DC8fndE
すみません、私用に追われるあまり、先週分の投稿を失念しておりました。

用事はとりあえず一段落しましたので、今週こそ続きを投稿いたします、今しばらくお待ちください。

364 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2020/08/02(日) 15:09:14 ID:xK69mOlg
★上級生の教室  ダイヤ3 ★⇒金子(DF)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
部活動が始まるまではまだ時間がある。そう思ってふらりと校舎を歩いていると、
上級生、中等部の人達の教室が見えてきた。サッカー以外の先輩達の一面が見えるかもしれないと思い
中に入ってみると、聞き覚えのある声が僕を呼んでくる。

金子「おう、岬じゃないか、どうした」
岬「(サッカー部でDFしている人だったな、なんて返事しよう)」

A:岬「中学生になったら別の校舎に移ると聞いて、今のうちに覚えておこうと思いまして」
B:岬「このあたりで強いチームか、凄いプレーヤーがいれば教えてほしいと思いまして」
C:岬「パリでプレゼントのおもちゃを買える所を探していて、先輩なら教えてくれるかもと」
D:岬「この間の試合の後、早川さんからどうも嫌われたみたいで、どうすればいいかと」
E:岬「もし良ければ、今度の土日にでも一緒に練習できればとうれしいです」
F:その他、自由回答(要2票)

先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。

365 :森崎名無しさん:2020/08/03(月) 22:15:50 ID:/3sE7sJw
E

366 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/05(水) 16:55:28 ID:6g8Kr2oM
本日は都合により少々早い時間に投稿いたします。そしてこれからの今月中、私用により、
投稿できる日が不透明なものとなります。何卒ご理解をよろしくお願い申し上げます。




E:岬「もし良ければ、今度の土日にでも一緒に練習できればとうれしいです」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ここのところ1人だけの練習がまるで効果を上げていない。想像では限界がある。
誰か他人の介添えが必要かもしれない。少なくともこの先輩との親交は深められるだろう。
そう算段を立てて申し入れをしてみたところ、その先輩からの返答は……

先着で
★金子先輩の返事 ! card★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。スートで分岐します。

JOKER:ダイヤ・ハート+金子「ちょうどいい、新技の特訓につきあってくれよ」
ダイヤ・ハート:金子「いいぜ、今度の土曜にでも行こう」
スペード・クラブ:金子「あー、ちょっと野暮用があって、行けないんだわ」
クラブA:あずみ「ダメッ、岬君はあたしと行くのッ!」 唐突に現れたあずみに腕をつかまれる!


367 :森崎名無しさん:2020/08/05(水) 17:08:07 ID:???
★金子先輩の返事  ダイヤ4

368 :森崎名無しさん:2020/08/05(水) 17:16:59 ID:???
快く引き受けてくれるなんて金子先輩いい人だな

369 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/05(水) 18:36:39 ID:???
>>368
岬君、いい先輩にまた1人で会えたのかもしれません。金子さんにも幸あらんことを。



★金子先輩の返事  ダイヤ4 ★⇒金子「いいぜ、今度の土曜にでも行こう」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
声をかけた途端、ほとんど躊躇することなくOKと返事が来た。

金子「いやあ、お前の腕前にはホント、何度ビックリさせられたか。
   こんなにちっちゃい奴が誰よりも上手いなんてよ。俺達が束になって敵わない相手を、
   たった一人で何回も……ま、そういう訳だ。練習は今度の土曜の10時からでいいか?」
岬「あ、はい、大丈夫です」
金子「おし、決まりだ。よろしく頼むぜ、お前なら代わりが……」

快い口調でペラペラと話している先輩が、突然口を閉ざす。

金子「いや、何でもない。そろそろ部活の時間、とにかく土曜10時だ、忘れるな」

慌ただし気に、無理矢理話題を引きちぎるようにして相手は去っていった。
その後のサッカー練習では彼と話す機会がなく、疑問を晴らす事は出来なかった。

*学校内フェイズが終了しました。
*金子との合同練習の約束を取り付けました。
 今週の練習フェイズは自動的に金子との練習となります。

370 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/05(水) 18:38:36 ID:6g8Kr2oM
1983年10月第2週、練習時間フェイズ


金子「おう岬、こっちだ!」

僕は学校で交わした約束に沿って、とある大きな公園にやってきた。目的地に相手が先に居たので、急いでそばに駆け寄る。

岬「すみません、先輩より遅れてしまって」
金子「何言ってんだ、まだ予定より10分早いだろ。そんな事より体操だ、練習だ、それ!」

挨拶もそこそこに準備体操がはじまる。上下左右に上体を屈伸している中、相手が話しかけてきた。

金子「今日の訓練についてなんだがよ……」



先着で
★金子先輩のリクエスト ! card★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。スートで分岐します。

JOKER:金子「お前、最後のシュートで何か閃いただろ。付き合ってやるよ」
ダイヤ:金子「岬は俺に向かってドリブルしてくれ、オレはタックルの訓練がしたい」
ハート:金子「岬は俺に向かって、パスのつもりでボールを上げてくれ、パスカットの訓練がしたい」
スペード:金子「岬は俺に向かってタックルしてくれ、オレはドリブルの訓練がしたい」
クラブ:金子「岬は俺に向かってシュートしてくれ、オレはブロックの訓練がしたい」
クラブA:????「フフフ、面白そうじゃないか」 金色の長髪の少年がゴールポストの上に座りながら呼びかけてきた!

371 :森崎名無しさん:2020/08/05(水) 19:14:39 ID:???
★金子先輩のリクエスト  スペード8

372 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/05(水) 21:56:08 ID:6g8Kr2oM
本日はここまでといたします。なお、先程も申しましたが、
今月の投稿は大変少なくなりそうです。投稿できてもいつ出せるか分かりません。
どうかお許し頂けることを祈るばかりです。

373 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/15(土) 10:22:20 ID:dA6BCwsc
★金子先輩のリクエスト  スペード8 ★⇒金子「岬は俺に向かってタックルしてくれ、オレはドリブルの訓練がしたい」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「ドリブル、ですか?」
金子「いやな、あの試合の時お前に何人も群がって来ただろ?
あんな風に群がってきてすぐ取られたらたちまちピンチだ、何とかしたいと思ってな」
岬「そうですか、分かりました(先輩達のポテンシャル、すこし探ってみますか)」


★(金子の)83年10月2週のドリブル練習→! card
(岬の)83年10月2週のタックル練習→! card★
と書き込み、!とcardの間の隙間を埋めて下さい。スートと数値で分岐します。


・凄く上がりやすい+α(岬との共同練習により金子の効率が上方修正されています)
JOKER→+2&必殺技習得!
13→+2!&必殺技のフラグ習得!
10〜12→+2!
4〜9→+1!
1〜3→効果がなかった

374 :森崎名無しさん:2020/08/15(土) 10:34:19 ID:???
★(金子の)83年10月2週のドリブル練習→ ダイヤA
(岬の)83年10月2週のタックル練習→ クラブK

375 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/15(土) 11:14:11 ID:dA6BCwsc
岬君が先輩を尻目にドリブル覚醒しましたので、その描写のため時間をとらせてください。
本日の夜に投稿できるよう努めてまいりますので、今しばらくお待ちください。

376 :森崎名無しさん:2020/08/15(土) 19:30:03 ID:???
タックル覚醒じゃないの?

377 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/15(土) 22:01:25 ID:dA6BCwsc
>>376
済みません、ご指摘の通り本来の岬君の成長はタックルの誤りでした。また、タックルに
ついては現在フラグを所持しておりません。詳しくは当スレの228レスをご覧ください。
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1567318078/228

本日は執筆内容の変更に伴う構成の練り直しのため、続きを投稿できません。
岬君の成長項目の件も含め、お詫び申し上げます。どうかお待ちくださる事をお願いいたします。

378 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/29(土) 16:20:08 ID:e/Tp0dwY
第6話『金子先輩のつぶやき』



(金子の)83年10月2週のドリブル練習→ ダイヤA ⇒効果がなかった
(岬の)83年10月2週のタックル練習→ クラブK
⇒+2!&タックル必殺技のフラグ習得!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
金子「うおぅ!」

ドリブルで向かってくる相手のボールへ足を突き出す。フェイントをかける隙も与えずボールを奪い取った。

金子「ヒャーっ、ダメだ、早すぎてダメだ、見えたと思ったらもうボールがないんじゃなあ」
岬「僕も驚いてます。今日はいつもより調子が良くて」

確かに今日は調子がいい。体中がピンと張った針になったような、
感覚が鋭敏になっていて、瞬時の反応のままに体が動いていてくれる。
実を言えばここまでのサッカー部の練習で、パスワークなどの全体練習を除いたマンツーマン練習は天ケ瀬とあずみとしかしていなかった。
少しでも上手い相手と練習するのがいいと思ったからだがそう思い込みをするものではない。
技量に差があるとはいえ動きの癖や立ち回り方は2人とは違う。
その違いが僕の感覚を研ぎ澄まさせて、動きを良くしてくれているのかもしれない。

金子「まったく、そんなプレーを続けられたら、舌と一緒に脚まで巻かれちまうぜ。ま、ここらで少し休憩にしよう」

ともかく翻弄されっぱなしやられっぱなしのリズムを切り替えるべく、相手は休息を呼びかけた。
その呼びかけに従って近くのベンチへと歩いてから、腰を下ろした。

379 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/29(土) 16:21:15 ID:e/Tp0dwY
岬「(ふう、休みか。何か話そうかな)」

そう交流の糸目を探っているところで、相手の方から声がかかってきた。

金子「いや、あの賭け試合の時もそうだったが、今日一緒に練習して改めて感じたよ。
   俺達はお前に決して敵わない、決定的に違った存在なんだって」
岬「いやそんな、僕は運が良かっただけですよ」
金子「そう謙遜するな、少なくとも俺はそう思っている。
   ともかくお前は俺達やこの辺りの大抵のフランス人より強いのは確かだ。
   これなら来年の日本人学校親善大会も優勝できるかもしれない」

かもしれない。そう言い切ったところで話も切れる。そして再び口を開いて語り出した時、僕の耳に思わぬ言葉が飛んできた。



金子「俺はなあ、岬がキャプテンになるべきだと思うんだ」





380 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/29(土) 16:24:15 ID:e/Tp0dwY
えっと思わぬところで声が出た。
キャプテン。サッカー部のまとめ役としてチームメンバーの意見を
収集・説得して集約していく過程でチームを操作する事のできる立場。
今までの根無し草生活とは違いパリに根を張って活動していく以上必要となってくるポジションとなるが、
その座を見てよだれを垂らすようなマネはしてはいけない。

岬「(皆が僕をキャプテンにと推挙する形でなるように、控え目にと)ぼ、僕がそんな。天ケ瀬キャプテンは」
金子「大丈夫さ、そのキャプテンが『岬が来てからだいぶ楽になった、俺もサッカーを楽しむ事ができそうだ』とか、
   含みのあるコトを俺達の前で言うようになったんだぜ。それにな」

そこまで話をしてから、手を上に伸ばしボリボリと頭を掻き出した。
こちらへの視線をそらし勢いよく掻いていて、どことなくバツの悪さを感じているように思われた。

金子「天ケ瀬には面倒事ばっかり押し付けちまったからな。
   負け続きでやる気のなかったサッカー部が今日まで持ちこたえてきたのはキャプテンのおかげだ。
   ただその為に作戦や練習の指示や手配だけでなくて、
   俺達の能力測定やそのデータ管理とかも任せっきりにしてたからなあ。
   いや俺達も自分達でやろうとはしたんだぞ?そしたら
  『お前らはサッカーの事だけ考えていろ、それだけを考えていられるようにするのもキャプテンの仕事だ』って」

381 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/29(土) 16:26:54 ID:e/Tp0dwY
金子「そう言って譲らなかったんだからさ。
   今は他のところといい勝負ができるようになったし、
   そろそろアイツにも純粋に、サッカーを楽しんでもいいんじゃないかって、思ってな」

岬「(試合に勝つまで結構な意気地なしチームだったからなあ、さぞ天ケ瀬も苦労しただろうなあ。
   と、そろそろこっちも話題を振っていかないと。なかなか切り込んだところに入っているし、
   上手くいけば今後の展開がよくなってくるかもしれない。何を口にするべきだろうか)」


A:岬「そんな……僕がキャプテンなんて荷が重すぎますよ」 あくまでも補佐に徹するアピール
B:岬「……僕が決められる事ではありませんよ」 暗に先輩達が盛り上げるなら応じると匂わせる
C:岬「いえ、僕はまだキャプテンにはなれません。
   僕がするべき事を果たした時にこそ、本当のキャプテンになれると考えています」
                        如月優護衛の件を念頭に、しかしその事を語ることなく告げる
D:岬「他の先輩達はどう思っていますか?」 どれくらい賛同者がいるか尋ねる
E:岬「『大抵』って、どこかに強いフランス人チームがあるんですか?」 対戦相手候補について尋ねる
F:岬「マネージャーを探した方がいいのでは?」 天ケ瀬の負担軽減を進言する
G:その他、自由回答(要2票)


先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
また、ここでをA〜Cを選んでも、キャプテン就任の意思を放棄した事にはならず、
後日その選択機会がありますのでご安心ください。


*金子のドリブル値は変わりませんでした……
*岬のタックル値が21から23に上昇しました!さらに岬がタックルフラグを習得しました!

382 :森崎名無しさん:2020/08/29(土) 16:53:51 ID:???
B

Aだと偽善者臭が鼻につくしBが無難かな

383 :森崎名無しさん:2020/08/29(土) 17:42:22 ID:???
>>382
申し訳ありませんがこちらの投票はID欄を空白にして、IDを表示したもののみ有効とするルールを採用しております。
お手数ではありますが、ID欄を空白にしてもう一度投票してくださるよう、お願いいたします。

あつ森スレの影響で森崎板に人が増えたのか、このスレも質問を設置してから1時間以内に
回答がくる事が多くなってきました。この事も考えて、投票システムを変更しようか否か、
検討していきたいと考えております。

384 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/29(土) 17:44:23 ID:e/Tp0dwY
すみません、383は私です。

続きは今日の夜遅くになるかと思います。投稿出来そうにない場合はその旨連絡いたします。

385 :森崎名無しさん:2020/08/29(土) 18:33:15 ID:NmaOzPwA
B

386 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/29(土) 21:49:38 ID:e/Tp0dwY
B:岬「……僕が決められる事ではありませんよ」 暗に先輩達が盛り上げるなら応じると匂わせる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「みんなの支持があってこそのキャプテンです。
  1人でみんなを引っ張っていけるような人もいますけど、僕にはとても」
金子「そうだなあ、小学生が中学生を引っ張っていくのはキツイよな」

僕の気の無い返事を受けても、いやその為だろう、
先輩としての甲斐性を少しでも見せておきたいという気負いをビンビンにみなぎらせて、僕に提案する。

金子「要は他のが岬に納得してついてくればいいんだろ?
   それなら、俺が暇な時を見計らって、それとなく岬をキャプテンにしたらどうかって、ほのめかしてやるよ」
岬「え、そんな悪いです」
金子「いいって事よ、やっぱり勝負するなら勝ちたいからな、岬がキャプテンならもっと強い相手でも勝てそうな気がするぜ。
   月に1度、状況を報告にきてやるよ。さすがにそうすぐにキャプテンって訳にはいかないが、下準備はすませておく。
   それじゃ話はこれで、休憩も終わりだ。練習を再開しよう」

金子は立ち上がってボールを持ち、芝生へと向かう。
こうして僕は思わぬ形でキャプテン就任のための同志を見つける事ができたのだった。


*登場人物の感情が判明しました。
金子→(キャプテン推し)→岬

387 :森崎名無しさん:2020/08/29(土) 21:53:27 ID:e/Tp0dwY
1983年10月第「3」週 自由時間フェイズ


岬「あー!先週聖薇とイチャイチャしていたのが第「2」週だから、今週は3週目だ!
  あららカレンダー見てないから勘違いしちゃった、ゴメンねみんな!
  ……誰に謝っているんだろう。あまり考えるとヤバい予感がするからこれ位にしておいて、
  まずは電話帳で相手先の電話番号を確認しておくか。練習の帰り際に
  自分からもそれとなくアピールした方がいいって、金子も言っていたし。
  ……よし、次はどうするかな。優君の誕生日は第4週の後「第5週」だから、
  優君のプレゼントでも探すか、千早と交流を持つか。それとも最近おかんむりのあずみの苛立ちを和らげに行くか。
  それとも練習をするか。……沙織さんがいれば色々相談できたのになあ。まあいいや、ここは……」


A サッカーの練習に出かける
B パリのどこかに出かける

所持金:279フラン

先に「2」票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。


*チームメイトの電話番号を把握しました。
 今後「パリのどこかに出かける」の中に【サッカー部チームメイト】が追加され、それを選ぶとその中の誰を選ぶかを選択できます。
 また「天ケ瀬家」と「早川家」はこれとは別項目のままとします。

*「無間神社」は沙織が不在のため、少なくとも10月中は出かける事ができません。

388 :森崎名無しさん:2020/08/29(土) 22:03:59 ID:2K88LRGA
A

389 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/29(土) 22:06:06 ID:e/Tp0dwY
本日はこれまでと致します。久しぶりの投稿で不備があるかもしれませんが、
もし見つけた際は遠慮なく申し出てください。
またキャプテン選出の方法は、日を改めて説明したいと思います。


*金子の感情値が以下のようになりました。
8→10(親友、サッカー時の岬がらみの判定に+1)


>>382
Aですと金子先輩に腹の内を見透かされて、キャプテン選出の働きかけまではしてくれなかったでしょうね。
キャプテンの話を出されて岬がまず口にしたのが現キャプテンの考えと、
腹に一物抱えているのが見えていますし。

390 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/08/29(土) 22:09:27 ID:e/Tp0dwY
最後に一言、今回は2票決となっております。しばらく実験として必要票数が
変わっている事があります。なにとぞご確認の上投票をお願いいたします。

391 :森崎名無しさん:2020/08/29(土) 22:28:00 ID:GYSp8ajY
B

392 :森崎名無しさん:2020/09/02(水) 17:59:47 ID:yV7iorQs


393 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/09/04(金) 21:40:32 ID:SWF2IiwU
A サッカーの練習に出かける
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1983年10月第3週 自由時間フェイズでのサッカー練習

岬「おっと、タックルの倦怠感のメモを忘れてた。この間金子と練習したから1アップになる。
  ……こんなことさせてるからみんなによんでもらえないんだよ?
  さて、メモも独り言も済んだし、練習しよっと」


A ドリブル:24 凄く上がりやすい+α
B パス: 22 凄く上がりやすい+α
C シュート:19 凄く上がりやすい+α
D タックル:23 凄く上がりやすい+α
E パスカット:21 凄く上がりやすい+α
F ブロック:20 凄く上がりやすい+α
G せりあい:19 凄く上がりやすい+α
H ガッツ:705 凄く上がりやすい+α

・凄く上がりやすい
JOKER→+2&必殺技のフラグ習得!
13→+2! (+10)
7〜12→+1! (+5)
1〜6→効果がなかった

先に【2票】入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
*現在の倦怠感(5つたまると練習効率が1段階下がります)
 ドリブル:0 パス:0 シュート:1 タックル:1 パスカット:1
 ブロック: 0 せりあい:0  ガッツ: 1

394 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/09/04(金) 21:42:06 ID:SWF2IiwU
本日はこれのみで終わりといたします。なおこの選択肢も2票決となります。

395 :森崎名無しさん:2020/09/05(土) 05:17:34 ID:olQ5j5rc
H

396 :森崎名無しさん:2020/09/05(土) 06:56:35 ID:6JvwLg2w
H

397 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/09/05(土) 20:56:35 ID:Uf4RV+vY
本日は1レスのみ投稿いたします。



先着で ★83年10月3週2回目の練習(ガッツ)! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。数値で分岐します。

JOKER→+10+スキルフラグ獲得!
13→+10
7〜12→+5
1〜6→効果がなかった



なお、この判定表については前スレの258レスより引用しております。
これでJOKERが出ても大丈夫!(ちゃんと控えとけ)
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1536464753/258

398 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/09/05(土) 20:57:57 ID:Uf4RV+vY
本日は1レスのみ投稿いたします。



先着で ★83年10月3週2回目の練習(ガッツ)! card ★
と書き込み!とcardの間の隙間を埋めて下さい。数値で分岐します。

JOKER→+10+スキルフラグ獲得!
13→+10
7〜12→+5
1〜6→効果がなかった



なお、この判定表については前スレの258レスより引用しております。
これでJOKERが出ても大丈夫!(ちゃんと控えとけ)
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1536464753/258

399 :森崎名無しさん:2020/09/05(土) 21:04:55 ID:???
★83年10月3週2回目の練習(ガッツ) ハート5

400 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/09/13(日) 20:35:53 ID:Qoc3U5Ko
本日は内容がないよう……でまだ投稿出来ません。どうか今しばらくお待ちくださるようお願いいたします。

それにしても岬君、またしても練習失敗しましたか。強豪校でも何でもない、下手をすると日本より練習環境が悪い
(部員数が少ない、校庭(笑)が使えない)事を考慮して能力アップを構成しましたが、はてどうしたものか。

401 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/09/20(日) 19:55:40 ID:/5SnYtns
★83年10月3週2回目の練習(ガッツ) ハート5★→効果がなかった
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
岬「(いやあ、パリってが多いんだなあ)」

キリがないほどに始終観光客が湧いて出るシャンゼリゼ通りを走る。

岬「(長崎や尾道みたいだ。坂が多いなあ)」

パリの中では新興地区であるモンマルトル一体の階段をのぼっている。
そうして公園についてベンチにつき、心の中で一言。

岬「(うん、何の練習にもならなかったね!)」

このところ一向に進展が見られないため、じわじわと焦りを感じずにはいられなくなる。

岬「(やっぱり個人練習じゃ限界があるかなあ。もっと他人を誘って練習するべきだろうか)」

あれこれ考えたところでそう名案が浮かぶはずもなく、何のドラマも起らずに家に返る事となった。

*ガッツは清聴しませんでした。そしてガッツの倦怠感が1上昇しました。
ガッツ倦怠感:1→2


402 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/09/20(日) 20:01:29 ID:/5SnYtns
最後に毎月恒例の、今月分の岬君の収入を決定するための以下の投稿をお願いいたします。
空白は埋めて投稿してください。


★このようにかせぐのだ⇒10+! num+! numフラン★


*現在の岬君の所持金は279フラン
(このスレでは1フラン25円、円換算6975円)

それでは、本日の投稿はこれで終わりといたします。

403 :森崎名無しさん:2020/09/20(日) 20:47:31 ID:???
★このようにかせぐのだ⇒10+ 2 + 4 フラン★

404 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/09/27(日) 21:24:30 ID:sQlgAXCs
皆様お久しぶりです。キャプテン岬の人と申します。

皆様も御存知の通り、ここ数カ月物語の更新が停滞しております。
私の筆遣いの拙さと粗雑な構成のため完全に執筆が行き詰っております。
あれこれ考えた結果ここは話を整理し、自分の書きたい事を書く事をめざせばいいんじゃないか、
そう思うようになりました。

そのため展開をある程度簡略化していこうかと思っています。ただ、それにはどこを削りどこを無かった事にすればいいか、
調整に難航しているところです。私用もありまして再開案を用意できるのは早くても来月の10日土曜日になると思われます。
ですのでしばらくお待ちくださらないでしょうか。
その間、物語の流れなどに関する意見がありましたら、どうか遠慮なくおっしゃってくれれば幸いです。


405 :キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2020/10/11(日) 22:20:18 ID:YWH1W6vo
こんばんは。現在はどうしたいかというイメージは固まりつつあるのですが、
そのためにどういったバランスにするかということで再び詰まってしまっております。
続きはどうかもう少しお待ちください。

406 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/10/29(日) 15:28:06 ID:zIDtH9Y+
オープニングテーマ:キャプテン翼2 OP
https://www.nicovideo.jp/watch/sm745435


シュパアッ!

実況「走るッ! 東ドイツジュニアユースキャプテン
フライハイトくんが 西欧同志連合ゴールを目指し
ドリブルで中央突破だ!」


     ジークムント・フライハイト
         東ドイツ
     ディナモ・ベルリン MF



ドガアアアアッ!

実況「ポブルセンくん激しいタックル! 
   吹き飛ぶ敵選手を弾丸のごとく
   吹き飛ばし 防壁を打ち砕く!」


     クリストフ・ポブルセン
         東ドイツ
     ディナモ・ベルリン CF

407 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/10/29(日) 15:29:25 ID:zIDtH9Y+
パシッ!

実況「ラシンくん ボールをキャッチ!
   十重二十重に張りめぐらす黒蜘蛛の構え
   なんびとたりとも 切り裂けない!」


   ヨシフ・グレゴリエヴィチ・ラシン
         ソビエト
   ディナモ・モスクワ GK



シュウウウン!

実況「なんとーッ!
   アルシオンくん 天高く飛び上がる!
   天空よりフィールドを見下ろす
   極星 ここに現る!」


     マルク・アルシオン
      ユーゴスラビア
   レッドスター・ベオグラード MF

408 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/10/29(日) 15:31:33 ID:zIDtH9Y+



――――――――――――――――――――――――――
壁の向こうの戦士たちを前に サッカー世界一の夢をかけ

岬たち西欧同志連合は 東側共産圏最大のサッカー大会

スパルタキアーダへの挑戦を はじめようとしていた
――――――――――――――――――――――――――

          キャプテン森崎 外伝
            
     「キャプテン岬U もう1つのジュニアユース」





409 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/10/29(日) 15:33:49 ID:zIDtH9Y+
皆さま大変お待たせいたしました。

ジュニアユース編、とりわけ本日29日に岬くんが登場することを受け、
キャプテン岬の続編を開始いたします。

今度の物語は前回から2年後の1985年、中学2年生となった岬くんが、
自らのサッカーの実力と父親の人脈によって
西ヨーロッパの共産党子弟からなる少年サッカー合同チーム『西欧同志連合』に
参加し、東側諸国のスポーツ大会である国際スパルタキアーダに挑戦し、
優勝を目指す物語です。



……前回までの込み入った設定は、とりあえず空に消し去りました。
原点回帰でサッカーを目指します。具体的な設定は後日記載します。


410 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/10/29(日) 15:36:00 ID:???
早速ですが新章をはじめるにあたり、新しくスレを立てて始めたいと思います。
その新スレのタイトルを、ここで皆様に募集いたします。
新スレのタイトル形式は以下の通りとなります。



【×××】キャプテン岬U【×××】



×××に好きなタイトル案を記載してください。
タイトル案は来週の金曜日まで募集しております。

現在PCの調子がおかしく、買い替えを行う予定のため、
次回投稿は早くとも次の3連休中となります。


相変わらずの遅筆となりますが、どうかよろしくお願いいたします。


411 :森崎名無しさん:2023/10/29(日) 16:43:15 ID:???
【翼の相棒?】キャプテン岬U【いや、ライバルさ】
【高い壁を】キャプテン岬U【乗り越えろ】
【挑戦者】キャプテン岬U【岬】

412 :キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/05(日) 20:57:32 ID:nqbBmTrs
ただいま新スレを立ち上げました!


【挑戦者】キャプテン岬U【岬】
http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1699172697


タイトル案を応募なさった>>411さん、そして御覧になってくださった方々に
感謝申し上げます。

今後このスレは質問&回答コーナーか、本来書く予定だった構想の紹介、または
リクエストがあればちょっとした短編の投稿場所にしようと思っております。

今後とも岬君達をよろしくお願いいたします。

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