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【助けて!】ファイアーモリブレム12【大陸一】
[585]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/05(金) 23:24:12 ID:??? ジュリアンの練習→ 0 →ガッツ マリアの練習→ 4 →タックル =========================== ジュリアン「(しかし…あの小娘の考えていることがサッパリ分からん)」 ジュリアンが一人で砦の外に出ようとしたところ、マリアがこそこそしながら後ろをつけてきていたのだ。 あまり彼女のことをよく思っていないジュリアンはうんざり顔でマリアに話しかけた。 ジュリアン「なんだよお姫さん。俺の練習に興味があんのかぁ?」 マリア「わ、わたしが何をしようがあなたにはかんけいないでしょ!いいからあっち行きなさいよ!シッシッ!」 ジュリアン「…………」 実はまだ、お互いに気がついていないことがある。 『好意』の反対の意味は単純に『悪意』でない場合があるということを。 そして、この釈然としないもやもやとした心境に違和感を感じ始めたのはマリアのほうが先だった。 持続性のある集中力を鍛えるためにひたすらリフティングに勤しむジュリアンに、 マリアは自分でも何故か理由がわからずに背中を向けたまま話し掛けていた。 マリア「…ちょっと」 ジュリアン「……(無視無視)」 ポーンポーン… マリア「ちょっと、そこのとーぞく」 ジュリアン「お姫様の高貴なお言葉は下賎な盗賊には聞こえませーん」 マリア「…ぐぐぐ…」
[586]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/05(金) 23:25:28 ID:??? ジュリアン「(たっく、かわいくねーガキだぜ。おしとやかなレナさんとは月とすっぽんだぜ…)」 ポーンポーン… しばらく無言の時間が続く。ジュリアンのボールを蹴り上げつづける音だけが静かに響き渡っていたその時。 マリア「…お、おしえて…」 ジュリアン「…あ?」 ポコッ、テン…テン…テン… 羞恥と怒りと哀願が混じった、なんとも男心をくすぐるもじもじとした可愛らしい声がジュリアンの集中力を瞬時に切らした。 マリア「わからない、の…どんなことをすれば…だ、だから…」 マケドニアの第二王女として様々な教育を施されてきているとはいえ、異国の競技であるサッカーに関しての知識などマリアには無い。 何か分からないことがあれば、いつも正しい答えを教えてくれたのは自分が愛し、自分を愛してくれる大好きな兄と姉だった。 姉ミネルバも、兄ミシェイルも、正しいことは正しいと、間違ったものは間違っていると、誠意を持って教えてくれていた。 マリア「れ、練習を…おしえて、ください…」 マリアからしてみれば、ジュリアンは兄ミシェイル以外で自分を叱ってくれた初めての男性だったのだ。 こびへつらう家臣や傲慢な大臣などからは到底考えられない怒りを露にする態度。 勝手に戦利品であるリブローの杖に手をつけた自分に、ジュリアンは本気で怒鳴ってくれたのだ。 その言葉は本人が思っている以上に、脳裏に激しく焼き付けていたのだ。
[587]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/05(金) 23:26:58 ID:??? ジュリアンに向けられる『悪意』という感情。しかし、その言葉の裏にはとても印象深い『興味』という感情が隠されている。 マリアはまだはっきりと分からないこのぼんやりとした感情を頼りに、ジュリアンに練習方法を必死に問い掛ける。 ジュリアン「(……なんだなんでぇ。そうやって素直にしてくれりゃあ俺だって…)」 ちょっち大人気なかったな、自分。だっせぇな…かっこわりいや。 後ろめたさと正義の盗賊としての誇りからか、ジュリアンも少し心を改めてマリアに練習を教えてあげることにしたのだった。 ジュリアン「よーし、それじゃあ俺のリフティングするボールを奪ってみな」 ジュリアンはマリアにタックルの練習の指示を出す。それはマリアのタックルを切り抜けつづける自分の特訓もかねていた。 マリア「ふん、そんな簡単なことすぐに達成して見せるわ。覚悟なさい!」 ジュリアン「お姫様にはもう少し現実の厳しさを知ってもらわなきゃなぁ…さァ、来い!」 ================================= ジュリアンのガッツ練習→ !card マリアのタックル練習→ !card !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します K→項目の能力のどれかが+2、さらに必殺技を習得! Q〜10→項目の能力のどれかが+1、さらに必殺技を習得! 9〜8→必殺技を習得! 7〜5→項目の能力のどれかが+1 4〜2→効果なし A→怪我をしてしまい項目の能力-1 JOKER→項目の能力+3、さらに必殺技を2つ習得、さらにサッカー用スキルも習得! ※さらにマークが同じだとお互いの好感度がアップ!
[588]森崎名無しさん:2010/02/05(金) 23:29:04 ID:??? ジュリアンのガッツ練習→ ダイヤ9 油断してた…萌え死ぬ
[589]森崎名無しさん:2010/02/05(金) 23:29:06 ID:??? レナさんに強力なライバルが!? ジュリアンのガッツ練習→ ダイヤ2
[590]森崎名無しさん:2010/02/05(金) 23:30:37 ID:??? マリアのタックル練習→ ハート9
[591]森崎名無しさん:2010/02/05(金) 23:31:39 ID:??? マークより難しい数字がはまったのに無念だ
[592]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/06(土) 00:42:34 ID:??? >>588-589 箱入りのお姫様にとって、ジュリアンのような刺激物は思わぬ事態を招くかも!? >>591 こういうときに限ってぞろ目が出るのは悔しいですねw =================================== ジュリアンのガッツ練習→ ダイヤ9 9〜8→必殺技を習得! マリアのタックル練習→ ハート9 9〜8→必殺技を習得! ============================ ジュリアン「よっ、ほっ、はっ!」 マリア「あ、あわわわ…きゃうっ!?」 くるくると素早く方向転換をしながらマリアの懸命なタックル、 というよりは小さな体を駆使して頑張って壁を作ろうとする体当たりを簡単にいなすジュリアン。 マリア「ぐぐぐ…な、なんで奪えないの!?キーッ!くやしい!」 ジュリアン「そんな単純なぶつかり方じゃ、俺様の華麗なリフティングを止めることはできないぜ?」 リフティングを続けながら、ジュリアンは自分のモチベーションが徐々に向上していくのを感じ取る。 合間に華麗なヒールリフトを披露するなど、明らかにマリアを舐めきったプレイを繰り返す。 ジュリアン「(不思議な感覚だぜ…回復が得意なシスター相手に練習しているからか? あーあ、同じシスターならこんなおチビちゃんじゃなくて レナさんだったらもっと良かったんだけどなぁー)」 と、ジュリアンが思考を愛しのレナさんにシフトした隙をマリアは見逃さなかった。 マリア「てええぇぇぇい!」 ぼごっ!どうっ!!
[593]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/06(土) 00:43:52 ID:??? ジュリアン「あだあっ!?」 マリア「や、やったわ!うばった!うばった!うばったわぁ!」 反則行為すれすれのむちゃくちゃなタックルだったが、脚力の弱いマリアが扱えば丁度良い具合の奪取力。 そんな乱暴なタックルをマリアはジュリアンに打ちかました。 ジュリアン「ぐ…こ、この、じゃじゃ馬姫様めェ…!ちっとは手加減しやがれ!」 マリア「よ、よけないあなたが悪いんだから!わたしは悪くないわよ!ふんだ!」 ジュリアン「く、くの〜っ!ちょっと大人しく言うこと聞いたと思ったらこれだ!もう知るか!勝手にしやがれ!」 マリア「それはこっちの台詞よ!さっさとあっちに行きなさいよ!シッシッ!」 ジュリアン「あーあー、可愛くねぇガキだぜ。無駄な時間を過ごしたものだな。あばよ!」 乱暴な捨て台詞をはいて、ジュリアンは砦へと帰っていく。 肩を怒らせて歩くその背中をしばらく睨みつけていたマリアだったが、 その後、誰にも聞き取れないほど小さな声でこう呟いた。 マリア「…また、おしえてね。とーぞくさん…」 ※ジュリアンがスキル『ヒーリングリフト』を習得しました! ドリブルか必殺ドリブルで相手を抜くとガッツが40回復します。 ※マリアが必殺タックル『ハウリングタックル』を習得しました! 発動確率1/2 威力5 数字が4〜Aの場合反則を取られてしまいます。 ※ジュリアンとマリアのお互いの評価がとても大きく上がりました! ※マリア→(嫌悪)→ジュリアンが マリア→(興味)→ジュリアンに変化しました!
[594]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/02/06(土) 00:46:11 ID:??? 場面は戻り、再び連合隊改め森崎隊。パレス城門を守るシューター部隊ジェイク隊の 砲撃を掻い潜るために、騎馬や天馬を巧みに扱いひたすら前へと進む。 アベル「常に動き回っていれば…補足されることは無い!駆けろ!」 シーダ「でも、大丈夫かしら?こちらの動きを予想して撃たれてしまうかもしれないわ。 現に、私達は一度そうやって補足されてしまったもの」 ミネルバ「タリスの王女よ。警戒を怠らないのはいいが、弱気になっては元も子もない。 自分の腕を信じて、前に向かって飛びつづけろ。良い結果とは自ずとついてくるものだ」 シーダ「は、はい!わかりました! (飛行部隊の花形の竜騎士の教え…マルス様のお役に立つためにも 学べるところはとことん学ばないと!)」 ミネルバ「(くくく…将を射るにはまずは馬からとは良く言ったものよ。 この天馬姫さえ内に取り込めばタリス勢はおろか、マルス王子の信頼を得ることも容易だ)」 まずは愛嬌がよく、顔が広いシーダとの仲を深めようとミネルバは厳しくも優しい口調で語り掛ける。 そんな会話を繰り広げながら、森崎隊はジェイク隊の射程範囲を突破しようと一気に進軍する。 ============================== 恐怖のシューター地帯→ !dice 森崎隊移動力→ !num×3 !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します 恐怖のシューター地帯+森崎隊移動力が… 11以上→見事シューター地帯を突破!パレス城門前に到着! 10〜8→2本の巨大な矢が飛んでくる! 7〜5→4本の巨大な矢が飛んでくる! 4〜0→6本の巨大な矢が飛んでくる!
[595]森崎名無しさん:2010/02/06(土) 00:49:00 ID:??? 恐怖のシューター地帯→ 3 森崎隊移動力→ 0 ×3
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0ch BBS 2007-01-24