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【秋野えりるの】小田Jr.の野望9【消失】
[535]森崎名無しさん:2010/03/06(土) 18:32:47 ID:??? ジュニアの学校生活は知力、容姿の維持・イベント・女関係ばかりだった気がする 男の優先順位はどうも低かった。
[536]森崎名無しさん:2010/03/06(土) 22:24:11 ID:??? だって男の娘がいないんだもん…
[537]森崎名無しさん:2010/03/07(日) 08:03:26 ID:??? 誰も男を味方につけるメリットを実感としてわかってはいないんだよな だからこそ、今年はやってみてもいいと思う 金鉱が眠っているかもしれない
[538]小田ジュニアの野望@今回は3票決:2010/03/07(日) 17:59:48 ID:SQL5QxdI >>535 まぁ、むさ苦しいヤローより女の子と一緒にいたいのは中の人も同じですけど。 >>536 男の娘…らしき人物は既にいますよ。(まだほんのちょい役ですが) >>537 サッカーをしたいならサッカーが得意な人物、他の運動をしたいなら他の人物を誘うといいですね。 あやつ?→スペードQ スペード 気位の高そうな子供 どかん! 大きく開け放たれた扉の先…丁度逆光になっており光に包まれた男が1人。続いてやってくる 黒服のSPによりようやく光が途切れその姿を現す。 それは金色に輝く髪と女性と見紛うばかりの美しい白肌、スラリとのびた鼻筋はまるで古代ギリシャの彫像 のようであった。 彼の名はエルネスト・リュミエール。光という意味の姓を持つフランスの血を引く貴族であり、クラリスの 姉の第1子である。
[539]小田ジュニアの野望@今回は3票決:2010/03/07(日) 18:00:49 ID:SQL5QxdI エルネスト「ようやく追いつきましたよお爺様。全くお1人で先に行かれるのですからお人が悪い」 クラリッサ公「いやいや、ようやくクラリスとその子供達に会えるのじゃ。気がはやっても仕方なかろう。 だがエルネスト、お前も挨拶くらい誰かにいわれる前に出来るように出来るようにならんか」 エルネストに対しては未だ厳格な当主を演じているのか、その言葉は厳しい。 エルネスト「う…、久しぶりだな。極東のタケシ。相変わらず冴えない顔だね」 ふふん…と鼻を鳴らしながら大上段に構えるジュニアの母方の従姉妹。最近ようやく美少年の範疇に 足を踏み入れたジュニアであったがそれでも彼にとってはまだまだ冴えない範疇なのだろう。 小「…ああエルネストこそ。相変わらずのうっとうしい金髪をみれておなかいっぱいだよ」 がしっとお互いの右手で握手をするがそこに込められた力は間違いなく過剰なものだった。 紫乃「???えっと。エルにいさま?」 その会話を横でちょこんと聞いていた紫乃。彼女がエルネストと再開するのは5,6年ぶりのはずなのだが、 何故だか彼女は従兄妹のお兄ちゃんの事を覚えていたようで、珍しく彼女のほうから言葉を紡ぐ。
[540]小田ジュニアの野望@今回は3票決:2010/03/07(日) 18:01:51 ID:SQL5QxdI エルネスト「ん?あ〜これは失礼、小さなレディ。プリンセスシノ。貴女に出会えた事を神に感謝します」 そういいながら小さな彼女の前に片足を跪いて目線を紫乃と同じ位置にもって行き小さな手の甲に 口付けをする。 小「あ!てめぇ!俺の紫乃に何しやがる!?」 あまりに流暢に行われた動作に一瞬気を取られてしまったジュニアだったがようやく意識を取り戻すと 言葉を荒げるが既にそこに従兄弟殿はおらず… エルネスト「おお〜!オリアンでプチなガールね。チュッチュ」 続いてドラミにもハグの洗礼を与える。 ドラミ「ぷち?だれ?」 前もって暴れたりしないようにジュニアたちにいわれていた事もあり変に暴れたりしなかったのだが、 逆にそれが悪い方向に働いたようだ。
[541]小田ジュニアの野望@今回は3票決:2010/03/07(日) 18:02:52 ID:SQL5QxdI 小「いい加減にしろ!」 どげし! 流石に一般人に格闘の技で攻撃するわけには行かないのだが突込みならば構わないだろうと けりを入れる。 エルンスト「った!本当にお前は短気で野蛮だな。これだから東洋人は…」 そういいながらも実際はどうってことないという風にスクっと立ち上がる。 クラリッサ公「ふぅ…あれだけ貴族たれというておるのに…いい加減にするんじゃ!」 既に老体となったクラリッサ公であるがそれでもその威厳に衰えはない。この人物に似合う言葉は 老醜?老獪?老儒?…いやそれは老雄であろう。 その威厳と威風は周りの人物を一気に支配し、先ほどまで好々爺を演じていた人物とはとても思えなかった。 エルンスト「申し訳ございません、お爺様」 小「…すみませんでした」 たったそれだけの言葉の圧力にすら対抗できない2人は一歩身を引くと体に刻まれた方法で謝罪をする。 クラリッサ公「…よい。許す」 たった一言二言で場をなおすクラリスの父親。その姿はまるで中世の権力者のようだった。
[542]小田ジュニアの野望@今回は3票決:2010/03/07(日) 18:04:09 ID:SQL5QxdI 〜〜〜 クラリス「それでお父様。今日はどのような用件でいらっしゃったのですか?」 リビングの中まで招待し、日本茶を差し出すクラリス。本来メイド役であるえりるの仕事なのだが 久しぶりの親子の中に水を差すのも悪いと思いあえて仕事を任せる。 クラリッサ公「おお。グリーンティか。ニホンの文化でも数少ない世界に誇れるものだな」 彼は呑みなれている様子で湯飲みを持ち上げると、ずずずっと音を立てながらお茶を飲む。 クラリッサ公「で、わざわざワシが来たのは他でもない。ドラミのことじゃ。」 半分ほど飲み終えたと、コトンと湯飲みを置くとそう言葉を始める。 クラリス「ドラミちゃん?…やはり…そうですか?」 普段明るい顔を絶やさないクラリスだったがやや表情が翳る。 クラリッサ公「いや。クラリスが思っているようなことではない。ドラミはお前の家族だ。 どうしてそれを悲しませるような事をする?今日は二つの方法を考えてみた。お前の好きなほうを 選びなさい」 そういうと3枚の書類をSPらしき人物から受け取る。
[543]小田ジュニアの野望@今回は3票決:2010/03/07(日) 18:05:10 ID:SQL5QxdI 一枚はルリタニア公国の出生届と養子縁組の書類。もう一つはルリタニア公国からの外交大使任命の勅令。 クラリス「これは?」 クラリッサ公「ふむ。彼女戸籍を持たぬのであろう?それで今まで苦労しているのではないかと思ってな。 たんなる親の思いすごしであるなら捨ててくれても構わん。」 そういいながら紙を広げる。出生届は全て空白であるが、既に役所の判やデータ登録された後があり 後は名を書き持ち帰るだけで全てが終わる。一方、外交大使のほうも既に小田強の名前、それに 金粉で捺印された国章が打たれており、後は日付を入力すれば全ての処理は終わりである。 クラリス「お父様!ありがとうございます」 普段はとても厳格な父親をぎゅっと抱きしめるクラリス。その姿はまだまだ公爵にとっては子供であった。 〜〜〜
[544]小田ジュニアの野望@今回は3票決:2010/03/07(日) 18:06:10 ID:SQL5QxdI 〜〜〜 クラリッサ公「さて、猛よ。本格的にサッカーを始めたと聞いたがほんとうか?」 クラリスとの話も終わりその次にジュニアに話しかける大公。 小「はい。お爺様もサッカーがお上手だとお聞きしています。いつか日本、いや世界のトップ選手に なって見せますよ!」 自信満々にそう答えるが、グランパの表情はあまりよくない。 小「どうかしましたか?」 クラリッサ公「いや、本当に世界を目指すのならばここはあまりよい場所とはいえないな…と思ってな」 小「………」 僅かに訝しそうな表情で続きの言葉を待つ。
[545]小田ジュニアの野望@今回は3票決:2010/03/07(日) 18:07:13 ID:SQL5QxdI クラリッサ公「どうじゃ?またワシの屋敷で暮らしてみんか?アレも寂しがっておる」 小「…残念ですが俺はもう脱落した人間です。お爺様の力には慣れませんよ?」 クラリッサ公「いや後継者はもう決まっておる。だから気にしなくてもよい。」 小「もしかしてエルンストですか?」 クラリッサ公「まさか。あやつは日本に留学した友人に会いに来ただけで、ついでじゃ。で、どうだ? 決して悪くない話だと思うが…」 小「だけどここには大切な友達や家族がいます。そう簡単に決めるわけには行きません」 クラリッサ公「そうか。悪い話ではないと思うのだが…そうじゃ!それでは夏休みの間だけ体験してみぬか?」
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0ch BBS 2007-01-24