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【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[290]森崎名無しさん:2010/04/12(月) 18:35:51 ID:??? まだ描写が続くから分からんが レッチェ戦でのキーポイントはブンナークの必殺シュートか。 オフサイドトラップせいでセンタリングどころかパス・ワンツー・ファストブレイクもうまくいかないかも。 守備面はゴール前を固めるしかない? カルネバーレのヘッド・イスラスのドリブルがあるし、パスカットは難しそうだ。 むこうのパスに対抗してこっちもオフサイドトラップ仕掛けるか。
[291]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:00:07 ID:??? レッチェは次の攻撃もシュートを放つ事に成功する。だが、それは再びヘルナンデスのパンチングに 防がれ、インテルゴールを割るに到らなかった。逆にインテルが再度のカウンターアタックに挑む。 レッチェの守備陣は相変わらずの態勢を維持しており、インテルの攻撃を待ち構えていた。 ルーベン「チッ、下手な縦パスは通用しねえんだろ・・・」 マンチーニ「ご名答、悪いけど・・・グァッ!!!」 ルーベン「だったらやる事は一つだよなぁっ!!」 ルーベンの独り言に答え終わる前にマンチーニは吹っ飛ばされた。 獲物を狙う狼のように嫌な笑みを浮かべながらルーベンは強引なドリブルで中央突破を図る。 パスが出来ないならば自分が抜き続ければ良い、彼は単純にそう考えたのである。 ルーベンの実力を持ってすればそれで攻略可能な筈であった。 だがレッチェのディフェンス陣はそれ以上のパフォーマンスを要求してきた。
[292]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:01:23 ID:??? リベリ「くらえっ!!」 ズザァァァァァァ!!!! ルーベン「おっと!そんなタックルで・・・」 ズザァァァァァァ!!!! ジャシント「はい、ごくろうさん。」 ルーベン「な・・・!?」 次なる壁はレッチェのダブルボランチが誇る見事なツインタックルであった。 リベリとジャシントの2人は息の合った連携がルーベンのドリブルをシャットアウトしたのだ。 だが、ジャシントがボールを奪った直後、守備から攻撃へ切り替わる一瞬の隙を突いた者がいた。 プリンチペ・デル・ソーレこと葵新伍である。 葵「これが新幹線タックルだぁぁぁぁ!!!」 ズザァァァァァァ!!!!
[293]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:02:23 ID:??? ジャシント「うおっ!」 ルーベン「でかしたぞサル!」 葵「誰がサルだぁぁぁぁ!!!!」 ジャシントからボールを奪うと、今度は葵が中央を突き進んだ。残るは最終ラインのみである。 だが葵の前にディッテンベルガが悠然と立ちはだかった。 ディッテンベルガ「なかなかやるな日本人、だがここは通行止めだぞ?」 ダダダダ! 葵「(ちょっ・・・なんだこいつ、先に進めない・・・!)」 ディッテンベルガ「お前のドリブルはスピードが落ちれば威力半減だな。」 葵「・・・!」 ジャシント「オラ、お返しだぜ!」 ガシィィィッッ!! 葵「く、くそ!」
[294]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:03:31 ID:??? ディッテンベルガの執拗なディレイマークは葵のドリブルを停滞させる。その隙にジャシントが後方から 追いつき、死角からのタックルでボール奪取を成功させるそしてまたレッチェのパスワークが始まるのだった。 攻めても攻めても潜り抜ける事のできないレッチェの守備にバンビーノが思わず溜息をついた。 バンビーノ「参ったな、昨日の守備戦術とは全く違う。これほど二重三重に網を張り巡らせたディフェンスを 隠しているとは正直思わなかったぞ。」 中山「ああ、こいつは先の先まで対応が考えられている。まさにパーフェクトミッションって奴だ。」 三杉「・・・」 マルコ「でも・・・この見事なディフェンスは、逆にレッチェの弱点をハッキリ指し示していると思う。」 ミュラー「どういうですか・・・?」 マルコ「本当の意味での最終ラインなんだよ、ディッテンベルガが。」 三杉「ふむ・・・GKか。」 中山「・・・!」
[295]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 10:13:42 ID:??? マルコ「そう、ミスギには以前話したよね。レッチェのブルノはザルキーパーだって。」 バンビーノ「なるほど・・・。」 三杉「フッ・・・」 マルコの一言で三杉の瞳に希望の光が灯った。試合開始からレッチェの戦術に圧倒され、 口数の少なくなっていた三杉だが、ここで彼は不敵な笑みを取り戻す。 三杉「そうだな、攻略できないディフェンスなんて物は存在しない。」 具体的な案はまだ見えていない。だが、それでも彼は自信たっぷりに凛とした声で言い放ったのである。 この声にフィオレンティーナメンバーは勇気づけられた。不敵なキャプテンの存在は、しばしば暗くなった チームの雰囲気を一変させる力を持つのである。 ここで、メンバーの一人が具体的な対策案を挙げてきた。 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★誰の案かな?→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→マルコだ! ハート→中山だ! スペード→ブンナークだ! クラブ→新田だ! JOKER→なんとアンザーニ監督だ!
[296]森崎名無しさん:2010/04/13(火) 10:27:45 ID:??? ★誰の案かな?→ スペード7
[297]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:23:39 ID:??? >スペード→ブンナークだ! ブンナーク「そう言えばミスギよ・・・お前言っていたな。」 三杉「・・・・・・君の新必殺シュートの事かい?」 新田「!!」 中山「!?」 ブンナーク「そうだ。レッチェを倒す鍵になるとかって、インテル戦じゃ温存させてたけどよ・・・ まさかこいつを想定して言っていた訳じゃねえよな?」 三杉「ああ・・・あの時はまさかこんな戦術があるとは思っていなかった。ただ、ディッテンベルガが 高い浮き球へのケアを苦手としている情報、彼のオフサイドトラップが芸術品と呼ばれるくらいに 精度が高いという情報、そしてGKがザルだという情報から、レッチェは何よりもまず君の ブンナークキャノンを封じ込めるためにオフサイドトラップを使ってくると考えたのさ。」 ブンナーク「ゆえに、オレはグラウンダーの必殺シュートでレッチェと対する事になる。 そんな技がある事を、あの時点でわざわざ奴らに教えてやる事はないって腹だったわけか。」 三杉「ああ・・・まさかこんな根本からの対策をされるとは思っていなかったけどね。」
[298]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:24:48 ID:??? そうやって眉間にシワを寄せながら答える三杉に対し、ブンナークはあっけらかんとぶちまけた。 ブンナーク「変わんねーよ。」 三杉「は?」 ブンナーク「何処からだろうがオレが蹴ってぶち込めばゴールだ。」 中山「おい、奴らの最終ラインから何メートルあると思ってるんだ!」 マルコ「その必殺シュートがどれだけ凄いか知らないけど、そんな非常識な・・・」 ブンナーク「知るか!相手がヘルナンデスじゃなけりゃ何処から撃ったって止められる気はしねえ! お前らサッカーかぶれの常識がこのオレに通用すると思うなよ!」 バンビーノ「ダメだこいつ、早くなんとかしないと・・・」 ブンナークの根拠のない自信に対し猛烈に反論するメンバー達。 だが三杉の左脳は現実的な計算を始め、右脳はイメージ映像を映し出していた。
[299]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:28:38 ID:??? 三杉「最初の1発だな・・・」 バンビーノ「なに!?」 ミュラー「ええ!?」 三杉「正直言ってブンナークの案は悪くない。シュートが“キャッチされなければ”十分得点の目がある。」 新田「って、言うと・・・?」 三杉「そのまま入れば良し。弾かれた場合は・・・新田、お前の足が拾って1点だ。 また、コーナーキックにでもなればオフサイドを気にせずセットプレイが出来る。」 ブンナーク「ああ!?決めるっつってんだろうが!!」 中山「ブンナーク、ちょっと黙ろうか。」 マルコ「続けてミスギ、最初の1発というのは?」 三杉「言葉通りさ。今の作戦は、流れの中では1回きりしか通用しない。 その次からは、ディッテンベルガか他のDFがブンナークにフェイスガードを仕掛けてくるだろう。 至近距離でディフェンスをされたらシュートを撃つ事は不可能だ。」
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0ch BBS 2007-01-24