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【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[297]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:23:39 ID:??? >スペード→ブンナークだ! ブンナーク「そう言えばミスギよ・・・お前言っていたな。」 三杉「・・・・・・君の新必殺シュートの事かい?」 新田「!!」 中山「!?」 ブンナーク「そうだ。レッチェを倒す鍵になるとかって、インテル戦じゃ温存させてたけどよ・・・ まさかこいつを想定して言っていた訳じゃねえよな?」 三杉「ああ・・・あの時はまさかこんな戦術があるとは思っていなかった。ただ、ディッテンベルガが 高い浮き球へのケアを苦手としている情報、彼のオフサイドトラップが芸術品と呼ばれるくらいに 精度が高いという情報、そしてGKがザルだという情報から、レッチェは何よりもまず君の ブンナークキャノンを封じ込めるためにオフサイドトラップを使ってくると考えたのさ。」 ブンナーク「ゆえに、オレはグラウンダーの必殺シュートでレッチェと対する事になる。 そんな技がある事を、あの時点でわざわざ奴らに教えてやる事はないって腹だったわけか。」 三杉「ああ・・・まさかこんな根本からの対策をされるとは思っていなかったけどね。」
[298]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:24:48 ID:??? そうやって眉間にシワを寄せながら答える三杉に対し、ブンナークはあっけらかんとぶちまけた。 ブンナーク「変わんねーよ。」 三杉「は?」 ブンナーク「何処からだろうがオレが蹴ってぶち込めばゴールだ。」 中山「おい、奴らの最終ラインから何メートルあると思ってるんだ!」 マルコ「その必殺シュートがどれだけ凄いか知らないけど、そんな非常識な・・・」 ブンナーク「知るか!相手がヘルナンデスじゃなけりゃ何処から撃ったって止められる気はしねえ! お前らサッカーかぶれの常識がこのオレに通用すると思うなよ!」 バンビーノ「ダメだこいつ、早くなんとかしないと・・・」 ブンナークの根拠のない自信に対し猛烈に反論するメンバー達。 だが三杉の左脳は現実的な計算を始め、右脳はイメージ映像を映し出していた。
[299]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:28:38 ID:??? 三杉「最初の1発だな・・・」 バンビーノ「なに!?」 ミュラー「ええ!?」 三杉「正直言ってブンナークの案は悪くない。シュートが“キャッチされなければ”十分得点の目がある。」 新田「って、言うと・・・?」 三杉「そのまま入れば良し。弾かれた場合は・・・新田、お前の足が拾って1点だ。 また、コーナーキックにでもなればオフサイドを気にせずセットプレイが出来る。」 ブンナーク「ああ!?決めるっつってんだろうが!!」 中山「ブンナーク、ちょっと黙ろうか。」 マルコ「続けてミスギ、最初の1発というのは?」 三杉「言葉通りさ。今の作戦は、流れの中では1回きりしか通用しない。 その次からは、ディッテンベルガか他のDFがブンナークにフェイスガードを仕掛けてくるだろう。 至近距離でディフェンスをされたらシュートを撃つ事は不可能だ。」
[300]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:33:11 ID:??? バンビーノ「なるほど・・・では、それ以外ではフリーキックを狙うしかないか。」 三杉「まあそうだろう。最初の1発も新田のラインコントロールが必須だし、簡単にはいかない。 (何か一工夫・・・もっとブンナークにシュートを撃たせる方法はないだろうか?)」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 一つ・・・たったの一つだが、フィオレンティーナに攻略の目が見えた所で前半が終了となった。 レッチェが攻めて攻めて攻めまくった前半戦と言える。そのシュート数はなんと7本! だが、それは全てヘルナンデスのパンチングによって防がれる結果となった。 ブンナーク「妙だな・・・」 新田「え、何が?」 ブンナーク「ヘルナンデスの奴、今日一度もキャッチングを使ってねえ。」
[301]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/13(火) 13:34:20 ID:??? それは三杉も気にしていた事だった。ブンナークキャノンもハイパーオーバーヘッドもガッチリと キャッチしていたヘルナンデスである。それが、今日はどんなシュートも全てパンチングで弾いていたのだ。 新田「スタミナ温存とか・・・?」 ブンナーク「それにしたって楽々キャッチにいけるシュートだってあったぜ。 特に前半終盤のイスラスのシュートなんてヘロヘロだったじゃねえか。」 三杉「そうか・・・!!」 ブンナーク「うぉ、どうしたんだよミスギ。」 三杉「ヘルナンデスはキャッチングをしないんじゃない、出来ないんだ! おそらく・・・右手をケガしているに違いない。」 ブンナーク「な、なんだと・・・!!」 インテル戦の後、ヘルナンデスとの握手をした時の事を三杉は思い出す。“左手の握手”に三杉は 違和感を感じていたのだった。その違和感が示す事実を彼はようやく理解したのだった。 三杉「(イスラスはそれに気付いた、それでワザと適当なシュートを撃って確かめたんだ。)」 ※一旦ここまでです
[302]森崎名無しさん:2010/04/13(火) 22:06:57 ID:??? 乙です!
[303]sage:2010/04/14(水) 00:50:07 ID:??? >>302 乙感謝なのです。判定も何もない地味な文章ばっかりですみませんです(´・ω・`) 週末までには次の試合行きたいものです(´−ω−`)
[304]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 00:51:38 ID:??? 間違えた…↑のはスレ主です… 今夜の更新はもうありません、お騒がせしました(´・ω・`)
[305]森崎名無しさん:2010/04/14(水) 00:56:48 ID:??? 乙です。 インテル…。虐殺ゲームになりませんように…。
[306]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 13:15:27 ID:??? >>305 乙感謝です。インテルにとっては厳しい展開ですが・・・どうなるでしょうか? 話の大筋は変わりませんがちょっとばかり今日は判定を入れてみます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 前半はインテルにとって絶望的な試合展開だった。ハーフタイムが間もなく終わろうという時間が来ても、 観客達の声援は盛り上がってはこない。たまに挙がる声も悲痛そのもので、インテルサポーター達の諦め が窺える光景であった。 放送「さあ選手達がグラウンドに戻って参りました。前半は圧倒的なレッチェペース。ヘルナンデスくんの 奮闘でスコアは0-0のイーブンですが、後半もこのままレッチェペースが続くのか、それともインテルの フィールダー陣が一矢報いるのか?後半戦も楽しみです。」 葵「ジノ、汗が全然引いてないぜ・・・」 ヘルナンデス「大丈夫だシンゴ。あと45分、オレは守りきってみせる・・・」 葵「ごめんジノ、俺達が情けないばっかりに・・・」 ヘルナンデス「そんな顔するな、お前はインテルの太陽王子だろ?」 葵「・・・ああ。」
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0ch BBS 2007-01-24