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【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[305]森崎名無しさん:2010/04/14(水) 00:56:48 ID:??? 乙です。 インテル…。虐殺ゲームになりませんように…。
[306]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 13:15:27 ID:??? >>305 乙感謝です。インテルにとっては厳しい展開ですが・・・どうなるでしょうか? 話の大筋は変わりませんがちょっとばかり今日は判定を入れてみます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 前半はインテルにとって絶望的な試合展開だった。ハーフタイムが間もなく終わろうという時間が来ても、 観客達の声援は盛り上がってはこない。たまに挙がる声も悲痛そのもので、インテルサポーター達の諦め が窺える光景であった。 放送「さあ選手達がグラウンドに戻って参りました。前半は圧倒的なレッチェペース。ヘルナンデスくんの 奮闘でスコアは0-0のイーブンですが、後半もこのままレッチェペースが続くのか、それともインテルの フィールダー陣が一矢報いるのか?後半戦も楽しみです。」 葵「ジノ、汗が全然引いてないぜ・・・」 ヘルナンデス「大丈夫だシンゴ。あと45分、オレは守りきってみせる・・・」 葵「ごめんジノ、俺達が情けないばっかりに・・・」 ヘルナンデス「そんな顔するな、お前はインテルの太陽王子だろ?」 葵「・・・ああ。」
[307]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 13:17:19 ID:??? ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 放送「後半はインテルボールでキックオフです!ボールを受けたのはルーベンくん・・・今日は彼のプレイに 精彩がありません、後半は持ち直すのでしょうか?」 レッチェの戦術に翻弄されたルーベンは冷静な判断が出来なくなっていた。いや、レッチェに翻弄された 事だけが原因ではない。彼にとってこの試合は負けるわけにはいかない物だった。絶壁に追い込まれた末 の混乱・・・彼のプレイはすでに“勝利への意志”というサッカー選手に必要な絶対的な柱を失っていた。 ルーベン「クッ・・・こうなったらとにかく活躍するしかねえ。戦術で負けても個人技で勝てば・・・ そうだ、そうに違いねえ。試合の勝ち負けなんて意味ねえぜ、きっとコーチはオレを・・・」
[308]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 13:19:11 ID:??? カルネバーレ「ゴチャゴチャと何を言ってやがる!!!」 ルーベン「ふん、邪魔だ!」 ズザアァァァァァァ!!! チッ! ルーベン「な、なに!?このオレがこんなザコに!」 雑念に満たされたルーベンのプレイは尚鈍い。通常のパフォーマンスに程遠いプレイを続ける彼を、 かつての指導者は呆れる様な目で観ていた。 アルシオン「ひど・・・観ていられない・・・」 ジョアン「ダメだな・・・技術を与えても愚物は愚物という事か。技術を活かすのは判断力、 そして安定した技術を供給するのは精神力だと教えた筈だのに。」
[309]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 13:21:14 ID:??? 放送「カルネバーレくん、パワータックルでボールを弾きました。ボールはサイドに転がり イゴールくんがフォローしました。」 イゴール「ふう・・・華麗で素晴らしいオレ様でも、こいつはどうしようもないな。そーらよ!」 ほとんど投げやりなイゴールはボールキープを試みず、取り合えず敵陣に蹴り込むのだった。 ポーン・・・ 先着(順番通りじゃない書き込みは無効)で ★バカと天才は紙一重 in Italy→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→ディッテンベルガ「は?このタイミングで縦パス!?」 イゴール「あれ?」 ハート、スペード、クラブ→ピィイイイイ!! イゴール「そりゃオフサイドですよね。」 JOKER→???
[310]森崎名無しさん:2010/04/14(水) 13:29:17 ID:??? ★バカと天才は紙一重 in Italy→ ハート4
[311]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:26:38 ID:??? >ハート→ピィイイイイ!! イゴール「そりゃオフサイドですよね。」 ピィイイイイ!! イゴール「( '=ω=`)」 放送「おっとまたもオフサイド、レッチェDF陣の一糸乱れぬラインコントロールが魅せました。 イゴールくんの奇策に対しても冷静に対処、全く隙が見当たりません。」 ディッテンベルガ「フッ、戦意も落ちる所まで落ちたようだな。」 イスラス「(頃合いか・・・)」 ディッテンベルガとイスラスが一瞬のアイコンタクトを交わした。 ポンッ!ポンッ!ポンッ! リベリ、ミケーレ、マンチーニ、ジャシント・・・ボールを持つ者が次々に入れ替わり、ゆっくりと、 だが確実にレッチェの侵攻が進んでいく。そして左サイドのイスラスにボールが渡った。
[312]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:28:11 ID:??? 昨日のボローニャ戦、そして今日のインテル戦と、イスラスはその駿足を前面に押し出していなかった。 (勿論、彼はWGとSHの位置を行き来するなど、オフザボールの動きは見る者が見れば驚嘆のレベルにある。) パスサッカーを基本スタイルとしているレッチェでは、当然彼のようなドリブラーの存在は浮いてしまう。 突出した能力者がその持ち味を発揮できないのは、ともすれば不満、不和を養ってしまうものである。 だが、彼の本質は“司令塔”でも“スター”でもなく“スナイパー”だった。 イスラス「行くぞ・・・!」 ズダダダダダダダダッッ!!!! 三杉「(来た)」 ラムカーネ「ほう・・・」 新田「は、速い!!!」 ついに高速ドリブルというがサンシーロに吹き荒れた。 この時、サンシーロにいた観客は強風が吹き荒れたような錯覚を覚えたという。
[313]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:29:14 ID:??? ここまでの緩やかな展開から急激にスピードが変化を起こした。インテルメンバー達はこのスピードの 変化に目が追いつかない。いや、この急激な変化がなくとも彼らは対応出来なかったかも知れない。 それほど、イスラスのスピードは尋常ではなかった。 ここで、イスラスに対してずっと目を光らせていたルーベンが立ちはだかった。 ルーベン「イスラスゥゥゥゥ!!!!!」 イスラス「・・・」 ルーベン「テメェ!!!戦術での勝利をコーチが認めると思うなよ!」 シュッ・・・!! ルーベン「えっ・・・(ぬ、抜かれたのか・・・!?)」 既にイスラスはルーベンを一瞥すらしなかった。彼の目にはインテルのゴールと、そしてその前に立つ ジノ・ヘルナンデスしか見えていなかったのだ。
[314]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:31:31 ID:??? ヘルナンデス「来い!必ず止めてみせるぞ!」 イスラス「(まだ目が死んでいないか・・・。ヘルナンデス、お前の強靭な精神力には正直感服する。)」 ポンッ! 放送「おっと、イスラスくんここでバックパス!これを受けるのはマンチーニくん!」 ラムカーネ「あの位置・・・イスラスがブラインドになってGKは見えていないぞ。」 マンチーニが、このパスに合わせて脚を振り上げる。 だが、その光景はヘルナンデスの視界には映っていなかった。 マンチーニ「普通ならオレ程度のシュートは通用しないが、これなら!」 スパアァァァァァァンッ!!! ボールは空間に大きな弧を描いてゴールに迫った。バナナシュートである。 イスラスがブラインド役になった事でヘルナンデスは反応が遅れてしまう。
[315]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/04/14(水) 19:33:51 ID:??? ヘルナンデス「くそ・・・だがゴールは許さん!!!」 バチィィィィ!!!! パンチングによってボールは上空高くに弾かれた。ヘルナンデスの反応が遅れてさえいなければ、 もっと大きく、遠くへと弾かれていただろう。 イスラス「(ほとほと感服する・・・お前に敬意を表し、オレの本気を見せてやろう。)」 ダッ・・・!! イスラスは上空のボールに向かって走り出した。そしてその軌道に合わせて踏み切る・・・。 この高い浮き球に対し、イスラスが狙ったシュートはヘディングでもバイシクルシュートでもなかった。 それはボレーシュートだった。 三杉「あれは・・・!!!」 ドゴォォォォォッッッ!!!!! イスラスのこのボレーシュートはヘルナンデスに反応を許さなかった。 万全の状態で、全力で対しても止められたか・・・とヘルナンデスに思わせたそのシュートは、 一瞬の後にゴールの左隅に突き刺さったのだった。 ヘルナンデス「・・・・・・」 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! ※一旦ここまで
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0ch BBS 2007-01-24