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【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[825]キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:28:11 ID:??? チームガッツ 残り/最大 780/780 新田 830/830 三杉 860/880 ブンナーク 740/740 マルコ 810/810 バンビーノ 720/720 レントゥルス 370/810 中山 730/760 ミュラー 670/720 ダラピッコラ 705/720 スペルマン 880/880 ラムカーネ ※ハーフタイムで敵味方のガッツが200回復しました。 ※前半戦における貴公子ポイントの増加はありません。 ※後半は味方チームBGMが“全日本ユース 0(キャプテン翼3)”になります。脳内再生推奨。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm7713628 (39:29〜40:39)
[826]キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:30:42 ID:??? 〜観客席〜 片桐「驚きましたよ、賀茂さん・・・」 賀茂「バカ野郎、俺だって驚いているぞ!なんだこのレベルの高さは! プロの下部組織がここまでレベル高ぇなんて聞いてねえぞ!!」 観客席では日本サッカー協会の重要人物2人が観戦していた。 片桐は3日前に賀茂に国際電話で叩き起こされ、急遽呼びつけられたのである。 片桐「この大会の優勝チームを、と思っていたジャパンカップのゲストチームですが・・・ このフィオレンティーナに決めて良いレベルだ。十分に大きな話題性を持っています。」 賀茂「ああ・・・何しろ行方知れずになっていた3人がイタリアで修行していたんだからな。 大空翼に劣らぬ才能と言われた中山、翼の次の世代で小・中と日本一を獲った新田、 そしてガラスのエース三杉淳・・・日本に今一度サッカーフィーバーが訪れるぞ!」 片桐「ええ、最初はいきなりミラノに呼びつけて一体何事かと思いましたけれど、 これは確かに来た甲斐があったというものだ。」
[827]キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:31:59 ID:??? 賀茂「・・・と、言うわけで明日にでも早速コンタクトを頼むぞ。 ジャパンカップと・・・そしてワールドトーナメント召集のリザーブをかけるんだ。」 片桐「ハハッ。そうそう、自分が面識がないからって私を呼んだんでしたね。 顔に似合わず商談の進め方はマメですね。」 賀茂「放っとけ、知らぬ顔のヒゲオヤジがいきなり行っても警戒されるだけだろが。」 ・・・などと言う会話が観客席の隅では繰り広げられていた。 日本サッカー協会の片桐と賀茂は子供のような笑顔で未来の展望を話し合っていた。 フィオレンティーナのジャパンカップ参加と、ワールドトーナメントへの三杉らの招集、 プロジェクト・カウンターウイングの成功、そして日本サッカーにおけるプロリーグの発足・・・ だがしかし・・・この時に話された彼等の展望は、残念ながらその全てが叶う代物ではなかった。
[828]キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:33:33 ID:??? アルシオン「そう言えば・・・」 ジョアン「どうした、アルシオン?」 アルシオン「コーチはレッチェの守備とパスワークに対し、 フィオレンティーナがどうやって戦うものと予想していたんですか? ジョアン「フフ・・・外れた答えを聞いてくるとは、お前も意地が悪いなアルシオン。 まあ構わんか・・・・・・私の想定では、奴らは完全なマンツーマンで来ると思っていた。 1974年メキシコワールドカップ決勝を再現するために。」 アルシオン「メキシコワールドカップ決勝・・・この間話してくれたオランダ対西ドイツですか。」 ジョアン「そう、レッチェのパスワークは“決勝戦のオランダ”に近いと言える。 オランダが決勝戦で敗れた理由の一つが“渦巻き理論の沈黙”にある。 準決勝までに見せていた雄大なポジションチェンジが、決勝戦では成りを潜めたのだ。」 アルシオン「ポジションチェンジ・・・ですか。」
[829]キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:35:20 ID:??? ジョアン「オランダのトータルフットボールの優位性は敵の守備を混乱させ無効化した事にある。 当時はマンツーマンディフェンスの最盛期、フォーメーションにほとんど意味はなく、試合前にマーク相手 を決めておく1対1特化の守備スタイルだった。4-3-3等も敵の攻撃の数に合わせて形式で書いていただけだ。」 アルシオン「なるほど・・・マンツーマンだったから、常識を超えたポジションチェンジが有効だったと・・・」 ジョアン「そうだ。自分が誰をマークすればいいのか、自分が何処を守っているのか、オランダの トータルフットボールを相手にしたチームは分からなくなり、それが守備の混乱を生んだ。」 アルシオン「そうですか・・・では決勝ではなぜそのポジションチェンジが成りを潜めたんでしょう?」 ジョアン「それは・・・闘った彼等自身にしか分からぬよ。後世の専門化が幾度と無く想像し、議論した。 だが最早そこに本質があるとは私は思っていない。それよりも西ドイツの強さに目を向けるべきだ。 オランダが敗れたもう一つの理由、そしてフィオレンティーナが対抗出来る理由もそこにある。」 ジョアンの言葉に熱が篭り始め、アルシオンも改めて真剣に耳を傾けた。 ジョアン「ベッケンバウアー、ミュラー、ブライトナー、フォクツ・・・西ドイツは各ポジションに世界最高の スペシャリストを選んでいた。まともに局地戦を行えば、全員がオランダの上を行っていたというわけだ。 フィオレンティーナのブンナークはゲルト・ミュラーになれる。ミスギとバンビーノはネッツァーと ブライトナーだ。まあネッツァーは本戦には居なかったがな。中山もベッケンバウアーの役を担えただろう。」
[830]キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:36:33 ID:??? アルシオン「なるほど、確かに決勝のオランダと西ドイツですね。でも・・・」 ジョアン「なんだ・・・?」 アルシオン「・・・という事は、コーチの想定ではフィオレンティーナの負けでしたね。 ジョアン「何故・・・そう思う?」 アルシオン「クライフを抑えたという選手が居ないからです。」 ジョアン「フフ・・・そうだ、その通りだアルシオン。 フィオレンティーナにはフォクツになれる選手が居ない、少なくとも今の時点ではな。」 ジョアンはアルシオンの回答に満足げに笑った。 自分の愛弟子が自分と同じ結論を出した事が満足だったのである。 だがそれも束の間、ジョアンはすぐに厳格な顔に戻った ジョアン「しかし・・・ヤツらはその想定を超えてきた。場合によってはレッチェを食うな。」 アルシオン「後半・・・楽しみですね。」 ジョアン「(ほう、アルシオンが闘いたがっている・・・これは思わぬ収穫だ。)」 この試合がアルシオンの闘志を掻き立てている事にジョアンは内心喜んだ。 コッパ・イタリア・プリマヴェーラ・・・この大会は彼にとって選定であった。 アルシオンに用意する味方、味方、味方・・・そして、敵。
[831]キャプテン三杉:2010/05/11(火) 17:39:22 ID:??? ハーフタイムを終え、両軍の選手達がフィールドに戻ってきた。 間もなくキックオフの時間、後半はフィオレンティーナボールで始まる。 三杉「(ふむ・・・最初の攻撃はどうしようか?)」 A 僕がキープしながら下がろう。そのあと敵の様子から判断し、新田かバンビーノにパスだ。 B よし、イスラスと勝負しよう。勝ったら敵ボランチが寄ってくるからバンビーノにパスだ。 C ブンナークにシュートを撃たせてみよう。 D 新田にドリブル突破させてみようか? E バンビーノとパスワークで攻めてみるか。 F その他(なにかあれば) 3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) ※一旦ここまでです。 オランダ対西ドイツに関する考察は個人的に何となく思った物です。 ストーリの都合上で書いてますので、あまり鵜呑みにしないでねw
[832]森崎名無しさん:2010/05/11(火) 17:57:18 ID:v9UeYqiI E
[833]森崎名無しさん:2010/05/11(火) 18:15:57 ID:??? システム暴走ない状態なら、ラムカーネに指示は出せますか?
[834]森崎名無しさん:2010/05/11(火) 18:23:09 ID:n4AN/7IM E
[835]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/05/11(火) 18:26:57 ID:??? >>833 出せます。 説明してませんでしたね、すみません。
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0ch BBS 2007-01-24