※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[348]森崎名無しさん:2010/11/26(金) 17:42:38 ID:7cFJ+Ijo C 今なら話してくれるよね
[349]森崎名無しさん:2010/11/26(金) 17:51:05 ID:2xDvlteY B
[350]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/26(金) 19:07:53 ID:??? >B 「早く治して戻って来い、このフィールドでもう一度勝負しよう。」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「早く治して戻って来い、このフィールドでもう一度勝負しよう。」 迷っていたが…出てきた言葉は三杉のサッカー選手としての素直な気持ちであった。 それはミハエルへの激励であり、そして自分が勝ったと思っていない事を暗に告げる言葉だった。 この三杉の言葉に対し、ミハエルは僅かに目を伏せ、「そうありたいものです。」と答えた。 微笑んではいたが、その言葉はとてももの悲しく聞こえた気がした。 状況のせいに違いないと三杉は思ったが、本当の所は彼には解らなかった。 それっきりミハエルは口を閉ざし、やがて到着したタンカによって運ばれていった。 三杉もその姿を最後まで見送ったが、結局彼にはミハエルと通じ合えた実感は得られなかった。 何故あれほど敵意を向けられていたのか、そして何故試合の中で和らいでいったのか? 三杉(何か…彼とは通じ合えるものがある気がしていたけれど… 試合の中で、プレイの中で少しずつ理解していっていた気がしていたけれど…。) モヤモヤした感情が残ったが、しかしそれを待ってくれる時間はなかった。 ユヴェントスの選手交代が告げられ、試合が再開されようとしていたのである。
[351]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/26(金) 19:11:36 ID:??? それから試合終了までの6〜7分…バティンとカルバリョは猛然と抗い続けた。 高い位置からでも懸命にボールを追い続け、フィオレンティーナに最後まで余裕を与える事をしなかった。 ブンナークと新田がガス欠となっていたフィオレンティーナもこれ以上攻める力は無く、 低〜中盤での懸命なボール争いを余儀なくされた。 そして… ビッッピッッピィィィィィィィィィッッ!!! 観客「負けた…フィオレンティーナに……」「3点差とはなぁ…」「弱く無かったよな、あいつら。」 「ああ、奴等(フィオレンティーナ)が強かったんだ。」「こうなったら優勝しやがれ、バカヤロー!」 点差を詰められる事なく、三杉達は無事に試合終了の時を迎えられたのだった。 サポーター間では宿敵同士と言われているユヴェントスを相手に貫禄の勝利を収めたのである。 フィオレンティーナ 4 − 1 ユヴェントス <ゴール> ブンナーク(3)、新田(1)、バティン(1) <アシスト> 三杉(1)、カルバリョ(1)
[352]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/26(金) 19:13:35 ID:??? ユヴェントスとの長かった試合がようやく終了ー と、言ったところで本日は終了です。 次回からは再び幕間です、相変わらず長くなりそうな悪寒がしています。 それでは皆さん良い週末をー。
[353]森崎名無しさん:2010/11/26(金) 19:14:00 ID:??? 乙でしたー
[354]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2010/11/26(金) 19:18:31 ID:RdI6SA6g 乙でした!
[355]森崎名無しさん:2010/11/27(土) 17:30:25 ID:??? 復活してたの知らずに見逃してたー! 乗り遅れどころの騒ぎではありませんが、 ご復帰おめでとうございます&ユベントス戦乙でした! 大好きなシリーズなのでこれからも頑張って下さい! ……しかしレントゥルスさんには一体何が憑いてるんだろうかw
[356]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/29(月) 20:14:20 ID:??? >>353 乙感謝であります! >>354 ジノさんありがと! 次スレもガンバなんだぜ! >>355 どうもです、恥ずかしながら帰ってきてます! またこれからも御参加下さると嬉しくてニヤニヤしちゃうのさ! ===================================== 実況「試合終了、勝ったのはフィオレンティーナ! それも3点差のワンサイドゲームでした。 とにかくシュート数が違いました。 ユヴェントスがたったの3本なのに対し、フィオレン ティーナは7本! クリアや反則で阻止された分を合せれば軽く二桁に乗ります。 まさに中盤争いが勝負を決めた一戦だったと言えます。」 アナウンサーの説明は正しく、試合を決めた要因を的確に示していた。 当然ながらユヴェントスの最終ラインは堅く、ブンナークと新田という性質の異なる FWが全てを出し切っても実際の決定率は決して高くはなかった。 それでもこの結果を演出できたのは、それを押し切る攻撃の手数による物と言えた。 ヘルマー「…と、言うわけでフィオレンティーナの圧勝なわけだが。」 ランピオン「グッ……クソ…! (ギリギリギリ)」 ヘルマー「怒りの鷹君は放置するとして…これはどうなんだ、フィッツウォルタ?」 この結果には流石に唸らざるを得なかったトーマス・ヘルマーが意見を求めた。 求められた方は顎に手をやりながら、いまだ余裕を崩さず微笑んでいる。 ASローマの看板は、表向きはランピオンとヘルマーの2人であるが、 その実、頭脳としてチームの骨格を決定し、動かす信号を発しているのは間違いなく彼であった。
[357]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/11/29(月) 20:16:56 ID:??? フィッツウォルタ「うん、楽しみだねぇ。」 ヘルマーが期待したのと違う答えがフィッツウォルタから返された。 まったくかすりもしない回答に、ヘルマーは頭に痛みすら感じた。 ヘルマー「いや、そうじゃない…こんな試合見せられて不安を覚えたオレの気持ちを察してくれ。」 フィッツウォルタ「ローマにはそんなサービスないよ、普段通りやるだけさ。」 ヘルマー(グッ…理論の塊みたいな人間のクセして、どうしてこうなんだコイツは…!) 聞いた自分が馬鹿だったと、グッと堪えるヘルマー。 いかにもドイツ人気質の彼は、感覚的な物言いが苦手であった。 そんなヘルマーの様子を意地悪そうに横目で覗きつつ、フィッツウォルタは頭の中で思案していた。 ほとんど組みあがっているフィオレンティーナの攻略法、その微調整についてである。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24