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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[51]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/24(日) 16:09:05 ID:??? >>49 バビンゲさん、ありがとうございます! こちらも甘々な展開にwktkが止まらないよw 更新と絵柄一致をガッツリ楽しみにしてますw >>50 おぉーー、2さんだ! こんにちは&ありがとうございます! 内容全て私の勝手な妄想なのですが、アルシオンは裏主人公として 出来る限り深く描いていきたいと思っています。 本スレもアジア予選が大詰めですね、マロン板から見てきた者としては 本当に感慨深いです。これからも更新を楽しみにしていますね。
[52]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/24(日) 16:18:34 ID:??? 1-6)落陽 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! ドドッドッ! バリーーーーン!! ガシィッ! ガコォッ! ゴキッ! 観客「うるあぁぁぁぁぁぁ!!!」「何しやがらぁぁぁぁぁ!!」「ふざけんな!!!!」 「ぶっ殺してやんよ!!!」「やめろやめろ、どうした!!」「黙れ!!!」 憎しみの籠もった言葉が怒号のように行き交い…そしてそれが暴力へと変わっていく。 争いあう者同士がフィールドへ雪崩れ込んでいき、その空気は尋常ではない速度で伝播していく。 憎しみの化学反応はまるでダイナマイトの爆発の如く苛烈を極めていた。
[53]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/24(日) 16:19:44 ID:??? ジョアン(いかん!!) ジョアンは既に席を立ち、駆け出していた。 何故こんな事をしているのか、走るならば出口の方向だろう、もう■■■■■がそう叫ぶ。 だがジョアンの行動はその声と全く伴なっていなかった。 人■■■■■」を呑み込んでいくのが見える、一刻の猶予もない。 見失わないよう気をつけなが■■■■■押し退けて■■の方へと向かう。 そして…ジ■■■■■を掻き分けたその■■■■■飛沫が舞った。 ■■■■■と思われる男が刃物で刺さ■■■■■れる姿■■■■■アンの瞳に映っていた。 それを目の前で見せられた■■■■■親が呆■■■■■るのも見える。 ジョアン「立ち止まるな!! 逃げるんだ!!」
[54]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/24(日) 16:20:44 ID:??? ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■ ブンッ…… ゴッ!!!! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 再び鮮血が舞った。 耳から■■■■いるのが見えた。 ■■■■■■倒れない■■■をやめない。 こちらを強■■■据えて走ってくる。 女性「この子を!!」 絶叫が耳に響いた。 魂の叫びがジョアンの身体に深く食い込んだ………
[55]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/24(日) 16:21:53 ID:??? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ……目を開けると薄暗さと真っ白な天井が飛び込んできた。 どうやらベッドの上で寝ていたようだが、ジョアンはこの場所に覚えがなかった。。 ベッドの周囲はカーテンで囲まれており、どう考えてもシティホテルのそれではない。 ジョアンは只ならぬ違和感を感じ、急いで上体を起こそうとした。 ジョアン「……っつ!」 右腕に思わぬ激痛が走り、ジョアンは思わず声を挙げた。 一体何が起こったのか、ここは何処なのか、訳が分からず動悸と呼吸が激しくなる。 混乱する思考の中、一先ずジョアンは懸命に自身を落ち着かせようと努力した。 数分が経過し… 動悸が緩やかなリズムを取り戻した頃、ジョアンは少しずつ記憶を取り戻し始めていた。 先程か、昨日か、それとももっと前になってしまうのか…? とにかくである、 ジョアンはレッドスターvsラドニツキの試合で大きな乱闘?暴動?に巻き込まれたのだ。
[56]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/24(日) 16:23:09 ID:??? ………だが、どうやらそこまでしか思い出せない。 懸命に頭を働かせているが、どうにも頭に靄(もや)が掛かりきりである。 そして何故だか焦燥の念ばかりがドンドン溢れ出して来る。 ジョアン(分からない… 分からない、が…! ジッとしている訳にはいかない、そんな気がする!) 今度は腕が痛むのも構わず身体を起こし、ベッドから這い出した。 どうやら右腕が痛む以外では頭痛が少し伴っている程度で、歩く事は可能だった。 ベッドの周囲を覆うカーテンを荒っぽく開く。 すると再び目の前にカーテンが現れた。 いや、よく見ると同じようにカーテンで覆われた区画が幾つもある事が判る。 そうか、とジョアンはようやく自分が何処に居るのかを理解した。
[57]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/24(日) 16:24:54 ID:??? ジョアン(病院の一室という訳か…状況を考えてみれば、そうか。) 自分の身が無事であった理由もこれで得心がいったが、今その事は重要でなかった。 ジョアンは■■の安否を確認すべく、部屋の出口へ急いだ。 と、そこでジョアンに再び違和感と疑問が襲い掛かる。 ジョアン(うん…… 誰だ…? 誰の安否だ? 私に連れなど居なかった筈……) 考えても、思い出そうとしても、ヤハリそれを思い出すことは出来ない。 それに、無理に思い出そうと考えれば考えるほど身体に不快が走った。 諦めきれないが、ジョアンは止むを得ず部屋の扉を開けて廊下に出た。 すると病室の前の廊下にはソファが立ち並んでおり… そしてそこにはたった一人だけ男が座っていた。
[58]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/24(日) 16:25:57 ID:??? 暗い部屋から急に廊下の電灯下に出た為、眩しさでハッキリとは見えないが、 ジョアンには目の前の男が何者であるか、おぼろげに理解できていた。 ジョアン「キミは…」 男「ああ……お目覚めですかい?」 男がジョアンに向けて話しかけてきた。 その低く渋い声には、やはり薄っすらと覚えがあった。 ■■を抱きかかえながら騒ぎの中をすり抜け、息を切らして走り… 意識を失う寸前まで逃げた先のその場所にこの男が居たのだ。
[59]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/24(日) 16:27:28 ID:??? ※取り敢えず、一旦(今日は?)ここまででつ
[60]森崎名無しさん:2010/10/24(日) 21:08:09 ID:??? 乙でした。
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0ch BBS 2007-01-24