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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[542]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 12:37:35 ID:??? >ダイヤ→ミランの決定機 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ・・・ザッッ! ファルコーニ「グッ・・・!」 ヘルマー「借りはキッチリ返すぜ、そこだぁ!」 バシュウゥゥゥゥゥゥゥン!! ドリブルで切り込むと思わせ、急停止からのドライブパス。 先程のお礼とばかりに、今度はヘルマーがファルコーニを手玉に取った。 パスの行方は当然ながらランピオン、ロケットヘッド爆発の構えである。 ランピオン「よぉぉぉし! 貰っt・・・あぁっ!?」 アントニオ「撃たせるかよぉ!!」 ステファノ「オレもいるぜ!」 ダニエラ「年下のアントニオだけにイイ格好させるかよ!」 フィリッポ「ミランの守備はお前だけじゃないんだぜ!」 アレッサンドロ「これが友情パワーだ!」
[543]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 12:38:46 ID:??? 実況「おぉっと! これはミラン守備陣、全員で競り合いにいっている!!! 何がなんでもロケットヘッドを阻止しようというのかぁぁぁ!?」 ランピオン「こ、こいつら! ファウルが怖くないのか!?」 アントニオ「元気があれば何でも出来るゥゥゥゥ!!!!」 気合一閃、ミラン守備陣は捨て身の覚悟でランピオンに突撃した。 PKになったらなったでそれはもう仕方がない、それよりも人数補正が大事だった。 だがしかし・・・ ランピオン「クッ・・・だが何人来ようが同じだ! 喰らえ、ロケットヘッドォォォォォ!!!」 ズシャァ! バキィッ! ドゴォ! ガシィッ! バシィィ!! アントニオ「クソッ! やれねぇのかコンニャロウ!」 ランピオンの完成されたフィジカルは、囲む5人を残らず吹き飛ばした。 そして空っぽのゴールに向けてボールは発射された。
[544]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 12:44:18 ID:??? ゴーーーーン!! ランピオン「なッ!」 観客「SGGP!」「ナイスポスト!」「ポスト神!」 実況「ポスト! ポストに救われたァ! なんとロケットヘッドが決まっていません!! 5人相手の競り合いで流石に狙いが狂ったか、それとも天に見放されたか!」 ファルコーニ(運がこちらに向いているな、カウンターで一気に・・・) だがランピオンのロケットヘッドは無念にもポストに嫌われ跳ね返った。 PAの外でワンバウンドしたボールをファルコーニが素早くフォローし振り向く。 そこにはヘルマーが走ってくるのが見えていた。 ヘルマー「パスのリリースが早いのはさっき見た、今度はその隙をやらない!」 ファルコーニ(その対応は当然だ、しかし!) デヤン「アンドレア、壁パスだ!」 ヘルマー「チッ、邪魔だぁ!」
[545]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 12:45:32 ID:??? ヘルマーとファルコーニを結ぶ直線の間に、斜めから人影が入射された。 ここで再びデヤンである。 壁パスを要求して走りこんだデヤンがヘルマーの視界を塞いだのだ。 これは壁パスを装ったデヤンのスクリーンプレイ、いわば進路妨害である。 このデヤンのマリーシア的スクリーンは見事功を奏し、ファウルを取られず目的を満たした。 結果ヘルマーはサイドステップを一本入れる必要が生じ、ファルコーニへの到達が1秒遅れてしまう。 その隙に・・・ (ギィン・・・!) ファルコーニ(守備のプレッシャーが無いうちに!) ヘルマー(クソッ、届け・・・・・・!) スパァァァァァァァン! ファルコーニのキラーパスが放たれた、デヤンではなく逆側のスペースに。 そこにはディミトリオが走り込んでおり、中央左側に広がっていくカウンターの火蓋を切った。 短いドリブルの後は素早い展開でボールが回り、左WGのロデオに出される。 アンノーニ「こいつ! ポジショニングが!?」 ロデオ「よし、見ててよ母さん(マンマ)!」
[546]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 12:46:39 ID:??? 実況「おっと・・・これはストラーロくん、いい配置でボールを貰った! オフ・ザ・ボールで走り回っていた成果がここで出ている!」 献身的な走りでSBを外側に追いやっていたロデオは、丁度DFの縫い目でパスを受ける事に成功。 そのままゴールに向けてドリブルを開始する。 フィッツウォルタ(やるな・・・でも彼には突破するスピードが無い、狙うのはキープの筈だ。 誘いに乗ればフリーの選手を作り、そこにパスを出される。) フィッツウォルタは意図を冷静に読み取り、レビタンをマッシモに付け、自身はロデオの進路に立った。 当然 逆サイドのピエトロへのパスコースも同時に塞ぐ位置取りをして、である。 しかしロデオのラストパスは意外な選手に向けて放たれた。 ポーン! 実況「ストラーロくん、なんとマイナスに折り返した! これに走りこむのは、やはりこの人!」 ロデオ「頼む、アンドレア!」 フィッツウォルタ(ここまでオーバーラップしてきたか、思い切ったな。) ファルコーニ(何処かで勝負に出なければ勝ち目はないからな・・・!)
[547]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 12:48:59 ID:??? ここまで攻撃の起点としてしか動いてなかったファルコーニのオーバーラップ。 フィッツウォルタも予測していなかったが、“想定”していなかったわけではない。 素早い対応でシュートコースに立ちはだかる。 実況「さあファルコーニくん、2列目からの思い切ったミドルシュー・・・」 スカッ 実況「・・・ではない! スルー、スルーだ、本命はデヤンくん! これは完全にフリーだ!」 フィッツウォルタ「なにィ!」 デヤン「っっけぇぇぇぇぇ!!」 先着で ★決定機の結果→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→なんとゴールだ! ハート→フィッツウォルタが弾き、ピエトロがフォロー。 スペード→フィッツウォルタが弾き、マッシモが捻じ込みにいくがレビタン△。 クラブ→一瞬戸惑いを見せたがフィッツウォルタは冷静にシュートコースを塞いだ。 JOKER→フィッツウォルタは冷静にシュートコースを塞いだが・・・?
[548]森崎名無しさん:2010/12/17(金) 12:51:02 ID:??? ★決定機の結果→ クラブ6
[549]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 17:26:00 ID:??? >クラブ→一瞬戸惑いを見せたがフィッツウォルタは冷静にシュートコースを塞いだ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― フィッツウォルタ「なかなか驚かせてくれるね。」 スッ・・・ ファルコーニのスルーによって体勢を崩された筈のフィッツウォルタ。 こんな場面では当然焦りが生まれ、動作も鈍くなって然るべきである。 だがフィッツウォルタは、そんな事を微塵も感じさせない冷静さで適確にシュートコースを塞ぎ・・・ パシィッ・・・! 右脚の内腿と膝の中間を使い、シュートの勢いを巧く殺したブロックを見せた。 ブロックの技術よりも体勢のリカバリー、そして位置取りの完璧さが見る者に戦慄を与えた。 このプレイは先取点を半ば確信していたミランに大きな衝撃を隠せない。 デヤン「グゥッ・・・」 ピエトロ「ゲェッ! 今のをファンブル無しに止めるのかよ!」 ファルコーニ「動きに一切の迷いが無かった・・・恐るべき冷静さだな。」 フィッツウォルタ(ボクの守備に判断ミスはない、どれほど予想外のプレイをして来ようがね。 これがボクのA.D.フィールド、揺らぎ無き精神力が生み出す絶対守備さ。)
[550]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 17:27:34 ID:??? ミランの大きな決定機であったが、結局はチャンスを繋げられる事なく流れは途切れた。 しかし攻撃その物は上手く守備陣を崩した感心するべき連携だったと言える。 フィオレンティーナの面々も口々に感嘆の声を上げていた。 中山「今の攻撃は惜しかった、決まってもおかしくなかったな。 これは完璧に止めたフィッツウォルタを称賛するべきだろうな。」 マルコ「うん、あの隙を見せない姿勢は嫌だね。」 三杉「けれど・・・今のところミランは予想以上に上手くゲームを進めている。 ファルコーニの力も然ることながら、8番(デヤン)が非常に効果的に動いている。」 バンビーノ「ああ、デヤンはユーゴスラビアから引っ張って来られた選手だからな。」 マルコ「ユーゴ・・・あ、そうか。 どこかで聞いたような名前と思ってたけれど、 レッドスターのデヤン・サビチェビッチとファーストネームが同じなんだ。」 三杉「レッドスターと言うと・・・去年のUEFAチャンピオンズカップでベスト4の?」 バンビーノ「そう、ミランのトップと互角の勝負をしたユーゴの最強チームだ。」 マルコ「三杉も見たろう? ニスケンスやマルディーニを何度もドリブルで抜いた選手を。」 三杉「ああ・・・確かに凄まじいドリブラーが居たのを覚えている。 そうか、アレがデヤン・サビチェビッチだったのか。」
[551]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 17:28:40 ID:??? 悪魔の左脚と称された、“ジュニオ(天才)”ことデヤン・サビチェビッチ。 左足裏のスクープターン、馬力のある切り返しでミランディフェンスを切り裂いた姿は記憶に新しい。 結局、試合は怪我を押して出場したフーリアの活躍でミランが2連勝したが、あと一人 レッドスター にチームの中心として動ける選手が居れば、勝者は逆になっていたと考えられている。 マルコ「その天才ほどじゃないけど、あのデヤンも優れた選手だと言う事だね。」 三杉「ユーゴスラビアか・・・。」 何かが三杉の頭に引っ掛かった。 最近その国の事を耳にしたような気がしたが、思い出そうとしても何だったのか出てこなかった。 その後、ミランに傾きかけていた流れはローマに移動した。 ジリジリと攻め込まれるミランだったが、前線のロデオが速攻を妨害し、ファルコーニと アントニオがゴール前を堅守する事で、何とか前半を0-0のイーブンで終わらせる事に成功した。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 放送「前半終了! 終盤はやや攻め込まれがちでしたが、ミラン、ここはしっかりと守りきりました! ミランとローマ、互いに決定機がありましたが結局は0−0で前半を終えています。 後半は再びファルコーニくんのパスが呻るのか、それとも前半沈黙したランピオンくんが 目を覚ますのか、注目したところです!」
[552]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/17(金) 17:32:06 ID:??? ナディア「ぷはぁっ、息が詰まったね!」 モニカ「うん、ピエトロもロデオも頑張ってるじゃない。 もしかしたらもしかするね。」 B「ふーん・・・そうなんだ。」 3人娘が地元ミランの健闘に興奮し、喜びを滲ませて騒ぎ立てている。 また他の観客達からも期待が乗せられた声が多く挙がっていた。 選手達が観客の労(ねぎら)いの言葉に送られながら控え室に下がって行く。 これから30分のハーフタイムである。 三杉(喉が乾いた・・・思ったよりも語る事のある試合だな。 仕方ない、ドリンクでも買いに行こう。) A 一人で買いに行く B バンビーノを誘って買いに行く C マルコを誘って買いに行く D それ以外の誰かを誘って買いに行く。 F そんな事よりブンナークは何処に行った? 2票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
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0ch BBS 2007-01-24