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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[569]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/18(土) 18:19:35 ID:??? 何だか痴話喧嘩のような会話が始まり、三杉は度肝を抜かれてしまった。 元々知り合いだった、という想像は間違いじゃなかったが、こいつはそれ以上である。 感情的に言葉を放つクラウディアと、意外な程ぶっきらぼうに返すバンビーノ・・・ 三杉(これは深い仲だ、長年連れ添った仲だ、実は結婚していたのかバンビーノ) 三杉の目にはバンビーノの姿が急に大きく見えてきた。 男として自分より遥か先に行っている、そんな余裕がバンビーノを大きく映して見せているのか・・・と。 その2人が今 夫婦喧嘩により絆にヒビを入れようとしている、それはいけない。 三杉(よし、ここは僕の出番だ。 僕の貴公子パワーが夫婦喧嘩を未然に防いでみせる!) 三杉は考えた。 いきなり夫婦喧嘩をやめろなんてストレートに口にするのは、部外者としてマナーに欠ける。 お互いに思うところがあり、人と人であるからぶつかり合いは起こるのだ。 今回は相手に対して気を遣わなかったバンビーノの落ち度、それを伝えなければ。 だが後味を悪くしてはいけない・・・・・・。 よし、と三杉は自信を持って頷いた。 三杉「お話中済まない。」 バンビーノ「うん?」
[570]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/18(土) 18:20:39 ID:??? 三杉「バンビーノ、今回は君が良くなかったよ。 折角久し振りに会ったのだから心を砕いてあげなきゃね。」 バンビーノ「えっ! なんで知ってるんだ!?」 クラウディア(!) 驚きの声を上げるバンビーノ、そしてキョトンと目を大きくするクラウディア。 三杉は心の中でガッツポーズを決めた。 まさに計算通り、貴公子ポイント急上昇だぜ! 三杉「判るよ、君達の仲の良さをみていればね。 そんな事より紹介してよ、水臭いじゃないか?」 バンビーノ「うーん、そんなものなのか・・・。 ・・・まっいいか。 紹介が遅れて済まない、妹のクラウディアだ。」 三杉「うん、妹ね、いもう・・・・・・・・と!?」 クラウディア「ええ、挨拶が遅れてごめんなさい。 凄く気のつく方なんですね、ミスギさん。」 三杉「うん、こちらこそ宜しく。」
[571]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/18(土) 18:22:23 ID:??? 似てねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!! そう口に出しそうになるのをグッと堪え、表情に微笑を湛(たた)えて応える三杉。 改めて2人の顔を見比べるが、やはり似ていない。 クラウディアの美しさからはバンビーノを想像する事がどうしても出来なかった。 バンビーノの顔は愛嬌や気の良さは感じられるが、決してハンサムという形容はできないのだ。 三杉(だが待てよ・・・) 髪の色や肌が綺麗なの所は共通していると言えばしている。 それによく見ればバンビーノの鼻筋は通っており、唇もキュッと締まっていた。 それぞれのパーツは実は良いのだ、これは新発見だった。 三杉(そうか、目だ! 目が決定的に違うんだ! なんて事だ・・・目が違うだけで・・・) 三杉は急にバンビーノが可哀相になった。 あの目がかっ開いたらどんなハンサムが現れるのだろう、と。 たった目が違うだけ、それだけの遺伝子のイタズラでこれほど差がつくなんて・・・と・・・・・・。 三杉は心の中で涙した。 (「こちらこそ宜しく」からここまでの三杉の思考時間:約1秒)
[572]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/18(土) 18:23:55 ID:??? 三杉「バンビーノ、ドリンクを奢らせてくれないか? 良かったらクラウディアも。」 バンビーノ「むっ、いいのか?」 クラウディア「そうです、悪いわ。」 三杉「いいんだ、こういう時は黙って奢られるものだよ、2人とも。」 バンビーノらは戸惑ったが、兄妹の再会をお祝いしてくれたのだと思い当たり、 「そういう事なら・・・」と素敵な笑顔で申し出を受け入れたのだった。 ※クラウディアの評価が2上がりました。
[573]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/18(土) 18:25:00 ID:??? 〜ASローマ控え室〜 その頃、ローマの控え室では後半に向けたミーティングが行われていた。 壁にかかったホワイトボードには何人かの選手のクセなどが書かれている。 フィッツウォルタ「・・・これが敵FWの情報だ、SBのグレグッチとアンノーニは このハーフタイム中で確実に頭に入れておいて欲しい。」 アンノーニ「OK、守備はマンツーに戻すんだろ?」 フィッツウォルタ「いや・・・後半もゾーンのままで行く。」 ヘルマー「何でだよ・・・。」 フィッツウォルタ「データじゃ当てにならないからだよ、ファルコーニを起点とした攻撃はな。 奴を起点とした攻撃の中に存在するは、何故だか通常よりも動きが良いんだ。 だから迂闊に1対1を狙うよりも、守備は崩されない事を第一に考える。」 ヘルマー「チッ・・・いけ好かないな。」
[574]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/18(土) 18:26:09 ID:??? フィッツウォルタ「まっ、ああいう変なセンスを持った奴も稀に存在するって事だね。 そういうのに対して、苛立たずに冷静に対処するのも選手としては大事だ。」 フィッツウォルタはニコリと笑顔で返すが、ヘルマーはフンッとそっぽを向く。 だがハイハイ・・・と不機嫌そうに、しかし納得してヘルマーは答えた。 何だかんだと言って、このフィッツウォルタの冷静さには頭が上がらないのだ。 フィッツウォルタ「・・・さて、後半は選手を交代していくよ。」 ランピオン「選手交代?」 フィッツウォルタ「敵もジュニア上がりを使っているみたいだからね。」 ・・・キミの出番だよ、ビアンキ。」 フィッツウォルタは隅っこで退屈そうにしている少年に声をかける。 するとザワッっと選手の間で不満の意が籠もった声が上がった。 だが声をかけられた当人は、他の選手の敵意など意に介さず、満足そうに答えた。
[575]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/18(土) 18:27:21 ID:??? トト「ふふん、遅かったがまあギリギリ許してあげよう。 勝利への一番の近道を一応解っているようだからね、赤眼くんは。」 ランピオン「ふざけんな! 今日の試合にコイツを入れるなんて聞いてないぞ!?」 トト「うるさいな、キミは黙ってポストプレイでボールを落としていればいいんだよ。 あの程度の相手から前半1点も奪えなかったんだからね。」 ランピオン「グギっ・・・!」 ランピオンが大きな声で反対する選手、その名をサルバトーレ・ビアンキ、通称トトといった。 下部リーグのACチェザーナから今年の始めに移籍してきた選手である。 ゴール前の飛び出し、捻じ込みに絶対的な強さを持っており、年齢の不利を感じさせない選手だが・・ この通り言動は自己中心的・挑発的であり非常に敵を作りやすい。 「味方殺しのトト」という不名誉な異名もあるくらいだった。 フィッツウォルタ「ランピオン、ビアンキの力が必要だという事は納得ずくのはずだよ。 フィオレンティーナを潰す為には2太刀目が必須だとね。」
[576]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/18(土) 18:29:40 ID:??? ランピオン「そんな事を言ってるんじゃない! この試合に使う事を聞いてないと言った!」 フィッツウォルタ「そういう事ならばトトの言う通りだ、決定的なチャンスで ポストに当てたキミに反対する権利はない。」 ランピオン「んだと!」 フィッツウォルタ「キミのプレイにはまだ満足していない、それは前にも言ったね?」 ランピオン「チッ!」 ランピオンは目を逸らしてそれ以上は何も言わなかった。 フィッツウォルタ「納得したならいい。 後は・・・」 先着で ★ローマの変更→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→(他に代えられる程 人材はないか・・・。) ハート、スペード、クラブ6以上→CBも代えるよ。 クラブ5以下、JOKER→フィッツウォルタ「英(ヒデ)、キミにも出てもらうよ。」
[577]森崎名無しさん:2010/12/18(土) 18:33:07 ID:??? ★ローマの変更→ スペードK
[578]森崎名無しさん:2010/12/18(土) 18:33:43 ID:??? ★ローマの変更→ クラブ7 しかし、このチームの監督やコーチは何をやっているんだ? まさか、二軍に監督を回す金の余裕がないというのだろうか? もし、見落としていたら申し訳ないけど誰か教えてくれないかな?
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0ch BBS 2007-01-24