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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[69]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/25(月) 19:10:25 ID:??? ジョアン「そう…か。」 BJ「…で、どうするんだい?」 ここでBJが心なしか厳しい口調でジョアンに問うてきた。 この問いに対して、ジョアンは自信を持って言える答えはなかった。 その意を力なく聞き返すのが精一杯であった。 ジョアン「どう……とは?」 BJ「アンタはこの少年を母親から託され、そしてこの子の命は助かった。 …だがこの通り。 それでアンタはどうするつもりだ? これでおさらばかい?」 畳みかけるように言葉を紡いでくるBJ。 ジョアンにとってその言葉は一つ一つが堪えた。 命さえ助かれば、あとはサッカーがこの少年の人生を切り開く…そう考えていた。 だが事はそんなシンプルに終わらない事態であるのは明らかだった。
[70]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/25(月) 19:11:29 ID:??? サポーター同士の乱闘で刃物が飛び出す事がまず異常だった。 女子供がパイプで叩かれようとしていたのも信じられなかった。 ジョアンがさらに驚いた事に…BJに見せられた新聞では、あの事件はこう報道されていた。 『怪我人:多数、死者:0、行方不明者:0』と。 BJ「さあ、どうなんだ?」 痺れを切らしたBJが再びジョアンに回答を迫った。 ジョアン「私は………。」 だがジョアンは答えられない。 そう、ジョアンに考えられる答えはたった一つだけしかなかった。 だがそれを口に出せる自信がなかった。 ロベルトを破滅させ、その後も何の力にもなれなかった自分。 そんな自分に人…子供を導く資格など、二度と有り得ないと思っていた。 ハァ…と呆れたような溜息をBJが吐いた。 そしてジロリとジョアンの目を睨みつけ、こう言い放った。
[71]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/25(月) 19:12:49 ID:??? BJ「アンタ…あの夜 自分が死んでも構わないと言ったな。」 ジョアン「……。」 BJ「もしやと思っていたが、どうやら間違いない。 アンタはあの時ホントに 自分“なんか”死んでもいいと思っていたんだ! 違うか!?」 ジョアンはグゥの音も出ない。 「違わない」と、擦(かす)れる声を精一杯だした。 BJ「自分に生きようとする意志の無い者が、人を生かしたいだって? 笑わせるな! アンタはこの子の母親に託され、それを受けたんだ! アンタは死を以って少年を助ける『覚悟』があったつもりなんだろうが、 そんな物は『覚悟』ではないぞ! 思考停止だ! 自暴自棄の根性だ!」 ジョアン「………。」 BJ「……。」
[72]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/25(月) 19:13:57 ID:??? ジョアンは何も言えなかった。 BJもそれ以上は言わなかった。 少しの沈黙のあと、BJが再び口を開いた。 BJ「一ヶ月だ…! 私は自分の用事で一ヶ月この国を巡る。 せめてその間だけでも、アンタがこの子の面倒を見るんだ。 その後は好きにするがいいさ。 あとこの部屋は自由に使え、代金は先に払っておく。」 吐き捨てるようにしてBJは部屋を後にした。 残されたのはジョアンと少年。 うな垂れるジョアンと…そして今の騒ぎにも全く無反応な少年の二人だけだった。
[73]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/25(月) 19:17:50 ID:??? 本日は以上です。文章だけパートが予定より長くなってしまってます。 次回更新でこのパートは終わりますので、どうか見逃して下さい。 ・・・あと、何処かで見た話なのも見逃しうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp 1-7)黒い男 >>61-65 1-8)LOST BOY >>66-72 それではまた。
[74]森崎名無しさん:2010/10/25(月) 19:22:18 ID:??? 乙でした
[75]森崎名無しさん:2010/10/25(月) 23:13:56 ID:??? 新スレおめです! アナカンさんの前作で、私はキャプ森および森崎板を知りました。 (検索でたどり着いた先が、前作だった) 私にキャプ森本編&外伝という楽しみを教えてくださってあざーすです! そのアナカンさんが復帰されて、楽しみがまたひとつ増えました。 応援しています。
[76]ラインライダー滝 ◆lLi06nuZOA :2010/10/25(月) 23:41:08 ID:??? 遅ばせながら復帰おめですー なんていうかもう言葉で言い表せないくらい嬉しいです。本当に 相変わらずの活き活きとした登場人物の描写は見習いたいものであります そしてBJの台詞が全部大塚明夫ボイスで完全再生されるのは私だけじゃないはず……! これから先も更新楽しみにさせてもらいますね〜
[77]TSUBASA DUNK:2010/10/25(月) 23:49:39 ID:??? おかえりなさいませー。 引き込まれるエピソードと文章にもうワクワクが止まりません! これからも更新を楽しみにしていますので、無理をせずに頑張ってください。 本編が進んだあとでプロローグとはスターウォー……おや、こんな時間に誰かきたようだ。
[78]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/27(水) 20:52:12 ID:??? >>74 乙感謝です! >>75 わー、ありがとうございます! 森崎板の仲間を一人増やす切っ掛けになれてとても光栄です! これからも頑張ります、楽しんで頂けると幸いです! >>76 帰ってきたぜ滝さーーーーーーん! BJ=大塚明夫!うん、私も書きながら脳内再生しまくってたですよ! そんな事よりフジー・マッケンジー!滝さん、天才だよ貴方は! こっちこそ楽しみにしてます! >>77 つばダンさんあざぁぁぁぁぁぁっす!!!! 海南vs翔陽の迷監督合戦パネェっすww 宇宙戦争の事はどうかお見逃しを…! こうなったら仕方ない、と1000%意識してやってます、さーせんw
[79]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/10/27(水) 20:53:13 ID:??? 1-9)明日への扉 ガチャッ… 鍵を開けて扉を開くと、相変わらずの風景が待っていた。 椅子に座った少年は、扉の音に反応してこちらを一瞥する。 …だが、それだけである。 ジョアン「ただいま…。」 少年「……。」 ジョアン「………。」 帰宅を告げるジョアンの言葉に対して返信はない。 そしてまた視線を移し、ボンヤリと窓の方を見つめるのだった。 ―――――BJが出て行ってから20日 季節は夏から秋に移ろうとしていた。 少年は あの日以来、一言も口を利いていない。 その瞳は依然変わらず生気を失ったままだ。 食事を取る、夕方決まって とあるTVアニメを観る以外、 生きているのか死んでいるのか、ジョアンでさえ判らなくなる有様だった。
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0ch BBS 2007-01-24