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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[714]森崎名無しさん:2010/12/28(火) 21:39:38 ID:??? ポストプレイはまかせろー
[715]森崎名無しさん:2010/12/28(火) 22:53:08 ID:??? ダイヤKだったらローマのファウルでPK、クラブAだったら ミランのファウルで後は試合終了まで一直線とかだったのかな。
[716]森崎名無しさん:2010/12/28(火) 23:14:14 ID:??? 空中ポストプレイの擬音とはいったい…
[717]森崎名無しさん:2010/12/28(火) 23:18:05 ID:??? マッシモ「ポストプレイはまかせろー」ポンポン フィッツウォルタ「やめて!」
[718]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/29(水) 13:00:41 ID:??? >>709 いや、ホントすげっす >>713 まあ仕方ないっすよ、マッチアップの相手も好調でした。 >>715 それぞれ展開が少しありましたー。 >>713,716,717 バリバリがこんな波及の仕方をするなんて…! =============================================== >JOKER→なんとここでポストプレイ! ファルコーニが走り込んでシュート、決まった、やった! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― そう、マッシモが持っていた筈の自信はすでに絶対では無かった。 前半からマッチアップしている目の前の黒人選手…リゴベル・レビタン。 その当たりの強さ、身体能力は自分の遥か上をいっている事は思い知らされていた。 ダイレクトシュートで競った所で、到底敵う物ではない事は判っていた。 マッシモ「(クソッ…けど、ここは覚悟を決めるしかない! 勝負に絶対は無い!) …おおおおおおおぉぉぉっ!」 マッシモは自分の闘志を奮い立たせるために雄叫びを上げ…そしてポジショニングを取った。 その先には怪物のようなCBが手ぐすねを引いて待っており、ここでパワー勝負になる。 レビタン「オマエニハ前ヲ向ク事スラサセナイ…。」 マッシモ(グァっ…なんて圧力だよ!? けど! こんなやられっ放しで終われるか…!) 絶望的なポジショニング争いで、どうにか前を向こうとするマッシモ。 その争いの中で、彼の視界に後方から上がってくる選手の姿がチラリと見えた。 …誰の姿なのかまでは確認出来ていない、だがマッシモには何となく判っていた。 そう、こんなギリギリのチャンスで来て欲しいタイミングに顔を出してくる奴はアイツしか居ない。
[719]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/29(水) 13:01:54 ID:??? スゥ… タッ! レビタン「!?」 タッ! マッシモは跳躍の直前で前を向こうとする力を抜いた。 レビタンは一瞬バランスを崩し、そのせいで跳躍が一歩遅れる。 レビタン「舐メタ真似を…! ダガ、ソノ角度カラしゅーとヲ撃ッテモごーるニハ届カン!」 マッシモ「知るかぁぁぁ!!!」 マッシモはジャンプのアドバンテージにより、ギリギリ先にボールを触る事が出来そうだった。 それで十分だった。 マッシモ(お前ならきっとあそこに走り込む…PA右斜め45°20mぅぅぅっ!) バシュゥゥゥゥ!! レビタン「ナニィィッ!?」 咄嗟のポストプレイだった。 狙いすました一連のプレイという訳ではない。 だがこのボールは、猛然と走り込んできていたファルコーニの脚にピタリと合った。 まるでそれが約束事だったかのように、奇跡的にタイミングがバッチリだった。
[720]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/29(水) 13:03:40 ID:??? ファルコーニ「グラッツェ、マッシモ。 そして……ロデオ!」 シュパァァァァァァン!!! ファルコーニはこのボールをノートラップでミドルシュートにいった。 シュートは枠の内側を捉えており、このプレイを予想していなかったGKは全く反応出来なかった。 唯一このプレイを見切って反応していたのはもう一人のCBムッシ。 ムッシ「うおぉぉぉぉ!!」 ファルコーニ(頼む…!!) パシュっ! ボールは彼の足に当たり、弾かれたと思われた。 だがそのままゴールの中にへと吸い込まれ、遂にミランの1点が記録されたのである。 ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! ミラン 1−2 ローマ
[721]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/29(水) 13:06:10 ID:??? ワアアアアアアアアアアアアアアアア 実況「決まったぁぁぁ! ミラン! 遂に、遂に1点を返しました・・・! 後半立て続けに失点してから、良い所が無く時間が過ぎていましたが… ここで素晴らしいインスピレーション、完璧な連携を見せてくれました!」 観客「よくやった、流石ファルコーニ!」「マッシモとロデオもナイス!!」「ロデオGJ!!」 サンシーロが歓喜の悲鳴で揺れた。 ミランサポーターが立ちあがって選手達に賞賛を浴びせたのだ。 劣勢一色で、このまま終わると思われた今日の試合… やっぱり暗黒時代だからな…という落胆を吹き飛ばした重い重い1点だった。 ナディア「すっごーーーーい!! やった! やったよ!」 モニカ「うん! ファルコーニが決めてくれたね!」 バンビーノ「マッシモも上手くやったな…あの判断はベストだった。」 手を握り合って大喜びの女子、そして古巣が見せた意地に感慨深く呟くバンビーノ。 マルコと三杉もそこまでミランに思い入れは無いが、このプレイには感じ入っていた。 マルコ「でも、あのロデオって子がやっぱり良かったね。」 三杉「ああ、彼の思い切った行動がこの得点を生んだんだ。 袋小路に陥っていた中でよくこんな流れを作れた物だ、これは賞賛に値する。」
[722]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/29(水) 13:08:56 ID:??? そしてフィオレンティーナとは離れたスタンドの一角において…。 黒いジャージに身を包んだ男が、このプレイにニヤリとしていた。 ヴァレンティノ「ふぅん…面白いプレイを見せてくれるもんじゃないか。」 彼はACミラン トップチームの一軍コーチ、ヴァレンティノ・ダミアーニ。 6年前まではトップチームで10番を背負っていた程の男であった。 ヴァレンティノ(ファルコーニのパスくらいしか見所ないと思ってたが…。 なかなかどうして…骨がある奴が何人か居る。 特に……。) ヴァレンティノの視線の先は、ロデオ・ストラーロ。 無邪気な顔で仲間達と喜び合っている少年の姿があった。 ヴァレンティノ(悪い空気が凝り固まっている時に思い切ったプレイで打開したのは大きいな。 あの野郎、オドオドした風に見せて“ハートが強ぇ”じゃねえか。) ヴァレンティノはもう一度 ニッと笑うと、姿を翻した。 もうこの試合を見るつもりはないらしく、一直線に出口へと向かっていく。 その顔に生気が溢れかえっている事に、彼を知る者は驚くであろう。 ヴァレンティノ(オレの人生…もう面白い事はないと思ってたんだがな…。 プリマの監督ライセンスでも取っておくとするか。) ※ロデオが「スキル・ハートが強い」を取得しました。 この物語に大きな影響は無いと思いますが、ロデオや松山さんにとっては大事な事なのですw 一旦ここまでっす
[723]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/29(水) 14:45:45 ID:??? トト「最っっ低のデビュー戦だ!!」 ローマの陣営ではトトが喚いていた。 悪くなりかけているチームの雰囲気に拍車をかけるようにである。 当然、チームメイト達は青筋を浮かべてトトの事を睨みつける。 しかしトトは止めない。 トト「ボクがたったの1点だとか有り得ないんだが! しかも決勝点だった筈のボクの1点を守りきれないで… このボクのデビュー戦が台無しだ、どうしてくれる!!」 ランピオン「少し黙ってろ、テメェ1点取った後は何もやってねぇじゃねぇか…!」 トト「それはパスが悪い。」 ブチっ トトの止まらぬ暴言がランピオンの敏感な堪忍袋を一刀両断した。 激しく怒気をはらんだ目でトトに詰め寄ろうとするが…。
[724]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2010/12/29(水) 14:48:08 ID:??? ランピオン「このガキ!! だいたい…」 ヘルマー「はい、そこまで。」 ランピオン「止めんなヘルマー!」 ヘルマー「わりーけど、そういう訳にはいかないよな。」 トト「そうそう、逆ギレは困るよ。 子供じゃないんだ。」 このトトの言葉には流石にヘルマーもカチンと来た。 いっつも調停役を買って出ている彼も、思わず語調が荒くなってしまう。 ヘルマー「テメーもいい加減にしろよ、皆お前と違って疲労が溜まっているんだ。」 トト「ふん、何故疲れる?」 」 ヘルマー「テメーが全然守備しねぇからだろうが! ランピオンとオレががテメーのゾーンを埋める為にどんだけ奔走してると思ってる!」 フィッツウォルタ「そういう事だ…積極的に当たる必要はないが、せめてスペースを埋めろ。」 トト「断る、ボクは生粋のストライカーだからね。」 ランピオン「そんな道理が…!」
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0ch BBS 2007-01-24