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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[812]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/02(日) 14:01:55 ID:??? >ハート→何気にもう夕飯の時間なんだね、食堂へは一緒に行こう。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― そう、話を終えた三杉は自らの空腹に気付いたのだった。 ふと時計を見ると、どうやら夕食の規定時刻は間もなくだった。 そりゃお腹も空く筈だ…と三杉は肩を竦めた。 三杉「マルコ、戦術を考えるのもいいけど、何気にもう夕飯の時間だよ。」 マルコ「え? あ、本当だ。」 三杉「ハハ、食堂まで一緒に行こうじゃないか。」 マルコ「そうだね、アハハ。」 身体だけでなく頭も回転させている2人は、正直言って他のメンバーよりも糖分を消費していた。 連れ立って食堂へと向かう中、彼らは互いの胃が活発に鳴っている事を見て見ぬふりしたのだった。 ・・・・。 夕飯の席で三杉は、アンザーニ監督に対して明日午前中の予定を問い質した。 当然マルコの提案した練習案を進言する為にであった。 幸い監督はこの練習案に同調し、これを受け容れてくれたのだった。
[813]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/02(日) 14:04:02 ID:??? 三杉(これで明日の午前、午後、それから夜の予定は全てが埋まった訳だな。 色々と忙しい日になる事は間違いないから、混乱しないように気をつけなければ。) そんな事を考えながら部屋に戻る途中、三杉はフロントへの用事を思い出した。 明日のディナーの為調査を依頼していた、店の詳細確認である。 食堂から部屋に戻るその足で、三杉はフロントへと再び訪れた。 相変わらずグータラで愛想の悪い男がブスっとしながら立っている。 三杉「こんばんは。」 フロント(男)「うん? ああ、お前か。」 三杉「お願いしていたリストランテの見立て、如何でしょうか?」 フロント(男)「ふん、心配するな。 ちゃーんとやってあるさ。」 彼は傍らに置いていた紙切れを手に取り、三杉に突き出した。 そして何とも言えぬドヤ顔で踏ん反り返った態度を取っている。 半ばあきれ顔になりながら、三杉はその紙を受け取った。 三杉(うーむ、貴公子とは正反対の人生を送って来たんだろうなぁ… ボクはこんな下品な大人にならないよう、態度には気を付けていこう。)
[814]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/02(日) 14:05:18 ID:??? フロント(男)「ほら、これが店の名前と電話番号だ、リザーブはさっきの時点でまだ空いていた。 これで満足だろ? さあチップを寄こせ。」 三杉(当然あげるつもりだったが、そう言われるとあげたくなくなるから不思議だ。 しかしまあ、仕事をしっかりしてくれる限りはキッチリとチップを渡すのがスマートだ。) 三杉はポケットの中から10リラ硬化を取り出して男に渡した。 湿気てやがんな…と男はさらに悪態を吐いたが、流石に付き合っていられない。 三杉(さてと…この店はどんな感じの店なんだろうか? まあ予約の為に電話しなければならないし、ついでに聞いてみるとしよう。) 先着で ★電話して聞いたお店の詳細→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ→味も店の雰囲気もロケーションも良く、それでいて値段も手頃な完璧な店。 ハート→最近ミラノで流行っている高級中華料理店。 スペード→なんと3つ星レストランです、まあちょっと怖気づいちゃうよね。 クラブ→味は最高! しかしドレスコードは有って無いような物らしい。 JOKER→女の子をその気にさせる店…だと……
[815]森崎名無しさん:2011/01/02(日) 14:09:58 ID:??? ★電話して聞いたお店の詳細→ ハート8
[816]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/02(日) 14:52:22 ID:??? >ハート→最近ミラノで流行っている高級中華料理店。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 受話器の先から聞こえた単語は三杉にとって予想外の物だった。 三杉「中華料理店…?」 店員『Exactry、当店は香港に本店を持つ名門店のイタリア支店第一号なんですよ。 自画自賛になりますが、味、雰囲気共にイタリア女性からの評判は上々です。』 三杉「そうですか、中華料理と聞いて意外に思いましたが…なるほど。 エキゾチックなアジアの雰囲気は女性に好まれるのかも知れませんね。」 店員『柔軟性の高い思考をお持ちですね…左様です、まだ流行に乗ったとは言えませんが、 男性よりも女性の方が客層としては多いです。 それから恋人同士のカップルもね。』 三杉(む…恋人同士……か。) ズキン…と、この言葉に三杉の胸は痛んだ気がした。 だが電話先の店員がその事を知る筈もなく、彼はさらにプレゼンを進めていく。 味はこうだ、調理はこうだ、材料はこうだと、ほとんど自慢のような口調である。 それは自信の現れなのかも知れないが、三杉の頭には然程入っていかなかった。
[817]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/02(日) 14:53:37 ID:??? 店員『…以上です、他に何かご質問はおありでしょうか?』 三杉「あ…そうだな……ドレスコードについてはどうでしょう?」 店員『そうですね、気軽な雰囲気も残したいという意味で、男性にはスーツからのドレスコードを お願い致しております。 女性の方も軽めのカクテルドレスで十分でございます。』 三杉「なるほど、ならばそこまで厳格な雰囲気という訳ではないのですね。 どうやら緊張しないで済みそうです。」 あまりに絢爛豪華、固い空気でモニカが恐縮してしまう懸念はどうやらなさそうだと分かり、 三杉はまた改めて安堵した。 その声に店員は満足し、さらに話を続けてくる。 店員『御謙遜を…ああ、それから女性限定でのサービスもご用意しております。』 三杉「女性限定のサービス?」 店員『ええ、当店は1階がチャイナドレス専門のブティック&レンタルになっております。 雰囲気をより楽しんで頂くため、女性の方に無料でドレスを貸し出してイルノデス。 無論、お気に入りの品がございましたらご購入頂きたいのが本音ですがね。』 三杉(ふぅん…サービスが行き届いているというか、商売上手というか。) あまりの手回しの良さに三杉は感嘆を覚えた。 だが、これならば何の心配もなく食事を楽しむ事が出来ると言えた。 三杉はそのまま明日の予約をお願いし、そして電話を切ったのだった。
[818]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/02(日) 14:55:36 ID:??? 三杉「やれやれ…慣れない土地ではディナー一つするのも大変だ。 しかしチャイナドレスか…モニカは黒髪だからきっと似合う事だろう。」 三杉は少しばかり立ち止まり、明日のモニカの姿を想像(妄想)してしまった。 その妄想が、桃色の電磁波に乗ってモニカに伝わるとなどという事は、 海のミスギの目を以ってしても見抜く事は出来なかったのである。 そのモニカの姿と言うのは… A ロングチャイナは確かに悪くない…スリット男のロマンだと言われても頷ける。 B ミニチャイナ…何故だろう、この僕でも男心を震わせられる。 C やはりカクテルドレスの姿がしっくりくる気がするな。 D いや…彼女は大人っぽい雰囲気だからイブニングドレスが似合うだろう。 E うーん…今日みたいなサッパリした服装しか想像できないな。 3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) ※意味ある選択ではありませんが、皆さまの想像力によっては大変重要な選択です。 全力でお好みの選択をしたって下さい。
[819]森崎名無しさん:2011/01/02(日) 14:58:15 ID:qWSIk60M A
[820]森崎名無しさん:2011/01/02(日) 15:40:57 ID:NentOy3c A
[821]森崎名無しさん:2011/01/02(日) 18:15:01 ID:A30doPCw 3票か! じゃBにも惹かれるけど高級店ってことで A
[822]森崎名無しさん:2011/01/02(日) 23:48:46 ID:??? 色気づくと負けフラグかなと思っちゃう、不思議
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0ch BBS 2007-01-24