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【そんなタイトルで】アナザー カンピオーネ1【大丈夫か?】
[829]森崎名無しさん:2011/01/03(月) 09:18:15 ID:??? どう転んでも三杉が真剣なら応援するぞ
[830]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/03(月) 11:52:50 ID:??? >>828 ダメダメ、それは『不屈』なのです、これはあくまで右から左へ受け流す『閃き』なのです。 >>829 ありがたいお言葉です、とは言え一体どうなるかは私にも分かりません… =============================================== >スペード→この場を解散したら大急ぎで買いに行こうと考えた。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 即ち、駐車場でフィオレンティーナのバスを見送り解散した後 大急ぎで買いに行こうという案だ。 ハッキリ言ってしまえば力技であり、閃きでも何でもありはしない。 しかし今のモニカにとっては、そんな案ですら天啓に等しい物であった。 モニカ(もちろん 都合良く私に似合う服が売っているとは限らない… よしんば あったとして、私がそれを見付けられるか分からない。 でも今は、そんな事はどうでもいいの。 重要な事じゃないわ。) 当然起こり得る懸念、不安要素が心の中に浮かび上がり、モニカを動揺させようとしていた。 しかし今の彼女にとって、そんな事は取るに足らぬ瑣末な事であった。 モニカ(見付けられるか見付けられないかじゃない…見付けるの。 そうよ、マタイの福音書がずっと前から教えてくれていたじゃない。) 求めつづけなさい。 そうすれば与えられます。 探しつづけなさい。 そうすれば見いだせます。 たたきつづけなさい。 そうすれば開かれます。 マタイの福音書7章の一節をモニカは思い出していた。 彼女も当然子供の頃から聖書に慣れ親しんで育ってきているが、 特にこの一節は勇気を与えられる気がして好きだった。
[831]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/03(月) 11:55:00 ID:??? いつの間にかモニカが抱えていた混乱は収まっており、その目は静かで強い光を放っていた。 落ち着いた様子を察したのか、三杉はモニカに再び話しかけてきた。 三杉「モニカ、待ち合わせ場所だけど…あれ、聞いているかい?」 モニカ「あ、はい。 ごめんなさい、大丈夫です。」 三杉「そっか、じゃあ…ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の下で19時に。」 ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世…ミラノドゥオーモ広場北に位置した、 ミラノで最も栄えているショッピングアーケードの事である。 もしも仕立てや取り寄せが必要になったとしても、待ち合わせの場所がそのアーケード ならば、時間的猶予は最も期待できる事は確定的に明らかだった。 つまりモニカに取っては非常に願ったり叶ったりの場所と言えた。 モニカ「(コクコク)分かりました、じゃあ19時に…。 あの、私ちょっとナディア達と…。」 三杉「ああ、すまないね、友達が居るのに。」 そう優しそうに言ってくれる三杉にペコリと一礼し、モニカはナディア達の方へと位置を移動した。 かなり慌てて混乱もしたが、自分のやるべき事がハッキリとしたのは満足すべきだった。 ホッとしながらナディアの傍までやってくると、彼女は顔を覗き込みながらこう言ってきた。 ナディア「にやにや、にやにや。」 モニカ「な、なによう。」
[832]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/03(月) 11:57:53 ID:??? ナディア「なに話してたの〜? またまた私のイイ雰囲気レーダーに反応したんだけど〜。」 モニカ「プッ なんなの、そのレーダー。」 クラウディア「それだけ2人の周りの空気が違ってたって事よ。」 ナディアの不思議ちゃん発言に思わず吹いてしまうモニカ。 っしてクラウディアがその発言の解説をするのはいつもの事だった。 …その筈だが、モニカは今クラウディアの声に少し動揺した。 それは女の勘と言うか観察力が彼女にそうさせたのだ。 モニカ「あっクラウディア……。 っと…あの……明日一緒に食事する事にナリマシt…」 ナディア「本当!?」 クラウディア「あらあら、良かったじゃない!」 モニカ「ごめんなさい、クラウディア…アタシ…抜け駆けしちゃって…」 ついつい語尾が小さくなってしまうモニカ。 モニカはクラウディアも三杉に対して興味がある気がしていたのだ。 それなのに(テンパった結果とは言え)自分だけがアピールし、 そして食事誘われるまでなった事が少なからず後ろめたかった。 しかしクラウディアはそんなモニカの態度に笑って答えるのだった。
[833]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/03(月) 11:59:26 ID:??? クラウディア「プフ そんな事 考えてたんだ? 大丈夫よ、私のは少し違うから。」 ナディア「…と、申されると!?」 だがモニカより速くクラウディアの言葉に興奮気味に食い付いたのはナディアの方だった。 余りの引きのよさにクラウディアはもう一度噴き出したのだった。 クラウディア「興味は確かにあったわ、あの人は兄さんがあの大けがで自暴自棄になっていた時、 希望…って言うのかな、そういうのを与えてくれた人だからね。」 モニカ「そうなの!?」 ナディア「知らなかった!」 クラウディア「そうそう。 お陰で兄さんはサッカーを諦めず、治せる医者を求めて失踪して… 治して戻ってきたかと思えば、今度はフィレンツェのクラブ寮に住み込むって話。 兄さんにはサッカーなんてやめて欲しいと思っていた私にとっては、 逆に引き離されるような形になっちゃったからね。 凄い人と思う反面、一方的に恨んだりもしてたなー。」 モニカ「そっか…。」 ナディア「なるほど…クラウディアのサッカー嫌いって、そのせいだったんだね。」 クラウディア「うん、だから私がミスギさんを気にしているって思ったモニカは正解。 でも所詮そこまでの興味だったから、モニカは私に対して遠慮する事ないんだよ?」 モニカ「そっか…ごめんね、ありがとう。」 ニコッと笑ってくれたクラウディアの顔がとてもとても綺麗だとモニカは思った。 何より自分に気を遣って、色々と吐露してくれた友人の優しさが心の奥まで染みた。 涙目でウルッときそうになるのをグッとこらえ、モニカは笑顔を返したのだった。
[834]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/03(月) 12:02:45 ID:??? ナディア「それじゃ、三日後頑張ってね。 にこにこ。」 マルコ「うん、がっかりさせたくないしね。」 クラウディア「兄さんもね、辛い事あったらちゃんと言ってよ?」 バンビーノ「分かってるさ、心配するな。」 …その後 一同は駐車場に到着し、フィオレンティーナの選手達はバスに乗車していった。 ナディア達はローマ戦での応援を彼らに約束し、その姿を見送ったのだった。 モニカにとってはここから忙しい時間の始まりである。 モニカ「じゃあ2人とも、私ちょっと用事があるからここでお別れね。」 ナディア「あれ、そうなの? 一緒にジェラートでも食べようと思ってたんだけどな。」 クラウディア「用事って?」 モニカ「あ…うん、あの私ってディナーに着て行けるような女性らしい服って持って無くて… だから今から探そうと思ってるの。」 ナディア「えーーーーー!」 モニカの発言に驚きを一切隠さなかったのはナディア。 あまりの様子にモニカは思わず目をパチクリさせた。 そして、ナディアが続けて放った言葉に思わず苦笑してしまうのだった。
[835]アナカン ◆w2ifIqEU72 :2011/01/03(月) 12:06:20 ID:??? 先着で ★その言葉とは→!card と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 ダイヤ、スペード→ナディア「水くさいよモニカ、私も一緒に探す!」 クラウディア「私もよ。」 ハート→ナディア「今から探すって無理じゃない?」 クラウディア「私のドレス貸そうか?」 クラブ→ナディア「ダメだよ、モニカは美し格好良くなくちゃ! ど、ドレスなんて…!」 JOKER→イスラス「話は聞かせて貰った…」 ディッテン「オレ達に任せてくれ。」 クラブA→ルーベン「話は聞かせて貰ったぜ!」 ブルノ「オレ達に任せろってばよ!」 ハートA→ファルコーニ「話は聞かせて貰った…」 ピエトロ「クラウディア、デートしてくれぇぇ!」
[836]森崎名無しさん:2011/01/03(月) 12:41:05 ID:ksLBx6AI ★その言葉とは→ ハートK
[837]森崎名無しさん:2011/01/03(月) 12:51:18 ID:??? 女性陣気合十分
[838]森崎名無しさん:2011/01/03(月) 12:59:17 ID:??? この分岐の多さなら 審判腐敗「ウム、話は聞かせて貰ったぞ!」 弟子「キングオブ○ートの名に掛けて!」 「「お前にィィッ!最高のおォォ!ドレスをォォ!」」 みたいなのが無くて良かったねw
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0ch BBS 2007-01-24