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11人の戦士たち
[712]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/21(火) 02:11:28 ID:??? 佐野「俺らの記事なんて書いて読む奴いるのか?」 文「いえいえ、外来人であるというだけで結構面白い記事になったりするんですよコレが。 何せ幻想郷も狭い世界。 外来人の話す外の世界の話が載っている回は中々新聞の購買数が増えるのです」 佐野「ん? 新聞?」 文「ええ、新聞です。 私が発行している文々。新聞! 記事が書けましたらお二方にも当然進呈しますよ?」 佐野の疑念とは果たして幻想郷でまるで知名度の無い自分たちが記事になって、果たして面白いのかどうかというものだったのだが……。 文は純粋に佐野らがいた外の世界の話を聞ければそれでよいのだ、と説明。 事実自分の発行している新聞では外来人の話を大きく取り上げた事でその回の購読数は増えていると説明するのだが……。 クーガー「……ほう、お前があの時の妖怪か!」 佐野「……んんん???」 文が「新聞を発行している」と発言をした瞬間、先程から沈黙を守り続けていたクーガーは突如として声を荒げた。 文「あや? ……どこかでお会いした事がありましたか?」 クーガー「この前博麗神社に新聞投げてっただろうが!」 文「……ふむふむ。 ほうほう。 ほまほま。 なぁるほど、はいはいはいはい、あなた、あの時すぐ後ろから奇妙な乗り物に乗って追ってきた方でしたか」 佐野「え? あ……文さんって、あん時の妖怪なのか!?」 遠目だった為にあの時追っていた姿を佐野はよく覚えていないのだが。 やけに執着していたクーガーはしっかりと記憶していたらしく、姿が似ており、また、新聞を発行しているという言葉を聞いて。 あの時の妖怪が今目の前にいる射命丸文だと断定。 文はこれを否定せず、どこかにやにやと楽しげな笑みを浮かべてクーガーを見返している。 文「いやいや、あなた、無茶はするものではありませんよぉ。 あんなのに乗った所で私に追いつける訳が無いじゃないですか」 クーガー「なぁにをぉぅう? この世にこの俺より速く動ける存在などある筈がねぇんだよ!」 文「いやいやいやいや、私こう見えて幻想郷最速でして。 まぁまぁ、あなたも中々速かったですけど私には敵いませんですよ」 クーガー「言ってくれるな鴉風情!」 佐野「……あれ? なんかすんげぇ険悪な雰囲気」
[713]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/21(火) 02:12:39 ID:??? 己のスピードに絶対の自信を持ち、スピードに全てを賭ける男――ストレイト=クーガー。 そして、まだ佐野は彼女の事を詳しくは知らないが……。 どうやら彼女としても己のスピードには自信があるらしく、口調こそ丁寧なものの自分こそが最速だと言って譲らない射命丸文。 速さに絶大な自信を持ち、速さをアイデンティティーとする男と女。 両者はしばし視線を交わし、火花を散らし合い……佐野は思わず生まれた険悪な雰囲気にしどろもどろになる。 佐野「ま、まぁまぁ2人とも落ち着いて。 な、ほらほら、ヤクルトでも飲んで……」 クーガー「ふん、こうなりゃここでケリをつけてやろうじゃないか。 俺の速さ、見せつけてやる」 文「身の程知らずもいいところです。 この私に敵う筈がありません」 佐野「……どうしてこうなった」 やがてクーガーと文は、当然のようにこの場でケリをつけようという結論に至った。 口でどれだけ自分の方が速いと言っても仕方がない。 自分が相手よりも速いと証明するには、実際にそのスピードを見せつけるのが一番である。 文「ふふふ、条件は対等でいってあげましょう。 私は今度は空を飛ばないであげますよ」 クーガー「ふん、いいのか? 後で飛んでいれば勝っていたなんて言い訳をされても知らないぜ」 文「そのような事があろうはずが無いですよ。 スタートはここから。 ゴールは人里の出口まで。 よろしいですね?」 クーガー「それでいい! 佐野ォ!!」 佐野「へ?」 クーガー「お前がスタートの合図をしろ!!」 佐野「えぇ〜?」 そして、流れのままに佐野は審判役のような役目まで任されてしまう。 佐野は本当にどうしてこんな事になったのだろうと思いながら、盛大にため息を吐きつつ横一線に並んだクーガーと文の斜め前に立ち……。 佐野「それじゃ行くぞ……よーい……」 クーガー「…………」 文「…………」 佐野「ドンッ!!」 ピュッ ピュパァンッ!!
[714]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/21(火) 02:13:46 ID:??? 先着で「★で囲まれた部分を順に」コピペしてください、 ★クーガーさんのダッシュ力 (!card) 54+(!dice + !dice)=★ ★あややのダッシュ力 (!card) 56+(!dice + !dice)=★ と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧1→クーガーさんが頭一つ抜けて人里の出口に到達しそうになるが……? =0→同着! 決着はつかず! ≦−1→あややが頭一つ抜けて人里の出口に到達! 【補正・備考】 クーガー:ダイヤで「やや高速ダッシュ(+2)」 文:ダイヤで「幻想風靡(+5)」、ハートで「風神少女(+4)」、スペードで「鎌鼬ベーリング(+3)」 >>709 流石の速度への拘りっぷりですね。 >>710 でもJOKER引いてたら多分りっちゃんにスキル・ロングスローパワー2倍が……
[715]森崎名無しさん:2012/02/21(火) 02:17:51 ID:??? ★クーガーさんのダッシュ力 ( スペード5 ) 54+( 5 + 6 )=★
[716]森崎名無しさん:2012/02/21(火) 02:19:39 ID:??? ★あややのダッシュ力 ( スペード6 ) 56+( 6 + 3 )=★
[717]森崎名無しさん:2012/02/21(火) 02:21:42 ID:??? 鎌鼬ベーリングさえなければ……
[718]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/21(火) 02:22:04 ID:??? ぅゎぁゃゃっょぃ... という所で本日はひとまずここまで。 続きは明日以降書かせていただきます。 それでは、お疲れ様でしたー。
[719]森崎名無しさん:2012/02/21(火) 02:24:36 ID:??? お疲れ様でした これ数値と補正はドリブルのものなのかな 射命丸強すぎだろ…
[720]森崎名無しさん:2012/02/21(火) 02:32:41 ID:??? なんせ初出は七面ボスだからなあ。むしろこの状態で食いつける兄貴がすごいというべき。
[721]森崎名無しさん:2012/02/21(火) 08:57:05 ID:??? スキル凶悪ですね 素の数値では頑張って喰らいついた兄貴には描写でご褒美を上げて下さい〜
[722]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/22(水) 00:55:57 ID:??? >★クーガーさんのダッシュ力 ( スペード5 ) 54+( 5 + 6 )=65★ >★あややのダッシュ力 ( スペード6 ) 56+( 6 + 3 )+(鎌鼬ベーリング+3)=68★ >≦−1→あややが頭一つ抜けて人里の出口に到達! ==================================================================================== 佐野「は、速っ!? もう見えなくなったぞ!?」 佐野がスタートの合図を出すと同時、風よりも早く、音よりも早く2人は一斉に駆けだした。 その姿はあっという間に見えなくなり、佐野はもしかしてクーガーも妖怪か何かの一種なんじゃないかと思いつつ。 しかし、急いで自分もまた人里の出口へ向けて急ぎ駆けてゆく。 クーガー「ふはははははははは! この俺のスピードに敵うものかァ! 一生かかっても追いつけんぞ!!」 文「むむむ、中々やるものですね……」 一方競争を始めた2人は……スタートダッシュに成功をしたクーガーが僅かに優位に立っていた。 両者の差は僅か頭一つ分程、1メートルにも満たない程に、伯仲をした勝負。 最高速度はほぼ互角であるのか両者の幅は縮まらず……。 クーガーはこれに高笑いをし、文は眉間に皺を寄せながらクーガーを睨み付ける。 文「……ではここから更にスピードアップと行きましょう!」 クーガー「ふん……まだまだァ!!」 そして、両者はここから更に加速をしラストスパートに入る。 姿勢を前傾させ正に風切る勢いで走るクーガーに対し、文もまた同じ姿勢を取るのだが……。 文「甘いですよ!!」 ギュッ…… グンッ!! クーガー「なにィ!?」
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0ch BBS 2007-01-24