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【この借りは】Another-CU_1【必ず返す】
[376]森崎名無しさん:2012/02/20(月) 16:47:36 ID:??? 導いてくれる大人…新しい監督・コーチが必要かな
[377]森崎名無しさん:2012/02/20(月) 18:18:54 ID:??? 日本に戻ってきて就職か実業団入りが前提なんじゃない?
[378]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/20(月) 18:41:12 ID:??? >>375 これって質問ですか? 意味が分からないので考慮してないと思います。 知見がないというか勉強不足ですみません。 >>376 大人の存在は重要ですよね。 >>377 どんな決まりでそうなるんでしょうか… 済みませんが解っていないのでアドバイスをお願い致します。
[379]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/20(月) 18:42:12 ID:??? グラウンドに行かなくちゃ…→ ダイヤ6 《ダイヤ》 ???「ハッハッハ、何処へ行こうというのかね!?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 手荷物を回収してオフィスの外へと出ようとする三杉…無論、午後の練習に向かう為だ。 しかし今日の事で心はこれまで以上に沈んでおり、それは表情にも表れている。 思わず何事か心配を向けたくなるような今の三杉だが、その彼に声をかける人物が居た。 ???「ハッハッハ、何処へ行こうというのかね!?」 三杉「あ……ジャーニ評議員。」 甲高い特有の声色、偉そうだが何処となく愛嬌を感じさせる口、薄い色のサングラス… エムスカ・ジェニオ・ジャーニ・ラピュタ評議員、フィレンツェのスポーツ行政責任を担う人物であった。 彼は単なる地方名士というだけでなく、トレイゼや市長と共にヴィオラ結成の為に中心となって動いており… 特に新会社フィオレンティーナ1926フロレンティア$ン立の際には私財を投じた人物であった。 その経緯ゆえ、彼は現状ヴィオラで仮オーナーという立場となっている。 しかしながら一役人の彼がチーム運営出来る程の資産を持っている筈もなく… 目下スポンサー、新パトロン、本オーナーとなってくれる者を公募中の立場にあった。
[380]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/20(月) 18:43:30 ID:??? エムスカ「…という訳だ。 諸君、お分かり頂けたかね?」 三杉「あの…誰とお話ですか、評議員?」 エムスカ「細かい事を気にしてはいかんよ、キャプテン。 …ところで随分と表情が暗いようだが? これから練習しに行こうと言うのだろうが、それでは元も子も無くしてしまうよ。」 三杉(練習に行くって判ってるじゃないか…) 得も言われぬメタな空気に三杉はジト目を禁じ得ないが… しかしこの人物は間違う事なき名士、フィオレンティーナを愛する市民にとって恩人と呼べる存在なのは疑いない。 …と、ここで三杉の頭に突如として思い浮かぶ事があった。 現在の状況を顧みて、エムスカ・ジャーニ氏に是非とも聞いておきたいと感じる事が生まれたのだ。 それは… 三杉「評議員……何故、ヴィオラ設立に私財を投じたのですか?」 エムスカ「何故…? はっはっは、公的資金を使う訳にはいかなかったからな。 そんな事をして下手を打てば…見ろ、市民の血税がゴミのようだ!」 三杉「あ…はぁ、判りますが…そうではなく、何ゆえ評議員個人がそこまでするのかという事です。 先ほど言われました…『フィオレンティーナは消滅した、それが世界中のサッカーファンの認識だ』と… 僕はそれを否定する事が出来ませんでした。 これから先どれだけ頑張ろうとも、ヴィオラがフィオレン ティーナとは違うんだって……そう考えます。 投資だとしても回収の目もないですし・・・」 エムスカ「ふむ、なるほど……。」
[381]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/20(月) 18:44:36 ID:??? ここまで話したところでジャーニ氏はようやく腕を組んだ。 三杉の疑問の意図を理解したと言う事であろう。 しかし彼は直ぐに口許を上げてニヤリと笑み、質問へと回答するのだった。 エムスカ「私はフィオレンティーナがオーナー・・・即ち企業の物だとは思っていなかった。 フィオレンティーナはフィレンツェの物、フィレンツェに住む人々の共有財産だと思っていたのだよ。 ま、言うなればフィレンツェ市民の心の拠り所と言っても良い…当然私にとってもな。」 三杉「心の拠り所…共有財産ですか…。」 エムスカ「我々はフィレンツェに生きる者として、都市の伝統と歴史…その精神を受け継いでいるのだ。 喩えオーナーが変わろうが、喩えチームの名が変わろうが、我々が伝統の灯を絶やさねば… 我々が愛し、サポートし続けられるならば、このチームは立派なフィオレンティーナなのだ。」 三杉「精神を受け継いでいる…ですか。 (そう言えばトレイゼさんも言っていた…受け継いだ物は、さらに先≠ノ進めなくてはならないと。)」 ジャーニ氏の言葉は力強く、三杉は不思議と心が軽くなっているのに気がついた。 自分は所詮余所者、外国人に過ぎない…しかし『フィオレンティーナは消滅した』という言葉にはショックを受けた。 それは三杉にとって経験した事の無い不思議な感覚だった。
[382]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/20(月) 18:45:37 ID:??? エムスカ「キミもフィオレンティーナから受け継いでいる者の筈だぞ、キャプテン。」 三杉「えっ……」 エムスカ「キミが残ってくれた事をトレイゼは殊のほか喜んでいたよ。 それは私も同じだ。」 三杉「……ありがとうございます、どうやら少し元気が出てきたようです。」 エムスカ「キミの気持ちはわかるが、キミも男ならどうか悲観しないでくれ給え。 そのような状態で練習をして怪我でもされたら元も子も無くなる。」 三杉「ええ、ご忠告感謝しますよ。」 先程よりも胸を張り、表情を明るくして三杉は応えていた。 状況が変わった訳ではなく、八方塞がりなのは同じ筈である。 しかしそれでも心は晴れた、三杉の足取りは軽くなったのだ。 それはホームの存在、サポーターの力に依る物なのだが・・・その事を三杉はまだ理解出来なかった。
[383]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/20(月) 18:46:37 ID:??? エムスカ「ああそう言えばキャプテン、今日の午後に新しいコーチが到着する事になっている。」 三杉「え! 本当ですか!?」 エムスカ「ああ、だが夕方という話だからな…済まないが今日もキミが練習メニューを組んでくれ給え。 まあ今日は顔合わせが出来れば良いとこだ、期待しないで貰いたい。」 三杉「判りました。」 思わず顔に喜色を湛え、三杉はオフィスを飛び出した。 オフィスの外へ出て、グラウンドに向けて走り出す三杉・・・。 出てきたばかりの建物から力強い言葉が再び聞こえてくる。 エムスカ「フィオレンティーナは滅びぬよ、何度でもよみがえるさ!」 三杉(いくら大人を演じようとしても、どうやら僕はまだまだ本当の大人には敵わないみたいだな。) 思わぬ所で自らの力不足を確認させられた三杉…しかしそこに悲観はなかった。
[384]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/20(月) 18:47:44 ID:??? <練習用グラウンド> レントゥルス「あっミスギだ、お疲れ様ー。」 ダラピッコラ「来た来た、待ってたぜ。」 三杉「ああ、どうやら遅刻せずに済んでホッとしているよ。」 グラウンドに到着すると、仲間達が丁度アップしている所だった。 そのまま続けながら口々に出迎えの言葉を投げてくれた。 三杉「皆、そのまま聞いてくれ! どうやら今日から新しくコーチが来てくれるらしい!」 「おおおおお!」「マジか!?」「やっとかぁーーー」「いや、ミスギのメニューに文句があったわけじゃ・・・」 三杉の発表は予想していた通りに歓迎された。 専門のコーチが居てくれれば練習の効率はこれまでよりも上がる筈である。 それに今のヴィオラはチームの名目は立っているが、実質的に形を成しているとは言い難い… 少しずつでもチームとして前進が窺えた事は安心に繋がるのだろう。 これに依る選手達のやる気アップは見て取れるのだった。 三杉「それじゃあアップを終えたら早速練習だ。」
[385]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/02/20(月) 18:51:08 ID:??? ☆三杉の練習を実施します。 《上昇率:三杉テーブル》 やや上がり易い : パスカット(判定に+1)、ブロック、クリア 普通 : ドリブル、タックル、トラップ、競り合い やや上がり難い : パス、シュート 《三杉の現在能力》 ド パ シ タ カ ブ ト ク 競 68 69 67 67 67 63 66 64 64 練習した項目を、上記ドリブル〜競り合い≠ゥら[3]項目選ぶ為に投票してください。 お1人様につき最大2項目を投票する事が出来、2票選ばれたら確定となります(投票はメル欄空白プリーズ。)
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0ch BBS 2007-01-24