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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[21]森崎名無しさん:2012/07/14(土) 21:37:39 ID:??? 若林が本当に和解したいなら、中山さん中里山森の復活/成長に協力してくれないと、とは思う
[22]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 22:45:50 ID:??? >>14 ありがとうございます。見返してみると慌てていたのかキャラ紹介で誤字がちらほら… 次スレはもっと余裕を持って建てたいところですね。 >>15 見下すという感情の捉え方は様々だと思います。『俺がこいつを支えてやる』という言葉も 少し見方を変えれば『俺がいなきゃ何もできない』と捉えられてしまうかもしれません。 >>16-17 若林が呼ばせているのか取り巻きたちが進んで呼んでいるのか、真実は分かりません。 ただ、他人行儀の『さん』づけでは無いと思うので、それなりの信頼関係があったのでしょう。 >>18 森崎が若林にSGGK(スーパーがんばりゴールキーパー)と名付けられるシーン、私は個人的に大好きなんですよね。 このスレの森崎は潜在的に若林に対して『憧れ』を抱いていますので、 若林が態度を改め、森崎が素直になればあとは時間が解決してくれる問題だったと思います。 >>19-20 中山は『キャプテン森崎』においてのキーパーソンですからね。このスレにおいても大役をあてがっています。 現時点ではアンチテーゼと言われても何も言い返せません。ただ、キャプ森が嫌いってわけではないことは確かなんです… >>21 若林は中山たちが自分の光のオーブの影響で本来の凡才に戻ってしまったことに負い目を感じていますからね。 BJとの賭けの件もありますが、それとは別に彼個人としても森崎に協力する理由がありそうです。
[23]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 22:47:46 ID:??? 森崎「(俺は若林の堂々としたセービングに魅せられ、大嫌いだったGKというポジションに憧れるようになった)」 若林「(俺は森崎の絶対に諦めない精神に感銘を受けて、気に入らないと途中で投げ出す根性の無さを克服した)」 シュナイダー「(俺は複数で襲いかかったにも関わらず返り討ちにされた若林にいつか借りを返すべく反骨心を磨きあげた)」 性格も思想も才能も何もかも違う三者三様の人間。だが、不思議な事に彼らはこうして何かしらの繋がりを持っていた。 それはただの思いこみかもしれない。彼らが出会わなくても何か別の機会があれば乗り越えられる程度の障害だったかもしれない。 だがこうして彼らはどこかで繋がっていたからこそ成長できた。その繋がりは決して清いものだけではなかった。 それでも繋がり続けていれば分かり合える日はきっとやってくる。互いに絆を断ち切ることをしようとしない限りは。 シュナイダー「(……なんだか俺の繋がりだけ情けないというか惨めというか……まぁ、これもひとつの絆のかたちといえるのか)」 すでに過去のことだ。今ではあの集団リンチ事件も、若林は笑い話として片付けてしまっている。 森崎の場合でもそうだ。自分の価値を見出すための子供同士の意地の張り合いが少し延長してしまっただけだと割り切っている。 そして今。彼らは自分の目の前で相変わらずの態度で張り合ってはいるが、先ほどまであった重苦しさは消えていた。 あの頃にはもう戻れない。でも、あの頃の日々は決して色あせること無く今の自分たちを輝かせている。 そう願わずにはいられなくなるほどに、シュナイダーは森崎と若林が眩しく思えた。 それはまるで沢山の星々が燦々と光を放つがごとく。今自分たちに迫り来る闇を払ってくれると思えるくらいに。 森崎「じゃあ、俺はちょっとシェスターたちの様子を見に行ってくるよ」 森崎がシュナイダーに対して大きく手を振り、若林に対して軽く手を振って談話室を後にしてから数分後。 シュナイダー「……本当に、もうアイツに託すしかないのか若林」 若林「ああ。少なくとも以前の力を取り戻したいというならば、な。だが、方法が全くないというわけじゃない」
[24]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 22:49:03 ID:??? シュナイダー「あのカシムという青年の話だな。今の森崎の肉体と精神は『星のかけら』により構築された不完全なものだと」 若林「ああ。ワールドユース大会後、俺はカシムと一緒に気を失っていた森崎と、 奴の体を引き裂き、大量の宝石のような何かを抱えて逃げようとするあいつソックリの男を見た」 シュナイダー「……まったく。シェスターが泣いて喜びそうなスペクタクル・シーンだな」 若林「カシムは弓で、俺は自慢のケンカ殺法でそのソックリ野郎を部屋の隅に追い詰めた。 奴の仲間らしき黒いローブの老人に邪魔されて逃しちまったが、奪われそうになった『かけら』はある程度取り戻したんだ」 シュナイダー「それが『これ』か」 宝石の目利きが出来る人間ならば、値打ちもののサファイアと見まごうほどに青い光を放つ小さな輝石。 シュナイダーの掌で光を放つそれは、握り締めるたびに何か力を感じる不思議な感覚を与えてくれた。 若林「お前の中にある記憶の違和感の謎。それは実は俺の中にもあることは前にも言ったよな」 シュナイダー「ああ。森崎はお前のことを『さん』付けで呼ぶほどに慕っていた人間だと。…にわかには信じられんが」 若林「俺自身もそうだよ。あれだけ雑草という言葉が似合うような反骨心の塊が俺のことをさんづけするだなんて。 ……でも、確かに頭の何処かにそんな記憶がこびりついてんだ。そしてその記憶はこのかけらを握り締めるたびに鮮明に思い出される」 シュナイダー「いずれにしろ、カシムがいる世界…アカネイア大陸といったか。 俺も一度見てみたいな。そしてあの特別試合に見せた炎のシュートを撃つ男と戦ってみたい」 若林「俺も奴にはリベンジを果たしたいぜ。俺の伝説にぽっかりと空いた穴を埋めるためにもよ。 この記憶の食い違いの謎を調べるためにも、今は機会を待とう。いずれお前のところにも『あの人』から案内が来ると思う」 シュナイダー「モロドフ氏か。日本サッカー協会に席を置いているらしいが、彼の正体も気になるな」
[25]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/14(土) 22:50:32 ID:??? 若林「(俺に与えられた『光のオーブ』も、元はあの老人が授けた力と聞く。一体何故だ? 何故まったく異なる世界の人間が?俺達を通じて何かを企んでいるとでも?)」 とにかく今はお互いにこの怪我を治すことを第一に考えなければ。たとえどんなに優れた才能と実力を持っていようとも プロ選手として商品価値がなくなってしまえばあっけなく捨てられてしまう。そんな世界で自分たちは戦っているのだから。 シェスターたちの病室へたどり着いた森崎は、担当医に怪我の具合を聞き出す。 森崎「先生、シェスターたちの具合はどうなんですか?」 医師「うむ、それなんだがね……」 ★おねがいカムバック→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→全員無事に復帰!優勝の望みをつなぐためハンブルガーとの決戦に挑む! ハート→シェスターが離脱。代理のキャプテンとして森崎がブレーメンを引っ張ることに スペード→ビクトリーノが離脱。落胆する森崎を呼び止める謎の人影が… クラブ→マーガスが離脱。攻撃力不足をどうするかが課題になりそうだ JOKER→森崎「(あれ?よく見るとこの医者、肖が言っていたBJって人に似てる…?)」
[26]森崎名無しさん:2012/07/14(土) 22:51:58 ID:??? ★おねがいカムバック→ スペード10 ★ 助けてBJ!
[27]森崎名無しさん:2012/07/14(土) 22:56:58 ID:??? あーん野人薄命だ がんばれGMさん
[28]森崎名無しさん:2012/07/15(日) 01:03:39 ID:??? ほんとにハートだけは引かれないな
[29]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/17(火) 14:39:31 ID:??? >>27 ありがとうございます。前の試合のときもですが、ビクトリーノは結構災難体質かも…? >>28 ハートのカードが出てこな〜い♪ =========== ★おねがいカムバック→ スペード10 ★ スペード→ビクトリーノが離脱。落胆する森崎を呼び止める謎の人影が… 医師「シェスター君とマーガス君は比較的軽傷だった。今夜安静にしておけば明日の試合には問題なく出られるよ」 森崎「本当ですか!よかった……。あ、でも、もしかしてビクトリーノは…」 医師「そうだね。彼は少し怪我のしかたがまずかったな」 比較的頑丈なマーガスや、相手の競り合いに無理に逆らわずに 受け流して衝撃を和らげた(彼曰く『ウツセミの術』らしい)シェスターと違い、 持ち前の俊足での突破を図ったビクトリーノは、己の推進力が思い切り自分の足に跳ね返ってきた。 残り数試合となった今シーズンではあるが、とても試合に出場できる状態ではなかった。 ビクトリーノ「すまねぇな。俺のスピードならどんなラフプレイだろうと振りきれると思ってたんだが考えが甘かったか」 森崎「服を掴まれた上にこけた所を踏んづけられたんだろ?ヘタしたら選手生命にも関わってたかもな」 ビクトリーノ「冗談でもそんなおっそろしいこと言わんでくれよ。サッカーができなくなるなんて想像すらしたくねぇ」 森崎「わ、わりぃ。悪気があったわけじゃないんだけどな」 ビクトリーノ「……最後まで付き合えなくて残念だ。お前とは不思議な事に色々と縁があったからなおさらな」
[30]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/17(火) 14:41:31 ID:??? この縁というのはアカネイア大陸での交流のことだろう。 森崎の記憶の中では自分以外のこちらの世界で初めて出会ったのがこの南米の黒豹だった。 強力な魔法に振り回され、盗賊に攻撃をかわされてしまったマリクを 持ち前の運動能力でフォローし、彼の危機を救ったのが始まりだった。 ビクトリーノ「こんなときにあの回復の杖があればなぁ。こんな怪我あっという間に治っちまうのに」 森崎「確かにな。改めて考えてみると俺たち、とんでもない力に助けられてきたんだよなぁ」 ビクトリーノ「まぁ無い物強請りしても始まらんか。今はおとなしくしてるしかねぇのか…」 マーガス「安心しろビクトリーノ。お前の分も俺が必ず点を取ってきてやるから」 シェスター「前は俺も守備的な動きを強いられてきたけれど今はブローリンがいる。 それにそれなりに頼りになるキーパーもいるからね 明日は俺も前がかりに出て攻撃のフォローに尽力するよ」 森崎「それなりとは失礼な。俺の失点率がいくらか知らないな〜?」 シェスター「1.15。確かに中々の成績だ。しかしこれはあくまでも前半のみの集計。後半にいたっては…」 森崎「わーわー!ストップストップ!……やっぱりどうしてもミドルシュートを連打されたらきついんだよなぁ」 マーガス「ブローリンもいつでもブロックに飛べるってわけじゃないからな。 サイドからセンタリングを上げられたらブロックも難しいし」 ビクトリーノ「頼んだぜみんな。……ホント、こんなところでリタイアだなんてダッセェぜ。ハハハ……」 一番悔しいのはビクトリーノ本人だろう。普段の彼からは想像もつかない沈痛な表情がそれを物語っていた。 無念だろう。悔しいだろう。サッカー選手でありながらサッカーが出来ない苦しみは想像もできない。
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0ch BBS 2007-01-24