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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[726]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/09/21(金) 14:25:02 ID:??? *D26.9月 フレーバーテキスト選択 *ドロー 今月の巻頭特集は → !card スペード→ 情報「ダナン造反疑惑」 ハート→ 日常「燐光石と悪代官」 ダイヤ→ 情報「ヴァン=トルキア継承戦争」 クラブ→ 歴史「ハンガリア革命」 JOKER→ 視点「老婦人の憂鬱」 ※ !と card の間のスペースを消してカードを引いて下さい。 このドローでの分岐は順不同です。JOKERを除いてカード序列による有利・不利は特にありません。 ****** といったところで、一旦ここまでの更新とさせていただきます。 9月の訓練所イベントでは兵数補充と、そして皆様から案を頂いた追加ネームドキャラが登場します。 それではまた、次回更新にて。
[727]傍観者 ◆YtAW.M29KM :2012/09/21(金) 14:53:48 ID:??? 今月の巻頭特集は → クラブ3 久しぶりに選択肢JOKERを拝みたいのう
[728]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/09/24(月) 18:03:32 ID:??? >>727 せっかく用意したものですし、いつか陽の目を見てほしいですねw ****** ◎ハンガリア革命 ハンガリア共和国は新興国家である。 革命によって王政を打破し、議会共和制を敷いた。 旧国名をボルキア王国という。 このボルキア王国、人口で多数を占めていたのはハンガリア人であったが、 支配階層にあったのはボルキア人であった。 ボルキア人とはハンガリア人と祖を一にしながら、かつて北西熱帯圏に覇を唱えた アマーズィーグ人の血脈を受け継ぐ人種である。 彼らは血統による貴族主義を貫き、長らく多数派のハンガリア人を支配した。 しかし近年、同じ南欧のゲルタニアで成功した市民革命を目の当たりにすることにより、 不遇をかこっていたハンガリア人には革命への火種が燻っていた。 きっかけとなったのは、テロリズムである。 ボルキア王都ナオネトで起きた、政府施設連続爆破事件。 犯行声明はなく、動機も犯人もいまだ杳として知れぬその事件で、一人の男が死んだ。 フェルナンド・E・ルシタン。 ボルキア王国皇太子、次期国王となるはずであった青年である。 国王を筆頭とするボルキア人支配層はこれを当然の如くハンガリア人によるものと断定した。 報復は、苛烈であった。 国内で左派とされていた組織の関係者、ハンガリア系の文化人、知識層が軒並み検挙され、 相次いで壮絶な獄死を遂げた。 そうしてこれが、結果的にボルキア王国の致命傷となる。 ハンガリア人の怒りに火がついたのである。 革命戦争が、始まった。
[729]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/09/24(月) 18:04:34 ID:??? 国軍士官の四分の一、下士官の半数強、兵卒に至っては八割を占めるハンガリア人が 雪崩をうって革命軍に参加した。 膨大な兵力差に焦りを覚えた王権派は隣国に救援を要請したものの、先のゲルタニア革命戦争への 介入失敗で手痛い打撃を受けたプロキアはこれを無視。 同じく介入に失敗し、加えてボルキアとは西洋圏−マルタギニア交易の中継点として 鎬を削っていたドルファンもまた、国内安定を優先するとの名目で出兵を拒絶する。 このとき港の実権を握っていた富裕商人層の多くはボルキア系であり、ハンガリア系商人は その傘下に過ぎなかった。 ドルファンの介入を操作したのは、このハンガリア系商人である。 彼らは、革命政権が成立した暁には銀の輸入に高率の関税を設定するとドルファンに打診した。 事実上、西洋圏航路からの全面撤退宣言である。 これにドルファン海運局交易顧問、ベイラム・オーリマンが呼応。 王室会議に強く働きかけ、遂に出兵拒否に漕ぎ着けたのであった。 王権派は残る隣国ヴァン=トルキアに望みを託すものの、地域領主による自治意識の強い ヴァン=トルキアの足並みは一向に揃わなかった。 西部諸侯は旧来よりボルキア王国との地縁・血縁による関係が深く、救援要請に対して 即時の出兵を主張したが、財政上の問題から軍事行動を倦厭する東部諸侯は対応を留保。 ようやく連合議会での採決に持ち込まれたのが王都ナオネト陥落の前日という有様であった。 ナオネト陥落の翌週、革命軍の拠点ボルドーを新たな首都としてハンガリア暫定政府が発足。 国王以下、王位継承権十七位までの男子は処刑台の露と消えた。 暫定政府は亡命に成功した一部貴族の引渡しを周辺諸国へ求めたものの、これは悉く拒絶される。 南欧の慣習法上、血縁関係にある貴族を見捨てることは領有地の所有権を放棄するに等しいと 一般的に考えられており、引渡しの拒絶は無理からぬことであった。
[730]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/09/24(月) 18:05:47 ID:??? またこのとき、爵位を持たぬ中流ボルキア人の多くが迫害を恐れ、難民として大量に ドルファンやヴァン=トルキアへ流入したため、無数の摩擦を引き起こしている。 このボルキア難民による混乱は南欧諸国、特にドルファン王室会議においては アレルギーとなって尾を引き、後に新たな、そして大きな社会問題の引き金となった。 (※歴史『ハンガリア革命戦争』がオープンされました) ******
[731]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/09/24(月) 18:06:47 ID:??? *D26.9 「気のいい一級ギャンブラー」森崎有三 訓練所イベント ドルファン陸軍第一総合訓練所、運動場。 ただの荒野と呼ぶより他にないそこに、三百に近い数の男たちが集っている。 人種も外見も統一感のない彼らこそが、外国人傭兵大隊であった。 「総員二百八十九名、揃っている」 傍らに立つトニーニョが灰色の瞳で言うのへ頷いて、森崎有三が眼前の男たちを見回す。 すう、と息を吸うと、 「―――地獄へようこそ、新入りどもォ!!」 腹の底から、声を出した。 「俺は隊長のユーゾー・モリサキ! 明日には聞くのも嫌になる名前だ、よォく覚えとけ!」 言って、前列に立った男たちを睨みつける森崎。 どよめき、互いに目を見合わせる者。 果敢に睨み返してくる者。 我関せずと視線すら動かさない者も、中にはいた。 『うわー、見事にバラッバラ……使えなそーだね』 くるりと森崎の頭上を回ったピコが呆れたように漏らすのを、森崎は内心だけで首肯する。
[732]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/09/24(月) 18:07:48 ID:??? 『……ま、もっとも、キミたちもちょっと前まではこんなもんだったけどさ』 散々な言われようの面々は、この九月に新規入隊を遂げた傭兵たちである。 その数、五十。 軍馬と共に編成部が調達した、補充要員であった。 『確か、三ヶ月に一度はこうやって補充されるって話だったけど……。 このままじゃ、数合わせにしかなんないね。ビッシビシ鍛えてやんないと!』 むん、と小枝のような腕に爪の先ほどの力こぶを作ってみせる相棒は、 無論のこと実際の訓練で何をするでもない。 数百の耳目が集まる中、呆れた顔を表には出さないように気をつけながら、 森崎が通り一遍の説明と恫喝を終える。 (さて、この中で使えそうなのは……っと) 居並ぶ男たちをざっと見渡す森崎の目が、一人の男に吸い寄せられた。 ほとんどがゴロツキ同然の荒くれ者どもの中、その男だけが異彩を放っている。 「アイツは……?」
[733]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/09/24(月) 18:08:52 ID:ULGpoErA *ドロー 戦える男、出てこいや! → !card スペード→ 小柄だが、がっしりとした体型の男だ。なぜか楊枝を咥えている。 ハート→ 静かに佇む青年だ。しかし淡い金髪の下から覗く目は氷のように冷たい……。 ダイヤ→ 老境に達しつつある古強者のようだ。濃い色眼鏡で表情は見えない。 クラブ→ 凄まじい巨漢だ! アラブ系のようだが、頭のアレは……髷か? JOKER→ 上記よりランダムで二名! ※ !と card の間のスペースを消してカードを引いて下さい。 このドローでの分岐は順不同です。JOKERを除いてカード序列による有利・不利は特にありません。
[734]傍観者 ◆YtAW.M29KM :2012/09/24(月) 18:09:44 ID:??? 戦える男、出てこいや! → JOKER カルツと・・あと誰だっけ(おい
[735]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/09/24(月) 18:10:59 ID:??? JOKER出たね。
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