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【覇者の称号】キャプテン森崎44【カンピオーネ】
[41]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/10(月) 09:16:00.55 ID:VgkOtPJA 放送「試合終了!結局何のドラマの追加もないまま3−0で日本が勝ちました。 優勝候補の呼び声も高かったオランダですが、準々決勝にて無念の敗退。 彼らのトータルフットボールは前評判通りの力を発揮したものの、 サッカーはそれだけで勝てるとは限らないと言う事を証明する様なスコアとなりました。 同時に”強い筈なのにタイトルには縁が無い”オランダのジンクスも保持されてしまいました。 一方日本は史上初のワールドユースベスト4進出!これだけでも快挙ですが、 実はこのワールドユースが日本の初出場したワールドユースだと言う事を覚えている人はまだ居るでしょうか? 今大会の圧倒的な強さを見ているとまるでずっと前から強豪国だった様な気がしてくるから不思議です。 彼らの快進撃は果たしてどこまで続くのか?この問いの答えは次の相手のイタリアユースが教えてくれるでしょう」 ザワザワザワザワ… 観客「終わった終わった。結局3−0のままか」「あそこで帰っても良かったな。オランダも一点位取れよ」 「しかし日本がここまで強いなんてなあ」「でも、ここら辺が限界じゃねーの?次はイタリアだぜ」 「まあ何処が来ようとも、我らがブラジルユースの敵じゃないけどな!」「よーし、リオ州に行くぜー」 試合が終わった。実況が締めの言葉に入り、観客が三々五々と去っていく。 彼らの興味の範囲から外れたのはオランダユースにとって幸運か、それとも不幸か。 彼らがオランダに帰った時の反応を考慮すればどうでもいい事なのかも知れない。 若林「…終わった。行こうぜ」 翼「うん…そうだね」
[42]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/10(月) 09:22:41.91 ID:VgkOtPJA 今彼らは逃れる術を持たない死刑囚の様な表情をしていた。 絶望に暮れたいのか、やり場の無い怒りに暴れたいのか、自分がどうしたいのかも分からないから何も出来ない。 惨めと言うよりは見た者に恐怖を伝染させかねないその様子はとても近づき難い物だった。 山森「(驕る平家は久しからず…とはちょっと違うかな、この場合)」 岬「(主義主張に傾倒するリスクとその結果の見本だね)」 中山「(凄く強い奴らだったけど…凄く残念な奴らだった)」 早田「(ま、自業自得だしな。気は晴れたしもう良いや)」 次藤「(すっちょなか奴らは何時かだごにされるもんばい)」 中里「(修羅道は覇道でもある。しかし一度迷えばこの通り、か)」 まずはオランダに恨みがない若林と翼が静かに立ち去り、それを皮切りにして数人が無言で立ち去っていく。 超モリサキもまたオランダに直接やられた訳ではなかった為、オランダにはなんら複雑な感情を抱いていなかった。 超モリサキ「(終わったなあ。さて、オランダの連中は葬式みたいな顔してやがるが…どうすっかな)」 A 死体に鞭を打ちに行く。 B さっさとベンチに引き上げる。 C しばらく様子を見ている。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1334466935/l50にて ☆2012/9/10 10:00:00☆ から投票期間を設けます。 そこから 10 票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。引き分けの場合は その次の票をタイブレーカーに使います。尚、投票はageた書き込みのみを採用しています。
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[46]創る名無しに見る名無し:2012/09/11(火) 07:45:56.02 ID:5Xt/5MHs どうでもいいもん本スレに持ってクンな
[47]創る名無しに見る名無し:2012/09/11(火) 09:20:25.19 ID:24LCtDiv "../test/read.cgi/morosaki/1345818150/43-45" >>43-45がいちばん空気読めない奴ということは分かった
[48]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/11(火) 10:04:48.06 ID:m8trYeyV >C しばらく様子を見ている。 森崎「(ここは見物に徹した方が面白そうか)」 森崎は三杉と松山がオランダの面々に歩み寄るのを見、自分は高みの見物を決め込む事にした。 二人が近づくにつれオランダの選手たちは面倒くさそうに顔を上げたが、口を開く者は居ない。 最初に話しかけたのは穏やかな、そして冷たい笑みを浮かべた三杉だった。 三杉「勝者の権利を行使させてもらっていいかな?」 クライフォート「…好きなだけやれ。嘲るなりなんなり」 三杉「では一言だけ…やはり見事の一言だったよ、トータルフットボール」 クライフォート「!!?…キ、キサマ…!」 三杉「では、御機嫌よう。君たちとの戦いは素晴らしい経験になったよ」 ザッザッザッ… 森崎「(ん?貶すんじゃなくて褒めたのか!ホントに糞意地わりーな、アイツ)」 三杉はクライフォート達を嘲るのでもなく貶すのでもなく、素直に褒めた。 無論それが彼らをどんな罵倒や中傷より不快にさせると知っての上である。 歯軋りするクライフォート達を背にする彼の表情は実に爽やかな物だった。
[49]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/11(火) 10:05:38.29 ID:m8trYeyV 入れ替わる様に前に出た松山の表情は実に対照的に物悲しく、逆にオランダの選手たちの方が戸惑う程だった。 しばし何も言葉が交わされないまま時間が過ぎてから焦れたクライフォートがトゲをぶつける。 クライフォート「なんだ。何か言いたいんじゃないのか」 松山「何か言いたいんだが…何を言いたいか分からないんだよ。俺ってバカだからさ」 クライフォート「ふん。自分を愚鈍だと認める事に何の意味がある?他者を愚弄する勇気が無い臆病者の自傷行為にしか見えんぞ」 松山「そんな難しい話をされても分からないって…ただ、お前らとは…もっと早く、もっと違う形で出会いたかった…」 クライフォート「………ミスギと言いキサマと言い、中々ユニークな侮辱をしてくるじゃないか」 松山「そうか…これもお前らには侮辱になっちゃうのか…ごめんな。もう、帰るよ」 クライフォート「………消えろ」 森崎「(なんつー顔してやがんだ松山の奴は。勝った癖に)」 二人の会話は空しさとやり切れなさが双方から満ち溢れており、見ている森崎は白けるばかりだった。 やがて松山も立ち去り、森崎も引き上げ、オランダの選手たちもフィールドから去る。 クラマーと合流しても彼らの内誰も口を開かなかった。クラマーも何も言えなかった。 荷物を纏める際の表情だけが彼らが未来に何を期待しているかを物語っていた。 彼らが再びフィールドに立っている時どうなっているのか。それとももうフィールドに立てなくなるのか。 その答えは彼ら自身が一番知りたいだろう。 *三杉→(借り)→クライフォートの関係が解消しました。 *松山→(許さない!)→クライフォートの関係が解消しました。
[50]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/11(火) 10:07:35.48 ID:m8trYeyV 今日はこれまで。また明日お会いしましょう。 なお、何やらツイッター上で起きたらしい騒ぎについては 私は事情がよく分かりませんし、関わるべきではないと思いませんので 新田くんします。皆さんも新田くんをよろしくお願いします。
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0ch BBS 2007-01-24