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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[391]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 08:52:44 ID:??? ★Ghost・Phantom・sight→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→ビーチに向かったみたいだ。追いかけよう! ハート→デパートに向かったみたいだ。追いかけよう! スペード→公園に向かったみたいだ。追いかけよう! クラブ→ドゥン!エラーが発生しました。巻物から聞こえる機械的な声に中里は狼狽えている… JOKER→アヤックスのスタジアムに向かったみたいだ。追いかけよう!
[392]森崎名無しさん:2012/09/21(金) 08:53:15 ID:??? ★Ghost・Phantom・sight→ JOKER ★
[393]森崎名無しさん:2012/09/21(金) 09:09:03 ID:??? オランダはJOKERに縁が深いなー
[394]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 12:36:53 ID:??? >>393 順当にとあるフラグを重ねております。 今の私にあの方々を立派な貫禄を持たせて書けるかどうか…ううっ。 =========== ★Ghost・Phantom・sight→ JOKER ★ >JOKER→アヤックスのスタジアムに向かったみたいだ。追いかけよう! ピープーピー 検索完了しました 森崎「ん?何ひとりごと呟いてんだ中里」 中里「やや、なんでもござらんよ。どうやら二人は アヤックススタジアムのグラウンドへと向かっているようでござる」 森崎「下手に人が混み合いそうなトコよりはマシだな。よし、追いかけるぞ中里!」 中里「御意!」
[395]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 12:38:20 ID:??? ここで少し時間は遡る。デパートで備品の買い物を終えたリブタとマネージャーのシャル。 そして特性のプロティンを大量に抱えたディックとブローリンがはちあわせていた。 シャル「ディック!それと…ブレーメンのブローリンさんでしたよね。こんにちは」 ブローリン「こんにちは。君たちも買い物かい?」 ディック「なんだよマネージャー。ブタちゃんとデートかい?」 リブタ「お、おお、俺はぶ、ぶぶ、ブタじゃないやーい!ぶっひぃぃぃい!!」 ブローリン「(名は体を表すとはこのことか。だが、この体格の大きさは競り合い時には脅威だな)」 ディックの煽りに顔を真赤にして鼻穴をふくらませるリブタを、シャルはどうどうと抑える。 シャル「もう、ディックも子供じゃないんだからいつまでもからかうのは止めなよ。 これでも昔に比べたら大分引き締まってる……と、思うかな。う〜ん、どうだろ」 自信無さ気なコメントを残すシャルに対し、リブタは頬をタプタプ揺らしながら悲観にくれる。 リブタ「そんなァ〜!ここ最近ずっとお菓子食べるの我慢してるのに〜!」 ディック「もちっとスマートに走り回れる身体をしっかり作りやがらねぇと。 俺の秘蔵のプロティンを分けてやる。こいつを摂取すればすぐにマッスルボデーに…」 リブタ「い、いいよ…。俺、そういうの取ると昔から太っちゃう体質なんだよ」 ブローリン「ならば腹筋だ。腹筋一つにも色々と種類があってだな。 腹回りの肉をそぎ落としたい場合、こう、身体をVの字のようにだね…」
[396]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 12:39:43 ID:??? シャル「あ、その話わたしも気になります。詳しく教えて下さい! 最近脇腹あたりのお肉がちょっーっと、ほんのちょーっと摘めちゃって…」 リブタ「俺が食べるの我慢して取っておいたお菓子こっそり食べてるからでしょ。この間見ちゃったんだよね…」 シャル「ドキーン!い、いやぁあれはその…ほら、仕事を早く済ませるのがわたしのモットーでしょ? だからあれは頭の回転を速くするためにしかたなく……」 ディック「あんまり早すぎて雑になるのも考えものだけどなー」 シャル「はい……精進します」 そんな雑談を交わしつつ、ディックたち4人は和やかな雰囲気でアヤックスの寮への帰路を歩く。 ブローリン「しかし、女子のマネージャーといえば俺が元いたチームのことを思い出すよ」 ディック「なになに?その子どんな子?可愛い子? うちのサルみたいなのとは違って有能な子なんだろうな〜」 シャル「サルじゃないシャルだー!ムッキー!!……って、あらヤダ。オホホ」 リブタ「(また人の名前をもじって馬鹿にするー。 うん、いつかディックに名前ネタでギャフンと言わせてみせるぞ)」 後日、リブタはディックという名に隠された意味を偶然知ることになり さすがにこれは可哀想だと復讐を思いとどまるのだがそれはまた別のお話である。 ブローリン「可愛いかどうかは俺の口からは言えんが、有能なマネージャーだったと誇れるな。 彼女の名前はシェリー。科学者である兄と一緒に俺たちのチームのサポートに無くてはならない存在だった」
[397]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 12:40:52 ID:??? 科学的トレーニングを導入することになったスウェーデンユースは、 これまでとは大きく違う練習項目に戸惑うものは少なくなかった。 腹筋一筋であったブローリンも例外ではなく、練習内容を理解していく 他の者たちの驚くほどの成長に取り残され、思い悩んだものである。 そんなとき、彼女の献身的な補助によりブローリンはようやく練習のコツを掴み、 チームメイトと同様に飛躍的に実力を伸ばすことに成功したのである。 ブローリン「(そうだ。カレンを事故で失い悲しみにくれたのはレヴィンや俺たちだけじゃない。 カレンの親友であった彼女も、あの日から暗い影を背負うようになってしまった……)」 もしもやり直せるものならばやり直したい。レヴィンの切なる願いを成就するためにも。 星のかけらを出来るだけ集め、カレンを生き返らせなくては。 そうすればきっとあの頃のように。皆が笑顔を取り戻せるはずだとブローリンは固く拳を握る。 リブタ「ぶひぃ…ぶひぃ…ちょ、ちょっと公園で休んでいこうよ。ノドが乾いた……」 ディック「ああん?甘ったれたこと言ってんじゃねぇよ!だからテメェは何時まで経っても……!」 シャル「ま、まぁまぁ。わたしも午前中ずっと歩きづめでちょっと疲れちゃったし」 ブローリン「俺もこの街の風景を色々と見て回りたい。構わないだろうか?」 ディック「……けっ、わーったよ。わっかりました〜」 ディックたち4人は近くの公園のベンチへと向かう。 一方その頃、その公園ではクリスマン、カイザー、レンセンブリンクの三人が 『とある人物』からの依頼を受けて『とある探し物』をしていた。
[398]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 12:42:14 ID:??? クリスマン「どうだ?見つかったか?」 カイザー「うんにゃ。こっちには何にも手がかりなし」 レンセンブリンク「……同じく。本当にこんな場所にあるのか?」 クリスマン「あると思う。いや、絶対にあるはずだ!そして何が何でも見つけなくちゃいけない。 アヤックスアカデミーに伝わる『伝説の三人組』が残した『お宝』を!」 レンセンブリンク「本当にそんなもの存在するのか?よくあるつくり話とかじゃないのか?」 カイザー「俺はこういう宝探しって結構好きだけどな。ウッシッシ」 レンセンブリンク「クリスマン、少し冷静になれよ。こんなお遊びみたいな無駄な努力するより ブレーメンの戦力を分析するとか弱点を探すとかしたほうがよほど有意義じゃ…」 クリスマン「それだけじゃダメなんだよ。今の俺達じゃ……ダメなんだ。 そうじゃなきゃ、俺達は何時まで経っても『前座』扱いだ。 イスラスも復帰し、クライフォート、三杉との三本柱になったアヤックスは確かに強い。 でも……このままアイツらにおんぶに抱っこするだけの存在でお前たちは満足なのか?」 レンセンブリンク「……そんなわけないさ。俺にだって点取り屋の意地はある」 カイザー「うーん…俺達が強くなればさらにアヤックスはさらに盤石になるってことは分かるぜ」 クリスマン「フェイエノールトにレンタル移籍していた頃の事を思い出そうぜ。 あの時の俺達はドイツの守護神と呼ばれていたデューター・ミューラーさえも翻弄できた。 俺たち三人の力を合わせれば誰が相手だろうと渡り合える。 だから探すんだよ。俺達じゃなきゃ出来ないとっておきってのを」
[399]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 12:43:36 ID:??? レンセンブリンク「それがアヤックスアカデミーに伝わる『伝説の三人組』が残した『お宝』とでも? ……ところでそのお宝の情報ってどこから手に入れたんだ?」 クリスマン「実はその『伝説の三人組』のメンバーの一人から電話が入ったんだよ。 『君たちに探してもらいたいものがある。僕達の歴史を受け継ぐに値する後継者たちに』って」 カイザー「へえぇ!そいつはすげぇや!で、その伝説の男ってのは何者なんだ?」 クリスマン「……探し物を見つけてくれたら名前を明かすとしか。 けど、大体見当はついてるんだ。アヤックスアカデミー出身で、 伝説の名を関するに相応しい『三人組』といえばあの人達しかいないって」 レンセンブリンク「! そ、それはまさか……まさかあの三人のことだというのか!?」 クリスマン「多分だけどな。どうだ、俄然やる気になっただろう。 あの三人の後継者になれるかどうかの特大のチャンスなんだぜこれは!」 カイザー「ウッヒョー!そうと決まれば何としてでも探してやろうじゃないの!」 レンセンブリンク「やれやれ。こうなったら最後まで付き合うとしますか」 クリスマン「ああ、必ず見つけてやろうぜ。『星のかけら』という名の青い宝石…俺たちの夢を!」 こうしてクリスマンたちオランダトリオは『宝探し』を再開する アヤックスアカデミー出身の伝説の三人組。 そう、今やサッカーファンにおいて世界でその名を知らぬものはいないほどの有名選手。 ファンベルグ。フーリア。ニスケンス。セリエAのトップで活躍する彼らの偉業はまさに伝説の名に相応しい。 彼らの力にあやかれるものならばと地面を這い、ゴミ箱をあさり、 道行くカップルの非難を受けつつ、三人は公園中の怪しいところを徹底的に探しまわるのだった。
[400]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/21(金) 12:44:58 ID:??? ビクトリーノ「こんにゃろー!待ーちやがれー!!」 イスラス「あいつ……相当逃げ慣れているな。このままじゃ振り切られるぞ」 美術館から飛び出してきた男を追いかけ、公園までやってきた俊足コンビ。 しかし男は身軽な動きで道行く人を避け、花壇の間を器用に走り抜けていく。 どうやって追い込むべきかと考える矢先、聞き覚えのある声が聞こえてくる。 シャル「イスラスー!そんなに慌てていったいどうしたの〜?」 リブタ「こっちにおいでよー。ここのジェラートの美味しさったらもう絶品で絶品で」 ディック「っておい!どさくさに紛れて俺の分を食おうとしてんじゃねぇよブタが!」 イスラス「シャル?それにリブタ……ディックも一緒か」 ビクトリーノ「おい、呑気に手を振ってる場合じゃねーぞ。このままじゃ見失うって!」 イスラス「! くっ…しまった!」 男は茂みをかき分け、公園の中央にある巨大な噴水の方へと向かっていく。 慌てて二人も後を追うようにして体を屈めて草の間をかき分けていく。 ブローリン「いったい何をやっているんだあの二人は…?何かを追いかけているように見えたが」 シャル「なんだか気になるね。わたし、ちょっと追いかけてみようかな〜」 リブタ「ええ〜?走るのはちょっとご勘弁願いたいところなんだけど…」 ディック「食ったら走れ!それが太らない第一歩だっつーの!」
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0ch BBS 2007-01-24