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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[471]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/24(月) 20:25:15 ID:??? ☆次のシナリオを選択してください A FEシナリオ 第3章『連れ去られた王女』 B オランダシナリオU『曇天の空』 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[472]森崎名無しさん:2012/09/24(月) 20:26:33 ID:1nBLJau+ B ちょっと気になるからこっちを先にすすめておきたい。 互い違いにやると参加者の記憶が劣化するのも心配だし。
[473]森崎名無しさん:2012/09/24(月) 20:31:11 ID:mhpDSSAw B
[474]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/25(火) 21:24:45 ID:??? >>472 本当は記憶が途切れないくらいにサクサク更新することが望ましいんですけどね。 キャプ翼シナリオでも、試合のあるシナリオではアナウンスしますので、参考にしてくださいね! =========== >B オランダシナリオU『曇天の空』 〜オランダ遠征・2日目〜 『――にわか雨にご注意ください。傘を持ってお出かけするとよいでしょう。続いて朝のスポーツです』 昨日のおでかけ日和の晴天とは打って変わって、本日のアムステルダムの空はどんよりとした曇天であった。 森崎「ふあーあ。気のせいかアナウンサーの声も曇りがちに聞こえるぜ」 空が曇っているせいなのか、それとも昨日の盗難騒ぎが尾を引いているのか。 ロビーに備え付けのテレビを見ながら、解消しきれていない眠気を押し出すように森崎はあくびをする。 森崎「それにしても…昨日はいろんなことがあって、折角のオフなのにちっともゆっくりできなかったぜ」 フェザーに昼食を横取りされたり、オークションに熱中して結構な出費をしてしまったり。 ビクトリーノがスピード勝負で負けてショックを受けたり、イスラスがあわや交通事故に遭いそうになったり。 特に後の2つに関しては、彼らを取り巻く人達にまで色々と影響があったようだ。 森崎「……さて、今日は一体何をしようかな」 明日の夕方に予定されているブレーメン対アヤックスの親善試合に備えて練習をするべきか。 しかし、遊びに出かけてこの鬱屈とした気分を吹き飛ばしたい気分にもかられる。 森崎「いずれにせよ、まずは誰かに声をかけるとするか。食堂の方にみんな集まっているのかな?」
[475]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/25(火) 21:26:12 ID:??? ☆下記の中から最大で『3人』同行させたい選手を選択してください ・ブレーメン 【シェスター・マーガス・ビクトリーノ・ブローリン・中里】 ・アヤックス 【三杉・イスラス・リブタ・クライフォート・クリスマン カイザー・レンセンブリンク・ディック・ドールマン・シャル】 『同じ組み合わせ2票』集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[476]森崎名無しさん:2012/09/25(火) 21:50:36 ID:Wih83twI シェスター マーガス イスラス
[477]森崎名無しさん:2012/09/25(火) 21:51:30 ID:qzcYi0SE クライフォート・イスラス・リブタ
[478]森崎名無しさん:2012/09/25(火) 22:24:58 ID:E6RN/M7g シェスター マーガス イスラス
[479]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/26(水) 00:11:26 ID:??? >シェスター マーガス イスラス シェスター「おはよう。昨日は良く眠れた……とは言えない顔してるね」 マーガス「夜中遅くまで警察の人たちがウロウロしてたからな。無理もないか」 森崎はシェスターとマーガスを誘い、一人でぼんやりとシリアルを突っつくイスラスとテーブルを挟み腰掛ける。 イスラス「森崎か。……昨日は迷惑をかけてすまなかったな」 森崎「いや、そんなに深刻に考えんなよ。 折角の親善試合がぶち壊しにならなくてホッとしてるんだからさ」 ここオランダに来てから彼と共にする時間が多かったからか、 こうしてイスラスの無事な姿を確認でき、森崎は自分でも驚くほど喜んでいた。 イスラス「昨日の泥棒の件だが、最近この一帯で活動しているマフィアの一味だったらしい」 オランダ政府が容認している以上の売買を行なっており、問題になっている組織があるという。 さらに主な提供先は森崎たちのようなスポーツ選手たちだというから余計に質が悪い話に聞こえた。 マーガス「……ドラッグか。一時の快楽と引換に今後の人生を棒に振るう……。 とてもじゃないが俺にはそんなリスクを負う勇気なんざ持てないぜ」 シェスター「いやいや、リスク云々の話じゃないでしょこういうのは。 スポーツ選手以前に、人として絶対に手を出しちゃいけないシロモノなんだから」 普段の軽い態度とは真逆の、きっぱりとした口調でシェスターはドラッグの存在について否定する。 森崎「へぇ、ちょっと以外だな。お前みたいなタイプって結構こういうアウトローなことに寛容だと思っていたが」
[480]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/09/26(水) 00:14:23 ID:??? シェスター「失礼だな。悪いことに悪いといって何が悪い。 正義の名のもとに刃を振るうシノビとして、人の心を蝕む麻薬など絶対に許してはいけないのだ!」 マーガス「あーあー、またこいつの悪い癖にスイッチが入っちまったよ。 でも、今の世の中こうして自己主張できる奴が減りつつあるってのは事実かもな」 どんなに理にかなっていたとしても、時にその『正しい』主張はへし折られる。 より大きな、より悪質な意思で唱えられたものこそ『正しい』ことへと変貌することもある。 何が正しくて何が間違っているのか。それを決めるのは結局その当人次第であることは今も昔から変わらないのだから。 シェスター「(そうさ。絶対に許してはいけないんだ。あれは……クスリは人を簡単に狂わせる)」 だが、シェスターは悪を憎むジャパニーズジャスティスニンジャに自分を重ねあわせているだけではなかった。 身近で見てきた経緯があったのだ。どんなに優れた人でも、一瞬で堕落してしまうその悪魔の力を。 シェスター「(『皇帝』フランツ。そう呼ばれていた父さんの一番の相棒、ステファンさん。 穏やかな風のような、でも時には激しく吹き荒れる嵐のような、そんなプレイスタイルの持ち主だった。 俺はあの人に憧れ、あの人のようなテクニカルなプレイスタイルを目指していた)」 だがその選手は望まれない形で表舞台から姿を消した。 麻薬の取引現場を抑えられ、その日のうちに引退し、 ドイツのサッカー協会から事実的な永久追放を言い渡されてしまった。 シェスター「(うわさ話ってのは尾ひれがついてまわるもので。 東ドイツ側の陰謀論だとか、はたまたフランスの根強い復讐だとか。 父さんが自分より目立つステファンさんを嵌めたなんて騙る狂った記者もいた)」 息を吹けば飛んでいくような、そんな微量な粉末のせいでこうも人は簡単に全てを失ってしまうものなのか。 憧れの対象を失い途方に暮れていた彼が新たに虜になったのは、そんな麻薬組織を軽快に退治する正義の忍者軍団だった。 テレビの中の彼らは、不思議な忍術で悪の組織を壊滅させ、さらには麻薬で苦しむ人々をも救ってみせた。 作り物の世界の存在ではあったが、シェスターにとって彼らはまさに新しい憧れの対象だった。
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0ch BBS 2007-01-24