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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[747]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 17:42:13 ID:??? ??「ただ脚が速い選手だけならそれこそゴマンといる。問題はボールをドリブルするとき、 もしくは守備に走るときなどで瞬時に身体のリミッターを外せることができるかどうかなのだ。 君は一度例の彼に連絡したまえ。あと数名ほど被験体を用意させよとな」 ??「へいへーい。しっかし、難儀なものですね。こうして色々と小細工をしていても 世の中には埋められない才能ってのがいくらでも溢れているってのは」 ??「だから人は研究するんだよ。どれだけ犠牲を出そうともどれだけ金をかけようとも。 才能無きものが有るものを打ち倒すときは、そういう覚悟を押し通せた者たちだけなのだから」」 ??「相変わらず熱いなぁ。まぁ俺は金さえ貰えればどうでもいいんすけどねぇ」 ??「その君の強欲さも一種の才能だよ。無駄にはしないことだね」 二人の男が去ったのを確認すると、森崎とビクトリーノはゆっくりと物陰から出てくる。 ビクトリーノ「……なんだか聞いちゃいけないことを色々と聞いちまったような気がする」 森崎「サッカー界を揺るがす研究……人類倍速計画だと?」 特に、倍速ドリブルを武器にしているビクトリーノは動揺を隠せないでいた。 彼らの話では、人為的に自分のような才能を多くの者に与えようとしているらしいのだから。 ビクトリーノ「チーム全員が倍速移動するようになる研究か。末恐ろしいな…」
[748]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 17:45:42 ID:??? 森崎「確かにサッカー選手からしてみれば、喉から手が出るほど欲しい才能かもしれないな。 俺だってドリブルは得意な方だけど、相手のマークを物ともしない 『倍速ドリブル』が使えるようになるのなら、使ってみたいと思うし」 ビクトリーノ「なんだか嫌な予感がするな。奴らは『倍速』で走れる被験体を探してるって言ってやがった。 俺やイスラスのような人間を捕らえて実験をするつもりでいるに違いない。 どうする森崎。危険な匂いがプンプンしやがるが、もう少し奴らの懐に踏み込んでみるか?」 ☆どうしますか? A 危険も承知の上。さっきの研究員を追うぞ! B 嫌な予感がする。ドールマンのことも気になるし、ここは一旦戻ろう。 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[749]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 17:46:10 ID:ypr66AG+ B
[750]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 17:50:50 ID:Qi3SQgkY A 斧がほしいのう
[751]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 18:38:08 ID:GjOHywNQ B
[752]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 20:12:04 ID:??? >B 嫌な予感がする。ドールマンのことも気になるし、ここは一旦戻ろう。 森崎「……ここは一旦戻ろう。これから先は俺達がどうこうできる問題じゃなさそうだし」 ビクトリーノ「ドールマンのことも気になるしな。泥棒のことは仕方ないが警察に任せちまうか…」 君子危うきに近寄らず。二人はこれ以上の捜索は危険と判断して廃ビルを後にした。 警察署に戻ってきた二人を待っていたのはドールマンと白衣を来た男だった。 お菓子の成分を調べ終わったらしく、何枚かの資料を手渡してくる。 ドールマン「よう、そっちの成果はどうだった?泥棒は捕まえたのか?」 森崎「いや、残念ながら。だが、何だかきな臭い別の情報を手に入れてきた」 ビクトリーノ「ソッチの方はどうだったんだ?お菓子の正体は分かったんだろ?」 ドールマン「ああ。この紙を見てくれれば分かると思うんだが…」 ★お菓子の正体→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→何かしらの栄養剤のようなのだが、もっと詳しい調査が必要なようだ。 ハート・スペード→やはり麻薬だった!警察の人に褒められ、ドールマンは喜んでいる! クラブ→ただのお菓子でしたとさ。警察の人に怒られたらしく、ドールマンはしょんぼりしている… JOKER→調査を任された科学者が突然暴れだしたという。いったい何故?
[753]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 20:14:09 ID:??? ★お菓子の正体→ ダイヤ10 ★
[754]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 22:53:57 ID:??? ★お菓子の正体→ ダイヤ10 ★ >ダイヤ→何かしらの栄養剤のようなのだが、もっと詳しい調査が必要なようだ。 ドールマン「成分は強力な栄養剤らしい。俗にいう『ドーピング剤』って奴だな」 筋力を増強したり、呼吸器官を活発させたりして一時的に運動能力を高めたりする成分が グミ状に固めたこのお菓子に多量に含まれていたという。 ビクトリーノ「ウヒョー。うかつに口にしてたらとんでもないことになってたなこりゃ」 森崎「(親善試合だし別に検査もないから少しだけ有利になれたかも……なーんてな)」 アヤックスに対してチーム力で劣る現状を省みて、少しだけ邪な期待を抱いてしまう。 もちろんただの冗談だと心のなかで笑い飛ばしその思考を頭の中から消し飛ばす。 ドールマン「でも、問題はそれだけじゃないらしいんだよ。 この薬物はなんでも『併用剤』らしくて、一緒に服用する別のものがあるらしいんだ」 森崎「別のものだって?じゃあこれ単体だと効果は無いってのか?」 ドールマン「ああ。これだけだったらただのグミキャンディーとそんなに変わりないだとさ。 もっと大きな施設で詳しい調査をしなくちゃ分からないって言ってたぜ。 ……ところで、さっき言ってたきな臭い情報ってのはなんなんだ?」 ビクトリーノ「ああ、実はな……」 近場の喫茶店に場所を移した森崎たちは、ドールマンに廃ビルで聞いた情報を話す。 ドールマン「『人類倍速計画』ねぇ。そんなマンガみたいなことできるものなのかね」 ビクトリーノ「人為的に能力や才能を植え付けるってことだもんな」
[755]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/10/14(日) 22:55:17 ID:??? 確かに一見おとぎ話のような話にも聞こえる。だが、森崎は知っている。 身近な人物の一人に、人為的な力を与えられた科学の結晶の塊でできた男がいることを。 森崎「(若島津。アイツは俺に自分がサイボーグ技術で改造されていることを告白してくれた。 もしもああいった技術を奴らも持っているのだとすれば……不可能なことじゃない)」 そしてもうひとつ。森崎の持つ『星のかけら』もそうだ。 アカネイア大陸で若林の力を借り、ラムカーネに一矢報いたことは記憶に新しい。 あれも言ってしまえば他人の能力や才能を一時的に借りることのできる手段の一つだろう。 森崎「(ラムカーネとガーネフはWYの決勝後、中山を利用して俺の『破滅のツボ』を押させた。 奴らがアカネイア大陸だけじゃなく、俺たちの世界でも何かを企んでいる可能性は十分にありえる)」 痛々しい痣が未だに残っている首筋を抑えながら森崎は手に入れた情報を纏め考える。 背後でうごめく影の正体がはっきりと見えないこの状況が、まるで今の外の景色の曇天の空のようだった。 オランダシナリオU『曇天の空』 おわり ☆次のシナリオを選択してください A FEシナリオ 第3章『連れ去られた王女』 B オランダシナリオV『雨のち晴れ』(章のラストに対アヤックス戦のサッカーパートがあります) 2票集まった時点で確定です。メール欄を空白にしてIDを表示して投票してください。
[756]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 22:57:17 ID:NB/i1iQo B
[757]森崎名無しさん:2012/10/14(日) 22:58:45 ID:zA8pKcc2 A
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0ch BBS 2007-01-24