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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
[965]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 18:47:01 ID:??? 〜5月3週・固定イベント@〜 【助っ人試合・ヒューガーズ陣営】 日向「ククク…。さあ、どうする? あの世の仲間達に会いに行くか、(*死んでません…多分) それとも生きて、『盟友』の為に力を貸すか…」 にとり「ひゅ、ひゅいいいいいいいいいいいいい!?」 鈴仙が必死に勧誘をしていた頃、日向達ヒューガーズ陣営もまた、 さらなる勢力拡大活動と並行して、サッカーの試合に使えそうな助っ人の「説得」を行っていた。 日向「あっちでお寝んねしてるお前の仲間から聞いたぜ…。 お前のディフェンステクニックは、河童の中でも優れているとな。 ――ククク…。良い仲間を持ったもんだなあ、副工場長!?」 日向はまず、取り入れやすい自らの傘下となった工場内に目を向けた。 工場内で労働者として使役されている河童の多くはブロックやクリアに優れている。 その中でも特に優秀なテクニックを持った者は誰か。日向はサッカーボール一つを頼りに 「説得」を進めた結果…。副工場長を務める河童のエンジニア・河城にとりが残ったのだった。 沢田「(ああ…僕にはわかる。この子も僕みたいに、あの人の力に屈し、沈んでいくんだ…)」 若島津「(日向さん…。人外の者すら屈服させる力を持った貴方こそが、この幻想郷の真の王たるべきだ)」 その背後には、逃げ道を防ぐように二人の従者――沢田タケシと若島津健がその様子を見守る。 多くの河童を従えさせるにあたり、大抵は日向のネオタイガーショットを披露させていたが、 それでも怯まぬ勇気ある河童達を「わからせる(*サッカー的な意味です)」時は、若島津も駆り出されていた。 機械仕掛けの格闘家の力は妖怪に匹敵し、早々遅れは取らなかった。 若島津「(…腰ぬけの反町め。 お前のように賢い男ならば、最終的には日向さんに着いていくと 思っていたが。 まさか逃げ出すとはな。 …力が無いくせに、正義を振りかざそうとして、結局破綻してしまったか)」
[966]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 18:48:56 ID:MQpkeL9E 若島津はもう一人いるはずだった日向の側近――反町一樹を思い出し、 侮蔑を含んだ表情を滲ませる。力こそを信条とする彼にとって、 秩序を信条とする反町は、同じ側近でありながらも、心の底ではどこか分かり合えぬ存在と感じていたが。 反町の突然の失踪が、その亀裂をより深いものとさせていた。 にとり「(わ、私は…一体何をしていたんだろう? 沢山の人間と心から盟友になれると思って、 この男の要求を呑んで、仲間を集めて――。 その結果がこれじゃないか!? 多くの仲間が疲弊して、誇りと思っていた技術は搾取されて。 私がのんきにサッカーをしていた時も。今の私みたいに皆は苦しんでいたんだ…!)」 にとりが過去を思い出し、激しい自責の念に囚われるが…。時は既に遅し。 今存在するヒューガーに屈服するか、反抗するかの二択しか与えられない。 日向「…試合に出ろ。仲間達の命が惜しければなぁ…クックック(*殺しません…多分)」 日向はそこで会話を止めて、懐に仕舞っておいたコーラをグビリと飲む。 にとり「(わ、私はどうしたら良いんだろう…?)」 後悔と恐怖が渦巻く中、にとりが出した結論とは…? 先着1名様で、 ★にとりの勇気→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 ダイヤ→「わ、私はもうアンタ達に屈しない! それが仲間への手向けと河童としての…誇りだァ!」 ハート・スペード・クラブ→「ひゅいいいいいいいいいいいい!! 分かりましたぁああああ!!!」 JOKER・クラブA→「ヤア、ボクメカニトリ」
[967]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 18:52:52 ID:??? ★にとりの勇気→ スペード10 ★
[968]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 19:19:04 ID:??? ★にとりの勇気→ スペード10 ★ ハート・スペード・クラブ→「ひゅいいいいいいいいいいいい!! 分かりましたぁああああ!!!」 後悔はあった。自責の念も、反抗心も十分にあった。 …しかし、臆病者のにとりには、それを日向に対して出す術が分からなかった。 それほどまでに、日向のネオタイガーショットの威力は凄まじかったのだ。 霧雨魔理沙のように、人間の身でありながらも、妖怪に負けない強力なシュートを 撃つ選手は居る。しかし、そのシュートにしても、魔力等による威力増強も含めての威力だ。 日向のように、魔力を要せずにここまでのシュートを撃てる者は、幻想郷でもそうそう居ない。 ……もしも日向のように、才能を持った者が血のにじむような努力をすれば、 そのような者は幻想郷でも生まれるのかもしれない。…しかし、今の幻想郷において、 そこまでの努力を重ねる者は(一部の例外を除き)そうそう居なかった。 …とにかく、にとりは日向の(幻想郷での)常識離れなシュート力に恐怖し。 いつかの沢田や、あるいは反町のように… にとり「私はGKが本職なんですううううううう!! だからDFとしてはブロックとクリアしかできないかも しれないけれど、宜しくお願いしますううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!」 日向「ククク…流石副工場長。 理解が早くて助かるよ…クク」グビグビ(←コーラを飲む音) 日向の圧政の元に屈することとなった。 *河城にとりが、ヒューガーズの助っ人として参加することになりました… *にとりの日向に対する評価が、にとり→(恐怖)→日向 になりました。
[969]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 19:37:26 ID:??? 【とら】鈴仙奮闘記4【ドラ!】 【人類】鈴仙奮闘記4【ネコ科】
[970]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 19:46:13 ID:??? 日向「ところで、タケシ」 沢田「は、ははははい!!」 勧誘がひと段落して、日向は入り口前に立つ沢田に声を掛ける。 日向「助っ人の一般公募は、貴様が担当だった筈だ。結果を教えてもらおうか」 沢田「は、はいっ! あの! 本日に顔合わせをする予定でしたので、 もうすぐ顔合わせになるかと!?」 ――日向は、内部の工場に関しては今のにとりのように直接説得していたが、 それを外部に向けてするには時間が足りない。 さらに、会社としてのイメージダウンの低下の恐れもある。 内部ならばもみ消せるが、問題が外部でありかつ広まることはリスクがある。 そこで、高い報酬等を売りにして、人妖問わず幅広く公募を掛けたのであるが…。 日向「…それならば、まず俺が候補者に会いに行く。タケシ、案内しろ」 沢田「は、はいっ!!」
[971]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 19:50:05 ID:MQpkeL9E ――そして日向達は、ヒューガー工場の応接室に辿りつく。 日向「なるほどな…ククク」 日向がそのメンバーを見てひとりごち…笑う。そのメンバーとは一体…… 先着1名様で、 ★ヒューガーズ助っ人2→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 ダイヤ→ヤマメ「何やら来てみれば、地上がお祭り雰囲気だねぇ。私も参加させておくれよ」 ハート→ダイヤ+射命丸「あやややや!貴方こそ幻想郷の真の支配者ー!(失敗したら『潜入捜査』ってことにしようっと)」 スペード→ハート+天子「なんか同胞の香りがしたわ!」 クラブ→向日葵仮面「フフ…ここが陵辱会場かしらァ?」天子「なんか同胞と…パートナーの香りがしたわ!」 クラブA→クラブ+霊夢「よくわかんないんだけど、お金くれるんでしょ?」 JOKER→日向「誰も居ない、か…。ククク…(泣)」
[972]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 19:50:28 ID:??? ★ヒューガーズ助っ人2→ ダイヤ10 ★
[973]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 20:29:31 ID:??? ★ヒューガーズ助っ人2→ ダイヤ10 ★ ダイヤ→ヤマメ「何やら来てみれば、地上がお祭り雰囲気だねぇ。私も参加させておくれよ」 応接室でのんびり寛いでいたのは――。地底の土蜘蛛妖怪・黒谷ヤマメだった。 ヤマメ「最近ずっと地底で練習ばっかりで知らなかったけれど。 面白そうな試合の助っ人試合の公募をやっててねえ。 面白ついでの小遣い稼ぎになるなら、参加させてもらおうかなあってね」 しっかし凄いフカフカのソファだねえ、などと言いながら、ヤマメは落ち着かない様子で キョロキョロと物珍しげに応接室を見回している。 日向「タケシ」 沢田「は、はひぃ!?(――れ、礼儀正しくない人を連れてきちゃったせいで、 日向さんが怒った!? でも、ここって礼儀の悪い人か変な人ばっかりだったし――!!)」 沢田は恐怖した。こんな適当そうな妖怪を、しかもたったの一名。 自分の広報戦術の非を問われ――消されるのではないかという誇大な妄想(きっと…)に耽る。 しかし、日向は公平で、そして冷静だった。 日向「――何を焦っている。コイツの選手としての特徴を教えろ」 沢田「は、はい!(ホッ…良かった) ――黒谷ヤマメ選手。地霊殿サブタレイニアンローゼスに所属のDFです。 彼女は能力こそ一流に大きく劣りますが、確実なブロック性能とパスカットに長けています。 また、大技こそありませんが、フィジカルにもそこそこの自信があるようで、 弱小の選手にはそう当たり負けしない…と、本人は言っております」 ヤマメ「んー。まあ、そんな感じかな」
[974]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 20:30:31 ID:??? 神経質な様子で解説をする沢田と、あっけらかんとしたヤマメ。 二人の間には滑稽なまでの気温差があった。 日向「――なるほど。我がチームにはDFの駒が不足していたからな。 参戦を歓迎する。 ――タケシ、彼女を手厚く振舞ってくれ」 沢田「(だ、大丈夫かなあ…)は、はい」 一旦退室した沢田を尻目に、ヤマメは「手厚い振舞い」を期待する。 ヤマメ「おおっ? 手厚くってことは、まさか御馳走や酒でも頂けるのかい!? それとも前金!? いやー悪いねえ、何から何ま…で?」 ――しかし、沢田が戻って来た時に持ってきたのは、御馳走でも酒でも、 もちろん金でもなかった。 沢田「アメリカ産コカ・コーラです。どうぞお飲み下さい(…これで参加してくれなくなったらどうしよう…)」 ヤマメ「こ、こーら? あめりか?」 沢田が持ってきたのは、大量のコカ・コーラだった。 日向「良かったなあ…。幻想郷には数少ないアメリカ製コーラだぜ。感謝しろよ?」
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0ch BBS 2007-01-24