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【変わり行く】鈴仙奮闘記3【者たち】
[967]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 18:52:52 ID:??? ★にとりの勇気→ スペード10 ★
[968]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 19:19:04 ID:??? ★にとりの勇気→ スペード10 ★ ハート・スペード・クラブ→「ひゅいいいいいいいいいいいい!! 分かりましたぁああああ!!!」 後悔はあった。自責の念も、反抗心も十分にあった。 …しかし、臆病者のにとりには、それを日向に対して出す術が分からなかった。 それほどまでに、日向のネオタイガーショットの威力は凄まじかったのだ。 霧雨魔理沙のように、人間の身でありながらも、妖怪に負けない強力なシュートを 撃つ選手は居る。しかし、そのシュートにしても、魔力等による威力増強も含めての威力だ。 日向のように、魔力を要せずにここまでのシュートを撃てる者は、幻想郷でもそうそう居ない。 ……もしも日向のように、才能を持った者が血のにじむような努力をすれば、 そのような者は幻想郷でも生まれるのかもしれない。…しかし、今の幻想郷において、 そこまでの努力を重ねる者は(一部の例外を除き)そうそう居なかった。 …とにかく、にとりは日向の(幻想郷での)常識離れなシュート力に恐怖し。 いつかの沢田や、あるいは反町のように… にとり「私はGKが本職なんですううううううう!! だからDFとしてはブロックとクリアしかできないかも しれないけれど、宜しくお願いしますううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!」 日向「ククク…流石副工場長。 理解が早くて助かるよ…クク」グビグビ(←コーラを飲む音) 日向の圧政の元に屈することとなった。 *河城にとりが、ヒューガーズの助っ人として参加することになりました… *にとりの日向に対する評価が、にとり→(恐怖)→日向 になりました。
[969]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 19:37:26 ID:??? 【とら】鈴仙奮闘記4【ドラ!】 【人類】鈴仙奮闘記4【ネコ科】
[970]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 19:46:13 ID:??? 日向「ところで、タケシ」 沢田「は、ははははい!!」 勧誘がひと段落して、日向は入り口前に立つ沢田に声を掛ける。 日向「助っ人の一般公募は、貴様が担当だった筈だ。結果を教えてもらおうか」 沢田「は、はいっ! あの! 本日に顔合わせをする予定でしたので、 もうすぐ顔合わせになるかと!?」 ――日向は、内部の工場に関しては今のにとりのように直接説得していたが、 それを外部に向けてするには時間が足りない。 さらに、会社としてのイメージダウンの低下の恐れもある。 内部ならばもみ消せるが、問題が外部でありかつ広まることはリスクがある。 そこで、高い報酬等を売りにして、人妖問わず幅広く公募を掛けたのであるが…。 日向「…それならば、まず俺が候補者に会いに行く。タケシ、案内しろ」 沢田「は、はいっ!!」
[971]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 19:50:05 ID:MQpkeL9E ――そして日向達は、ヒューガー工場の応接室に辿りつく。 日向「なるほどな…ククク」 日向がそのメンバーを見てひとりごち…笑う。そのメンバーとは一体…… 先着1名様で、 ★ヒューガーズ助っ人2→!card★ と書き込んでください。数値で分岐します。 ダイヤ→ヤマメ「何やら来てみれば、地上がお祭り雰囲気だねぇ。私も参加させておくれよ」 ハート→ダイヤ+射命丸「あやややや!貴方こそ幻想郷の真の支配者ー!(失敗したら『潜入捜査』ってことにしようっと)」 スペード→ハート+天子「なんか同胞の香りがしたわ!」 クラブ→向日葵仮面「フフ…ここが陵辱会場かしらァ?」天子「なんか同胞と…パートナーの香りがしたわ!」 クラブA→クラブ+霊夢「よくわかんないんだけど、お金くれるんでしょ?」 JOKER→日向「誰も居ない、か…。ククク…(泣)」
[972]森崎名無しさん:2013/05/12(日) 19:50:28 ID:??? ★ヒューガーズ助っ人2→ ダイヤ10 ★
[973]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 20:29:31 ID:??? ★ヒューガーズ助っ人2→ ダイヤ10 ★ ダイヤ→ヤマメ「何やら来てみれば、地上がお祭り雰囲気だねぇ。私も参加させておくれよ」 応接室でのんびり寛いでいたのは――。地底の土蜘蛛妖怪・黒谷ヤマメだった。 ヤマメ「最近ずっと地底で練習ばっかりで知らなかったけれど。 面白そうな試合の助っ人試合の公募をやっててねえ。 面白ついでの小遣い稼ぎになるなら、参加させてもらおうかなあってね」 しっかし凄いフカフカのソファだねえ、などと言いながら、ヤマメは落ち着かない様子で キョロキョロと物珍しげに応接室を見回している。 日向「タケシ」 沢田「は、はひぃ!?(――れ、礼儀正しくない人を連れてきちゃったせいで、 日向さんが怒った!? でも、ここって礼儀の悪い人か変な人ばっかりだったし――!!)」 沢田は恐怖した。こんな適当そうな妖怪を、しかもたったの一名。 自分の広報戦術の非を問われ――消されるのではないかという誇大な妄想(きっと…)に耽る。 しかし、日向は公平で、そして冷静だった。 日向「――何を焦っている。コイツの選手としての特徴を教えろ」 沢田「は、はい!(ホッ…良かった) ――黒谷ヤマメ選手。地霊殿サブタレイニアンローゼスに所属のDFです。 彼女は能力こそ一流に大きく劣りますが、確実なブロック性能とパスカットに長けています。 また、大技こそありませんが、フィジカルにもそこそこの自信があるようで、 弱小の選手にはそう当たり負けしない…と、本人は言っております」 ヤマメ「んー。まあ、そんな感じかな」
[974]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 20:30:31 ID:??? 神経質な様子で解説をする沢田と、あっけらかんとしたヤマメ。 二人の間には滑稽なまでの気温差があった。 日向「――なるほど。我がチームにはDFの駒が不足していたからな。 参戦を歓迎する。 ――タケシ、彼女を手厚く振舞ってくれ」 沢田「(だ、大丈夫かなあ…)は、はい」 一旦退室した沢田を尻目に、ヤマメは「手厚い振舞い」を期待する。 ヤマメ「おおっ? 手厚くってことは、まさか御馳走や酒でも頂けるのかい!? それとも前金!? いやー悪いねえ、何から何ま…で?」 ――しかし、沢田が戻って来た時に持ってきたのは、御馳走でも酒でも、 もちろん金でもなかった。 沢田「アメリカ産コカ・コーラです。どうぞお飲み下さい(…これで参加してくれなくなったらどうしよう…)」 ヤマメ「こ、こーら? あめりか?」 沢田が持ってきたのは、大量のコカ・コーラだった。 日向「良かったなあ…。幻想郷には数少ないアメリカ製コーラだぜ。感謝しろよ?」
[975]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 20:31:35 ID:??? 身体がコーラで出来ている日向にとっては嬉しいプレゼントであるからか、 日向は嬉しそうに頷く。彼にも最低限の良心や、他者への思いやりがあるのだ。 そして、このコーラ。外界の普通の人間にとっては微妙な顔をされかねない贈り物ではあるが…。 ヤマメ「う、うーん…まあ、珍しい飲み物ってだけで話のタネになるしね! あんがとねっ! 社長さん!」 幻想郷にはコーラが貴重である事。ヤマメという妖怪が非常に好奇心旺盛で ノリの良い妖怪であった事が幸いして、沢田の危惧する事態は起こらなかった。 日向「(あいつ…話が分かるな)」 …日向が微妙な勘違いを抱いてしまっていたが。 *黒谷ヤマメが、ヒューガーズの助っ人になりました…。 *日向のヤマメに対する評価が、日向→(理解者)→ヤマメになりました。
[976]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 21:08:42 ID:??? 日向「…さて、と。 後は『サッカーマシン』の様子を見に行くだけだな」 沢田「そ、そうですね!(僕、あの先生苦手なんだよなあ…)」 若島津「―――」 助っ人とも話を通した日向達。 しかし、幻想郷の妖怪の助っ人など、言ってしまえばオマケとしか考えていなかった。 もしも強豪選手が入れば上出来、失敗しても数合わせにはなる――と。 日向の戦力への当ては、『工場長』と、その発明に対してがメインと言っても差し支えなかった。 妖怪の山・ヒューガー工場では、今度出店予定のデパートにて取り扱う製品の製造・梱包が 行われている。…だが、この工場には別の目的が存在していた。 それは――。若島津のような、サッカー機能に長けたサイボーグの研究。 日向は、いずれプロサッカー選手の負傷時の代理としても使えるような、 サッカーサイボーグ(比喩ではない)の研究を行わせていたのだ! 日向「俺だ」 日向が地下工場の第一ロックを解除し、研究員の一人に声を掛ける。 研究員は「お疲れ様だぜ、社長」と馴れ馴れしい言葉だが、手なれた手つきで第二ロックを解除にかかる。 そうしてようやく開いた重い扉の奥には、一人の女性が難しい顔をして、 明らかに時代離れしたハイテクPCを前に悪戦苦闘していた。 日向「――マシンの調子を確認しに来たぞ、工場長。 ――いや、『教授』と呼んだ方が良かったのだったかな」 夢美「――教授でも、ご主人でも。 好きに呼んで頂戴」
[977]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/12(日) 21:20:44 ID:??? そっけなく彼女――岡崎夢美・東邦学園比較物理学教授――は答える。 夢美「マシンって言うけれど、私に言わせてみればこのようなモノは、ただの玩具でしかないわね。 この私に魔法の飛び交う世界ではなく、こんな玩具の相手をさせるなんて。気が触れているとしか思えないわ」 皮肉を交えつつ、冷たく言い放つ夢美。 しかし、その表情にはそこまでの嫌味は無かった。 日向「おいおい、何を言っている。 俺は貴女に十分な休養を与えている筈だ」 日向もそれを察してか、表情は若干緩ませる。 夢美「気が触れているわ…。そう、こんな玩具に、最高級の科学と魔法の コラボレーションを施すことなんて。 ――社長…いえ、理事長かしら? マシンの調子は? なんて聞くこと自体が愚問ね」 自信に満ち溢れた表情で、夢美は語る。彼女自身、この仕事に不満は持っていなかった。 サッカーにおける科学と魔法の融合技術。それを実践に移せることに科学者として、 純粋に興味と喜びを持っていた。 日向「クク。天才である筈のアンタがトンデモ理論を並べ立てて学会から干されたと聞いた時。 俺はチャンスだと思ったよ。金の成る木を格安で買えるチャンスだとね」 日向は持ち前の才覚と先見の明を活かし、夢美という超優秀な人材を格安で東邦学園に引き入れた。 そして、彼女がかつて「可能性空間移動船」を用いて幻想郷にやって来たという話を聞きいれ、 更なるビジネスチャンスを獲得するために、自ら幻想郷へと赴くに至ったのだ。 日向「――調子は良い、と。…それで、何台作った?」 夢美「予算と材料に制約があったから、そう多くは。 けれど、そこそこ優秀な汎用メカならば幾らでも作れるから、交代要員や穴埋めには事欠かないわね。 それで、私の開発した『選手コピーマシン』の稼働可能台数は…」
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0ch BBS 2007-01-24