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【伝説の】Another-CU_9【継承者】
[874]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/18(金) 18:19:38 ID:??? ☆ここまでの話を聞いて違和感ありますか? A ある(要:具体的な記述) B 具体的な事は出てこない 2票決です、メル欄は空白。 投票は本日中のみ受け付けます。 正しい記述を書けば内部的にボーナスが得られますが、パッパと先へ進みたければBを選択して下さい。
[875]森崎名無しさん:2014/07/18(金) 18:27:24 ID:mvoSWKaw A性格を消したのに何故上書きしないのか?
[876]森崎名無しさん:2014/07/18(金) 18:31:03 ID:aVBuZb62 A その本によって性格や人格に影響することと、 ラムカーネの特質(後半に動きが悪くなる、異常な反射神経)の関係が分からない これかなあ?
[877]森崎名無しさん:2014/07/18(金) 19:08:51 ID:4eSkyZe2 A なぜそれを自分が受け取ったのかということ そんな本だとしたら三杉に渡す理由が見当たらない
[878]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/18(金) 19:10:59 ID:??? 本日はここまでになります。 三連休は多分更新がありません。 我が家のリグルさんに初温泉体験させに行って参りますので。 あと、なんだか無茶な推理ばかりさせてすみません。 伏線の立て方とかよく分からずやってます。
[879]森崎名無しさん:2014/07/18(金) 20:06:40 ID:In5Os1cg A性格を消したのに何故上書きしないのか?
[880]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/18(金) 21:54:38 ID:??? >>875さん>>879さん正解でした。 結果分からないまま3日放置は流石に申し訳ないですのでそれだけ…
[881]森崎名無しさん:2014/07/18(金) 21:55:53 ID:??? 温泉乙でしたー
[882]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/22(火) 18:11:55 ID:??? > A 性格を消したのに何故上書きしないのか? ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『 名前のないかいぶつ ヤコブ・ファベロック むかしむかし、ある所に名前のない怪物がいました。 怪物は名前がほしくてほしくて、しかたがありませんでした。 そこで怪物は度にでて、名前を探すことにしました。 でも、世界は広いので、怪物は二つに別れて、旅に出ました。 一匹は東へ、もう一匹は西へ。 東へ行った怪物は村を見つけました。 村の入口には鍛冶屋がいました。 「鍛冶屋のおじさん、僕にあなたの名前をください」 「名前をなんかあげられるものか」 「名前をくれたら、お礼におじさんの中に入って、力を強くしてあげるよ」 「本当か。力が強くなら、名前をあげよう」 怪物は鍛冶屋のなかに入ってきました。 怪物は鍛冶屋のオットーになりました。 鍛冶屋のオットーは村の一番の力持ち。 でも、ある日 「僕を見て、僕を見て、僕の中の怪物はこんなに大きくなったよ」 バリバリ グシャグシャ バキバキ ゴクン。 おなかのすいった怪物はオットーの中から食べてしまいました。 怪物はまた名前のない怪物に逆戻り 靴屋のハンスの中に入っても、 バリバリ グシャグシャ バキバキ ゴクン。 また名前のない怪物に逆戻り。 狩人のトマスの中に入っても、 バリバリ グシャグシャ バキバキ ゴクン。 やっぱり名前のない怪物に逆戻り。
[883]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/22(火) 18:13:15 ID:??? 怪物はお城の中に素敵な名前を捜しに行きました。 お城の中には、病気の男の子がいました。 「君の名前を僕にくれたら、強くしてあげるよ」 「病気が治って強くなるなら、名前をあげる」 怪物は男の子の中に入ってきました。 男の子はとても元気になりました。 王様は大喜び「王子が元気になった、王子が元気になった」 怪物は男の子の名前が気にいりました。 お城の暮らしも気にいりました。 だから、おなかがすいても我慢しました。 毎日毎日、おなかがペコペコでも我慢しました。 でも、あんまりおなかがすいてしまたので、 「僕を見て、僕を見て、僕の中の怪物はこんなに大きくなったよ」 男の子は王様も家来もみんな食べてしまいました。 バリバリ グシャグシャ バキバキ ゴクン。 だれも居なくなってしまったので、男の子は旅に出ました。 何日も何日も歩き続けて。 ある日、男の子は西へ行った怪物に出会いました。 「名前がついたよ、素敵な名前なんだ」 西へ行った怪物は言いました。 「名前なんて、いらないわ。名前なんてなくても幸せよ。」 「私たちは名前のない怪物ですもの」 男の子は西へ行った怪物を食べてしまいました。 せっかく名前はついたのに、名前を呼んでくれる人は誰もいなくなりました。 ヨハン、素敵な名前なのに。 』
[884]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/07/22(火) 18:14:59 ID:??? 三杉は名前のない怪物の内容を頭の中で暗唱してみた。 手元に現物がなくとも暗唱は容易な作業だった。 ラムカーネの言葉から、あの本に何らかの秘密があるだろうと推測し、何度も読み返していたからだ。 (ラムカーネ「人間は何にだって成れる、それこそかいぶつにも。」) (ラムカーネ「オレの中には怪物がいる。 はじめはオレ自身が怪物だと思っていたが、そうではなかった。」) ラムカーネが呟いた言葉も思い出した。 怪物になれるとはどういう事か、中に怪物がいるとはどういう事か、怪物とは何か? 本の内容と重なる物言いに、そこに隠された暗喩の正体について三杉は想像した。 だが現実と照らし合わせただけでは、その答えは出て来なかった。 三杉(洗脳書か…) 三杉は洗脳について詳しくは知らないが、今この話を聞いてゾッとした。 随分と物騒な本を読みこんでいたものだ、と。 フライハイトは『長期間読み聞かせる事で〜』と話した。 つまりただ読むだけで効果を発揮する代物ではないのだろう。 視覚以外に聴覚へ働きかけたり、もしかしたら読み聞かせる環境の調律も必要かもしれない。
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0ch BBS 2007-01-24