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【ウドンゲ春の】鈴仙奮闘記38【天パ祭り】
[524]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:10:41 ID:+xZS7186 ――大会開会前から一部マスコミに囁かれている、フラメンゴFCの秘密兵器『ナトゥレーザ』。 サンタマリアも『彼ら』の概要やその卓越したサッカー能力を把握していたが、 まさか、このリオカップで起用されるとは。サンタマリアは驚きを隠せなかった。 ジェトーリオ「まあわかるよ。だって、これまでの試合映像見たでしょ? コリンチャンスは案外強敵だ。 カルロス・ザガロ級のストライカー、ネイ級のドリブラー、ツバサ・サンタマリア級のゲームメイカー。 加えてディウセウ級のディフェンダーが続々加入しているお祭りチームだ。 僕らの将来がかかった大会で、最大戦力を投入するってのは理に適ってる。 しかも、彼らのポジションと得意能力は、ウチらの弱点にドンピシャ! だからね。 だって、『ドリブルが得意なFW』、『ブロックが得意なDF』、『セーブ力に優れたGK』でしょ? ――もはやコレ、『コリンチャンスが苦戦するように戦力補強しました!』って言わんばかりの人選だよ?」 サンタマリア「し、しかし。彼らの実力面はともかく。性格面から今大会での投入は控えるという方針になった筈では……?」 ジェトーリオ「そんな事、僕に言われても判んないよ。でも、彼ら確かに絵になりそうだからねー。 最悪負けても良いから、興行的に目立てばいいや的な感覚なのかも?」 サンタマリア「そ、そんな事が……いや。確かに。今の勝ちつつもパッとしない俺達の状況なら、あり得るかもしれんな…」 サンタマリアはジェトーリオの悪意ある可能性を否定できない。 自分達はあくまでプロサッカー選手という『商品』である事には変わりない。 長期的な利益の為に丁寧に育てられる場合もあれば、短期的な利益の為に切り捨てられる場合もある。 フラメンゴがコリンチャンスを脅威とみなして、勝ちを放棄してでも後者の手段に出たとしてもおかしくはなかった。
[525]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:17:37 ID:+xZS7186 サンタマリア「――だとしても、俺達は勝つしかないだろ。それがプロ。俺達の生きる道なんだ……」 ジェトーリオ「あーあ。相変わらずマジメ君だねぇ。そう肩肘張って生きてても、良い事無いよ?」 サンタマリア「真面目なのは好き好んでやっているんだ。忠告には感謝するが、今更変える気はないな」 言いたい事を言い終えたのか、ジェトーリオはそれを最後に「んじゃ、おやすみ〜」と立ち去って行った。 夜の宿舎に取り残されたサンタマリアは、ふぅ、と溜息をついて追加の胃薬を服用してから。 サンタマリア「(浮わついている。……ジェトーリオだけじゃない。カルロスも、きっと……俺自身も。 むしろ、だからこそ。『自然から生まれた者《ナトゥレーザ》』の力が必要なのかもしれないな……)」 未だ舞台上に姿さえ見せぬ助っ人達の影に希望を籠めて、ひと時の休息に入るのだった。 *** カルロス「アーサー。俺は君に問いたい。……何故あの時君は、俺を置いていったんだ……?」 その頃で、チームキャプテンのカルロスもまた、自室にて一人苦悩していた。 とは言え、彼の苦悩はサンタマリアやジェトーリオが会談していた際のそれとは違う、 現実から浮遊した、ロマンチストな悩みである故、他者からの共感は得られにくかった。 カルロス「でも。その理由ももうすぐに聞ける。だから、……待っていてくれよ、アーサー……!」 カルロスは『アーサーと同じくらいに』大切にしているサッカーボールを小脇に置いたまま、 年老いてなお想い人を待つ老人の如し呻き声を上げながら、決然と立ち上がる。 カルロス「――練習をしよう。試合の日は、アーサーに恥ずかしくないプレーをしなくてはいけないからな……」 彼が『アーサー』に賭ける想いは既に、呪いにも近い恋情の域へと達しつつあった。
[526]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:19:33 ID:+xZS7186 <<<鈴仙の章B・基礎練習フェイズその2>>> 鈴仙「……いよいよ明日がフラメンゴとの試合ね! ウチもかなり戦力が補強されて頼もしいけど、相手も中々手強いような気がするわ。 負けないように、まずは千里の道も一歩かーら。……うーん、どうしよう」 今回重点的に鍛える能力を選んで下さい。カッコ内は現在の能力値です。 A:ドリブル(54) 上がりにくい B:パス(54) 上がりにくい C:シュート(55) とても上がりにくい D:タックル(52) 上がりにくい E:パスカット(52) 上がりにくい F:ブロック(47) 上がりやすい G:せりあい(53) 上がりにくい H:フラグの開発をする。(更に選択) 所持中のフラグ:ドリブル(15/20)、低シュート(14/20)、タックル(10/20)、 スキル・アリスさん操作(特殊)、てゐとのコンビプレイ(ワンツー)(10/20) 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[527]森崎名無しさん:2017/01/04(水) 23:30:37 ID:7Rg3/9U+ A
[528]森崎名無しさん:2017/01/04(水) 23:33:39 ID:bL8HKU++ A
[529]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:39:59 ID:+xZS7186 A:ドリブル(54) 上がりにくい 鈴仙「やっぱりドリブルが大事かしら。ボールキープは基本中の基本だしね」 鈴仙は改めてドリブルの基礎を補強する事にした。 先着1名様で、 ★鈴仙のドリブル練習→!card★ と書き込んでください。数値・マークで分岐します。 JOKER→+2&必殺フラグ習得!(フラグがある場合は回収) 7〜13→+1! 1〜6→効果が無かった。
[530]森崎名無しさん:2017/01/04(水) 23:43:28 ID:??? ★鈴仙のドリブル練習→ クラブQ ★
[531]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/04(水) 23:54:34 ID:??? ★鈴仙のドリブル練習→ クラブQ ★ 7〜13→+1! タッ、タタッ……クイッ! 鈴仙「――うん。よしっ! 私のドリブルだって捨てたモンじゃないわね!」 鈴仙は短期間の練習ながらも、確実に技術を向上させる事に成功した。 *鈴仙のドリブル力が+1されました。54→55 *今日の更新はここまでにします。
[532]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/05(木) 22:55:25 ID:tyxlOemk 〜スタジアム・控室〜 コーチ「よし、みんなきけい……グヒヒ」 てゐ「(このいかにもなエロオヤジの下で頑張ってたのか……鈴仙。ご愁傷様だわ)」 佳歩「ねぇつかさちゃん。あの本って……」 つかさ「か、佳歩ちゃんは見ちゃいけません!」 チームに子ども(外見は)が加わっても何の配慮もなく、 公園のゴミ箱から拾って来たエロ雑誌片手にニヤけるコーチの号令の下、 いよいよ迎えたフラメンゴユースとの試合前ミーティングが始まった。 アヤソフィア「敵チーム情報なら元記者の私に任せろー! ……と、言いたい所なんですが。 フラメンゴは有名過ぎて、私ならではの情報ってあんまり無いんですよねぇ」 静葉「……FW、MF、DFにそれぞれ有力なA級選手が1人。 他の選手もタレントとは言わずとも、総合力がかなり高い……散々言われてる情報よね」 とはいえ、ミーティングにあっても特別な新情報は入って来ない。 決して優勝候補とまでは言えないグレミオや、練習を非公開にしていたサントスと比べると、 元々の地名度が高く、更に人気チームであるフラメンゴについては、むしろ情報が氾濫していた。 穣子「まぁ、でも。それってつまり、難しい事は考えなくても良いって事だよね。 これまで言われてきた情報を基に、これまで通りの戦略を――」
[533]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/05(木) 22:57:00 ID:tyxlOemk しかし、穣子がのどかにそう結論付けようとした時だった。 てゐ「……【名有りとは言えない選手でも、ちょっとした必殺技を持っている可能性がある】。 【スタメンメンバーに、名有りのFW、DF、GKを入れて来る可能性がある】――って、情報は?」 鈴仙「えっ……!? ちょ、ちょっとてゐ。あんた何、加入早々いい加減な事を……!」 てゐが不意打ちと言わんばかりにポツリと呟いた。 それは、鈴仙達がこれまで散々調べた情報の中からは分からないものばかりだった。 てゐ「元記者サンが居る中で悪いけど。情報ツウってのは、この私が元祖なんだよね〜」 アヤソフィア「……ほう、流石は鈴仙さんのお仲間だ。こりゃ私、早々にお役御免ですかな?」 アヤソフィアはおどけるようにそう言って見せるが、彼女もまた、てゐの情報収集能力に舌を巻いているようだった。 佳歩「てゐ様、何時の間にそんな情報を……?」 てゐ「んー。まぁ、ちょいとイタ電をね。フラメンゴは選手が優秀だけど監督が微妙って聞いたから。 オーナーのフリして電話かけたら、色々自分らの仕上がりだとか、謎な構想だとか、全部教えてくれた」 つかさ「この方は、もう。本当に慎重ななのか、大胆なのか……!」 コーチ「ふおっふおっ。こりゃ中々、またおもろいヤツが仲間になったもんじゃのう。 ――後はこれで胸やら尻やらが出てたら100点満点だったゾイ」 てゐ「キモイ」 コーチ「ふ、ふほっ、ゴホッ! ガハァッ!? ……ふぅ。幼女に罵られるのも良いモンじゃのう」 鈴仙「(またヘンな性癖が増えたっ!?)」
[534]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/01/05(木) 22:58:10 ID:tyxlOemk アリス「(やった! やっと発言出来た!)……コホン。兎に角、今の情報も加味して、 試合開始時のフォーメーションを吟味してみるべきね」 そしててゐの発言で周囲が色んな意味で盛り上がる中、 アリスさんはここぞとばかりに仕事をする事で自分の居場所を主張する。 その結果、以下のフォーメーション案が組まれた。 −−@−− @名有GK? B−C−A C名有DF? −−D−− Dジェトーリオ −−−−− G−E−J Eサンタマリア −−−−− −−−I− Iカルロス F−H−− H名有FW? (参考)サントスの予想スタメン図:4−3−3 コリンチャンス:3−4−3 −H−J− H鈴仙 990/990 J佳歩 850/850 F−−−− Fアヤソフィア 800/800 −I−G− Iアリス 800/800 G反町 870/870 −−−−− −E−D− Eてゐ 810/810 D静葉 830/830 −B−C− Bミャージ 700/700 Cつかさ 900/900 −−A−− A穣子 880/880 −−@−− @ピュジェ 700/700 控え:クラウディ(FW)、ゲーノス(FW)、ナバイロ(MF)、マギッシ(MF)、ビベス(DF) ライア(MF)、ニータ(DF) 備考:ライアは必殺パス、ミャージは必殺タックル、ニータは必殺ブロック持ち
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0ch BBS 2007-01-24