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【力と】小田Jr.の野望12【仲間を求めて】


[189]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:43:05 ID:xNl6Clao
井沢「今のは私の作戦ミスです。すみません先輩方」

ネットに突き刺さったボールを両手に挟み込みながら謝る井沢。

城島「いや、井沢は良くやったよ。君の叫びがなかったらほぼ確実に本多のシュートで決められていた。
あそこから更にもう一撃こられるのは流石に参ったが。だけど今のでわかったことがある。
俺はこれ以上得点を取られない。戸田のシュートは恐らくスリートップのうちでもっとも弱い… 省29

[190]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:44:06 ID:xNl6Clao
実況「さあ前半12分。ついにNIKEが得点を加え1対0となっております!しかしロスタイムも
含めると恐らく10分近くは残っているはず。このまま終わる修哲ではないと思われますが…
さっそく修哲小のキックオフです!」

井沢「山口先輩!長瀬先輩上がってください!」

実況「おおっと、ボールはFW陣ではなく、中盤のMF陣が持ち上げるようだ!ボールは松本君が
キープしたまま前進します!」

本多「なるほど…確かにいい策だ!」
省11

[191]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:45:06 ID:xNl6Clao
実況「松本君鮮やかにフェイントを駆使して本田君を突破!来生君はあえて止めにかからず横を素通り!」

来生(…俺のタックルも本多とどっこいどっこいだからな…こんなところで体力使ってたらいざ本番で
ガッツ切れになりかねん)

実況「松本君、駆ける駆ける!プレイヤーの配置上、ライン際が弱いことは確認取れますがここまで
誰も付いてこない!」

松本は無人の荒野…とまではいかないが、他の味方がけん制してくれているため、強いあたりを受ける事無く 省22

[192]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:46:10 ID:xNl6Clao
松本「やっと来たね。待ってたよ!」

村川「なにぃ!」

ビュン!

ほんの一瞬だが、確実に超高速になったドリブルで一気にかわし…

松本「後は任せた!」

逆サイドの大野へとボールを渡す。

とん。

大野(これで敵陣大崩だな。)

マークしていた山口、長瀬、井沢の誰でもなく、唯一フリーだった大野にボールは渡り、NIKEの
ディフェンスラインに穴がぽつぽつと開く事を認識する大野。
省9

[193]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:48:11 ID:xNl6Clao
正美「そうですね。ですが相変わらず、つけるべきところにマークは付いてます。穴は確かに
ありますが、そこに修哲の選手が走りこむ事は…え!?」

ここでプロの監督である正美ですら驚かされる行動を取る修哲小。行動自体はいたってシンプルな
クサビのパスである。しかし渡されたのはどういうわけか敵MFの太原。彼は一応井沢のマークに
入っていはいるものの自分の能力ではボールの射角を縮める程度の役目しか出来ない事を 省25

[194]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:49:12 ID:xNl6Clao
実況「これは!邪道といえば邪道ですが素晴らしいプレーといってもいいのでしょう!敵の太原君を
なんと修哲12人目のプレイヤーに変え、一瞬で最終ラインに肉薄!すぐ近くの大久保君ですら
太原君が壁になり追いかける事が出来ません!」

太原(まさか、俺のサッカー能力を利用された!?)

笑いものにされたといってもいいほどの珍プレーで抜かれた太原は一瞬呆然となり続いてふつふつと
怒りが湧いてくる。
省22

[195]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:50:14 ID:xNl6Clao
井沢(…長瀬をどフリー!?罠なの!?いやこのタイミングでオフサイドトラップはない!それにもし
罠だとしてもそれを真っ向から叩き潰すのが修哲のサッカーなのよ!)

そう判断した井沢はちょんと低いボールを長瀬に渡す!

長瀬「嘗めるなNIKE!これが俺の新必殺技!!」

白鳥「どんな必殺技でも打たれる前なら!!!」

バシン!!!

実況「なんとなんと!NIKEの白鳥君、低い浮き玉を両足で挟み込み、そのまま空中で一回転! 省15

[196]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:51:17 ID:xNl6Clao
白鳥「よし。奇襲技だけど上手くいった!服部!後は任せた!!」

ばしゅーん!

すちゃ!

ボールは大きな弧を描いてレフトハーフを駆け上がる服部の下へ。数の少ない中盤をDFを
投入する事で厚くしようとする城山監督の作戦であった。

太原(ぺこり…)

その作戦を感じ取った太原は熱くなりすぎてしまいDFラインををずたずたにしてしまったことを
反省と共に乗せた一礼で謝罪すると気持ちを切り替えもとの定位置へと移動する。
省9

[197]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:52:17 ID:xNl6Clao
実況「さあ、ここまで2度のシュートチャンスを潰してしまった修哲と、2度のチャンスのうち
1度は結果を出したクラブチームNIKE。前半の残り時間は数分を残すのみ。ボールを握っている
NIKEとはしては後半折り返しまでに突き放したく、そして修哲としてはなんとしても
追いつきたいところ。」

正美「そうですね。ですが、恐らく先ほどの修哲の策は2度は通用しません。しかも今の出来事から
白鳥君には低い浮き玉はほとんど効果がないと…いや、もしかしたら高い浮き球にも適正が 省23

[198]小田ジュニアの野望:2010/04/23(金) 23:53:17 ID:xNl6Clao
服部「……忍ぶれど、色に出けり…」

大野「おっと、辞世の句でも詠むつもりかい?」

ライン際をオーバラップしていた俊足服部だったが、ついに修哲の1人に捕まってしまう。

服部「抜かせ!」

ビュン…!スチャ!!

服部「身も世もなく…」

大野「なんの世がないんだ?」

服部の高速フェイントになんなく付いてくる大野。逆サイドを守る松本がドリブラーであるように
逆サイドの大野はタックル…正確にはマークが得手であるようだった」
省6


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