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銀河シュナイダー伝説1 〜黎明篇〜
[79]銀河シュナイダー伝説:2010/12/02(木) 23:36:52 ID:HP4G9dX+
D.……妹のマリーが寵姫として帝フリードリヒ4世に娶られた。再び会う為にはこの道しかなかった。
既にいわれているがシュナイダー家は子爵。所謂、公候伯子男の5階級に分けた場合の4番目の、
しかも次男である。かろうじて門閥貴族とも付き合いはあるのだが、それとて『仕立て屋の成り上がり』
と侮蔑された事は一度や二度ではない。強固な門閥貴族の系ではなく、しかもその爵位を継ぐのは
自分ではなく兄である。
それゆえに、最愛の妹を謁見する為の条件を満たす方法というのは自身の栄達しかなく、それを
満たす方法というのは今のところ軍人になるしかなかった。
シュナイダー「…というわけさ。笑ってくれて構わんよ。妹に会うためだけに軍人を目指すんだからな」
それはきっと自嘲というものなのだろう。シュナイダーは己が行動の安易さを笑ってくれと願う。
シェスター「なるほど…ね。噂には聞いていたけどまさか本当にロ…っと、失礼。聞かなかった事に
してくれ。それが、本当だとは。でも確か正式な発表は僕の情報網でも…」
シュナイダー「ああ、今は新無憂宮殿の西苑(ウエスト・ガルテン)で、寵姫となるべき訓練を受けている。
マリーはまだ13歳だから、2年くらいは大丈夫だろう。」
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0ch BBS 2007-01-24