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銀河シュナイダー伝説1 〜黎明篇〜


[93]銀河シュナイダー伝説:2010/12/03(金) 00:38:22 ID:7O1w7T1s
〜〜〜〜

フーバー「あら金髪のお二人さん。今日はお早いようで」

朝食は基本的に起きてきた順である。故に速く起きればそれだけ良いものが食べられるのだが…

シュナイダー「フラウ・フーバー。朝からフリカッセなんてどういう意地悪なんだ?」

目の前に置かれたものはブラウンのシチューに限りなく似たもの。というより、それそのものだった。

フーバー「あら、今日は入学式なんでしょ?だったら力を蓄えておかなくっちゃ。美味しいのよ、
私のフリカッセ」

シュナイダーのともすれば非難の声に怯む事無く、そういいなおるフーバー婦人。

シェスター「ほんとうに!フーバーさんのフリカッセは最高だよ!「ポンメルン」のシェフにだって
おとらない!」

基本的にどこまでも調子のいい青年シェスターは愛想良く笑いながら、既に年のころ50に近い
恰幅のよいおばちゃんに話しかける。

フーバー「あらお上手。金髪さんももう少し、白金髪さんの口の巧さを見習ったほうがいいわよ」

そんな事をいいながら今日の夕食には鴨の肉もおまけしておくよ気前よく笑いながら厨房へと帰っていく。


0ch BBS 2007-01-24