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【決勝の】Another-C_5【先にあるもの】
[522]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 12:35:31 ID:???
★ブンナークの楔(被指導)→
スペード9
[523]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/06/13(月) 15:15:52 ID:???
> ジョアンのエスプリ(指導)→ ハート8 、ブンナークの楔(被指導)→ スペード9
> 《17》 必殺ポストプレイ取得、パス+1
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ジョアン「ヘディングならば・・・・・お前はポジショニングもコントロールも問題なく出来ている。
それなのにポストプレイが出来ないのは理屈に適っていないように思わんか?」
ブンナーク「いや・・・んな事を言ったって出来てねえんだなコレが。」
省25
[524]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/06/13(月) 15:17:02 ID:???
ジョアン「お前がポストプレイを苦手としている理由は、敵の行動が把握出来ない所にある。
ゴールに背を向けるという事は、敵DFに対しても背を向ける事になるからな。」
ブンナーク「・・・!」
図星であった。
ブンナークは敵のポジショニングや行動が把握出来ぬ故、その瞬間の集中力が分散してしまっていた。
集中力が分散される事で一つ一つのプレイの質も落ち、結果として使えない代物となっているのだ。
ジョアン「背を向けた相手の行動は目では見えない。
省36
[525]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/06/13(月) 15:18:49 ID:???
感嘆の思いでブンナークはジョアンの言葉を頭に刻んだ。
たった一言が物事をブレイクスルーさせ得る事があると、期待に胸を膨らませた。
その後、実際に練習を始めてからブンナークはジョアンの言葉が正しかったと実感する。
敵DFに背を向けていても、その位置を十分に把握出来てさえいればブンナークにとって十分だった。
むしろポジショニング争いを誘発するこの態勢は、フィジカルに優れたブンナークに都合が良かった。
省33
[526]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/06/13(月) 15:19:49 ID:???
ジョアン「ふむ、こんな所か・・・・・・ あとは実戦で色々試してみる事だな。
背後のDFに合わせるプレーは、使えば使う程色々とアイデアが生まれてくる。」
ブンナーク「了解だ、為になったぜ。」
ジョアン「ではクールダウンしてホテルへ戻れ、ストレッチを入念に行っておけよ。」
それだけ言って、ジョアンはブンナークの前から去っていた。
このジョアンの姿はブンナークにとっては珍しく、頼もしい大人として映っていたのだった。
省37
[527]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/06/13(月) 15:21:51 ID:???
ジョアンとアンザーニは度数の低い飲料をオーダーし、暫しの歓談を楽しんでいた。
旧交を改めて確かめ合うように笑い合った。
この後にもう一人の人物が到着すれば、堅い話をしなければならないのである。
それまでは・・・と、2人はこの貴重な時間を楽しんでいるようだった。
〜フィオレンティーナ 寄宿ホテル〜
夕食を終え、三杉は再び自室で腹休めをしていた。
監督の姿が見えないのが気になったが、どうやら用事があり出かけたそうだ。
省33
[528]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 15:36:05 ID:opWcUDFs
E
[529]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 16:03:01 ID:5LXsbBWs
E
[530]アナカン ◆lphnIgLpHU
:2011/06/13(月) 16:29:20 ID:???
> E ホテルの外へ夕涼みといこう。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
三杉「そうだな・・・ミラノで夕涼みというのも良かろう。」
この時間なら外も涼しげだろうと思い、三杉は思いきって散歩に出かける事に決めた。
最低限の貴重品だけを身に着け、ホテルの敷地の外へと向かった。
夜のミラノは煌びやかで、静寂を楽しめる空間ではなかった。
しかし風は程よく冷たくて食後の身体に心地よく感じられた。
省26
[531]森崎名無しさん:2011/06/13(月) 16:34:01 ID:???
★探検よその街→
ダイヤ3
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0ch BBS 2007-01-24