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1- レス

【崩落のステージ】Another-C_8【 前篇 】


[715]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/16(水) 18:33:39 ID:???

プロシュート(あの手紙を早くにリゾットに見せ、チームで動けていたら・・・クソッ!)

マフィアの・・・しかも暗殺を生業とするチームの構成員として、彼の慎重さは正しかったと言える。
しかし情報を疑った為に、ボスへと繋がる手掛かりをむざむざ見逃す事になった・・・
このたった一つの致命的な結果がプロシュートの心を苛立たせた。

それから程なく、同じ封筒がプロシュートの元に再び届いた。
今度は迷い無くリゾットへ内容を見せ、経緯を説明したプロシュート。 省39

[716]森崎名無しさん:2011/11/16(水) 18:37:49 ID:???
カンピ乙ネ!

……サッカーそっちのけの選択肢繰り返した挙句JOKERもしくはクラブAが出たりしたらスタンド使いになれるんじゃw

[717]森崎名無しさん:2011/11/16(水) 20:33:52 ID:???
カンピ乙ネ!

[718]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/17(木) 17:50:53 ID:???

>>716
いやー、異能生存体って凄まじい能力ですよね。
リスクレベルを操るスタンドとか言っても良いのでは…とかスレ主はスレ主は呟いてみたり。

>>717
その乙に返せるだけの感謝の言葉を、私はまだ持っていない…!
=============================================

過去の経緯、その流れの一連を順に再生し終えたプロシュート。
このまま未来についての予想、シミュレーションに移行しようと考えていた。
省25

[719]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/17(木) 17:52:07 ID:???

プロシュート「ま、信用出来るかどうかは会ったその場で判断する事だがよ…
        現実問題“ペリーコロ”が消え、ボスの素性への道筋は断たれた。
        …つまりオレ達に残された当ては、この手紙の主だけっつーわけだ・・・判るな?」

ペッシ「むむ…。」

プロシュート「ボスの正体に辿り着くためのチャンスがこれしかねえっつーんならよ・・・
        腕の1本や2本引き換えにしても食らいつく、それがオレ達のチームだろ。」
省33

[720]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/17(木) 17:56:06 ID:???

???「………」

後部座席の男は一言も口にせず、プロシュートとペッシの会話を黙って聞いていた。
この2人の遣り取りは、暗殺チームと言っても人として腐っている訳ではないと彼に再確認させる。

プロシュートに、自分の過去に所以する組織への不信を指摘され…
そしてボスを倒す協力を要請された時、彼は正直に迷った。

完全に組織への裏切りを意味する誘いを、しかも初めて顔を合わせた男に告げられたのだ。 省34

[721]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/17(木) 17:58:20 ID:???

―――数時間後

3人はフィレンツェのサンタマリア・ノヴェラ駅から200mほどの高級ホテル・ミネルヴァへ到着した。
このホテルの一室で写真を持って落ち合う旨、先の手紙によって指定されていた。

ホテルのフロントにて部屋のナンバーを伝え、部屋を借りている人物への面会を申し出る。
すると『プロシュートという人物だけ通すように窺っております』と即座に返答された。
少し待ってくれとフロントに告げ、3人は離れた場所で方針を話し合う。
省21

[722]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/17(木) 18:11:58 ID:???

???「ふむ…戦闘になると仮定して、バックアップはどうするつもりだ?」

プロシュート「まあ・・・そこはお前が気にする事じゃあない。
        お前の手を本格的に借りるのは、この話が罠でないと判明してからの話だ。
        …おいペッシ、お前のアレ(針)を貸せ。」

ペッシ「へっ…へぃ!」

プロシュート「戦闘になったらこいつで合図する・・・そしたらオレ以外の奴を窓から“狙撃”だ。」

プロシュートの指示にペッシは乗り気な顔で胸を叩いた。 省15

[723]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/17(木) 18:13:29 ID:???

プロシュート「落ち着けペッシ、相手が何人だろうと密室の戦闘ならオレのスタンドは負けねえ。
        当然やっこさんとの対面には、下準備は終わった状態で臨むしな。
        万が一それでオレが負けるような相手なら…分断された時点でリタイヤだったって事だ。
        その後にお前らが乗り込んでも、外から狙撃したとしても勝てる奴じゃねえ。」

ペッシ「んなバカな話がありますかい!」
省21

[724]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/18(金) 17:44:18 ID:???

ガチャッ


???「遠路遥々(はるばる)ようこそ。」

部屋のドアを開けて中に入ると、奥からの声に迎えられた。
男・・・かなり若い声であり、少なくとも学生かそこらの年齢と考えられる。

プロシュート「・・・・・・」 ギィンッ

プロシュートは自らのスタンド、“偉大なる死”を早速発現させた。
反射的に老化ガスを発生させられるよう、一歩毎に警戒レベルを上げつつ奥へと進む。 省32

[725]アナカン ◆lphnIgLpHU :2011/11/18(金) 17:45:30 ID:???

プロシュート(罠ではない、純粋な協力者だから安心してやがるってわけか…?
        …いや、協力者だとしても多少の緊張は避けられない状況だろ。
        だがこの何も感じない日常のような空気、戦闘を仕掛ける素振りすら…っ!?) シュッ

動揺する程でもないが、不可解には違いない相手を慎重に観察していたプロシュート。
そんなプロシュートに対し、少年は無造作に手を伸ばした。
反射的にバックステップで距離を取ったプロシュートだが、能力は発動させなかった。 省33


0ch BBS 2007-01-24