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【本当の】ファイアーモリブレム38【偽物】
[919]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/07/14(土) 02:36:33 ID:???
シュナイダー「SGGK…若林。お前の通名でもあるそれは……」
スーパーグレートゴールキーパー。PA外からのシュートは絶対に許さない、東洋の守護神の証でもある称号。
スーパーがんばりゴールキーパー。どんな苦境でも決して諦めず、勝利を目指しチームを一番底から支える称号。
似ているようで少し違う。だけれども、それはゴールという最後の砦を守るに相応しい二つ名であることに変わりはない。
森崎「……なんじゃそりゃ。センスがないにも程が有るぜ。というか正直馬鹿にしてるだろ、そのあだ名」
若林「なにを言うか。俺と同じ、いや、あえて平仮名の頭文字を象った特別な称号だぞ。ありがたく受け取れ」
森崎「だーかーらー!その傍若無人な態度がむかつくから俺はお前のことが昔から嫌いだったんだー!」
若林「だからってうちの犬に落書きしたり汚いことしていいことにはならんぞ!」
森崎「汚いのはそっちだろうが!4人がかりで俺を取り囲んだこと、俺は一生忘れないぞ!」
若林「いいだろう、もうあの時の俺とは違う。ケンカ100段の実力とくとその身に味わわせてやらァ!」
森崎「上等ー!上等ー!表出ろコラァ!そのペタリハンドみたいなパンチで俺に勝つには一万光年早いっての」
若林「一万光年は距離だボケナスが!ちょっとはサッカーだけじゃなく一般常識も身に付けたらどうなんだお前は」
森崎「なにおー!」
若林「なにおー!」
シュナイダー「……漫才コンビSGGKでも名乗ったらどうなんだ、お二人さん」
シュナイダーが半ば呆れ、だが自分にも彼らのような本音でぶつかり合えるような友がいた事を思い出していた。
シュナイダー「(カルツ、どうしてるかな。俺がハンブルガーを去ったことをお前は快く思わなかっただろうが…
いつか。いつかこの二人のように笑い合いながら語り合える日が来ればいいな)」
あの頃にはもう戻れない。でも、あの頃の日々は決して色あせること無く今の自分たちを輝かせている。
そう願わずにはいられなくないほどに、シュナイダーは森崎と若林が眩しく思えた。
それはまるで沢山の星々が燦々と光を放つがごとく。今自分たちに迫り来る闇を払ってくれると。
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capmori
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0ch BBS 2007-01-24