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1- レス

【混迷からの】Another-CU_3【脱出】


[451]森崎名無しさん:2012/05/30(水) 21:49:23 ID:???
>>448
アナカンさんには料理のうまいお嫁さんがいるじゃないか

[452]森崎名無しさん:2012/05/30(水) 22:38:16 ID:???
食堂のおねいさんひでえw

[453]森崎名無しさん:2012/05/30(水) 22:48:31 ID:???
これわ怖い

[454]森崎名無しさん:2012/05/30(水) 23:34:51 ID:???
このスレ、スタンドとか普通にあるから
おねいさんの超能力も何かのスタンドだったりしてw

[455]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/01(金) 21:56:07 ID:???
>>451
ディスプレイの中に入るのってなかなか大変なんです。
ぶっちゃけあまり会えません…

>>452-453
この物語はフィクションです。
キャプテン森崎との相関性については一切不明となっております。

>>454
この物語はアラーキーでアナーキーなフィクションです。

[456]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/01(金) 21:58:20 ID:???

恋愛に関する恐ろしい経験を経た久美であったが、それが彼女の性格を大きく変えるには至らなかった。
何故ならば久美は結果的に多くの人間に頼られ、好かれる人物像に成長していたからだ。

翼、森崎を擁した全国大会V3当時とは比べるべくもないが、南葛中は尚も県で屈指のサッカー部であり…
そのような強豪のマネージャーとして、3年間経験を積んだ久美は周囲に頼られる存在にまでなった。
また月日を重ねると共に容姿も洗練化されていったにもかかわらず、男を基本的に避け、同性との関係を 省38

[457]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/01(金) 22:00:51 ID:???

ある日、校内を歩いていた彼女は冷ややかな視線を感じ取る。
それは忘れもしない、一年間音沙汰がなかったが間違えようもない…
久美が日常に怯え、恐怖した時期によく感じた視線と全く同一であった。

刻み込まれた恐怖がフラッシュバックする…。
歪に貼り付けられた新聞紙による文字列、『山森正吾に近づくな』が映った。
目の前がチカチカし、久美は思わずその場にヘタヘタと座り込むしかなかった。 省43

[458]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/01(金) 22:02:30 ID:???

高校一年生にして恋をしないと誓った久美。
彼女にとって恋とは恐怖、僅かでも素敵だと思う異性を彼女は徹底して避けた。
夏休みに入る頃には、久美は男嫌いの美少女として学年…いや校内中に認知されていた。

そして夏のインターハイ。
中学時代と違い、南葛高校サッカー部はこの世代で一度も優勝をしていなかったが…
それでも岬太郎をキャプテンとして当然のようにインターハイへ出場する強豪であった。 省25

[459]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/01(金) 22:04:58 ID:???

美形で人当たりの良い、それでいて控え目な岬太郎が誰かと交際している噂はなかった。
誰が接しても嫌悪感を抱くとは思えない、恋人が居たとしても何ら不思議のない岬がである。
久美はその理由を『岬はサッカーに打ち込んでいるから』と考えていた。
打ち込める物があれば、恋などしなくても人は幸せになれると考えていたのだ。
それは自分がマネージャー業に打ち込む事で幸せになれると信じたかった彼女のいじましさだった。
しかし目の前で見せつけられた熱い抱擁、幸せそうなJCの表情。
省26

[460]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/01(金) 22:06:34 ID:???

『岬先輩に恋人がいたの。』
『あれ、あんた岬先輩のこと好きだったの?』
『ううん、別に。』
『ならどうして辛い気持ちになんかなるの? 岬先輩の事好きだったんでしょ?』
『そうじゃないのよ…。』
『ならラブラブっぷりに当てられたのね、誰か紹介しようか?』
『…もういいわ。』

他者が聞いても意味の解らない、久美の態度は下らないへそ曲がりに映るであろう。
当然である、彼女の気持ちを理解する事など並大抵では無理だ。 省14


0ch BBS 2007-01-24