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1- レス

【混迷からの】Another-CU_3【脱出】


[666]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:21:27 ID:???

> C 「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「この依頼はジョアンコーチの指示なのかい?」

ウェイターが空になった皿、食器類を下げていく。
きっと返す刀で口直しのエスプレッソを届けにくる事だろう。
時間はあまり残されておらず、恐らく最後となるだろう質問はこれだった。
省40

[667]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:22:48 ID:???

フィッツウォルタ「実はウチのチームでも¥ュ々ゴタゴタがあってね。
          先ほど話したコーチの考案したパス戦術は、正直結実が難しい状況なんだ。
          だからせめて、もう一つの教え子であるキミ達に託したいっていう事らしくてね。
          ジョアンコーチのエゴイスティックな理想にも困った物さ、堪った物じゃない。」

三杉「(態度が変わった? このわざとらしい物言い…演技か?) 省35

[668]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:24:15 ID:???

不貞腐れたような演技のかかった態度を示しつつ、フィッツウォルタは再び鞄に手を突っ込んだ。
そして一冊のノートを取り出すと、三杉の前にソッと差し出した。
それを手に取った三杉はすぐに違和感に気がつく。
表紙の裏に何かが挿んであるのだ。
パラッと表紙を捲るとそれが何かは直ぐに明らかになった。

三杉(便箋と…ポストイット? これは…)

フィッツウォルタ「それをこんな場所で読むのは勘弁しておくれよ? 省28

[669]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 16:25:23 ID:???

そうこうする間にエスプレッソのダブルが運ばれてきた。
普通のエスプレッソよりもさらに濃い、コールタールのようにまっ黒なドロッとしたエスプレッソ。
この店の隠れた看板メニューである。

フィッツウォルタはそれに対して角砂糖を2つ、3つ、4つと次々に投入してゆく。

フィッツウォルタ「………なんだい?」

三杉「いや…随分と思い切って砂糖を入れるんだなって…」

フィッツウォルタ「糖は脳のエサだからね。 色々と頭使う性分だから当然ガンガン入れるさ。」
省28

[670]森崎名無しさん:2012/06/24(日) 16:26:21 ID:TNBPIoyE


[671]森崎名無しさん:2012/06/24(日) 16:27:09 ID:3gb3D01I
B

[672]森崎名無しさん:2012/06/24(日) 16:30:42 ID:V0mJR496
D 最大の疑問

[673]森崎名無しさん:2012/06/24(日) 16:34:53 ID:+kx+bH6I
B

太郎

[674]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 23:55:06 ID:???

>>672
参加者の皆さんが知っている事≠三杉の知っている事ですからね。
その利点欠点が顔を出す場面も今後出てくるでしょう。

>>673
Q太郎「やれやれだぜ」
============================================

> B だが承る
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三杉「了解、その依頼は請け負わせて貰うよ。」
省22

[675]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 23:57:23 ID:???

三杉(今日フィッツウォルタが口にした事はほとんど真に受けるべきではない。
    全部が嘘ではないと思うが、決して真実を語っていない事を彼は必死に伝えてきたのだから。)

これほど手の込んだ舞台演技をして見せる理由が少なくとも彼にはあったのだろう。
そしてやはり手紙こそが本命なのだろう。

           ド ク ン !

三杉(――!)

突然ギュっと締め付けられるような錯覚を覚えた。
自分の知らないところで世界が動いているという感覚だ。 省19

[676]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/06/24(日) 23:58:34 ID:???

三杉(僕がどう足掻こうと… 僕の意志とは関係なく世界は動いているんだな…
    僕の力も存在も世界の大勢になんら影響ない、チッポケな物なのかも知れない。)

天才と呼ばれ、期待され、そして大人を驚かせてきた事もある。
心臓病というハンデが無ければ…と、どれだけの人に言われたか判らない。
もちろん自身も自分の才能を信じていた。

しかし心臓病を完治させ、2年の修業を終えた自身の価値は如何ほどと言えるだろうか? 省14


0ch BBS 2007-01-24