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1- レス

異邦人モリサキ


[312]傍観者  ◆YtAW.M29KM :2012/06/12(火) 21:03:57 ID:???
イザって時の一張羅に出来るのならそれも良いのでしょうけどね。

[313]見てる人 ◆S/MUyCtQBg :2012/06/12(火) 23:33:27 ID:???
ひょっとしたらEPとか使ってもいい場面だったかもですね。森崎センス無さそうだし。
『……ピエロみたいだね』 以外のヒントが見付からなかった。Bがよさそうかな?
私は時間間に合わなかった上に、EP持ってないですがw 格好が合わない的なのが本文でよく言われてたから。
貴重なCPを褌に使ってみたい気持ちも若干あった・・・

[314]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/13(水) 03:09:19 ID:???
皆様、ご回答ありがとうございます。
それでは早速、>>302の選択については……

>>307-308 源氏 ◆rLDAH8Hy8Y様の回答を採用させていただきます!

すっかり状況に流されていた森崎を我に返らせる、快刀乱麻を断つようなお答え、お見事です。
CP3を進呈いたします。

また年齢という観点を提示していただきました>>310 テトラ ◆yfCGLLZSBA様の回答も、
次点として話に絡めさせていただきます。完全に盲点でした。
CP1を進呈いたします。


省29

[315]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/13(水) 03:10:51 ID:???
>>306
プロに任せる安心感は大きいですね。
いつの間にか丸め込まれてしまう危険性も無きにしも非ず……ですがw

>>309
あまりにも予想外のお答えが!
成る程、そういう視点もあるのですね……非常に興味深い切り口でした。
勉強させていただきました。

>>311
プレタポルテとはいえ、ショーの舞台で映えるような服は日常には不向きですね。
まあ、服くらい毎日替えようよ……とは思いますが、何しろ産業革命を迎えておらず 省31

[316]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/13(水) 03:11:52 ID:???
***

B 無難! 初心者向け!


「さあ……選ぶといいわン」

ふっくらとした唇が動き、白く並びの良い歯が、その向こうで艶かしく蠢く舌が、音を紡ぐ。
森崎の鼓膜を通して喉の奥、脊髄の中枢にまで忍び込むそれは、ほとんど呪言である。
喉が、渇く。

「さあ―――」

息を吸えば肺腑を満たすのは麝香の甘い香り。
べったりとした薄い膜が肺の中にへばりつき、息苦しさを助長する。
そんな錯覚を覚えて、森崎の呼吸はますます乱れていく。

「……、」
省18

[317]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/13(水) 03:12:54 ID:???
『……』

そこには、小さな幻想の精がいた。
はたり、はたりと、籠った空気を撹拌するように羽ばたく、透明な翅。
その翅が、飾り窓の隙間から射す薄明かりを反射していたのだった。

「……いや、待て。ちょっと待て。よく考えろ、俺」

くらくらと甘い香りに満たされていた頭の中に、目から入った光が差し込む。
清水が泥を落とすように、光の欠片は森崎の脳髄を洗い流していく。

「俺……何やってんだ? ここ、どこだ? 何でこんなことになってる?」
省40

[318]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/13(水) 03:13:54 ID:???
***


「せっかく期待してもらってるところ悪いが、俺はこいつを貰うぜ」

完全に我に返った森崎が、綿のシャツとスラックス、そしてこざっぱりとした下着を手にとって言う。

「……あらン、残念」

ほんの僅か、眉尻を下げた女の口から出た言葉は、それだけであった。
小さく肩をすくめた拍子に、たわわな双丘がゆるりと揺れた。

『……』
「……」

再び囚われかけた視線を二秒で逸らしたのが、森崎の精神力の発露といえようか。
省27

[319]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/13(水) 03:15:00 ID:???
******


※称号『無難派オサレ・初級』を獲得しました。
効果:魅力+5。


******

[320]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/13(水) 03:16:18 ID:???


『……今度は急に田舎臭くなってきたね』
「だな。まだ、さっきのロムロ坂からそんなに離れてねえはずなんだけどな」

ついに目的の買い物を果たした森崎が、傾きかけた日を浴びながらのんびりと歩いている。
春を謳歌する鳥たちの囀りや遠くから聞こえる牛の鳴き声が、やわかな陽射しと相まって
張り詰めた精神を解きほぐしていく。

『ケモノの臭いがするよ……あ、そこ牛の糞、気をつけて』
「なにィ!?」

慌てて飛び退く森崎の足元には石畳など敷かれていない。 省26

[321]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/13(水) 03:17:20 ID:???
『さっきよりよっぽどリラックスしてるねえ』
「ま、こっちのが性に合ってんのは否定しねえさ」
『で、キミの性に合ってるこの長閑な風景の向こうには何があるの?』

ピコの言葉に手元の地図を見なおした森崎が、書いてある文字をそのまま読み上げる。

「この辺にあるのは……地下墓地に神殿跡、だってよ」
『何それ?』
「旧トルキア時代より更に前、古代の遺跡らしいぜ。まあ観光スポットだな」
『ふうん。で、何か売ってるの?』
「土産物とかじゃねえか」
『ほしい?』 省24


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