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【貴族の傲慢】異邦人モリサキ2【傭兵の意地】
[312]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:22:48 ID:???
「モリサキ! モリサキ、いるか!?」
その一団が駆け込んできたのは、森崎隊が次の攻撃に備えて準備を整えようとしていた頃のことである。
「どうした……って、トニーニョ!? お前、どうしてここに……!?
それに、その傷……」
出てくるなり森崎が目を見開く。
傷ついた一団、傭兵たちの先頭に立っていたのはトニーニョである。
そこかしこに巻かれた汚れ布に滲む血は激戦を潜り抜けてきたことを示していたが、
省38
[313]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:23:49 ID:???
***
「―――ヤング・マジョラムの子らよ、聞け!!」
その声は朗々と響き渡り、いくさ場を駆け抜ける。
「我が名はヴァルファバラハリアン八騎将が一、『疾風』のネクセラリア!
貴様らが将、ヤング・マジョラムは我が槍で討ち取ったり!
誰ぞ、仇を討つ気概のある者はおらぬのか! 我はいつでも受けて立つぞ!!」
それはいくさの昂揚に任せた挑発であり、あるいは誰も名乗り出てはこまいという侮蔑であり、
そしてまた、散った勇士への手向けでもあった。
省19
[314]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:25:06 ID:ab6Q1276
***
「……」
森崎は、じっとその声の主の方を見やっている。
「……モリサキ。俺は、お前に任せる」
トニーニョが、拳を握って森崎の胸鎧を叩きながら言う。
その様子に何を感じ取ったか、慌てたようにネイが口を開いた。
「お、おい。やめとけよ、モリサキ。あのヤング隊長でも勝てなかったんだぞ」
「まあね〜。隊長がこんなことになって、君までやられたら、僕らはオシマイだからね〜。
そこんとこ、よく考えてほしいかな〜」
省19
[315]異邦人 ◆ALIENo70zA
:2012/08/18(土) 01:26:46 ID:???
******
この後は個人戦闘、それを飛ばせば戦後処理、といったところで
本日の更新はこれまでとさせていただきます。
夜遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。
それではまた、次回更新にて。
[316]Q513 ◆RZdXGG2sGw
:2012/08/18(土) 05:25:10 ID:???
A
ここは勝負。ヤングの仇をとりたい
[317]さら ◆KYCgbi9lqI
:2012/08/18(土) 07:40:25 ID:???
A
こういう時に一騎打ちを受けないで騎士を目指すってのは虫が良すぎる気がします。
[318]源氏 ◆rLDAH8Hy8Y
:2012/08/18(土) 07:52:40 ID:???
A
「俺達は傭兵だ。一騎討ちなんて騎士道物語はそれこそ騎士様に任せておけば良い」
・
・
・
って思ったのだけど、森崎は騎士叙勲を目指していたのであった。
ここで撤退してしまっては、生き残っても意気消沈して傭兵隊を除隊・逃げ出す者達が出るかもしれない。
この一騎討ちが傭兵隊の今後を左右することになるはず。
厳しい戦いになるでしょうが、CPEPの注ぎ時というヤツですかねっ
[319]傍観者 ◆YtAW.M29KM
:2012/08/18(土) 08:08:42 ID:???
A
この一騎打ちはどう考えてもチュートリアル。だから勝てる、勝てるんだ…!
その翌日、ベンチで冷たくなっている森崎が(ry
[320]◆9OlIjdgJmY
:2012/08/18(土) 10:31:23 ID:???
A
敵将にヤングとの因縁を問い、決着をつけるのが彼への手向けだと考えたから。
敵将は「ヤング・マジョラム」の「子」と叫んでいる。
ヤングを知り、ある程度の好意的感情がなければ「子」とは呼ばないのでは?
また、敵将はセオリー無視でヤング隊に突っ込み、ヤングもそれを予期していた。
これも二人の因縁を裏付ける。
といった推測を森崎もなしうるかと。
[321]◆W1prVEUMOs
:2012/08/18(土) 10:59:16 ID:???
A
ネクセラリアは自分がもう助からないのを知っており
それでも雛鳥の囀りを待つのは次の世代を育てることを選んだ友人ヤングの道が正しかったことを胸に眠りたいからだと思うので
ここでは名乗り出ることが重要であり、一騎討ち自体は行われないかもしれない
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0ch BBS 2007-01-24