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【反撃の】ファイアーモリブレム40【狼煙】
[435]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/23(日) 08:28:12 ID:???
自分のような『裏稼業の人間』というのは基本的に息をしない。
もちろん酸素を得るための呼吸は当然しているのだが、
肩が上下に動く、お腹が膨れるといった僅かな動作が命取りなることもある。
だから『普通の人間』が存在することで乱れる風の流れを掴もうとしているのだが…
中里「(……むう。ここにいるのは『普通の人間』だけでござるか。
いや、あえて一般人に擬態しているやもしれぬ。
とにかく気配を掴めぬ以上、足で探すしかござらんか)」
省19
[436]森崎名無しさん:2012/09/23(日) 08:33:22 ID:???
★アレナのたんけん→
スペードJ
★
[437]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/23(日) 10:51:20 ID:???
★アレナのたんけん→ スペードJ ★
>スペード→階段の踊場を探してみよう
>Q〜9でリブタが話しかけてきます。
===========
中里「それでは階段の踊場を探すでござる」
カツカツカツ…コンコンコン…
足音が廊下の奥まで響く薄暗い空間を4人はゆっくりと下りながら調べていく。
リブタ「うう、うわぁ〜!出た〜〜!!」
クリスマン「落ち着けリブタ。ただの『影』だぞ」
光の加減からか、自分たちの影が数倍の大きさになって目の前に現れる。
省34
[438]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/23(日) 10:52:22 ID:???
中里「(感謝してるでござるよ森崎殿。拙者に『絶対に諦めない』という気持ちを教えてくれて。
お主を苦しめている『破滅のツボ』も、いつか必ず治ると信じているでござる)」
西口方面の階段を調べ終わった中里たちは渡り廊下を通って反対側の階段を目指す。
シャル「おかしいな。ここってこんなに暗かったっけ?」
クリスマン「非常灯が故障でもしているのか?足元に気をつけるんだ」
リブタ「ひいぃぃ〜暗いよ〜怖いよ〜」
バチンッ!!
中里「!?」
省34
[439]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/23(日) 10:53:31 ID:???
ダボついたチームジャージの下に隠されているお宝の山はどれほどのものだろうか。
中里は幼い頃より慣れしたんだ暗闇の中を巧みに這いずり、こっそりと欲望の触手を伸ばす。
この暗闇の中なのだ。これから起こることは全て事故。致し方ないことでござるよ、ニンニン。
ふにん。ふにゅにゅふにゅ。
中里「(ふぉ…おおぉぉおぅ。この銘菓のような絶妙な柔らかさ。
適度な反発力もさることながら、拙者の手が飲み込まれてしまうほどの大きさ……
省44
[440]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/23(日) 10:54:52 ID:???
シャル「とにかくこのままじゃ危ないよ。一旦観客席の方に戻ろうよ」
物の怪とは人の弱き心の中に潜み、魔の手をこまねいているという。
色欲という名の魔物は、どうやら中里にとっては永遠の天敵になりそうである。
※中里とリブタの間に何か?が芽生えました。
〜カイザーチーム〜
カイザー「ヒャッッッッッッッッッホー!!泥棒どこだどこだどこだどこだ〜〜〜!!」
省40
[441]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/23(日) 10:56:43 ID:???
レンセンブリンク「(……あの森崎という男、もう少しマシな編成を考えられなかったのでしょうか。
よりにもよってカイザーをリーダーに任命するなんて。
バカとデカブツは使いようとでも?勘弁して欲しいですよまったく……)」
クリスマンやクライフォートのように自らの身を砕いて
周囲をまとめようとする気概など持っていないし持つつもりもないとレンセンブリンクは自覚している。
省31
[442]森崎名無しさん:2012/09/23(日) 11:00:06 ID:???
★アレナのばかけん→
ハートJ
★
[443]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/24(月) 07:22:22 ID:???
★アレナのばかけん→ ハートJ ★
>ダイヤ・ハート→ベンチ裏を探そう
>Q〜7でディックが話しかけてきます。
===========
カイザー「よっしゃ〜!今度はベンチ裏を探そうぜ!イェイイェイ!」
青色のシートがずらりと並ぶベンチから
控え室に直結した細い通路までの範囲を、カイザーたちは目を凝らして調べ回る。
カイザー「クンクンクン……う〜む、怪しい臭いがこの辺からするような気がする!」
省42
[444]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/24(月) 07:23:45 ID:???
消毒用アルコールのような、鼻から抜ける清涼感とは別物の清潔感を覚える臭いがディックの鼻も捉える。
カイザー「泥棒は麻薬を落としたって話だろ?もしかしてこの臭いをたどっていけば犯人にたどり着けるかも」
ディック「まぁ、闇雲に探すよりは試してみる価値はあるか。そんじゃ頼んだぜカイザー!」
カイザー「バウッ!」
ディック「いや、だからわざわざ犬みたいな真似しなくてもだな……」
※カイザーとディックの互いの評価が上がりました。
省29
[445]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/09/24(月) 07:25:11 ID:???
先ほどチンピラ風の男から奪い取ったバッグを背負う仮面の男。
危ない薬と札束が詰まったバッグは実際の重量以上の重さを感じてしまう。
それだけこの二つのモノの価値が人にとって重いものだということなのだろうか。
人の人生を大きく、しかもあっけなく歪ませ、狂わせる要素を持つモノ。薬と金。
自分ももれなくその内の一人に数えられてしまうのだろうと、男は自嘲気味に笑った。
省20
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0ch BBS 2007-01-24