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1- レス

【再会?】ファイアーモリブレム41【再会!】


[479]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:52:50 ID:???
リュウ「無論だ」

マーガス「ほら、森崎もこっちに来いよ。危ないぞ」

森崎「(ぐっ……もしも俺に『倍速』で走れるスキルがあれば手伝ってやれるのに。
   ……いやいや。だからってあのジジイの言葉に乗せられるわけにはいかなかったっての)」

イスラスとビクトリーノはマッハーの暴走を抑える薬を探すため、実験場の棚の周辺へと走りだす。
リュウはマッハーの伸ばす触手に向かいクナイを投げ、すかさず印を結び動きを抑える。 省40

[480]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:54:02 ID:???
ビクトリーノ「イスラス。お前こそお嬢ちゃんの気持ちを分かってやれよ。
       マッハーはあの娘の血を分けた兄貴なんだろ?
       きっと咎められることなんて承知でここにやってきたんだよ」

イスラス「……ビクトリーノ。一つ頼みがある。いざとなったらアイツを連れてお前だけ先に行け」

ビクトリーノ「イスラス……お前……」

ビクトリーノはイスラスの右足に目を落とす。マッハーと同様に、その足にも黒い斑点が浮かび始めていた。
省60

[481]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/01(木) 20:56:12 ID:???
★ビクトリーノの意地→! card
イスラスの賭け→! card
シャルの希望→! card★

!とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します

ダイヤ・ハート→薬を見つける!
スペード・クラブ→薬は見つからない!
JOKER→謎の青年が薬を見つけ、手渡してくれる!
※誰か一人でも薬を見つけると…?

[482]森崎名無しさん:2012/11/01(木) 20:56:27 ID:???
★ビクトリーノの意地→ ハート2
イスラスの賭け→ クラブ8
シャルの希望→ スペードJ


[483]森崎名無しさん:2012/11/01(木) 20:56:38 ID:???
★ビクトリーノの意地→ スペードQ
イスラスの賭け→ ハート5
シャルの希望→ クラブ6

[484]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:19:04 ID:???
★ビクトリーノの意地→ ハート2→薬を見つける!
イスラスの賭け→ クラブ8→薬は見つからない!
シャルの希望→ スペードJ→薬は見つからない! ★
===========
ビクトリーノ「あった!あった!あったーーーっ!!」

見た目はグミ状のお菓子だが、強力なドーピング剤でもあるイリュージョンストライク。
しかしこの薬には闇のかけらによる身体への悪影響を抑える効果もあるらしい。

イスラス「でかしたビクトリーノ!」
省37

[485]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:20:35 ID:???
イスラス「……悪い。どうやらまだ……終わっちゃいねぇみたいだな」

リュウ「馬鹿な…!」

マッハーの右足から伸びた触手は、イスラスの左足にしっかりとこびりつき離れようとしない。
何度か立ち上がろうと足腰に力を入れては見るが、強い力で上から押さえつけられているかのようにビクともしない。

イスラス「ビクトリーノ。頼む」

全てを覚悟したイスラスは、ビクトリーノに先ほど頼んだ約束事を任せる。
省43

[486]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:22:11 ID:???
二人の隣に立って支える資格が無い今の自分に何ができる?
いや、支えられなくてもいい。自分には多分そこまでの力もないから。
でも、せめて隣に立つことくらいだけはしてあげたい。
彼らと同じ速度で走れる自分にしかできないことがきっとあるはずなのだ。

シャル「くっ……ふんぬぬぬ……」

マッハー「お、おい…何やってんだよ…」

シャルはマッハーを縛り付ける闇の触手を掴むと、それを地面から引き剥がそうと件名に引っ張る。 省50

[487]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:23:38 ID:???
イスラス「(触手が……剥がれていく?)」

その時イスラスの頭の中に一つの仮定が浮かんだ。この闇の呪縛は、
二度と自分の足で走ることのできないこの世界に対しての憎しみ。
まだ走りたい。風になりたいというマッハーの執着心を表しているというのなら。
もしも『併用剤』があるとするならば、それはきっと――

イスラス「……マッハー」

マッハー「どうしたイスラス……」

イスラス「ある男がこんなことを言っていた。もしも志半ばで夢を諦めなくては行けない時がきたら。 省43

[488]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:24:53 ID:???
イスラス「マッハー。俺は今までも、これからもお前と一緒に……走り続けていく!」

ズズッ……ブチンッ!!

シャル「触手が…!?」

ビクトリーノ「ぬ、抜けた!」

地面から引き剥がされた触手は、イスラスの左足へと結びつくように絡みだす。
イスラスはマッハーを左肩で担ぎ、彼の重みを感じながら立ち上がる。

マッハー「……離せよ。俺の中に眠る闇は……結局ずっとお前のことを恨んでいた。 省38

[489]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/11/02(金) 05:26:29 ID:???
シャルは思わず息を呑んだ。イスラスは今まで『右足』にのみ重点して倍速移動を行なってきた。
地面を蹴り始めるのも右足から。スピードを抑えるブレーキも右足のみでしかできなかったはず。

ビクトリーノ「自力で覚醒したんだ。誰かの手によるものじゃなく、自らの足で。『倍速』の才能に!」

イスラス「俺だけの足じゃないさ。今まで共に走ってきてくれたこいつの右足。
     そして毎日欠かさず足のケアに尽くしてくれたシャル。お前のおかげだ」

シャル「え…?」
省46


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